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2013-03-22
【号外】防衛省、県に辺野古埋め立て申請(OKINAWA)
【号外】防衛省、県に辺野古埋め立て申請
防衛省は22日、米軍普天間飛行場の移設問題で、移設先となっている名護市辺野古沿岸の公有水面埋め立て承認申請書を県に提出した。
同日午後3時50分に、県北部土木事務所(名護市)に沖縄防衛局の職員6人が申請書類5箱を提出した。
日米合意に基づき辺野古への早期の県内移設を目指す政府が、実現へ向け具体的な手続きを一歩進めた。
政府は日米合意に基づいて県内移設の実現を急ぐが、仲井真弘多知事は「辺野古への移設は事実上不可能だ」として県外移設を求めている。
県や地元名護市をはじめ県議会など「オール沖縄」で反対しているだけに、政府と沖縄側の関係が悪化するのは必至だ。
県は、埋め立て申請の可否を約1年かけて判断するとみられる。
防衛省幹部は同日、辺野古沿岸部の埋め立てに関し、名護漁協から漁業権一部放棄の同意書を得たと明らかにした。
沖縄タイムス

防衛省は22日、米軍普天間飛行場の移設問題で、移設先となっている名護市辺野古沿岸の公有水面埋め立て承認申請書を県に提出した。
同日午後3時50分に、県北部土木事務所(名護市)に沖縄防衛局の職員6人が申請書類5箱を提出した。
日米合意に基づき辺野古への早期の県内移設を目指す政府が、実現へ向け具体的な手続きを一歩進めた。
政府は日米合意に基づいて県内移設の実現を急ぐが、仲井真弘多知事は「辺野古への移設は事実上不可能だ」として県外移設を求めている。
県や地元名護市をはじめ県議会など「オール沖縄」で反対しているだけに、政府と沖縄側の関係が悪化するのは必至だ。
県は、埋め立て申請の可否を約1年かけて判断するとみられる。
防衛省幹部は同日、辺野古沿岸部の埋め立てに関し、名護漁協から漁業権一部放棄の同意書を得たと明らかにした。
沖縄タイムス
防衛局、辺野古埋め立てを申請(OKINAWA)
【号外】
防衛局、辺野古埋め立てを申請 普天間移設

沖縄防衛局は22日午後3時50分、米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設に向けた公有水面埋め立て承認願書を沖縄県北部土木事務所に提出した。
願書には地元、名護漁業協同組合の同意書も添付した。
県は申請書類に不備がなければ受理する意向。仲井真弘多知事は現地調査や周辺自治体の意見聴取などを経て、7カ月~1年以内をめどに埋め立ての可否を判断するとみられる。
流球新報
防衛局、辺野古埋め立てを申請 普天間移設

沖縄防衛局は22日午後3時50分、米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設に向けた公有水面埋め立て承認願書を沖縄県北部土木事務所に提出した。
願書には地元、名護漁業協同組合の同意書も添付した。
県は申請書類に不備がなければ受理する意向。仲井真弘多知事は現地調査や周辺自治体の意見聴取などを経て、7カ月~1年以内をめどに埋め立ての可否を判断するとみられる。
流球新報
ベニバナ咲く/15世紀栽培 (多良間・沖縄)
ベニバナ咲く/多良間で15世紀栽培

鮮やかな黄色い花を咲かすベニバナ
=20日、平良(撮影・伊良波彌記者)
タラマバナ(多良間花)の異名を持つベニバナ(紅花、キク科)が、鮮やかな黄色の花を咲かせ始めている。花色はこれから紅色に変わり、見頃を迎える。
アザミに似た一年草または越年草。染料植物。紅花は「こうか」とも読む。
日本では、ベニバナの一大産地は山形県。飛鳥時代(6世紀後半~8世紀初頭)に原産地のエジプトなどからシルクロードを経て渡来したとされる。
宮古では、多良間島に生えるベニバナが有名。
「朝鮮王朝実録琉球史料集成(訳注篇)」によると、1947年、多良間島の船が朝鮮に漂着した。乗組員10人であったが、不幸にして6人が死亡。朝鮮の質問に対し、漂流民は「わが島は紅花多く産し」と答えている。同島では、少なくとも15世紀末には紅花が栽培されていたことがうかがえる。
.宮古毎日新聞

