Jump to navigation
2013-03-18
卒業に豪華給食 (北中城小6年生・沖縄)
卒業前に豪華給食 北中城小6年生

卒業前に行われた、豪華なバイキング給食を楽しむ児童ら
=7日、北中城村立北中城小学校
【北中城】北中城村立北中城小学校(伊敷ひろみ校長)で7日、6年生を対象としたバイキング形式の給食が実施された。131人の児童は食事のマナーを学びながら、いつもとは異なる豪華な給食を楽しんだ。
卒業前の思い出づくりのため、同村給食センターが毎年実施している。ネギやジャガイモ、アーサなど地元で取れる食材を生かし、多彩なメニューを用意して児童の期待に応えた。
給食前のセレモニーで児童を代表して永山航多君が「6年間、僕たちのために毎日栄養を考え、おいしい給食を作ってくれて、ありがとうございます」とお礼を述べた。
給食に出席した新垣邦男村長は「給食センターの職員に感謝しながら、おいしく食べてください」とあいさつした。
児童はテーブルに並んだ豚キムチやマグロカツ、チキンの照り焼きなど10種のメニューとデザートを味わっていた。城間香乃さんは「いつもよりデザートがいっぱいあって、おいしそう」と笑顔で話した。
バイキングの給食は、北中城小以外にも、島袋小、北中城中でも実施された。
(小那覇安剛)
琉球新報

卒業前に行われた、豪華なバイキング給食を楽しむ児童ら
=7日、北中城村立北中城小学校
【北中城】北中城村立北中城小学校(伊敷ひろみ校長)で7日、6年生を対象としたバイキング形式の給食が実施された。131人の児童は食事のマナーを学びながら、いつもとは異なる豪華な給食を楽しんだ。
卒業前の思い出づくりのため、同村給食センターが毎年実施している。ネギやジャガイモ、アーサなど地元で取れる食材を生かし、多彩なメニューを用意して児童の期待に応えた。
給食前のセレモニーで児童を代表して永山航多君が「6年間、僕たちのために毎日栄養を考え、おいしい給食を作ってくれて、ありがとうございます」とお礼を述べた。
給食に出席した新垣邦男村長は「給食センターの職員に感謝しながら、おいしく食べてください」とあいさつした。
児童はテーブルに並んだ豚キムチやマグロカツ、チキンの照り焼きなど10種のメニューとデザートを味わっていた。城間香乃さんは「いつもよりデザートがいっぱいあって、おいしそう」と笑顔で話した。
バイキングの給食は、北中城小以外にも、島袋小、北中城中でも実施された。
(小那覇安剛)
琉球新報
夏に飛び込め! (石垣・おきなわ)
海開き:夏に飛び込め! 石垣

海開き宣言後、浮かべられた果物を取りに一斉に海に入る
子どもたち=石垣市の底地ビーチ
【石垣】「日本最南端!八重山の海開き2013」(主催・八重山ビジターズビューロー)が17日、石垣市の底地ビーチであり、子どもたちはエメラルドグリーンの海上に浮かべられた果物をめがけて、一斉に海に飛び込んだ。
早朝は雨模様だったが、川平小中学校の生徒たちが海開きを宣言するころには太陽が海を照らした。子どもたちは初泳ぎのほか、無料のジェットスキーやバナナボートに乗り込み、海上を疾走するマリンレジャーを楽しんだ。
中山義隆市長は「国内外から多くの人が訪れ、八重山のきれいな海を楽しんでほしい」とあいさつ。卒業記念にマーチングバンド部の仲間と訪れた石垣第二中の石垣莉子さん(15)は春から沖縄本島の西原高校に通う。「みんなと最後の思い出をつくれた。高校ではマーチングバンド部で全国一を目指す」と笑顔で話した。
会場では第34代ミス八重山の発表もあり、選出された上原涼子さん(24)と玉城美穂さん(20)は「八重山の自然や文化をアピールしたい」と意気込みを語った。
沖縄タイムス

海開き宣言後、浮かべられた果物を取りに一斉に海に入る
子どもたち=石垣市の底地ビーチ
【石垣】「日本最南端!八重山の海開き2013」(主催・八重山ビジターズビューロー)が17日、石垣市の底地ビーチであり、子どもたちはエメラルドグリーンの海上に浮かべられた果物をめがけて、一斉に海に飛び込んだ。
早朝は雨模様だったが、川平小中学校の生徒たちが海開きを宣言するころには太陽が海を照らした。子どもたちは初泳ぎのほか、無料のジェットスキーやバナナボートに乗り込み、海上を疾走するマリンレジャーを楽しんだ。
中山義隆市長は「国内外から多くの人が訪れ、八重山のきれいな海を楽しんでほしい」とあいさつ。卒業記念にマーチングバンド部の仲間と訪れた石垣第二中の石垣莉子さん(15)は春から沖縄本島の西原高校に通う。「みんなと最後の思い出をつくれた。高校ではマーチングバンド部で全国一を目指す」と笑顔で話した。
会場では第34代ミス八重山の発表もあり、選出された上原涼子さん(24)と玉城美穂さん(20)は「八重山の自然や文化をアピールしたい」と意気込みを語った。
沖縄タイムス
「卒業」にシイラの姿揚げ (西原東小・沖縄)
「卒業給食」にシイラの姿揚げ 西原東小

