2013-11-05



ノロ祭事道具保存へ (今帰仁・沖縄)

ノロ祭事道具保存へ 文化財指定向け調査
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中城ノロ家の祭事道具の勾玉(まがたま)を確認する
仲原弘哲館長(左)ら=今帰仁村諸志

 【今帰仁】
文化財について調査、審議する今帰仁村文化財保存調査委員会と今帰仁村歴史文化センターはこのほど、村内の文化財指定に向けたフィールドワークを実施した。ノロの祭事道具などを指定に向け、諸志や今泊で調査した。

 フィールドワークに先立ち、同センターで村教育委員会担当者が昨年度の事業を報告、本年度の計画を審議した。

 現地見学で諸志にある中城ノロ家と、今泊にある今帰仁ノロの祭事道具一式やオーレーウドゥンの位牌(いはい)工芸品、津屋口墓(アカン墓)、墓碑の建造物などを視察した。

 視察時はセンターの仲原弘哲館長が解説し、現所有者らと同委員会のメンバーが活発に議論した。

 同委員会の大城茂樹会長は「歴史的価値のある物ばかりで、継承すべき文化財は指定に向けて早急に保存しなければならない」と話した。


  (新城孝博通信員)


  琉球新報

楽天、初の日本一 キャンプ地も熱狂(久米島・沖縄)

楽天、初の日本一 キャンプ地、久米島も熱狂
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東北楽天ゴールデンイーグルス初の日本一を祝福するキャンプ地・久米島の町民=3日、久米島町のリゾートホテル久米アイランド(盛長容子通信員撮影)

 【久米島】
東北楽天ゴールデンイーグルスが初の日本一に輝いた3日夜、キャンプ地・久米島町は島全体が歓喜に沸いた。球団初の日本シリーズ制覇を見守ろうと、大型スクリーンが設置されたリゾートホテル久米アイランドには町民約70人が集まった。
最終回、田中将大投手の登板が告げられると、会場の熱気は最高潮に。優勝の瞬間には、体をぶつけ合い、もみくちゃになって喜びを表した。

 同球団は創設以来、久米島でキャンプを開いており、町民の思い入れも強い。町民自ら球拾いを手伝うなど、島を挙げて球団の飛躍を応援している。

 一方、宮城県人会「沖縄萩の会」の戸袋勝行会長は「沖縄県内には約60人の被災者が避難しており、いつ帰れるか分からない状況だが、楽天の優勝が勇気を与えてくれた」と声を震わせた。


 (盛長容子通信員)


  琉球新報
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category沖縄観光  time09:22

沖縄闘牛 増える女性観客(OKINAWA)

沖縄闘牛 増える女性観客
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闘牛場には女性や家族連れの姿も多く見られた
=うるま市石川多目的ドーム

 沖縄の娯楽として長い歴史を持つ闘牛(ウシオーラセー)。10日には100回の節目を迎える秋の全島闘牛大会が開催される。男性の娯楽というイメージが強いが、近年、女性の観客も増えている。9月にうるま市石川多目的ドームで開かれた闘牛大会。そこには闘牛の迫力に魅せられた女性たちがいた。(伊集竜太郎)

■ドーム効果
 開始前から最前列に陣取る20代の女性たち。その一人で、友人と観戦に訪れた中石エリナさん=うるま市=は、2年前からドームでの大会は必ず見ているという。友人の山内梨沙さん=読谷村=は、最前列では柵付近の攻防で土ぼこりを浴びることもあるというが、「より迫力を体感できる。牛同士がぶつかり合う姿に圧倒される」と魅力を語る。

 県闘牛組合連合会の山城長徳事務局長は県内初のドーム型闘牛場の誕生で、「天候に左右されず快適に見られる環境が整ったことで、女性だけでなく、家族連れや外国人の観客が増えている」と話す。2007年に完成した同闘牛場では、古かったトイレも新しく洋式に変えるなど気を配った。

■女性の視点 
会場では、女性らが勝利した牛に歓声や大きな拍手を送るなど、闘牛を満喫していた。

 そんな中、60代の写真愛好家、新垣フミ子さん=南風原町=が最前列でカメラを構えていた。友人の誘いで趣味で写真を始めた新垣さんは、うるま市与那城屋慶名出身。地元で開催される闘牛大会をよく見ていたことから、「せっかく撮るなら幼いころから見ていたものを」と闘牛場に足を運ぶようになった。今では本島各地のほとんどの大会を熱心に訪ねる。写真集「沖縄闘牛とあまくま」を出版し、個展を開催するなど闘牛への思いは尽きない。

 「利口な牛は、勝って会場を一周するときや会場を出るときも、ずっと牛主の顔を見ている。気持ちの通じ合う両者を見ていると涙が出るほど感動する」。新垣さんは、何度も撮影するうちに牛主と牛との結びつきの強さを感じるようになったという。「私がそんなところに気づいたのは、おなかを痛めて子どもを産んだ経験がある女性だからこそだと思う」と頬を緩めた。

  沖縄タイムス
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category沖縄観光  time09:16