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2013-03-06
オスプレイ3機離陸 初の本土訓練へ (OKINAWA)
オスプレイ3機離陸 初の本土訓練へ

【宜野湾】
米軍普天間飛行場の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ3機が6日午後1時9分、同飛行場を離陸するのが確認された。
沖縄県以外で初めて実施する低空飛行訓練に向かったとみられる。
琉球新報

【宜野湾】
米軍普天間飛行場の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ3機が6日午後1時9分、同飛行場を離陸するのが確認された。
沖縄県以外で初めて実施する低空飛行訓練に向かったとみられる。
琉球新報
かりゆし「とぅばらーま」発売 (八重山・沖縄)
「とぅばらーま」発売 八重山限定かりゆしウエア
6日から販売を始める「とぅばらーまウエア」をPRする
石垣島とぅばらーまウエア協議会メンバー
=5日、石垣市新川のみね屋工房
【八重山】八重山で縫製、服飾に関わる企業、団体4社は、かりゆしウエアに代わる新たな八重山の産品として「とぅばらーまウエア」14種を開発し、6日から販売を始める。
同ウエアは新石垣空港開港の「全国のやいまぴとぅ大会」で公認ウエアに認定され、イベント司会などが着用する。
今後も地域資源を活用した八重山らしい柄にこだわり、シャツにとらわれないさまざまな分野で商品を開発していく予定だ。
制作に参加したのはミンサー織りのみね屋工房、デザイン会社イチグスクモード、美容室「サロンドキミコ」、イラストレーターのpokke104さん。
昨年12月に「石垣島とぅばらーまウエア協議会」(会長・高嶺幸子みね屋代表)を発足し、商品開発に取り組んできた。
とぅばらーまウエアの認定条件は(1)八重山の風土や文化から連想されたデザイン(2)ボタンは八重山で制作された木工品や貝殻などを使用(3)八重山出身者が関わっている―の三つ。条件を満たした商品にはタグを発行する。
高嶺会長は「全て織物で縫製すると高額になるので、誰もが手に取りやすいよう、織物の柄をデザインとして取り入れている」と説明。柄で八重山らしさを表現することで、ブライダル関連商品などにも展開できる利点を強調した。
商品はフェイスブックページ「FB良品石垣島」で販売。
価格は全て1万500円(送料、税込み)。
琉球新報

6日から販売を始める「とぅばらーまウエア」をPRする
石垣島とぅばらーまウエア協議会メンバー
=5日、石垣市新川のみね屋工房
【八重山】八重山で縫製、服飾に関わる企業、団体4社は、かりゆしウエアに代わる新たな八重山の産品として「とぅばらーまウエア」14種を開発し、6日から販売を始める。
同ウエアは新石垣空港開港の「全国のやいまぴとぅ大会」で公認ウエアに認定され、イベント司会などが着用する。
今後も地域資源を活用した八重山らしい柄にこだわり、シャツにとらわれないさまざまな分野で商品を開発していく予定だ。
制作に参加したのはミンサー織りのみね屋工房、デザイン会社イチグスクモード、美容室「サロンドキミコ」、イラストレーターのpokke104さん。
昨年12月に「石垣島とぅばらーまウエア協議会」(会長・高嶺幸子みね屋代表)を発足し、商品開発に取り組んできた。
とぅばらーまウエアの認定条件は(1)八重山の風土や文化から連想されたデザイン(2)ボタンは八重山で制作された木工品や貝殻などを使用(3)八重山出身者が関わっている―の三つ。条件を満たした商品にはタグを発行する。
高嶺会長は「全て織物で縫製すると高額になるので、誰もが手に取りやすいよう、織物の柄をデザインとして取り入れている」と説明。柄で八重山らしさを表現することで、ブライダル関連商品などにも展開できる利点を強調した。
商品はフェイスブックページ「FB良品石垣島」で販売。
価格は全て1万500円(送料、税込み)。
琉球新報
劇団O.Z.E ’72ライダー再演 (OKINAWA)
劇団O.Z.E ’72ライダー再演