全長1メートルを超えるマンビカーの姿揚げに歓声
を上げる子どもたち=西原東小
【西原】全長1メートルを超えるマンビカー(和名シイラ)の姿揚げ2尾が15日、西原東小(仲地本邦校長)の体育館に届いた。6年生76人のために用意された「卒業バイキング給食」の目玉メニューだ。100リットルの油を鍋に注ぎ、約30分かけて揚げたという黄金色の大魚。子どもたちは、6年間をともにした学校給食のフィナーレに、大歓声で舌鼓を打った。
町学校給食共同調理場(新垣正男所長)によると、町内小学校でのバイキング給食は約10年目だが、マンビカーの姿揚げは今回が初めてという。
釣り好きだという新垣雄大君は姿揚げに興奮し、「頭も食べていいかな」。新垣えりなさんと一緒に丸かじりに挑み、カリカリの食感を堪能していた。
沖縄タイムス

全長1メートルを超えるマンビカーの姿揚げに歓声
を上げる子どもたち=西原東小
【西原】全長1メートルを超えるマンビカー(和名シイラ)の姿揚げ2尾が15日、西原東小(仲地本邦校長)の体育館に届いた。6年生76人のために用意された「卒業バイキング給食」の目玉メニューだ。100リットルの油を鍋に注ぎ、約30分かけて揚げたという黄金色の大魚。子どもたちは、6年間をともにした学校給食のフィナーレに、大歓声で舌鼓を打った。
町学校給食共同調理場(新垣正男所長)によると、町内小学校でのバイキング給食は約10年目だが、マンビカーの姿揚げは今回が初めてという。
釣り好きだという新垣雄大君は姿揚げに興奮し、「頭も食べていいかな」。新垣えりなさんと一緒に丸かじりに挑み、カリカリの食感を堪能していた。
沖縄タイムス
「早寝早起き朝ごはん」94年間 (渡名喜島・沖縄)
渡名喜島を大臣表彰 「早寝早起き朝ごはん」94年間継続
浜口茂樹教育指導統括監(左端)に受賞を報告する
宮里里歩さん(右端)=8日、県教育長応接室
地域と学校が連携し、1919年から94年間続いてきた渡名喜島の「早寝早起き朝ごはん」運動が7日、文部科学大臣表彰に輝いた。
この取り組みは高校進学と同時に親元を離れる生徒に、基本的な生活習慣や責任感・忍耐力を育もうと受け継がれてきた。
生徒を代表して授賞式に参加した宮里里歩さん=渡名喜中2年=が8日、県教育庁に浜口茂樹教育指導統括監を訪ね「受賞できたのは島のみんなのおかげ」と受賞の喜びを語った。
「早寝早起き朝ごはん」運動に取り組む「朝起き会」は渡名喜幼小中児童生徒会、PTA、村教育委員会、老人会などで構成されている。幼児児童生徒は月、水、金曜日の週3回、午前6時30分からラジオ体操、ランニング、通学路の清掃、中学生は火、木曜日の週2回、3千メートル走などに取り組んできた。94年続く、学校、地域の連携活動が評価された。
宮里さんは「長年、続いてきたことで大きな賞を頂くことができてうれしい。これからも継続して取り組みたい」と目を輝かせた。
比嘉榮進渡名喜村教育委員会教育長は「島には水上運動会など地域一体となった伝統的な教育活動がある。
全国で2番目に小さい自治体だが、独自の取り組みが評価されてうれしい。
村を挙げて喜びたい」と話した。浜口統括監は「94年の積み重ねを通過点として、ぜひ100年目を目指してもらいたい」と激励した。
琉球新報

