2013-12-10



大正時代完成のトンネル、運天字史に(今帰仁・沖縄)

大正時代完成のトンネル、運天字史に
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かつては多くの人々が行き交い、にぎわいをみせていた。「
昔は遠足で見に来る子どもたちもいた」と振り返る高田智子区長=今帰仁村運天の通称「ジブ」

 【今帰仁】
平安時代末期の武将、源為朝の上陸伝説がある運天区では現在、字史の編さんに取り組んでいる。戦前の大正時代に造られた「運天トンネル」も盛り込む予定で、古宇利大橋や臨海道路の開通で往時のにぎわいはないが、地域の遺産として重視する人も少なくない。

 「私とトンネルは同じ年齢ですよ。子どもたちもトンネルに愛着があるみたいです。大正13年です」と話すのは運天区の松田香代さん(90)。トンネルのそばに住む松田さんは「このトンネルは多くの観光客などでにぎわっていた。今はあまり人も車も通りません」と寂しげだ。

 運天トンネルは長さ17・5メートル、幅5メートル、高さ4メートルで1924年に古宇利島への渡し舟の接岸場所だった運天港へ抜ける道として造られた。陸上輸送が盛んになる時期に、トンネルも大きな役割を果たしたという。

 同区「ムラウチ」で50年、商店を営む上間正伸さん(80)も「昔はとてもにぎやかで、桟橋駐車場は車でいっぱいでした」と述懐。高田智子区長(53)も「遠足でトンネルを見学する子どもたちもいたそうです。私も小さい頃、ハーリーを見に港へ行きました」と振り返る。

 かつては、臨海道路ができるまで路線バスがトンネルを通過。朝1番のバスは古宇利からの客や高校生で満員だったという。戦後、米軍の駐留時代はトンネルに鎖が掛けられ、ムラウチに一時期、入れなかったこともあった。

 現在、トンネルの手前から「運天散策道」があり、展望台から古宇利島や大橋、屋我地島、ワルミ大橋などが絶景が広がる。

 時代を見つめてきたトンネルも含め、同区では字史編さんに取り組んでおり、高田区長は「トンネルは定期的に清掃をしています。きれいな運天トンネルも見てほしいです」と地域の遺産として活用する考えだ。

(玉城学通信員)


沖縄タイムス
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category地域情報  time10:30

2013-12-09

ぎのわん車いすマラソン、245人完走 (沖縄)

ぎのわん車いすマラソン、245人完走 渡辺が初優勝
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号砲と同時に一斉にスタートを切るハーフの出場選手
=8日午前10時ごろ、宜野湾海浜公園歓海門前
(金良孝矢撮影)

 【宜野湾】
「共走・共汗・共生を目指して力いっぱい走り抜け!」を合言葉に、全労済カップ第25回ぎのわん車いすマラソン大会(主催・同実行委員会、共催・宜野湾市、同市教育委員会、同市社会福祉協議会、琉球新報社、特別協賛・全労済県本部)が8日、宜野湾海浜公園を発着点に開かれ、ハーフマラソン部門で渡辺勝選手(22)=福岡県=が初優勝した。

 県内外からハーフ44人、3・5キロ60人、1・5キロトリム145人の計249人が出場し、245人が完走した。完走率は98・4%だった。

 午前10時の号砲と同時に歓海門前を一斉にスタート。途中からは晴れ間が広がり、参加者が思い思いのペースで大会を楽しんだ。


  琉球新報
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categoryスポーツ  time10:43

2013-12-07

養殖アカジン 世界へ (石垣、沖縄)

養殖アカジン 世界へ 石垣、普及目指し関係者試食
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養殖アカジンを試食する関係者
=11月27日、石垣市の南の美ら花ホテルミヤヒラ

 【石垣】
独立行政法人水産総合研究センターは11月27日、同センターの技術で養殖した高級魚アカジン(スジアラ)の試食会を石垣市美崎町の南の美ら花ホテルミヤヒラで開催した。同センターは養殖技術をほぼ確立しており、市は陸上養殖を目指して試験養殖に乗り出している。

 アカジンは東南アジアに生息し、日本のほか中国などでも高級魚として扱われている魚。
近年、中国をマーケットとして天然魚を利用した養殖が東南アジアで盛んに行われており、乱獲による漁獲量減少が深刻化している。

 同センターは味が良く、高値で取引されるアカジンに注目し、1985年度から養殖の技術開発に着手。稚魚の生産技術を確立し、事業展開を図っている。

 試食会には市内の水産関係者が招待され、刺し身やフライ、煮付けにしたアカジンを試食した。

 同センター西海区水産研究所亜熱帯研究センターの照屋和久センター長は「養殖は季節を問わず均質なものを提供できる。アカジンの赤さを出すことに課題はあるが、その課題もめどが付きそうだ。アカジンの良さを知ってもらい、技術者を育てていきたい」と話した。


  琉球新報
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categoryグルメ  time14:24

キャラ「たらぴん」です (多良間村、沖縄)

「たらぴん」です 多良間村、100周年で公式キャラ
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多良間村のイメージキャラクターに決まった「たらぴん」
(仮)(多良間村提供)

 【多良間】
多良間村(伊良皆光夫村長)のイメージキャラクター「たらぴん」(仮)が、11月28日の村制100周年記念祝賀会でお披露目された。

 キャラクターは10月1日から1カ月間公募し、応募計41点の中から、宮古島市の松本美紀子さんの作品が選ばれた。

 たらぴんは子ヤギの男の子で、琉球王朝時代に宮古圏を治めた豊見親(とぅゆみや)の格好をして遊んでいる。多良間島の特産品である黒糖が大好きで、手にはサトウキビを持っている。