新たに加えた復帰当日の場面を稽古する出演者ら

復帰翌年に国会議事堂正門へ激突死した青年が
使っていたヘルメット
現代演劇の「劇団O.Z.E(オゼ)」第43回本公演「’72ライダー」(作・演出=真栄平仁)が9日午後7時と10日午後2時、那覇市のテンブスホールで行われる。
沖縄が日本に復帰した翌年、国会議事堂正門へバイクで激突し死亡した青年をモチーフに創作し、昨年6月に初演された同作の再演。初演にはなかった復帰当日の場面などを加え、事故時に使用していたヘルメットの展示も行う。
作品は40歳の復帰っ子同窓生が集う現代と復帰前後の場面が交互に登場する。
米軍統治下の不条理を訴えて復帰前年のコザ騒動に参加し逮捕された経験を経た青年が復帰翌年、東京で生活する場面は復帰しても変わらない不条理や県外在住者の無関心が交差する。
作・演出の真栄平は「復帰のシーンを入れないといけないと思っていた。
初演ではできなかったのでリベンジしたい。
なぜ今の沖縄があるのかを感じてほしい」と語る。
復帰前に描いた理想と、復帰後も変わらない現実とのギャップ
に直面する青年の葛藤がにじむ同作。
展示される当時のヘルメットは「(モチーフになった青年の)お兄さんも初演を見て快く貸してくれた。
直に見て現実の重さを感じてほしい」と呼び掛けた。
初演に続き、国会へ激突死した青年がモチーフの安隆役を務める平安信行は「細かい感情を見ることができるようになった。現代と過去の重なる所を感じてもらえるとうれしい」と意欲を見せた。
出演は平安、新垣晋也、福永武史、宮里翼、平良直子、又吉裕子、幸地尚子、宮平明信、秋山ひとみ。入場料は前売りが
大人2千円、小中高生1500円。当日は各500円増し。
問い合わせは同劇団(電話)098(866)6118。
琉球新報

新たに加えた復帰当日の場面を稽古する出演者ら

復帰翌年に国会議事堂正門へ激突死した青年が
使っていたヘルメット
現代演劇の「劇団O.Z.E(オゼ)」第43回本公演「’72ライダー」(作・演出=真栄平仁)が9日午後7時と10日午後2時、那覇市のテンブスホールで行われる。
沖縄が日本に復帰した翌年、国会議事堂正門へバイクで激突し死亡した青年をモチーフに創作し、昨年6月に初演された同作の再演。初演にはなかった復帰当日の場面などを加え、事故時に使用していたヘルメットの展示も行う。
作品は40歳の復帰っ子同窓生が集う現代と復帰前後の場面が交互に登場する。
米軍統治下の不条理を訴えて復帰前年のコザ騒動に参加し逮捕された経験を経た青年が復帰翌年、東京で生活する場面は復帰しても変わらない不条理や県外在住者の無関心が交差する。
作・演出の真栄平は「復帰のシーンを入れないといけないと思っていた。
初演ではできなかったのでリベンジしたい。
なぜ今の沖縄があるのかを感じてほしい」と語る。
復帰前に描いた理想と、復帰後も変わらない現実とのギャップ
に直面する青年の葛藤がにじむ同作。
展示される当時のヘルメットは「(モチーフになった青年の)お兄さんも初演を見て快く貸してくれた。
直に見て現実の重さを感じてほしい」と呼び掛けた。
初演に続き、国会へ激突死した青年がモチーフの安隆役を務める平安信行は「細かい感情を見ることができるようになった。現代と過去の重なる所を感じてもらえるとうれしい」と意欲を見せた。
出演は平安、新垣晋也、福永武史、宮里翼、平良直子、又吉裕子、幸地尚子、宮平明信、秋山ひとみ。入場料は前売りが
大人2千円、小中高生1500円。当日は各500円増し。
問い合わせは同劇団(電話)098(866)6118。
琉球新報
“巨大椅子”10日披露 (沖縄)
“巨大椅子”八重岳で10日披露 もの作り魅力PRへ
縦横4メートルもある巨大な椅子を組み立てる「Hige」のメンバー=2月24日、本部町浜元
【本部】北部在住の大工や建築士、建材会社の有志が集い、もの作りの魅力を伝えるために活動する「プロジェクトHige(ハイゲ)」が、10日に本部町八重岳の桜の森公園で、子ども対象の椅子作りワークショップを開催するのに当たり、縦横4メートル、高さ最大で7メートルの巨大な木製椅子を作っている。
2月24日に本部町の小浜工務店で仮組みがあり、幅や高さが人の倍以上ある木材を組み合わせていった。いったん解体して当日会場で組み立てられる。「Hige」は2011年12月に、大工による高さ10メートルの木製クリスマスツリーを作って名護市内でイベントを開催。今回は第2弾。
木を生かしたもの作りの魅力を伝えるだけでなく、大工や建築など創造する仕事の楽しさも子どもたちに知ってもらう狙いがある。
ワークショップは桜の森公園で開催される「フォレストマーケット」(午前10~午後5時)の一環。
当日100組(参加費500円)を受け付け、
巨大椅子の下で小さな椅子を作る。
詳細は「Hige」のブログhttp://higeproductions.ti-da.net/
琉球新報