浜口茂樹教育指導統括監(左端)に受賞を報告する
宮里里歩さん(右端)=8日、県教育長応接室
地域と学校が連携し、1919年から94年間続いてきた渡名喜島の「早寝早起き朝ごはん」運動が7日、文部科学大臣表彰に輝いた。
この取り組みは高校進学と同時に親元を離れる生徒に、基本的な生活習慣や責任感・忍耐力を育もうと受け継がれてきた。
生徒を代表して授賞式に参加した宮里里歩さん=渡名喜中2年=が8日、県教育庁に浜口茂樹教育指導統括監を訪ね「受賞できたのは島のみんなのおかげ」と受賞の喜びを語った。
「早寝早起き朝ごはん」運動に取り組む「朝起き会」は渡名喜幼小中児童生徒会、PTA、村教育委員会、老人会などで構成されている。幼児児童生徒は月、水、金曜日の週3回、午前6時30分からラジオ体操、ランニング、通学路の清掃、中学生は火、木曜日の週2回、3千メートル走などに取り組んできた。94年続く、学校、地域の連携活動が評価された。
宮里さんは「長年、続いてきたことで大きな賞を頂くことができてうれしい。これからも継続して取り組みたい」と目を輝かせた。
比嘉榮進渡名喜村教育委員会教育長は「島には水上運動会など地域一体となった伝統的な教育活動がある。
全国で2番目に小さい自治体だが、独自の取り組みが評価されてうれしい。
村を挙げて喜びたい」と話した。浜口統括監は「94年の積み重ねを通過点として、ぜひ100年目を目指してもらいたい」と激励した。
琉球新報
静かな生活返せ (宜野座・城原 ・OKINAWA)
静かな生活返せ オスプレイ撤去訴え区民大会
宜野座・城原
オスプレイの訓練即時中止などを求め、ガンバロー三唱する城原区民ら=17日、宜野座村城原
【宜野座】
オスプレイ配備以降、集落付近で低空飛行や夜間訓練が繰り返されている宜野座村城原区のオスプレイ撤去区民総決起大会(同実行委員会主催)が17日、同区公民館で開かれた。
区民ら約120人が参加した大会では「静かな生活を取り戻す」として、
(1)城原空域での訓練即時中止
(2)着陸帯の即時撤去―を求める決議を採択した。
宛先は首相や米大統領ら6者。城原区は当真淳村長と協力し、県外には郵送、近く在沖米軍や沖縄防衛局には直接決議文を手渡す。
大会には区民の半数近くが参加。主催者を代表し、大嶺自孝区長は「昼夜を問わない騒音と震動で区民は耐え難い苦痛を受けている。被害が日常化することに激しい憤りを覚える」と厳しい現状を指摘した。
小学生から老人会、行政委員まで各層の代表が登壇。漢那小4年の新川秀治君と稲嶺結さんは、騒音で授業に影響があり「5年、10年たってもオスプレイが出て行かない限り、この運動はやめません」と述べた。
集落で着陸帯に最も近い場所に住む泉忠信さんは「オバマ大統領、アメリカに持って帰ってください。安倍首相、オスプレイの飛ばない平和な地域をつくってください」と呼び掛けた。
琉球新報
宜野座・城原

オスプレイの訓練即時中止などを求め、ガンバロー三唱する城原区民ら=17日、宜野座村城原
【宜野座】
オスプレイ配備以降、集落付近で低空飛行や夜間訓練が繰り返されている宜野座村城原区のオスプレイ撤去区民総決起大会(同実行委員会主催)が17日、同区公民館で開かれた。
区民ら約120人が参加した大会では「静かな生活を取り戻す」として、
(1)城原空域での訓練即時中止
(2)着陸帯の即時撤去―を求める決議を採択した。
宛先は首相や米大統領ら6者。城原区は当真淳村長と協力し、県外には郵送、近く在沖米軍や沖縄防衛局には直接決議文を手渡す。
大会には区民の半数近くが参加。主催者を代表し、大嶺自孝区長は「昼夜を問わない騒音と震動で区民は耐え難い苦痛を受けている。被害が日常化することに激しい憤りを覚える」と厳しい現状を指摘した。
小学生から老人会、行政委員まで各層の代表が登壇。漢那小4年の新川秀治君と稲嶺結さんは、騒音で授業に影響があり「5年、10年たってもオスプレイが出て行かない限り、この運動はやめません」と述べた。
集落で着陸帯に最も近い場所に住む泉忠信さんは「オバマ大統領、アメリカに持って帰ってください。安倍首相、オスプレイの飛ばない平和な地域をつくってください」と呼び掛けた。
琉球新報
新ターミナル18年度開業 (沖縄)
新ターミナル18年度開業 旭橋駅周辺再開発事業
バスターミナルの再開発事業をめぐる議論に耳を傾ける
参加者ら=16日、那覇市の自治会館
那覇市の沖縄都市モノレール旭橋駅周辺地区再開発事業で、実施主体である旭橋都市再開発(那覇市、福治嗣夫社長)が北地区(A地区)に含まれるバスターミナルの再開発事業について、2013年度中に事業認可を取得し、15~17年度に着工、18年度の使用開始を予定していることが分かった。
16日、那覇市の県市町村自治会館で開かれたシンポジウム「バスターミナルを活(い)かしたまちづくり」で報告された。
新たなバスターミナルは、まちづくりの拠点となる商業施設や観光バスの停留所、モノレール駅との連結などを含め、今後の議論を踏まえ、さまざまな可能性を模索していく。
シンポジウムには、地域周辺住民や建築、バス関係者ら約150人が参加。まちづくりを研究する識者や行政、バス、建築関係者ら6人によるパネル討論があった。
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院の中村文彦教授は、役所や商業施設、文化施設などを併設した県外のバスターミナルや、周辺の駐車場を減らして通勤時のバス利用率を上げた海外の事例などを紹介。その上で「施設整備が目的ではなく、都市づくりの目標達成につなげることが必要だ」と強調した。
県建築士会の中本清会長は、ターミナルを空港と市街地をつなぐバスやタクシー、モノレールなどの結節点と位置付け、「手荷物を預けられる場所がほしい。そうすれば観光客が空港に帰る前に手ぶらで買い物ができる」と話した。
県バス協会の慶田佳春専務理事は、再開発事業への行政の積極的な関与を要望。「民間だけでは限界がある」とし、官民で構成する協議会設置を提案した。
そのほか商業施設の建設を前提に、イベント広場や観光情報の発信施設の設置などのさまざまな提言があった。
北地区再開発をめぐっては、第一交通産業(北九州市)がターミナル用地の一部を所有していた那覇バスターミナル社を2012年1月に完全子会社化した。停滞していた開発事業の始動に期待が高まっている。
琉球新報