 将来の夢は立派なひげを生やし、国の重要無形民俗文化財に指定されている多良間村の豊年祭「八月踊り」で豊見親役を演じることだという。

 村によると、松本さんは「数年前に八月踊りを見て感動した。大人から子どもに芸能がきちんと伝承されることは素晴らしいことだ。キャラクターに決まりうれしい」と話しているという。

 同時に記念モニュメントも発表され、同じく松本さんがデザインした「海亀の見る夢」が選ばれた。どちらも名前やデザインを微調整する可能性があるとしている。


  琉球新報
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category地域情報  time14:04

やんばるの自然、楽しみウオーキング(沖縄)

やんばるの自然、楽しみウオーキング
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 【国頭】
琉球新報社、沖縄テレビ放送、ラジオ沖縄3社合同の健康ウチナー未来プロジェクト「イチキロヘラス!」の一環で「ノルディックウオーキング体験会」が5日、国頭村森林公園で開催された。くにがみ健康クラブのメンバーら約20人が参加し、やんばるの自然を楽しみながら歩いた。8日午前10時からは、宮古島市下地のサニツ浜公園でも実施する。

 参加者はポールの使い方などの指導を受けた後、公園内を回った。本部町から夫婦で参加した饒平名秋子さん(68)は「(ポールを使うと)体が軽くなって楽しかった」と話した。

  琉球新報

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category沖縄観光  time14:00

やっぱり土はいい 「太陽」、(沖縄)

やっぱり土はいい 
通所介護施設「太陽」、畑借り作業

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農作業を楽しむお年寄りら=3日、糸満市座波

 【糸満】
那覇市小禄の通所介護施設「デイサービスセンター太陽(てぃーだ)」(森和亜希所長)はこのほど、リハビリメニューに農作業を取り入れるため、糸満市座波に小さな畑を借りた。
施設内のトレーニングマシンを使ったリハビリでは単調で、意欲的に取り組むお年寄りは少ないため、80代のお年寄りらが週1~2回、野外で土に触れながら体を動かしている。

 楽しみながらリハビリに取り組めるよう、4月から約30平方メートルの畑を年間5千円で借りた。

 お年寄りたちはスコップで畑を耕したり、水をまく農作業をするようになって、足腰が強くなった人もいるという。

 3日、約10人のお年寄りが、タマネギを植えた。友利ヒデさん(86)=那覇市=は「大きくなり収穫して食べるのが楽しみ」とにっこり。島袋勇さん(83)は車いすに乗りながらスコップを握る。「土に触れる機会は少ないので、とても楽しい。こういった取り組みが他の施設にも広がってほしい」と笑顔で話した。


  琉球新報
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category地域情報  time13:57

しまくとぅばでかるた (沖縄)

しまくとぅばでかるた 好評で増刷
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琉球歌留多をPRする喜友名慶子さん
=3日、大宜味村津波のきゆな牧場
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20年ぶりにパッケージのデザインも一新し
増刷した琉球歌留多

 【大宜味】
県内各地の琉歌を詠んだ「琉球歌留多(かるた)」が好評だ。かるたの制作・発行を務める「琉球歌留多会」はことしかるたを増刷し、販売を始めている。同会のメンバーで大宜味に住む喜友名慶子さんは「しまくとぅばが注目されていることもあり、かるたが欲しいという要望が増えた。地域の文化を知ってもらうきっかけになれば」と話した。

 かるたは、1992年11月の首里城公開日に限定600部で販売したのが始まり。今回の増刷は93年に3千部増刷して以降3回目。パッケージのデザインなどを一新し、千部販売する予定だ。同会の喜友名さんと大城勇気さん、中村啓子さんの3人が制作・発行する。

 かるたには「てぃんさぐぬ花」や「かぎやで風」など、県内の各地域で親しまれる琉歌が詠まれる。読み手が全文の書かれたかるたを読み、聞き手が下の句のかるたを探すというルールで、琉球版百人一首だ。

 句は「つらね」と呼ばれる琉歌独特の抑揚をつけて読み上げる。添付されたつらねの見本CDで美しい読み上げ方を学ぶことができる。「当たとーん(当たっている)」「とぅたーん(とった)」「てぃーばっぺー(お手つき)」など、ゲーム中の言葉は全てしまくとぅばを使うのがルールだ。

 喜友名さんは「琉歌のかるたで沖縄の言葉や文化が学べる上に、世代間のコミュニケーションも深まる」と話した。

 かるたはつらねのCDと解説付きで3千円。問い合わせは
 きゆうな牧場(電話)0980(44)2170(ファクス兼用)まで。


  琉球新報

2013-12-06

「ウージのある風景」普天間さん、最優秀賞(沖縄)

「ウージのある風景」普天間さん、最優秀賞
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賞状を手に笑顔を浮かべる受賞者
=豊見城市長堂・翔南製糖

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最優秀賞に輝いた普天間さんの作品「恵みのシャワー」

 【豊見城】
翔南製糖(仲里源勇社長)は創立20周年を記念して、高校生を対象とした「ウージのある風景」フォトコンテストを実施し、11月30日、市長堂の同社で、最優秀賞に輝いた浦添工業1年の普天間皐月(さつき)さんら入賞者11人を表彰した。