縦横4メートルもある巨大な椅子を組み立てる「Hige」のメンバー=2月24日、本部町浜元
【本部】北部在住の大工や建築士、建材会社の有志が集い、もの作りの魅力を伝えるために活動する「プロジェクトHige(ハイゲ)」が、10日に本部町八重岳の桜の森公園で、子ども対象の椅子作りワークショップを開催するのに当たり、縦横4メートル、高さ最大で7メートルの巨大な木製椅子を作っている。
2月24日に本部町の小浜工務店で仮組みがあり、幅や高さが人の倍以上ある木材を組み合わせていった。いったん解体して当日会場で組み立てられる。「Hige」は2011年12月に、大工による高さ10メートルの木製クリスマスツリーを作って名護市内でイベントを開催。今回は第2弾。
木を生かしたもの作りの魅力を伝えるだけでなく、大工や建築など創造する仕事の楽しさも子どもたちに知ってもらう狙いがある。
ワークショップは桜の森公園で開催される「フォレストマーケット」(午前10~午後5時)の一環。
当日100組(参加費500円)を受け付け、
巨大椅子の下で小さな椅子を作る。
詳細は「Hige」のブログhttp://higeproductions.ti-da.net/
琉球新報
「沖縄の夜明け」願う MONGOL800 (OKINAWA)
「沖縄の夜明け」願う MONGOL800

MONGOL800の(左から)高里悟、上江洌清作、儀間崇
=那覇市曙(山城博明撮影)
結成15周年を迎えるMONGOL800が2月20日、4年ぶり6枚目のフルアルバム「GOOD MORNING OKINAWA(グッドモーニングオキナワ)」(ハイウェーブ)を発売した。
ストレートなメッセージを高揚感ある曲に乗せる表題曲をはじめ、沖縄の風土や基地問題まで多様な側面をまっすぐに見つめ「沖縄の夜明け」への願いを込めた全13曲。
同アルバムと1月に発売したベスト盤「800BEST」を携え、8日から全国ライブハウスツアー、5月から初のホールツアーに臨む。
新アルバムは古典をフィーチャーした「KAGIYADE―FUU」に始まり、加藤登紀子に提供した「タユタウタ」や特撮ドラマ「ハルサーエイカー」主題歌の「Rise&Shine」なども収録。
儀間崇(ギター)が詞と曲にウチナーを詰め込んだ「カマドー小(ぐゎー))」など多彩な曲を聴かせる。
上江洌清作(ボーカル)は楽曲を製作した昨年を「復帰40年でいろんな人と話す機会があり、あらためて沖縄について考えることが多かった」と振り返る。
表題曲には〈新しい風が吹く/時代は変わる〉と希望を込める一方、崇は「沖縄のいいイメージだけでなく影の部分も大切にしていきたい」と強調する。
「Bugainbilly」は〈日本の平和を守る為に/アメリカさんの基地がある〉〈戦争しましょう そうしましょう〉と歌う。
「聞き手が違和感を覚えれば判断材料になる。
〈ウェイクアップ・ウチナーンチュ〉という詞をどう感じるか、人それぞれでいい」と清作。
「沖縄以外でも地元に置き換えて考えてほしい。
沖縄が立ち上がり、何か一つ変えられたら『うちもできる』という一つの力になる」。
「ミュージックステーション」で「ノー・オスプレイ」と書いたシャツを着て演奏した。清作は「せっかくの生放送なので(全国の人に)考えるきっかけにしてほしかった。
『日本、米国、中国のどっち寄りなんだ』と聞かれることもあるが、沖縄寄りだ。
沖縄の考え、目指す場所、地元の声を聴きたいといつも思っている」と語る。
清作はジャマイカのレゲエを挙げ「琉球民謡も世界で聴かれるポテンシャルを持っている。
本土並みを意識して足並みをそろえようとしたら、そこが限界になってしまう。
日本より世界に目をむけ、特に若い人はちょっと踏み外すぐらいがいいと思う」と語る。
ツアーが始まる。「ホールから7月の武道館公演につなげていきたい。
15年間のご褒美と思って楽しむ気持ちで臨みたい」と語る。
アルバムは2500円。8、9日のライブハウス公演はチケット完売。
5月18日の沖縄市民会館大ホール公演は23日発売。
◇ ◇
MONGOL800のサイン入り色紙を読者3人にプレゼントします。はがきに住所、氏名、年齢、電話番号、琉球新報エンタメ面(毎週火曜)へのご意見などをお書きの上、〒900―8525、琉球新報社文化部モンパチプレゼント係まで。12日付消印有効。
琉球新報