バスターミナルの再開発事業をめぐる議論に耳を傾ける
参加者ら=16日、那覇市の自治会館
那覇市の沖縄都市モノレール旭橋駅周辺地区再開発事業で、実施主体である旭橋都市再開発(那覇市、福治嗣夫社長)が北地区(A地区)に含まれるバスターミナルの再開発事業について、2013年度中に事業認可を取得し、15~17年度に着工、18年度の使用開始を予定していることが分かった。
16日、那覇市の県市町村自治会館で開かれたシンポジウム「バスターミナルを活(い)かしたまちづくり」で報告された。
新たなバスターミナルは、まちづくりの拠点となる商業施設や観光バスの停留所、モノレール駅との連結などを含め、今後の議論を踏まえ、さまざまな可能性を模索していく。
シンポジウムには、地域周辺住民や建築、バス関係者ら約150人が参加。まちづくりを研究する識者や行政、バス、建築関係者ら6人によるパネル討論があった。
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院の中村文彦教授は、役所や商業施設、文化施設などを併設した県外のバスターミナルや、周辺の駐車場を減らして通勤時のバス利用率を上げた海外の事例などを紹介。その上で「施設整備が目的ではなく、都市づくりの目標達成につなげることが必要だ」と強調した。
県建築士会の中本清会長は、ターミナルを空港と市街地をつなぐバスやタクシー、モノレールなどの結節点と位置付け、「手荷物を預けられる場所がほしい。そうすれば観光客が空港に帰る前に手ぶらで買い物ができる」と話した。
県バス協会の慶田佳春専務理事は、再開発事業への行政の積極的な関与を要望。「民間だけでは限界がある」とし、官民で構成する協議会設置を提案した。
そのほか商業施設の建設を前提に、イベント広場や観光情報の発信施設の設置などのさまざまな提言があった。
北地区再開発をめぐっては、第一交通産業(北九州市)がターミナル用地の一部を所有していた那覇バスターミナル社を2012年1月に完全子会社化した。停滞していた開発事業の始動に期待が高まっている。
琉球新報
豚送った移民に感謝 (BEGINコンサート・OKINAWA)
豚送った移民に感謝 BEGIN、うるま市でコンサート
戦後、沖縄に豚を送った県系移民へ感謝を込めて開催された「BEGIN 豚の音がえしコンサート」
=17日、うるま市民芸術劇場
【うるま】戦後、食糧難となった沖縄に豚550頭を送ったハワイ県系移民に感謝しようと「BEGIN 豚の音がえしコンサート」(うるま市教育委員会主催、琉球新報社共催)が17日、うるま市民芸術劇場で開かれた。
満員の観客は、BEGINの歌声に聴き入り、古里を思い続けた県系移民の「肝心(チムグクル)」に思いをはせた。
第2次世界大戦後、ハワイの県系移民は「布哇(ハワイ)連合沖縄救済会」(金城善助会長)を結成。
募金や物資を集め、その資金で550頭の豚を買い、沖縄へ送った。
豚を乗せた船が着いたのが、現在のうるま市ホワイトビーチだ。その歴史を知ったBEGINは「音がえし」として550本の楽器をハワイに送る活動をしている。
コンサートでは、「ウルマメロディー」という曲で、ハワイアンフラと琉球國祭り太鼓のメンバーが登場。
BEGINの比嘉栄昇さんは「沖縄を思いながらハワイで生活する県系人の皆さんに喜んでほしかった」と、曲に込めた思いを語った。
来場したハワイ沖縄連合会のジョージA・バーテルズジュニア会長(55)は「世界のウチナーンチュはいつでもつながっている。きょう、それを実感し感動した」と喜んだ。
琉球新報

戦後、沖縄に豚を送った県系移民へ感謝を込めて開催された「BEGIN 豚の音がえしコンサート」
=17日、うるま市民芸術劇場
【うるま】戦後、食糧難となった沖縄に豚550頭を送ったハワイ県系移民に感謝しようと「BEGIN 豚の音がえしコンサート」(うるま市教育委員会主催、琉球新報社共催)が17日、うるま市民芸術劇場で開かれた。
満員の観客は、BEGINの歌声に聴き入り、古里を思い続けた県系移民の「肝心(チムグクル)」に思いをはせた。
第2次世界大戦後、ハワイの県系移民は「布哇(ハワイ)連合沖縄救済会」(金城善助会長)を結成。
募金や物資を集め、その資金で550頭の豚を買い、沖縄へ送った。
豚を乗せた船が着いたのが、現在のうるま市ホワイトビーチだ。その歴史を知ったBEGINは「音がえし」として550本の楽器をハワイに送る活動をしている。
コンサートでは、「ウルマメロディー」という曲で、ハワイアンフラと琉球國祭り太鼓のメンバーが登場。
BEGINの比嘉栄昇さんは「沖縄を思いながらハワイで生活する県系人の皆さんに喜んでほしかった」と、曲に込めた思いを語った。
来場したハワイ沖縄連合会のジョージA・バーテルズジュニア会長(55)は「世界のウチナーンチュはいつでもつながっている。きょう、それを実感し感動した」と喜んだ。
琉球新報
満開の花に誘われて (名護・二見以北10区・沖縄)
満開の花に誘われて 名護・二見以北10区

