2013-03-04



さんしんの日 正午の時報で(OKINAWA)

さんしんの日 正午の時報で一斉演奏
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正午の時報を合図に華やかなかぎやで風節で幕をあけた
さんしんの日=4日、読谷村鳳ホール

 【読谷】「さんしんの日」を迎えた4日、第21回「ゆかる日・まさる日・さんしんの日」のイベント(主催・琉球放送、共催・県教育委員会、読谷村、沖縄タイムス社)が読谷村文化センター鳳ホールを主会場に始まった。

 正午の時報に合わせ、野村流古典音楽保存会と三線を持ち寄った観客が、舞台に掲げられた「かぎやで風節」の巨大な工工四を読みながら斉唱し、盛大に幕開けした。同時演奏した県内外、世界各地でも三線の音色が鳴り響いた。

 鳳ホールでは午後9時まで民謡や古典音楽、沖縄ポップスなどステージが繰り広げられる。RBCiラジオは県内外や海外の取り組みを中継で結んで放送する。

   沖縄タイムス
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categoryフォトログ  time18:03

ンマハラセー 沖縄市で70年ぶり(OKINAWA)

ンマハラセー復活 沖縄市で70年ぶり
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70年ぶりに復活した「ウマハラセー」。走る美しさと早さを競った=2日午後2時15分、沖縄市・沖縄こどもの国

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当時の衣装や馬具を再現したンマハラセー
=2日午後2時10分、沖縄市・沖縄こどもの国

 戦前、県内各地で行われていた伝統的な「ンマハラセー」(競馬)が2日、沖縄市の沖縄こどもの国で70年ぶりに復活した。
園内広場を馬場に見立てた競馬には、同園で飼育される在来馬のヨナグニウマやサイシュウバ、県内乗馬愛好家の愛馬など18頭が出場。
足並みの美しさなどを競う伝統的な競馬を数百人が楽しんだ。
10日も開催される。

独特走法 優雅さ競う
復活したンマハラセー


 70年ぶりに復活したンマハラセー。国指定伝統工芸品
「知花花織」を使った乗馬着や袴(はかま)、鞍(くら)の装飾なども復活、観客の視線を集めた。

 ンマハラセーは現代の競馬とは異なり、右前脚と右後脚、左前脚と左後脚を同時に動かす「側対歩」と呼ばれる独特の走法で、優雅さを競う。
琉球王朝時代に始まり、県内各地のンマバ(馬場)で行われ、
アブシバレー(虫払い)などの祭事で最大の娯楽行事だった。
しかし、軍馬の生産のため、在来馬が去勢されるなど戦時色が強くなる中、1943年を最後に途絶えていた。
戦前の馬場は直線約200メートルだったが、今回は往復100メートルの特設会場で実施。
在来馬やポニーなど出馬18頭の中には、観客の多さに驚き、興奮する馬も。
優雅な走りを見せた馬にはゴールのたびに大きな拍手が送られた。

 飼育員の山本暁さん(28)は昨年11月から側対歩を練習。
「70年ぶりの復活で当時を知るお年寄りが喜んでいた」と、
伝統競馬の復活が馬の魅力を伝えるきっかけになったと喜んだ。

 うるま市の照屋寛得さん(93)は戦前、友人らと県内各地を回ったという大の「ンマハラセー」好き。
「当時は馬が貴重な労働力で生活の一部だった。若い人たちが、復活させてくれて感動している」と昔を懐かしんだ。

 沖縄こどもの国の比嘉源和園長は成功を喜び、「当時の姿をより再現できるように努力していきたい」と決意する。

  沖縄タイムス
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category沖縄観光  time16:08

泡盛の女王 (沖縄)

泡盛の女王に国吉・大山・親盛さん
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泡盛の女王に選ばれた(左から)親盛明佳里さん、
国吉真里さん、大山万里奈さん
=3日、那覇市・パシフィックホテル沖縄

 県酒造組合は3日、那覇市のホテルで第28回「泡盛の女王」最終選考を開き、会社員の国吉真里さん(27)=浦添市、団体職員の大山万里奈さん(23)=糸満市、会社員の親盛明佳里さん(22)=浦添市=の3人を選んだ。

 4月から1年間、イベントなどで泡盛の魅力を伝える。

 国吉さんは「料理に使うなど、泡盛のいろいろな楽しみ方を伝えたい」と抱負。大山さんは「泡盛のPRを通じて故郷の沖縄に恩返しできる」。親盛さんは「酒造所ごとに味も香りも違う泡盛の魅力を知ってほしい」と意気込んだ。