MONGOL800の(左から)高里悟、上江洌清作、儀間崇
=那覇市曙(山城博明撮影)
結成15周年を迎えるMONGOL800が2月20日、4年ぶり6枚目のフルアルバム「GOOD MORNING OKINAWA(グッドモーニングオキナワ)」(ハイウェーブ)を発売した。
ストレートなメッセージを高揚感ある曲に乗せる表題曲をはじめ、沖縄の風土や基地問題まで多様な側面をまっすぐに見つめ「沖縄の夜明け」への願いを込めた全13曲。
同アルバムと1月に発売したベスト盤「800BEST」を携え、8日から全国ライブハウスツアー、5月から初のホールツアーに臨む。
新アルバムは古典をフィーチャーした「KAGIYADE―FUU」に始まり、加藤登紀子に提供した「タユタウタ」や特撮ドラマ「ハルサーエイカー」主題歌の「Rise&Shine」なども収録。
儀間崇(ギター)が詞と曲にウチナーを詰め込んだ「カマドー小(ぐゎー))」など多彩な曲を聴かせる。
上江洌清作(ボーカル)は楽曲を製作した昨年を「復帰40年でいろんな人と話す機会があり、あらためて沖縄について考えることが多かった」と振り返る。
表題曲には〈新しい風が吹く/時代は変わる〉と希望を込める一方、崇は「沖縄のいいイメージだけでなく影の部分も大切にしていきたい」と強調する。
「Bugainbilly」は〈日本の平和を守る為に/アメリカさんの基地がある〉〈戦争しましょう そうしましょう〉と歌う。
「聞き手が違和感を覚えれば判断材料になる。
〈ウェイクアップ・ウチナーンチュ〉という詞をどう感じるか、人それぞれでいい」と清作。
「沖縄以外でも地元に置き換えて考えてほしい。
沖縄が立ち上がり、何か一つ変えられたら『うちもできる』という一つの力になる」。
「ミュージックステーション」で「ノー・オスプレイ」と書いたシャツを着て演奏した。清作は「せっかくの生放送なので(全国の人に)考えるきっかけにしてほしかった。
『日本、米国、中国のどっち寄りなんだ』と聞かれることもあるが、沖縄寄りだ。
沖縄の考え、目指す場所、地元の声を聴きたいといつも思っている」と語る。
清作はジャマイカのレゲエを挙げ「琉球民謡も世界で聴かれるポテンシャルを持っている。
本土並みを意識して足並みをそろえようとしたら、そこが限界になってしまう。
日本より世界に目をむけ、特に若い人はちょっと踏み外すぐらいがいいと思う」と語る。
ツアーが始まる。「ホールから7月の武道館公演につなげていきたい。
15年間のご褒美と思って楽しむ気持ちで臨みたい」と語る。
アルバムは2500円。8、9日のライブハウス公演はチケット完売。
5月18日の沖縄市民会館大ホール公演は23日発売。
◇ ◇
MONGOL800のサイン入り色紙を読者3人にプレゼントします。はがきに住所、氏名、年齢、電話番号、琉球新報エンタメ面(毎週火曜)へのご意見などをお書きの上、〒900―8525、琉球新報社文化部モンパチプレゼント係まで。12日付消印有効。
琉球新報
「十五の春」支援 (OKINAWA)
「十五の春」支援 飲食・文具など割引カード

十五の春 応援カード

県内の離島出身の子どもたちを支援している「おきなわ離島応援団」(今井恒子理事長)は5日、県庁で会見し、この春から親元を離れ沖縄本島で高校生活を始める生徒に「十五の春応援カード2013」を配布すると発表した。
カード提示で、プロジェクトに賛同する飲食店や物販、交通機関などが、値段や料金を割り引き、生徒の生活を支援する。すでに7店が協賛しており、今後、100店を目指し協力を呼び掛けている。
高校未設置の25島の中学校に声を掛け、希望する中学3年生に卒業祝いとしてカードを贈る。3月に卒業するのは約200人とみている。カードの有効期限は3月下旬から1年間。
協力を決めているのは、だいこんの花、ホテルサンパレス球陽館、ワールド・グルメバイキング・アレッタで、食事を半額程度で提供。ざまみダンボールも文具を3割引きし、ゆいレールも子ども運賃で利用できる。
金城幸子監事は会見で、「生徒の不安は、多くの人が気持ちを添えると消える。小さな応援かもしれないが、明るく楽しい新生活の一助になれば」と、今井理事長のメッセージを代読した。
協賛などの問い合わせは
事務局、電話 070(5415)8807。
沖縄タイムス

