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2013-10-31
玉城さん「がらまん大賞」 3児童に部門大賞(沖縄)
玉城さん「がらまん大賞」 3児童に部門大賞

(左から)がらまん大賞に輝いた玉城理絵さんと、部門別大賞に輝いた仲間関羽君、高江洲馬琉君、島袋颯聖君
=28日、宜野座村文化センターがらまんホール
【宜野座】
絵画やイラストなどの創作活動を通して児童生徒の個性や才能を伸ばす、宜野座村の第16回がらまん大賞の表彰式が28日、宜野座村文化センターがらまんホールであった。
応募総数506点の中から最も評価の高い作品に与えられるがらまん大賞に宜野座高校3年の玉城理絵さん(18)が輝いた。がらまん大賞の授与は11年ぶり。
第16回は、絵画部門307点、イラスト部門24点、造形部門175点の合計506点の応募があった。まんが部門の応募はなかった。入選以上は200人。
部門別大賞は、絵画の部は宜野座小4年の高江洲馬琉(まる)君(10)、イラストの部は松田小2年の島袋颯聖(はやせ)君(8)、造形の部は宜野座小3年の仲間関羽君(9)。
受賞者を代表してあいさつした玉城さんは「いつも私の絵を見て笑顔になる人を想像して描いている。絵は人を幸せにできると信じているのでこれからも描き続け、うまくなることに挑戦していきたい」と力強く語った。
審査員で県芸大非常勤講師の具志堅宏清氏は、受賞作品を細かく講評し、創造性あふれる作品を応募してきた小さな芸術家たちを激励した。
受賞作品は村内の小中学校や役場などで展示される。
琉球新報

(左から)がらまん大賞に輝いた玉城理絵さんと、部門別大賞に輝いた仲間関羽君、高江洲馬琉君、島袋颯聖君
=28日、宜野座村文化センターがらまんホール
【宜野座】
絵画やイラストなどの創作活動を通して児童生徒の個性や才能を伸ばす、宜野座村の第16回がらまん大賞の表彰式が28日、宜野座村文化センターがらまんホールであった。
応募総数506点の中から最も評価の高い作品に与えられるがらまん大賞に宜野座高校3年の玉城理絵さん(18)が輝いた。がらまん大賞の授与は11年ぶり。
第16回は、絵画部門307点、イラスト部門24点、造形部門175点の合計506点の応募があった。まんが部門の応募はなかった。入選以上は200人。
部門別大賞は、絵画の部は宜野座小4年の高江洲馬琉(まる)君(10)、イラストの部は松田小2年の島袋颯聖(はやせ)君(8)、造形の部は宜野座小3年の仲間関羽君(9)。
受賞者を代表してあいさつした玉城さんは「いつも私の絵を見て笑顔になる人を想像して描いている。絵は人を幸せにできると信じているのでこれからも描き続け、うまくなることに挑戦していきたい」と力強く語った。
審査員で県芸大非常勤講師の具志堅宏清氏は、受賞作品を細かく講評し、創造性あふれる作品を応募してきた小さな芸術家たちを激励した。
受賞作品は村内の小中学校や役場などで展示される。
琉球新報
桃色満開、 トックリキワタ見頃 (沖縄)
桃色満開、街を染め トックリキワタ見頃

鮮やかな桃色の花を咲かせるトックリキワタ
=30日午後、那覇市寄宮(桑原晶子撮影)
県内各地でトックリキワタの花が見頃を迎え、秋の街や通りを華やかに彩っている。那覇市寄宮の佐久本政宏さん(77)宅では、見事な枝振りのトックリキワタが満開となった。青空が広がった30日、鮮やかな桃色の花々が道行く人々の目を楽しませていた。
佐久本さんの父が50年以上前に植え、大切に育ててきた。「夏は大きな木陰で地域の人たちが一休みしていく。花も美しいが、若葉のころもきれいですよ」と佐久本さん。風が吹くたびに散っていく花びらを丁寧に掃き集めていた。
トックリキワタは南米原産。満開の様子がサクラと似ていることから「南洋ザクラ」とも呼ばれている。
琉球新報

鮮やかな桃色の花を咲かせるトックリキワタ
=30日午後、那覇市寄宮(桑原晶子撮影)
県内各地でトックリキワタの花が見頃を迎え、秋の街や通りを華やかに彩っている。那覇市寄宮の佐久本政宏さん(77)宅では、見事な枝振りのトックリキワタが満開となった。青空が広がった30日、鮮やかな桃色の花々が道行く人々の目を楽しませていた。
佐久本さんの父が50年以上前に植え、大切に育ててきた。「夏は大きな木陰で地域の人たちが一休みしていく。花も美しいが、若葉のころもきれいですよ」と佐久本さん。風が吹くたびに散っていく花びらを丁寧に掃き集めていた。
トックリキワタは南米原産。満開の様子がサクラと似ていることから「南洋ザクラ」とも呼ばれている。
琉球新報
南風原に新ヒーロー“参上” (沖縄)
南風原に新ヒーロー“参上” 第1回はえるんフェス

ローカルヒーローとして活躍が期待される
「南風原新伝説 飛勇人」
【南風原】
南風原町内の伝説を基にしたローカルヒーロー「南風原新伝説 飛勇人(ヒュート)」が誕生し、20日開かれた「第1回はえるんフェスティバル2013」の会場に“参上”した。
ローカルヒーローとして人気を博した「黄金戦隊かぼっちゃマン」の活動休止から3年余を経て、「南風原町の夢と希望を守る」新ヒーローが誕生し、町の新たな顔として期待の声が寄せられている。
新ヒーローのキャラクターは6人。「飛勇人」は津嘉山の飛び安里伝説を基にした。ヒロインは宮城の羽衣伝説から生まれた「ビレア姫」だ。長老「ユクツナ」は宮平の善綱大屋子伝説、敵役ボスの「アダンマー」は神里に伝わるアダンの実の民話、サメブラザース「サメ太」「サメノリー」は黄金森で発掘されたサメの歯の話がモチーフだ。
昨年上演された町民劇場を契機に、町内の有志が新ヒーロー誕生に向け取り組んできた。正体は謎で、今後町内のイベントなどで活躍予定だ。
はえるんフェスティバルの会場では多くの町民らが詰め掛け、新ヒーローの誕生を喜んだ。「かぼっちゃマンプロジェクト」を運営していた新垣敏さんは「地元の若い世代による新ヒーローにゾクゾクしている。子どもたちに夢や希望を与える存在としてぜひ続けてほしい」と活躍を期待する。
ヒーローが夢という屋部雄星ちゃん(3)は「大きくなったら飛勇人みたいになりたい」と笑顔を見せた。
琉球新報

ローカルヒーローとして活躍が期待される
「南風原新伝説 飛勇人」
【南風原】
南風原町内の伝説を基にしたローカルヒーロー「南風原新伝説 飛勇人(ヒュート)」が誕生し、20日開かれた「第1回はえるんフェスティバル2013」の会場に“参上”した。
ローカルヒーローとして人気を博した「黄金戦隊かぼっちゃマン」の活動休止から3年余を経て、「南風原町の夢と希望を守る」新ヒーローが誕生し、町の新たな顔として期待の声が寄せられている。
新ヒーローのキャラクターは6人。「飛勇人」は津嘉山の飛び安里伝説を基にした。ヒロインは宮城の羽衣伝説から生まれた「ビレア姫」だ。長老「ユクツナ」は宮平の善綱大屋子伝説、敵役ボスの「アダンマー」は神里に伝わるアダンの実の民話、サメブラザース「サメ太」「サメノリー」は黄金森で発掘されたサメの歯の話がモチーフだ。
昨年上演された町民劇場を契機に、町内の有志が新ヒーロー誕生に向け取り組んできた。正体は謎で、今後町内のイベントなどで活躍予定だ。
はえるんフェスティバルの会場では多くの町民らが詰め掛け、新ヒーローの誕生を喜んだ。「かぼっちゃマンプロジェクト」を運営していた新垣敏さんは「地元の若い世代による新ヒーローにゾクゾクしている。子どもたちに夢や希望を与える存在としてぜひ続けてほしい」と活躍を期待する。
ヒーローが夢という屋部雄星ちゃん(3)は「大きくなったら飛勇人みたいになりたい」と笑顔を見せた。
琉球新報
「やえせパン」発売(南風原・沖縄)
特産紅芋たっぷり 「やえせパン」発売

八重瀬町産の紅芋を主な原料として新たに売り出した
2種類のパン=28日、同町役場
【八重瀬】
オキコ(西原町、仲田龍男社長)は、八重瀬町産の紅芋を主な原料とした菓子パン「やえせのシーちゃんのおいものメロンパン」(税込み126円)と「やえせのシーちゃんの紅芋スティックパイ」(同130円)を、29日から県内量販店やコンビニで販売している。
28日、同町役場で記者発表した。各地域の特産品を活用した“ご当地パン”を販売する同社の地域応援プロジェクト「Yummy(ヤミー)!UCIHNA(ウチナー)」の第2弾。これまで豊見城市や沖縄市、南城市でプロジェクトを進めてきた。
町は県内で読谷村に次ぐ、紅芋の産地。今回は町商工会が進める町産農産物PR事業「八重瀬カラフルベジタブルプロジェクト」と連携した。2カ月間の期間限定販売を想定し、2種類のパンをそれぞれ5万個ずつ生産する。商品のパッケージには町の公式キャラクター「シーちゃん」の姿が強調されている。
「メロンパン」は町産の紅芋のペーストと角切り芋を練り込んだ。「スティックパイ」は紅芋を練り込んだパイ生地に黒糖入り練乳クリームを挟んだ。紅芋のペースト加工や黒糖の供給は全て町内の会社が担った。
会見に出席した比屋根方次町長は「こういったパンは子どもから大人まで気に入ると思う。八重瀬町の宣伝にもつながることを期待している」と話した。
琉球新報

八重瀬町産の紅芋を主な原料として新たに売り出した
2種類のパン=28日、同町役場
【八重瀬】
オキコ(西原町、仲田龍男社長)は、八重瀬町産の紅芋を主な原料とした菓子パン「やえせのシーちゃんのおいものメロンパン」(税込み126円)と「やえせのシーちゃんの紅芋スティックパイ」(同130円)を、29日から県内量販店やコンビニで販売している。
28日、同町役場で記者発表した。各地域の特産品を活用した“ご当地パン”を販売する同社の地域応援プロジェクト「Yummy(ヤミー)!UCIHNA(ウチナー)」の第2弾。これまで豊見城市や沖縄市、南城市でプロジェクトを進めてきた。
町は県内で読谷村に次ぐ、紅芋の産地。今回は町商工会が進める町産農産物PR事業「八重瀬カラフルベジタブルプロジェクト」と連携した。2カ月間の期間限定販売を想定し、2種類のパンをそれぞれ5万個ずつ生産する。商品のパッケージには町の公式キャラクター「シーちゃん」の姿が強調されている。
「メロンパン」は町産の紅芋のペーストと角切り芋を練り込んだ。「スティックパイ」は紅芋を練り込んだパイ生地に黒糖入り練乳クリームを挟んだ。紅芋のペースト加工や黒糖の供給は全て町内の会社が担った。
会見に出席した比屋根方次町長は「こういったパンは子どもから大人まで気に入ると思う。八重瀬町の宣伝にもつながることを期待している」と話した。
琉球新報
「江戸上り」張り子で再現 横浜で個展(沖縄)
「江戸上り」張り子で再現 豊永盛人さん、横浜で個展

「江戸上り」を再現した琉球張り子と制作した豊永盛人さん
(横浜能楽堂提供)
琉球玩具作家の豊永盛人さん(37)制作の琉球張り子で「江戸上り」を再現した展示会「歌う 踊る 弾く―琉球張り子・豊永盛人の世界」が、神奈川県の横浜能楽堂で開かれている。12月8日まで。入場無料。
「江戸上り」は琉球が薩摩に支配されていた時代、琉球国王と幕府の将軍が代わるたびに江戸に使節を派遣したことをいう。江戸に上った琉球士族は音楽や舞踊を披露した。
豊永さんは1832年の江戸上りを描いた「琉球人座楽并踊之図」を基に、1カ月かけて48体の張り子を作った。
張り子は全て一点物で高さ約30センチ。豊永さんにとっても、これほど大きな張り子を作る機会はあまりないという。「(制作過程で)沖縄の古典芸能に触れ、いい経験になった。たくさんの人に見てもらいたい」と話した。
問い合わせは横浜能楽堂(電話)045(263)3055。
琉球新報

「江戸上り」を再現した琉球張り子と制作した豊永盛人さん
(横浜能楽堂提供)
琉球玩具作家の豊永盛人さん(37)制作の琉球張り子で「江戸上り」を再現した展示会「歌う 踊る 弾く―琉球張り子・豊永盛人の世界」が、神奈川県の横浜能楽堂で開かれている。12月8日まで。入場無料。
「江戸上り」は琉球が薩摩に支配されていた時代、琉球国王と幕府の将軍が代わるたびに江戸に使節を派遣したことをいう。江戸に上った琉球士族は音楽や舞踊を披露した。
豊永さんは1832年の江戸上りを描いた「琉球人座楽并踊之図」を基に、1カ月かけて48体の張り子を作った。
張り子は全て一点物で高さ約30センチ。豊永さんにとっても、これほど大きな張り子を作る機会はあまりないという。「(制作過程で)沖縄の古典芸能に触れ、いい経験になった。たくさんの人に見てもらいたい」と話した。
問い合わせは横浜能楽堂(電話)045(263)3055。
琉球新報
「女性力」で地域活性化 男女共同参画 (名護市、沖縄)
「女性力」で地域活性化 名護市、男女共同参画シンポ

男女共同参画の課題などを語るパネリストら
=26日、名護市国際交流会館
【名護】
男女共同参画シンポジウム「女性力で名護市の活性化を」(主催・名護市、名護市各種団体女性代表ネットワーク協議会)が26日、名護市国際交流会館で開かれた。
稲嶺進市長と市内の企業代表らが参加した討論では、企業で女性の採用や男性の育児休暇取得などが進むなどの例が報告された。
一方で男女共同参画条例の理念を市民に浸透させ、具現化する方法が課題に挙げられた。
討論は稲嶺市長、北部地区医師会病院の諸喜田林院長、オリオンビール名護工場の上間正樹総務部次長、農業女性従事者の会の岸本信子会長が登壇。基調講演は林優子名桜大准教授が、福島県会津若松市の商店街で女性が主体的に取り組んだ地域活性化の成功例を紹介した。
諸喜田院長は職員の7割を女性が占める同病院で今年初めて男性の育児休暇取得があったことを紹介。その上で「条例を社会の仕組みにどう取り入れるかが課題と思う」と指摘した。
上間次長は女性正社員7人のうち4人が技術職として勤務し「これまではほぼ男性職場だったが、理系の女性採用も増えた」と現状を報告した。岸本さんは夫婦・家族間で家事分担などを決める「家族協定」を取り入れたことを語り「事業継続のパートナーとして必要なことだ。従事者の会は21組が締結している」と語った。
稲嶺市長は報告を受け「名護市の行政委員会、審議会の女性委員は目標の3割に届かない。条例をつくったわれわれがさらに推進する形で取り組みたい」と語った。
琉球新報

男女共同参画の課題などを語るパネリストら
=26日、名護市国際交流会館
【名護】
男女共同参画シンポジウム「女性力で名護市の活性化を」(主催・名護市、名護市各種団体女性代表ネットワーク協議会)が26日、名護市国際交流会館で開かれた。
稲嶺進市長と市内の企業代表らが参加した討論では、企業で女性の採用や男性の育児休暇取得などが進むなどの例が報告された。
一方で男女共同参画条例の理念を市民に浸透させ、具現化する方法が課題に挙げられた。
討論は稲嶺市長、北部地区医師会病院の諸喜田林院長、オリオンビール名護工場の上間正樹総務部次長、農業女性従事者の会の岸本信子会長が登壇。基調講演は林優子名桜大准教授が、福島県会津若松市の商店街で女性が主体的に取り組んだ地域活性化の成功例を紹介した。
諸喜田院長は職員の7割を女性が占める同病院で今年初めて男性の育児休暇取得があったことを紹介。その上で「条例を社会の仕組みにどう取り入れるかが課題と思う」と指摘した。
上間次長は女性正社員7人のうち4人が技術職として勤務し「これまではほぼ男性職場だったが、理系の女性採用も増えた」と現状を報告した。岸本さんは夫婦・家族間で家事分担などを決める「家族協定」を取り入れたことを語り「事業継続のパートナーとして必要なことだ。従事者の会は21組が締結している」と語った。
稲嶺市長は報告を受け「名護市の行政委員会、審議会の女性委員は目標の3割に届かない。条例をつくったわれわれがさらに推進する形で取り組みたい」と語った。
琉球新報
ミスきたなか3人選出 (OKINAWA)
ミスきたなか3人選出 長寿日本一アピール

「2014ミス(美寿)きたなかぐすく」に選ばれた(右から)
スタンバーグツルさん、比嘉英子さん、比嘉ハツさん
=26日、北中城村中央公民館
【北中城】
北中城村の第5回北中城福祉まつりが26日、村中央公民館であり、村の健康長寿をPRする「2014ミス(美寿)きたなかぐすく」に村和仁屋の比嘉ハツさん(95)、村島袋のスタンバーグツルさん(94)、村喜舎場の比嘉英子さん(82)の3人が選出された。
ハツさんが「ミスさらばんじ」、ツルさんが「ミスちむじゅらさ」、英子さんが「ミスがんじゅう」として、今後1年間、村内のイベントなどで健康長寿を呼び掛ける。
ことし発表された厚生労働省の調査で、前回(5年前)に続き女性が長寿日本一となった同村。「ミスきたなかぐすく」は長寿日本一を全国にPRしようと2010年から始まった取り組みで、3人は4代目。新垣邦男村長から認定証が贈られ、3代目の3人からたすきを引き継いだ。
北中城福祉まつりでは、子どもたちによるダンスや空手、健康チェック、むかし遊びなどの催しがあり、多くの村民が楽しんだ。
琉球新報

「2014ミス(美寿)きたなかぐすく」に選ばれた(右から)
スタンバーグツルさん、比嘉英子さん、比嘉ハツさん
=26日、北中城村中央公民館
【北中城】
北中城村の第5回北中城福祉まつりが26日、村中央公民館であり、村の健康長寿をPRする「2014ミス(美寿)きたなかぐすく」に村和仁屋の比嘉ハツさん(95)、村島袋のスタンバーグツルさん(94)、村喜舎場の比嘉英子さん(82)の3人が選出された。
ハツさんが「ミスさらばんじ」、ツルさんが「ミスちむじゅらさ」、英子さんが「ミスがんじゅう」として、今後1年間、村内のイベントなどで健康長寿を呼び掛ける。
ことし発表された厚生労働省の調査で、前回(5年前)に続き女性が長寿日本一となった同村。「ミスきたなかぐすく」は長寿日本一を全国にPRしようと2010年から始まった取り組みで、3人は4代目。新垣邦男村長から認定証が贈られ、3代目の3人からたすきを引き継いだ。
北中城福祉まつりでは、子どもたちによるダンスや空手、健康チェック、むかし遊びなどの催しがあり、多くの村民が楽しんだ。
琉球新報
元寇船 発見 通説覆す船構造 (沖縄)
元寇船いかり 発見 通説覆す船構造 示唆

新たな元寇沈没船のいかりの発見について説明する、
琉球大の池田榮史教授
=22日午後、長崎県松浦市
琉球大の池田榮史教授と長崎県松浦市教育委員会らの合同調査チームは22日、松浦市鷹島(たかしま)沖の海底で、鎌倉時代の元寇時に沈没した元の船のいかりの一部とみられる大きな石と木材を発見した。
これにより、元寇の船が通説よりも複雑である可能性が高まった。池田教授は「発掘から、世界最大の海難事故といわれる元寇の実態を明らかにしたい」と語っている。
(與那覇里子)
水深約20メートル付近で発見されたいかりは、石の長さ2・5メートル、厚さは約40センチ。木材は一辺の長さが約2メートル。これまで鷹島沖で見つかったいかりのほとんどは、比較的簡単に造れる二つの石の組み合わせで、一つの大きな石を使ったいかりが発見されたのは初めて。
元が4400隻と多数で来襲したことから、通説では元の船は急造の簡素な造りだったと推測されてきた。しかし、池田教授は今回の発見で「しっかりとした船で来襲していたことが分かった。
絵巻物では分からない事実をもっと解き明かしたい」と話している。
調査実り国史跡指定
鷹島では、1980年代から海中の馬の骨や木材などが港の工事や漁網で引き揚げられて発見され、調査が始まった。池田教授は科学的な手法が必要と考え、2005年から音波調査、試掘調査などに乗りだした。
水中調査は1日約60万円かかり、潜水は安全面から1回約30分、1日2回が限度。視界も悪く池田教授は「みそ汁の中を潜っている感じ。命掛けの作業」。それでもチームは、11年に元寇の沈没船の骨組みとなる「竜骨」を初めて発見、12年には竜骨の長さも解明するなど実績を挙げてきた。周辺は同年、「鷹島神崎遺跡」として海底初の国指定史跡に指定された。
「日本は水中遺跡に関する体制では発展途上」(文化庁文化財部記念物課の担当者)だが、池田教授らの研究を受け、国は水中遺跡の保存や調査の指針を15年度までにまとめる予定という。
実質的に国内の水中遺跡調査をリードしてきた池田教授。「まるでタイムカプセル探し。物から人の息吹を感じ、歴史のリアルをもたらしたい」と、調査の進展に向け意気込んでいる。
沖縄タイムス

新たな元寇沈没船のいかりの発見について説明する、
琉球大の池田榮史教授
=22日午後、長崎県松浦市
琉球大の池田榮史教授と長崎県松浦市教育委員会らの合同調査チームは22日、松浦市鷹島(たかしま)沖の海底で、鎌倉時代の元寇時に沈没した元の船のいかりの一部とみられる大きな石と木材を発見した。
これにより、元寇の船が通説よりも複雑である可能性が高まった。池田教授は「発掘から、世界最大の海難事故といわれる元寇の実態を明らかにしたい」と語っている。
(與那覇里子)
水深約20メートル付近で発見されたいかりは、石の長さ2・5メートル、厚さは約40センチ。木材は一辺の長さが約2メートル。これまで鷹島沖で見つかったいかりのほとんどは、比較的簡単に造れる二つの石の組み合わせで、一つの大きな石を使ったいかりが発見されたのは初めて。
元が4400隻と多数で来襲したことから、通説では元の船は急造の簡素な造りだったと推測されてきた。しかし、池田教授は今回の発見で「しっかりとした船で来襲していたことが分かった。
絵巻物では分からない事実をもっと解き明かしたい」と話している。
調査実り国史跡指定
鷹島では、1980年代から海中の馬の骨や木材などが港の工事や漁網で引き揚げられて発見され、調査が始まった。池田教授は科学的な手法が必要と考え、2005年から音波調査、試掘調査などに乗りだした。
水中調査は1日約60万円かかり、潜水は安全面から1回約30分、1日2回が限度。視界も悪く池田教授は「みそ汁の中を潜っている感じ。命掛けの作業」。それでもチームは、11年に元寇の沈没船の骨組みとなる「竜骨」を初めて発見、12年には竜骨の長さも解明するなど実績を挙げてきた。周辺は同年、「鷹島神崎遺跡」として海底初の国指定史跡に指定された。
「日本は水中遺跡に関する体制では発展途上」(文化庁文化財部記念物課の担当者)だが、池田教授らの研究を受け、国は水中遺跡の保存や調査の指針を15年度までにまとめる予定という。
実質的に国内の水中遺跡調査をリードしてきた池田教授。「まるでタイムカプセル探し。物から人の息吹を感じ、歴史のリアルをもたらしたい」と、調査の進展に向け意気込んでいる。
沖縄タイムス
素牛ブランド「八重山郷里」をアピール(沖縄)
素牛の産地をアピール ブランド「八重山郷里」

八重山産子牛ブランド「八重山郷里」を立ち上げた
八重山郷里素牛生産者グループの会員ら
=23日午後、東京都目黒区のホテル 生産者グループが発足
【東京】
八重山の和牛繁殖農家でつくる八重山郷里素牛生産者グループ(東竹西信行リーダー)は23日午後、都内で八重山産子牛ブランド「八重山郷里」の発足式を開いた。
同グループは「おいしい牛肉づくりは素牛から」をスローガンに、ブランドのロゴマークをつくって全国にアピールしていく。
通常、ブランド牛には肥育された土地の名前が商標され、素牛の産地はあまり問題にされない。同グループは、肥育農家、食肉卸、エンドユーザーと連携を図り、良質な子牛産地としての八重山をPRしていく。
同グループは「品質や安全について繁殖農家の役割と責任を共有する」(東竹西リーダー)として、子牛一頭ごとの飼料や治療などの履歴を網羅したカルテ「八重山郷里物語」の作成などをスタートさせる考え。
東竹西さんは「環太平洋連携協定(TPP)の影響で、牛肉の生産・流通構造に大きな変化が起ころうとしている中で、小規模な繁殖農家の多い八重山の農家が生き残るために、農家の個性を尊重しながら、組織的な活動を通じて継続的な経営につなげていきたい」と話した。
発足式には川満栄長竹富町長や外間守吉与那国町長、信戸一利農水省食肉流通係長らが出席した。
(黒島安央東京通信員)
八重山毎日新聞

八重山産子牛ブランド「八重山郷里」を立ち上げた
八重山郷里素牛生産者グループの会員ら
=23日午後、東京都目黒区のホテル 生産者グループが発足
【東京】
八重山の和牛繁殖農家でつくる八重山郷里素牛生産者グループ(東竹西信行リーダー)は23日午後、都内で八重山産子牛ブランド「八重山郷里」の発足式を開いた。
同グループは「おいしい牛肉づくりは素牛から」をスローガンに、ブランドのロゴマークをつくって全国にアピールしていく。
通常、ブランド牛には肥育された土地の名前が商標され、素牛の産地はあまり問題にされない。同グループは、肥育農家、食肉卸、エンドユーザーと連携を図り、良質な子牛産地としての八重山をPRしていく。
同グループは「品質や安全について繁殖農家の役割と責任を共有する」(東竹西リーダー)として、子牛一頭ごとの飼料や治療などの履歴を網羅したカルテ「八重山郷里物語」の作成などをスタートさせる考え。
東竹西さんは「環太平洋連携協定(TPP)の影響で、牛肉の生産・流通構造に大きな変化が起ころうとしている中で、小規模な繁殖農家の多い八重山の農家が生き残るために、農家の個性を尊重しながら、組織的な活動を通じて継続的な経営につなげていきたい」と話した。
発足式には川満栄長竹富町長や外間守吉与那国町長、信戸一利農水省食肉流通係長らが出席した。
(黒島安央東京通信員)
八重山毎日新聞
上あごなど頭骨見つかる (八重山・沖縄)
上あごなど頭骨見つかる 白保竿根田原洞穴遺跡調査

1万6000―1万8000年前の層から見つかった人の頭骨

上あごの骨。歯が並んでいるのが分かる 「港川人との比較資料」に 1万6千―1万8千年前の層 “顔”の起源に手掛かり
県立埋蔵文化財センターは7日から石垣市白保竿根田原洞穴遺跡で本年度の発掘調査を行っており、29日までに1万6000―1万8000年前の層から人の頭骨が見つかった。
これまでに頭部の左側や上あご、後頭部などが見つかっており、土に埋もれた部分から口や鼻など頭の前面の骨を発掘することができれば、当時の石垣島でどのような顔をした人が暮らしていたのかを知る手掛かりが得られるものとして注目されそうだ。
今回頭骨が見つかった層の年代は、港川人の約1万7000年前と重なっており、調査に参加している琉球大学医学部の土肥直美非常勤講師は「比較資料として興味深い」としている。
2012年度から3年間実施している重要遺跡範囲確認調査。同遺跡の範囲や年代の確認も目的としているため、発掘は最小限に抑えて行っている。本年度は12月6日まで約2カ月実施する計画で、前年度までの調査で人骨や遺物が見つかっている場所を中心に発掘している。
発掘は「グリッド」と呼ばれる2㍍四方の区域を単位にして実施。今回の発掘では、「ⅢC」と名付けられた1万6000―1万8000年前の層にあるG5グリッドから人の頭骨が見つかった。
見つかった頭骨は、土の重みで割れているため、発掘によって露出した部分を見ると、後頭部の骨から上あごの骨まで30㌢ほど離れた状態で埋まっている。
発掘した骨は、骨に含まれるたんぱく質などの有機成分が紫外線の影響を受けないようにするためにアルミホイルで包み、冷蔵保存。分析は、同センターや琉球大学、国立科学博物館、東京大学、県立博物館・美術館などが参加する共同研究として実施し、年代測定などの結果は、早ければ来年にも報告書にまとめることになっている。
発掘ではまた、8500―9500年前のI5グリッドⅢB層や1万6000―1万8000年前のI6グリッドⅢC層からイノシシの骨や土器片、人骨が出ている。
八重山毎日新聞

1万6000―1万8000年前の層から見つかった人の頭骨

上あごの骨。歯が並んでいるのが分かる 「港川人との比較資料」に 1万6千―1万8千年前の層 “顔”の起源に手掛かり
県立埋蔵文化財センターは7日から石垣市白保竿根田原洞穴遺跡で本年度の発掘調査を行っており、29日までに1万6000―1万8000年前の層から人の頭骨が見つかった。
これまでに頭部の左側や上あご、後頭部などが見つかっており、土に埋もれた部分から口や鼻など頭の前面の骨を発掘することができれば、当時の石垣島でどのような顔をした人が暮らしていたのかを知る手掛かりが得られるものとして注目されそうだ。
今回頭骨が見つかった層の年代は、港川人の約1万7000年前と重なっており、調査に参加している琉球大学医学部の土肥直美非常勤講師は「比較資料として興味深い」としている。
2012年度から3年間実施している重要遺跡範囲確認調査。同遺跡の範囲や年代の確認も目的としているため、発掘は最小限に抑えて行っている。本年度は12月6日まで約2カ月実施する計画で、前年度までの調査で人骨や遺物が見つかっている場所を中心に発掘している。
発掘は「グリッド」と呼ばれる2㍍四方の区域を単位にして実施。今回の発掘では、「ⅢC」と名付けられた1万6000―1万8000年前の層にあるG5グリッドから人の頭骨が見つかった。
見つかった頭骨は、土の重みで割れているため、発掘によって露出した部分を見ると、後頭部の骨から上あごの骨まで30㌢ほど離れた状態で埋まっている。
発掘した骨は、骨に含まれるたんぱく質などの有機成分が紫外線の影響を受けないようにするためにアルミホイルで包み、冷蔵保存。分析は、同センターや琉球大学、国立科学博物館、東京大学、県立博物館・美術館などが参加する共同研究として実施し、年代測定などの結果は、早ければ来年にも報告書にまとめることになっている。
発掘ではまた、8500―9500年前のI5グリッドⅢB層や1万6000―1万8000年前のI6グリッドⅢC層からイノシシの骨や土器片、人骨が出ている。
八重山毎日新聞
川平湾で新種生物? (八重山・沖縄)
川平湾で新種生物? 県の生態系調査で発見

川平湾で発見された「新種」と思われる甲殻類
川平湾をモデル海域に閉鎖性海域における堆積赤土等の対策手法を検討している第4回委員会では、川平湾に流入する濁質成分やサンゴの骨格などの詳細な調査が行われている中、生態系調査では「新種」と思われる甲殻類が数種類発見されたことが報告された。
アナジャコ科やスナモグリ科の一種と思われる生物で、同調査を行っている株式会社東京久栄(埼玉県)の八代幸太郎主任研究員は「新種の可能性もある」という。
川平湾の生態系について八代研究員は「琉球列島の典型的な内湾環境で特殊な環境も存在している」と話し、見つかった甲殻類の詳細を調べていくという。
八重山毎日新聞

川平湾で発見された「新種」と思われる甲殻類
川平湾をモデル海域に閉鎖性海域における堆積赤土等の対策手法を検討している第4回委員会では、川平湾に流入する濁質成分やサンゴの骨格などの詳細な調査が行われている中、生態系調査では「新種」と思われる甲殻類が数種類発見されたことが報告された。
アナジャコ科やスナモグリ科の一種と思われる生物で、同調査を行っている株式会社東京久栄(埼玉県)の八代幸太郎主任研究員は「新種の可能性もある」という。
川平湾の生態系について八代研究員は「琉球列島の典型的な内湾環境で特殊な環境も存在している」と話し、見つかった甲殻類の詳細を調べていくという。
八重山毎日新聞
2013-10-30
美里工勝利、決勝は沖尚と県勢対決 秋季九州高校野球
美里工勝利、決勝は沖尚と県勢対決 秋季九州高校野球
準決勝 美里工-神村学園 好投する美里工の伊波友和
=30日、沖縄セルラースタジアム那覇
高校野球の秋季九州大会(第133回九州大会)第4日は30日、沖縄セルラースタジアム那覇で準決勝を行い、第2試合で美里工は神村学園(鹿児島)に5-1で勝利した。第1試合では沖縄尚学が4-1で鎮西(熊本)に勝利しており、決勝は美里工との県勢対決となった。
美里工は三回、先頭の伊波友和が中前打で出塁。神田大輝の死球と西藏當祥の内野安打で1死満塁とし、宮城諒大が四球を選んで1点を先制した。続く花城航の内野ゴロの間に1点を追加した。神村学園は直後に三連打で1点を返した。
美里工は六回に無死から四球で出塁した花城を犠打などで三塁まで進め、7番内間幹也がしぶとく中前に運んで1点を加えた。七回には花城の三塁打などで2点を追加して引き離した。先発の伊波は安打を許しながらも要所を締めた。
【琉球新報電子版】

準決勝 美里工-神村学園 好投する美里工の伊波友和
=30日、沖縄セルラースタジアム那覇
高校野球の秋季九州大会(第133回九州大会)第4日は30日、沖縄セルラースタジアム那覇で準決勝を行い、第2試合で美里工は神村学園(鹿児島)に5-1で勝利した。第1試合では沖縄尚学が4-1で鎮西(熊本)に勝利しており、決勝は美里工との県勢対決となった。
美里工は三回、先頭の伊波友和が中前打で出塁。神田大輝の死球と西藏當祥の内野安打で1死満塁とし、宮城諒大が四球を選んで1点を先制した。続く花城航の内野ゴロの間に1点を追加した。神村学園は直後に三連打で1点を返した。
美里工は六回に無死から四球で出塁した花城を犠打などで三塁まで進め、7番内間幹也がしぶとく中前に運んで1点を加えた。七回には花城の三塁打などで2点を追加して引き離した。先発の伊波は安打を許しながらも要所を締めた。
【琉球新報電子版】
九州高校野球:決勝は美里工-沖尚(沖縄)
九州高校野球:決勝は美里工-沖尚

高校野球の秋季九州大会(第133回九州大会)準決勝は30日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、美里工業は5―1で神村学園(鹿児島)を破って、初の決勝進出を決めた。
4強入りで来春の選抜大会出場を有力にしている美里工は、決勝進出で選抜切符を確実なものにした。
美里工は三回、押し出し四球で1点を先制すると、続く好機で併殺崩れの間に1点を追加。六回には内間幹也が貴重な1点をたたき出し、七回にも2点を奪った。投げてはエース伊波友和が11安打を浴びながらも、1失点で完投勝ち。
決勝は31日正午から同球場で行われ、美里工業は2年連続の優勝を目指す沖縄尚学とぶつかる。県勢同士の決勝対決は大会初。
沖縄タイムス

高校野球の秋季九州大会(第133回九州大会)準決勝は30日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、美里工業は5―1で神村学園(鹿児島)を破って、初の決勝進出を決めた。
4強入りで来春の選抜大会出場を有力にしている美里工は、決勝進出で選抜切符を確実なものにした。
美里工は三回、押し出し四球で1点を先制すると、続く好機で併殺崩れの間に1点を追加。六回には内間幹也が貴重な1点をたたき出し、七回にも2点を奪った。投げてはエース伊波友和が11安打を浴びながらも、1失点で完投勝ち。
決勝は31日正午から同球場で行われ、美里工業は2年連続の優勝を目指す沖縄尚学とぶつかる。県勢同士の決勝対決は大会初。
沖縄タイムス
九州高校野球:沖尚、決勝進出 (沖縄)
九州高校野球:沖尚、決勝進出 鎮西に4―1