   沖縄タイムス
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categoryグルメ  time15:59

スリムクラブが沖縄国際映画祭をPR (OKINAWA) 

沖縄国際映画祭をPR スリムクラブが糸満でイベントnull
沖縄国際映画祭のPRステージに立つスリムクラブ
=2日、道の駅いとまん中央イベント広場

 お笑い芸人のスリムクラブが2日、道の駅いとまんでお笑いライブを行い、23日から始まる沖縄国際映画祭をPRした。
道の駅いとまん施設管理組合が主催した地域イベント「糸満が一番」の舞台に参加した。

 内間政成さんは2011年に誕生した娘・世那ちゃんの名前の由来を聞かれると「世界から那覇へという思いを込めた」と即答。相方の真栄田賢さんが「(活躍の)幅が狭くなっているやし」と突っ込みを入れると会場は笑いに包まれた。

 舞台ではほかにも地元青年会によるエイサー、糸満高校による吹奏楽などが披露され、地域の魅力を発信した。
東日本大震災支援コーナーにも人が集まった。

 子ども3人と会場を訪れた上原恵利奈さん(34)=糸満市=は「スリムクラブを生で見たのは初めてだが、2人とも自然体で身近に感じた。映画祭も見に行きたい」と話した。


  琉球新報
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category沖縄観光  time11:54

海のフォトコンテスト結果 (宮古島・OKINAWA)

荒生さんら市長賞、海のフォトコンテスト結果

マクロの部市長賞の中澤幸恵さんの作品

 宮古島美ら海連絡協議会は1日、 宮古島市海族まつり 「海のフォトコンテスト2012」 の入賞者を発表した。 審査の結果、 地形の部市長賞に荒生安彦さん、 サンゴの部市長賞に増山晴人さん、 マクロの部市長賞に中澤幸恵さん、 ビギナーの部市長賞に中雄大介さん、 海の見える景色の部市長賞に遠藤慎一郎さんの作品が輝いた。
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地形の部市長賞の荒生安彦さんの作品

 作品の応募期間は昨年7月1日からことし1月7日まで行われ、 地形の部に96点、 サンゴの部に26点、 マクロの部に102点、 ビギナーの部に88点、 海の見える景色の部に91点の計403点が寄せられた。 表彰式は4月7日に開催される宮古島の海びらきの会場で行われる。


 市長賞以外の入賞は次の通り。

【地形の部】美ら海賞=中瀬博一、 入選=渡辺計征

【サンゴの部】美ら海賞=角田英司、 入選=田中宏和

サンゴの部市長賞の増山晴人さんの作品

【マクロの部】美ら海賞=北上将太、 入選=山子武男

【ビギナーの部】美ら海賞=角田英司、 入選=伊藤紀和

ビギナーの部市長賞の中雄大介さんの作品


【海の見える景色の部】美ら海賞=内之倉克己、

海の見える景色の部市長賞の遠藤慎一郎さんの作品

入選=小出進


  宮古新報
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category沖縄観光  time11:24

キックベースで、知的障害者スポーツ大会 (宮古島・沖縄)

キックベースで交流、知的障害者スポーツ大会
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キックベースボールを楽しむ参加者たち=宮古青少年の家

 2012年度宮古地区知的障害者スポーツ大会 (主催・NPО法人宮古地区手をつなぐ育成会など) が2日、 県立宮古青少年の家で行われた。 県の障害者社会活動総合推進事業の一環として毎年開催しており、 市内5施設から利用者や職員など約200人が参加し、 和気あいあいとキックベースボールを楽しみながら、 互いに交流を深めた。

 同大会は宮古地区内の知的障害者スポーツの発展を図るとともに、 障害者相互の親睦を図り、 社会の認識と理解を深めることにより知的障害者の自立と社会参加の促進に寄与することを目的に開催されている。

 「支え合い、 助け合おうよ宮古の仲間たち!」 をスローガンに、 地域活動支援センターあだん、 知的障害者通所授産施設みやこ学園、 知的障害者更生施設ふれあいの里、 児童養護施設・知的障害児施設漲水学園、 障害者支援施設あけぼの学園から10チームが出場した。