十五の春 応援カード

県内の離島出身の子どもたちを支援している「おきなわ離島応援団」(今井恒子理事長)は5日、県庁で会見し、この春から親元を離れ沖縄本島で高校生活を始める生徒に「十五の春応援カード2013」を配布すると発表した。
カード提示で、プロジェクトに賛同する飲食店や物販、交通機関などが、値段や料金を割り引き、生徒の生活を支援する。すでに7店が協賛しており、今後、100店を目指し協力を呼び掛けている。
高校未設置の25島の中学校に声を掛け、希望する中学3年生に卒業祝いとしてカードを贈る。3月に卒業するのは約200人とみている。カードの有効期限は3月下旬から1年間。
協力を決めているのは、だいこんの花、ホテルサンパレス球陽館、ワールド・グルメバイキング・アレッタで、食事を半額程度で提供。ざまみダンボールも文具を3割引きし、ゆいレールも子ども運賃で利用できる。
金城幸子監事は会見で、「生徒の不安は、多くの人が気持ちを添えると消える。小さな応援かもしれないが、明るく楽しい新生活の一助になれば」と、今井理事長のメッセージを代読した。
協賛などの問い合わせは
事務局、電話 070(5415)8807。
沖縄タイムス
今帰仁村でシルク生産始動スタート
今帰仁村でシルク生産始動スタート
【今帰仁】今帰仁村でシルク産業を興そうと、村内に新会社の沖縄UKAMI養蚕(仲宗根豊一代表取締役)が立ち上がり、野蚕(やさん)の飼育や繭の収集などを始めている。
野蚕から生成される繭は、抗酸化作用や保温性に優れ、服飾のほか医療や健康食品など幅広い分野で活用が見込めるという。野蚕のエサとなるキャッサバの葉は県内が有力産地で、今後村内農家と連携して生産拡大にも取り組む。
同社の仲宗根代表取締役や日本野蚕学会の赤井弘会長らが5日、今帰仁村役場に與那嶺幸人村長を訪ね、事業内容を報告した。
同社は昨年12月、村内で事業を開始。現在、民家を活用して野蚕約3千頭を飼育しており、初年度で18トンの繭収集を目指す。野蚕は繁殖力が強く、1頭当たり多くて300頭分の卵を産む。次年度は114トンが見込めるという。
赤井会長によると、野蚕の繭は、炭やスポンジのように多くの穴が空き、保温性や紫外線カット効果に優れているという。繭に多く含まれるタンパク質の一種、セリシンは人工血管や縫合糸など医療分野への応用も期待されるという。
キャッサバ(タピオカ)の葉は村内の農家が栽培。農家はキャッサバの葉を同社に提供し、根の部分は土産品や沖縄そばなどに活用して新たな沖縄ブランドの開発に役立てる。
事業が拡大すればさらにキャッサバの葉が必要になるといい、同社は村内や北部地区の農家にも栽培を呼び掛ける方針。繭からさなぎを取り出す作業には人手がいるため、雇用創出も期待できるという。
繭の主な販売先となる非繊維会社のエヌ・ディ・シー(岐阜県、市川賢治代表取締役)は、食品や化粧品の開発に取り組む。
仲宗根代表取締役は「国内外に発信できる地場産業に育てたい」と抱負。與那嶺村長は「村も全面的にバックアップしていきたい。いろんな分野に使われる可能性があるので期待している」と話した。
沖縄タイムス
【今帰仁】今帰仁村でシルク産業を興そうと、村内に新会社の沖縄UKAMI養蚕(仲宗根豊一代表取締役)が立ち上がり、野蚕(やさん)の飼育や繭の収集などを始めている。
野蚕から生成される繭は、抗酸化作用や保温性に優れ、服飾のほか医療や健康食品など幅広い分野で活用が見込めるという。野蚕のエサとなるキャッサバの葉は県内が有力産地で、今後村内農家と連携して生産拡大にも取り組む。
同社の仲宗根代表取締役や日本野蚕学会の赤井弘会長らが5日、今帰仁村役場に與那嶺幸人村長を訪ね、事業内容を報告した。
同社は昨年12月、村内で事業を開始。現在、民家を活用して野蚕約3千頭を飼育しており、初年度で18トンの繭収集を目指す。野蚕は繁殖力が強く、1頭当たり多くて300頭分の卵を産む。次年度は114トンが見込めるという。
赤井会長によると、野蚕の繭は、炭やスポンジのように多くの穴が空き、保温性や紫外線カット効果に優れているという。繭に多く含まれるタンパク質の一種、セリシンは人工血管や縫合糸など医療分野への応用も期待されるという。
キャッサバ(タピオカ)の葉は村内の農家が栽培。農家はキャッサバの葉を同社に提供し、根の部分は土産品や沖縄そばなどに活用して新たな沖縄ブランドの開発に役立てる。
事業が拡大すればさらにキャッサバの葉が必要になるといい、同社は村内や北部地区の農家にも栽培を呼び掛ける方針。繭からさなぎを取り出す作業には人手がいるため、雇用創出も期待できるという。
繭の主な販売先となる非繊維会社のエヌ・ディ・シー(岐阜県、市川賢治代表取締役)は、食品や化粧品の開発に取り組む。
仲宗根代表取締役は「国内外に発信できる地場産業に育てたい」と抱負。與那嶺村長は「村も全面的にバックアップしていきたい。いろんな分野に使われる可能性があるので期待している」と話した。
沖縄タイムス
被災地支援映画「ガレキとラジオ」 (沖縄)
被災地支援映画「ガレキとラジオ」14日那覇で