鮮やかな黄色い花を咲かすベニバナ
=20日、平良(撮影・伊良波彌記者)
タラマバナ(多良間花)の異名を持つベニバナ(紅花、キク科)が、鮮やかな黄色の花を咲かせ始めている。花色はこれから紅色に変わり、見頃を迎える。
アザミに似た一年草または越年草。染料植物。紅花は「こうか」とも読む。
日本では、ベニバナの一大産地は山形県。飛鳥時代(6世紀後半~8世紀初頭)に原産地のエジプトなどからシルクロードを経て渡来したとされる。
宮古では、多良間島に生えるベニバナが有名。
「朝鮮王朝実録琉球史料集成(訳注篇)」によると、1947年、多良間島の船が朝鮮に漂着した。乗組員10人であったが、不幸にして6人が死亡。朝鮮の質問に対し、漂流民は「わが島は紅花多く産し」と答えている。同島では、少なくとも15世紀末には紅花が栽培されていたことがうかがえる。
.宮古毎日新聞
アジアの中継基地に 那覇空港物流シンポ・OKINAWA
アジアの中継基地に 那覇空港物流シンポジウム

那覇空港の国際ハブ事業の活用をめぐって意見が交わされた県の沖縄国際航空物流ハブの活用推進事業シンポジウム
=21日、那覇市のロワジールホテル&スパタワー那覇
県は21日、那覇空港を拠点(ハブ)とした沖縄国際航空物流ハブの活用推進事業シンポジウムを那覇市のロワジールホテル&スパタワー那覇で開いた。
沖縄ヤマト運輸の赤嶺真一社長が、ヤマトグループの海外展開戦略として、那覇空港と羽田空港を「デュアルハブ(二大拠点)」と位置付けていることを明らかにした。
一方、通関・検疫の手続きやコスト高の課題のほか、沖縄の物流中継基地化や、空輸と海運を組み合わせた「シーアンドエアー」の活用を促す声も上がった。
赤嶺社長はヤマトの戦略について「2019年にアジアナンバーワンの物流プロバイダー(業者)の目標を掲げ、沖縄はアジアに向けた結節点として考えている」と説明。
「日本で最も本土に遠い沖縄という弱点があったが、今はアジアに一番近い沖縄として、日本の中でアジアへ一番安く送れる沖縄を目指したい」と強調した。
沖縄物流ハブを活用してネット通販の楽天市場で生鮮品のアジア配送を始めた楽天は、第2弾の国際間小口保冷輸送を18日から実施している。
今後も配達地域や商材を拡大する。同社楽天市場事業の樋渡勝彦クロスボーダートレーディング部副部長は「沖縄ハブの配送網は想定以上に、ブランド化した国内各地の産品の海外販路として非常に期待を持って見られている」と評価した。
その上でハブ事業の課題について「コスト面と、国の問題だが、通関・検疫の部分でどうハードルを下げていけるか。
スピード配送を生かすために、例えば保税倉庫とかストックポイント(物流中継基地)として沖縄をどう生かすかだ」と今後の展望を示した。
このほか、ハブ事業に携わる全日本空輸の谷村昌樹沖縄販売部長や南風堂の渕辺直樹専務、県物産公社の上里至社長も登壇。シンポジウムに先立ちアジア展開の事例として、沖縄物産企業連合の山城加寿社長、パラダイスプランの西里長治社長、香港貿易発展局の伊東正裕大阪事務所長がそれぞれの取り組みを報告した。
琉球新報