高校野球の秋季九州大会(第133回九州大会)準決勝は30日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、沖縄尚学が4―1で鎮西(熊本)を下し、2年連続で決勝進出を決めた。
4強入りで来春の選抜大会出場を有力にしている沖尚は、決勝進出で選抜切符を確実なものにした。
沖尚は五回2死二塁から、3番西平大樹の三塁への当たりで相手の失策を誘うと、その間に二走・久保柊人が本塁を陥れて1点を先制。六回には1死一、三塁から重盗などで3点を追加した。投げてはエース山城大智が1安打、1失点で3試合連続で完投勝ちした。
決勝は31日正午から同球場で行われ、沖尚は美里工業―神村学園(鹿児島)の勝者と優勝を懸ける。
沖縄タイムス

高校野球の秋季九州大会(第133回九州大会)準決勝は30日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、沖縄尚学が4―1で鎮西(熊本)を下し、2年連続で決勝進出を決めた。
4強入りで来春の選抜大会出場を有力にしている沖尚は、決勝進出で選抜切符を確実なものにした。
沖尚は五回2死二塁から、3番西平大樹の三塁への当たりで相手の失策を誘うと、その間に二走・久保柊人が本塁を陥れて1点を先制。六回には1死一、三塁から重盗などで3点を追加した。投げてはエース山城大智が1安打、1失点で3試合連続で完投勝ちした。
決勝は31日正午から同球場で行われ、沖尚は美里工業―神村学園(鹿児島)の勝者と優勝を懸ける。
沖縄タイムス
「海に沈んだ歴史」発見 八重山博物館(沖縄)
「海に沈んだ歴史」発見 八重山博物館

【石垣】沈没船の搭載品などを展示した「海に沈んだ歴史-タイムカプセルを探してみよう」が11月2日まで市立八重山博物館で開かれている。アジア各国の船が往来していた琉球王国時代に沈没した実際の船で、搭載品や船体の一部を集めた。入場無料。
水中文化遺産を研究する県立埋蔵文化財センターや大学、NPOなどの協力で開催。沖縄本島や座間味、宮古、多良間などで沈没した船が積んでいた皿やかめの破片を収集し、付着物を取り除いて展示。水中の調査方法や沈没・漂着に関する当時の文書なども公開している。
八重山関連では、15世紀後半の中国製陶磁器が見つかった市名蔵のシタダル遺跡や、近世期の大和船で使用された「四爪(よつめ)鉄錨(てつびょう)」が県内で初めて見つかった屋良部沖海底遺跡などを紹介している。
同館は「水中文化遺産からは当時の国際情勢や貿易ルートだけでなく、付近集落の規模など生活の様子も見えてくる」とアピールしている。
沖縄タイムス

【石垣】沈没船の搭載品などを展示した「海に沈んだ歴史-タイムカプセルを探してみよう」が11月2日まで市立八重山博物館で開かれている。アジア各国の船が往来していた琉球王国時代に沈没した実際の船で、搭載品や船体の一部を集めた。入場無料。
水中文化遺産を研究する県立埋蔵文化財センターや大学、NPOなどの協力で開催。沖縄本島や座間味、宮古、多良間などで沈没した船が積んでいた皿やかめの破片を収集し、付着物を取り除いて展示。水中の調査方法や沈没・漂着に関する当時の文書なども公開している。
八重山関連では、15世紀後半の中国製陶磁器が見つかった市名蔵のシタダル遺跡や、近世期の大和船で使用された「四爪(よつめ)鉄錨(てつびょう)」が県内で初めて見つかった屋良部沖海底遺跡などを紹介している。
同館は「水中文化遺産からは当時の国際情勢や貿易ルートだけでなく、付近集落の規模など生活の様子も見えてくる」とアピールしている。
沖縄タイムス
非戦誓う鎮魂の舞 日韓関係の安定願う(OKINAWA)
非戦誓う鎮魂の舞 日韓関係の安定願う

韓国の舞踊も奉納された韓国人戦没犠牲者慰霊大祭
=糸満市摩文仁・韓国人慰霊塔
【糸満】市摩文仁の韓国人慰霊塔で26日、戦没者慰霊大祭があり、関係者約100人が、沖縄戦などで日本に徴兵、徴用されて犠牲になった韓国の戦没者を追悼、日韓の安定した関係や非戦を願った。
主催は在日本大韓民国民団沖縄県地方本部(朴(パク)英玉(ヨンオク)団長)と県日韓親善協会(大城宗憲会長)。
朴団長は「沖縄戦は日本でも最も過酷な戦争。朝鮮半島から連れて来られた1万人以上の方が犠牲になった。悲惨な戦争を繰り返さないために、この慰霊祭を続けることが意義深い」と語った。
大城会長は「戦争では女性や子どもが多く犠牲になる。慰安婦の問題は、日本が責任を持って解決しないといけない」と話し、「今、政治がこじれる状況にあるが、民間の方は近寄るべきだ。日韓が共にアジアの指導者に」と呼び掛けた。
駐福岡大韓民国総領事館の朴(パク)鎭雄(ジンウン)総領事は「韓国から強制的に連行された先祖たちは、日本軍の差別を受けながら異国で悲惨な最期を遂げた。この悲痛な教訓と、慰霊祭の意味を後世に広く伝えなくてはならない」と訴えた。
三線の安冨祖流・県指定無形文化財保持者の仲原善光さんが「述懐節」を献奏し、奉納舞踊として松田あかねさんが「浜千鳥」、韓国伝統舞踊家の金順子さんが「鎮魂の舞踏(サルプリ)」を踊った。
同塔は1975年に建立され毎年、慰霊祭を開いている。
沖縄タイムス

韓国の舞踊も奉納された韓国人戦没犠牲者慰霊大祭
=糸満市摩文仁・韓国人慰霊塔
【糸満】市摩文仁の韓国人慰霊塔で26日、戦没者慰霊大祭があり、関係者約100人が、沖縄戦などで日本に徴兵、徴用されて犠牲になった韓国の戦没者を追悼、日韓の安定した関係や非戦を願った。
主催は在日本大韓民国民団沖縄県地方本部(朴(パク)英玉(ヨンオク)団長)と県日韓親善協会(大城宗憲会長)。
朴団長は「沖縄戦は日本でも最も過酷な戦争。朝鮮半島から連れて来られた1万人以上の方が犠牲になった。悲惨な戦争を繰り返さないために、この慰霊祭を続けることが意義深い」と語った。
大城会長は「戦争では女性や子どもが多く犠牲になる。慰安婦の問題は、日本が責任を持って解決しないといけない」と話し、「今、政治がこじれる状況にあるが、民間の方は近寄るべきだ。日韓が共にアジアの指導者に」と呼び掛けた。
駐福岡大韓民国総領事館の朴(パク)鎭雄(ジンウン)総領事は「韓国から強制的に連行された先祖たちは、日本軍の差別を受けながら異国で悲惨な最期を遂げた。この悲痛な教訓と、慰霊祭の意味を後世に広く伝えなくてはならない」と訴えた。
三線の安冨祖流・県指定無形文化財保持者の仲原善光さんが「述懐節」を献奏し、奉納舞踊として松田あかねさんが「浜千鳥」、韓国伝統舞踊家の金順子さんが「鎮魂の舞踏(サルプリ)」を踊った。
同塔は1975年に建立され毎年、慰霊祭を開いている。
沖縄タイムス
ぷーかーやきゅう開催! 11月24日宜野座ドーム(沖縄)
ぷーかーやきゅう開催! 11月24日宜野座ドーム

ぷーかー野球交流会をPRする野球っ子応援会の仲本裕樹さん=沖縄タイムス社
ぷーかーやきゅう小学3年生以下野球交流会2013が11月24日午前9時から宜野座ドームで行われる。
小学1年から同3年生までが対象で、ぷーかーボールを使用し、置きティーバッティングでゲームする。主催する野球っ子応援会の仲本裕樹さんは「野球好きの子供たちを増やしたい。個人参加もOK」とPRした。
参加料は保険料込みで一人500円。定員は160人。
申し込みは(1)氏名(2)市町村(3)学校名(4)学年(5)チーム所属の場合はチーム名を明記し、
携帯090(3012)8925(仲本)にショートメールを送る。
当日は運動着で、必ず引率責任者をつけること。
詳細は野球っ子応援会ブログ(http://nakamoto716.ti-da.net/)
ぷーかー野球交流会をPRする野球っ子応援会の仲本裕樹さん=沖縄タイムス社
沖縄タイムス

ぷーかー野球交流会をPRする野球っ子応援会の仲本裕樹さん=沖縄タイムス社
ぷーかーやきゅう小学3年生以下野球交流会2013が11月24日午前9時から宜野座ドームで行われる。
小学1年から同3年生までが対象で、ぷーかーボールを使用し、置きティーバッティングでゲームする。主催する野球っ子応援会の仲本裕樹さんは「野球好きの子供たちを増やしたい。個人参加もOK」とPRした。
参加料は保険料込みで一人500円。定員は160人。
申し込みは(1)氏名(2)市町村(3)学校名(4)学年(5)チーム所属の場合はチーム名を明記し、
携帯090(3012)8925(仲本)にショートメールを送る。
当日は運動着で、必ず引率責任者をつけること。
詳細は野球っ子応援会ブログ(http://nakamoto716.ti-da.net/)
ぷーかー野球交流会をPRする野球っ子応援会の仲本裕樹さん=沖縄タイムス社
沖縄タイムス
ストライダー大会 31日まで受け付け(読谷・沖縄)
読谷でストライダー大会 31日まで受け付け

沖縄で初のストライダーの大会をPRする日本航空沖縄支店の上木東支店長(左から2人目)ら=県庁
日本航空沖縄支店の上木東支店長らは28日、県庁で記者会見し、2歳児から乗れ、足で地面を蹴って進む二輪車「ストライダー」の大会「エンジョイカップ2013JAL沖縄ステージ」を11月24日、読谷村のホテル日航アリビラ内の特設会場で開催すると発表した。沖縄でのストライダーの大会は初めて。
2~6歳児(就学前)のカテゴリーに県内の約80人を含む約220人の子どもたちがエントリー、家族を含めると約1千人規模になる見込み。
ストライダーは2007年に米国で開発され、世界15カ国以上、累計65万台が販売されている。ペダルやブレーキがなく、足で蹴って走る。公道を走らないこと、ひじパットやヘルメットを着用することなど、安全にも配慮。体力づくり、情操教育にも役立つという。
大会は県のスポーツ・ツーリズム戦略推進事業として採択されている。申し込みは31日まで。参加費2500円。詳細はストライダーエンジョイカップのホームページで。
沖縄タイムス

沖縄で初のストライダーの大会をPRする日本航空沖縄支店の上木東支店長(左から2人目)ら=県庁
日本航空沖縄支店の上木東支店長らは28日、県庁で記者会見し、2歳児から乗れ、足で地面を蹴って進む二輪車「ストライダー」の大会「エンジョイカップ2013JAL沖縄ステージ」を11月24日、読谷村のホテル日航アリビラ内の特設会場で開催すると発表した。沖縄でのストライダーの大会は初めて。
2~6歳児(就学前)のカテゴリーに県内の約80人を含む約220人の子どもたちがエントリー、家族を含めると約1千人規模になる見込み。
ストライダーは2007年に米国で開発され、世界15カ国以上、累計65万台が販売されている。ペダルやブレーキがなく、足で蹴って走る。公道を走らないこと、ひじパットやヘルメットを着用することなど、安全にも配慮。体力づくり、情操教育にも役立つという。
大会は県のスポーツ・ツーリズム戦略推進事業として採択されている。申し込みは31日まで。参加費2500円。詳細はストライダーエンジョイカップのホームページで。
沖縄タイムス
歌と三線“沖縄色”全開 琉球フェスティバル(沖縄)
歌と三線“沖縄色”全開 琉球フェスティバル
今年で19回目を迎えた「琉球フェスティバル2013」(主催・FM大阪)が27日、大阪市の大阪城音楽堂で開かれた。
特別出演の知名定男や初出場のきいやま商店、Lucyをはじめ、パーシャクラブ、大島保克、サンサナー、下地勇、坪山豊with里朋樹・歩寿ら沖縄、奄美の実力派ミュージシャンが多数出演。
民謡やポップスですっかり秋めいた会場を沖縄色に染めた。

ギターと三線の旋律で会場を沸かせた下地勇と
新良幸人のユニット「サキシマミーティング」

故・登川誠仁をしのび、「油断しるな」を披露する
知名定男(左)と大島保克

「アンマー」や「オワリはじまり」などヒット曲を
披露したかりゆし58

初出場のきいやま商店は持ち味のMCと
アップテンポの曲で会場を盛り上げた

坪山豊with里朋樹・歩寿は奄美独特の裏声で
「ワイド節」や「綾蝶節」を披露した
(写真・池田哲平)
琉球新報
今年で19回目を迎えた「琉球フェスティバル2013」(主催・FM大阪)が27日、大阪市の大阪城音楽堂で開かれた。
特別出演の知名定男や初出場のきいやま商店、Lucyをはじめ、パーシャクラブ、大島保克、サンサナー、下地勇、坪山豊with里朋樹・歩寿ら沖縄、奄美の実力派ミュージシャンが多数出演。
民謡やポップスですっかり秋めいた会場を沖縄色に染めた。

ギターと三線の旋律で会場を沸かせた下地勇と
新良幸人のユニット「サキシマミーティング」

故・登川誠仁をしのび、「油断しるな」を披露する
知名定男(左)と大島保克

「アンマー」や「オワリはじまり」などヒット曲を
披露したかりゆし58

初出場のきいやま商店は持ち味のMCと
アップテンポの曲で会場を盛り上げた

坪山豊with里朋樹・歩寿は奄美独特の裏声で
「ワイド節」や「綾蝶節」を披露した
(写真・池田哲平)
琉球新報
クラシックの魅力伝える、音楽教室 (多良間小・宮古・沖縄)
クラシックの魅力伝える、多良間小で音楽教室

バイオリンの美しい音色を響かせる天野誠さん (右)
と智美さん=28日、 多良間小学校
【多良間】
村立多良間小学校で28日、 同村教育委員会主催の音楽教室があり、 日本弦楽指導者協会理事でバイオリニストの天野誠さんと妻の智美さんが演奏を披露して児童たちにクラシック音楽の魅力を伝えた。
同教室は、 バイオリンの音色やクラシック音楽に触れて音楽の楽しさを味わってもらおうと開催。 夕方からは地域住民を招いてコンサートも行った。
天野さんは児童たちにバイオリンの音色などについて紹介しながら数曲披露し、 体育館いっぱいに美しい音色を響かせた。
夕方からのコンサートではクラシックの名曲をはじめ日本の童謡や外国民謡、 さらには 「多良間シュンカニ」 を披露した。
コンサートに訪れた住民は 「初めて生のバイオリンを聴いてとても良かった」 「きれいな音色に癒された」 「多良間シュンカニを弾いてくれたときは感動で涙が出た」 などと感想を語った。
宮古新報

バイオリンの美しい音色を響かせる天野誠さん (右)
と智美さん=28日、 多良間小学校
【多良間】
村立多良間小学校で28日、 同村教育委員会主催の音楽教室があり、 日本弦楽指導者協会理事でバイオリニストの天野誠さんと妻の智美さんが演奏を披露して児童たちにクラシック音楽の魅力を伝えた。
同教室は、 バイオリンの音色やクラシック音楽に触れて音楽の楽しさを味わってもらおうと開催。 夕方からは地域住民を招いてコンサートも行った。
天野さんは児童たちにバイオリンの音色などについて紹介しながら数曲披露し、 体育館いっぱいに美しい音色を響かせた。
夕方からのコンサートではクラシックの名曲をはじめ日本の童謡や外国民謡、 さらには 「多良間シュンカニ」 を披露した。
コンサートに訪れた住民は 「初めて生のバイオリンを聴いてとても良かった」 「きれいな音色に癒された」 「多良間シュンカニを弾いてくれたときは感動で涙が出た」 などと感想を語った。
宮古新報
5年ぶり3万羽超、サシバ飛来(宮古島・沖縄)
5年ぶり3万羽超、ことしのサシバ飛来数

今季飛来数調査で過去最多となった13日、
サシバの群舞が観察された
=伊良部地区下地島上空 (与儀一夫さん撮影)
毎年10月8日ごろの 「寒露」 に越冬のため南下する途中、 宮古島地方に姿を現わすサシバ (ワシタカ科) の2013年飛来数が、 5年ぶりに3万羽を超えた。 今月8~21日、 最大の中継地である伊良部島と平良久松で調査した県自然保護課、 宮古野鳥の会が29日、 発表した。
調査まとめによると、 期間中の飛来数は3万1833羽となり、 1990年以降では過去3番目に多い飛来数となったが、 関係者は 「10~40年の長いスパンでみるとサシバは減少している」 と強調している。 内訳は伊良部3万1187羽、 久松646羽。
今季は沖縄本島や九州地方に接近した台風がサシバの南下に大きく影響し、 例年は2、 3回ある飛来数が多くなるピークが12~14日の1回のみとなった。 特に13日は一日当たりでは過去最多となる2万1343羽が飛来。 台風23号が宮古諸島に接近したことや、 24号が沖縄・奄美から九州にかけて北上したため、 南下できずに沖縄本島や奄美列島で滞留したサシバと、 九州からのサシバが合流して一気に南下したことが要因としている。
調査では憂慮すべきこととして、 宮古島への飛来数が前年に続いて1千羽を下回り、 過去最少となったことを示した。
台風による倒木や工事の伐採などで樹木が減少していることを指摘。 特に例年、 調査地となっている松原墓地団地北側高台の通称・夕陽が丘付近で土地改良が実施されているとし、 「樹木を残すなどの工事方法に変えるべき」 と強調するとともに、 リュウキュウマツなどの植樹を呼びかけている。
今年の調査には関係者のほか、 伊良部中学校、 伊良部高校の生徒も参加したほか、 密猟防止パレードなどが宮古島市、 宮古島警察署の協力で行われた。
宮古新報

今季飛来数調査で過去最多となった13日、
サシバの群舞が観察された
=伊良部地区下地島上空 (与儀一夫さん撮影)
毎年10月8日ごろの 「寒露」 に越冬のため南下する途中、 宮古島地方に姿を現わすサシバ (ワシタカ科) の2013年飛来数が、 5年ぶりに3万羽を超えた。 今月8~21日、 最大の中継地である伊良部島と平良久松で調査した県自然保護課、 宮古野鳥の会が29日、 発表した。
調査まとめによると、 期間中の飛来数は3万1833羽となり、 1990年以降では過去3番目に多い飛来数となったが、 関係者は 「10~40年の長いスパンでみるとサシバは減少している」 と強調している。 内訳は伊良部3万1187羽、 久松646羽。
今季は沖縄本島や九州地方に接近した台風がサシバの南下に大きく影響し、 例年は2、 3回ある飛来数が多くなるピークが12~14日の1回のみとなった。 特に13日は一日当たりでは過去最多となる2万1343羽が飛来。 台風23号が宮古諸島に接近したことや、 24号が沖縄・奄美から九州にかけて北上したため、 南下できずに沖縄本島や奄美列島で滞留したサシバと、 九州からのサシバが合流して一気に南下したことが要因としている。
調査では憂慮すべきこととして、 宮古島への飛来数が前年に続いて1千羽を下回り、 過去最少となったことを示した。
台風による倒木や工事の伐採などで樹木が減少していることを指摘。 特に例年、 調査地となっている松原墓地団地北側高台の通称・夕陽が丘付近で土地改良が実施されているとし、 「樹木を残すなどの工事方法に変えるべき」 と強調するとともに、 リュウキュウマツなどの植樹を呼びかけている。
今年の調査には関係者のほか、 伊良部中学校、 伊良部高校の生徒も参加したほか、 密猟防止パレードなどが宮古島市、 宮古島警察署の協力で行われた。
宮古新報
2013-10-29
「飛べ!ダコタ」 比嘉愛未さん(OKINAWA)
「飛べ!ダコタ」主演 比嘉愛未さんがPR

映画「飛べ!ダコタ」について「沖縄に通じる、人の温かさを
感じる物語」と語る比嘉愛未さん
=25日、那覇市天久の琉球新報社
映画「飛べ!ダコタ」で主演を務めるうるま市出身の女優・比嘉愛未さんが25日、那覇市の琉球新報社を訪れ「思いやりの大切さや人の絆について考えさせられる映画。
若い人をはじめ沖縄の方々にぜひ見てほしい」と呼び掛けた。
映画は26日から那覇市のシネマQ、北谷町のミハマ7プレックスで公開される。
映画は終戦直後の新潟県佐渡島で英国軍機ダコタが不時着し、島の人々が英国兵たちを助けた実話を基に製作された。
映画初主演の比嘉さんは「助け合いの精神がある沖縄と通じる、人の温かさを感じる物語。撮影時も島の人々に助けてもらった」と振り返った。26日は両映画館で比嘉さんが舞台あいさつする。
琉球新報

映画「飛べ!ダコタ」について「沖縄に通じる、人の温かさを
感じる物語」と語る比嘉愛未さん
=25日、那覇市天久の琉球新報社
映画「飛べ!ダコタ」で主演を務めるうるま市出身の女優・比嘉愛未さんが25日、那覇市の琉球新報社を訪れ「思いやりの大切さや人の絆について考えさせられる映画。
若い人をはじめ沖縄の方々にぜひ見てほしい」と呼び掛けた。
映画は26日から那覇市のシネマQ、北谷町のミハマ7プレックスで公開される。
映画は終戦直後の新潟県佐渡島で英国軍機ダコタが不時着し、島の人々が英国兵たちを助けた実話を基に製作された。
映画初主演の比嘉さんは「助け合いの精神がある沖縄と通じる、人の温かさを感じる物語。撮影時も島の人々に助けてもらった」と振り返った。26日は両映画館で比嘉さんが舞台あいさつする。
琉球新報
たいまつの下 声を合わせて大綱引(浦添城間・沖縄)
たいまつの下 声を合わせて 浦添城間で大綱引

「幸せ」を引き寄せようと懸命に綱を引く参加者
=26日、浦添市城間のサンパーク通り
【浦添】
たいまつの明かりに照らされる秋夜、大綱に込められた「幸せ」を引き寄せようと、綱を引く「城間松明(テービー)大綱引」が26日、浦添市城間のサンパーク通りで盛大に催された。
戦前から浦添市城間で受け継がれてきた伝統行事で、1944年に沖縄戦で途絶えたが、92年に復活。ことしで22年目を迎えた。相次いだ台風の影響で綱の補修作業に遅れも出たが、無事開催された。
綱引は市城間の旧地域名に当たる前村渠(めんだかり)と後村渠(しんだかり)に分かれて行われた。両陣営の旗頭や、両女性陣が大きなしゃもじを割れるまでぶつけ合う「ミシゲーガーエー」なども披露され、詰め掛けた多くの観衆を沸かせた。
城間松明大綱引保存会の与座澄雄会長(63)は「大綱引は五穀豊穣(ほうじょう)、家内安全、無病息災を願う、城間の伝統行事。継承発展につなげてもらいたい」と話した。
城間自治会の稲江哲哉会長(51)は「テービーの明かりに照らされる綱引は城間のシンボル。綱引を通して、区民のつながりを深めたい」と笑顔で語った。
琉球新報

「幸せ」を引き寄せようと懸命に綱を引く参加者
=26日、浦添市城間のサンパーク通り
【浦添】
たいまつの明かりに照らされる秋夜、大綱に込められた「幸せ」を引き寄せようと、綱を引く「城間松明(テービー)大綱引」が26日、浦添市城間のサンパーク通りで盛大に催された。
戦前から浦添市城間で受け継がれてきた伝統行事で、1944年に沖縄戦で途絶えたが、92年に復活。ことしで22年目を迎えた。相次いだ台風の影響で綱の補修作業に遅れも出たが、無事開催された。
綱引は市城間の旧地域名に当たる前村渠(めんだかり)と後村渠(しんだかり)に分かれて行われた。両陣営の旗頭や、両女性陣が大きなしゃもじを割れるまでぶつけ合う「ミシゲーガーエー」なども披露され、詰め掛けた多くの観衆を沸かせた。
城間松明大綱引保存会の与座澄雄会長(63)は「大綱引は五穀豊穣(ほうじょう)、家内安全、無病息災を願う、城間の伝統行事。継承発展につなげてもらいたい」と話した。
城間自治会の稲江哲哉会長(51)は「テービーの明かりに照らされる綱引は城間のシンボル。綱引を通して、区民のつながりを深めたい」と笑顔で語った。
琉球新報
闘ヤギ、闘牛ナイターで もとぶフェスタ(沖縄)
闘ヤギ、闘牛ナイターで もとぶフェスタ

多くの観客が見詰める中、角と角を突き合わせる2頭の牛
=26日、本部町の多目的イベント広場
【本部】
夜の本部観光を楽しんでもらおうと「第1回もとぶ観光文化フェスタ」が26日夜、本部町多目的イベント広場で開かれた。
通常は昼間に別々で行われるピージャーオーラーサイ(闘ヤギ)とウシオーラセー(闘牛)を同時にナイターで開催。
新しい取り組みに地元住民や観光客ら延べ300人が観戦し、盛り上がった。
闘牛では、若い牛たちが迫力ある試合を展開。「ヒーヤ」という闘牛士の掛け声と、角と角をぶつかり合わせるコツンという音が会場に響き渡り、観客も身を乗り出して観戦した。
相手の牛を力強く外へ突き出すと会場からは歓声が上がった。
試合の合間には、地元の人たちによる民踊演奏があった。
埼玉県から夫婦で観光に訪れた折原秀子さん(57)は「闘ヤギや闘牛は初めて見た。迫力があって驚いた。地域の方が盛り上げようとしているのもよかった」と話した。
まつり実行委員長の宮城政弘県本部闘牛組合長は「台風の影響で観光客が少なかったが、地元の人が足を運んで盛り上がった。ヤギが好きな人が牛を、牛を見る人がヤギを見るきっかけになれば」と話した。
平良武康副町長は「本部の夜を楽しんでほしいという気持ちで、ナイターで開催した。闘牛など本部の生活文化を観光素材にしたい」と語った。次回は12月に開催予定。
琉球新報

多くの観客が見詰める中、角と角を突き合わせる2頭の牛
=26日、本部町の多目的イベント広場
【本部】
夜の本部観光を楽しんでもらおうと「第1回もとぶ観光文化フェスタ」が26日夜、本部町多目的イベント広場で開かれた。
通常は昼間に別々で行われるピージャーオーラーサイ(闘ヤギ)とウシオーラセー(闘牛)を同時にナイターで開催。
新しい取り組みに地元住民や観光客ら延べ300人が観戦し、盛り上がった。
闘牛では、若い牛たちが迫力ある試合を展開。「ヒーヤ」という闘牛士の掛け声と、角と角をぶつかり合わせるコツンという音が会場に響き渡り、観客も身を乗り出して観戦した。
相手の牛を力強く外へ突き出すと会場からは歓声が上がった。
試合の合間には、地元の人たちによる民踊演奏があった。
埼玉県から夫婦で観光に訪れた折原秀子さん(57)は「闘ヤギや闘牛は初めて見た。迫力があって驚いた。地域の方が盛り上げようとしているのもよかった」と話した。
まつり実行委員長の宮城政弘県本部闘牛組合長は「台風の影響で観光客が少なかったが、地元の人が足を運んで盛り上がった。ヤギが好きな人が牛を、牛を見る人がヤギを見るきっかけになれば」と話した。
平良武康副町長は「本部の夜を楽しんでほしいという気持ちで、ナイターで開催した。闘牛など本部の生活文化を観光素材にしたい」と語った。次回は12月に開催予定。
琉球新報
アクエリアス号 8万4315人運ぶ(八重山・沖縄)
アクエリアス号 8万4315人運ぶ
今期クルーズ終了 過去最高の乗客数 来年の寄港も計画
台湾—石垣間などで3月30日から運航を開始したスタークルーズ社のアクエリアス号(5万1309㌧)は28日、石垣港に寄港し、今期のクルーズを終えた。寄港回数と乗客数は昨年の39回5万8400人を大きく上回る55回8万4315人。乗客数で過去最高を記録、今期も海路からの観光客の入域に大きく貢献した。来年の寄港も計画されている。

「石垣島の特産品拡(ひろ)め隊」の振る舞いに
大喜びの台湾人観光客ら=28日午後5時半ごろ、
同社の代理店、沖縄シップスエージェンシーの松田美貴会長によると、再訪者が半数近くになるなどリピーター率が高い。松田会長は「小さい島で自然がみられ、買い物できるのが魅力になっている」と話し、「みんなネットで情報を得ており、港にWi—Fi(公衆無線LAN)が届かないのがネック」と改善を要望した。
沖縄コンベンションビューロー台北事務所の林秀佳所長代理は「船内ではネットが使えないので降りるとすぐネットを使いたがる。台湾のフェイスブックの登録率は世界一と言われており、フェイスブックで石垣島に滞在していることをアップしてもらえれば大きな宣伝効果になる」とアドバイスした。

最終寄港のセレモニーの後、記念写真に収まる
アクエリアス号の乗員ら
ア号は月曜、木曜の週2回寄港、乗客らは石垣島や竹富島などで観光を楽しんだ。今年は、自転車を持ち込んで市内を散策する姿が多くみられた。
今期クルーズだけで20数回訪れたという李翊菱さん(61)は「ショッピングでは健康食品などを買い、食べ物では石垣牛や刺し身が好き。また、沖縄の人は礼儀正しい」とお気に入りの様子だった。
最終寄港となった28日は出港前の午後5時、中山義隆市長らが埠頭(ふとう)を訪れ、「石垣市ににぎわいと活性化に大きく寄与した」と感謝、ヨーゲン・ストール船長に記念品を贈呈した。石垣市商工会の若手会員らのグループ「石垣島の特産品拡(ひろ)め隊」(14社)がそば、かまぼこ、泡盛を無料で乗客らに振る舞った。石垣市民吹奏楽団、東運輸のバスガイドらの演奏で見送った。
八重山毎日新聞
今期クルーズ終了 過去最高の乗客数 来年の寄港も計画
台湾—石垣間などで3月30日から運航を開始したスタークルーズ社のアクエリアス号(5万1309㌧)は28日、石垣港に寄港し、今期のクルーズを終えた。寄港回数と乗客数は昨年の39回5万8400人を大きく上回る55回8万4315人。乗客数で過去最高を記録、今期も海路からの観光客の入域に大きく貢献した。来年の寄港も計画されている。

「石垣島の特産品拡(ひろ)め隊」の振る舞いに
大喜びの台湾人観光客ら=28日午後5時半ごろ、
同社の代理店、沖縄シップスエージェンシーの松田美貴会長によると、再訪者が半数近くになるなどリピーター率が高い。松田会長は「小さい島で自然がみられ、買い物できるのが魅力になっている」と話し、「みんなネットで情報を得ており、港にWi—Fi(公衆無線LAN)が届かないのがネック」と改善を要望した。
沖縄コンベンションビューロー台北事務所の林秀佳所長代理は「船内ではネットが使えないので降りるとすぐネットを使いたがる。台湾のフェイスブックの登録率は世界一と言われており、フェイスブックで石垣島に滞在していることをアップしてもらえれば大きな宣伝効果になる」とアドバイスした。

最終寄港のセレモニーの後、記念写真に収まる
アクエリアス号の乗員ら
ア号は月曜、木曜の週2回寄港、乗客らは石垣島や竹富島などで観光を楽しんだ。今年は、自転車を持ち込んで市内を散策する姿が多くみられた。
今期クルーズだけで20数回訪れたという李翊菱さん(61)は「ショッピングでは健康食品などを買い、食べ物では石垣牛や刺し身が好き。また、沖縄の人は礼儀正しい」とお気に入りの様子だった。
最終寄港となった28日は出港前の午後5時、中山義隆市長らが埠頭(ふとう)を訪れ、「石垣市ににぎわいと活性化に大きく寄与した」と感謝、ヨーゲン・ストール船長に記念品を贈呈した。石垣市商工会の若手会員らのグループ「石垣島の特産品拡(ひろ)め隊」(14社)がそば、かまぼこ、泡盛を無料で乗客らに振る舞った。石垣市民吹奏楽団、東運輸のバスガイドらの演奏で見送った。
八重山毎日新聞
なくそう漂着ごみ 海ラブフェスタ(八重山・沖縄)
なくそう漂着ごみ 海ラブフェスタに350人

拾い集めたごみを分別する参加者
=27日午前、
「海・Love Loveフェスタin石垣島2013~島が泣いている!
なくそう漂着ごみと不法投棄~」(同実行委主催)の5回目が27日、米原海岸で初めて行われ、約350人が参加した。漂着ごみ87袋、ブイ29個、大型の発泡スチロール30個を回収した。
参加者の前濵祐里さん(富野中3年)は「砂浜がきれいになるので参加して良かった」、平野直樹さん(68)=登野城=は「米原海岸には週2回ほど遊びに来ている。恩返しの気持ちで参加した」と話した。
JTA八重山支社石垣空港所は、大城敬司所長ら20人が参加。「地元に貢献できるイベントで参加しやすい」と話した。
佐藤紀子実行委員長は「細かいプラスチック破片などのごみも多かったが、参加者がていねいに拾ってくれた。ごみを出さない島を内外に発信し、運動を広げていきたい」と語った。

米原海岸 ごみアートとして参加者でつくった「ヒトデ」
の人文字(大塚勝久さん撮影) 広がる運動の輪 米原海岸
終了後は、石垣牛の焼肉、牛そば、牛汁などが振る舞われ、「マーレーズ」のライブもあった。
漂着ごみと参加者で「ヒトデ」のアートを制作し、写真家の大塚勝久さんがパラグライダーから空撮した。
八重山毎日新聞

拾い集めたごみを分別する参加者
=27日午前、
「海・Love Loveフェスタin石垣島2013~島が泣いている!
なくそう漂着ごみと不法投棄~」(同実行委主催)の5回目が27日、米原海岸で初めて行われ、約350人が参加した。漂着ごみ87袋、ブイ29個、大型の発泡スチロール30個を回収した。
参加者の前濵祐里さん(富野中3年)は「砂浜がきれいになるので参加して良かった」、平野直樹さん(68)=登野城=は「米原海岸には週2回ほど遊びに来ている。恩返しの気持ちで参加した」と話した。
JTA八重山支社石垣空港所は、大城敬司所長ら20人が参加。「地元に貢献できるイベントで参加しやすい」と話した。
佐藤紀子実行委員長は「細かいプラスチック破片などのごみも多かったが、参加者がていねいに拾ってくれた。ごみを出さない島を内外に発信し、運動を広げていきたい」と語った。