 コンテストには24人がエントリー。昨年12月下旬から今年9月まで「これから100年後へ残したいウージのある風景」をテーマに生産農家と関わりながら撮影してきた。

 普天間さんの作品は、スプリンクラーの水が夕日を浴びて、植え付け後のキビの苗に霧雨のように降り注ぐ様子を活写。表彰式で「ウージを身近に感じたことがなかったが、今回の撮影で生産農家の皆さんの苦労が分かった。受賞は思いもしなかっただけにとてもうれしい」と喜んだ。

 仲里社長は「われわれではイメージできない新鮮な捉え方の作品ばかりで、審査は難航した」と感性の豊かさをたたえた。

 表彰式後、審査員でプロカメラマンの仲程長治さんの講評があり、「人物を撮る場合、被写体とのコミュニケーションが大事。撮影前にイメージを膨らませ、いろいろな角度から撮ることを勧める」とアドバイスした。

 入賞作品は同社の来年のカレンダーに採用され、生産農家へ配布される。コンテストは県高校文化連盟写真部が協力した。そのほかの入賞者は次の通り。(敬称略)

 【入賞】富本玲奈(浦添工業2年)▽山城未早希(同3年)
 ▽比嘉緩奈(同3年)▽宮城伶果(同2年)
 ▽新城七星(西原2年)▽崎浜秀一郎(同3年)
 ▽加納匠(同3年)▽仲本有里(豊見城南2年)
 ▽砂川愛生(泊2年)

 【特別賞】宮里明衣(浦添工業2年)

(平田美智子通信員)

  沖縄タイムス


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categoryフォトログ  time09:34

2013-12-05

大会で数々のドラマ

大会で数々のドラマ

 11月22日から24日の期間で「第3回おきなわインターナショナルフィッシングトーナメントinとまりん」(OIFT)が開催された。沖縄県「元気プロジェクト」助成事業として、沖縄の観光振興と離島振興を目的とするフィッシング大会で、今回で3回目。県内外から170人余りが参加した。今年は従来のエギング部門とルアー部門に加え、船タチウオ部門を新設し、数々のドラマが生まれた。
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11月18日、西崎で102センチ・13.3キロのロウニンアジ
を釣った大城敏清さん

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11月23日、浜比嘉島で1.44キロのアオリイカを釣って、
OIFTエギング部門で2年連続レディース賞1位に輝いた
知念奈津子さん

 沖縄本島コースに参加した徳田聖雄さんは1回大会から参加していたが、釣果に恵まれず3度目の正直で、この時期には特大の2キロオーバーを釣って初の栄冠を手にした。
また、昨年もレディース賞に輝いた知念奈津子さんはご主人と
浜比嘉島に出掛け、1.44キロのアオリイカを釣って2年連続のレディース賞に輝いた。

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11月23日、名護湾で169.3センチのタチウオを釣って、
OIFT船タチウオ部門で1位に輝いた
石川麗華さん(オーパFC)

タチウオ部門に参加した石川麗華さんは、自分の身長より長い大型のタチウオを次々に釣り上げ、初優勝の栄冠に輝いた。

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11月19日、夢咲公園前で65.5センチ・6.8キロ
のマクブを釣った當銘由樹さん
(珍福会jr)

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11月10日、読谷沖で126センチ・12キロのマンビカー
を釣った前川としきさん

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11月20日、辺土名漁港離岸堤で83センチ・9.5キロ
のマクブを釣った内間平さん(半地海賊団)

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11月23日、那覇で2.04キロのアオリイカを釣って、
OIFT沖縄本島コースアオリイカ賞1位に輝いた
徳田聖雄さん(沖縄スクイッドジャンキーズ)

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11月21日、那覇港で20センチを筆頭にアカイユー
を数釣りした比嘉竜之介さん

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11月23日、読谷沖で65センチ・3.45キロ
のアカジンを釣った多和田眞博さん


主な結果は次の通り。

▼アオリイカ部門・本島コース1位
=徳田聖雄さん(2040グラム)

▼渡嘉敷コース1位=川上直也さん(1090グラム)
▼座間味コース1位=中村宏太さん(620グラム)

▼ルアー部門・本島コース1位
=渡嘉敷渉さん(シイラ、3560グラム)
▼渡嘉敷コース1位=尾崎憲男さん(イケガツオ、1150グラム)
▼座間味コース1位=上江洲勉さん(ヒロサー、770グラム)
▼船タチウオ部門1位=石川麗華さん(169.3センチ)

(おきなわ釣王国社・仲栄真修)


琉球新報



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categoryお知らせ  time12:38

大型水車が完成 花と水の里・喜瀬武原(沖縄)

大型水車が完成 花と水の里・喜瀬武原の顔
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地域のシンボルとして活用される水車の完成を喜ぶ子どもたち=1日、恩納村喜瀬武原

 【恩納】
「花と水の里」を掲げる恩納村喜瀬武原区(伊差川盛作区長)で1日、地域のシンボルとなる水車の通水式が同区公民館前で行われた。1999年に初代の水車が完成し、今回で3代目となる。直径4メートルと2メートルの2台があり、区内の広場に展示される。通水式に合わせ、区の将来像を描く「第2次基本計画」の中間報告会も開かれ、地域のシンボルを活用したまちづくりの方向性が示された。

 通水式では児童生徒がくす玉を割り、完成を祝った。
水車は97年に議論が始まった第1次喜瀬武原区基本計画の事業として位置付けられた。江戸時代からの製造技術を継承する、岐阜県在住の水車大工・樋田重良さんに技術指導を受け、区民が手作りした。