満開のコスモスが訪れる人の目を楽しませている
=名護市・底仁屋
【名護】「笑顔咲 花の地域博覧会・フラワーフェスティバル」(主催・同実行委員会)が20日まで、二見以北10区の各区で開催されている。
色とりどりの花が咲き乱れ、観光客や区内外の人々の目を楽しませている。
10区のうち、人口52人の底仁屋区(島袋和則区長)の公民館入り口の計約300坪の2カ所の畑では、昨年末に種まきしたコスモスが、ピンクや白などの色鮮やかな花を咲かせている。
島袋区長は「期間を過ぎても楽しめる。小さな底仁屋へぜひ遊びに来て」とPRした。東京都から来たという野本記代さん(87)と娘の道子さん(57)は「東京ではこの時期に草花など目にすることはない。コスモスと小鳥のさえずりに感激」と楽しそうに話した。
(玉城学通信員)
沖縄タイムス

満開のコスモスが訪れる人の目を楽しませている
=名護市・底仁屋
【名護】「笑顔咲 花の地域博覧会・フラワーフェスティバル」(主催・同実行委員会)が20日まで、二見以北10区の各区で開催されている。
色とりどりの花が咲き乱れ、観光客や区内外の人々の目を楽しませている。
10区のうち、人口52人の底仁屋区(島袋和則区長)の公民館入り口の計約300坪の2カ所の畑では、昨年末に種まきしたコスモスが、ピンクや白などの色鮮やかな花を咲かせている。
島袋区長は「期間を過ぎても楽しめる。小さな底仁屋へぜひ遊びに来て」とPRした。東京都から来たという野本記代さん(87)と娘の道子さん(57)は「東京ではこの時期に草花など目にすることはない。コスモスと小鳥のさえずりに感激」と楽しそうに話した。
(玉城学通信員)
沖縄タイムス
渡名喜島栽培ブドウで赤ワイン(OKINAWA)
渡名喜島栽培ブドウで赤ワイン

沖縄固有のブドウ品種・リュウキュウガネブ
を使って製造したワイン

耕作放棄地で栽培したリュウキュウガネブ
で造ったワインを試飲する関係者ら
=那覇市内
名護パイナップルワイナリーはこのほど、渡名喜村の耕作放棄地で栽培した沖縄固有のブドウ品種・リュウキュウガネブから赤ワインの試作品「渡名喜島ワイン」を製造した。
耕作放棄地の再利用を支援する農林水産省の交付金を活用し、渡名喜村などが4年前から取り組んでいる事業の一環。
昨年は台風の影響で収穫量が少なく、今回の醸造は約9・5リットル。糖度が低かったためアルコール度数は7%と低く、酸味は強いが渋みの少ないさっぱりとした味わいになった。
グラスに紫の色素が移るほど果汁が濃いのも特徴で、2~3年は熟成させる必要があるという。
10日、那覇市内で渡名喜島ワインの試飲会が開かれ、リュウキュウガネブの品種改良を担当した香川大学農学部の望岡亮介教授、西大学院の西大八重子学院長ら関係者が、料理との相性や搾りかすの二次利用、今後の販売展開などについて意見を交わした。
名護パイナップルワイナリーが、原料のブドウからワインを造るのは初めて。果肉が少ないことから、足踏み方式で搾汁。素材の香りをそのまま残すフルーツワインと異なり、醸造しながら引き立てていくところに苦心したという。
リュウキュウガネブは、レスベラトロールやアントシアニンなど、健康の維持・増進に効果的な機能性成分を多く含み、渡名喜村ではリュウキュウガネブの葉を原材料に取り入れた化粧品を作り、ことしの夏から試験販売を実施する。ワインの醸造は、化粧品では使っていなかった果実を活用した。
沖縄タイムス