 午前10時から行われた開会式で、 同育成会の山里秀夫理事長は 「協力しながら一生懸命楽しんでほしい」 と参加者に呼びかけ。 また沖縄県手をつなぐ育成会の保良栄長副会長が 「毎日の生活を楽しく送ることでみなさんの健康増進につながる。
きょうは年に一度の大会。 元気を出して頑張ろう」 と激励した。

 この日は時折小雨がぱらつくあいにくの天気となったが、 参加者たちは芝生の広場でボールを力強く蹴ったり、 投げたり楽しみ、 好プレーや珍プレーが飛び出すと歓声をあげるなど大いに盛り上がりを見せた。 また施設職員たちもともにプレーを楽しんだ。 キックベースボールのほか、 「わなげ&ストラックアウト」、 「ウォーキング&ドライブ」 も行われ、 参加者らが親睦を深めていた。



  宮古新報
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categoryスポーツ  time11:03

怖い話紹介、宮古島・沖縄

宮古の怖い話紹介、小原さんトークショー
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小原さん (左) と琉球怪談を朗読する諸見里さん (右)
=ブックスきょうはん宮古南店

 沖縄ネオ怪談ブームの火付け役となった 「琉球怪談」 シリーズ著者の小原猛さんのトークショー&サイン会が2日、 ブックスきょうはん宮古南店で行われた。
フリーアナウンサーの諸見里杉子さんが朗読を担当し、 市民らが沖縄の怖い話と小原さんのトークを楽しんだ。

 小原さんは京都府出身で琉球新報 「りゅうPОN」 で 「琉球妖怪大図鑑」 を連載中。 著書は 「琉球怪談」、 「七つ橋を渡って」、 「ほんとうにあった怖い話、 不思議な子どもたち」。

 小原さんは現在本島在住だが、 約20年前に宮古島に住んだ経験があり、 「久しぶりに宮古島に来られたことをうれしく思う」 と話し、 トークショーでは宮古で体験した怖い話を紹介した。 また諸見里さんが 「琉球怪談」 の中から 「デイゴ」 などを朗読した。

 同日夜には市内の喫茶店でトークイベントも開催された。



   宮古新報
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category地域情報  time10:58

休耕地を修旅生徒の体験農場に(池真島・宮古島・沖縄)

休耕地を修旅生徒の体験農場に、
いけま福祉支援セ ンター

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 池間島で高校生修学旅行民泊の受入窓口を行っているNPO法人いけま福祉支援センター (前泊博美代表) が、 原野化した休耕地を復元して滞在する生徒の農業体験に活用している。
以前は自給自足だった島の生活や食料生産について知ってもらうことが目的。
島内には高齢化で耕作されなくなった農地が多く、 同センターでは今後も復元を進めて体験農場を広げたいと考えている。

 同センターでは地主の高齢化のため長年放棄されて原野と化していた池間灯台近くの農地5・6反を借り、 昨年5月から国などの休耕地の再利用を支援する事業を活用して雑木除去や整地等を行い、 9月からは修学旅行で訪れた高校生や地域の高齢者たちとともに開墾と農地への復元に取り組んできた。

 代表の前泊さんは 「島内全体に増えている休耕地の有効活用や畑として使っていた原風景を残し、 自給自足していた池間の食生活、 安心安全な食べ物を作ることを知ってほしい」 と体験農場の目的を説明する。

 今は島ラッキョウやジャガイモ、 紫イモ、 パイン、 バナナなどを植えており、 高校生はお年寄りから教わりながら農作業に取り組んでいる。 大豆や麦を栽培し、 高校生に池間島味噌を仕込んでもらおうと計画。 また農場内に池をつくり、 池間湿原など周囲の自然から生き物を呼び込むビオトープ (生物生息空間) も造成し、 地元の子供たちの学習の場にもしようと考えている。

 前泊さんは 「高齢者はすごい知恵を持っているので次世代に伝えたい。
島には色々な宝物が残っていることを知ってほしい」 と話し、 「昔の島にあった当たり前の暮らしを取り戻し、 それを観光資源にして若者を呼び戻す雇用につながれば」 と期待している。

 体験農場の復元には国の広域探査発掘加速化事業も利用。 従来は土地改良のような大規模工事が対象だったが、 同事業により規模の小さな農地でも100%補助が適用されることになった。 まだ利用が少なく市農業委員会では積極的な活用を呼びかけている。


  宮古新報

知的障がい者スポーツ大会楽しむ(宮古島・沖縄)