 99年に完成した基本計画は喜瀬武原区独自に地域の将来像を描いているが、10年以上経過し、現状に合った内容に改善するため1年前から第2次計画策定に着手した。

 中間報告会では策定委員長の外間清志さんが1次計画で示さ
れた36事業のうち16事業が完了(達成率44%)したことなどを報告。新たな計画などに理解を求めた。

 外間さんは「将来の喜瀬武原がどうあるべきかの道しるべとし
て区民の理解を得たい」と話した。


   琉球新報
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category地域情報  time12:24

食料支援団体に車寄贈 ちゃんぷるフェスタ実行委(沖縄)

食料支援団体に車寄贈 ちゃんぷるフェスタ実行委
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食料支援ボランティア「100人の1歩」のメンバー(右)に運搬車を贈るちゃんぷるフェスタ実行委のメンバーら
=11月28日、名護市名護

 【名護】
10月19、20の両日、名護市名護のポケットプラザ敷地内で行われたちゃんぷるフェスタの実行委員会(仲尾圭司委員長)は11月28日、本島北部で生活困窮家庭に食料品を贈るボランティア団体「100人の1歩」(崎山美幸代表)に物資運搬車を贈った。

 同フェスタはまつりの収益の一部を福祉事業所などに寄付する目的で実施しており、今回で4回目。今回は「100人の1歩」がボランティア個人所有の車で支援物資を宅配していることから、支援を決めた。

 崎山代表は「個人の車を使っていたので、とても助かる。理解してくれる人がいてうれしい」と喜んだ。

 「100人の1歩」は生活困窮者への物資(食べ物、生活用品)の提供を呼び掛けている。

    (電話) 070(5277)5311 (崎山)、
         070(5275)5313(新垣)。

※注:崎山代表の「崎」は、「大」が「立」の下の横棒なし


  琉球新報

バイク300台 ファン魅了 ゲート#2フェスタ(OKINAWA)

バイク300台 ファン魅了 ゲート#2フェスタ
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観客の熱視線の中パレードするバイク
=1日、コザ・ゲート通り

 【沖縄】
通称・空港通りとも呼ばれる沖縄市のコザゲート通りを舞台に「ゲート#2フェスタ」(コザゲート通り会主催)が1日、行われた。午後2時には目玉イベントのバイクパレードが行われ、300台以上のバイクが沿道の観客を魅了した。

 スターターピストルの合図で、通り約500メートルに並んだバイクが重低音のエンジンを鳴らしながら走りだすと、沿道からは「すごい」「かっこいい」と声が上がった。
ハーレーダビッドソンやスポーツバイク、クラシックバイクなど、愛好家が磨きをかけたバイクが約30分間、ゲート通りを埋め尽くした。
ファンは写真や動画に収めようとカメラを向けた。フェスタではバンドライブやアームレスリング(腕相撲)大会なども行われた。


  琉球新報
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category地域情報  time12:15

どう、似合ってる!? ゾウ特大衣装公開(沖縄)

どう、似合ってる!? 知花花織展、ゾウ特大衣装公開
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初披露となった知花花織を用いたゾウの特注衣装
=11月29日、沖縄市の沖縄こどもの国

 【沖縄】
知花花織事業協同組合(小橋川順市理事長)は11月29日~1日の3日間、「第4回知花花織展」を沖縄市の沖縄こどもの国チルドレンセンターで開催した。29日のオープニングセレモニーで、知花花織の特注衣装を身に着けたゾウが初公開され、関係者は感嘆の声を上げて特大花織のお披露目を喜んだ。

 国の伝統工芸品指定を受ける知花花織の着物や帯など約50点が展示された。沖縄の伝統競馬「ンマハラセー」で着用する人と馬の衣装も展示され、多くの来場者でにぎわった。

 会場では、知花花織を活用したバッグやネクタイ、財布、名刺入れなどの多彩な加工品が展示、販売された。知花花織の織機も展示され、織りの体験も行われた。

 同組合の花城美香理事は「人のつながりを大事にして、いろいろな人に知花花織を使ってもらいたい」と呼び掛けた。


  琉球新報
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category沖縄観光  time12:12

四大歌劇 格調高く 沖縄俳優協会(OKINAWA)

四大歌劇 格調高く 沖縄俳優協会
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ハンドー小(左、玉城敦子)の死を悲しむマチ小(中央、知念亜希)と船頭主(普久原明)
=11月17日、西原町中央公民館

 沖縄俳優協会(春洋一会長)の地方公演が11月17日、西原町中央公民館であり、歌劇「伊江島ハンドー小」(真境名由康作)と喜歌劇「首里上り小」(伊良波尹吉作)が上演された。「伊江島―」は安定した演技を見せ、格調高い四大歌劇の世界を表現した。今回初めて舞台横のスクリーンに字幕を表示し、おおむね好評だったという。

 地方公演は観客層の拡大が狙い。しまくとぅばになじみが薄い世代にとって、字幕は理解を助けるだろう。ただ字幕に気を取られ、歌や美しい型の感動が薄まる恐れもある。
粗筋や主な詞章、見どころを解説した紙を配るのも一つの手ではないか。

 「首里―」は与座正恵、幸賢親子が夫婦を演じる配役も受けた。普久原明は「首里―」で情けない父親役を、「伊江島―」で落ち着いた船頭主役を務め、演技の幅を示した。
ハンドー小(玉城敦子)を死に追いやる地頭代(島袋光尋)はも
っと冷酷でもよかったが、普通の親が子どもかわいさの余り他人を傷付けるという教訓は感じられた。