映画「ガレキとラジオ」をPRする上映委員会のメンバーら
=那覇市壺屋
東日本大震災復興支援を目的とした特別上映会「ガレキとラジオ」(主催・同上映委員会、協力・アルゴ・ピクチャーズ)が14日、那覇市久茂地のタイムスホールで開かれる。
被災地の宮城県南三陸町で2011年5月から10カ月間放送された災害FM「FMみなさん」の活動を描いたドキュメンタリー映画。
沖縄で青少年の自立支援や地域活性化に取り組むNPO法人などが上映委を結成し、「震災を忘れない」「被災地の今を知る、考える」といった願いを込め、準備を進めている。
売上金のうち10万円を次回の開催地へ引き継ぎ、残りの収益金を被災地へ送る。リレー形式で全国上映を目指している。昨年11月の長野県上田市に次いで、沖縄が第2弾となる。
FMみなさんは、震災後の11年5月に開局。
町内の約半数8千人が避難生活を送る中、避難所の体育館の片隅、カーテン1枚で仕切ったブースから災害や支援情報を届けた。元トラック運転手、劇団員ら被災者9人がスタッフ。
復興に取り組む人々を現場からインタビューするなど、
町の再生を盛り上げた。
上映会では、監督の梅村太郎さん、沖縄大学地域研究所特別研究員の稲垣暁さん、長野上映を主催したNPO法人侍学園スクオーラ・今人の長岡秀貴さんのトークライブもある。
上映委の呼び掛け人金城隆一さんは「被災地へ行けなくても支援はできる。生の声を聞くことができるのでぜひ足を運んでほしい」、FMニライでパーソナリティーを務める宮城琢磨さんは「地域を盛り上げるというラジオの原点、あり方が分かる映画」と呼び掛けた。
トークライブが午後6時、上映は午後7時開始。入場料は前売り、当日ともに千円。親子連れの小学生以下は無料。
問い合わせは「コミュッと!」、
電話・ファクス098(923)0697、
メールcommutto@joy.ocn.ne.jp
沖縄タイムス

映画「ガレキとラジオ」をPRする上映委員会のメンバーら
=那覇市壺屋
東日本大震災復興支援を目的とした特別上映会「ガレキとラジオ」(主催・同上映委員会、協力・アルゴ・ピクチャーズ)が14日、那覇市久茂地のタイムスホールで開かれる。
被災地の宮城県南三陸町で2011年5月から10カ月間放送された災害FM「FMみなさん」の活動を描いたドキュメンタリー映画。
沖縄で青少年の自立支援や地域活性化に取り組むNPO法人などが上映委を結成し、「震災を忘れない」「被災地の今を知る、考える」といった願いを込め、準備を進めている。
売上金のうち10万円を次回の開催地へ引き継ぎ、残りの収益金を被災地へ送る。リレー形式で全国上映を目指している。昨年11月の長野県上田市に次いで、沖縄が第2弾となる。
FMみなさんは、震災後の11年5月に開局。
町内の約半数8千人が避難生活を送る中、避難所の体育館の片隅、カーテン1枚で仕切ったブースから災害や支援情報を届けた。元トラック運転手、劇団員ら被災者9人がスタッフ。
復興に取り組む人々を現場からインタビューするなど、
町の再生を盛り上げた。
上映会では、監督の梅村太郎さん、沖縄大学地域研究所特別研究員の稲垣暁さん、長野上映を主催したNPO法人侍学園スクオーラ・今人の長岡秀貴さんのトークライブもある。
上映委の呼び掛け人金城隆一さんは「被災地へ行けなくても支援はできる。生の声を聞くことができるのでぜひ足を運んでほしい」、FMニライでパーソナリティーを務める宮城琢磨さんは「地域を盛り上げるというラジオの原点、あり方が分かる映画」と呼び掛けた。
トークライブが午後6時、上映は午後7時開始。入場料は前売り、当日ともに千円。親子連れの小学生以下は無料。
問い合わせは「コミュッと!」、
電話・ファクス098(923)0697、
メールcommutto@joy.ocn.ne.jp
沖縄タイムス
花メッセージ県知事賞(比屋根小・おきなわ)
花メッセージ県知事賞に比屋根小