米原海岸 ごみアートとして参加者でつくった「ヒトデ」
の人文字(大塚勝久さん撮影) 広がる運動の輪 米原海岸
終了後は、石垣牛の焼肉、牛そば、牛汁などが振る舞われ、「マーレーズ」のライブもあった。
漂着ごみと参加者で「ヒトデ」のアートを制作し、写真家の大塚勝久さんがパラグライダーから空撮した。
八重山毎日新聞
2013-10-28
カルストツアー評判に 八重瀬「具志頭・多々名城地溝帯」(沖縄)
カルストツアー評判に 八重瀬「具志頭・多々名城地溝帯」
「具志頭・多々名城地溝帯」のフィッシャー
=4日、八重瀬町玻名城
【八重瀬】
八重瀬町玻名城から長毛の一帯は、大小無数のフィッシャー(岩の割れ目)が連なる全国でも珍しい地形となっている。
この地形は「具志頭・多々名城地溝帯」と呼ばれ、南北に約3キロ広がる。最北には1万8千年前の化石人骨「港川人」が発掘された港川フィッシャー(町長毛)があり、歴史的にも意義深い。中でも玻名城の多々名城跡周辺の密林が、一帯の特徴的な地形を特に表しているポイントだ。この密林は2012年から「熱帯カルストツアー」として一般公開されており、参加者から評判を呼んでいる。
09年、NPO法人沖縄鍾乳洞協会の理事長を務める山内平三郎さん(66)=町宜次=が町から依頼を受けて密林を調査し、一帯の地形を発見した。国内で約1500にも及ぶ洞窟を探検・調査してきた山内さんだが、「このような地形は全国どこにもない」と驚きを隠せなかったという。
密林のフィッシャーで最も規模が大きいのは、幅5メートル、長さ50メートル、深さ15メートルあり、まるで峡谷のようだ。ツアーでは、このフィッシャーの間や狭いガマをくぐり抜ける。大小無数のフィッシャーは戦時中、旧日本軍の陣地壕として使用されており、今も靴や食器など多数の遺品が散乱する。
山中には、28億年前の地球で生まれたラン藻類「シアノバクテリア」が付着した石灰岩も見ることができる。当時、地球は二酸化炭素に覆われていたが、シアノバクテリアの光合成によって酸素が供給され、人類を含む無数の生物の誕生に至った。
今では地球は酸素に覆われているため、シアノバクテリアの活動域は少なくなった。山内さんは「地球の誕生までさかのぼる壮大な歴史が垣間見える」と強調する。
ツアーを体験した山崎千暖さん(25)=同町=は「豊かな自然だけでなく、戦争の跡も見ることができて驚きの連続だった」と感想を述べた。ツアーの参加は有料。問い合わせは山内さん(電話)090(1517)2027。
(梅田正覚)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フィッシャー
石灰岩が海の波に浸食され、重みに耐えきれず割れてできたくぼみのこと。「具志頭・多々名城地溝帯」の石灰岩は他地域よりも厚いため、波に浸食されても岩石が崩れず、多数のフィッシャーが形成されたとされる。
琉球新報

「具志頭・多々名城地溝帯」のフィッシャー
=4日、八重瀬町玻名城
【八重瀬】
八重瀬町玻名城から長毛の一帯は、大小無数のフィッシャー(岩の割れ目)が連なる全国でも珍しい地形となっている。
この地形は「具志頭・多々名城地溝帯」と呼ばれ、南北に約3キロ広がる。最北には1万8千年前の化石人骨「港川人」が発掘された港川フィッシャー(町長毛)があり、歴史的にも意義深い。中でも玻名城の多々名城跡周辺の密林が、一帯の特徴的な地形を特に表しているポイントだ。この密林は2012年から「熱帯カルストツアー」として一般公開されており、参加者から評判を呼んでいる。
09年、NPO法人沖縄鍾乳洞協会の理事長を務める山内平三郎さん(66)=町宜次=が町から依頼を受けて密林を調査し、一帯の地形を発見した。国内で約1500にも及ぶ洞窟を探検・調査してきた山内さんだが、「このような地形は全国どこにもない」と驚きを隠せなかったという。
密林のフィッシャーで最も規模が大きいのは、幅5メートル、長さ50メートル、深さ15メートルあり、まるで峡谷のようだ。ツアーでは、このフィッシャーの間や狭いガマをくぐり抜ける。大小無数のフィッシャーは戦時中、旧日本軍の陣地壕として使用されており、今も靴や食器など多数の遺品が散乱する。
山中には、28億年前の地球で生まれたラン藻類「シアノバクテリア」が付着した石灰岩も見ることができる。当時、地球は二酸化炭素に覆われていたが、シアノバクテリアの光合成によって酸素が供給され、人類を含む無数の生物の誕生に至った。
今では地球は酸素に覆われているため、シアノバクテリアの活動域は少なくなった。山内さんは「地球の誕生までさかのぼる壮大な歴史が垣間見える」と強調する。
ツアーを体験した山崎千暖さん(25)=同町=は「豊かな自然だけでなく、戦争の跡も見ることができて驚きの連続だった」と感想を述べた。ツアーの参加は有料。問い合わせは山内さん(電話)090(1517)2027。
(梅田正覚)
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フィッシャー
石灰岩が海の波に浸食され、重みに耐えきれず割れてできたくぼみのこと。「具志頭・多々名城地溝帯」の石灰岩は他地域よりも厚いため、波に浸食されても岩石が崩れず、多数のフィッシャーが形成されたとされる。
琉球新報
[闘牛]熱闘10分超、若桜勝つ 読谷まつり(沖縄)
[闘牛]熱闘10分超、若桜勝つ 読谷まつり

宮城花形(右)に腹取りを決める伊良皆圧送若桜
=読谷村、むら咲きむら闘牛場
第39回読谷まつり闘牛大会(主催・古堅・読谷闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が27日、読谷村むら咲むら闘牛場で行われた。この時期県内各地で行われている無料闘牛(市町村祭り闘牛)3連発の最終弾だったが、地元の家族連れや県内各地からの闘牛ファン、観光客など約800人が詰め掛けた。

予定されていた8組(1組は不戦勝)が次々に繰り広げられ、観客は迫力満点の攻防に見入った。勝負がつく瞬間は敗走する牛が勢い余って観客席に飛び込まんばかりの大迫力場面となり、大歓声やどよめきが再三起こった。
注目の結びの一番は、伊良皆圧送若桜が宮城花形を下し、大会優勝旗を獲得した。両牛ともに闘牛界でよく知られた一線級同士、地力が接近していたこともあり、対戦開始から9分すぎまではまさに一進一退の攻防。
片方が一気に勝負に出る大きな動きはなく、対戦場の真ん中付近で、互いに小刻みな押し合いを繰り広げた。スタミナ消耗戦の様相となり、形勢はまったく不明。長期戦突入かと観客が固唾(かたず)を飲んだ10分すぎに勝負は急展開した。
それまで頭を下げ、相手の押し込みを食い止めていた花形が頭を上げ、一呼吸入れるや否や、いきなりの横跳び。会場に大きなどよめきが起きる中、若桜が花形を目にもとまらぬスピードで追撃した。あっという間に両牛は重なり合って柵際に激突。辛うじてとどめの腹取りを免れた花形が脱兎のごとく敗走し、若桜の勝利が決まった。
若桜は先場所の黒星を帳消しにする快勝で通算4勝目。2番戦に登場した徳之島からの移籍牛松田煌はみつる笑軍を豪快な押し込みで一蹴し、沖縄初場所を飾った。
次回は11月10日正午からうるま市石川多目的ドームで第100回秋の全島闘牛大会。
(又吉利一通信員)
沖縄タイムス

宮城花形(右)に腹取りを決める伊良皆圧送若桜
=読谷村、むら咲きむら闘牛場
第39回読谷まつり闘牛大会(主催・古堅・読谷闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が27日、読谷村むら咲むら闘牛場で行われた。この時期県内各地で行われている無料闘牛(市町村祭り闘牛)3連発の最終弾だったが、地元の家族連れや県内各地からの闘牛ファン、観光客など約800人が詰め掛けた。

予定されていた8組(1組は不戦勝)が次々に繰り広げられ、観客は迫力満点の攻防に見入った。勝負がつく瞬間は敗走する牛が勢い余って観客席に飛び込まんばかりの大迫力場面となり、大歓声やどよめきが再三起こった。
注目の結びの一番は、伊良皆圧送若桜が宮城花形を下し、大会優勝旗を獲得した。両牛ともに闘牛界でよく知られた一線級同士、地力が接近していたこともあり、対戦開始から9分すぎまではまさに一進一退の攻防。
片方が一気に勝負に出る大きな動きはなく、対戦場の真ん中付近で、互いに小刻みな押し合いを繰り広げた。スタミナ消耗戦の様相となり、形勢はまったく不明。長期戦突入かと観客が固唾(かたず)を飲んだ10分すぎに勝負は急展開した。
それまで頭を下げ、相手の押し込みを食い止めていた花形が頭を上げ、一呼吸入れるや否や、いきなりの横跳び。会場に大きなどよめきが起きる中、若桜が花形を目にもとまらぬスピードで追撃した。あっという間に両牛は重なり合って柵際に激突。辛うじてとどめの腹取りを免れた花形が脱兎のごとく敗走し、若桜の勝利が決まった。
若桜は先場所の黒星を帳消しにする快勝で通算4勝目。2番戦に登場した徳之島からの移籍牛松田煌はみつる笑軍を豪快な押し込みで一蹴し、沖縄初場所を飾った。
次回は11月10日正午からうるま市石川多目的ドームで第100回秋の全島闘牛大会。
(又吉利一通信員)
沖縄タイムス
九州高校野球:美里工、沖尚4強へ 選抜有力(沖縄)
九州高校野球:美里工、沖尚4強へ 選抜有力

高校野球の秋季九州大会(第133回九州大会)第3日は28日、沖縄セルラースタジアム那覇ほかで準々決勝4試合を行い、美里工業が1―0で創成館(長崎)を、沖縄尚学が9―1で波佐見(長崎)に七回コールド勝ちし、それぞれ4強入りを決めた。
美里工、沖尚は九州地区に四枠ある来春の選抜大会出場権を有力にした。出場が決まれば、美里工は春夏通じて初の甲子園、沖尚は同校初の3季連続出場となる。
美里工は0―0の八回2死二塁、與那嶺翔が中前適時打を放って先制。先発の長嶺飛翔が創成館打線を散発4安打に抑え、完封勝ちした。
沖尚は9安打9得点と打線がつながった。初回、安里健の適時打で1点を先制すると、四回には2死一、二塁から赤嶺謙、久保柊人、西平大樹の3連続タイムリーで4点を追加し、試合を決めた。2連投のエース山城大智が波佐見を5安打、1失点に抑えた。
準決勝は30日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、沖尚は鎮西(熊本)と、美里工は神村学園(鹿児島)とそれぞれ対戦する。
沖縄タイムス

高校野球の秋季九州大会(第133回九州大会)第3日は28日、沖縄セルラースタジアム那覇ほかで準々決勝4試合を行い、美里工業が1―0で創成館(長崎)を、沖縄尚学が9―1で波佐見(長崎)に七回コールド勝ちし、それぞれ4強入りを決めた。
美里工、沖尚は九州地区に四枠ある来春の選抜大会出場権を有力にした。出場が決まれば、美里工は春夏通じて初の甲子園、沖尚は同校初の3季連続出場となる。
美里工は0―0の八回2死二塁、與那嶺翔が中前適時打を放って先制。先発の長嶺飛翔が創成館打線を散発4安打に抑え、完封勝ちした。
沖尚は9安打9得点と打線がつながった。初回、安里健の適時打で1点を先制すると、四回には2死一、二塁から赤嶺謙、久保柊人、西平大樹の3連続タイムリーで4点を追加し、試合を決めた。2連投のエース山城大智が波佐見を5安打、1失点に抑えた。
準決勝は30日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、沖尚は鎮西(熊本)と、美里工は神村学園(鹿児島)とそれぞれ対戦する。
沖縄タイムス
里工、沖尚4強 2校センバツ濃厚に (沖縄)
【電子号外】美里工、沖尚4強 2校センバツ濃厚に

来春の全国選抜大会(春の甲子園)出場校選考の重要な参考資料となる、高校野球の秋季九州大会(第133回九州大会)は28日、沖縄セルラースタジアムなどで準々決勝を行い、県1位で出場している美里工が創成館(長崎1位)を1―0で下し、同校初の甲子園出場へ大きく前進
琉球新報

来春の全国選抜大会(春の甲子園)出場校選考の重要な参考資料となる、高校野球の秋季九州大会(第133回九州大会)は28日、沖縄セルラースタジアムなどで準々決勝を行い、県1位で出場している美里工が創成館(長崎1位)を1―0で下し、同校初の甲子園出場へ大きく前進
琉球新報
荘厳な王即位再現 首里城祭で「冊封儀式」(沖縄)
荘厳な王即位再現 首里城祭で「冊封儀式」

観光客らの視線が集まる中、厳かに琉球王国最大の行事が再現された「冊封儀式」の演者ら
=26日午後、那覇市の首里城公園
国王が即位する琉球王国最大の行事「冊封儀式」が26日、那覇市の首里城公園・正殿に面した御庭(うなー)で再現された。多くの観光客らの視線が集まる中、中国皇帝から派遣された使者・冊封使が琉球国王を任命する様子が厳かに演出された。
儀式は25日に開幕した首里城祭(主催・同実行委員会、共催・琉球新報社、首里振興会)の関連行事。台風27号の影響で儀式に使う「闕庭(けってい)・宣読台(せんどくだい)」の設置が危ぶまれたが、夜通しの作業で当日に間に合った。
儀式は第二尚氏王統第15代・尚温が冊封を受けた史実を基に、冊封使が詔書(しょうしょ)などの文書を読み上げる場面などを再現。静寂の中で響く古典音楽が荘厳さを一層引き立てていた。
27日には那覇市の国際通りで午後12時半から琉球王朝絵巻行列が行われる。
問い合わせは同実行委(電話)098(886)6151。
琉球新報

観光客らの視線が集まる中、厳かに琉球王国最大の行事が再現された「冊封儀式」の演者ら
=26日午後、那覇市の首里城公園
国王が即位する琉球王国最大の行事「冊封儀式」が26日、那覇市の首里城公園・正殿に面した御庭(うなー)で再現された。多くの観光客らの視線が集まる中、中国皇帝から派遣された使者・冊封使が琉球国王を任命する様子が厳かに演出された。
儀式は25日に開幕した首里城祭(主催・同実行委員会、共催・琉球新報社、首里振興会)の関連行事。台風27号の影響で儀式に使う「闕庭(けってい)・宣読台(せんどくだい)」の設置が危ぶまれたが、夜通しの作業で当日に間に合った。
儀式は第二尚氏王統第15代・尚温が冊封を受けた史実を基に、冊封使が詔書(しょうしょ)などの文書を読み上げる場面などを再現。静寂の中で響く古典音楽が荘厳さを一層引き立てていた。
27日には那覇市の国際通りで午後12時半から琉球王朝絵巻行列が行われる。
問い合わせは同実行委(電話)098(886)6151。
琉球新報
全宮古小学陸上、男子東、女子下地が優勝 (宮古島・沖縄)
全宮古小学陸上、男子東、女子下地が優勝

第24回全宮古小学校陸上競技大会
=26日、 市陸上競技場
宮古地区小学校体育連盟 (小谷優会長) は26日、 市陸上競技場で第24回全宮古小学校陸上競技大会を開催した。
3年生以上の男女代表選手がトラック・フィールド種目で競った結果、 男子は東が3連覇、 女子は下地が11年ぶりの栄冠に輝いた。 個人では6年男子ボール投げに出場した垣花優翔 (東) が78㍍38の投てきで20年ぶりに宮古記録を塗り替えた。
トラック競技は午前9時50分から5年女子400㍍を皮切りに12種目の予選を実施。 午後からの決勝では代表選手たちが学校の栄誉を懸けて熱戦を繰り広げた。 フィールド競技は午前10時から男女走り幅跳び、 走り高跳び、 ボール投げの各種目が学年別で行われ、 選手たちが日頃鍛えた力と技術を競った。
この日は朝から天気に恵まれ絶好の競技日和となったものの、 北寄りの風がトラック競技者にとってはやや不利な状況となった。 その中でも男子5年100㍍で仲間優翔 (東) が宮古・大会タイ記録の13秒7をマークする健闘を見せた。
団体優勝した男子東は5年100㍍、 6年の400㍍、 走り幅跳び、 走り高跳び、 ボール投げ、 400㍍Rなどでポイントを稼ぎ栄冠を手にした。 女子下地は4年ボール投げ、 5年400㍍などの選手が活躍を見せ優勝につなげた。
会場には大勢の保護者らが詰めかけ、 記録に挑む児童たちに声援を送り、 好記録が出るたびに競技場には大きな声援が沸き起こっていた。
宮古新報

第24回全宮古小学校陸上競技大会
=26日、 市陸上競技場
宮古地区小学校体育連盟 (小谷優会長) は26日、 市陸上競技場で第24回全宮古小学校陸上競技大会を開催した。
3年生以上の男女代表選手がトラック・フィールド種目で競った結果、 男子は東が3連覇、 女子は下地が11年ぶりの栄冠に輝いた。 個人では6年男子ボール投げに出場した垣花優翔 (東) が78㍍38の投てきで20年ぶりに宮古記録を塗り替えた。
トラック競技は午前9時50分から5年女子400㍍を皮切りに12種目の予選を実施。 午後からの決勝では代表選手たちが学校の栄誉を懸けて熱戦を繰り広げた。 フィールド競技は午前10時から男女走り幅跳び、 走り高跳び、 ボール投げの各種目が学年別で行われ、 選手たちが日頃鍛えた力と技術を競った。
この日は朝から天気に恵まれ絶好の競技日和となったものの、 北寄りの風がトラック競技者にとってはやや不利な状況となった。 その中でも男子5年100㍍で仲間優翔 (東) が宮古・大会タイ記録の13秒7をマークする健闘を見せた。
団体優勝した男子東は5年100㍍、 6年の400㍍、 走り幅跳び、 走り高跳び、 ボール投げ、 400㍍Rなどでポイントを稼ぎ栄冠を手にした。 女子下地は4年ボール投げ、 5年400㍍などの選手が活躍を見せ優勝につなげた。
会場には大勢の保護者らが詰めかけ、 記録に挑む児童たちに声援を送り、 好記録が出るたびに競技場には大きな声援が沸き起こっていた。
宮古新報
子どもたちに笑顔 (宮古島・沖縄)
子どもたち「体験遊び」に笑顔

風車作りに挑戦する子どもたち=宮古青少年の家
県立宮古青少年の家で26日、 2013年度 「青少年の家オープンデー・in子ども体験遊びリンピック」 が行われた。 多くの子どもたちがソテツの虫かご・風車作り、 紙飛行機とばし、 お手玉投げなどの各種目に挑戦し、 「体験遊び」 を楽しんだ。 表彰式では各種目の上位入賞者にメダルが贈られた。

各種目の上位入賞者にはメダルが贈られた
同オープンデーは全国の青少年の家と連動し開催したもので、 青少年の家を地域住民及び家族に開放し、 活動を体験してもらうことにより利用促進を図ることを目的としている。
子どもたちは▽作るプログラム 「ソテツの虫かご・風車、 ススキのふくろうなど」 ▽食育プログラム 「ナビパンビン作り」 ▽遊ぶプログラム 「グラウンドゴルフ」 ▽お手玉投げ▽タオルしぼり▽紙飛行機とばし―の種目に挑戦した。
風車作りでは、 子どもたちが初めて作る風車に目を輝かせ、 お手玉投げは3つの的にお手玉を投げ入れて得点を競った。 タオルしぼりでは水にしみこませたタオルを力いっぱい絞って、 どれだけ軽くなったかを競っていた。
子どもたちに最も人気のあった紙飛行機とばしは、 宮古活性化委員会のメンバーらがボランティアで参加し、 作り方や飛ばし方などを教えた。 子どもたちは目を輝かせながら何度も飛ばし、 うまく滞空時間を稼ぐことが出来ると 「やったー」 と笑顔を見せた。
元気に参加していた大屋瑞姫さん (北小3年)、 仲宗根いるま君 (同1年) は 「紙飛行機が楽しかった。 遠くへ飛ばしたよ」 と笑顔で話した。
宮古新報

風車作りに挑戦する子どもたち=宮古青少年の家
県立宮古青少年の家で26日、 2013年度 「青少年の家オープンデー・in子ども体験遊びリンピック」 が行われた。 多くの子どもたちがソテツの虫かご・風車作り、 紙飛行機とばし、 お手玉投げなどの各種目に挑戦し、 「体験遊び」 を楽しんだ。 表彰式では各種目の上位入賞者にメダルが贈られた。

各種目の上位入賞者にはメダルが贈られた
同オープンデーは全国の青少年の家と連動し開催したもので、 青少年の家を地域住民及び家族に開放し、 活動を体験してもらうことにより利用促進を図ることを目的としている。
子どもたちは▽作るプログラム 「ソテツの虫かご・風車、 ススキのふくろうなど」 ▽食育プログラム 「ナビパンビン作り」 ▽遊ぶプログラム 「グラウンドゴルフ」 ▽お手玉投げ▽タオルしぼり▽紙飛行機とばし―の種目に挑戦した。
風車作りでは、 子どもたちが初めて作る風車に目を輝かせ、 お手玉投げは3つの的にお手玉を投げ入れて得点を競った。 タオルしぼりでは水にしみこませたタオルを力いっぱい絞って、 どれだけ軽くなったかを競っていた。
子どもたちに最も人気のあった紙飛行機とばしは、 宮古活性化委員会のメンバーらがボランティアで参加し、 作り方や飛ばし方などを教えた。 子どもたちは目を輝かせながら何度も飛ばし、 うまく滞空時間を稼ぐことが出来ると 「やったー」 と笑顔を見せた。
元気に参加していた大屋瑞姫さん (北小3年)、 仲宗根いるま君 (同1年) は 「紙飛行機が楽しかった。 遠くへ飛ばしたよ」 と笑顔で話した。
宮古新報
2013-10-27
ちゅらさん祭に1600人 多彩なステージ満喫(八重山・沖縄)
ちゅらさん祭に1600人 多彩なステージ満喫

第10回記念小浜節大会で島の民謡「小浜節」を熱唱する
参加者=26日午後、ちゅらさん広場
【小浜】
第11回かふぬ島ちゅらさん祭(同実行委員会主催)が26日、小浜島ちゅらさん広場で盛大に開かれた。この日は秋晴れに恵まれ、島内外から約1600人(主催者発表)が詰めかけ、地元住民とともに多彩なプログラムを楽しんだ。同日夕は第10回記念小浜節大会も催され、15人が島の民謡「小浜節」の熱唱を競った。
祭りは「ちゅらさんの島」を島外にアピールし、島の活性化につなげるのが目的。
セレモニーでは、環境省西表野生生物保護センターのマスコットキャラクター「まーや」と南ぬ島石垣空港のマスコットキャラクター「ぱいーぐる」が登場し、テープカットした。
舞台では、保育園児や児童生徒らの演舞、おなじみになった「ばあちゃん合唱団」をはじめ、吉野リナ、宮良しのぶ、八重山高校郷土芸能部、佐久川和美、宮良青年会、ミヤギマモル、宮良康正さんらが多彩なステージを披露。ヤギ1頭が当たる抽選会の後、フィナーレは婦人会の「ちゅらさん音頭」で幕を閉じた。
物づくりコーナーでは観客が横笛作りや島産イ草を使ったウームス(ゴザ)作りに挑戦。中でも小浜島の伝統的な横笛作りは長蛇の列ができるほどの人気だった。
飲食ブースは近海で捕れた魚介類の天ぷらやかまぼこ、小浜大豆(クモーマミ)の呉汁などが振る舞われたほか、乗馬体験コーナーも子どもたちに人気で馬と一緒に記念撮影する姿も見られた。
第10回記念大会となる小浜節大会では、歌詞にも歌われている「大岳(うふだき)」のふもとで15人が情緒あふれる歌声を披露。審査の結果、前花啓允さん(石垣市宮良)が最優秀賞に選ばれ、10回大会を記念してクロキの三線が副賞として贈られた。
他の入賞者は次の皆さん。
優秀賞=船道亜希(黒島)▽優良賞=前津伸弥(大浜)
▽特別賞=連続出場・南孝治(大阪)
八重山毎日新聞

第10回記念小浜節大会で島の民謡「小浜節」を熱唱する
参加者=26日午後、ちゅらさん広場
【小浜】
第11回かふぬ島ちゅらさん祭(同実行委員会主催)が26日、小浜島ちゅらさん広場で盛大に開かれた。この日は秋晴れに恵まれ、島内外から約1600人(主催者発表)が詰めかけ、地元住民とともに多彩なプログラムを楽しんだ。同日夕は第10回記念小浜節大会も催され、15人が島の民謡「小浜節」の熱唱を競った。
祭りは「ちゅらさんの島」を島外にアピールし、島の活性化につなげるのが目的。
セレモニーでは、環境省西表野生生物保護センターのマスコットキャラクター「まーや」と南ぬ島石垣空港のマスコットキャラクター「ぱいーぐる」が登場し、テープカットした。
舞台では、保育園児や児童生徒らの演舞、おなじみになった「ばあちゃん合唱団」をはじめ、吉野リナ、宮良しのぶ、八重山高校郷土芸能部、佐久川和美、宮良青年会、ミヤギマモル、宮良康正さんらが多彩なステージを披露。ヤギ1頭が当たる抽選会の後、フィナーレは婦人会の「ちゅらさん音頭」で幕を閉じた。
物づくりコーナーでは観客が横笛作りや島産イ草を使ったウームス(ゴザ)作りに挑戦。中でも小浜島の伝統的な横笛作りは長蛇の列ができるほどの人気だった。
飲食ブースは近海で捕れた魚介類の天ぷらやかまぼこ、小浜大豆(クモーマミ)の呉汁などが振る舞われたほか、乗馬体験コーナーも子どもたちに人気で馬と一緒に記念撮影する姿も見られた。
第10回記念大会となる小浜節大会では、歌詞にも歌われている「大岳(うふだき)」のふもとで15人が情緒あふれる歌声を披露。審査の結果、前花啓允さん(石垣市宮良)が最優秀賞に選ばれ、10回大会を記念してクロキの三線が副賞として贈られた。
他の入賞者は次の皆さん。
優秀賞=船道亜希(黒島)▽優良賞=前津伸弥(大浜)
▽特別賞=連続出場・南孝治(大阪)
八重山毎日新聞
2013-10-26
首里城祭始まる 100人空手演武(沖縄)
首里城祭始まる 100人空手演武

「普及型一・二」を披露する沖縄空手道小林流大信館協会
の子どもたち=25日午後4時半ごろ、那覇市・首里城公園
琉球王朝時代の芸能や文化を再現する「首里城祭」(主催・同実行委員会)が25日、始まった。「空手の日」の同日は、関連イベントとして城の御庭で、初めて記念演武が披露された。
県指定無形文化財保持者を含む県内の空手家100人が参加。切れ味鋭い動きで空手の魅力をアピールした。空手発祥の地の沖縄から県内外へ空手を広めるための県の取り組みの一つ。
那覇市立松島小5年の仲尾隼人君(10)、姉で同小6年の優生さん(12)は「沖縄を代表する首里城で演武できてうれしい。多くの人に沖縄空手を伝えたい」と話した。
首里城祭は11月4日まで。冊封使行列・冊封儀式(26日、首里城公園)、琉球王朝絵巻行列(27日、国際通り)、琉球王朝祭り首里「古式行列」(11月3日、首里城公園)などを予定している。
沖縄タイムス

「普及型一・二」を披露する沖縄空手道小林流大信館協会
の子どもたち=25日午後4時半ごろ、那覇市・首里城公園
琉球王朝時代の芸能や文化を再現する「首里城祭」(主催・同実行委員会)が25日、始まった。「空手の日」の同日は、関連イベントとして城の御庭で、初めて記念演武が披露された。
県指定無形文化財保持者を含む県内の空手家100人が参加。切れ味鋭い動きで空手の魅力をアピールした。空手発祥の地の沖縄から県内外へ空手を広めるための県の取り組みの一つ。
那覇市立松島小5年の仲尾隼人君(10)、姉で同小6年の優生さん(12)は「沖縄を代表する首里城で演武できてうれしい。多くの人に沖縄空手を伝えたい」と話した。
首里城祭は11月4日まで。冊封使行列・冊封儀式(26日、首里城公園)、琉球王朝絵巻行列(27日、国際通り)、琉球王朝祭り首里「古式行列」(11月3日、首里城公園)などを予定している。
沖縄タイムス
比嘉、10年ぶりジャベリックスロー日本新(OKINAWA)
比嘉、10年ぶりジャベリックスロー日本新

男子共通ジャベリックスロー 81メートル11の日本新記録で優勝した比嘉遥(久辺中)
=日産スタジアム(エムアイプランニング撮影)
ビッグスローが神奈川県の日産スタジアムで放たれた。25日に開幕した陸上の第44回ジュニアオリンピックで、男子共通ジャベリックスローに出場した比嘉遥(久辺中3年)が81メートル11の日本新記録で初優勝した。これまでの記録である2003年の75メートル87を5メートル24も更新し、10年ぶりに塗り替えた。同種目は昨年、城間楽人が制しており、県勢の2連覇。
女子B宮城 1500で県中新
女子B(2年)1500メートルでは宮城亜支亜(桑江中)が4分38秒34の組5着で予選落ちしたが、18年ぶりに県中学記録を更新した。
沖縄タイムス

男子共通ジャベリックスロー 81メートル11の日本新記録で優勝した比嘉遥(久辺中)
=日産スタジアム(エムアイプランニング撮影)
ビッグスローが神奈川県の日産スタジアムで放たれた。25日に開幕した陸上の第44回ジュニアオリンピックで、男子共通ジャベリックスローに出場した比嘉遥(久辺中3年)が81メートル11の日本新記録で初優勝した。これまでの記録である2003年の75メートル87を5メートル24も更新し、10年ぶりに塗り替えた。同種目は昨年、城間楽人が制しており、県勢の2連覇。
女子B宮城 1500で県中新
女子B(2年)1500メートルでは宮城亜支亜(桑江中)が4分38秒34の組5着で予選落ちしたが、18年ぶりに県中学記録を更新した。
沖縄タイムス
公民館を花で飾ろう上野地域/環境美化へ(宮古島・沖縄)
公民館を花で飾ろう上野地域づくり協各地区に苗無料配布/住民一丸、環境美化へ

ペチュニアの苗を配布。各地区の公民館周辺に植え付けられる=25日、市役所上野庁舎
博愛の里上野地域づくり協議会(野原勝也会長)は25日、上野の九つの地域に花の苗を無料配布した。
配布されたペチュニアの苗は各地区の公民館周辺に植え付けられる。「自分たちの地域を花でいっぱいに」-。住民が一丸となって上野地域の環境美化に努める。
同協議会が毎年実施している活動で、2000本の苗は県緑化推進委員会のグリーンコミュニティー支援事業を活用して仕入れた。
その苗を各地区に200本ずつ配布。25日午後、区長らが次々と市役所上野庁舎に訪れて受け取った。対応した事務局は「地域を花でいっぱいにするための活動。みんなで盛り上げよう」などと呼び掛けた。
苗は地域活動の拠点となる公民館の周辺に植え付け、必要に応じてその周囲の道路脇にも植えて景観の向上を図る。
同協議会の野原会長は、環境に対する住民意識の高まりを強調する。「環境への意識が高まっていることは間違いない。公民館周辺の花を見て『自分の家にも植えたい』と思う人は必ずいる。このようなつながりが美しい環境を形成していく」と話し、住民一丸となった活動の成果を誇った。
大嶺区長の上地豪一さんは「公民館の入り口や周辺に植え付けてきれいな公民館にしたい」と話し、毎年の花の苗の配布を喜ぶ。「公民館がきれいになれば住民も刺激されて、『自分の家の庭や周辺もきれいにしなきゃならん』と思う」と話し、植栽活動に伴う住民意識のさらなる高まりに期待を込めた。
配布されたペチュニアが満開を迎えるのは来月下旬ごろ。各地区の公民館が色とりどりの花で彩られる。
.宮古新報

ペチュニアの苗を配布。各地区の公民館周辺に植え付けられる=25日、市役所上野庁舎
博愛の里上野地域づくり協議会(野原勝也会長)は25日、上野の九つの地域に花の苗を無料配布した。
配布されたペチュニアの苗は各地区の公民館周辺に植え付けられる。「自分たちの地域を花でいっぱいに」-。住民が一丸となって上野地域の環境美化に努める。
同協議会が毎年実施している活動で、2000本の苗は県緑化推進委員会のグリーンコミュニティー支援事業を活用して仕入れた。
その苗を各地区に200本ずつ配布。25日午後、区長らが次々と市役所上野庁舎に訪れて受け取った。対応した事務局は「地域を花でいっぱいにするための活動。みんなで盛り上げよう」などと呼び掛けた。
苗は地域活動の拠点となる公民館の周辺に植え付け、必要に応じてその周囲の道路脇にも植えて景観の向上を図る。
同協議会の野原会長は、環境に対する住民意識の高まりを強調する。「環境への意識が高まっていることは間違いない。公民館周辺の花を見て『自分の家にも植えたい』と思う人は必ずいる。このようなつながりが美しい環境を形成していく」と話し、住民一丸となった活動の成果を誇った。
大嶺区長の上地豪一さんは「公民館の入り口や周辺に植え付けてきれいな公民館にしたい」と話し、毎年の花の苗の配布を喜ぶ。「公民館がきれいになれば住民も刺激されて、『自分の家の庭や周辺もきれいにしなきゃならん』と思う」と話し、植栽活動に伴う住民意識のさらなる高まりに期待を込めた。
配布されたペチュニアが満開を迎えるのは来月下旬ごろ。各地区の公民館が色とりどりの花で彩られる。
.宮古新報
ヤマネコ事故で非常事態宣言 (竹富町・沖縄)
ヤマネコ事故で非常事態宣言 環境省と竹富町

非常事態宣言を発表する環境省西表野生生物保護センターの福田真自然保護官(左)と竹富町自然環境課の白保隆男課長(右)=25日午後、石垣港離島ターミナル会議室

観光客に「非常事態宣言」のリーフレットを配布し、交通安全宣言の署名を求める環境省職員ら=25日午後、石垣港離島ターミナル
今年すでに6頭犠牲 11月は多発傾向
事故で絶滅の可能性も
イリオモテヤマネコの交通事故発生件数が過去最悪となったのを受け、環境省西表野生生物保護センターと竹富町自然環境課は25日、非常事態宣言を発表した。ヤマネコの交通事故は今年に入ってすでに6件。非常事態宣言は2001年と10年の5件発生以来、3年ぶり3回目。これまでの統計から11月の事故発生が最も多いことから、関係機関では西表島で運転する際の注意を呼びかけている。
ヤマネコの交通事故は5月に2件、6月2件、8月と10月にそれぞれ1件ずつ発生。幼獣3頭を含む6頭が犠牲となり、そのうち1頭は逃走したため、生死が分からず、5頭は死んだことが確認されている。
1978年から13年9月までの月別交通事故発生件数は11月が最多の10件、次いで6月の8件、1月6件の順。特に11、12月は親離れした幼獣や繁殖期に向かうオスが活発に動く時期で、事故発生が懸念されている。
25日午後、石垣港離島ターミナル会議室で会見した町自然環境課の白保隆男課長は「過去最悪の事故件数を更新しており、住民や観光客に事故の現状を知ってもらい、安全運転を心がけてほしい」と非常事態を宣言。
環境省の福田真自然保護官は「今年は特に目撃情報が寄せられた場所で事故が多発しており、東部から北岸(古見・美原・高那地区)にかけた地域に集中している。ヤマネコは100頭前後いるとされているが、個体群を維持するのに100頭は非常に少なく、このペースだと交通事故で絶滅に近づく可能性がある」と危惧した。
会見後、「イリオモテヤマネコの交通事故発生防止に関する連絡会議」の関係者ら10数人が石垣港離島ターミナルと大原港で非常事態宣言のリーフレットを配布し、事故防止を呼びかけた。
同会議では「島速度40㌔キャンペーン」を11月1日から12月31日まで実施。チラシ配りや絵画コンクール、草刈り作業などを行い、ヤマネコの事故防止につなげることにしている。
八重山毎日新聞