 その他の出演は真栄田文子、宮里良子、与座朝奎ら。

(伊佐尚記)

  琉球新報



下地島で9・9℃ カンヒザクラ早くも(宮古島・沖縄)

放射冷却、下地島で9・9℃ カンヒザクラ早くも開花
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  カンヒザクラ

 気象台によると4日未明、 放射冷却現象により下地島空港で最低気温9.9度 (午前3時38分) が観測された。 日中の最高気温は23.4度で温度差は13.5度になった。 宮古島空港で11.9度、 多良間空港でも10.4度とこの冬一番の冷え込みに。 先月中旬から低温が続き例年なら1月に咲くカンヒザクラが早くも開花している

=市内平良



  宮古新報
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category沖縄観光  time11:37

2013-12-04

安慶名君を助けよう 8日、支援団体がドナー登録イベント(沖縄)

安慶名君を助けよう 8日、支援団体がドナー登録イベントnull
多くのドナー登録を呼び掛けるイベント主催者
=2日、西原町の兼久公民館

 【西原】
2011年に急性リンパ性白血病と診断された西原町の安慶名一矢さん(19)を支援する団体が8日午後2時から、那覇市久茂地の県民広場で骨髄バンクへのドナー登録を呼び掛けるイベントを開催する。イベントを主催する兼久区の人々は「同じ病に苦しむ人々の力にもなりたい」と協力を呼び掛けている。

 兼久青年会によるエイサーや同区旗頭保存会、那覇市の泉崎旗頭保存会の演舞が披露される。約3千枚のビラを配布し、100人以上のドナー登録を呼び掛ける考えだ。

 安慶名さんは現在、抗がん剤治療を受けながら、適合するドナーが見つかるのを待っている。

 父親の賢さん(49)は「一矢だけでなく、同じ病気に苦しむ方にも適合するドナーが見つかるかもしれない。多くの方に登録してほしい」と話した。

 ドナー登録は、県民広場近くの久茂地セントラルビル3階献血ルームで行うことができる。


  琉球新報

「ちにん太陽ぬ会」学校支援で発足 (知念・沖縄)

「ちにん太陽ぬ会」学校支援で発足 退職教師ら地域力掲げnull
新しい学校支援団体「ちにん太陽ぬ会」のメンバー
=南城市立知念小学校

 【南城】
「地域の子供たちは地域で育てる」を掲げ南城市知念の有志がこのほど、新たに学校支援ボランティア「ちにん太陽(てぃだ)ぬ会」を発足させた。学力向上と環境整備に積極的に側面から取り組んでいくことになった。

 元高校校長の前城盛雄さんが呼び掛け人となって同市立知念小学校で協議会を開催。地域で活動をしている民生委員や市議らのほか、高嶺朝勇市教育長、比嘉葉子知念小校長が参加した。初代会長に前城盛雄さんが選ばれた。副会長に前城秀雄さんと具志堅米子さん、事務局長には市教育コーディネーターの古謝久子さんが就任した。

 旧知念村には退職教諭を中心とした学校支援ボランティア「水明会」があるが、高齢化に伴い活動が衰退したため、新たに会を立ち上げた。

 太陽ぬ会では元教諭だけでなく一般市民からも公募して会員を増やし、活動の活性化を図っていくことにしている。会則3条の目的に知念地区を基本とする市内の学校教育支援を掲げ、学習支援のほか環境整備、交通安全指導と平和学習講演などを行っていく。

 前城会長は「ぜひ会員に応募してもらって、地域の子どもたちの学力向上と環境整備に力を貸してほしい」と各団体に呼び掛けている。

  (知花幸栄通信員)


  琉球新報
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category地域情報  time11:01

スターリングエンジン車大会 八重山商工全国3、4位(沖縄)

スターリングエンジン車大会 八重山商工2部門全国3、4位null
自作したスターリングエンジン車の性能を説明する渡嘉敷椋君(右)と垣迫舷太君
=11月25日、石垣市の県立八重山商工高校

 【石垣】
県立八重山商工高校機械工作部の垣迫舷太君(3年)と渡嘉敷椋君(同)が、加熱した金属の熱を利用して走行するスターリングエンジン車の全国大会「第17回スターリングテクノラリー」(スターリングテクノラリー技術会主催)の2部門に出場し、銅賞(3位)と4位を獲得した。
2人は課題研究事業や放課後に車体を制作。試行錯誤で性能を向上させ、入賞を果たした。

 スターリングエンジン車は車体に取り付けたステンレス棒をバーナーであぶり、2本あるシリンダーの片方の空気を膨張、もう片方を空冷させたエネルギーで走行する車。大会は10センチ程度の車体をレールで走行させ、速さや走行距離、宙返りコースをクリアした回数などで性能を競う。

 垣迫君と渡嘉敷君は速度を競うミニ速度クラス(MS)と、宙返りが設けられたコースを走行する宙返り耐久クラス(MD)に出場し、MSで4位、MDで銅賞(3位)に輝いた。

 大会は11月9日に埼玉県の日本工業大学で開催。大会前日に車体を解体して組み直したところ、走らなくなるトラブルがあったが、直前まで整備して力を発揮。大学生や一般人も参加する中、上位に食い込んだ。

