2013-06-18



「エイサー」で発展誓う  (コザ・OKINAWA)

「エイサー」で発展誓う コザ運動公園内モニュメント完成null
沖縄市内の青年会の勇壮なエイサー姿の写真を掲げたエイサーモニュメント=13日、沖縄市コザ運動公園

 【沖縄】
沖縄全島エイサーまつり実行委員会(委員長・東門美津子沖縄市長)は沖縄市が「エイサーのまち宣言」をして6年目を迎えた13日、市コザ運動公園内に設置したエイサーモニュメントの完成披露セレモニーを開催した。

 沖縄自動車道沖縄南インター出入り口向かいに設置されたモニュメントは、ライカム交差点、胡屋十字路に続き三つ目となる。自治会や企業の寄付金など約450万円かけて建立された。

 高さ約4メートル、幅約14メートルの看板には市内青年会の勇壮なエイサー姿の写真を掲げ、両サイドの柱には「エイサーのまち」イメージキャラクターのエイ坊、サーちゃんなど4体の人形が設置された。

 同日のセレモニーには市や議会、企業などの関係者数十人が集った。東門市長は「市民の協力を得て年々、『エイサーのまち』が浸透している。エイサーを推進して、観光客の誘致にも取り組みたい」とあいさつした。


   琉球新報
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category沖縄観光  time11:14

連日大物ホンマグロ (宮古島・沖縄)

大物ホンマグロを水揚げ/第15光洋丸の谷口船長
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谷口さん(右から3人目)と記念撮影する見学者ら
=17日、宮古島漁協

 大物ホンマグロ(クロマグロ)のゲットが相次いでいる。宮古島漁協所属の第15光洋丸(3・7㌧)の谷口洋平船長(31)が17日、全長2㍍余、重さ300㌔余、最大胴回り約2㍍の巨体ホンマグロを水揚げした。
また同漁協の市場では、前日釣り上げられた重さ319㌔の大物ホンマグロ解体ショーが行われた。見学者には刺し身が振る舞われ、笑顔が広がっていた。

 谷口さんは、漁師歴約10年。宮古島北方の沖合でカツオの1匹掛けでホンマグロを狙った。突然のヒットで、自動釣り機の音が響いた。1時間30分の格闘の末、引き揚げた。

 大物ホンマグロは計量のため、フォークリフトで持ち上げられた。谷口さんは、見学者らとの記念撮影に応じた。谷口さんの母と祖父母は見守っていた。

 谷口さんは「釣れたので、とてもうれしい。今は亡き父に手を合わせて報告する」と語った。

 大物ホンマグロ解体ショーでは、見学者らは、男性らの見事な包丁さばきに「オーッ」と感嘆の声を上げていた。

.宮古毎日新聞
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category地域情報  time10:50

港で、マンタが回遊 (多良間島・宮古島)

多良間島の普天間港で、マンタが回遊
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【多良間】
ダイナミックな泳ぎでダイバーなどに人気のオニイトマキエイ (マンタ=トビエイ科) が多良間島の普天間港でここ数日泳いでいる姿が見られ、 住民たちの間でちょっとした話題となっている。

 目撃情報によると港湾内で確認されたのは2匹。
体盤幅 (横幅) は1・5~2㍍とやや小さめだが、 大きな胸ビレを上下に動かし、 蝶が舞うように優雅な姿で穏やかな海面を泳いでいた。

 マンタの体型はひし形で細長い尾が特徴。 魚類の中でも最大級の大きさで、中には横幅8㍍、重さ3㌧に達する個体もあるという。
村内の漁港では年に数回、 回遊しているのが見られ、 数年前に畳4枚分のサイズのマンタも目撃されているという。

 マンタは食事の方法も特徴的で、 エサのプランクトンを見つけると体の最先端にある口を大きく開き、 後方宙返りをするように海中で2~3回旋回する。 16日の昼過ぎには広い港湾内を規則的な進路で泳ぎながらエサを探し回り、 時折白い腹を見せながらエサを食べる姿が見られた。


宮古新報
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category沖縄観光  time10:38

初当選の喜び 抱負 多良間村長、宮古島

多良間村長選、初当選の伊良皆氏が喜び 抱負
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【多良間】
16日に投開票が行われた任期満了に伴う多良間村長選挙で、 11票差で初当選を果たした伊良皆光夫氏 (58) は一夜明けた17日朝、 マスコミ各社のインタビューに応じ、 初当選の喜びと今後の抱負を語った。
停滞する村政の刷新を訴えて、 早い時期から組織的に活動し、 接戦を制した伊良皆氏は 「村民とともに村民主体の行政を推進する」 と力強く語った。

 午前8時半から同村字塩川の自宅でインタビューを受けた伊良皆氏は 「厳しい選挙戦を戦い、 精神的にもきつかったが昨夜はゆっくり眠れ、 精神的な疲れも取れた」 と笑顔を見せた。
勝因については 「村民のみなさんと直に話してきたなかで、 若い人たちが 『このままではいけない』 という気持ちが強く、 私を後押ししてくれたと感じる」 と改めて支持者に感謝した。

 村長選後の対立解消について 「村民との融和を図りながらやれば、 溝は埋めやすくなると期待している。 村民主体の行政を強く訴えているので、 下地支持者、 伊良皆支持者という分け方でなく、 全ての村民とともに進めていく行政を実行する」 と強調した。

 4年間の抱負として 「村民とともに村民主体の行政、 村民の声に耳を傾け開かれた行政を進めていく。 島が二分されたので、 選挙戦のしこりを取り除き、 村民が一体となり政治、 行政に関わっていくということが一番重要」 と村民の協力を呼びかけた。

 取り組みたい政策として 「今後、 過疎対策が一番重要になる。 幅広い対策が必要で子育て支援、 福祉、 雇用の創出、 経済対策などをすることが過疎対策になる」 と強調。 雇用の創出について 「観光産業を含めて、 ものづくり、 特産品の開発、 第6次産業などをミックスした中で雇用も生まれてくる。 人づくり、 人材育成も必要になる」 と述べた。

 高齢化について 「年々高齢化が進み、 島外の施設に行く人が多くいる。 島で対応するため、 今ある施設を拡充し、 島で介護ができるようにすることが必要。 お年寄りが健康で過ごしていけるような環境整備を村ぐるみで行うことが大切」 話した。

 また 「国営土地改良事業を進めているので早めに着工し、 農業用水の問題を解決したい。 施設園芸を取り入れていくことも、 水があれば可能」 と話し、 「輸送コストの面においても、 現在は一括交付金による離島運賃低減もあるが、 村としてもそういったことができないか探っていく必要がある」 と今後の展望を語った。


宮古新報

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category地域情報  time10:33