非常事態宣言を発表する環境省西表野生生物保護センターの福田真自然保護官(左)と竹富町自然環境課の白保隆男課長(右)=25日午後、石垣港離島ターミナル会議室

観光客に「非常事態宣言」のリーフレットを配布し、交通安全宣言の署名を求める環境省職員ら=25日午後、石垣港離島ターミナル
今年すでに6頭犠牲 11月は多発傾向
事故で絶滅の可能性も
イリオモテヤマネコの交通事故発生件数が過去最悪となったのを受け、環境省西表野生生物保護センターと竹富町自然環境課は25日、非常事態宣言を発表した。ヤマネコの交通事故は今年に入ってすでに6件。非常事態宣言は2001年と10年の5件発生以来、3年ぶり3回目。これまでの統計から11月の事故発生が最も多いことから、関係機関では西表島で運転する際の注意を呼びかけている。
ヤマネコの交通事故は5月に2件、6月2件、8月と10月にそれぞれ1件ずつ発生。幼獣3頭を含む6頭が犠牲となり、そのうち1頭は逃走したため、生死が分からず、5頭は死んだことが確認されている。
1978年から13年9月までの月別交通事故発生件数は11月が最多の10件、次いで6月の8件、1月6件の順。特に11、12月は親離れした幼獣や繁殖期に向かうオスが活発に動く時期で、事故発生が懸念されている。
25日午後、石垣港離島ターミナル会議室で会見した町自然環境課の白保隆男課長は「過去最悪の事故件数を更新しており、住民や観光客に事故の現状を知ってもらい、安全運転を心がけてほしい」と非常事態を宣言。
環境省の福田真自然保護官は「今年は特に目撃情報が寄せられた場所で事故が多発しており、東部から北岸(古見・美原・高那地区)にかけた地域に集中している。ヤマネコは100頭前後いるとされているが、個体群を維持するのに100頭は非常に少なく、このペースだと交通事故で絶滅に近づく可能性がある」と危惧した。
会見後、「イリオモテヤマネコの交通事故発生防止に関する連絡会議」の関係者ら10数人が石垣港離島ターミナルと大原港で非常事態宣言のリーフレットを配布し、事故防止を呼びかけた。
同会議では「島速度40㌔キャンペーン」を11月1日から12月31日まで実施。チラシ配りや絵画コンクール、草刈り作業などを行い、ヤマネコの事故防止につなげることにしている。
八重山毎日新聞
2013-10-25
伝統芸継承 2年半ぶり「黄金の瓜ざね」(久高島・沖縄)
久高島の伝統芸継承 2年半ぶり「黄金の瓜ざね」

主人公の金松兼が首里で父の国王と面会し、大団円となる場面。華やかな踊りで舞台を締めくくった
=南城市・シュガーホール
【南城】久高島の伝統文化を保存継承し地域活性化につなげようと、「久高人芸能祭~黄金の瓜ざねの心」(主催・同実行委員会)が20日、市文化センター・シュガーホールで開かれた。島民のほか郷友会関係者など、子どもから大人まで約130人が郷土芸能など13演目を熱演。680人が大きな拍手を送った。
実行委員長の西銘武良さん(61)は「舞台を通じて久高島と、本島の久高人が一つになった。文化継承につながる、すばらしい舞台だった」と声を弾ませた。
メーンプログラムは久高島を題材に親子愛を描く唱歌劇「黄金の瓜ざね」。王府オモロなど古謡の採取伝承に努めた音楽研究者、故山内盛彬(せいひん)氏が久高島で伝え聞いた民話をもとに、唱歌劇に発展させたもので、久高島で母思樽と暮らす息子金松兼が、父・国王に初めて会うため首里に上るという筋立て。約2年半ぶりにシュガーホールで再演した。
祖母が久高島出身の南滉為(ひろゆき)君(13)が主役の金松兼を好演。美しい歌声で劇中歌を歌い上げた。舞台後は「ちゃんとできてほっとした。お客さんが笑ったり、拍手をくれたりしたのが分かってうれしかった」と笑顔で話した。演技を指導した西銘政秀さん(67)は「若者たちは、自信が付いたはず。今後も継続的に上演していきたい」と述べた。
56年前、久高中3年生の時に学芸会で母親役を演じたという八重瀬町の新城久恵さん(71)は「劇中の歌は皆覚えているから懐かしかった。多くの若い人が舞台に関わってくれてうれしい。彼らの頑張りを本島の私たちも支えていきたい」と喜んだ。
このほかに郷土芸能「八月踊り グルイ」や空手、民謡斉唱などもあり、舞台を盛り上げた。
沖縄タイムス

主人公の金松兼が首里で父の国王と面会し、大団円となる場面。華やかな踊りで舞台を締めくくった
=南城市・シュガーホール
【南城】久高島の伝統文化を保存継承し地域活性化につなげようと、「久高人芸能祭~黄金の瓜ざねの心」(主催・同実行委員会)が20日、市文化センター・シュガーホールで開かれた。島民のほか郷友会関係者など、子どもから大人まで約130人が郷土芸能など13演目を熱演。680人が大きな拍手を送った。
実行委員長の西銘武良さん(61)は「舞台を通じて久高島と、本島の久高人が一つになった。文化継承につながる、すばらしい舞台だった」と声を弾ませた。
メーンプログラムは久高島を題材に親子愛を描く唱歌劇「黄金の瓜ざね」。王府オモロなど古謡の採取伝承に努めた音楽研究者、故山内盛彬(せいひん)氏が久高島で伝え聞いた民話をもとに、唱歌劇に発展させたもので、久高島で母思樽と暮らす息子金松兼が、父・国王に初めて会うため首里に上るという筋立て。約2年半ぶりにシュガーホールで再演した。
祖母が久高島出身の南滉為(ひろゆき)君(13)が主役の金松兼を好演。美しい歌声で劇中歌を歌い上げた。舞台後は「ちゃんとできてほっとした。お客さんが笑ったり、拍手をくれたりしたのが分かってうれしかった」と笑顔で話した。演技を指導した西銘政秀さん(67)は「若者たちは、自信が付いたはず。今後も継続的に上演していきたい」と述べた。
56年前、久高中3年生の時に学芸会で母親役を演じたという八重瀬町の新城久恵さん(71)は「劇中の歌は皆覚えているから懐かしかった。多くの若い人が舞台に関わってくれてうれしい。彼らの頑張りを本島の私たちも支えていきたい」と喜んだ。
このほかに郷土芸能「八月踊り グルイ」や空手、民謡斉唱などもあり、舞台を盛り上げた。
沖縄タイムス
ジョブシャドウイング西辺小30人が出発式(宮古島・沖縄)
22の事業所で体験へ
/ジョブシャドウイング西辺小30人が出発式

出発前に記念写真に収まる児童と関係者ら
=24日、西辺小学校
西辺小学校(新里二男校長)で24日、高学年の児童30人が出席してジョブシャドウイング(主催・宮古島地域雇用創造協議会)の出発式が行われた。児童たちは22の企業や事業所、団体などでメンター(受け入れ事業所の担当者)の仕事を見学、体験する。
出発式で新里校長は「これまでマナー講習や企業人講話など、たくさんの価値ある事前学習をしてきた。働く人に寄り添って、その仕事を見学できるのはめったにない機会。これまでの学習を生かし、多くのことを感じ、学んでほしい」と話した。
また、市商工物産交流課の楚南幸哉課長は「自分の将来の夢に向けての良い体験なので、仕事をしている皆さんをしっかりと見学してきてほしい」とあいさつした。
児童会長の来間海空君(6年)が「受け入れ先ではマナーを守り真剣に仕事をする人を観察し、一つでも多くの気づきを見付けましょう」と述べた。
沖縄電力離島カンパニーでジョブシャドウイングをする宮里実優さん(5年)は「ドキドキしているけれど、楽しみ。いろいろなことをたくさん見てきたい」と意気込みを話した。
出発式後、参加する児童は10班に分かれ、それぞれの受け入れ先事業所に保護者とともに向かった。参加した児童たちの体験発表会は同校で12月に予定されている。
ジョブシャドウイング 働く大人に影のように寄り添い、その働く姿勢から仕事の楽しさや働く意義、職種に関する知識を身に付けていくというアメリカ発のキャリア教育。子どもたちが将来の夢や進路を考えるきっかけになるとして県内各地で展開されている。
.宮古毎日新聞
/ジョブシャドウイング西辺小30人が出発式

出発前に記念写真に収まる児童と関係者ら
=24日、西辺小学校
西辺小学校(新里二男校長)で24日、高学年の児童30人が出席してジョブシャドウイング(主催・宮古島地域雇用創造協議会)の出発式が行われた。児童たちは22の企業や事業所、団体などでメンター(受け入れ事業所の担当者)の仕事を見学、体験する。
出発式で新里校長は「これまでマナー講習や企業人講話など、たくさんの価値ある事前学習をしてきた。働く人に寄り添って、その仕事を見学できるのはめったにない機会。これまでの学習を生かし、多くのことを感じ、学んでほしい」と話した。
また、市商工物産交流課の楚南幸哉課長は「自分の将来の夢に向けての良い体験なので、仕事をしている皆さんをしっかりと見学してきてほしい」とあいさつした。
児童会長の来間海空君(6年)が「受け入れ先ではマナーを守り真剣に仕事をする人を観察し、一つでも多くの気づきを見付けましょう」と述べた。
沖縄電力離島カンパニーでジョブシャドウイングをする宮里実優さん(5年)は「ドキドキしているけれど、楽しみ。いろいろなことをたくさん見てきたい」と意気込みを話した。
出発式後、参加する児童は10班に分かれ、それぞれの受け入れ先事業所に保護者とともに向かった。参加した児童たちの体験発表会は同校で12月に予定されている。
ジョブシャドウイング 働く大人に影のように寄り添い、その働く姿勢から仕事の楽しさや働く意義、職種に関する知識を身に付けていくというアメリカ発のキャリア教育。子どもたちが将来の夢や進路を考えるきっかけになるとして県内各地で展開されている。
.宮古毎日新聞
市海業センター漁業者の育成主(宮古島・沖縄)
来年度に再整備へ/市海業センター漁業者の育成主眼

再整備が予定されている海業センター=24日、平良狩俣
老朽化した宮古島市海業センター=平良狩俣=の再整備方針を検討している委員会(村吉順栄委員長)の第2回専門委員会が23日、市役所平良庁舎で行われた。同センターの業務は現在、種苗生産や放流が中心だが、改築後は養殖漁業者育成や技術向上支援に重点を置く。今後、施設内容を具体的に詰め14年度の事業着手を目指す。
市は新センターに関し「養殖漁業の拠点施設」と位置付けている。
同センターの再整備に向けては昨年度、一括交付金を活用して調査を行った。
事業内容は①モズク、海ブドウ養殖②シャコ貝の陸上養殖③鑑賞用熱帯魚のストックと流通④サンゴの陸上と海中養殖-などについての支援を描く。市は漁協の推薦を受けた漁業者を対象に各養殖技術の研修を一定期間積ませて自立を促し、漁業者を増やしていく方針だ。
新しく始める熱帯魚の販売は、石垣では成功事例も多いという。生産者のコスト低減のためモズク種の養殖施設の貸し出しも行う。
現在海業センターではシャコ貝やガザミの種苗生産と放流、ウニやタマンの中間育成などを行っている。再整備後も、必要な事業は残す。
同養殖事業は水産基本計画に示す「儲かる漁業」を目指して推進する。
.宮古毎日新聞

再整備が予定されている海業センター=24日、平良狩俣
老朽化した宮古島市海業センター=平良狩俣=の再整備方針を検討している委員会(村吉順栄委員長)の第2回専門委員会が23日、市役所平良庁舎で行われた。同センターの業務は現在、種苗生産や放流が中心だが、改築後は養殖漁業者育成や技術向上支援に重点を置く。今後、施設内容を具体的に詰め14年度の事業着手を目指す。
市は新センターに関し「養殖漁業の拠点施設」と位置付けている。
同センターの再整備に向けては昨年度、一括交付金を活用して調査を行った。
事業内容は①モズク、海ブドウ養殖②シャコ貝の陸上養殖③鑑賞用熱帯魚のストックと流通④サンゴの陸上と海中養殖-などについての支援を描く。市は漁協の推薦を受けた漁業者を対象に各養殖技術の研修を一定期間積ませて自立を促し、漁業者を増やしていく方針だ。
新しく始める熱帯魚の販売は、石垣では成功事例も多いという。生産者のコスト低減のためモズク種の養殖施設の貸し出しも行う。
現在海業センターではシャコ貝やガザミの種苗生産と放流、ウニやタマンの中間育成などを行っている。再整備後も、必要な事業は残す。
同養殖事業は水産基本計画に示す「儲かる漁業」を目指して推進する。
.宮古毎日新聞
観光土産品、紫イモなど地元産に期待(宮古島・沖縄)
夏季観光シーズン土産品、紫イモなど地元産に期待

様々な土産品が販売されている宮古空港ターミナルの直営店
=同空港2階
宮古空港ターミナルは、 ことしの夏季観光シーズン (7~9月) の空港内直営店お土産品売上動向をまとめた。
今季は観光客数の増加に伴い、 売上は増加しており、 最も販売量の多い菓子類では定番商品が上位を占める中、 「宮古島まもる君」 関係商品などが定番化しつつあるようだ。 マンゴーや紫イモなどの新商品は増えて人気もあるが、 ヒット商品には至っていない。 宮古島市と提携して運営する特産品直売店 「みーや」 は商品供給が安定せず、 地元製造業者の課題も露呈している。
売上構成比は菓子類が45%、 食品類 (常温、 冷蔵、 冷凍) 16%、 民芸品12%、 酒類8%などとなっている。 入域観光客は7月こそ前年を下回ったが8月18・0%、 9月は8・0%と増加しており、 お土産品の売上高も伸びているという。
菓子類は地元住民からの人気が高い、 定番の地元銘菓が売れ筋上位を占めている。 「まもる君」 商品は 「もう下火になるかと心配していたが、 一時的なブームで終わらず定番化し、 高い順位に入っている」 と健闘。
人気の高いマンゴーに加えて紫イモを使った新商品が相次いで発売され好評を得ている。 また雪塩関連お菓子も依然として人気が高い。 単価は安いものの 「うずまきパン」 は販売個数では断トツの1位を維持している。
食品類は生海ぶどう、 カマボコ、 宮古そば (乾麺タイプ)、雪塩関連商品が上位となった。 クースや島らっきょう、 ジャム、 ハーブティーなど多種多様だが新商品は少ない。 青果のマンゴーは見込みより早く出荷シーズンが終了してしまった。
民芸品は若年層の多い夏季にはキーホルダーやストラップがよく売れており、 中でも 「まもる君」 の人気は高い。
琉球ガラスやその小物類も人気がある。 だが宮古特有の民芸品はまだ少なく、 今後は品揃えに力を入れようと考えている。
直売店 「みーや」 の商品も人気はあるが、 定番商品には敵わないという。 「商品出荷が続かず、 一つ増えては消えていく状態。 年間を通して新商品も少ない。 継続性が課題。 特産品は人気があり、 観光客も地元商品を望んでいる」 と指摘。 小規模事業所の販路開拓支援を目的に設置されたが、 原料調達や販売・製造力の弱さが浮き彫りに。
市商工物産交流課は 「開設時に比べて商品が減っているが、 受入体制はできているのでもっと活用してほしい」 と事業者に呼びかけている。
宮古新報

様々な土産品が販売されている宮古空港ターミナルの直営店
=同空港2階
宮古空港ターミナルは、 ことしの夏季観光シーズン (7~9月) の空港内直営店お土産品売上動向をまとめた。
今季は観光客数の増加に伴い、 売上は増加しており、 最も販売量の多い菓子類では定番商品が上位を占める中、 「宮古島まもる君」 関係商品などが定番化しつつあるようだ。 マンゴーや紫イモなどの新商品は増えて人気もあるが、 ヒット商品には至っていない。 宮古島市と提携して運営する特産品直売店 「みーや」 は商品供給が安定せず、 地元製造業者の課題も露呈している。
売上構成比は菓子類が45%、 食品類 (常温、 冷蔵、 冷凍) 16%、 民芸品12%、 酒類8%などとなっている。 入域観光客は7月こそ前年を下回ったが8月18・0%、 9月は8・0%と増加しており、 お土産品の売上高も伸びているという。
菓子類は地元住民からの人気が高い、 定番の地元銘菓が売れ筋上位を占めている。 「まもる君」 商品は 「もう下火になるかと心配していたが、 一時的なブームで終わらず定番化し、 高い順位に入っている」 と健闘。
人気の高いマンゴーに加えて紫イモを使った新商品が相次いで発売され好評を得ている。 また雪塩関連お菓子も依然として人気が高い。 単価は安いものの 「うずまきパン」 は販売個数では断トツの1位を維持している。
食品類は生海ぶどう、 カマボコ、 宮古そば (乾麺タイプ)、雪塩関連商品が上位となった。 クースや島らっきょう、 ジャム、 ハーブティーなど多種多様だが新商品は少ない。 青果のマンゴーは見込みより早く出荷シーズンが終了してしまった。
民芸品は若年層の多い夏季にはキーホルダーやストラップがよく売れており、 中でも 「まもる君」 の人気は高い。
琉球ガラスやその小物類も人気がある。 だが宮古特有の民芸品はまだ少なく、 今後は品揃えに力を入れようと考えている。
直売店 「みーや」 の商品も人気はあるが、 定番商品には敵わないという。 「商品出荷が続かず、 一つ増えては消えていく状態。 年間を通して新商品も少ない。 継続性が課題。 特産品は人気があり、 観光客も地元商品を望んでいる」 と指摘。 小規模事業所の販路開拓支援を目的に設置されたが、 原料調達や販売・製造力の弱さが浮き彫りに。
市商工物産交流課は 「開設時に比べて商品が減っているが、 受入体制はできているのでもっと活用してほしい」 と事業者に呼びかけている。
宮古新報
2013-10-24
空手継承 功績たたえる 7氏に功労賞贈呈(OKINAWA)
空手継承 功績たたえる 7氏に功労賞贈呈

第5回沖縄空手道古武道功労賞を受けた(前列左から)阿波根直信氏、与那嶺幸助氏、比嘉稔氏、喜友名朝孝氏、(後列左から)知念正常氏、照屋幸栄氏、宮城驍氏=23日、那覇市のパシフィックホテル沖縄
第5回沖縄空手道古武道功労賞の贈呈式が23日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれ、空手の継承発展に貢献した7人に賞状が手渡された。
賞を受けたのは喜友名朝孝氏(少林流)、比嘉稔氏(小流)、
宮城驍(たけし)氏(同)、照屋幸栄氏(剛柔流)、知念正(同)、
与那嶺幸助氏(昭平流)、阿波根直信氏(古武道)。仲井真弘多知事の代理であいさつした高良倉吉副知事は「7人は空手・古武道の継承や青少年の健全育成、国際交流に尽力してきた」と功績をたたえた。
受賞者を代表して喜友名氏が「受賞の栄誉に恥じないよう空手・古武道の継承に尽力する」と決意を述べた。沖縄空手道古武道功労賞は琉球新報の創刊100年を記念する事業として1993年に始まり、5年ごとに表彰している。今回は創刊120年記念事業として実施された。
琉球新報

第5回沖縄空手道古武道功労賞を受けた(前列左から)阿波根直信氏、与那嶺幸助氏、比嘉稔氏、喜友名朝孝氏、(後列左から)知念正常氏、照屋幸栄氏、宮城驍氏=23日、那覇市のパシフィックホテル沖縄
第5回沖縄空手道古武道功労賞の贈呈式が23日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれ、空手の継承発展に貢献した7人に賞状が手渡された。
賞を受けたのは喜友名朝孝氏(少林流)、比嘉稔氏(小流)、
宮城驍(たけし)氏(同)、照屋幸栄氏(剛柔流)、知念正(同)、
与那嶺幸助氏(昭平流)、阿波根直信氏(古武道)。仲井真弘多知事の代理であいさつした高良倉吉副知事は「7人は空手・古武道の継承や青少年の健全育成、国際交流に尽力してきた」と功績をたたえた。
受賞者を代表して喜友名氏が「受賞の栄誉に恥じないよう空手・古武道の継承に尽力する」と決意を述べた。沖縄空手道古武道功労賞は琉球新報の創刊100年を記念する事業として1993年に始まり、5年ごとに表彰している。今回は創刊120年記念事業として実施された。
琉球新報
特産品パッケージ公募 泡盛・塩など10品(石垣・沖縄)
石垣の特産品パッケージ公募 泡盛・塩など10品

USIOデザインプロジェクトの公募商品に選ばれた
石垣島の特産品
【石垣】
石垣島の特産品の外装デザインを国内外のクリエーターに公募する市の事業「USIO(ウシオ)デザインプロジェクト」の特産品10品が決まり、23日からインターネット上での公募が始まった。
デザインの投稿は約2万人のクリエーターが登録する「ロフトワーク」社のホームページで会員登録し、同ページ内の「USIO 名産品リデザインアイデア募集」から投稿する。
対象となる特産品は▽石垣の塩▽琉球泡盛「月虹」▽石垣島のパイナップル▽あんまぁーのアンダーミシュ(油みそ)▽本当に真面目なツナフレークス▽玄米乳▽島ハーブティー▽ゆきさんの黒糖ジンジャーシロップ▽紅芋パイ▽花織みんさの10品。
投稿されたデザインは公開され、何度でもやり直しが可能。12月9日に締め切り、専門家が採用デザインを決める。
USIOホームページ上では事務局が特産品にまつわる製作秘話や工夫などを写真や文で紹介。「特産品の背景のストーリーを知り、石垣島らしいデザインを投稿してほしい」と呼び掛けている。
採用者には2泊3日の石垣旅行やリデザインされた商品、名産品セットなどを贈る予定。
沖縄タイムス

USIOデザインプロジェクトの公募商品に選ばれた
石垣島の特産品
【石垣】
石垣島の特産品の外装デザインを国内外のクリエーターに公募する市の事業「USIO(ウシオ)デザインプロジェクト」の特産品10品が決まり、23日からインターネット上での公募が始まった。
デザインの投稿は約2万人のクリエーターが登録する「ロフトワーク」社のホームページで会員登録し、同ページ内の「USIO 名産品リデザインアイデア募集」から投稿する。
対象となる特産品は▽石垣の塩▽琉球泡盛「月虹」▽石垣島のパイナップル▽あんまぁーのアンダーミシュ(油みそ)▽本当に真面目なツナフレークス▽玄米乳▽島ハーブティー▽ゆきさんの黒糖ジンジャーシロップ▽紅芋パイ▽花織みんさの10品。
投稿されたデザインは公開され、何度でもやり直しが可能。12月9日に締め切り、専門家が採用デザインを決める。
USIOホームページ上では事務局が特産品にまつわる製作秘話や工夫などを写真や文で紹介。「特産品の背景のストーリーを知り、石垣島らしいデザインを投稿してほしい」と呼び掛けている。
採用者には2泊3日の石垣旅行やリデザインされた商品、名産品セットなどを贈る予定。
沖縄タイムス
紅濱フルーツ酢 キムタクがプロデュース(沖縄)
紅濱フルーツ酢 キムタクがプロデュース

フルーツ酢シリーズをPRする、紅濱の津脇誠社長(中央)ら
=23日、沖縄タイムス社
発酵食品販売の紅濱(浦添市、津脇誠社長)は8日から、SMAPの木村拓哉さんプロデュースのお歳暮用フルーツ酢「お酢の雫」を全国販売している。セブン&アイグループが取り扱うお歳暮商品のひとつで、SMAPのメンバー5人がそれぞれ選んだ商品をお歳暮用にプロデュースする企画。23日、沖縄タイムス社を訪れた津脇社長らが商品をPRした。
「お酢の雫」は従来のフルーツ酢の原材料を見直し、グレードアップ。酢酸発酵させた県産素材に北海道産のてん菜糖を加え、素材の味や香りを引き出し、まろやかな味わいに仕上げた。
パイナップル、シークヮーサー、タンカン、紅芋、黒糖の5種類1セット。
セブン&アイグループのお歳暮カタログは、全国のセブン-イレブンやイトーヨーカドーで配布。沖縄での購入は、通販サイトのセブンネットショッピングで。1セット4200円(税込み)。
関連商品の「飲むフルーツ酢」も26、27の両日開かれる沖縄の産業まつりで購入できる。津脇社長は「いろいろな味のお酢を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。
沖縄タイムス

フルーツ酢シリーズをPRする、紅濱の津脇誠社長(中央)ら
=23日、沖縄タイムス社
発酵食品販売の紅濱(浦添市、津脇誠社長)は8日から、SMAPの木村拓哉さんプロデュースのお歳暮用フルーツ酢「お酢の雫」を全国販売している。セブン&アイグループが取り扱うお歳暮商品のひとつで、SMAPのメンバー5人がそれぞれ選んだ商品をお歳暮用にプロデュースする企画。23日、沖縄タイムス社を訪れた津脇社長らが商品をPRした。
「お酢の雫」は従来のフルーツ酢の原材料を見直し、グレードアップ。酢酸発酵させた県産素材に北海道産のてん菜糖を加え、素材の味や香りを引き出し、まろやかな味わいに仕上げた。
パイナップル、シークヮーサー、タンカン、紅芋、黒糖の5種類1セット。
セブン&アイグループのお歳暮カタログは、全国のセブン-イレブンやイトーヨーカドーで配布。沖縄での購入は、通販サイトのセブンネットショッピングで。1セット4200円(税込み)。
関連商品の「飲むフルーツ酢」も26、27の両日開かれる沖縄の産業まつりで購入できる。津脇社長は「いろいろな味のお酢を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。
沖縄タイムス
伊江島小麦 サポーターを募集(OKINAWA)
伊江島小麦 サポーターを募集

伊江島小麦のブランド構築と県外への販路拡大について説明するタマレンタ企画の玉城堅徳社長(中央)と伊江島小麦生産事業組合の新城良和組合長(左)=23日、県庁
産地直送のネット宅配サービス「My Farmer(マイファーマー)」を運営するサイバード(東京都渋谷区、堀主知(かずとも)ロバート社長)は、伊江島小麦の生産者を応援するサポーターの募集を始めた。食の安全と安心を求める主に都市部の消費者に、化学肥料を使わない全粒粉の国産小麦の魅力を伝えながら、伊江島側の課題になっている県外への販路拡大を後押しする。11月30日と12月1日には、東京・代官山で、農家が自ら消費者と触れ合いながら小麦の加工品などを試食・販売する「伊江島ナイト」を開催する。
「沖縄いえじま小麦再生プロジェクト」と題したタマレンタ企画(伊江村、玉城堅徳社長)と伊江島小麦生産事業組合(新城良和組合長)との共同事業。
取り組みを支援している県産業振興公社の植木宏・専門コーディネーターは「農家の努力や苦労、そこから生まれるおいしい小麦を一人一人に丁寧に伝えていきたい」と話した。
サポーター制度は一口5千円で、主にマイファーマーの会員約1万2千人に参加を呼び掛ける。
参加者には定期的に伊江島や伊江島小麦の情報提供をしながら、来年6月にはクッキーや沖縄そばなどの加工品か伊江島小麦を届ける。来島者には民泊で1泊を無料で提供する。
伊江島ナイトは、生産農家と消費者がじかに接点を持つ場としてマイファーマーが「代官山マルシェ」で月1回開催している販売会。2日間で約1500人の来場者を見込んでいる。
同生産事業組合は16人の生産農家が加入。昨年度から土壌を改良し、栽培技術を向上させて、生産量は前年度比3割増の計約13トン。
本年度はマイファーマーを通じた販売も見据えて1農家当たりの作付面積を増やし、計20トンを確保する。
同生産事業組合の新城組合長は「小麦は昔から伊江島で栽培されてきたが、販路の開拓やどのような加工品を作るかが課題だった。小さな島から品質の良い小麦を作り、他の国内の生産地に負けない品物を出していきたい」と意気込みを語った。
沖縄タイムス

伊江島小麦のブランド構築と県外への販路拡大について説明するタマレンタ企画の玉城堅徳社長(中央)と伊江島小麦生産事業組合の新城良和組合長(左)=23日、県庁
産地直送のネット宅配サービス「My Farmer(マイファーマー)」を運営するサイバード(東京都渋谷区、堀主知(かずとも)ロバート社長)は、伊江島小麦の生産者を応援するサポーターの募集を始めた。食の安全と安心を求める主に都市部の消費者に、化学肥料を使わない全粒粉の国産小麦の魅力を伝えながら、伊江島側の課題になっている県外への販路拡大を後押しする。11月30日と12月1日には、東京・代官山で、農家が自ら消費者と触れ合いながら小麦の加工品などを試食・販売する「伊江島ナイト」を開催する。
「沖縄いえじま小麦再生プロジェクト」と題したタマレンタ企画(伊江村、玉城堅徳社長)と伊江島小麦生産事業組合(新城良和組合長)との共同事業。
取り組みを支援している県産業振興公社の植木宏・専門コーディネーターは「農家の努力や苦労、そこから生まれるおいしい小麦を一人一人に丁寧に伝えていきたい」と話した。
サポーター制度は一口5千円で、主にマイファーマーの会員約1万2千人に参加を呼び掛ける。
参加者には定期的に伊江島や伊江島小麦の情報提供をしながら、来年6月にはクッキーや沖縄そばなどの加工品か伊江島小麦を届ける。来島者には民泊で1泊を無料で提供する。
伊江島ナイトは、生産農家と消費者がじかに接点を持つ場としてマイファーマーが「代官山マルシェ」で月1回開催している販売会。2日間で約1500人の来場者を見込んでいる。
同生産事業組合は16人の生産農家が加入。昨年度から土壌を改良し、栽培技術を向上させて、生産量は前年度比3割増の計約13トン。
本年度はマイファーマーを通じた販売も見据えて1農家当たりの作付面積を増やし、計20トンを確保する。
同生産事業組合の新城組合長は「小麦は昔から伊江島で栽培されてきたが、販路の開拓やどのような加工品を作るかが課題だった。小さな島から品質の良い小麦を作り、他の国内の生産地に負けない品物を出していきたい」と意気込みを語った。
沖縄タイムス
敬老会で笑顔満開/生きいき余興楽しむ(城辺・宮古島・沖縄)
敬老会で笑顔満開/城辺生きいき教室
100人が余興楽しむ

ユニークな脳活性化体操で笑顔を見せるお年寄りの皆さん
=23日、城辺社会福祉センター
城辺生きいき教室を利用している高齢者の長寿を祝う敬老会が23日午後、城辺社会福祉センターで開かれた。城辺に住む65歳以上の100人が園児の余興や民謡ショーを楽しんだ。
城辺生きいき教室は、城辺の4学区ごとに行われている。利用者は1カ月に2回教室に通い、グラウンドゴルフやゲートボール、カラオケや体操などをして健康づくりに励んでいる。
この日の敬老会には各学区の利用者が一堂に会して長寿の祝福を受けた。
市社会福祉協議会の垣花義一会長は「健康長寿をお祝いしたい」と祝福。「皆さんは城辺地域を発展させるために貢献し、守り育ててきた。今後もわれわれを指導していただきたい」などと話し、その英知に一層の期待を込めた。
この後、両手を使って脳を活性化させるユニークな体操で大笑い。互いの交流を深めながらゲーム感覚で体操を楽しんだ。
余興では、園児らが愛らしい踊りを披露して参加高齢者を喜ばせた。「NHT132グループ」による民謡ショーも盛況だった。
.宮古毎日新聞
100人が余興楽しむ

ユニークな脳活性化体操で笑顔を見せるお年寄りの皆さん
=23日、城辺社会福祉センター
城辺生きいき教室を利用している高齢者の長寿を祝う敬老会が23日午後、城辺社会福祉センターで開かれた。城辺に住む65歳以上の100人が園児の余興や民謡ショーを楽しんだ。
城辺生きいき教室は、城辺の4学区ごとに行われている。利用者は1カ月に2回教室に通い、グラウンドゴルフやゲートボール、カラオケや体操などをして健康づくりに励んでいる。
この日の敬老会には各学区の利用者が一堂に会して長寿の祝福を受けた。
市社会福祉協議会の垣花義一会長は「健康長寿をお祝いしたい」と祝福。「皆さんは城辺地域を発展させるために貢献し、守り育ててきた。今後もわれわれを指導していただきたい」などと話し、その英知に一層の期待を込めた。
この後、両手を使って脳を活性化させるユニークな体操で大笑い。互いの交流を深めながらゲーム感覚で体操を楽しんだ。
余興では、園児らが愛らしい踊りを披露して参加高齢者を喜ばせた。「NHT132グループ」による民謡ショーも盛況だった。
.宮古毎日新聞
宮古島市議選、「3日攻防」に入る (沖縄)
宮古島市議選、「3日攻防」に入る

強風の中、 選挙カーから投票を呼びかけるウグイス嬢
=市平良久貝
任期満了に伴い20日告示された宮古島市議会議員選挙 (定数26) は、 27日の投票日まで4日と迫った。
投票前日まで認められている選挙運動期間は残り3日。
選挙戦も終盤に突入し、 各陣営の動きも激しさを増してきた。
ただ23日は台風27号の接近に伴い北寄りの強い風が吹くものと予想。 23日には宮古島地方に 「強風注意報」 「波浪警報」 が発令され、 期日前投票への影響も危惧されはじめている。
23日は台風の影響で風が強く曇天にも覆われたが、 候補者の多くは前日までと同様、 朝から街頭に立って 「あいさつ運動」 を展開。 午後からは、 選挙カーから流れるウグイス嬢の声もかき消される程の強風が吹き荒れたが、 街中を駆ける選挙カーの量が減ることはなく、 夜8時まで盛んに投票を呼びかけるスピーカーの音が鳴り響いた。
気象台によると、 「3日攻防」 に突入する24日も近海を通る台風の影響で大荒れの天気となる模様。 ある候補者陣営の幹部は 「心配だが、 3日攻防に入るだけに手を緩めるわけにもいかない。 状況を見ながら対応することになる」 と回答。 他陣営の幹部も 「天気を見ながら他の幹部とも相談してどうするか決めたい。 選挙カーのルートを変えるかどうか検討したい」 と答え、 風の動きを見て行動計画を立て直す考えを示した。
今市議選には現職、 元職、 新人を合わせた33人が立候補。 定数26を巡り、 連日激しい集票争いを繰り広げている。
宮古新報

強風の中、 選挙カーから投票を呼びかけるウグイス嬢
=市平良久貝
任期満了に伴い20日告示された宮古島市議会議員選挙 (定数26) は、 27日の投票日まで4日と迫った。
投票前日まで認められている選挙運動期間は残り3日。
選挙戦も終盤に突入し、 各陣営の動きも激しさを増してきた。
ただ23日は台風27号の接近に伴い北寄りの強い風が吹くものと予想。 23日には宮古島地方に 「強風注意報」 「波浪警報」 が発令され、 期日前投票への影響も危惧されはじめている。
23日は台風の影響で風が強く曇天にも覆われたが、 候補者の多くは前日までと同様、 朝から街頭に立って 「あいさつ運動」 を展開。 午後からは、 選挙カーから流れるウグイス嬢の声もかき消される程の強風が吹き荒れたが、 街中を駆ける選挙カーの量が減ることはなく、 夜8時まで盛んに投票を呼びかけるスピーカーの音が鳴り響いた。
気象台によると、 「3日攻防」 に突入する24日も近海を通る台風の影響で大荒れの天気となる模様。 ある候補者陣営の幹部は 「心配だが、 3日攻防に入るだけに手を緩めるわけにもいかない。 状況を見ながら対応することになる」 と回答。 他陣営の幹部も 「天気を見ながら他の幹部とも相談してどうするか決めたい。 選挙カーのルートを変えるかどうか検討したい」 と答え、 風の動きを見て行動計画を立て直す考えを示した。
今市議選には現職、 元職、 新人を合わせた33人が立候補。 定数26を巡り、 連日激しい集票争いを繰り広げている。
宮古新報
サシバの渡り、約2万羽確認 (下地島 ・沖縄)
サシバの渡り、下地島上空など約2万羽確認

秋の渡りで群舞するサシバ=13日午後3時頃、
下地島上空 (与儀一夫さん提供)
宮古野鳥の会 (仲地邦博会長) は、 平良松原と市役所伊良部支所屋上でサシバ飛来のカウント調査を行っている。 8日から始まった調査では会員らが双眼鏡などでカウントしており、 13日には伊良部島や下地島で2万羽余が確認されたという。
同会では14日に久松漁港広場で恒例となっている観察会を実施した。 親子連れなどが秋空に舞うサシバの群れを観察したほか、 サシバの特徴やエサ、 渡りのルートなどについて同会が解説し、 参加者たちは耳を傾けていた。
サシバは本州などで繁殖し、 越冬のため毎年 「寒露」 の頃になると大群で南下して東南アジア方面への渡りの途中、 休息のため宮古諸島に飛来する。
宮古新報