那覇空港の国際ハブ事業の活用をめぐって意見が交わされた県の沖縄国際航空物流ハブの活用推進事業シンポジウム
=21日、那覇市のロワジールホテル&スパタワー那覇
県は21日、那覇空港を拠点(ハブ)とした沖縄国際航空物流ハブの活用推進事業シンポジウムを那覇市のロワジールホテル&スパタワー那覇で開いた。
沖縄ヤマト運輸の赤嶺真一社長が、ヤマトグループの海外展開戦略として、那覇空港と羽田空港を「デュアルハブ(二大拠点)」と位置付けていることを明らかにした。
一方、通関・検疫の手続きやコスト高の課題のほか、沖縄の物流中継基地化や、空輸と海運を組み合わせた「シーアンドエアー」の活用を促す声も上がった。
赤嶺社長はヤマトの戦略について「2019年にアジアナンバーワンの物流プロバイダー(業者)の目標を掲げ、沖縄はアジアに向けた結節点として考えている」と説明。
「日本で最も本土に遠い沖縄という弱点があったが、今はアジアに一番近い沖縄として、日本の中でアジアへ一番安く送れる沖縄を目指したい」と強調した。
沖縄物流ハブを活用してネット通販の楽天市場で生鮮品のアジア配送を始めた楽天は、第2弾の国際間小口保冷輸送を18日から実施している。
今後も配達地域や商材を拡大する。同社楽天市場事業の樋渡勝彦クロスボーダートレーディング部副部長は「沖縄ハブの配送網は想定以上に、ブランド化した国内各地の産品の海外販路として非常に期待を持って見られている」と評価した。
その上でハブ事業の課題について「コスト面と、国の問題だが、通関・検疫の部分でどうハードルを下げていけるか。
スピード配送を生かすために、例えば保税倉庫とかストックポイント(物流中継基地)として沖縄をどう生かすかだ」と今後の展望を示した。
このほか、ハブ事業に携わる全日本空輸の谷村昌樹沖縄販売部長や南風堂の渕辺直樹専務、県物産公社の上里至社長も登壇。シンポジウムに先立ちアジア展開の事例として、沖縄物産企業連合の山城加寿社長、パラダイスプランの西里長治社長、香港貿易発展局の伊東正裕大阪事務所長がそれぞれの取り組みを報告した。
琉球新報
カチンバ支援へ 楽器贈る(OKINAWA)
カチンバ1551、支援へ躍動 収益金で楽器贈る
県内のラテンバンド「カチンバ1551」が、東日本大震災で被災した福島県で支援活動を始める。
カチンバが活動拠点とするカフェバー「ミル・ベッソ」で、音楽やダンス、料理を楽しく学べる講座を23日から始める。
その収益金で、福島の小学校に楽器を贈り、現地で生演奏も披露して交流する。
カチンバのリーダー、大城太郎さん(38)は「生でないと伝えられないラテン音楽の魅力を伝え、子供たちに夢や希望を持ってもらいたい」と話し、講座への参加も呼び掛けた。
カチンバの元メンバーでミル・ベッソ店長の宗像志布子さん(37)が、福島県郡山市出身。そのつながりから、カチンバは震災後、同県など被災地から来た避難者の支援イベントに参加し、ライブの収益金から寄付も続けてきた。
被災地には長期的支援が必要という意見でメンバーが一致、第1弾として10月に福島県内の2カ所で楽器寄贈、交流会をする予定。
資金造成を目的にラテン講座を企画。キューバの伝統音楽の歴史から学び、ダンスワークショップ、伝統楽器や料理づくりなど月1回、計7回講座を開く。
ミル・ベッソでは、毎週水曜日を東北出身者の集いの日として、飲食料を10%引き、ダンス講習会で交流の場も提供。沖縄に移住して17年の宗像さんは「東北にも、沖縄にいる避難者にも継続支援は必要。屋外の放射線量が高い地域の子供たちには、楽器を贈ることで室内でも楽しんでもらいたい」と話した。
ミル・ベッソでのラテン講座は1回2500円。
問い合わせは同店、電話098(943)0881。
同店同様、東北からの移住者を中心に、県内の避難者への支援は広がっている。沖縄市のパスタ専門店「カンティーナ」でも、料理を10%引き。波之上スイミングスクールもニライ・カナイカードの提示で、利用料を無料にしている。
沖縄タイムス
県内のラテンバンド「カチンバ1551」が、東日本大震災で被災した福島県で支援活動を始める。
カチンバが活動拠点とするカフェバー「ミル・ベッソ」で、音楽やダンス、料理を楽しく学べる講座を23日から始める。
その収益金で、福島の小学校に楽器を贈り、現地で生演奏も披露して交流する。
カチンバのリーダー、大城太郎さん(38)は「生でないと伝えられないラテン音楽の魅力を伝え、子供たちに夢や希望を持ってもらいたい」と話し、講座への参加も呼び掛けた。
カチンバの元メンバーでミル・ベッソ店長の宗像志布子さん(37)が、福島県郡山市出身。そのつながりから、カチンバは震災後、同県など被災地から来た避難者の支援イベントに参加し、ライブの収益金から寄付も続けてきた。
被災地には長期的支援が必要という意見でメンバーが一致、第1弾として10月に福島県内の2カ所で楽器寄贈、交流会をする予定。
資金造成を目的にラテン講座を企画。キューバの伝統音楽の歴史から学び、ダンスワークショップ、伝統楽器や料理づくりなど月1回、計7回講座を開く。
ミル・ベッソでは、毎週水曜日を東北出身者の集いの日として、飲食料を10%引き、ダンス講習会で交流の場も提供。沖縄に移住して17年の宗像さんは「東北にも、沖縄にいる避難者にも継続支援は必要。屋外の放射線量が高い地域の子供たちには、楽器を贈ることで室内でも楽しんでもらいたい」と話した。
ミル・ベッソでのラテン講座は1回2500円。
問い合わせは同店、電話098(943)0881。
同店同様、東北からの移住者を中心に、県内の避難者への支援は広がっている。沖縄市のパスタ専門店「カンティーナ」でも、料理を10%引き。波之上スイミングスクールもニライ・カナイカードの提示で、利用料を無料にしている。
沖縄タイムス