沖縄固有のブドウ品種・リュウキュウガネブ
を使って製造したワイン

耕作放棄地で栽培したリュウキュウガネブ
で造ったワインを試飲する関係者ら
=那覇市内
名護パイナップルワイナリーはこのほど、渡名喜村の耕作放棄地で栽培した沖縄固有のブドウ品種・リュウキュウガネブから赤ワインの試作品「渡名喜島ワイン」を製造した。
耕作放棄地の再利用を支援する農林水産省の交付金を活用し、渡名喜村などが4年前から取り組んでいる事業の一環。
昨年は台風の影響で収穫量が少なく、今回の醸造は約9・5リットル。糖度が低かったためアルコール度数は7%と低く、酸味は強いが渋みの少ないさっぱりとした味わいになった。
グラスに紫の色素が移るほど果汁が濃いのも特徴で、2~3年は熟成させる必要があるという。
10日、那覇市内で渡名喜島ワインの試飲会が開かれ、リュウキュウガネブの品種改良を担当した香川大学農学部の望岡亮介教授、西大学院の西大八重子学院長ら関係者が、料理との相性や搾りかすの二次利用、今後の販売展開などについて意見を交わした。
名護パイナップルワイナリーが、原料のブドウからワインを造るのは初めて。果肉が少ないことから、足踏み方式で搾汁。素材の香りをそのまま残すフルーツワインと異なり、醸造しながら引き立てていくところに苦心したという。
リュウキュウガネブは、レスベラトロールやアントシアニンなど、健康の維持・増進に効果的な機能性成分を多く含み、渡名喜村ではリュウキュウガネブの葉を原材料に取り入れた化粧品を作り、ことしの夏から試験販売を実施する。ワインの醸造は、化粧品では使っていなかった果実を活用した。
沖縄タイムス
「おびえ生活」/未だ収束せず/福島・宮古島・沖縄
「放射能におびえ生活」/うむい宮古島
特別講演会原発事故、未だ収束せず
/松本さんが福島の現状報告

松本さんの話で福島の現状について理解を深める参加者
=16日、市中央公民館
福島県の子どもたちの保養をプロジェクトの一つに位置付けている「うむい宮古島」の特別講演会が16日午後、市中央公民館で開かれた。原発事故による放射能に悩む福島県二本松市のNPO法人「TEAM二本松」の理事で保養担当の松本徹也さんが講演し「福島はあまりにも変わっていない。
放射能もなくなっていない。福島の親は、今も子どもたちを放射能から守ろうと必死になっている」と声を詰まらせながら福島の今を語った。
この講演会は「福島を忘れない。二本松からの声を聴く。東日本大震災・原発事故から2年の今」をテーマに開かれた。
松本さんは「福島で生活する親は、チェルノブイリのような事態が起きてしまうのではないかと心配している。あの事故のように子どもたちに何らかの影響があってはならない。そのことばかりを考えている」と放射能被害を恐れる親の胸のうちを報告した。
さらに「子どもが熱を出せば放射能、転んでも放射能が影響しているのではないかと頭をよぎる。放射能で汚染されたものを子どもに食べさせていないか、毎日そんな心配をしながら暮らしている」と話し、子どもたちの今後の成長に何らかの影響が出るのではないかと危惧している親が多いことも重ねて強調した。
そんな親子について松本さんは「少しでも苦しみから解放してあげたい」と保養の重要性を挙げた。放射能におびえなくていい場所で保養することで「子どもは外で元気に遊び、お母さんはその様子をのんびりと眺めていられる環境。そんな保養で親の気持ちを開放させてあげたい」と話す言葉に力を込めた。
宮古島での保養については「こういうところで子どもたちが元気に遊ぶ姿を私自身も見てみたい。親も子も放射能という言葉を忘れられる」と話し、保養地として優れた宮古島の自然環境を表現した。
松本さんは「ぼくたちの力だけでは助けられないことがある。多くの人の力を借りて、手伝っていただきながら福島の子どもたちが伸び伸びと育ってくれることが何よりの願い」と話し理解と協力を求めた。
質疑では、保養を受け入れる際の対応についての質問などがあった。松本さんは「イベントづくしの保養は親子が疲れてしまうことがある。用意された時間を過ごすのではなく、のんびりと、普通に過ごせる保養を求めるニーズがある」などと話し、地元住民との交流は大切にしながらも過度なもてなしはなくても良いとの考えを示した。
講演会に参加した市民らは、松本さんの生の現場報告を静かに聞き、福島で暮らす親子の現状を知るとともに、保養の重要性について理解を深めた。
.宮古毎日新聞
特別講演会原発事故、未だ収束せず
/松本さんが福島の現状報告

松本さんの話で福島の現状について理解を深める参加者
=16日、市中央公民館
福島県の子どもたちの保養をプロジェクトの一つに位置付けている「うむい宮古島」の特別講演会が16日午後、市中央公民館で開かれた。原発事故による放射能に悩む福島県二本松市のNPO法人「TEAM二本松」の理事で保養担当の松本徹也さんが講演し「福島はあまりにも変わっていない。
放射能もなくなっていない。福島の親は、今も子どもたちを放射能から守ろうと必死になっている」と声を詰まらせながら福島の今を語った。
この講演会は「福島を忘れない。二本松からの声を聴く。東日本大震災・原発事故から2年の今」をテーマに開かれた。
松本さんは「福島で生活する親は、チェルノブイリのような事態が起きてしまうのではないかと心配している。あの事故のように子どもたちに何らかの影響があってはならない。そのことばかりを考えている」と放射能被害を恐れる親の胸のうちを報告した。
さらに「子どもが熱を出せば放射能、転んでも放射能が影響しているのではないかと頭をよぎる。放射能で汚染されたものを子どもに食べさせていないか、毎日そんな心配をしながら暮らしている」と話し、子どもたちの今後の成長に何らかの影響が出るのではないかと危惧している親が多いことも重ねて強調した。
そんな親子について松本さんは「少しでも苦しみから解放してあげたい」と保養の重要性を挙げた。放射能におびえなくていい場所で保養することで「子どもは外で元気に遊び、お母さんはその様子をのんびりと眺めていられる環境。そんな保養で親の気持ちを開放させてあげたい」と話す言葉に力を込めた。
宮古島での保養については「こういうところで子どもたちが元気に遊ぶ姿を私自身も見てみたい。親も子も放射能という言葉を忘れられる」と話し、保養地として優れた宮古島の自然環境を表現した。
松本さんは「ぼくたちの力だけでは助けられないことがある。多くの人の力を借りて、手伝っていただきながら福島の子どもたちが伸び伸びと育ってくれることが何よりの願い」と話し理解と協力を求めた。
質疑では、保養を受け入れる際の対応についての質問などがあった。松本さんは「イベントづくしの保養は親子が疲れてしまうことがある。用意された時間を過ごすのではなく、のんびりと、普通に過ごせる保養を求めるニーズがある」などと話し、地元住民との交流は大切にしながらも過度なもてなしはなくても良いとの考えを示した。
講演会に参加した市民らは、松本さんの生の現場報告を静かに聞き、福島で暮らす親子の現状を知るとともに、保養の重要性について理解を深めた。
.宮古毎日新聞
成長した演技/宮古市こども劇団・沖縄
成長した演技に拍手/市こども劇団第2回公演