秋の渡りで群舞するサシバ=13日午後3時頃、
下地島上空 (与儀一夫さん提供)
宮古野鳥の会 (仲地邦博会長) は、 平良松原と市役所伊良部支所屋上でサシバ飛来のカウント調査を行っている。 8日から始まった調査では会員らが双眼鏡などでカウントしており、 13日には伊良部島や下地島で2万羽余が確認されたという。
同会では14日に久松漁港広場で恒例となっている観察会を実施した。 親子連れなどが秋空に舞うサシバの群れを観察したほか、 サシバの特徴やエサ、 渡りのルートなどについて同会が解説し、 参加者たちは耳を傾けていた。
サシバは本州などで繁殖し、 越冬のため毎年 「寒露」 の頃になると大群で南下して東南アジア方面への渡りの途中、 休息のため宮古諸島に飛来する。
宮古新報
2013-10-23
「歌と書で笑顔に」 書道シンガー・友近890(やっくん)沖縄
「歌と書で笑顔に」 書道シンガー・友近890(やっくん)

作務衣姿で、オリジナル書道ソング「恋から愛へ」に合わせて「恋」と「愛」の字を記すやっくん
=17日、沖縄市安慶田の新垣病院
【沖縄】
東日本大震災の直後の被災地の施設訪問をきっかけに、日本一周をしながら福祉施設で「笑顔届ける施設ライブ」をしている書道シンガーソングライター友近890(やっくん)(34)=本名・友近泰道=が17日、沖縄市安慶田の新垣病院など2施設を訪れた。
新垣病院では入院や通院者、職員など約85人を前に、笑いを交えた話術で進行しながら、オリジナル曲や「元気になろうメドレー」を歌い上げた。書家「友近燧山(すいざん)」として歌いながら書を披露するパフォーマンスで拍手喝采を浴びた。
やっくんは28歳のころ、仕事や恋愛、人間関係に悩み、うつ状態になったといい「そんな時に助けてくれたのが歌だった。
29歳でサラリーマンを辞めた」と歌手の道へ転向したことを話した。
18歳で亡くした母に贈るオリジナル曲「生きてゆく」を声を振り絞って歌うと、参加者から感動の拍手が送られた。日本全国を回る施設ライブは現在2周目に入り、来県は2回目。
琉球新報

作務衣姿で、オリジナル書道ソング「恋から愛へ」に合わせて「恋」と「愛」の字を記すやっくん
=17日、沖縄市安慶田の新垣病院
【沖縄】
東日本大震災の直後の被災地の施設訪問をきっかけに、日本一周をしながら福祉施設で「笑顔届ける施設ライブ」をしている書道シンガーソングライター友近890(やっくん)(34)=本名・友近泰道=が17日、沖縄市安慶田の新垣病院など2施設を訪れた。
新垣病院では入院や通院者、職員など約85人を前に、笑いを交えた話術で進行しながら、オリジナル曲や「元気になろうメドレー」を歌い上げた。書家「友近燧山(すいざん)」として歌いながら書を披露するパフォーマンスで拍手喝采を浴びた。
やっくんは28歳のころ、仕事や恋愛、人間関係に悩み、うつ状態になったといい「そんな時に助けてくれたのが歌だった。
29歳でサラリーマンを辞めた」と歌手の道へ転向したことを話した。
18歳で亡くした母に贈るオリジナル曲「生きてゆく」を声を振り絞って歌うと、参加者から感動の拍手が送られた。日本全国を回る施設ライブは現在2周目に入り、来県は2回目。
琉球新報
7年かけて自転車で日本一周(八重山・沖縄)
7年かけて自転車で日本一周

7年かけて自転車で日本一周を達成した稚内市元職員
の古川聰さん=15日午後(古川さん提供)
稚内市元職員の古川聰さん
石垣市の友好都市・稚内市の元職員、古川聰さん(64)=稚内市=が15日、波照間島に到着し、約7年かけて自転車での日本一周を達成した。
古川さんは市との交流事業やプライベートで何度も石垣島を訪れており、平久保灯台から市街地まで自転車で走ったことが日本一周を目指すきっかけになったという。
57歳の2006年9月、日本海側と太平洋側をそれぞれ縦断する日本一周に挑戦。15日に日本最南端の波照間島に到着し、約1万350㌔を走破した。
古川さんは22日、石垣市内の宿泊先で「前回はやっと着いたという思いが強かったが、今回は生まれ育った稚内の良さを再確認する旅になった」と振り返り、「石垣島や旅先の仲間に会いたかったし、どんなに坂がきつくても一度もやめようとは思わなかった。自転車では無理かもしれないが、石垣島にはまた来たい」と笑顔で語った。
八重山毎日新聞

7年かけて自転車で日本一周を達成した稚内市元職員
の古川聰さん=15日午後(古川さん提供)
稚内市元職員の古川聰さん
石垣市の友好都市・稚内市の元職員、古川聰さん(64)=稚内市=が15日、波照間島に到着し、約7年かけて自転車での日本一周を達成した。
古川さんは市との交流事業やプライベートで何度も石垣島を訪れており、平久保灯台から市街地まで自転車で走ったことが日本一周を目指すきっかけになったという。
57歳の2006年9月、日本海側と太平洋側をそれぞれ縦断する日本一周に挑戦。15日に日本最南端の波照間島に到着し、約1万350㌔を走破した。
古川さんは22日、石垣市内の宿泊先で「前回はやっと着いたという思いが強かったが、今回は生まれ育った稚内の良さを再確認する旅になった」と振り返り、「石垣島や旅先の仲間に会いたかったし、どんなに坂がきつくても一度もやめようとは思わなかった。自転車では無理かもしれないが、石垣島にはまた来たい」と笑顔で語った。
八重山毎日新聞
トゥバラーマ響く 満月の下熱唱(名護・沖縄)
名護にトゥバラーマ響く 満月の下、19人が熱唱

北部地区トゥバラーマ大会で最優秀賞となった島袋林功さん
=19日夜、名護市の21世紀の森公園野外ステージ
第4回大会 島袋さん(宜野座村)が最優秀
【名護】
第4回北部地区トゥバラーマ大会(北部八重山郷友会主催)が19日夜、名護市の21世紀の森公園野外ステージで開かれた。満月の明かりに照らされた舞台では、郷友を含む出演者19人が思いの丈をトゥバラーマの旋律に乗せて歌い上げ、宜野座村の島袋林功さん(70)が最優秀賞を受賞した。
大勢の観衆は歌い手たちに温かい拍手を送り、八重山を代表する叙情歌を楽しんでいた。
大会は、トゥバラーマの継承を目指すもの。もともと同郷友会(内原英吉会長)の行事で歌われる機会が多かったため、2010年から大会形式で開催している。今年からは沖縄タイムス社が共催し、規模も拡大した。
会場では、各出演者の歌の節々で拍手や指笛が響き、審査員で県指定無形文化財八重山古典民謡技能保持者の大工哲弘さんも味のある歌声を披露した。
最優秀賞の島袋さんは「中学生のころから好きな歌で、人前で歌うのが夢だった。八重山の素晴らしい歌が広まる一助になれば」と笑顔を見せた。
内原会長は「トゥバラーマを好きになる人が生まれてくる良い大会。郷友会も元気な顔を見せ合う楽しい機会になっている」と話した。
受賞者は次の通り。
▽最優秀賞=島袋林功(宜野座村)
▽優秀賞=迫田ひな子(本部町)
▽奨励賞=東澤浩(那覇市)
▽審査員特別賞=花城美代子(郷友会、鳩間出身)、
東常雄 (恩納村)
八重山毎日新聞

北部地区トゥバラーマ大会で最優秀賞となった島袋林功さん
=19日夜、名護市の21世紀の森公園野外ステージ
第4回大会 島袋さん(宜野座村)が最優秀
【名護】
第4回北部地区トゥバラーマ大会(北部八重山郷友会主催)が19日夜、名護市の21世紀の森公園野外ステージで開かれた。満月の明かりに照らされた舞台では、郷友を含む出演者19人が思いの丈をトゥバラーマの旋律に乗せて歌い上げ、宜野座村の島袋林功さん(70)が最優秀賞を受賞した。
大勢の観衆は歌い手たちに温かい拍手を送り、八重山を代表する叙情歌を楽しんでいた。
大会は、トゥバラーマの継承を目指すもの。もともと同郷友会(内原英吉会長)の行事で歌われる機会が多かったため、2010年から大会形式で開催している。今年からは沖縄タイムス社が共催し、規模も拡大した。
会場では、各出演者の歌の節々で拍手や指笛が響き、審査員で県指定無形文化財八重山古典民謡技能保持者の大工哲弘さんも味のある歌声を披露した。
最優秀賞の島袋さんは「中学生のころから好きな歌で、人前で歌うのが夢だった。八重山の素晴らしい歌が広まる一助になれば」と笑顔を見せた。
内原会長は「トゥバラーマを好きになる人が生まれてくる良い大会。郷友会も元気な顔を見せ合う楽しい機会になっている」と話した。
受賞者は次の通り。
▽最優秀賞=島袋林功(宜野座村)
▽優秀賞=迫田ひな子(本部町)
▽奨励賞=東澤浩(那覇市)
▽審査員特別賞=花城美代子(郷友会、鳩間出身)、
東常雄 (恩納村)
八重山毎日新聞
狂言など25~31年ぶり 村あしび(南風原津嘉山・沖縄)
狂言など25~31年ぶり上演
南風原津嘉山で村あしび

組踊「八重瀬按司の名乗り」で部下を呼び寄せようとする場面
=19日、南風原町の津嘉山公民館
【南風原】
伝統芸能を次世代へと継承し、地域活性化につなげようと「津嘉山区村あしび」が19日、南風原町の津嘉山公民館で開かれた。25年ぶりの復活上演となる狂言「後ヌ屋のマジルー」や、組踊「忠臣身替の巻」の「八重瀬按司の名乗りの場」が上演されたほか、31年ぶりに舞踊「湊くり節」、27年ぶりに「綛掛」も披露され、集まった区内外の人々を魅了した。
狂言「後ヌ屋のマジルー」は足の不自由な女性、マジルーが結婚しようと隣に住む叔父に相談に乗ってもらうことから始まるお笑い狂言。マジルーと叔父のうちなーぐちを交えた軽快なやりとりに会場は笑いに包まれた。組踊「忠臣身替の巻」は2014年10月に完全上演する予定で、村あしびでは「八重瀬按司の名乗り」の場面のみが披露された。
公民館三線サークルの演奏や津嘉山小学校の児童による、農耕の喜びと収穫を祝う「子どもウズィンビーラ」も上演された。
津嘉山民俗芸能保存会の仲本貞夫会長は「多くの方々に津嘉山の伝統芸能を楽しんでもらえたと思う。来年には忠臣身替の巻を完全上演するので、若い人に頑張ってもらいたい」と語った。
琉球新報
南風原津嘉山で村あしび

組踊「八重瀬按司の名乗り」で部下を呼び寄せようとする場面
=19日、南風原町の津嘉山公民館
【南風原】
伝統芸能を次世代へと継承し、地域活性化につなげようと「津嘉山区村あしび」が19日、南風原町の津嘉山公民館で開かれた。25年ぶりの復活上演となる狂言「後ヌ屋のマジルー」や、組踊「忠臣身替の巻」の「八重瀬按司の名乗りの場」が上演されたほか、31年ぶりに舞踊「湊くり節」、27年ぶりに「綛掛」も披露され、集まった区内外の人々を魅了した。
狂言「後ヌ屋のマジルー」は足の不自由な女性、マジルーが結婚しようと隣に住む叔父に相談に乗ってもらうことから始まるお笑い狂言。マジルーと叔父のうちなーぐちを交えた軽快なやりとりに会場は笑いに包まれた。組踊「忠臣身替の巻」は2014年10月に完全上演する予定で、村あしびでは「八重瀬按司の名乗り」の場面のみが披露された。
公民館三線サークルの演奏や津嘉山小学校の児童による、農耕の喜びと収穫を祝う「子どもウズィンビーラ」も上演された。
津嘉山民俗芸能保存会の仲本貞夫会長は「多くの方々に津嘉山の伝統芸能を楽しんでもらえたと思う。来年には忠臣身替の巻を完全上演するので、若い人に頑張ってもらいたい」と語った。
琉球新報
福島からアサギマダラ飛来? (宮古島・沖縄)
きょう「霜降」、福島からアサギマダラ飛来?

羽根に 「デコ」 「SRS」 などとマーキングされた
アサギマダラ=市内の山林
○…23日は 「霜降」。 24節気の一つで 「霜が降りる頃」 を意味するが、 南西諸島では夏と冬の季節風が交替する時季にあたる。 秋の深まりとともに渡り鳥のように長距離を移動する蝶・アサギマダラが宮古島に飛来してきており、 福島県から約2000㌔を旅してきたと思われる個体が見つかった。
○…22日、 市内平良の山林で羽根に 「デコ」 「8/27」 「SRS」 「Stokor」 「2005」 と書かれたオスが確認された。
アサギマダラの 「渡り」 の距離やルートなどを解明しようと、 羽根にマーキング (標識) した個体を放蝶する調査が全国各地で行われており、 標識から福島県の裏磐梯デコ平湿原から8月27日に放蝶されたものと推測される。 同湿原では自然体験行事としてアサギマダラのマーキング調査が盛んに行われており、 毎年数千頭を放蝶している。
○…宮古島など沖縄では春に成虫が現れるが、 夏季になると見えなくなり気温の上昇とともに北上すると考えられている。 再び秋には南下してくるようだ。 同じ個体ではなく世代交代をしながら旅を続けている。 日本では和歌山県から香港まで2500㌔を移動した記録がある。 宮古島の蝶の中では比較的大きく、 森林などで羽根を広げてゆっくりと滑空する姿が見られる。
宮古新報

羽根に 「デコ」 「SRS」 などとマーキングされた
アサギマダラ=市内の山林
○…23日は 「霜降」。 24節気の一つで 「霜が降りる頃」 を意味するが、 南西諸島では夏と冬の季節風が交替する時季にあたる。 秋の深まりとともに渡り鳥のように長距離を移動する蝶・アサギマダラが宮古島に飛来してきており、 福島県から約2000㌔を旅してきたと思われる個体が見つかった。
○…22日、 市内平良の山林で羽根に 「デコ」 「8/27」 「SRS」 「Stokor」 「2005」 と書かれたオスが確認された。
アサギマダラの 「渡り」 の距離やルートなどを解明しようと、 羽根にマーキング (標識) した個体を放蝶する調査が全国各地で行われており、 標識から福島県の裏磐梯デコ平湿原から8月27日に放蝶されたものと推測される。 同湿原では自然体験行事としてアサギマダラのマーキング調査が盛んに行われており、 毎年数千頭を放蝶している。
○…宮古島など沖縄では春に成虫が現れるが、 夏季になると見えなくなり気温の上昇とともに北上すると考えられている。 再び秋には南下してくるようだ。 同じ個体ではなく世代交代をしながら旅を続けている。 日本では和歌山県から香港まで2500㌔を移動した記録がある。 宮古島の蝶の中では比較的大きく、 森林などで羽根を広げてゆっくりと滑空する姿が見られる。
宮古新報
2013-10-22
オリオン「麦職人デラックスタイム」発売(沖縄)
オリオン「麦職人デラックスタイム」発売

オリオンビール(浦添市、嘉手苅義男社長)は22日、発泡酒「麦職人」の新ブランド「麦職人デラックスタイム」
=写真=を新発売する。
従来の「麦職人」から麦芽などのエキスを濃くして味わいを深め「豊かな飲み応えとぜいたくなうまさを実現」(同社)した。21日、那覇市内で商品発表会があり、CMに出演している舞踊家の大田守邦さんが「コクのある大人の飲み物」などとPRした。
従来の「麦職人」も、ホップの添加方法や炭酸の加減などを見直し「キレ感を高めてすっきりとした飲みやすさを実現」(同)させた。「新麦職人」として既に販売している。
デラックスタイム、新麦職人とも350ミリリットル、500ミリリットル缶で、主に県全域と奄美地区で販売。希望小売価格の設定はない。
発表会では、新垣昌光専務が「ゆっくりとした時間の中で充足感と満足感が味わえる本格的な発泡酒」などとデラックスタイムをPRした。
沖縄タイムス

オリオンビール(浦添市、嘉手苅義男社長)は22日、発泡酒「麦職人」の新ブランド「麦職人デラックスタイム」
=写真=を新発売する。
従来の「麦職人」から麦芽などのエキスを濃くして味わいを深め「豊かな飲み応えとぜいたくなうまさを実現」(同社)した。21日、那覇市内で商品発表会があり、CMに出演している舞踊家の大田守邦さんが「コクのある大人の飲み物」などとPRした。
従来の「麦職人」も、ホップの添加方法や炭酸の加減などを見直し「キレ感を高めてすっきりとした飲みやすさを実現」(同)させた。「新麦職人」として既に販売している。
デラックスタイム、新麦職人とも350ミリリットル、500ミリリットル缶で、主に県全域と奄美地区で販売。希望小売価格の設定はない。
発表会では、新垣昌光専務が「ゆっくりとした時間の中で充足感と満足感が味わえる本格的な発泡酒」などとデラックスタイムをPRした。
沖縄タイムス
演劇「黄昏」主演 津嘉山正種に聞く(沖縄)
演劇「黄昏」主演 津嘉山正種に聞く
沖縄での舞台「黄昏」に向けて意気込みを語る津嘉山正種
=那覇市久茂地・沖縄タイムス社
劇団青年座の演劇「黄昏」公演(主催・沖縄タイムス社、同劇団)が11月6、7の両日、浦添市の国立劇場おきなわである。
県出身で俳優の津嘉山正種が、主人公ノーマンを演じる。
「老い」や「死」を繊細に表現しながら家族愛を描いた同作品で、津嘉山は2010年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞している。全国巡回の千秋楽となる沖縄公演を前に、役への思いや意気込みを聞いた。
(聞き手=湧田ちひろ)
-「黄昏」のテーマは。
「全てひっくるめて大きく言うと『人生』。青年期、壮年期を経て老年期にさしかかる、人生の最終章を描いている。残っているのは『死』しかないと考える主人公が、どのように時間を過ごしていくのか。主人公と妻の2人の話を主軸に家族の物語となっている」
-主人公ノーマンはどのような人物か。
「ノーマンは元大学教授。いつも生徒に指示をして、厳しい先生だったと思う。逆に命令されることは嫌いで頑固な性格。それが、年を取ってすぐそこに死が迫ると、そのことで頭がいっぱい。暗い状況の中で、ノーマンとは正反対で快活な妻に支えられている」
-ノーマンを演じるため、心掛けたことは。
「自分の中にないものは芝居では出せません。自分の中の厳格さ、やらしいところ、とぼけたところ、そういったものを探り出して舞台に引き出す。役というのは10人が演じれば10通りの役ができる。最終的には津嘉山のノーマン。あるがままの自分で、舞台の上で演技をしすぎずに、きちんと呼吸することが重要だ」
-2010年から演じて、役へのなじみや心境の変化はあるか。
「今回の再演にあたって台本を読み返すと、3年の間にせりふに実感が持てるようになった。『人生は短い。ぐずぐずしているヒマはない』というせりふがある。私は脳梗塞を患い、そこから立ち直ったが、病気は突然来る。年齢と月日を重ねて、死について語ることも、実感として強くなった。より作品の中身に寄り添ってきたと感じている」
-作品では、夫婦のあり方も描いている。
「ノーマンは80歳で妻は10歳年下。ノーマンが陰なら妻は陽で正反対の関係。夫婦とは、辛抱と努力の結果でしかない。互いの価値観の違いなど、全部認め合いながら、否定しては駄目なんだと思う。舞台を見て、長年連れ添った夫婦が『もう少し優しくしてあげないといけないな』など、いろんなことを思いながら客席を後にしてもらえればいいんじゃないかな」
-沖縄の皆さんにメッセージを。
「千秋楽は沖縄と決めていた。明日への生きる希望をともす作品になっている。見た人がそれぞれに感じることができる芝居だと思うので、ぜひ劇場で見てもらいたい」
◇ ◇
「黄昏」は11月6、7日午後6時半開演。入場料は前売5千円、当日5500円。問い合わせは沖縄タイムス社文化事業局、電話098(860)3588。
あらすじ
元大学教授のノーマン・セイヤー2(津嘉山正種)とその妻エセル(岩倉高子)は、アメリカ北東部の湖畔近くの別荘で夏を過ごしていた。老いと死におびえるノーマン。そこへ8年前に家を出て疎遠だった娘のチェルシー(野々村のん)が恋人ビル(横堀悦夫)と息子を連れて訪れる。
少年との交流を通して、老夫婦の心が揺れ動いていく。アーネスト・トンプソン作。伊藤大演出。
沖縄タイムス

沖縄での舞台「黄昏」に向けて意気込みを語る津嘉山正種
=那覇市久茂地・沖縄タイムス社
劇団青年座の演劇「黄昏」公演(主催・沖縄タイムス社、同劇団)が11月6、7の両日、浦添市の国立劇場おきなわである。
県出身で俳優の津嘉山正種が、主人公ノーマンを演じる。
「老い」や「死」を繊細に表現しながら家族愛を描いた同作品で、津嘉山は2010年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞している。全国巡回の千秋楽となる沖縄公演を前に、役への思いや意気込みを聞いた。
(聞き手=湧田ちひろ)
-「黄昏」のテーマは。
「全てひっくるめて大きく言うと『人生』。青年期、壮年期を経て老年期にさしかかる、人生の最終章を描いている。残っているのは『死』しかないと考える主人公が、どのように時間を過ごしていくのか。主人公と妻の2人の話を主軸に家族の物語となっている」
-主人公ノーマンはどのような人物か。
「ノーマンは元大学教授。いつも生徒に指示をして、厳しい先生だったと思う。逆に命令されることは嫌いで頑固な性格。それが、年を取ってすぐそこに死が迫ると、そのことで頭がいっぱい。暗い状況の中で、ノーマンとは正反対で快活な妻に支えられている」
-ノーマンを演じるため、心掛けたことは。
「自分の中にないものは芝居では出せません。自分の中の厳格さ、やらしいところ、とぼけたところ、そういったものを探り出して舞台に引き出す。役というのは10人が演じれば10通りの役ができる。最終的には津嘉山のノーマン。あるがままの自分で、舞台の上で演技をしすぎずに、きちんと呼吸することが重要だ」
-2010年から演じて、役へのなじみや心境の変化はあるか。
「今回の再演にあたって台本を読み返すと、3年の間にせりふに実感が持てるようになった。『人生は短い。ぐずぐずしているヒマはない』というせりふがある。私は脳梗塞を患い、そこから立ち直ったが、病気は突然来る。年齢と月日を重ねて、死について語ることも、実感として強くなった。より作品の中身に寄り添ってきたと感じている」
-作品では、夫婦のあり方も描いている。
「ノーマンは80歳で妻は10歳年下。ノーマンが陰なら妻は陽で正反対の関係。夫婦とは、辛抱と努力の結果でしかない。互いの価値観の違いなど、全部認め合いながら、否定しては駄目なんだと思う。舞台を見て、長年連れ添った夫婦が『もう少し優しくしてあげないといけないな』など、いろんなことを思いながら客席を後にしてもらえればいいんじゃないかな」
-沖縄の皆さんにメッセージを。
「千秋楽は沖縄と決めていた。明日への生きる希望をともす作品になっている。見た人がそれぞれに感じることができる芝居だと思うので、ぜひ劇場で見てもらいたい」
◇ ◇
「黄昏」は11月6、7日午後6時半開演。入場料は前売5千円、当日5500円。問い合わせは沖縄タイムス社文化事業局、電話098(860)3588。
あらすじ
元大学教授のノーマン・セイヤー2(津嘉山正種)とその妻エセル(岩倉高子)は、アメリカ北東部の湖畔近くの別荘で夏を過ごしていた。老いと死におびえるノーマン。そこへ8年前に家を出て疎遠だった娘のチェルシー(野々村のん)が恋人ビル(横堀悦夫)と息子を連れて訪れる。
少年との交流を通して、老夫婦の心が揺れ動いていく。アーネスト・トンプソン作。伊藤大演出。
沖縄タイムス
島・月・走り 満喫 伊平屋ムーンライトマラソン(OKINAWA)
島・月・走り 満喫 伊平屋ムーンライトマラソン
「星の声援、月の伴走」をテーマに第19回伊平屋ムーンライトマラソンが19日、伊平屋村の「友愛と健康の広場」を発着点に開かれた。
県内外から1099人が出走し、伊平屋の原風景と村民のおもてなしを満喫した。大会の様子を写真で紹介する。
(金良孝矢)

〈気勢〉「頑張るぞ」と出発前に気勢を上げるフルマラソン
のランナーたち=友愛と健康の広場

〈笑顔〉笑顔でハーフマラソンコースに駆け出すランナーたち
=19日午後、伊平屋村役場前

〈声援〉沿道からランナーを応援する子どもたち
=田名

〈名跡〉天照大神が隠れたというクマヤ洞窟を背景
に急な坂を上る=田名

〈給水〉両手コップで水分補給=田名

〈灯火〉リュウキュウマツの灯火がランナーをゴールへ
導く=前泊の「友愛と健康の広場」近く
琉球新報
「星の声援、月の伴走」をテーマに第19回伊平屋ムーンライトマラソンが19日、伊平屋村の「友愛と健康の広場」を発着点に開かれた。
県内外から1099人が出走し、伊平屋の原風景と村民のおもてなしを満喫した。大会の様子を写真で紹介する。
(金良孝矢)

〈気勢〉「頑張るぞ」と出発前に気勢を上げるフルマラソン
のランナーたち=友愛と健康の広場

〈笑顔〉笑顔でハーフマラソンコースに駆け出すランナーたち
=19日午後、伊平屋村役場前

〈声援〉沿道からランナーを応援する子どもたち
=田名

〈名跡〉天照大神が隠れたというクマヤ洞窟を背景
に急な坂を上る=田名

〈給水〉両手コップで水分補給=田名

〈灯火〉リュウキュウマツの灯火がランナーをゴールへ
導く=前泊の「友愛と健康の広場」近く
琉球新報
譜久里・銀 陸上世界マスターズ(沖縄)
譜久里(40~44歳)100銀 陸上世界マスターズ

陸上の世界マスターズ選手権大会の男子100メートル
で銀メダルを獲得した譜久里武(本人提供)
ブラジル・ポルトアレグレで開かれている陸上の世界マスターズ選手権大会で19日、M40(40~44歳)男子100メートルの譜久里武が11秒12で2位に入り、銀メダルを獲得した。
十種競技の元日本王者でタレントの武井壮は11秒15で4位だった。
◆大舞台で成長 充実の初挑戦/譜久里、周囲に感謝
初挑戦の世界舞台で銀メダルを手にした譜久里武。「世界への挑戦は自分自身をまた成長させてくれた」と充実感を漂わせた。
準決勝は「思うように走れなかった」と全体で5位の通過だった。決勝は、リラックスした走りを心掛け、後半の伸びにつなげた。
この大会の出場には、周囲の大きな支えがあった。地球の裏側への遠征に、故郷久米島の友人や知人が寄付金を募ってくれた。家族やコーチ、職場も協力を惜しまなかった。
コールセンターの経営、専門学校の講師、スポーツクラブのトレーナーと忙しい日々の中、練習に励んでいる。挑戦を続ける42歳は「銀メダルで少しは恩返しができたと思う」と感謝の言葉を述べた。
琉球新報

陸上の世界マスターズ選手権大会の男子100メートル
で銀メダルを獲得した譜久里武(本人提供)
ブラジル・ポルトアレグレで開かれている陸上の世界マスターズ選手権大会で19日、M40(40~44歳)男子100メートルの譜久里武が11秒12で2位に入り、銀メダルを獲得した。
十種競技の元日本王者でタレントの武井壮は11秒15で4位だった。
◆大舞台で成長 充実の初挑戦/譜久里、周囲に感謝
初挑戦の世界舞台で銀メダルを手にした譜久里武。「世界への挑戦は自分自身をまた成長させてくれた」と充実感を漂わせた。
準決勝は「思うように走れなかった」と全体で5位の通過だった。決勝は、リラックスした走りを心掛け、後半の伸びにつなげた。
この大会の出場には、周囲の大きな支えがあった。地球の裏側への遠征に、故郷久米島の友人や知人が寄付金を募ってくれた。家族やコーチ、職場も協力を惜しまなかった。
コールセンターの経営、専門学校の講師、スポーツクラブのトレーナーと忙しい日々の中、練習に励んでいる。挑戦を続ける42歳は「銀メダルで少しは恩返しができたと思う」と感謝の言葉を述べた。
琉球新報
クロツラヘラサギ 憩う(OKINAWA)
冬越しクロツラヘラサギ 豊見城に憩う

越冬のため飛来したクロツラヘラサギ
=21日午後3時40分ごろ、豊見城市与根
(伊藤桃子撮影)
豊見城市与根の遊水池、通称「三角池」に環境省のレッドデータブックで絶滅危惧IB類に指定されているクロツラヘラサギが越冬のため飛来した。
観察を続けている南部自然を守る会の橋本幸三さんによると、確認された4羽のうち3羽が7日ごろ、1羽が15日ごろ飛来したという。繁殖地に戻らず沖縄で夏を過ごした1羽と共に、水中の餌をついばんだり、片脚を上げて羽を休めたりしていた。橋本さんは「11月に入ると、もっと増えるだろう。安全に冬を越せるよう見守りたい」と話した。
沖縄タイムス

越冬のため飛来したクロツラヘラサギ
=21日午後3時40分ごろ、豊見城市与根
(伊藤桃子撮影)
豊見城市与根の遊水池、通称「三角池」に環境省のレッドデータブックで絶滅危惧IB類に指定されているクロツラヘラサギが越冬のため飛来した。
観察を続けている南部自然を守る会の橋本幸三さんによると、確認された4羽のうち3羽が7日ごろ、1羽が15日ごろ飛来したという。繁殖地に戻らず沖縄で夏を過ごした1羽と共に、水中の餌をついばんだり、片脚を上げて羽を休めたりしていた。橋本さんは「11月に入ると、もっと増えるだろう。安全に冬を越せるよう見守りたい」と話した。
沖縄タイムス
中学生がアイス商品化 太鼓判(粟国・沖縄)
中学生がアイス商品化 仲井真知事も太鼓判

粟国中学の生徒からアイスクリームを手渡され、
「ありがとう」と握手を求める仲井真弘多知事(右)
=21日、県庁
粟国中学校の生徒14人が21日、企業と一緒に作ったアイスクリーム「コクうまっ! AAアイス」を県庁で仲井真弘多知事らにプレゼントした。
粟国の塩と特産品のもちきびかりんとうが入ったミルク味。仲井真知事は「アイスクリームは粟国だね。おいしいですね」と話し、わずか5分で完食した。
県と粟国村のキャリア教育の一環で取り組まれたもので、中学生のアイデアが商品化されるのは県内初。3年生の與那嶺佑太君は「商談、マーケティングなどを学んできた。進路の選択や決定につなげ、島を活性化していきたい」と胸を張った。
生徒たちは23日限定で、午前10時から午後6時まで、コープおきなわのあっぷるタウン店、首里店、こくば店で、計700個のアイスクリームを手売りする。1個250円。2年生の奥原百香さんは「完売を目指して頑張りたい」と張り切っていた。
沖縄タイムス

粟国中学の生徒からアイスクリームを手渡され、
「ありがとう」と握手を求める仲井真弘多知事(右)
=21日、県庁
粟国中学校の生徒14人が21日、企業と一緒に作ったアイスクリーム「コクうまっ! AAアイス」を県庁で仲井真弘多知事らにプレゼントした。
粟国の塩と特産品のもちきびかりんとうが入ったミルク味。仲井真知事は「アイスクリームは粟国だね。おいしいですね」と話し、わずか5分で完食した。
県と粟国村のキャリア教育の一環で取り組まれたもので、中学生のアイデアが商品化されるのは県内初。3年生の與那嶺佑太君は「商談、マーケティングなどを学んできた。進路の選択や決定につなげ、島を活性化していきたい」と胸を張った。
生徒たちは23日限定で、午前10時から午後6時まで、コープおきなわのあっぷるタウン店、首里店、こくば店で、計700個のアイスクリームを手売りする。1個250円。2年生の奥原百香さんは「完売を目指して頑張りたい」と張り切っていた。
沖縄タイムス
黒オオゴマダラが交尾 (OKINAWA)
黒オオゴマダラが交尾
那覇市内で確認、産卵期待

交尾する黒化型オオゴマダラの雌(左)
=18日、那覇市の大城安弘さん宅のチョウ園
(大城安弘さん提供)
羽の表面が9割以上黒い、非常に珍しい黒化型オオゴマダラの交尾が18日、那覇市内で確認された。
交尾を成功させた農学博士で首里城下にチョウを翔ばそう会の大城安弘会長は「黒化型オオゴマダラの交尾を確認したのは世界初とみられる」と話した。
20日現在、産卵までには至っていないが、今後、注目される。黒化型オオゴマダラ(雌)は9月24日に羽化し、大城さんが
生態確認のため飼育を続けていた。
オオゴマダラの雌の交尾は羽化後6~8日ごろ。黒化型のような異常個体には他のチョウが寄りつかないことが多く、大城さんも諦めかけた24日目に交尾した。交尾は18日の午前10時ごろから約8時間半続いた。大城さんは「今後、産卵に挑みたい」と意気込んだ。
琉球新報
那覇市内で確認、産卵期待

交尾する黒化型オオゴマダラの雌(左)
=18日、那覇市の大城安弘さん宅のチョウ園
(大城安弘さん提供)
羽の表面が9割以上黒い、非常に珍しい黒化型オオゴマダラの交尾が18日、那覇市内で確認された。
交尾を成功させた農学博士で首里城下にチョウを翔ばそう会の大城安弘会長は「黒化型オオゴマダラの交尾を確認したのは世界初とみられる」と話した。
20日現在、産卵までには至っていないが、今後、注目される。黒化型オオゴマダラ(雌)は9月24日に羽化し、大城さんが
生態確認のため飼育を続けていた。
オオゴマダラの雌の交尾は羽化後6~8日ごろ。黒化型のような異常個体には他のチョウが寄りつかないことが多く、大城さんも諦めかけた24日目に交尾した。交尾は18日の午前10時ごろから約8時間半続いた。大城さんは「今後、産卵に挑みたい」と意気込んだ。
琉球新報
多彩な競技満喫 老人スポーツ大会(八重山・沖縄)
多彩な競技満喫 老人スポーツ大会

「夢にみたあなた」などの多彩なプログラムに盛り上がりを
みせた八重山地区老人スポーツ大会
=20日、新川小学校グラウンド
お年寄りらハッスル 16チーム・1500人が参加
第41回八重山地区老人スポーツ大会(八重山地区老人クラブ連合会主催)が20日、新川小学校グラウンドで開催され、石垣市と竹富町の各地域から16チーム・約1500人が多彩なプログラムに参加した。この日午前9時の気温は26・6度。時折雲が広がり、雨がぱらついたものの、午後からは日差しも顔をのぞかせ、絶好のスポーツ日和となった。応援に駆けつけた婦人会や地域住民の声援が会場を盛り上げるなか、お年寄りたちのさわやかな汗と笑顔がはじけた。
大会はお年寄りたちの健康保持と生きがいを高め、各地域が交流することで明るく豊かな生活につなげるのが狙い。
東田盛正会長は「スポーツ大会は健康づくりにいい機会。勝敗にこだわらず、慌てず、マイペースで競技を楽しんでください」とあいさつ。
八重山市町会の中山義隆会長、八重山福祉保健所の東朝幸所長(代読)による来賓祝辞に続き、選手を代表して真栄里若竹会の細工忠郎さんがシマムニで力強く選手宣誓し、競技がスタート。
準備体操の後、「計算競争」「夢にみたあなた」「高齢者のつり天狗」などユニークなプログラムや「玉入れ」「子孫繁栄リレー」など全16種目が繰り広げられた。
また、子どもたちが参加できる「かけっこ」や「職域リレー」なども行われた。
老人クラブのテント前では、各地域の婦人会が趣向をこらした応援で会場を盛り上げた。
八重山毎日新聞