 垣迫君は「予想していない記録が出たので、ただただびっくりした。産業機械を加工する企業に就職するので、その前に能力が鍛えられてよかった」と話した。

 渡嘉敷君は「すごいタイムを出した大学生に負けて悔しいが、いいタイムを出せた。将来は自動車整備士になりたい」と語った。


   琉球新報

チームスポットジャンブル、本領発揮 (沖縄)

チームスポットジャンブル ダンスと笑い、本領発揮
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最後のショーで圧巻のダンスを見せる出演者
=11月23日、沖縄市民小劇場あしびなー

 劇団「チームスポットジャンブル」(津波信一主宰)は11月23、24の両日、沖縄市民小劇場あしびなーで「TOPS」(末吉功治脚本・演出、小渡俊彰原案)を上演した。4年ぶりのアンコール公演。パワーアップしたダンスと笑いで劇団の本領を発揮した。

 麻薬捜査官の澤田(小渡)は、殉職した先輩(島袋寛之)が託した任務を果たすため、麻薬が取引されているというナイトクラブに潜入する。だが店の実態は、麻薬のイメージとは懸け離れた騒々しいおかまバーだった。ママ(島袋、二役)と店員たちは経営を立て直すため新たなショーを計画し、生真面目な澤田も巻き込まれていく。

 気の強いレモン(比嘉恭平)や“不思議ちゃん”のショコラ(与那嶺圭一)など、個性の強調されたおかまたちが楽しい。
筋肉質のイチゴ(末吉)も不思議とかわいく見えてくる。女性のナツコもおかまのチーママを演じ、美形と裏腹にコミカルな演技で沸かせた。
上演時間は少し長く感じたが、ショーの場面ではその印象を吹き飛ばす圧巻のダンスを披露した。意外な人物がショーに飛び入りするサプライズもあり、観客の心をつかんだ。

  (伊佐尚記)


  琉球新報

2013-12-03

沖縄のゆるキャラ大集合 14年カレンダー(OKINAWA)

沖縄のゆるキャラ大集合 14年カレンダー
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2014年タイムスカレンダー「沖縄ゆるキャラ百景」

 沖縄タイムス販売店会県連合会(前里暢哉会長)はこのほど、2014年オリジナルカレンダーを発行した。
今回のテーマは「沖縄ゆるキャラ百景」。
県内各自治体の「ゆるキャラ」が各地の名所や特産などを紹介している。本紙読者や新規の購読者には販売店を通じて無料で配布するほか、販売(1050円)もする。

   問い合わせは、各販売店または沖縄タイムス読者局、
             電話098(860)3565。

  沖縄タイムス

シイラで活気づく/佐良浜漁港 (宮古島・沖縄)

シイラで活気づく/佐良浜漁港
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脂が乗っているシイラ=1日、佐良浜漁港

 今時期から脂が乗るシイラ(シイラ科、別名マンビキ)が1日、佐良浜漁港に大量に水揚げされ活気づいた。
シイラの体色はほとんどが鮮やかな黄色。刺し身用に買い求める住民でにぎわっていた。

 伊良部島から数十㌔沖に設置されているパヤオ(浮き魚礁)の周辺が漁場。シイラは表層性で群れで回遊し、成魚の大物は全長180㌢ほどに成長する。

 この日、伊良部漁協組合員の前里吉昭さん(65)は、シイラを300㌔余り水揚げした。「シイラは脂が乗っているから、とてもおいしい。消費者から人気が高い」と笑顔で語った。

.宮古毎日新聞
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categoryグルメ  time12:28

昔懐かしいアンツク並ぶ 作品展(八重山・沖縄)

昔懐かしいアンツク並ぶ 博物館で作品展
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昔の民具アンツクを懐かしそうに見入る人々
=1日午後、八重山博物館

 石垣市立八重山博物館(宮良芳和館長)は、平成25年度博物館体験講座「民具アンツク作り」の受講生の作品展を11月29日から同館で開いている。8日まで。

 作品を懐かしそうに見入っていた美里ハルさん(90)は「昔はどの家にもあって玄関に飾ったりしていた。バショウで包んだ豆や麦、豆腐やイモなどを入れて農作業に出掛けた」と話した。

 アンツクは石垣実佳さん(67)を講師に11月16、17の2日間開かれた講座で受講生24人がつくった作品。

 昔は一般的だったアザナシ(アダンの気根の繊維)を使って作った故・小浜蒲戸さん=白保=のアンツクも展示されている。

 時間は午前9時から午後5時まで。

  八重山毎日新聞
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category地域情報  time12:21

クジラ迷い込む 救出劇 (八重山・おきなわ)

クジラ迷い込む 6時間余に及ぶ救出劇
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迷い込んだクジラを数時間にわたって介抱する
高橋謙一さん
=2日午前、川平底地ビーチ付近の浅瀬

底地ビーチ 
石垣市川平底地ビーチ付近の浅瀬で2日午前8時ごろ、小型のクジラが迷い込んでいるのが見つかった。
発見した石垣シーサイドホテルの宿泊支配人、高橋謙一さん(42)らが数時間に及ぶ救出活動を実施。イルカ&クジラ救援プロジェクト(安田雅弘代表)の協力を得て、同日午後3時すぎに無事沖合に戻すのに成功した。

