2013-06-01



「いいね」発信 外国人が街中探険(石垣市・沖縄)

FBで「いいね」発信 石垣市在住外国人が街中探険null
桃林寺の門構えを撮影する石垣市在住の外国人=5月25日、石垣市内

 【石垣】
市内に在住する外国人に石垣島の魅力を知ってもらい、ソーシャルネットワークサービス大手のフェイスブック(FB)で海外向けに情報を発信してもらおうと、石垣市は5月25日、「FBワークショップ・街中探検」を開催した。市の国際交流員ジェン・マーサ・キューさんの案内で約10人の外国人が市街地を観光し、FB上の「友達」に情報を発信した。

 参加者は市内で最も古い寺の桃林寺や八重山かまぼこ店、商店街、サーターアンダギー店などを散策。各ポイントで説明を受け、デジタルカメラやスマートフォン(多機能携帯電話)などで風景を写真に撮り、フェイスブックにアップロードしていた。

 かまぼこ店では、八重山独特の「たらし揚げ」や「まーるぐゎー」を試食。中心市街地が埋め立て地で、元は海だったという説明に感嘆の声を上げていた。

 市はFBページを立ち上げて情報発信に取り組んでいる。在住外国人の協力で海外への情報発信や、海外客にとって魅力ある観光地作りに役立てたい考えだ。


  琉球新報
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category沖縄観光  time17:33

“マイサンゴ” 観察継続 (石垣・富野小、沖縄)

“マイサンゴ”元気か確認 石垣・富野小、観察継続9年目null
サンゴを観察する児童ら=5月27日、石垣市桴海の富野海岸

 【石垣】
石垣市立富野小中学校の小学生全児童12人は5月27日、学校裏の海岸でコーラルウオッチを実施した。同校が独自に毎年行っている取り組みで、各児童はサンゴに名前を付けながら健康状態を観察した。
コーラルウオッチは各児童が1年生の時に名前を付けた「マイサンゴ」を継続観察する取り組みで、今年で9年目を迎える。

 児童は保護者でエコツアーショップを営む山中邦弘さんらの案内に従い、慣れた様子でサンゴの色や大きさ、水温などを観察し、チェックシートに記入していった。

 今年は継続観察していた大型のハマサンゴ「でかでか」が死んでいるのが確認され、児童らは残念そうな表情を浮かべたが、新しいサンゴも次々と見つけ、名前を付けていった。

 5年の土方海人君(10)は「最近はサンゴが死んでしまっている。たぶん水温が上がった影響だと思う」と分析。「でも新しく名前を付けたサンゴは元気そうだった」と話した。


   琉球新報
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category沖縄観光  time15:46

ホウオウボク鮮やかに咲く (宮古島・沖縄)

きょうから6月、ホウオウボク鮮やかに咲く
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燃えるように鮮やかな朱色の花を咲かせたホウオウボク
=平良東仲宗根

○…きょうから6月。 先月14日に梅雨入りするも、 「空梅雨」 を感じさせる日が続いている。 宮古島地方は梅雨入り後の17日に大雨が降ったが、 それ以降はまとまった雨が降っていない。 気象台によると向こう一週間の降水量は平年並みか平年より少ないもよう。

 ○…6月は環境月間。 宮古島市ではゴミの不法投棄が問題となっている。 2011年度に約8000㌧が確認され、 昨年度は一括交付金を活用して大掛かりな撤去作業で約6000㌧を撤去したが、 県内ワーストの汚名返上には市民一人一人の意識高揚が急務だ。

 ○…街角ではホウオウボクの花が色づき始めている。 夏を彩る 「花の王様」 と言われ、 鮮やかな朱色の花が道行く人を楽しませている。 島内ではこれからビーチバレー大会やロックフェスティバルなど多彩なイベントが行われ、 夏に向けて熱いシーズンに突入する。


  宮古新報
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category沖縄観光  time14:58