「夢にみたあなた」などの多彩なプログラムに盛り上がりを
みせた八重山地区老人スポーツ大会
=20日、新川小学校グラウンド
お年寄りらハッスル 16チーム・1500人が参加
第41回八重山地区老人スポーツ大会(八重山地区老人クラブ連合会主催)が20日、新川小学校グラウンドで開催され、石垣市と竹富町の各地域から16チーム・約1500人が多彩なプログラムに参加した。この日午前9時の気温は26・6度。時折雲が広がり、雨がぱらついたものの、午後からは日差しも顔をのぞかせ、絶好のスポーツ日和となった。応援に駆けつけた婦人会や地域住民の声援が会場を盛り上げるなか、お年寄りたちのさわやかな汗と笑顔がはじけた。
大会はお年寄りたちの健康保持と生きがいを高め、各地域が交流することで明るく豊かな生活につなげるのが狙い。
東田盛正会長は「スポーツ大会は健康づくりにいい機会。勝敗にこだわらず、慌てず、マイペースで競技を楽しんでください」とあいさつ。
八重山市町会の中山義隆会長、八重山福祉保健所の東朝幸所長(代読)による来賓祝辞に続き、選手を代表して真栄里若竹会の細工忠郎さんがシマムニで力強く選手宣誓し、競技がスタート。
準備体操の後、「計算競争」「夢にみたあなた」「高齢者のつり天狗」などユニークなプログラムや「玉入れ」「子孫繁栄リレー」など全16種目が繰り広げられた。
また、子どもたちが参加できる「かけっこ」や「職域リレー」なども行われた。
老人クラブのテント前では、各地域の婦人会が趣向をこらした応援で会場を盛り上げた。
八重山毎日新聞
「人のつながりが大事」八重山・沖縄
「人のつながりが大事」
介護講演会に関心、人口流出、孤独死

いけま福祉支援センターの前泊博美理事長による介護講演会=17日、波照間農村集落センター 前泊さん、
池間の島おこし語る
【波照間】
池間島などで活動している特定非営利活動法人(NPO法人)「いけま福祉支援センター」(宮古島市)の前泊博美理事長による介護講演会が17日、波照間農村集落センターで開かれ、住民約80人が参加した。前泊理事長は「地域の人と人とのつながりを取り戻し、島全体が参加する島おこしが理想。今日も楽しいねと笑って生きられる島を目指したい」と語った。
前泊理事長は講演で、人口が流出し、高齢化が進む池間島の状況を説明し、「自分たちでできることから始めようと、高齢者から話を聞く機会をつくったところ、昼はみんなと遊び、夕方には住み慣れたわが家に帰り、病気になっても島で暮らしたいという島民の願いを知った」と述べ、小規模多機能型居宅介護事業所「きゅーぬふから舎」を立ち上げることになった経緯を説明。
また、孤独死があったことを契機に取り組むようになったコミュニティー再生についても紹介し、高齢者の居場所作りと若い世代を呼び戻すという課題を解決するために2011年度から行っている高齢者世帯の民泊を紹介した。
前泊理事長によると、宿泊した子どもたちは学校ではできない体験を行い、高齢者は子どもたちから元気をもらい生きがいを持てるようになったという。
(本比田里奈通信員)
八重山毎日新聞
介護講演会に関心、人口流出、孤独死

いけま福祉支援センターの前泊博美理事長による介護講演会=17日、波照間農村集落センター 前泊さん、
池間の島おこし語る
【波照間】
池間島などで活動している特定非営利活動法人(NPO法人)「いけま福祉支援センター」(宮古島市)の前泊博美理事長による介護講演会が17日、波照間農村集落センターで開かれ、住民約80人が参加した。前泊理事長は「地域の人と人とのつながりを取り戻し、島全体が参加する島おこしが理想。今日も楽しいねと笑って生きられる島を目指したい」と語った。
前泊理事長は講演で、人口が流出し、高齢化が進む池間島の状況を説明し、「自分たちでできることから始めようと、高齢者から話を聞く機会をつくったところ、昼はみんなと遊び、夕方には住み慣れたわが家に帰り、病気になっても島で暮らしたいという島民の願いを知った」と述べ、小規模多機能型居宅介護事業所「きゅーぬふから舎」を立ち上げることになった経緯を説明。
また、孤独死があったことを契機に取り組むようになったコミュニティー再生についても紹介し、高齢者の居場所作りと若い世代を呼び戻すという課題を解決するために2011年度から行っている高齢者世帯の民泊を紹介した。
前泊理事長によると、宿泊した子どもたちは学校ではできない体験を行い、高齢者は子どもたちから元気をもらい生きがいを持てるようになったという。
(本比田里奈通信員)
八重山毎日新聞
各地域の芸能たんのう 民俗芸能振興大会(石垣市・沖縄)
各地域の芸能たんのう 石垣市民俗芸能振興大会

第17回石垣市民俗芸能振興大会で「七ツィンガニ」を
披露する大川字会
=20日夜、市民会館大ホール 8団体が熱演
第17回石垣市民俗芸能振興大会(市主催)が20日夕、市民会館大ホールで開かれ、会場を訪れた市民が古くから各地域に伝わる芸能をたんのうした。
大会は祖先が演じてきた芸能への関心を深め、民俗芸能の保存と継承発展を図るのが目的。新川、双葉、宮良、大川、平得、石垣、白保、登野城の字会や公民館など8団体が出演した。
プログラムは新川字会の「大神酒(うふみしゃぐ)」で幕開けし、双葉公民館の「双葉口説」や宮良公民館の「いくぬぶしぃ じらば」「むんぐるくばさ じらば」などが続いた。
このうち、大川字会は大川村に伝わる唐楽の断片とされる「七ツィンガニ」を25年ぶりに披露。キツラクや横笛、ションク、ドラなどを響かせながら、会場に入ってくる出演者に観客が見入った。
平得公民館は、村人の勤勉さと親子や夫婦のむつまじさをたたえた「平得世果報節」を婦人会員8人がしっとりと踊り、会場から盛んな拍手を浴びた。
八重山毎日新聞

第17回石垣市民俗芸能振興大会で「七ツィンガニ」を
披露する大川字会
=20日夜、市民会館大ホール 8団体が熱演
第17回石垣市民俗芸能振興大会(市主催)が20日夕、市民会館大ホールで開かれ、会場を訪れた市民が古くから各地域に伝わる芸能をたんのうした。
大会は祖先が演じてきた芸能への関心を深め、民俗芸能の保存と継承発展を図るのが目的。新川、双葉、宮良、大川、平得、石垣、白保、登野城の字会や公民館など8団体が出演した。
プログラムは新川字会の「大神酒(うふみしゃぐ)」で幕開けし、双葉公民館の「双葉口説」や宮良公民館の「いくぬぶしぃ じらば」「むんぐるくばさ じらば」などが続いた。
このうち、大川字会は大川村に伝わる唐楽の断片とされる「七ツィンガニ」を25年ぶりに披露。キツラクや横笛、ションク、ドラなどを響かせながら、会場に入ってくる出演者に観客が見入った。
平得公民館は、村人の勤勉さと親子や夫婦のむつまじさをたたえた「平得世果報節」を婦人会員8人がしっとりと踊り、会場から盛んな拍手を浴びた。
八重山毎日新聞
2013-10-21
いぜな88トライアスロン(沖縄)
いぜな88トライアスロン

一斉にスタートする選手たち
=20日午前8時過ぎ、伊是名ビーチ
【いぜな88トライアスロン大会取材班】
第26回いぜな88トライアスロン大会(主催・伊是名村、沖縄タイムス社)が20日、同村で開かれた。美しい自然が広がる島を舞台に個人競技の部に468人、リレーの部に22組66人が出場した。
レースは前田政義大会実行委員会長の号砲でスタート。
伊是名ビーチのスイム2キロ、島の外周道路を約5周するバイク66キロ、アップダウンの激しいラン20キロの全長88キロのコースで熱戦を繰り広げた。
男子は篠崎友選手29=東京都=が3時間34分57秒、
女子は田中敬子選手29=豊見城市=が4時間4分25秒で、
ともに初優勝した。リレーは東京都や埼玉のメンバーでつくる「ちーむ☆市民」が3時間58分47秒で優勝した。
沖縄タイムス

一斉にスタートする選手たち
=20日午前8時過ぎ、伊是名ビーチ
【いぜな88トライアスロン大会取材班】
第26回いぜな88トライアスロン大会(主催・伊是名村、沖縄タイムス社)が20日、同村で開かれた。美しい自然が広がる島を舞台に個人競技の部に468人、リレーの部に22組66人が出場した。
レースは前田政義大会実行委員会長の号砲でスタート。
伊是名ビーチのスイム2キロ、島の外周道路を約5周するバイク66キロ、アップダウンの激しいラン20キロの全長88キロのコースで熱戦を繰り広げた。
男子は篠崎友選手29=東京都=が3時間34分57秒、
女子は田中敬子選手29=豊見城市=が4時間4分25秒で、
ともに初優勝した。リレーは東京都や埼玉のメンバーでつくる「ちーむ☆市民」が3時間58分47秒で優勝した。
沖縄タイムス
全国高校サッカー宮高、準々決勝敗退(宮古島・沖縄)
宮高、準々決勝敗退/全国高校サッカー
名護商工に0-1の惜敗

宮高は地元の盛大な応援の後押しを受けるも名護商工に
0-1で惜敗した=19日、前福多目的運動場
第92回全国高校サッカー選手権大会沖縄県予選の準々決勝の宮古高校対名護商工戦が19日、前福多目的運動場で行われた。地元の盛大な応援を受けた宮高だったが何度か訪れた決定的なチャンスを生かせず0-1で惜しくも敗れ、2年連続の全国大会出場は成らなかった。
両チームは、昨年もこの大会で4強入りを懸けて同運動場で対戦。その時は宮高が4-1で勝利し、そのまま優勝した。
この日のゲームは、序盤から一進一退の攻防を展開し、互いに何度か訪れたチャンスを生かせないまま前半は終了するかに思われた。しかし、前半終了間際の39分に名護商工のフリーキックがそのままゴールネットを揺らし、宮高は先制を許した。
風上に立った後半、宮高は怒涛の攻撃を展開。何度か訪れた決定的なチャンスも生かせず後半だけではなった10本のシュートもゴールネットを揺らせないまま試合終了のホイッスルが会場に響き、結局0-1で敗れた。
上間良哉監督は「相手の粘り強いサッカーが素晴らしかった。チャンスを生かし切れなかったことが敗れた原因。地元の素晴らしい応援を受けながら結果が出せなくて残念」と試合を振り返った。
神里春也主将は「自分たちの力不足。日々の生活、サッカーにおいて名護商工の方が凡事徹底がなされていた結果。地元の応援にも応えられなくて残念。後輩たちには3度目の全国大会出場を目指して頑張ってほしい」と涙ながらに話した。
.宮古毎日新聞
名護商工に0-1の惜敗

宮高は地元の盛大な応援の後押しを受けるも名護商工に
0-1で惜敗した=19日、前福多目的運動場
第92回全国高校サッカー選手権大会沖縄県予選の準々決勝の宮古高校対名護商工戦が19日、前福多目的運動場で行われた。地元の盛大な応援を受けた宮高だったが何度か訪れた決定的なチャンスを生かせず0-1で惜しくも敗れ、2年連続の全国大会出場は成らなかった。
両チームは、昨年もこの大会で4強入りを懸けて同運動場で対戦。その時は宮高が4-1で勝利し、そのまま優勝した。
この日のゲームは、序盤から一進一退の攻防を展開し、互いに何度か訪れたチャンスを生かせないまま前半は終了するかに思われた。しかし、前半終了間際の39分に名護商工のフリーキックがそのままゴールネットを揺らし、宮高は先制を許した。
風上に立った後半、宮高は怒涛の攻撃を展開。何度か訪れた決定的なチャンスも生かせず後半だけではなった10本のシュートもゴールネットを揺らせないまま試合終了のホイッスルが会場に響き、結局0-1で敗れた。
上間良哉監督は「相手の粘り強いサッカーが素晴らしかった。チャンスを生かし切れなかったことが敗れた原因。地元の素晴らしい応援を受けながら結果が出せなくて残念」と試合を振り返った。
神里春也主将は「自分たちの力不足。日々の生活、サッカーにおいて名護商工の方が凡事徹底がなされていた結果。地元の応援にも応えられなくて残念。後輩たちには3度目の全国大会出場を目指して頑張ってほしい」と涙ながらに話した。
.宮古毎日新聞
エコマラソン大会、(宮古島・沖縄)
エコマラソン大会、山中裕司(埼玉)がフル初優勝

午前8時半の号砲でコースに繰り出すフルマラソン部門
のランナーたち=市陸上競技場
第4回エコアイランド宮古島マラソン (主催・宮古島市ほか) が20日、 市陸上競技場を発着点に開催され、 フルマラソンは山中裕司(42)=埼玉=が2時間38分07秒、 同女子は井戸亜沙美(35)=石垣=が3時間25分01秒で優勝した。 ハーフ男子は諸井勇人(28)=宮古島市=が1時間13分19秒、同女子は中村和子(38) =佐賀=が1時間32分43秒で1位となった。 完走率は全体で93・66%だった。
同大会は、 エコとスポーツを融合した南の島の自然景観を楽しみながら走る喜びを体感するとともに選手間、 さらには地元住民との親睦を深めてもらうことが目的。 開会式では、 大会長の下地敏彦市長が 「沿道の声援を力に宮古島の海・風・自然を満喫し、 秋の宮古路をゴールまで駆け抜けてほしい。 熱いレースを通して皆さんの心に残る感動と出会いの友情が広がり、 この宮古島を益々元気にして頂くことを心から期待している」 とあいさつ。 選手代表で宮古出身の與那嶺恭兵さんが宣誓し力強く互いの健闘を誓った。
大会は同8時半にフル、 同9時にハーフの部が競技開始。 選手たちが青い空の下、 紺碧に輝く海の景色を堪能しながらゴールを目指した。 沿道には選手を後押ししようと大勢の地元住民が駆け付け大会を盛り上げていた。 結果、 フルは547人中、 493人がゴールし完走率90・13%。 ハーフは714人中、 688人ゴールの同96・36%だった。
宮古新報

午前8時半の号砲でコースに繰り出すフルマラソン部門
のランナーたち=市陸上競技場
第4回エコアイランド宮古島マラソン (主催・宮古島市ほか) が20日、 市陸上競技場を発着点に開催され、 フルマラソンは山中裕司(42)=埼玉=が2時間38分07秒、 同女子は井戸亜沙美(35)=石垣=が3時間25分01秒で優勝した。 ハーフ男子は諸井勇人(28)=宮古島市=が1時間13分19秒、同女子は中村和子(38) =佐賀=が1時間32分43秒で1位となった。 完走率は全体で93・66%だった。
同大会は、 エコとスポーツを融合した南の島の自然景観を楽しみながら走る喜びを体感するとともに選手間、 さらには地元住民との親睦を深めてもらうことが目的。 開会式では、 大会長の下地敏彦市長が 「沿道の声援を力に宮古島の海・風・自然を満喫し、 秋の宮古路をゴールまで駆け抜けてほしい。 熱いレースを通して皆さんの心に残る感動と出会いの友情が広がり、 この宮古島を益々元気にして頂くことを心から期待している」 とあいさつ。 選手代表で宮古出身の與那嶺恭兵さんが宣誓し力強く互いの健闘を誓った。
大会は同8時半にフル、 同9時にハーフの部が競技開始。 選手たちが青い空の下、 紺碧に輝く海の景色を堪能しながらゴールを目指した。 沿道には選手を後押ししようと大勢の地元住民が駆け付け大会を盛り上げていた。 結果、 フルは547人中、 493人がゴールし完走率90・13%。 ハーフは714人中、 688人ゴールの同96・36%だった。
宮古新報
伊良部トーガニまつり、(宮古島・沖縄)
伊良部トーガニまつり、東小6年の奥平君グランプリ

情感を込め伊良部トーガニを披露する最優秀賞を受賞した
奥平乙斗くん=19日夜、 佐良浜スポーツセンター広場
第13回伊良部トーガニまつり (主催・いらぶ観光協会) が19日夜、 佐良浜スポーツセンター広場で開催された。 ことしは伊良部トーガニ部門に20人、 島タウガニ部門に2人が出場。
島に伝わる恋唄を情感たっぷりに披露し会場に詰めかけた聴衆を魅了した。 審査の結果、 伊良部トーガニ部門では奥平乙斗君 (11、 東小6年)、 島タウガニ部門では川満克子さん (76) =豊見城市=がそれぞれ最優秀賞を受賞した。
同まつりは祖先が残した文化遺産である 「伊良部トーガニ」 の保存と継承を図りながら、 まつりを定着させ伊良部観光の振興に寄与することを目的に開催している。 例年、 平成の森公園ステージで開催されていたが今回初めて佐良浜スポーツセンター広場に会場を移して行われた。
オープニングでは佐良浜小学校の5、 6年生児童が伊良部トーガニの合唱で会場を盛り上げたほか、 伊良部保育所、 佐良浜保育所の園児も元気いっぱいに伊良部トーガニを合唱した。
伊良部トーガニ実行委員会の長嶺吉和実行委員長は 「伊良部トーガニは宮古民謡の中でも最高賞の課題曲になるなど難しい曲。 22人が恋の叙情歌を情感たっぷりに歌い上げる。 このまつりが活力ある地域づくりのエネルギー源として展開されるよう今後も努力していきたい」 とあいさつした。 また下地敏彦市長 (代読)、 平良隆市議会議長 (代読) も激励した。
2部門には11歳から84歳までの22人が出場し美しい歌声を披露した。 緊張した様子ながらも気持ちを込めながらしっかりと歌いきり、 詰めかけた観客から惜しみない拍手が送られた。
各部門とも声量、 音程、 発声、 情感、 態度などを総合して審査。 また審査の合間には譜久島雄太君 (久松中2年)、 第12回大会最優秀賞受賞者の佐和田方恒さん、 来間島出身の仲宗根豊さんがゲスト出演し会場を大いに盛り上げた。

島タウガニ部門で最優秀に輝いた川満克子さん
結果は次の通り。
【伊良部トーガニ部門】▽最優秀賞=奥平乙斗 (東小6年)
▽特別賞=平良美夢 (伊良部小6年)
【島タウガニ部門】▽最優秀賞=川満克子 (76) =豊見城市=▽特別賞=森田秋 (84) =伊良部字前里添=
宮古新報

情感を込め伊良部トーガニを披露する最優秀賞を受賞した
奥平乙斗くん=19日夜、 佐良浜スポーツセンター広場
第13回伊良部トーガニまつり (主催・いらぶ観光協会) が19日夜、 佐良浜スポーツセンター広場で開催された。 ことしは伊良部トーガニ部門に20人、 島タウガニ部門に2人が出場。
島に伝わる恋唄を情感たっぷりに披露し会場に詰めかけた聴衆を魅了した。 審査の結果、 伊良部トーガニ部門では奥平乙斗君 (11、 東小6年)、 島タウガニ部門では川満克子さん (76) =豊見城市=がそれぞれ最優秀賞を受賞した。
同まつりは祖先が残した文化遺産である 「伊良部トーガニ」 の保存と継承を図りながら、 まつりを定着させ伊良部観光の振興に寄与することを目的に開催している。 例年、 平成の森公園ステージで開催されていたが今回初めて佐良浜スポーツセンター広場に会場を移して行われた。
オープニングでは佐良浜小学校の5、 6年生児童が伊良部トーガニの合唱で会場を盛り上げたほか、 伊良部保育所、 佐良浜保育所の園児も元気いっぱいに伊良部トーガニを合唱した。
伊良部トーガニ実行委員会の長嶺吉和実行委員長は 「伊良部トーガニは宮古民謡の中でも最高賞の課題曲になるなど難しい曲。 22人が恋の叙情歌を情感たっぷりに歌い上げる。 このまつりが活力ある地域づくりのエネルギー源として展開されるよう今後も努力していきたい」 とあいさつした。 また下地敏彦市長 (代読)、 平良隆市議会議長 (代読) も激励した。
2部門には11歳から84歳までの22人が出場し美しい歌声を披露した。 緊張した様子ながらも気持ちを込めながらしっかりと歌いきり、 詰めかけた観客から惜しみない拍手が送られた。
各部門とも声量、 音程、 発声、 情感、 態度などを総合して審査。 また審査の合間には譜久島雄太君 (久松中2年)、 第12回大会最優秀賞受賞者の佐和田方恒さん、 来間島出身の仲宗根豊さんがゲスト出演し会場を大いに盛り上げた。

島タウガニ部門で最優秀に輝いた川満克子さん
結果は次の通り。
【伊良部トーガニ部門】▽最優秀賞=奥平乙斗 (東小6年)
▽特別賞=平良美夢 (伊良部小6年)
【島タウガニ部門】▽最優秀賞=川満克子 (76) =豊見城市=▽特別賞=森田秋 (84) =伊良部字前里添=
宮古新報
2013-10-18
舌つづみ 「沖縄そばの日」(本部・沖縄)
特産・特製に舌つづみ 本部で「沖縄そばの日」

特製の沖縄そばを味わう来場者たち
=17日、本部町健堅
【本部】
「沖縄そばの日」の17日、本部町などに住むそば好きらでつくる「もとぶのそばを食べ尽くす会」が、「沖縄そばの町もとぶ」をPRするイベントを町健堅で開いた。
来場者や町内で民泊する本土からの修学旅行の高校生らに特製そば200杯を無料で配った。
かつお節や麺、かまぼこなど、三枚肉以外は全て町産の特製沖縄そばを用意。修学旅行の高校生には「沖縄そばの日」ができた経緯を紹介したほか、音楽グループのもとぶそばボーイズが「麺ソーレそばの町」を演奏し、PRした。
特製そばを食べた知念正弥君(6)は「麺がおいしい。沖縄そばは好きで、家でもよく食べる」と笑顔。母親の沙織さん(33)は「町のものだけでおいしいそばが作れることがすごい。そばをきっかけにもっと町が盛り上がってほしい」と話した。
沖縄タイムス

特製の沖縄そばを味わう来場者たち
=17日、本部町健堅
【本部】
「沖縄そばの日」の17日、本部町などに住むそば好きらでつくる「もとぶのそばを食べ尽くす会」が、「沖縄そばの町もとぶ」をPRするイベントを町健堅で開いた。
来場者や町内で民泊する本土からの修学旅行の高校生らに特製そば200杯を無料で配った。
かつお節や麺、かまぼこなど、三枚肉以外は全て町産の特製沖縄そばを用意。修学旅行の高校生には「沖縄そばの日」ができた経緯を紹介したほか、音楽グループのもとぶそばボーイズが「麺ソーレそばの町」を演奏し、PRした。
特製そばを食べた知念正弥君(6)は「麺がおいしい。沖縄そばは好きで、家でもよく食べる」と笑顔。母親の沙織さん(33)は「町のものだけでおいしいそばが作れることがすごい。そばをきっかけにもっと町が盛り上がってほしい」と話した。
沖縄タイムス
ジャワアカガシラサギ飛来 珍鳥、(石垣・沖縄)
ジャワアカガシラサギ飛来 珍鳥、石垣に2年連続

石垣市内に飛来したジャワアカガシラサギ
=16日午前(小林雅裕さん撮影)
【石垣】
国内での観察例が極めて少ないサギ科のジャワアカガシラサギが石垣市内に飛来している。石垣島では2年連続の確認。石垣島フィールドガイド「SeaBeans」(シー・ビーンズ)の小林雅裕さん(38)が16日、撮影に成功した。
国内では2010年7月の名護市、12年8月の石垣市などで観察例がある。全長45センチで主に東南アジアに分布、アカガシラサギに酷似している。
小林さんは「こんな珍鳥が2年連続で入るのかと思い、昨年撮影した写真や図鑑、専門家の意見を聞いたところ、ジャワアカガシラサギの冬羽で間違いないことが分かった。台風などの影響で迷いこんだと考えられる」と出会いを喜んだ。
沖縄タイムス

石垣市内に飛来したジャワアカガシラサギ
=16日午前(小林雅裕さん撮影)
【石垣】
国内での観察例が極めて少ないサギ科のジャワアカガシラサギが石垣市内に飛来している。石垣島では2年連続の確認。石垣島フィールドガイド「SeaBeans」(シー・ビーンズ)の小林雅裕さん(38)が16日、撮影に成功した。
国内では2010年7月の名護市、12年8月の石垣市などで観察例がある。全長45センチで主に東南アジアに分布、アカガシラサギに酷似している。
小林さんは「こんな珍鳥が2年連続で入るのかと思い、昨年撮影した写真や図鑑、専門家の意見を聞いたところ、ジャワアカガシラサギの冬羽で間違いないことが分かった。台風などの影響で迷いこんだと考えられる」と出会いを喜んだ。
沖縄タイムス
「生きる希望持てる作品」 「黄昏」・沖縄
「生きる希望持てる作品」 演劇公演「黄昏」

主演を務める演劇「黄昏」について語る津嘉山正種さん
(中央)=17日、沖縄タイムス社
劇団青年座による演劇公演「黄昏」(主催・沖縄タイムス社、同劇団)が11月6、7の両日、浦添市の国立劇場おきなわで開かれる。主役を演じる県出身俳優の津嘉山正種さんが17日、沖縄タイムス社を訪れ、上演に向けて意気込みを語った。
同作品は「老い」と「死」をテーマに、老夫婦と8年前に家出した娘家族の心の交流を描く。津嘉山さんは作品での演技が評価され、2010年度の芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。ほか出演は岩倉高子さん、田中耕二さん、野々村のんさん、横堀悦夫さんら。
津嘉山さんは「生きる希望を持つことができる作品だと思う。皆さんに舞台を見て楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。
公演の問い合わせは
沖縄タイムス社文化事業局、電話098(860)3588。
沖縄タイムス

主演を務める演劇「黄昏」について語る津嘉山正種さん
(中央)=17日、沖縄タイムス社
劇団青年座による演劇公演「黄昏」(主催・沖縄タイムス社、同劇団)が11月6、7の両日、浦添市の国立劇場おきなわで開かれる。主役を演じる県出身俳優の津嘉山正種さんが17日、沖縄タイムス社を訪れ、上演に向けて意気込みを語った。
同作品は「老い」と「死」をテーマに、老夫婦と8年前に家出した娘家族の心の交流を描く。津嘉山さんは作品での演技が評価され、2010年度の芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。ほか出演は岩倉高子さん、田中耕二さん、野々村のんさん、横堀悦夫さんら。
津嘉山さんは「生きる希望を持つことができる作品だと思う。皆さんに舞台を見て楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。
公演の問い合わせは
沖縄タイムス社文化事業局、電話098(860)3588。
沖縄タイムス
選抜かけ、 九州高校野球(沖縄)
選抜かけ、組み合わせ決まる 九州高校野球

高校野球の秋季九州大会(第133回九州地区大会、26~31日・沖縄セルラースタジアム那覇、北谷公園球場)の組み合わせ抽選会が17日、那覇市内で行われ、各県代表18チームの対戦相手が決まった。
開会式は26日午前8時半から沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、美里工業の高江洲大夢主将が選手宣誓を行う。
開会式直後の開幕試合は八重山商工(沖縄3位)と指宿商業(鹿児島2位)のカード。同日、北谷球場で宜野座(沖縄4位)と日章学園(宮崎2位)が対戦する。
県大会覇者の美里工業と同準優勝の沖縄尚学は2回戦から登場。美里工は大分商業(大分2位)と、沖尚は日南学園(宮崎1位)と、いずれも大会第2日の27日に沖縄セルラースタジアム那覇で試合を行う。
大会は29日が休養日。決勝は沖縄セルラースタジアム那覇で31日正午から行う。
同大会は来春の全国選抜大会出場校選考の重要な参考資料になる。
沖縄タイムス

高校野球の秋季九州大会(第133回九州地区大会、26~31日・沖縄セルラースタジアム那覇、北谷公園球場)の組み合わせ抽選会が17日、那覇市内で行われ、各県代表18チームの対戦相手が決まった。
開会式は26日午前8時半から沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、美里工業の高江洲大夢主将が選手宣誓を行う。
開会式直後の開幕試合は八重山商工(沖縄3位)と指宿商業(鹿児島2位)のカード。同日、北谷球場で宜野座(沖縄4位)と日章学園(宮崎2位)が対戦する。
県大会覇者の美里工業と同準優勝の沖縄尚学は2回戦から登場。美里工は大分商業(大分2位)と、沖尚は日南学園(宮崎1位)と、いずれも大会第2日の27日に沖縄セルラースタジアム那覇で試合を行う。
大会は29日が休養日。決勝は沖縄セルラースタジアム那覇で31日正午から行う。
同大会は来春の全国選抜大会出場校選考の重要な参考資料になる。
沖縄タイムス
四半世紀超え4演目復活へ 津嘉山区(南風原・沖縄)
四半世紀超え4演目復活へ 津嘉山区「村あしび」

来年の全編復活へ向けて、19日に津嘉山区村あしびで
上演する組踊「忠臣身替の巻-八重瀬」第1場のけいこ
=南風原町の津嘉山公民館
【南風原】
町津嘉山区が19日午後6時から公民館で開く「村あしび」で、二才踊り「湊くり節」が31年ぶりに上演されるなど4演目が四半世紀を超えて復活する。25年ぶりの組踊「忠臣身替の巻-八重瀬」は第1場だけの上演だが、来年全編の復活公演を計画しており、本公演を足掛かりにしようと稽古に余念がない。
復活するのはそのほか、27年ぶりの女踊り「かしかけ」、25年ぶりの狂言「後ヌ屋のマジルー」。津嘉山民俗芸能保存会が中心となって復活上演を進めており、会長の仲本貞夫さんは「津嘉山には素晴らしい人材がおり、町ではできないことも、この地域ではできる」と芸能の掘り起こしに意欲を見せる。
村あしびは昨年、13年ぶりに開いた「十五夜あしび」を、今年は時期と名称を変えて実施する。保育園児から80歳近くのお年寄りまで、総勢約150人が19演目に出演する。県の一括交付金や文化庁の文化遺産地域活性化推進事業を活用し、衣装や小道具をそろえた。
組踊「忠臣身替の巻-八重瀬」の稽古は8月中旬から開始。立方や地謡ともに本番に向けて備えている。
主役の按司役は、同区出身で前回の公演にも携わった「仁風会」金武良章琉球芸能研究所会員の大城康彦さん(65)。「好きな芸事で古里と関わることができるのはうれしい。来年に向けての良いアピールになれば」と気合を入れる。
立方として共演する仲村渠陽介さん(26)は「下の世代につなげていくために学びながら取り組みたい」と張り切っている。
沖縄タイムス

来年の全編復活へ向けて、19日に津嘉山区村あしびで
上演する組踊「忠臣身替の巻-八重瀬」第1場のけいこ
=南風原町の津嘉山公民館
【南風原】
町津嘉山区が19日午後6時から公民館で開く「村あしび」で、二才踊り「湊くり節」が31年ぶりに上演されるなど4演目が四半世紀を超えて復活する。25年ぶりの組踊「忠臣身替の巻-八重瀬」は第1場だけの上演だが、来年全編の復活公演を計画しており、本公演を足掛かりにしようと稽古に余念がない。
復活するのはそのほか、27年ぶりの女踊り「かしかけ」、25年ぶりの狂言「後ヌ屋のマジルー」。津嘉山民俗芸能保存会が中心となって復活上演を進めており、会長の仲本貞夫さんは「津嘉山には素晴らしい人材がおり、町ではできないことも、この地域ではできる」と芸能の掘り起こしに意欲を見せる。
村あしびは昨年、13年ぶりに開いた「十五夜あしび」を、今年は時期と名称を変えて実施する。保育園児から80歳近くのお年寄りまで、総勢約150人が19演目に出演する。県の一括交付金や文化庁の文化遺産地域活性化推進事業を活用し、衣装や小道具をそろえた。
組踊「忠臣身替の巻-八重瀬」の稽古は8月中旬から開始。立方や地謡ともに本番に向けて備えている。
主役の按司役は、同区出身で前回の公演にも携わった「仁風会」金武良章琉球芸能研究所会員の大城康彦さん(65)。「好きな芸事で古里と関わることができるのはうれしい。来年に向けての良いアピールになれば」と気合を入れる。
立方として共演する仲村渠陽介さん(26)は「下の世代につなげていくために学びながら取り組みたい」と張り切っている。
沖縄タイムス
2013-10-17
夫婦仲良くカジマヤー 終始笑顔(沖縄)
夫婦仲良くカジマヤー 200人が祝福、終始笑顔

夫婦そろってカジマヤーを迎えた佐久田正夫さん(右)
とハルさん=13日、うるま市与那城
【うるま】
うるま市与那城在住の佐久田正夫さん、ハルさん夫妻そろってのカジマヤー(数え97歳)祝いが13日、与那城公民館などで開かれた。親族や地域住民ら200人以上が祝福した。カジマヤーに合わせて次男の盛徳さんと妻・啓子さんが発行した正夫さん夫妻の記念誌「二人三脚の道」が参加者に配られた。正夫さんは終始笑顔で、ハルさんは風車を片手に、祝いに訪れた人に目配せし、二人仲良く晴れの日を過ごした。
二人は午前9時半に自宅を出発し、与那城区内をゆっくりとパレードし、道行く地域の人々の祝福を受けた。
与那城公民館では三線によることほぎの演奏や棒術が披露され、ハルさんが童謡「春が来た」を歌った。午後は市内の式場キャッスルハイランダーで盛大な祝賀会が開かれた。

夫妻の記念誌「二人三脚の道」
記念誌「二人三脚の道」は、戦中戦後をたくましく生きた二人の軌跡を紹介している。
1936年に結婚し6男4女をもうけたが翌年、正夫さんが日中戦争に行き、マラリアを発症。聴覚障がいを併発しながらも無事帰還したことや、戦後、養豚業で生計を立て、与那城公民館建設に尽力したこと、ハルさんが地域の婦人部長、農協初代婦人部長として活躍したことがつづられている。
(堀込浩幸通信員)
琉球新報

夫婦そろってカジマヤーを迎えた佐久田正夫さん(右)
とハルさん=13日、うるま市与那城
【うるま】
うるま市与那城在住の佐久田正夫さん、ハルさん夫妻そろってのカジマヤー(数え97歳)祝いが13日、与那城公民館などで開かれた。親族や地域住民ら200人以上が祝福した。カジマヤーに合わせて次男の盛徳さんと妻・啓子さんが発行した正夫さん夫妻の記念誌「二人三脚の道」が参加者に配られた。正夫さんは終始笑顔で、ハルさんは風車を片手に、祝いに訪れた人に目配せし、二人仲良く晴れの日を過ごした。
二人は午前9時半に自宅を出発し、与那城区内をゆっくりとパレードし、道行く地域の人々の祝福を受けた。
与那城公民館では三線によることほぎの演奏や棒術が披露され、ハルさんが童謡「春が来た」を歌った。午後は市内の式場キャッスルハイランダーで盛大な祝賀会が開かれた。

夫妻の記念誌「二人三脚の道」
記念誌「二人三脚の道」は、戦中戦後をたくましく生きた二人の軌跡を紹介している。
1936年に結婚し6男4女をもうけたが翌年、正夫さんが日中戦争に行き、マラリアを発症。聴覚障がいを併発しながらも無事帰還したことや、戦後、養豚業で生計を立て、与那城公民館建設に尽力したこと、ハルさんが地域の婦人部長、農協初代婦人部長として活躍したことがつづられている。
(堀込浩幸通信員)
琉球新報
ミカン狩り 本部で「カーブチーの日」(沖縄)
ミカン狩り季節到来 本部で「カーブチーの日」

新鮮なカーブチーを選ぶ人たち
=12日、本部町伊豆味のみかんの里
【本部】
第4回カーブチーの日記念イベント(伊豆味みかん生産組合主催)が12日、本部町伊豆味のみかんの里で開かれ、ミカン狩りシーズンが本格的に始まった。生産組合によると、今年は40トン弱の収穫を目指している。饒平名知春組合長は「カーブチーは『運動会ミカン』と呼ばれ、秋を告げる果物として親しまれ、愛されてきた。加工品の開発で再び光が当たっており、安定した農家経営につなげたい」とあいさつした。
饒平名組合長によると、ピーク時は100トン近く収穫したが、台風や鳥獣被害、農家減少などで生産量は落ち込んでいる。昨年から出荷できない小さな実などを香水やアロマオイルに加工する取り組みが始まり、生産者も戻りつつあるという。
10月第2土曜日がミカン狩り解禁の日に当たり、2010年から「カーブチーの日」としてイベントを開いている。
琉球新報