小学生の団員たちが「ゆうたっちょの中学生絵日記」を
伸び伸びと演技した=16日、マティダ市民劇場
宮古島市こども劇団の第2回公演が16日、マティダ市民劇場で行われた。団員たちが日ごろの稽古の成果を伸び伸びと演じ、前回よりも一回り成長した姿を披露した。
公演は2部構成。第1部は昨年8月の立ち上げ公演で披露した「ゆうたっちょの中学生絵日記」(田中雄太作)の再演。第2部は高校生の団員を中心とした本格的演劇「チェンジ・ザ・ワールド」(石原哲也作)。
このうち、小学生の団員を中心とした「ゆうたっちょ」は、東京芸術座の杉本孝司さんが前回同様、演出を担当。せりふに宮古方言を取り入れたり、クイチャーをコミカルな踊りにするなど「宮古島バージョン」で会場を沸かせた。
気弱で無口な生徒、青春を謳歌する生徒、男女の中を取り持とうとする女子グループなど、どこにでもいそうな中学生と、暴力的で熱血溢れる男性教師、生徒にウケることを生き甲斐に感じる女性教諭など個性豊かなキャストが勢ぞろいし、青春ドラマを演じて見せた。
同劇団は演劇を通して▽人格の形成を図る▽他者との関わりや自己を客観視する力を養う▽内在している潜在能力を引き出させる-など、子どもたちの心の成長に寄与することを目的に設立された。
これまでに培った演技力や表現力で、来年度はオリジナル創作演劇を発表する予定だ。
.宮古毎日新聞

小学生の団員たちが「ゆうたっちょの中学生絵日記」を
伸び伸びと演技した=16日、マティダ市民劇場
宮古島市こども劇団の第2回公演が16日、マティダ市民劇場で行われた。団員たちが日ごろの稽古の成果を伸び伸びと演じ、前回よりも一回り成長した姿を披露した。
公演は2部構成。第1部は昨年8月の立ち上げ公演で披露した「ゆうたっちょの中学生絵日記」(田中雄太作)の再演。第2部は高校生の団員を中心とした本格的演劇「チェンジ・ザ・ワールド」(石原哲也作)。
このうち、小学生の団員を中心とした「ゆうたっちょ」は、東京芸術座の杉本孝司さんが前回同様、演出を担当。せりふに宮古方言を取り入れたり、クイチャーをコミカルな踊りにするなど「宮古島バージョン」で会場を沸かせた。
気弱で無口な生徒、青春を謳歌する生徒、男女の中を取り持とうとする女子グループなど、どこにでもいそうな中学生と、暴力的で熱血溢れる男性教師、生徒にウケることを生き甲斐に感じる女性教諭など個性豊かなキャストが勢ぞろいし、青春ドラマを演じて見せた。
同劇団は演劇を通して▽人格の形成を図る▽他者との関わりや自己を客観視する力を養う▽内在している潜在能力を引き出させる-など、子どもたちの心の成長に寄与することを目的に設立された。
これまでに培った演技力や表現力で、来年度はオリジナル創作演劇を発表する予定だ。
.宮古毎日新聞
ファンづくりを まちづくりで(石垣島・沖縄)
石垣島のファンづくりを まちづくりで意見交換