キックベース楽しむ
/知的障がい者スポーツ大会

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キックベースボールを楽しむ参加選手たち
=2日、宮古青少年の家

 「2012年度宮古地区知的障がい者スポーツ大会」(主催・県、県手をつなぐ育成会、宮古地区手をつなぐ育成会)が2日、県立宮古青少年の家で開かれた。市内4施設から10チーム、約150人が参加し、キックベースボールで勝敗を競いながら交流を深めた。

 「支えあい、助け合おうよ宮古の仲間たち!」をスローガンに開催された同大会は、知的障害者スポーツの発展や、参加者相互の親睦、知的障害者に対する社会の認識と理解を深めることで障害者の自立と社会参加の促進につなげることが目的。

 今大会には、みやこ学園から6チーム、ふれあいの里から2チーム、あけぼの学園とあだんから各1チームが出場。二つのブロックに分かれて熱戦を展開した。

 参加選手たちは、長打となる好キックや、守備でのダイレクトキャッチ、相手守備のすきをついてた好走塁での本塁生還などのファインプレーや、キックの空振りやボールを後ろにそらすなどの珍プレーなどを披露。チームメートからはそのたびに歓声や笑い声が上がった。

 試合終了後には表彰式が行われ、宮古地区手をつなぐ育成会の山里秀夫理事長から各チームに賞状と賞品が手渡された。

 結果は次の通り。 
【Aブロック】優勝=みやこ学園①▽準優勝=あけぼの学園▽3位=みやこ学園②▽ワイドー賞=ふれあいの里A▽プカラス賞=みやこ学園③

 【Bブロック】【優勝=みやこ学園④▽準優勝=みやこ学園⑤▽3位=みやこ学園⑥▽ワイドー賞=あだん▽プカラス賞=ふれあいの里B

.宮古毎日新聞
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category地域情報  time10:22

桃の花/「春」届ける (宮古島・沖縄)

保育所などに桃の花/JTAが「春」届ける
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園児に桃の花を贈呈する中山所長=1日、下地保育所

 日本トランスオーシャン航空(JTA)宮古支社(大城善信支社長)は1日、下地保育所(川満直美所長)に桃の花を贈呈した。桃の花は岡山県西大寺観光協会(岡山市)の協力で、春を告げる岡山の県花を沖縄県内各地にJTAが輸送した。
宮古島では保育所や市役所、福祉施設など22カ所に「春」を届けている。1996年からひな祭りにちなみ毎年恒例の贈呈。

 下地保育所では園児らが「うれしいひな祭り」の合唱でJTA宮古営業所の中山正明所長らを歓迎。

 中山所長は「岡山県から飛行機で運んできた桃の花。みんなで楽しんでください」と園児らに贈呈した。

 川満所長は「桃の花は入手することが難しい。見たことがない子どもたちも多いので、とても楽しみにしていました」と感謝した。
 この日のために着物などで着飾った園児がお礼にかわいい踊りを披露した。

.宮古毎日新聞
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categoryフォトログ  time10:18

ソデイカ・刺身や炒め物に (宮古島・沖縄)

ソデイカ漁ピーク/市漁協に500㌔水揚げ
刺身や炒め物に最適

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ソデイカの白身の出荷準備作業をする職員
=2日、宮古島市漁協

 昨年12月に解禁されたソデイカ漁はピークを迎え2日は、48匹約500㌔が宮古島市漁協に水揚げされる大漁となった。500㌔の水揚げは、今期の最高記録。ソデイカ漁は、5月末ごろまで続く。

 2隻の漁船が早朝、ソデイカを水揚げした。1匹の重さは、10㌔前後。職員3人が白身と下足(げそ)などを分離する解体作業をてきぱきと行い、水揚げ場は活気づいた。

 漁協職員によると、宮古で取れるソデイカのほとんどは本土や沖縄本島に出荷され、地元消費は少ない。

 ソデイカ漁は水温の低い冬から春に限られ、マグロや深海釣りをする漁師が、この時期ソデイカに切り替えている。ソデイカは刺身や炒め物にするとおいしい。

 ソデイカ 沖縄でマグロの次に多く漁獲されている海産物。沖縄の漁獲量は、全国の約7割を占める。沖縄方言で「セーイカ」と言う。体長は1㍍にもなる。昼間は水深500~600㍍の深海にいるが、夜になると餌を追って海面付近まで上がってくる。

.宮古毎日新聞
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categoryフォトログ  time10:13