 同プロジェクトによると、このクジラはハクジラ亜目コマッコウ科コマッコウ属に属するコマッコウか、オガワコマッコウで、子どものクジラとみられている。

 体長2.5㍍から3㍍で、頭部にサメにかまれた跡があったほか、腹部にサンゴ礁の擦過痕があった。

 クジラは高橋さんが出勤前に発見。同僚と3回ほどロープで沖合に引っ張って救出を試みたが、そのたびに浅瀬に戻った。

 その後、干潮となり、座礁に近い状態になったため、高橋さんらが宿泊していた水族館関係者のアドバイスを受け、クジラにタオルをかぶせ、数時間にわたって水をかけるなどして乾燥を防いだり、体が横倒しになって窒息しないようにした。

 同プロジェクトのメンバーらが正午前にかけつけて応援。潮が満ちてきた午後2時すぎ、クジラの胸びれにタオルとロープを巻き付け、ジェットバイクで沖合に移動させたところ、沖に向かって泳いでいったという。

 数時間にわたってクジラを介抱した高橋さんは「こんなことは初めて。クジラのケガが心配だが、無事に群れに戻ってほしい」と感想。安田代表は「サメにかまれ、サンゴで傷ついたケガが気になるので、あすも確認に行きたい」と話した。

  八重山毎日新聞

2013-12-02

闘牛やグスク 鮮やかに護岸アート(うるま・沖縄)

闘牛やグスク 鮮やかに 平宮で護岸アート
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友人らと一緒に思い思いに絵を描く参加者
=うるま市与那城平安座島

 【うるま】
うるま市与那城平安座島の平宮地区に約300メートルある津波防止用護岸に絵を描く「第8回平宮護岸アートコンクール」(主催・市教育委員会)が11月23日、開かれた。100人超の小中学生らが参加し、エイサーや闘牛、グスクなど伝統芸能に関わる色彩豊かな絵が描かれた。

 今回のテーマは「うるま市の文化」で、市内の小中学生など計23チームが参加。1チームで縦1・7メートル、横3メートルのスペースに描かれた。赤道小5年3組の友達5人で参加した瀧澤陽華さん(11)は「次はもっときれいに描きたい」と笑顔で話した。

 同日に作品の授賞も行われた。結果は次の通り。
 【平宮アート賞】E・F・Vteam(具志川中)
 【平宮チャレンジ賞】チーム彩橋キッズ・彩橋ドリーム’s
   (彩橋小)▽Free girs!(具志川中)


   琉球新報
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categoryフォトログ  time20:19

石垣市白保の人骨 国内最古を更新(okinawa )

石垣市白保の人骨 国内最古を更新
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琉大などが復元を目指す保存状態の良い頭骨
(県立埋蔵文化財センター提供)

 【石垣
】白保竿根田原洞穴遺跡の最新研究を紹介する講演会(主催・県立埋蔵文化財センター)が1日、石垣市民会館で開かれた。同遺跡の最古の人骨は約2万6千年前で、骨から直接年代が確認された人骨では国内最古を更新したことなどが発表された。
同遺跡の人骨は2010年に国内最古の約2万年前と発表され、日本人のルーツ解明につながると期待されている。

 また琉球大学医学部の土肥直美非常勤講師は同遺跡の頭骨から、当時の人の頭部の復元事業を進めていると報告した。

 東京大学総合研究博物館の米田穣教授は17点の人骨や木炭、動物の骨から放射性炭素年代を測定。
その結果、石垣島には約2万8千年前から人が住み、洞穴は約1万5千年の間、人が使っていた可能性があると指摘した。
米田さんは「狩猟採集の面積が限られ、津波など災害リスクもある小さな島の洞穴が1万5千年間、使用され続ける例は世界でも珍しい。私たちが知らない生きる仕組みがあったかもしれない」と述べた。

 土肥さんは、保存状態の良い1万6千~1万8千年前の頭骨から、人の頭部の復元事業を進めていて、復元されれば県内では港川人に次いで2例目になることを報告した。


  沖縄タイムス


NAHAマラソン 1万9298人完走(OKINAWA)

NAHAマラソン 1万9298人完走
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「万国津梁の鐘」の音を合図に、スタート地点から
駆けだす約2万8千人のランナーたち
=1日午前9時すぎ、那覇市の国道58号明治橋交差点付近(花城太撮影)

 第29回NAHAマラソン(主催・那覇市、南部広域市町村圏事務組合など)は1日、那覇市の国道58号明治橋交差点前をスタート、本島南部を巡り奥武山陸上競技場にゴールする42・195キロで行われた。
男子は初出場の平田繁聡(静岡)が2時間27分56秒で栄冠をつかみ、女子は廣瀬光子(東京)が2年連続2度目の優勝を果たした。

 大会には3万1170人がエントリーし、2万7697人(男子2万606人、女子7091人)が出場した。
6時間15分の制限時間内に1万9298人(男子1万5094人、女子4204人)が完走した。完走率は69・68%で、前年を2・88ポイント下回った。


   琉球新報

与那国が5連覇 八重山毎日駅伝 (沖縄)

与那国が5連覇 第39回八重山毎日駅伝
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大会5連覇を達成した与那国チーム
=1日午後、市中央運動公園陸上競技場

2位新栄町、3位波照間
小浜に躍進賞獲得
 

第39回八重山毎日駅伝競走大会(主催・八重山毎日新聞社、主管・八重山郡陸上競技協会)は1日、石垣市中央運動公園陸上競技場を発着点に石垣島を東回りに1周する全16区間(前半9・後半7区間)、76・6㌔のコースで行われ、与那国(田島政之監督)が4時間43分35秒で10度目の総合優勝、5連覇を達成した。総合2位は新栄町、3位は波照間だった。前半2位の与那国は後半で1位となり、総合の順位を逆転した。個人では2人が区間新記録を樹立。躍進賞は前回大会から22分27秒縮め、総合17位から11位にアップした小浜が選ばれた。