新鮮なカーブチーを選ぶ人たち
=12日、本部町伊豆味のみかんの里
【本部】
第4回カーブチーの日記念イベント(伊豆味みかん生産組合主催)が12日、本部町伊豆味のみかんの里で開かれ、ミカン狩りシーズンが本格的に始まった。生産組合によると、今年は40トン弱の収穫を目指している。饒平名知春組合長は「カーブチーは『運動会ミカン』と呼ばれ、秋を告げる果物として親しまれ、愛されてきた。加工品の開発で再び光が当たっており、安定した農家経営につなげたい」とあいさつした。
饒平名組合長によると、ピーク時は100トン近く収穫したが、台風や鳥獣被害、農家減少などで生産量は落ち込んでいる。昨年から出荷できない小さな実などを香水やアロマオイルに加工する取り組みが始まり、生産者も戻りつつあるという。
10月第2土曜日がミカン狩り解禁の日に当たり、2010年から「カーブチーの日」としてイベントを開いている。
琉球新報
きょう「沖縄そばの日」(OKINAWA)
麺作り追われ大忙し きょう「沖縄そばの日」

17日の「沖縄そばの日」に向け、ゆで麺の生産に追われる従業員=16日午前10時すぎ、沖縄市大里の「アワセそば」
きょう17日は「沖縄そばの日」。そば粉が使われていないため「そば」と呼ぶことが禁止されていたが、沖縄生麺協同組合らの働き掛けで1978年10月17日に「沖縄そば」の呼称が公正取引委員会から認められた。この日は県内のそば屋などで多彩なイベントが行われる。
16日の県内の製麺業者は生産に大忙し。創業66年の老舗「アワセそば」(沖縄市)では通常1日約5千食分を生産している。15日はゆで麺4千食分、16日も生麺2千食分を追加生産し、従業員総出で対応に追われた。武原盛康社長は「チャンプルーなどいろいろな料理でそばを楽しんで」と魅力を語った。
琉球新報

17日の「沖縄そばの日」に向け、ゆで麺の生産に追われる従業員=16日午前10時すぎ、沖縄市大里の「アワセそば」
きょう17日は「沖縄そばの日」。そば粉が使われていないため「そば」と呼ぶことが禁止されていたが、沖縄生麺協同組合らの働き掛けで1978年10月17日に「沖縄そば」の呼称が公正取引委員会から認められた。この日は県内のそば屋などで多彩なイベントが行われる。
16日の県内の製麺業者は生産に大忙し。創業66年の老舗「アワセそば」(沖縄市)では通常1日約5千食分を生産している。15日はゆで麺4千食分、16日も生麺2千食分を追加生産し、従業員総出で対応に追われた。武原盛康社長は「チャンプルーなどいろいろな料理でそばを楽しんで」と魅力を語った。
琉球新報
2013-10-16
空襲前の那覇、 琉洋折衷の街並み復元(沖縄)
空襲前の那覇、模型化 琉洋折衷の街並み復元

戦前の那覇市役所=那覇市歴史博物館提供
戦前の那覇の街並みを再現しようと、那覇市は「昭和のなは」の復元模型を制作している。教育や観光分野で歴史資料として活用してもらうのが狙いで、完成後は市役所や市歴史博物館で展示する。年度内の完成を目指している。
模型は、写真や資料を参考に、戦前の中心市街地だった那覇市役所や那覇郵便局など当時の東町周辺を予定している。スケールは100分の1で、大きさは縦2メートル40、横1メートル20ほど。建物だけでなく路面電車や客待ちする人力車なども作り、街のにぎわいも創出する。
同博物館学芸員の喜納大作さん(29)によると、当時の那覇の建物は洋風の木造に赤瓦屋根といった“琉洋折衷”なものもあり、那覇郵便局などは県外から見に来る人もいたという。喜納さんは「10・10空襲で壊されてしまった戦前の那覇の街並みを復元し、多くの人に見てほしい」と話した。
同博物館では、当時の写真を持つ人からの情報提供を呼び掛けている。電話098(869)5266。
沖縄タイムス

戦前の那覇市役所=那覇市歴史博物館提供
戦前の那覇の街並みを再現しようと、那覇市は「昭和のなは」の復元模型を制作している。教育や観光分野で歴史資料として活用してもらうのが狙いで、完成後は市役所や市歴史博物館で展示する。年度内の完成を目指している。
模型は、写真や資料を参考に、戦前の中心市街地だった那覇市役所や那覇郵便局など当時の東町周辺を予定している。スケールは100分の1で、大きさは縦2メートル40、横1メートル20ほど。建物だけでなく路面電車や客待ちする人力車なども作り、街のにぎわいも創出する。
同博物館学芸員の喜納大作さん(29)によると、当時の那覇の建物は洋風の木造に赤瓦屋根といった“琉洋折衷”なものもあり、那覇郵便局などは県外から見に来る人もいたという。喜納さんは「10・10空襲で壊されてしまった戦前の那覇の街並みを復元し、多くの人に見てほしい」と話した。
同博物館では、当時の写真を持つ人からの情報提供を呼び掛けている。電話098(869)5266。
沖縄タイムス
秋色 トックリキワタ見ごろ(沖縄)
秋色くっきり トックリキワタ見ごろ

鮮やかなピンクの花が咲き、見ごろを迎えたトックリキワタ
=15日午後、那覇市樋川(伊藤桃子撮影)
那覇市樋川の神原中学校でトックリキワタの花が見ごろを迎えている。枝いっぱいについたピンクの花が国道330号を走る車からも見え、人々の目を楽しませている。
南米原産。幹がとっくり状でとげがあるのが特徴。種子を包む綿は座布団の詰め物として利用される。
道向かいの与儀公園に散歩で訪れた女性は「毎年楽しみ。風が冷たくなる時季に咲くので、花を見ると秋を感じる」と話した。
沖縄タイムス

鮮やかなピンクの花が咲き、見ごろを迎えたトックリキワタ
=15日午後、那覇市樋川(伊藤桃子撮影)
那覇市樋川の神原中学校でトックリキワタの花が見ごろを迎えている。枝いっぱいについたピンクの花が国道330号を走る車からも見え、人々の目を楽しませている。
南米原産。幹がとっくり状でとげがあるのが特徴。種子を包む綿は座布団の詰め物として利用される。
道向かいの与儀公園に散歩で訪れた女性は「毎年楽しみ。風が冷たくなる時季に咲くので、花を見ると秋を感じる」と話した。
沖縄タイムス
海族まつりがフィナーレ、賑わう(宮古島・沖縄)
海族まつりがフィナーレ、魚の絵コンなど賑わう

海族まつりの会場で、 お魚の絵コンテストに挑戦する親子
=14日、 荷川取漁港広場
4月の 「宮古島の海びらき」 を皮切りに始まった海族まつりの最後を飾る 「海族大集合フィナーレ」 (主催・宮古島観光協会、 共催・宮古島市) が14日、 市平良の荷川取漁港内広場であり、 大勢の親子連れや観光客らが繰り出し、 港内釣り大会、 お魚の絵コンテスト、 宮古─那覇往復航空券などが当たるお楽しみ抽選会など盛沢山のイベントを楽しんだ。
同まつりは、 「海を楽しむ・海を食する・海を観る」 をテーマに、 宮古の水産業、 観光振興、 地域活性に資することを目的に2年前から開催。 ことしも4月の海びらきを皮切りに、 ガラスボート観光、 スターライトクルージング、 水中フォトコンテストなど宮古の海の観光を大々的にアピールする多彩なイベントを展開してきた。
海族大集合フィナーレは同まつりの最後を飾るイベントとして開催され、 海上保安署員の制服やウエットスーツが着られる記念撮影会、 お魚の絵コンテスト、 港内釣り大会、 高校生シンガーのnatchy (なっちい) さんによるスペシャルライブなどが賑やかに繰り広げられた。
上位入賞者に豪華賞品が贈られる釣り大会は特に好評で、 同漁港周辺の防波堤には大勢の親子連れが釣り竿を手に繰り出し、 炎天下、 海面とにらめっこしながら釣りを楽しんでいた。
宮古─那覇往復航空券などが当たるお楽しみ抽選会も人気を集め、 抽選券売り場には子どもから大人まで大勢が列をつくり、 1枚100円で購入できる抽選券を何枚も買い求めていた。
ステージアトラクションではエコロジーヒーローの雷神ミエルカショー、 平良中吹奏楽部による生演奏、 琉球國祭り太鼓宮古支部ジュニアのメンバーも出演し、 イベントを大いに盛り上げていた。
開始セレモニーでは豊見山健児観光協会長が 「昨年は同イベントの効果もあって過去最高41万3000人の観光客が訪れた。 今後も地域の経済活性化に向けて官民一体となって取り組みたい」 と決意表明。 下地敏彦市長も来賓あいさつに立ち、 「年々海族まつりを楽しみにする人が増えてきてうれしい。 今後も皆が楽しめるイベントにしていきたい。 きょう1日、 秋の宮古島を存分に楽しんでほしい」 などと呼びかけた。
宮古新報

海族まつりの会場で、 お魚の絵コンテストに挑戦する親子
=14日、 荷川取漁港広場
4月の 「宮古島の海びらき」 を皮切りに始まった海族まつりの最後を飾る 「海族大集合フィナーレ」 (主催・宮古島観光協会、 共催・宮古島市) が14日、 市平良の荷川取漁港内広場であり、 大勢の親子連れや観光客らが繰り出し、 港内釣り大会、 お魚の絵コンテスト、 宮古─那覇往復航空券などが当たるお楽しみ抽選会など盛沢山のイベントを楽しんだ。
同まつりは、 「海を楽しむ・海を食する・海を観る」 をテーマに、 宮古の水産業、 観光振興、 地域活性に資することを目的に2年前から開催。 ことしも4月の海びらきを皮切りに、 ガラスボート観光、 スターライトクルージング、 水中フォトコンテストなど宮古の海の観光を大々的にアピールする多彩なイベントを展開してきた。
海族大集合フィナーレは同まつりの最後を飾るイベントとして開催され、 海上保安署員の制服やウエットスーツが着られる記念撮影会、 お魚の絵コンテスト、 港内釣り大会、 高校生シンガーのnatchy (なっちい) さんによるスペシャルライブなどが賑やかに繰り広げられた。
上位入賞者に豪華賞品が贈られる釣り大会は特に好評で、 同漁港周辺の防波堤には大勢の親子連れが釣り竿を手に繰り出し、 炎天下、 海面とにらめっこしながら釣りを楽しんでいた。
宮古─那覇往復航空券などが当たるお楽しみ抽選会も人気を集め、 抽選券売り場には子どもから大人まで大勢が列をつくり、 1枚100円で購入できる抽選券を何枚も買い求めていた。
ステージアトラクションではエコロジーヒーローの雷神ミエルカショー、 平良中吹奏楽部による生演奏、 琉球國祭り太鼓宮古支部ジュニアのメンバーも出演し、 イベントを大いに盛り上げていた。
開始セレモニーでは豊見山健児観光協会長が 「昨年は同イベントの効果もあって過去最高41万3000人の観光客が訪れた。 今後も地域の経済活性化に向けて官民一体となって取り組みたい」 と決意表明。 下地敏彦市長も来賓あいさつに立ち、 「年々海族まつりを楽しみにする人が増えてきてうれしい。 今後も皆が楽しめるイベントにしていきたい。 きょう1日、 秋の宮古島を存分に楽しんでほしい」 などと呼びかけた。
宮古新報
ピンダース大会、琉仁マブヤーが3連覇 ( 多良間島 ・宮古)
多良間島ピンダース大会、琉仁マブヤーが3連覇

「マイダツ」の技を繰り出す中量級で初優勝した「ヤギハチ号」=13日、多良間村字塩川の夢パティオ
【多良間】
多良間島ピンダアース大会 (主催・同村観光協会) が13日、 同村字塩川の夢パティオたらまで開催された。
今回から同大会のために整備された闘山羊会場で行われ、 訪れた住民たちは 「ゴツーン」 と豪快な音を立てながら角をぶつけ合う迫力の対戦に見入っていた。 重量級では諸見里朝仁さんの 「琉仁マブヤー1号」 が3連覇、 中量級は清村隆男さんの 「ヤギハチ号」 が初優勝した。 また同村出身の森山勝也さん (東村在住) から優勝旗が贈呈された。
開会式では同協会の富盛玄三会長が 「ピンダアースは昔からヤギの生産者が庭先などで楽しんでいたもの。 この大会を定着させ、 観光誘客に役立てていくことを皆さんと一緒に考え、 盛り上げていきたい」 とあいさつ。森山さんが「ピンダアース大会が発展していくことを願っている」 と激励した。
ヤギは群れでの序列を決めるため雄雌、 角の有無に関わらず戦う習性がある。 試合では高々と前足を上げて相手の頭めがけて角を振り下ろす 「マイダツ」、 角を突き合わせて渾身の力で真っすぐに押し合う 「頭突き押し」、 胴体を角で持ち上げる大技 「腹取り」 などが繰り出され、 詰めかけた観衆を沸かせていた。
中量級の 「ヤギハチ号」 は多彩な技を繰り出して優勝。 重量級は歴代優勝ヤギ同士の争いとなり、 実力伯仲のため押し合いの力比べが目立ったものの、 最後は 「琉仁マブヤー1号」 が技の多さで連覇を飾った。
結果は次の通り。
【中量級】優勝=ヤギハチ号 (清村隆男・51㌔)
▽準優勝=長山号 (下地雅晴・52㌔)
【重量級】優勝=琉仁マブヤー1号 (諸見里朝仁・89㌔)
▽準優勝=シーサー号 (豊見山正・91㌔)
宮古新報

「マイダツ」の技を繰り出す中量級で初優勝した「ヤギハチ号」=13日、多良間村字塩川の夢パティオ
【多良間】
多良間島ピンダアース大会 (主催・同村観光協会) が13日、 同村字塩川の夢パティオたらまで開催された。
今回から同大会のために整備された闘山羊会場で行われ、 訪れた住民たちは 「ゴツーン」 と豪快な音を立てながら角をぶつけ合う迫力の対戦に見入っていた。 重量級では諸見里朝仁さんの 「琉仁マブヤー1号」 が3連覇、 中量級は清村隆男さんの 「ヤギハチ号」 が初優勝した。 また同村出身の森山勝也さん (東村在住) から優勝旗が贈呈された。
開会式では同協会の富盛玄三会長が 「ピンダアースは昔からヤギの生産者が庭先などで楽しんでいたもの。 この大会を定着させ、 観光誘客に役立てていくことを皆さんと一緒に考え、 盛り上げていきたい」 とあいさつ。森山さんが「ピンダアース大会が発展していくことを願っている」 と激励した。
ヤギは群れでの序列を決めるため雄雌、 角の有無に関わらず戦う習性がある。 試合では高々と前足を上げて相手の頭めがけて角を振り下ろす 「マイダツ」、 角を突き合わせて渾身の力で真っすぐに押し合う 「頭突き押し」、 胴体を角で持ち上げる大技 「腹取り」 などが繰り出され、 詰めかけた観衆を沸かせていた。
中量級の 「ヤギハチ号」 は多彩な技を繰り出して優勝。 重量級は歴代優勝ヤギ同士の争いとなり、 実力伯仲のため押し合いの力比べが目立ったものの、 最後は 「琉仁マブヤー1号」 が技の多さで連覇を飾った。
結果は次の通り。
【中量級】優勝=ヤギハチ号 (清村隆男・51㌔)
▽準優勝=長山号 (下地雅晴・52㌔)
【重量級】優勝=琉仁マブヤー1号 (諸見里朝仁・89㌔)
▽準優勝=シーサー号 (豊見山正・91㌔)
宮古新報
2013-10-15
サシバの渡りピーク バンナ岳(八重山・沖縄)
サシバの渡りピーク バンナ岳

上昇気流に乗り、秋空高く舞い上がるサシバの群れ
=14日午後3時半ごろ、バンナ岳渡り鳥観察所
「鷹(タカ)の渡り」で代表的な種であるサシバの秋の渡りが始まった。14日午後、2000羽ほどのサシバの大群が石垣島上空を通過し、数千キロに及ぶ壮大な渡りの一部をみせた。

サシバの渡りは今月12日ごろから本格化し、14日までの3日間、バンナ岳の渡り鳥観測所から5000羽ほどの渡りが観察された。
サシバはワシタカ科のカラスぐらいの大きさの鳥で、褐色の羽毛に胸の横じまが目立つ。夏に大陸や本土で繁殖した後、越冬のため南へ渡る。
鷹の渡りは9月中旬のアカハラダカから始まり、10月中旬のサシバの渡りで終わりを告げる。
多くのサシバは東南アジアなどまで渡り、越冬するが、一部は石垣島で冬を過ごす。地元では、このサシバを特に「落ち鷹(ウティダカ)」と呼び、親しまれている。
八重山毎日新聞

上昇気流に乗り、秋空高く舞い上がるサシバの群れ
=14日午後3時半ごろ、バンナ岳渡り鳥観察所
「鷹(タカ)の渡り」で代表的な種であるサシバの秋の渡りが始まった。14日午後、2000羽ほどのサシバの大群が石垣島上空を通過し、数千キロに及ぶ壮大な渡りの一部をみせた。

サシバの渡りは今月12日ごろから本格化し、14日までの3日間、バンナ岳の渡り鳥観測所から5000羽ほどの渡りが観察された。
サシバはワシタカ科のカラスぐらいの大きさの鳥で、褐色の羽毛に胸の横じまが目立つ。夏に大陸や本土で繁殖した後、越冬のため南へ渡る。
鷹の渡りは9月中旬のアカハラダカから始まり、10月中旬のサシバの渡りで終わりを告げる。
多くのサシバは東南アジアなどまで渡り、越冬するが、一部は石垣島で冬を過ごす。地元では、このサシバを特に「落ち鷹(ウティダカ)」と呼び、親しまれている。
八重山毎日新聞
真栄里と小浜でカジマヤー祝い(八重山・沖縄)
真栄里と小浜でカジマヤー祝い
前盛キクさんと大久千代さん
石垣市真栄里と竹富町小浜で13日、97歳のカジマヤーの祝賀行事が行われた。真栄里の前盛キクさんと小浜の大久千代さんは、車に乗って集落内を車両でパレード、長寿をあやかろうという地域住民から盛大な祝福を受けた。

長寿を祝う住民と握手をする前盛キクさん
=13日午前、真栄里地区
■長寿の秘訣は体を動かすこと(前盛キクさん)
前盛さんのパレードには平真小学校のマーチングバンドレインボーや真栄里公民館の獅子舞も登場した。オープンカーの後部座席で前盛さんは風車を持ち、沿道の住民から「おめでとう」「いつまでも長生きしてね」と声をかけられた。
アコウギ付近から真栄里公民館にたどり着くと、川平真章館長が「地域の発展に貢献してきたことを感謝したい」とあいさつ。親族を代表してキクさんの長男・元さん(66)が「97歳のカジマヤーを真栄里地域の皆さんに祝ってもらい、母をはじめ、子どもの私たちも喜んでいます」と感謝した。
長生きの秘訣(ひけつ)について「とにかく体を動かすこと。畑仕事や草むしりで体を動かすのは昔から生活の一部」とキクさん。同級生だった夫を2009年に亡くしているが、「子どもが6人、孫が31人、ひ孫が18人とたくさんの家族に囲まれているので、夫も天国で安心している。私も楽しい日々を送っている」と話した。

パレードの途中、モーヤーをする大久千代さん
=13日午前、小浜小中学校校庭
■長寿の秘訣は散歩とおしゃべり(大久千代さん)
千代さんはパレードで両親の生家を回り、地域住民に笑顔を振りまいた。婦人会(荻原清美会長)の舞踊「祝節」に手拍子を打ったり、手踊りをするなどして元気な姿をみせた。
祝賀会には親族や地域住民約300人が訪れ、住民を代表して小浜哲二副館長らがあやかりの杯。「あやかり節」「松竹梅」など祝いの舞踊で会を盛り上げた。
千代さんは1917年(大正6年)4月29日生まれ。18歳のころ大久家に嫁ぎ、農業や機織りに忙しく働いた。現在、子ども4人、孫13人、ひ孫38人、玄孫3人で、親族は77人にのぼる。
長寿の秘訣は散歩。近隣の知人宅を訪れ、おしゃべりをするのが楽しいという。
孫の高嶺えり子さん(39)は「着物(金襴打ち掛け)を着た千代おばあちゃんを見ることができて、とてもうれしい。優しいおばあちゃんに、いつまでも元気でいてほしいです」と語った。
八重山毎日新聞
前盛キクさんと大久千代さん
石垣市真栄里と竹富町小浜で13日、97歳のカジマヤーの祝賀行事が行われた。真栄里の前盛キクさんと小浜の大久千代さんは、車に乗って集落内を車両でパレード、長寿をあやかろうという地域住民から盛大な祝福を受けた。

長寿を祝う住民と握手をする前盛キクさん
=13日午前、真栄里地区
■長寿の秘訣は体を動かすこと(前盛キクさん)
前盛さんのパレードには平真小学校のマーチングバンドレインボーや真栄里公民館の獅子舞も登場した。オープンカーの後部座席で前盛さんは風車を持ち、沿道の住民から「おめでとう」「いつまでも長生きしてね」と声をかけられた。
アコウギ付近から真栄里公民館にたどり着くと、川平真章館長が「地域の発展に貢献してきたことを感謝したい」とあいさつ。親族を代表してキクさんの長男・元さん(66)が「97歳のカジマヤーを真栄里地域の皆さんに祝ってもらい、母をはじめ、子どもの私たちも喜んでいます」と感謝した。
長生きの秘訣(ひけつ)について「とにかく体を動かすこと。畑仕事や草むしりで体を動かすのは昔から生活の一部」とキクさん。同級生だった夫を2009年に亡くしているが、「子どもが6人、孫が31人、ひ孫が18人とたくさんの家族に囲まれているので、夫も天国で安心している。私も楽しい日々を送っている」と話した。

パレードの途中、モーヤーをする大久千代さん
=13日午前、小浜小中学校校庭
■長寿の秘訣は散歩とおしゃべり(大久千代さん)
千代さんはパレードで両親の生家を回り、地域住民に笑顔を振りまいた。婦人会(荻原清美会長)の舞踊「祝節」に手拍子を打ったり、手踊りをするなどして元気な姿をみせた。
祝賀会には親族や地域住民約300人が訪れ、住民を代表して小浜哲二副館長らがあやかりの杯。「あやかり節」「松竹梅」など祝いの舞踊で会を盛り上げた。
千代さんは1917年(大正6年)4月29日生まれ。18歳のころ大久家に嫁ぎ、農業や機織りに忙しく働いた。現在、子ども4人、孫13人、ひ孫38人、玄孫3人で、親族は77人にのぼる。
長寿の秘訣は散歩。近隣の知人宅を訪れ、おしゃべりをするのが楽しいという。
孫の高嶺えり子さん(39)は「着物(金襴打ち掛け)を着た千代おばあちゃんを見ることができて、とてもうれしい。優しいおばあちゃんに、いつまでも元気でいてほしいです」と語った。
八重山毎日新聞
【アメリカ】 ミス・ユニバース日本代表(OKINAWA)
【アメリカ】押元さん 総合監修
ミス・ユニバース日本代表衣装

松尾幸実さんに衣装デザインの仕上げを行う押元末子さん
=東京・椿山荘ホテル
2013年度ミス・ユニバース日本代表の松尾幸実さん(25)=京都府出身=の世界大会に向けた壮行会が9月12日、東京・椿山荘ホテルで行われ、ハリウッドで着装教室を営むコスチュームデザイナー押元末子さん(52)=北中城村出身、旧姓上間=がデザインや制作を担当したナショナルコスチューム(衣装)をお披露目した。
松尾さんは日本のファッションモデル・タレント。モデルの仕事と並行して漫画家としても活動しており、地方の雑誌で4こま漫画などを描いていた。
12年夏、インターネット上で連載が決まりかけていたところ、ミス・ユニバース・ジャパンの通過通知が届き、年齢的にも最後のチャンスと考えてチャレンジ。三重代表として2013ミス・ユニバース・ジャパンに出場し優勝、ミス・ユニバース日本代表に選ばれた。
ナショナルコスチューム総合監修のいきさつは、押元さんが以前デザイン、制作したミス・アジアUSAでのナショナルコスチュームが高く評価され、選考対象のデザイナーの中から押元さんが選ばれた。
7月に1度、帰国・上京し、全体ミーティングと松尾さんとの顔合わせ、デザイン打ち合わせ、生地選び、制作と仮フィッティングを実施した。ミーティングなどは全て東京で行われたが、制作は沖縄で実施された。
その後、ハリウッドのオフィスでコスチュームを仕上げ、9月上旬に再度上京、オフィシャル写真撮影、ステージ上でのウオーキング練習、プレスリリース(ニュース発表)をした。
今回のプロジェクトでは、ヘアデザイン、立ち振る舞い、ウオー
キングなども含めたナショナルコスチューム総合監修を押元さん、生地提供は「山野流着装」が担当した。日本の素晴らしい伝統を重んじ、その品格を残しつつ、モダンにアレンジした。日本が誇る、世界で最も美しい衣装十二単(ひとえ)をモチーフに、斬新な形に仕上げた。
松尾さんは「気品と私の良さを出すようにしていただいた。どこの国にも負けないくらいの華やかさだと自負しています」と自信を語った。世界大会は11月9日(現地時間)にモスクワの「クロッカスシティーホール」で開催される。(当銘貞夫通信員)
琉球新報
ミス・ユニバース日本代表衣装

松尾幸実さんに衣装デザインの仕上げを行う押元末子さん
=東京・椿山荘ホテル
2013年度ミス・ユニバース日本代表の松尾幸実さん(25)=京都府出身=の世界大会に向けた壮行会が9月12日、東京・椿山荘ホテルで行われ、ハリウッドで着装教室を営むコスチュームデザイナー押元末子さん(52)=北中城村出身、旧姓上間=がデザインや制作を担当したナショナルコスチューム(衣装)をお披露目した。
松尾さんは日本のファッションモデル・タレント。モデルの仕事と並行して漫画家としても活動しており、地方の雑誌で4こま漫画などを描いていた。
12年夏、インターネット上で連載が決まりかけていたところ、ミス・ユニバース・ジャパンの通過通知が届き、年齢的にも最後のチャンスと考えてチャレンジ。三重代表として2013ミス・ユニバース・ジャパンに出場し優勝、ミス・ユニバース日本代表に選ばれた。
ナショナルコスチューム総合監修のいきさつは、押元さんが以前デザイン、制作したミス・アジアUSAでのナショナルコスチュームが高く評価され、選考対象のデザイナーの中から押元さんが選ばれた。
7月に1度、帰国・上京し、全体ミーティングと松尾さんとの顔合わせ、デザイン打ち合わせ、生地選び、制作と仮フィッティングを実施した。ミーティングなどは全て東京で行われたが、制作は沖縄で実施された。
その後、ハリウッドのオフィスでコスチュームを仕上げ、9月上旬に再度上京、オフィシャル写真撮影、ステージ上でのウオーキング練習、プレスリリース(ニュース発表)をした。
今回のプロジェクトでは、ヘアデザイン、立ち振る舞い、ウオー
キングなども含めたナショナルコスチューム総合監修を押元さん、生地提供は「山野流着装」が担当した。日本の素晴らしい伝統を重んじ、その品格を残しつつ、モダンにアレンジした。日本が誇る、世界で最も美しい衣装十二単(ひとえ)をモチーフに、斬新な形に仕上げた。
松尾さんは「気品と私の良さを出すようにしていただいた。どこの国にも負けないくらいの華やかさだと自負しています」と自信を語った。世界大会は11月9日(現地時間)にモスクワの「クロッカスシティーホール」で開催される。(当銘貞夫通信員)
琉球新報
[フランス]沖縄素材の化粧品(沖縄)
[フランス]沖縄素材の化粧品、美容見本市に出品

パリ美容見本市に沖縄素材を生かした美白化粧品「琉白」を出展したネットランドジャパンのスタッフ=パリのポルト・ドゥ・ヴェルサイユ見本市会場

沖縄素材を使った美白化粧品「琉白」のブースには世界各地のコスメティック関係者が集まり、興味を示していた
【赤嶺七奈子通信員】
パリのポルト・ドゥ・ヴェルサイユ見本市会場で9月9日~11日まで美容見本市「Beyond Beauty」があり、株式会社ネットランドジャパンが沖縄の素材だけを使った化粧品「琉白(るはく)」を出品した。
見本市には230社が参加。琉白のブースは紅型を飾った壁やいすに加えて、青い海や月桃のポスターを使うなど沖縄を印象づける空間を演出。さまざまな国のコスメティック業界の人の目を引き、多くの人が興味を示していた。
同社は従来、自然派の沖縄化粧品を販売しており、「沖縄の植物は総じて抗酸化力が高い」という点にも着目。近年、美肌効果があると注目されている月桃をメインに、ヒアルロン酸と同じ程度の保湿力を持つとされる海ぶどうや、沖縄で古くから美容に使われてきたクチャ、久米島の海洋深層水など、沖縄にある素材だけを使い、琉球大学の研究にも基づいて完成させたという。
日本には現在オーガニックコスメの基準がない中、浜比嘉島の有機栽培の月桃を使うなど真のオーガニックコスメを目指し、世界で最も厳しいといわれているフランスのオーガニック認定機関「エコサート」の認証も取得した。
同社通販事業部でオーガニックコスメ琉白部門セクションマネージャーの阿部淳子さんと同様に、琉白部門で中国事業部門の企画・販促部門を担う今泉小百合さんは「沖縄では当たり前のように身近にあるものが持つ成分が、実はどんなに良いかまだ知られていない。こういう場所で認められることで沖縄で栽培して下さる方の自信につなげてほしい」と期待する。
加えて、同社が世界を舞台に販売を広げることで「素材を提供して下さる沖縄の人に恩返しをしたい」と意欲的に語った。
沖縄タイムス

パリ美容見本市に沖縄素材を生かした美白化粧品「琉白」を出展したネットランドジャパンのスタッフ=パリのポルト・ドゥ・ヴェルサイユ見本市会場

沖縄素材を使った美白化粧品「琉白」のブースには世界各地のコスメティック関係者が集まり、興味を示していた
【赤嶺七奈子通信員】
パリのポルト・ドゥ・ヴェルサイユ見本市会場で9月9日~11日まで美容見本市「Beyond Beauty」があり、株式会社ネットランドジャパンが沖縄の素材だけを使った化粧品「琉白(るはく)」を出品した。
見本市には230社が参加。琉白のブースは紅型を飾った壁やいすに加えて、青い海や月桃のポスターを使うなど沖縄を印象づける空間を演出。さまざまな国のコスメティック業界の人の目を引き、多くの人が興味を示していた。
同社は従来、自然派の沖縄化粧品を販売しており、「沖縄の植物は総じて抗酸化力が高い」という点にも着目。近年、美肌効果があると注目されている月桃をメインに、ヒアルロン酸と同じ程度の保湿力を持つとされる海ぶどうや、沖縄で古くから美容に使われてきたクチャ、久米島の海洋深層水など、沖縄にある素材だけを使い、琉球大学の研究にも基づいて完成させたという。
日本には現在オーガニックコスメの基準がない中、浜比嘉島の有機栽培の月桃を使うなど真のオーガニックコスメを目指し、世界で最も厳しいといわれているフランスのオーガニック認定機関「エコサート」の認証も取得した。
同社通販事業部でオーガニックコスメ琉白部門セクションマネージャーの阿部淳子さんと同様に、琉白部門で中国事業部門の企画・販促部門を担う今泉小百合さんは「沖縄では当たり前のように身近にあるものが持つ成分が、実はどんなに良いかまだ知られていない。こういう場所で認められることで沖縄で栽培して下さる方の自信につなげてほしい」と期待する。
加えて、同社が世界を舞台に販売を広げることで「素材を提供して下さる沖縄の人に恩返しをしたい」と意欲的に語った。
沖縄タイムス
2013-10-14
ギネス綱、東が勝利 那覇大綱挽(OKINAWA)
ギネス綱、東が勝利 那覇大綱挽

国道58号を埋め尽くす人々が集まって開かれた那覇大綱挽。開始前、くす玉が割られ、熱気は最高潮になった
=13日午後4時すぎ、那覇市久茂地
(田嶋正雄撮影)
全長200メートル、重さ43トンのギネス級の大綱を引き合う那覇大綱挽(ひき)が13日、那覇市の国道58号久茂地交差点であった。東が約2メートルの差で勝ち、通算の勝敗を13勝13敗14引き分けの五分に戻した。
車両通行止めになった国道58号には27万7千人(主催者発表)が詰め掛けた。空手の演武や旗頭などに続き綱引きは午後4時すぎにスタート。「ハーイヤ」の掛け声や爆竹が鳴り響く中、1万人以上が綱を引き合った。開始10分ほどで東が優勢になり、制限時間の30分間終始リードを保った。
沖縄タイムス

国道58号を埋め尽くす人々が集まって開かれた那覇大綱挽。開始前、くす玉が割られ、熱気は最高潮になった
=13日午後4時すぎ、那覇市久茂地
(田嶋正雄撮影)
全長200メートル、重さ43トンのギネス級の大綱を引き合う那覇大綱挽(ひき)が13日、那覇市の国道58号久茂地交差点であった。東が約2メートルの差で勝ち、通算の勝敗を13勝13敗14引き分けの五分に戻した。
車両通行止めになった国道58号には27万7千人(主催者発表)が詰め掛けた。空手の演武や旗頭などに続き綱引きは午後4時すぎにスタート。「ハーイヤ」の掛け声や爆竹が鳴り響く中、1万人以上が綱を引き合った。開始10分ほどで東が優勢になり、制限時間の30分間終始リードを保った。
沖縄タイムス
先人の歩みに思い馳せる/郷土史研究会(宮古島・沖縄)
先人の歩みに思い馳せる/郷土史研究会
人頭税関係史跡めぐり/市文化祭行事の一環

甘藷の神が祭られている大座御嶽=13日、久松地区
宮古郷土史研究会(下地和宏会長)は13日、「人頭税関係史跡めぐり-人頭税廃止110周年-」を実施した。参加者約30人は、先人の歩んだ歴史に改めて思いを馳せていた。宮古高校放送部の女子生徒3人が、テレビドキュメンタリー制作で同行した。同研究会主管の史跡めぐりは、第8回宮古島市民総合文化祭(郷土史部門)一般の部の一環で実施された。
諸史跡のうち、久松地区では、同研究会の下地利幸さんが講師を務め、甘藷(イモ)の神を祭っている大座御嶽について説明した。
文献史料の甘藷伝来によると、1594年に長間立砂川親雲上旨屋と河充氏真逸は、沖縄本島の中山での公事を終えて帰帆した。途中洋上で難風に遭い、唐(中国)へ漂着した。
それから3年後の1597年に帰途の際に大和へ漂着して帰島した。この時唐よりの甘藷を持ち帰り島中に流布した。
甘藷伝来の功労者の一人が、久松の野崎村「大座がーら」は旨屋と真逸と一緒に上国し、同じ漂着を経て帰帆した。大座がーらは、持ち帰った甘藷を野崎村に試植した。その試植の成績は極めて良好で、これを全島に広めたとされる。
17世紀に公租の制度が定められた以来、甘藷は島民の常食として大きな役割を果たしたとされている。
同放送部副部長の平良麗さん(2年)は「現場の生の声を聞いてだいぶ収穫があった。特に講師の説明が分かりやすかった」と話し、参加者らと史跡を撮影していた。
.宮古毎日新聞
人頭税関係史跡めぐり/市文化祭行事の一環