市民会議で議論、行動計画策定へ
中心市街地のまちづくりを実践するためにどんな行動が必要かを話し合う中心市街地まちづくり市民会議(主催・石垣市)が16日、市商工会館で開かれた。
基調講演で、長期的安定的に来島してくれる「石垣島ファン」を増やすことが今後の観光地や商業地にとって重要だとの指摘を受け、地元の参加者がどうやってファンを増やしていくか意見を出し合った。
自らも石垣島ファンという中小企業中心市街地商業活性化アドバイザーの吉田篤司氏は基調講演で「他人はどうであれ、自分でいい所を探して好きになる。大勢の人に語り始め、魅力を勝手に広める」とファンを定義。
「ファンはまちや島の暮らし方に関心があり、長期的に安定的に通い続け、他人に魅力を広める。観光地や商業地でファンづくりを一番大切にしてほしい」と強調、中心市街地の役割を明確にした上で「シーダー」(種をまく人、広める人)が反応する魅力をキーワードにまちづくりを進めるようアドバイスした。
地元からは西村亮一さん(タウンマネージメント石垣)、平田睦さん(石垣市商工会事務局長)、下地寛正さん(市特産品振興会副会長)、池淵功寛さん(しまりぱ代表取締役)、奥平まゆみさん(平田観光代表取締役)、平良静男さん(石垣島スパイスマーケット代表取締役)がゲストとして参加した。
このうち平良さんは「いろいろな客がいるので、絞ってファンをつくることが大切。定期的に島の魅力を伝えないとファンにはならない」として2カ月に1度、島の物産を届ける取り組みを紹介した。
出席者からはこのほか「島の人々が普段やっていることを案内するとヒットした」「新空港からバスに乗ると、車窓が高いので牛も海も山も畑も見える。だんだんと市街地に近づく。
これを演出したら盛り上がるのではないか」などの意見が挙がった。下地さんは「旅行会社やバイヤーに売り込んでいた従来の方法を変えていかなければと感じている」と話した。
市民会議は、一括交付金を活用した商店街・中心市街地活性化商業振興事業の一環として開催。市は、同事業を通して中長期的な戦略指針となる行動計画の策定につなげていく考えだ。
八重山毎日新聞

市民会議で議論、行動計画策定へ
中心市街地のまちづくりを実践するためにどんな行動が必要かを話し合う中心市街地まちづくり市民会議(主催・石垣市)が16日、市商工会館で開かれた。
基調講演で、長期的安定的に来島してくれる「石垣島ファン」を増やすことが今後の観光地や商業地にとって重要だとの指摘を受け、地元の参加者がどうやってファンを増やしていくか意見を出し合った。
自らも石垣島ファンという中小企業中心市街地商業活性化アドバイザーの吉田篤司氏は基調講演で「他人はどうであれ、自分でいい所を探して好きになる。大勢の人に語り始め、魅力を勝手に広める」とファンを定義。
「ファンはまちや島の暮らし方に関心があり、長期的に安定的に通い続け、他人に魅力を広める。観光地や商業地でファンづくりを一番大切にしてほしい」と強調、中心市街地の役割を明確にした上で「シーダー」(種をまく人、広める人)が反応する魅力をキーワードにまちづくりを進めるようアドバイスした。
地元からは西村亮一さん(タウンマネージメント石垣)、平田睦さん(石垣市商工会事務局長)、下地寛正さん(市特産品振興会副会長)、池淵功寛さん(しまりぱ代表取締役)、奥平まゆみさん(平田観光代表取締役)、平良静男さん(石垣島スパイスマーケット代表取締役)がゲストとして参加した。
このうち平良さんは「いろいろな客がいるので、絞ってファンをつくることが大切。定期的に島の魅力を伝えないとファンにはならない」として2カ月に1度、島の物産を届ける取り組みを紹介した。
出席者からはこのほか「島の人々が普段やっていることを案内するとヒットした」「新空港からバスに乗ると、車窓が高いので牛も海も山も畑も見える。だんだんと市街地に近づく。
これを演出したら盛り上がるのではないか」などの意見が挙がった。下地さんは「旅行会社やバイヤーに売り込んでいた従来の方法を変えていかなければと感じている」と話した。
市民会議は、一括交付金を活用した商店街・中心市街地活性化商業振興事業の一環として開催。市は、同事業を通して中長期的な戦略指針となる行動計画の策定につなげていく考えだ。
八重山毎日新聞
テッポウユリ咲く 彼岸入り(八重山・沖縄)
テッポウユリ咲く きょう彼岸入り

テッポウユリ
きょう17日は彼岸の入り。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、これからは三寒四温を繰り返しながら沖縄は1年で最も快適なうるずんの季節に入る。
このところ好天続きで気温も上昇傾向。石垣島の16日の最高気温は平年より2.5度高い25.6度を記録、4月中旬並みの陽気となった。
自然界もしっかり初夏の装い、この陽気に誘われるように各地でテッポウユリが純白の花を咲かせている。
石垣市川平の底地ビーチでは、きょう日本最南端の海びらきが行われるが、最高気温は26度を予想しており、絶好の海びらき日和となりそうだ。
八重山毎日新聞

テッポウユリ
きょう17日は彼岸の入り。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、これからは三寒四温を繰り返しながら沖縄は1年で最も快適なうるずんの季節に入る。
このところ好天続きで気温も上昇傾向。石垣島の16日の最高気温は平年より2.5度高い25.6度を記録、4月中旬並みの陽気となった。
自然界もしっかり初夏の装い、この陽気に誘われるように各地でテッポウユリが純白の花を咲かせている。
石垣市川平の底地ビーチでは、きょう日本最南端の海びらきが行われるが、最高気温は26度を予想しており、絶好の海びらき日和となりそうだ。
八重山毎日新聞