 前半は1区で双葉、石垣、宮良が飛び出したが、白保、登野城、新栄町が中盤からレースをけん引。新栄町は5区の長浜勤が7位から先頭に。一時、順位を一つ落とすが、最終区の川島海斗がトップに再浮上。5位から猛追してきた与那国の田島魁人を振り切った。

 後半は与那国、新栄町、平得で先頭を入れ替えながらレースを展開。与那国は終盤の15区で2位に大きく差を広げてアンカーにタスキ。村松稔が新栄町の王滝将弘、平得の下地将平から逃げ切り、そのままゴールに飛び込んだ。

 この日は午前9時現在の気温が19・7度。レース終盤の午後1時すぎには23・1度まで上がり、選手には厳しいコンディションとなった。

 上位の成績は次の通り。

   【総合】

 ▽優勝=与那国(4時間43分35秒)▽準優勝=新栄町(4時     間44分04秒)▽3位=波照間(4時間49分17秒)

   【前半】

 ▽優勝=新栄町(2時間28分04秒)▽準優勝=与那国(2時        間28分14秒)▽3位=波照間(2時間29分03秒)

   【後半】

 ▽優勝=与那国(2時間15分21秒)▽準優勝=新栄町(2時        間16分00秒)▽3位=平得(2時間16分29秒)

 【最優秀選手】

 ▽男子=田島魁人(与那国)▽女子=東浜リエ(与那国)

 【優秀選手】

 ▽高校男子=田原明宗(与那国)▽同女子=宮島萌(宮良)▽中学男子=川奈優輝(平得)▽同女子=加屋本梨世(白保)▽30代=阿部知史(新栄町)▽40代=島尻勝人(川平)▽50代=竜門久司(与那国)


  八重山毎日新聞
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category地域情報  time11:46

「疑問」を「気づき」に変え(八重山・沖縄)

「疑問」を「気づき」に変え、探求活動
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「子どもの可能性を広げる図書館からの支援」をテーマに
講話した宮崎健太郎氏

図書館の支援で講話 
子どもと図書館講座(同実行委員会主催)が1日、市立図書館で開かれ、埼玉県立新座高校図書館の宮崎健太郎司書が「子どもの可能性を広げる図書館からの支援」のテーマで講話した。

 勤務9年目の宮崎司書は当初、生徒の自分に対する信頼感や有能感を表す「自己効力感」が極端に低いことに気づいたという。

 「調べ学習の積み重ねや、成功体験が自己効力感を培い、向上させる」として、疑問に対して探求を促し、気づきや自信につなげる「あなたの『?』を『!』に」をキャッチフレーズに、さまざまな取り組みを行ってきた。

 宮崎司書は「生徒の日常的な『?』を『!』に変えてこそ、本当の探求活動。生徒が本音や好奇心をさらけ出せるような普段使いの自由な場を意識していきたい」と述べた。

  八重山毎日新聞
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category地域情報  time11:35

1万6—8千年前の頭蓋骨復元へ (八重山・沖縄)

1万6—8千年前の頭蓋骨復元へ
 白保竿根田原洞穴遺跡

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南ぬ島石垣空港開港後に初めて一般を対象に行われた
白保竿根田原洞穴遺跡の現地説明会
=11月30日午後

新空港開港後初の一般公開 現地での発掘調査最終日
 南ぬ島石垣空港開港後、初めての一般公開となる白保竿根田原洞穴遺跡の現地説明会(主催・県埋蔵文化センター)が11月30日、新空港内の同所で行われ、40人以上の市民や関係者らが発掘の概要や遺跡の説明を聞いた。
同センターでは文化庁の重要遺跡範囲確認調査で10月7日から現地調査を実施。これまでに1万6000—8000年前の層から頭蓋骨の骨片や歯などが発見されており、今後は頭蓋骨の復元作業に取り組み当時、石垣島に住んでいた人の顔を再現していくという。

 同遺跡は新石垣空港建設工事に伴う分布調査で発見され、2010年には空港建設工事計画を変更、現在の遺跡約200平方㍍が空港北側の浸透池内にフェンスで囲われて残っている。

 現地での発掘調査最終日となるこの日は、一般市民を対象にした説明会を行い、同センターの仲座久宜主任専門員と県立博物館・美術館の藤田祐樹学芸員がこれまでの調査概要や今後の取り組みなどを説明した。

 今回の調査では、20個体以上の歯や人骨が見つかっており、そのうち1万6000—8000年前の層から発掘された2、3体分の頭骨は骨片の状態が良いことから、藤田学芸員は「頭蓋骨が復元されているのはこれまで港川人1体だけだったが、今回の結果を基に顔の組み立てを進めていこうと取り組んでいる」と話した。同センターではこの日で発掘調査を終え、12月6日までに埋め戻し作業を行う。

 発掘調査の最終日で現地に駆けつけた新潟医療福祉大学の奈良貴史教授は青森県で同年代の遺跡発掘を行っており「更新世の人骨が出るのは最後ではないか。本土では石器などの生活物は出てくるが人骨が出ないため、石垣島の人骨と本土の人骨を比較できるよう、来年こそは青森の調査現場でも出てほしい」と話した。

 また、1日午後1時から、市民会館中ホールで講演会も開かれ、これまでの調査結果報告なども行われる。

   八重山毎日新聞