花メッセージコンテストで県知事賞を受賞した比屋根小の
(左から)友利彩夢さん、兼島凜さん、幸地梨都さん、
津堅未優さん=5日、同校
【沖縄】沖縄花のカーニバル2013「花メッセージコンテスト」の表彰式が5日、沖縄市の比屋根小学校(吉本勝校長)であり、県知事賞に輝いた同小学校など6校に賞状が贈られた。主催は沖縄観光コンベンションビューロー、共催は沖縄タイムス社。
比屋根小は、校門前の花壇に配置した花と樹木、石のバランスがよく、校庭まで多くの花で埋め尽くした点が評価された。
同小6年の兼島凜さんや友利彩夢さん、津堅未優さん、幸地梨都さんは代表で賞状を受け取り、「大変なこともあったけど、受賞で吹き飛んだ」「地域の人と協力でき、仲良くなれた」「後輩にはもっと花をきれいに育ててほしい」と喜んだ。
コンテストには16校が参加した。その他の受賞校は次の通り。
【沖縄観光コンベンションビューロー会長賞】
宜野座村立漢那小学校
【沖縄タイムス社賞】 竹富町立竹富小中学校
【花いっぱい咲いたで賞】 沖縄市立北美小学校
【色とりどりハーモニー賞】 沖縄市立山内小学校
【心なごむで賞】 那覇市立識名小学校
沖縄タイムス

花メッセージコンテストで県知事賞を受賞した比屋根小の
(左から)友利彩夢さん、兼島凜さん、幸地梨都さん、
津堅未優さん=5日、同校
【沖縄】沖縄花のカーニバル2013「花メッセージコンテスト」の表彰式が5日、沖縄市の比屋根小学校(吉本勝校長)であり、県知事賞に輝いた同小学校など6校に賞状が贈られた。主催は沖縄観光コンベンションビューロー、共催は沖縄タイムス社。
比屋根小は、校門前の花壇に配置した花と樹木、石のバランスがよく、校庭まで多くの花で埋め尽くした点が評価された。
同小6年の兼島凜さんや友利彩夢さん、津堅未優さん、幸地梨都さんは代表で賞状を受け取り、「大変なこともあったけど、受賞で吹き飛んだ」「地域の人と協力でき、仲良くなれた」「後輩にはもっと花をきれいに育ててほしい」と喜んだ。
コンテストには16校が参加した。その他の受賞校は次の通り。
【沖縄観光コンベンションビューロー会長賞】
宜野座村立漢那小学校
【沖縄タイムス社賞】 竹富町立竹富小中学校
【花いっぱい咲いたで賞】 沖縄市立北美小学校
【色とりどりハーモニー賞】 沖縄市立山内小学校
【心なごむで賞】 那覇市立識名小学校
沖縄タイムス
[我ら“うちなーんちゅ”米ロス発](OKINAWA)
[我ら“うちなーんちゅ”米ロス発](28) 小山田真さん

「慈善活動の割合が、今は映画の仕事より多くなっていますが、長い期間をかけて国際交流のプログラムを次の世代に渡したら、また全力で映画に取り組みたい」と話す小山田さん
=ロサンゼルスのリトルトーキョー
2003年、ハリウッド映画「ラストサムライ」で、初出演ながら大役に抜てきされた小山田真さん。その後もディズニー映画「カンフー。プリンセス・ウェンディ・ウー」の主演を務めるなど、俳優やプロデューサーとしても多数の作品に携わっている小山田さんには、もう一つ、慈善活動家としての顔がある。
2012年には、アメリカ国務省の招待で、日本各地で講演会のスピーカーを務めた。「アメリカンドリームを追いかけて」と題されたこの講演は、日本の若者たちにアメリカへ関心を抱くだけでなく実際に訪ねてみてほしい、と呼び掛けることが目的。沖縄県内でも沖縄国際映画祭の会場や名護市立中央図書館で、中学生や高校生を相手に熱く訴えた。
彼がそこまで日米の懸け橋となるべく力を入れているのは、彼自身がかつて留学生だったことも一因だ。
「子どものころから映画好きな父の影響で、ハリウッドのアクション映画を見ていました。自分も俳優になりたい、その憧れが高じて、岡山の高校卒業後に単身アメリカへ渡りました。ハリウッドに挑戦するためには自分に課した目標が三つありました。英語を習得し、アメリカ文化に慣れ、武道の大会で全米優勝するということです」
小山田さんは短期間でその目標をすべて達成し、渡米2年後には「ラストサムライ」のオーディションに合格したのだ。
「根本には後悔したくない、という思いが常にあります。沖縄で話をさせていただいた時に感じたのは、アメリカに向けての1歩が踏み出せないという学生さんたち、そして送り出すのをちゅうちょしている親御さんたちの気持ちでした。でも、興味があるなら後悔してほしくないと、僕は自分の経験を踏まえて話をさせていただきました」
頭の中で想像している外国のアメリカと、実際に目で見て肌で感じるアメリカには大きな違いがあり、きっと安心するはずだ、と小山田さんは言う。
「たとえば僕たちが暮らすロサンゼルスには、多くの日本人がいて、リトルトーキョーやトーランスといった日本人街があり、日本の祭りが開催され、日本食レストランや日系スーパーにもまったく不自由することはありません。それは来てみないと分からないことだし、最初のアメリカ体験は旅行でも十分です」
さらに、小山田さん自身が渡米して来た当時に比べ、アメリカ人の日本への興味の度合いが高まっていると話す。「アニメのエキスポが大々的に開催され、日本のアニメ好きなアメリカ人が一堂に会する様は圧巻ですね。本当に日本好きなアメリカ人が増えたと思います」
小山田さんは昨年3月に沖縄を訪問した際、土地の魅力、特に人々の温かさにすっかり魅せられ、早くも9月には再訪を果たした。
「沖縄の方々は団結力があって情熱的です。若者もエネルギーがあり、気さくで前向きな印象を受けました。彼らには、メディアの情報だけを信じるのではなく、アメリカを実体験してほしいと望んでいます。今後も、那覇市に事務所を置く“沖縄コヤマダ国際協会”を通じて、沖縄の若者の国際交流の支援を推進していきます」
(福田恵子・ロサンゼルス通信員)
沖縄タイムス

「慈善活動の割合が、今は映画の仕事より多くなっていますが、長い期間をかけて国際交流のプログラムを次の世代に渡したら、また全力で映画に取り組みたい」と話す小山田さん
=ロサンゼルスのリトルトーキョー
2003年、ハリウッド映画「ラストサムライ」で、初出演ながら大役に抜てきされた小山田真さん。その後もディズニー映画「カンフー。プリンセス・ウェンディ・ウー」の主演を務めるなど、俳優やプロデューサーとしても多数の作品に携わっている小山田さんには、もう一つ、慈善活動家としての顔がある。
2012年には、アメリカ国務省の招待で、日本各地で講演会のスピーカーを務めた。「アメリカンドリームを追いかけて」と題されたこの講演は、日本の若者たちにアメリカへ関心を抱くだけでなく実際に訪ねてみてほしい、と呼び掛けることが目的。沖縄県内でも沖縄国際映画祭の会場や名護市立中央図書館で、中学生や高校生を相手に熱く訴えた。
彼がそこまで日米の懸け橋となるべく力を入れているのは、彼自身がかつて留学生だったことも一因だ。
「子どものころから映画好きな父の影響で、ハリウッドのアクション映画を見ていました。自分も俳優になりたい、その憧れが高じて、岡山の高校卒業後に単身アメリカへ渡りました。ハリウッドに挑戦するためには自分に課した目標が三つありました。英語を習得し、アメリカ文化に慣れ、武道の大会で全米優勝するということです」
小山田さんは短期間でその目標をすべて達成し、渡米2年後には「ラストサムライ」のオーディションに合格したのだ。
「根本には後悔したくない、という思いが常にあります。沖縄で話をさせていただいた時に感じたのは、アメリカに向けての1歩が踏み出せないという学生さんたち、そして送り出すのをちゅうちょしている親御さんたちの気持ちでした。でも、興味があるなら後悔してほしくないと、僕は自分の経験を踏まえて話をさせていただきました」
頭の中で想像している外国のアメリカと、実際に目で見て肌で感じるアメリカには大きな違いがあり、きっと安心するはずだ、と小山田さんは言う。
「たとえば僕たちが暮らすロサンゼルスには、多くの日本人がいて、リトルトーキョーやトーランスといった日本人街があり、日本の祭りが開催され、日本食レストランや日系スーパーにもまったく不自由することはありません。それは来てみないと分からないことだし、最初のアメリカ体験は旅行でも十分です」
さらに、小山田さん自身が渡米して来た当時に比べ、アメリカ人の日本への興味の度合いが高まっていると話す。「アニメのエキスポが大々的に開催され、日本のアニメ好きなアメリカ人が一堂に会する様は圧巻ですね。本当に日本好きなアメリカ人が増えたと思います」
小山田さんは昨年3月に沖縄を訪問した際、土地の魅力、特に人々の温かさにすっかり魅せられ、早くも9月には再訪を果たした。
「沖縄の方々は団結力があって情熱的です。若者もエネルギーがあり、気さくで前向きな印象を受けました。彼らには、メディアの情報だけを信じるのではなく、アメリカを実体験してほしいと望んでいます。今後も、那覇市に事務所を置く“沖縄コヤマダ国際協会”を通じて、沖縄の若者の国際交流の支援を推進していきます」
(福田恵子・ロサンゼルス通信員)
沖縄タイムス