甘藷の神が祭られている大座御嶽=13日、久松地区
宮古郷土史研究会(下地和宏会長)は13日、「人頭税関係史跡めぐり-人頭税廃止110周年-」を実施した。参加者約30人は、先人の歩んだ歴史に改めて思いを馳せていた。宮古高校放送部の女子生徒3人が、テレビドキュメンタリー制作で同行した。同研究会主管の史跡めぐりは、第8回宮古島市民総合文化祭(郷土史部門)一般の部の一環で実施された。
諸史跡のうち、久松地区では、同研究会の下地利幸さんが講師を務め、甘藷(イモ)の神を祭っている大座御嶽について説明した。
文献史料の甘藷伝来によると、1594年に長間立砂川親雲上旨屋と河充氏真逸は、沖縄本島の中山での公事を終えて帰帆した。途中洋上で難風に遭い、唐(中国)へ漂着した。
それから3年後の1597年に帰途の際に大和へ漂着して帰島した。この時唐よりの甘藷を持ち帰り島中に流布した。
甘藷伝来の功労者の一人が、久松の野崎村「大座がーら」は旨屋と真逸と一緒に上国し、同じ漂着を経て帰帆した。大座がーらは、持ち帰った甘藷を野崎村に試植した。その試植の成績は極めて良好で、これを全島に広めたとされる。
17世紀に公租の制度が定められた以来、甘藷は島民の常食として大きな役割を果たしたとされている。
同放送部副部長の平良麗さん(2年)は「現場の生の声を聞いてだいぶ収穫があった。特に講師の説明が分かりやすかった」と話し、参加者らと史跡を撮影していた。
.宮古毎日新聞
北学区が総合6連覇/宮古体育大会2位は上野、3位東
北学区が総合6連覇/宮古体育大会
2位は上野、3位東

総合6連覇を達成した北学区のメンバー
=13日、宮古島市陸上競技場
第40回宮古体育大会は13日に行われた最終の陸上競技で全日程を終了した。16競技のポイントで競う総合の部は北学区が優勝し、総合6連覇の偉業を達成した。2位は上野、3位には東が入った。また、陸上は西辺学区が5年ぶり4度目の総合優勝を果たした。
今大会は8月4日のゴルフと水泳、サッカー競技で開幕。以来2カ月にわたって18学区の代表選手が16競技で力と技を競ってきた。
優勝した北は、水泳の男女やボウリングで優勝したほか、そのほかの競技でも確実にポイントを稼いで6連覇を成し遂げた。
総合得点でも北は、152・50点で2位の上野(105点)と3位の東(104・50)を大きく引き離しての優勝となった。
また、4年連続で2位だった平一は今回、総合4位と順位を落とした。
6連覇について、北学区体育協会の下地勇徳会長は「私たちの協会が再結成して14年が経過した。この6連覇は先輩たちが頑張ってきてくれた結果。私たちも後輩たちの育成にこれからしっかり取り組み連覇を積み重ねて、北学区の取り組みが宮古全体に波及するように頑張りたい」と述べた。
市体育協会の本村博昭会長は「今年の県民体育大会は11月23、24日の両日に那覇市と浦添市で開催される。各種目で宮古代表に選ばれた選手は自信と誇りを持ってさらに厳しい練習に取り組み上位入賞を目指してほしい」と呼び掛けた。
.宮古毎日新聞
2位は上野、3位東

総合6連覇を達成した北学区のメンバー
=13日、宮古島市陸上競技場
第40回宮古体育大会は13日に行われた最終の陸上競技で全日程を終了した。16競技のポイントで競う総合の部は北学区が優勝し、総合6連覇の偉業を達成した。2位は上野、3位には東が入った。また、陸上は西辺学区が5年ぶり4度目の総合優勝を果たした。
今大会は8月4日のゴルフと水泳、サッカー競技で開幕。以来2カ月にわたって18学区の代表選手が16競技で力と技を競ってきた。
優勝した北は、水泳の男女やボウリングで優勝したほか、そのほかの競技でも確実にポイントを稼いで6連覇を成し遂げた。
総合得点でも北は、152・50点で2位の上野(105点)と3位の東(104・50)を大きく引き離しての優勝となった。
また、4年連続で2位だった平一は今回、総合4位と順位を落とした。
6連覇について、北学区体育協会の下地勇徳会長は「私たちの協会が再結成して14年が経過した。この6連覇は先輩たちが頑張ってきてくれた結果。私たちも後輩たちの育成にこれからしっかり取り組み連覇を積み重ねて、北学区の取り組みが宮古全体に波及するように頑張りたい」と述べた。
市体育協会の本村博昭会長は「今年の県民体育大会は11月23、24日の両日に那覇市と浦添市で開催される。各種目で宮古代表に選ばれた選手は自信と誇りを持ってさらに厳しい練習に取り組み上位入賞を目指してほしい」と呼び掛けた。
.宮古毎日新聞
焼肉、牛汁4500食─宮古牛まつり ・沖縄
焼肉、牛汁4500食振る舞う─宮古牛まつり

約4500食分の宮古牛が振る舞われ、 大勢の市民や
観光客で賑わった=市熱帯植物園
宮古牛まつり2013 (主催・同実行委員会) が13日、 市熱帯植物園内で開催された。 宮古牛ブランドの確立、 地産地消の推進と宮古牛の供給体制を確立することを目的に牛汁2000食、 宮古牛の焼肉2500食の大試食会が行われ、 訪れた大勢の家族連れや観光客らが無料で振る舞われた宮古牛を堪能していた。 牛のなき声コンテスト、 じゃんけん大会、 抽選会など様々なステージイベントも行われ、 大いに賑わいを見せた。
午前10時からの開会セレモニーで実行委員長の下地敏彦市長は 「宮古島市の肉用牛は、 子牛の拠点産地認定や肥育牛の拠点産地認定により、 県外の購買者からの人気も高く、 7月の全国の市場価格調査ではキロ単価が全国区3位と高い評価を受けている」 と強調し 「宮古牛を市民並びに観光客の皆さまに試食して頂くことはこの上ない喜び。
最後まで宮古牛を堪能してほしい」 とあいさつした。
平良隆市議会議長、 前田幹男県宮古農林水産振興センター所長、 砂川博紀県農業協同組合代表理事理事長が祝辞を述べた。 舞台ではあさひっ子保育園の園児たちがエイサーを披露し開会を宣言した。
同まつりはことしで4回目を迎えたが、 昨年は台風の影響により中止となったため2年ぶりの開催となった。 ことしは約4500人分の焼肉、 牛汁が用意され、 屋台の前には開会前から大勢の人たちが行列をつくっていた。 午前10時半に試食会がスタートし、 宮古牛の焼肉、 牛汁が振る舞われおいしそうな表情を浮かべながら味わっていた。
東京から観光で訪れた越村理恵さん (32) は 「宮古牛を食べるのは初めて。 やわらかくてとてもおいしい」 と笑顔を見せた。 また西原在住の比嘉清一さん (80) は 「親戚が牛を飼っているので年に何度か食べるが、 宮古牛はやっぱりおいしい」 と絶賛した。
特設ステージでは牛のなき声コンテストや特選宮古牛肉セットが当たる抽選会のほか、 100日肥育コンテスト表彰式、 民謡ライブ、 高校生によるダンス、 JA婦人部による踊りなどが次々と披露され、 詰めかけた市民、 観光客を楽しませた。
宮古新報

約4500食分の宮古牛が振る舞われ、 大勢の市民や
観光客で賑わった=市熱帯植物園
宮古牛まつり2013 (主催・同実行委員会) が13日、 市熱帯植物園内で開催された。 宮古牛ブランドの確立、 地産地消の推進と宮古牛の供給体制を確立することを目的に牛汁2000食、 宮古牛の焼肉2500食の大試食会が行われ、 訪れた大勢の家族連れや観光客らが無料で振る舞われた宮古牛を堪能していた。 牛のなき声コンテスト、 じゃんけん大会、 抽選会など様々なステージイベントも行われ、 大いに賑わいを見せた。
午前10時からの開会セレモニーで実行委員長の下地敏彦市長は 「宮古島市の肉用牛は、 子牛の拠点産地認定や肥育牛の拠点産地認定により、 県外の購買者からの人気も高く、 7月の全国の市場価格調査ではキロ単価が全国区3位と高い評価を受けている」 と強調し 「宮古牛を市民並びに観光客の皆さまに試食して頂くことはこの上ない喜び。
最後まで宮古牛を堪能してほしい」 とあいさつした。
平良隆市議会議長、 前田幹男県宮古農林水産振興センター所長、 砂川博紀県農業協同組合代表理事理事長が祝辞を述べた。 舞台ではあさひっ子保育園の園児たちがエイサーを披露し開会を宣言した。
同まつりはことしで4回目を迎えたが、 昨年は台風の影響により中止となったため2年ぶりの開催となった。 ことしは約4500人分の焼肉、 牛汁が用意され、 屋台の前には開会前から大勢の人たちが行列をつくっていた。 午前10時半に試食会がスタートし、 宮古牛の焼肉、 牛汁が振る舞われおいしそうな表情を浮かべながら味わっていた。
東京から観光で訪れた越村理恵さん (32) は 「宮古牛を食べるのは初めて。 やわらかくてとてもおいしい」 と笑顔を見せた。 また西原在住の比嘉清一さん (80) は 「親戚が牛を飼っているので年に何度か食べるが、 宮古牛はやっぱりおいしい」 と絶賛した。
特設ステージでは牛のなき声コンテストや特選宮古牛肉セットが当たる抽選会のほか、 100日肥育コンテスト表彰式、 民謡ライブ、 高校生によるダンス、 JA婦人部による踊りなどが次々と披露され、 詰めかけた市民、 観光客を楽しませた。
宮古新報
2013-10-11
首里城祭の国王・王妃決まる (OKINAWA)
首里城祭の国王・王妃決まる 那覇市長に報告

王妃役の潮平樹利さん(左)と、国王役の古網雅也さん
=那覇市役所
25日から11月4日にかけて、那覇市の首里城公園や国際通りで開かれる「首里城祭」(同実行委主催)などで国王と王妃を演じる県民2人が決まり10日、翁長雄志那覇市長から認定証を渡された。
一般公募で選ばれた国王役は県立名護青少年の家職員古網雅也さん(35)=本部町、
王妃役は会社員、潮平樹利さん(30)=糸満市。
古網さんが着る皮弁服と呼ばれる伝統衣装は重さ約5キロもある。「衣装の重さは責任の重さ。歩き方など作法をゼロから学んで沖縄の文化を伝える国王になりたい」。潮平さんも「首里城が大好きなのであこがれの王妃になれて感激している」と語った。
国王、王妃役は琉球王国の文化を広めるため県や那覇市などでつくる同実行委が毎年選んでいる。二人は今後1年間、首里城関連の催しに参加する。
沖縄タイムス

王妃役の潮平樹利さん(左)と、国王役の古網雅也さん
=那覇市役所
25日から11月4日にかけて、那覇市の首里城公園や国際通りで開かれる「首里城祭」(同実行委主催)などで国王と王妃を演じる県民2人が決まり10日、翁長雄志那覇市長から認定証を渡された。
一般公募で選ばれた国王役は県立名護青少年の家職員古網雅也さん(35)=本部町、
王妃役は会社員、潮平樹利さん(30)=糸満市。
古網さんが着る皮弁服と呼ばれる伝統衣装は重さ約5キロもある。「衣装の重さは責任の重さ。歩き方など作法をゼロから学んで沖縄の文化を伝える国王になりたい」。潮平さんも「首里城が大好きなのであこがれの王妃になれて感激している」と語った。
国王、王妃役は琉球王国の文化を広めるため県や那覇市などでつくる同実行委が毎年選んでいる。二人は今後1年間、首里城関連の催しに参加する。
沖縄タイムス
オオゴマダラ羽化続々 伊江幼稚園・沖縄
オオゴマダラ羽化続々 伊江幼稚園

「ここにもいるよ!」とガーデン内で羽化したオオゴマダラ
を楽しげに観察する伊江幼稚園の園児ら
=3日、ひらひらガーデン内
【伊江】
伊江幼稚園(玉城洋之園長)の園庭にあるチョウハウスで、さなぎが黄金色になることで知られる大型のチョウ「オオゴマダラ」の羽化が最盛期を迎えている。
情操教育の一環として、14年前に当時の保護者らが協力して、箱形の骨組みにネットを張り巡らせたチョウハウス「ひらひらガーデン」を園庭に設けた。
ガーデンでは、地域住民の協力を得ながらチョウの食草になる植物を植え育て、これまでもオオゴマダラやリュウキュウアサギマダラなどの観察をしてきた。
今年は猛暑が続き、なかなかチョウの姿が見られなかったが、玉城いつ子教諭が9月初旬、園庭に迷い込んだ雌のオオゴマダラを虫かごに入れて様子を観察したところ、翌日には2ミリほどの乳白色の卵を葉に産みつけていた。
その後、園児らが数週間見守り、黄金色のさなぎにまで育った。
現在、さなぎ約60個のうち約30個が羽化し、ガーデン内を優雅に飛んでいる。園児らはオオゴマダラが“変身”していく様子を毎日楽しみながら観察している。
玉城教諭や新保綾乃教諭は「オオゴマダラの卵から成虫までの観察を通して、子どもたちが生命の不思議や大切さなどを感じてくれれば」と期待している。
(屋嘉比りさ通信員)
沖縄タイムス

「ここにもいるよ!」とガーデン内で羽化したオオゴマダラ
を楽しげに観察する伊江幼稚園の園児ら
=3日、ひらひらガーデン内
【伊江】
伊江幼稚園(玉城洋之園長)の園庭にあるチョウハウスで、さなぎが黄金色になることで知られる大型のチョウ「オオゴマダラ」の羽化が最盛期を迎えている。
情操教育の一環として、14年前に当時の保護者らが協力して、箱形の骨組みにネットを張り巡らせたチョウハウス「ひらひらガーデン」を園庭に設けた。
ガーデンでは、地域住民の協力を得ながらチョウの食草になる植物を植え育て、これまでもオオゴマダラやリュウキュウアサギマダラなどの観察をしてきた。
今年は猛暑が続き、なかなかチョウの姿が見られなかったが、玉城いつ子教諭が9月初旬、園庭に迷い込んだ雌のオオゴマダラを虫かごに入れて様子を観察したところ、翌日には2ミリほどの乳白色の卵を葉に産みつけていた。
その後、園児らが数週間見守り、黄金色のさなぎにまで育った。
現在、さなぎ約60個のうち約30個が羽化し、ガーデン内を優雅に飛んでいる。園児らはオオゴマダラが“変身”していく様子を毎日楽しみながら観察している。
玉城教諭や新保綾乃教諭は「オオゴマダラの卵から成虫までの観察を通して、子どもたちが生命の不思議や大切さなどを感じてくれれば」と期待している。
(屋嘉比りさ通信員)
沖縄タイムス
ハワイ移民が見た沖縄戦 平和祈念資料館(OKINAWA)
ハワイ移民が見た沖縄戦
平和祈念資料館で企画展

ハワイ日系移民の歴史と沖縄戦関連の資料を見学する
関係者
【糸満】
県平和祈念資料館の第14回特別企画展「ハワイ日系移民が見た戦争と沖縄」が10日、糸満市摩文仁の同館1階企画展示室で始まった。
移民の始まりから戦中戦後、ハワイの県系人が沖縄と深く関わってきた歴史をパネルや写真で紹介し、戦争関連資料や証言映像など約200点が展示されている。
戦前のハワイ移民、日系2世が見た沖縄戦、戦後復興と日系ハワイ移民たちの故郷への支援の三つのコーナーを設置して年代ごとに展示。
県系人たちが戦後食糧不足だった沖縄を支援するためヤギを送る様子を記録した初公開の映像もある。
沖縄戦に米陸軍の通訳兵として従軍した県系2世の比嘉武二郎さんや儀間真栄さんらの証言ビデオなど貴重な資料がそろう。
開会式に参加した大城藤六さん(83)=糸満市=は「県系人たちの古里に対しての温かい思いが伝わってくる。あらためて沖縄の人たちの絆の深さを感じた」と話した。
県平和祈念資料館の上與那原美和子館長は「祖国と戦うことになった苦悩や、戦後の復興支援を続けたハワイのウチナーンチュたちの活躍を県民に知ってほしい」と来館を呼び掛けた。
企画展は、入場無料。午前9時~午後5時。
12月11日まで。
問い合わせは県平和祈念資料館、
電話 098(997)3844。
沖縄タイムス
平和祈念資料館で企画展

ハワイ日系移民の歴史と沖縄戦関連の資料を見学する
関係者
【糸満】
県平和祈念資料館の第14回特別企画展「ハワイ日系移民が見た戦争と沖縄」が10日、糸満市摩文仁の同館1階企画展示室で始まった。
移民の始まりから戦中戦後、ハワイの県系人が沖縄と深く関わってきた歴史をパネルや写真で紹介し、戦争関連資料や証言映像など約200点が展示されている。
戦前のハワイ移民、日系2世が見た沖縄戦、戦後復興と日系ハワイ移民たちの故郷への支援の三つのコーナーを設置して年代ごとに展示。
県系人たちが戦後食糧不足だった沖縄を支援するためヤギを送る様子を記録した初公開の映像もある。
沖縄戦に米陸軍の通訳兵として従軍した県系2世の比嘉武二郎さんや儀間真栄さんらの証言ビデオなど貴重な資料がそろう。
開会式に参加した大城藤六さん(83)=糸満市=は「県系人たちの古里に対しての温かい思いが伝わってくる。あらためて沖縄の人たちの絆の深さを感じた」と話した。
県平和祈念資料館の上與那原美和子館長は「祖国と戦うことになった苦悩や、戦後の復興支援を続けたハワイのウチナーンチュたちの活躍を県民に知ってほしい」と来館を呼び掛けた。
企画展は、入場無料。午前9時~午後5時。
12月11日まで。
問い合わせは県平和祈念資料館、
電話 098(997)3844。
沖縄タイムス
スイレンにレンカク 幼鳥が飛来(石垣・沖縄)
スイレンにレンカク 幼鳥が飛来石垣

レンカクの葉の上を歩くレンカク
=5日、石垣市内(小林雅裕さん撮影)
【石垣】
石垣市内のスイレンの花が咲く水場に、冬羽のレンカクの幼鳥が飛来しているのが5日、確認された。石垣島フィールドガイド「SeaBeans」の小林雅裕さん(38)が撮影した。
細い体と長い足指が特徴で、水草の上を器用に歩き回る。
沖縄には旅鳥として春と秋に訪れる。小林さんは「レンカクは漢字で『蓮鶴』と書く。字のごとく蓮(はす)の上に飛来してくれた」と喜んでいる。
沖縄タイムス

レンカクの葉の上を歩くレンカク
=5日、石垣市内(小林雅裕さん撮影)
【石垣】
石垣市内のスイレンの花が咲く水場に、冬羽のレンカクの幼鳥が飛来しているのが5日、確認された。石垣島フィールドガイド「SeaBeans」の小林雅裕さん(38)が撮影した。
細い体と長い足指が特徴で、水草の上を器用に歩き回る。
沖縄には旅鳥として春と秋に訪れる。小林さんは「レンカクは漢字で『蓮鶴』と書く。字のごとく蓮(はす)の上に飛来してくれた」と喜んでいる。
沖縄タイムス
2013-10-10
担い手減に危機感 伝統祭祀シンポ(宮古島平良西原)
担い手減に危機感 宮古島平良西原、伝統祭祀シンポ

ナナムイの継承について話し合う出席者ら
=9月29日、宮古島市の西原地区公民館
【宮古島】
宮古島市平良西原で続く伝統祭祀(さいし)について考えるシンポジウムが9月29日、西原地区公民館で行われた。祭祀ナナムイを担う女性(ナナムインマ)のなり手が減少していることに、参加者からは「このままナナムイが続けていけるかの瀬戸際だ」と懸念の声が上がった。
ナナムイは西原地域の御嶽がある「七つの森」を指す。ナナムインマは40~50代の女性が対象で、ナナムイに入ってからの10年間、地域の神事に携わる。その数は年間50余に上るという。だが人口減や共働き世帯の増加を背景に、ナナムインマになる女性が減り、定員は5人だが今は2人で神事を続けている。
シンポは市平良西原出身の写真家・長崎健一さん(31)の写真展「沖縄宮古島~西原~ニヌハンマティダ」の一環。ナナムイを撮った写真家の比嘉豊光、長崎両氏のほか、現役のナナムインマや経験者ら計6人が登壇し、意見を述べた。
約15年前にナナムイを撮影した比嘉さんは「僕が撮ったころは30から40人いた。今回、長崎氏が撮った写真を見るとだいぶ人が減った」と話す。西原のほか、同じく「池間民族」と呼ばれる池間島と佐良浜でも担い手が減り、神事を休んでいる所もあるという。
経験者の赤嶺和子さん(65)は「先輩は後輩の面倒を見て細
かい指導もしてくれる。膝を交えて酒を飲めば兄弟のようなつながりが持てる。神歌の意味が分かると、西原はこんなにいい所なんだと感動が生まれる」と強調。長崎さんは「これまでお年寄りたちと若い人の祭祀の接点がなさ過ぎたと思う。写真を通して橋渡しができればと思う」と語った。
琉球新報

ナナムイの継承について話し合う出席者ら
=9月29日、宮古島市の西原地区公民館
【宮古島】
宮古島市平良西原で続く伝統祭祀(さいし)について考えるシンポジウムが9月29日、西原地区公民館で行われた。祭祀ナナムイを担う女性(ナナムインマ)のなり手が減少していることに、参加者からは「このままナナムイが続けていけるかの瀬戸際だ」と懸念の声が上がった。
ナナムイは西原地域の御嶽がある「七つの森」を指す。ナナムインマは40~50代の女性が対象で、ナナムイに入ってからの10年間、地域の神事に携わる。その数は年間50余に上るという。だが人口減や共働き世帯の増加を背景に、ナナムインマになる女性が減り、定員は5人だが今は2人で神事を続けている。
シンポは市平良西原出身の写真家・長崎健一さん(31)の写真展「沖縄宮古島~西原~ニヌハンマティダ」の一環。ナナムイを撮った写真家の比嘉豊光、長崎両氏のほか、現役のナナムインマや経験者ら計6人が登壇し、意見を述べた。
約15年前にナナムイを撮影した比嘉さんは「僕が撮ったころは30から40人いた。今回、長崎氏が撮った写真を見るとだいぶ人が減った」と話す。西原のほか、同じく「池間民族」と呼ばれる池間島と佐良浜でも担い手が減り、神事を休んでいる所もあるという。
経験者の赤嶺和子さん(65)は「先輩は後輩の面倒を見て細
かい指導もしてくれる。膝を交えて酒を飲めば兄弟のようなつながりが持てる。神歌の意味が分かると、西原はこんなにいい所なんだと感動が生まれる」と強調。長崎さんは「これまでお年寄りたちと若い人の祭祀の接点がなさ過ぎたと思う。写真を通して橋渡しができればと思う」と語った。
琉球新報
2013-10-09
那覇大綱、 「ギネス認定」13日に熱戦(沖縄)
那覇大綱、市長が総点検 「ギネス認定」13日に熱戦

ギネスブックで認定された世界一の大綱を引く「那覇大綱挽」が13日に本番を迎えるのを前に、翁長雄志那覇市長による大綱の総点検が7日、那覇軍港で行われた。
台風24号が接近し、暴風警報が発表された中、雨が弱まるタイミングで大綱を覆ったカバーを外し、翁長市長らが手綱を引いて仕上がりを確認した。
翁長市長は「(市長になって)13年になるが、ことしの綱は一番出来栄えがいい。市民、県民、観光客、外国の方にも、みんなに楽しんでほしい」と話し、参加を呼び掛けた。
琉球新報

ギネスブックで認定された世界一の大綱を引く「那覇大綱挽」が13日に本番を迎えるのを前に、翁長雄志那覇市長による大綱の総点検が7日、那覇軍港で行われた。
台風24号が接近し、暴風警報が発表された中、雨が弱まるタイミングで大綱を覆ったカバーを外し、翁長市長らが手綱を引いて仕上がりを確認した。
翁長市長は「(市長になって)13年になるが、ことしの綱は一番出来栄えがいい。市民、県民、観光客、外国の方にも、みんなに楽しんでほしい」と話し、参加を呼び掛けた。
琉球新報
米軍返還地「複合汚染」 専門家が意見書(OKINAWA)
米軍返還地「複合汚染」 専門家が意見書
米軍嘉手納基地の返還地にある沖縄市サッカー場の汚染問題で、ダイオキシン類に詳しい摂南大学の宮田秀明名誉教授が「多様な2・4・5-T(除草剤)製品、農薬のPCP、焼却関連物質、PCBなどの混合物に由来する」との意見書をまとめた。発掘されたドラム缶の内容物の種類や構成がばらばらなことから、「複合汚染」との見方を示した。
2・4・5-Tは米軍が枯れ葉剤としてベトナムでまいた除草剤。宮田氏は取材に対し、「ドラム缶には枯れ葉剤だけでなく、他の物質も一緒に詰めて廃棄したのではないか」と語った。
今後の調査については「国と市がきちんと協議し、中立的な専門家の意見を取り入れて手法を決めるべきだ」と指摘した。
沖縄・生物多様性市民ネットワークが宮田氏に、沖縄防衛局と沖縄市による調査結果の評価を依頼。宮田氏の意見書を8日、県を含めた関係機関に送った。
同ネットワークの河村雅美ディレクターは「多くの専門家の目が入ることで、めちゃくちゃな投棄の実態が浮かび上がってきた」
と話している。
沖縄タイムス
米軍嘉手納基地の返還地にある沖縄市サッカー場の汚染問題で、ダイオキシン類に詳しい摂南大学の宮田秀明名誉教授が「多様な2・4・5-T(除草剤)製品、農薬のPCP、焼却関連物質、PCBなどの混合物に由来する」との意見書をまとめた。発掘されたドラム缶の内容物の種類や構成がばらばらなことから、「複合汚染」との見方を示した。
2・4・5-Tは米軍が枯れ葉剤としてベトナムでまいた除草剤。宮田氏は取材に対し、「ドラム缶には枯れ葉剤だけでなく、他の物質も一緒に詰めて廃棄したのではないか」と語った。
今後の調査については「国と市がきちんと協議し、中立的な専門家の意見を取り入れて手法を決めるべきだ」と指摘した。
沖縄・生物多様性市民ネットワークが宮田氏に、沖縄防衛局と沖縄市による調査結果の評価を依頼。宮田氏の意見書を8日、県を含めた関係機関に送った。
同ネットワークの河村雅美ディレクターは「多くの専門家の目が入ることで、めちゃくちゃな投棄の実態が浮かび上がってきた」
と話している。
沖縄タイムス
祖父母と楽しくフキャギづくり(宮古島・沖縄)
祖父母と楽しくフキャギづくり─福里保育所

祖父母らと協力しながらおやつの 「フキャギもち」 を
作る園児たち=福里保育所
福里保育所で8日、 園児の祖父母らを招いた交流会が行われ、 園児たちがおやつ作りやミニゲームを通しておじい、 おばあと楽しい時間を過ごした。
おやつ作りでは、 先月の 「十五夜」 にちなんだ伝統的なおやつ 「フキャギもち」 を作った。
祖父母が練ったモチ粉を子どもたちが丸めて形を作り、 大きな鍋で茹でたあと黒小豆などをたっぷりとまぶして完成。 形や大きさに違いはあるものの、 園児たちは大好きなおじい、 おばあと協力して作ったおやつの出来栄えに満足した表情を浮かべながら、 アツアツのモチを美味しそうにほおばっていた。
試食後は教室に移動して交流。 日頃の感謝の気持ちを込めて園児たちが肩たたきをプレゼントし、 祖父母らを喜ばせた。
宮古新報

祖父母らと協力しながらおやつの 「フキャギもち」 を
作る園児たち=福里保育所
福里保育所で8日、 園児の祖父母らを招いた交流会が行われ、 園児たちがおやつ作りやミニゲームを通しておじい、 おばあと楽しい時間を過ごした。
おやつ作りでは、 先月の 「十五夜」 にちなんだ伝統的なおやつ 「フキャギもち」 を作った。
祖父母が練ったモチ粉を子どもたちが丸めて形を作り、 大きな鍋で茹でたあと黒小豆などをたっぷりとまぶして完成。 形や大きさに違いはあるものの、 園児たちは大好きなおじい、 おばあと協力して作ったおやつの出来栄えに満足した表情を浮かべながら、 アツアツのモチを美味しそうにほおばっていた。
試食後は教室に移動して交流。 日頃の感謝の気持ちを込めて園児たちが肩たたきをプレゼントし、 祖父母らを喜ばせた。
宮古新報
市民総合文化祭写真コン (宮古島・沖縄)
一般の部金賞に親泊さん 市民総合文化祭写真コン

親泊宗秀さんの作品 「時空への扉」
宮古島市民総合文化祭・写真コンクールの審査会が7日、 市役所平良庁舎内で行われ、 一般の部・金賞 (宮古島市長賞) に親泊宗秀さんの作品 「時空への扉」 が選出されたほか、 ジュニアの部・優秀賞に、 あさとはるみち君 (平一小3年) の 「ゴリラのたき」 など3作品が選出された。
コンクールではこのほか、 一般の部の銀賞2点、 銅賞3点、 奨励賞5点、 入選10点、 ジュニアの部の佳作3点、入選5点が選出された。 表彰式は13日午後3時半 (3時受付開始)から市中央公民館大ホールで行われる。
今回は一般の部 (高校生以上) に42人・123点、 ジュニアの部 (中学生以下) に11人・36点の応募があり、 作品数で前回の応募数 (139点) を上回った。
審査は市役所平良庁舎5階会議室で行われ、 与儀一夫さん (宮古写真協会長)、 福嶺紀功さん、 金子進さん、 池間康さんの4人が審査員を務めた。
審査員を務めた与儀さんは講評の中で、 一般の部金賞、 銀賞に選ばれた3作品について 「それぞれが時空の扉を開けた」 と高評価。 またジュニアの部優秀賞の3作品について 「若くて瑞々しい感性を見せてくれた。 将来が楽しみ」 と評価した。 今後に向けて 「宮古の人と生活にも視線を向けた作品づくりに励んでほしい」 との言葉を寄せた。
入賞者は次の通り。
【一般の部】
金賞=親泊宗秀・タイトル 「時空への扉」
▽銀賞=翁長瑠美・ 「気持ちいいー」、 新垣真寿美・ 「素敵なカップル」 ▽銅賞=安里沙也香・ 「ワァーオ!」、 大浦悠・ 「休み時間」、 與那覇俊和・ 「明日へ向かって」 ▽奨励賞=狩俣響菜、 上地美香、 久保哲也、 大塚まい、 長浜保▽入選=大島麻紀、 新里勝美、 稲垣聖司、 伊波博之、 翁長輝子、 藤田晃康、 荷川取礼子、 翁長賢一、 饒平名優介、 荷川取ゆかり
【ジュニアの部】
優秀賞=あさとはるみち (平一小3年) ・ 「ゴリラのたき」、 砂川夏美 (下地中3年) ・ 「暑いなー」、 荷川取春佳 (砂川中3年) ・ 「雨上がり」 ▽佳作=根間えりみ (下地中3年)、 平良大樹 (北小2年)、 荷川取玖鈴 (砂川小6年) ▽入選=平良奈々子 (平良中1年)、砂川里歩(下地中1年)、藤田サスケ(平良中1年)、与那覇彩夏(下地中3年)、下地凛(久松小3年)
宮古新報

親泊宗秀さんの作品 「時空への扉」
宮古島市民総合文化祭・写真コンクールの審査会が7日、 市役所平良庁舎内で行われ、 一般の部・金賞 (宮古島市長賞) に親泊宗秀さんの作品 「時空への扉」 が選出されたほか、 ジュニアの部・優秀賞に、 あさとはるみち君 (平一小3年) の 「ゴリラのたき」 など3作品が選出された。
コンクールではこのほか、 一般の部の銀賞2点、 銅賞3点、 奨励賞5点、 入選10点、 ジュニアの部の佳作3点、入選5点が選出された。 表彰式は13日午後3時半 (3時受付開始)から市中央公民館大ホールで行われる。
今回は一般の部 (高校生以上) に42人・123点、 ジュニアの部 (中学生以下) に11人・36点の応募があり、 作品数で前回の応募数 (139点) を上回った。
審査は市役所平良庁舎5階会議室で行われ、 与儀一夫さん (宮古写真協会長)、 福嶺紀功さん、 金子進さん、 池間康さんの4人が審査員を務めた。
審査員を務めた与儀さんは講評の中で、 一般の部金賞、 銀賞に選ばれた3作品について 「それぞれが時空の扉を開けた」 と高評価。 またジュニアの部優秀賞の3作品について 「若くて瑞々しい感性を見せてくれた。 将来が楽しみ」 と評価した。 今後に向けて 「宮古の人と生活にも視線を向けた作品づくりに励んでほしい」 との言葉を寄せた。
入賞者は次の通り。
【一般の部】
金賞=親泊宗秀・タイトル 「時空への扉」
▽銀賞=翁長瑠美・ 「気持ちいいー」、 新垣真寿美・ 「素敵なカップル」 ▽銅賞=安里沙也香・ 「ワァーオ!」、 大浦悠・ 「休み時間」、 與那覇俊和・ 「明日へ向かって」 ▽奨励賞=狩俣響菜、 上地美香、 久保哲也、 大塚まい、 長浜保▽入選=大島麻紀、 新里勝美、 稲垣聖司、 伊波博之、 翁長輝子、 藤田晃康、 荷川取礼子、 翁長賢一、 饒平名優介、 荷川取ゆかり
【ジュニアの部】
優秀賞=あさとはるみち (平一小3年) ・ 「ゴリラのたき」、 砂川夏美 (下地中3年) ・ 「暑いなー」、 荷川取春佳 (砂川中3年) ・ 「雨上がり」 ▽佳作=根間えりみ (下地中3年)、 平良大樹 (北小2年)、 荷川取玖鈴 (砂川小6年) ▽入選=平良奈々子 (平良中1年)、砂川里歩(下地中1年)、藤田サスケ(平良中1年)、与那覇彩夏(下地中3年)、下地凛(久松小3年)
宮古新報
2013-10-08
児童がDJ 日・英・しまくとぅばで発信(沖縄)
児童生徒がDJ 日・英・しまくとぅばで情報発信

笑顔で番組を放送するジュニアリーダークラブの児童生徒たち
=沖縄市中央のFMコザ
【沖縄】
小学生から高校生までの児童生徒が英語、日本語、しまくとぅばでDJを務めるラジオ番組「ラジオこども大学DenDenRadio」が毎週土曜日午後6時、沖縄市にあるコミュニティー放送局「FMコザ」(76・1メガヘルツ、荻野達司社長)で放送され、話題を呼んでいる。
三つの言葉でニュースや地域の情報を伝える子どもたちは「多くの人が楽しんでもらえる身近な番組を作りたい」と意気込んでいる。
DJを務めるのは沖縄市子ども会育成連絡協議会のジュニアリーダークラブの児童生徒たち。高校生3人がメーンパーソナリティーを務める。ニュースは週内で話題になった出来事を英語としまくとぅばで読み上げる。
しまくとぅばと英語を使うことによって伝統継承と国際交流を図ることが番組の目的の一つだ。
赤嶺龍風君(コザ高2年)は「緊張することもあるけど、トークが切れないように気を遣っている」と笑顔を見せる。新屋佑奈さん(北谷高1年)は「自分たちの世代からお年寄りまで、幅広い世代が楽しめるような番組を作っていきたい」と抱負を語った。
放送をサポートする沖縄市子ども会育成連絡協議会の宮里・モラノ・ジュンさん(23)は「三つの言葉を使うことで多世代、異世代交流ができる。今後は地域で頑張っているお年寄りを招いて、地域活性化にもつなげていきたい」と話した。
琉球新報

笑顔で番組を放送するジュニアリーダークラブの児童生徒たち
=沖縄市中央のFMコザ
【沖縄】
小学生から高校生までの児童生徒が英語、日本語、しまくとぅばでDJを務めるラジオ番組「ラジオこども大学DenDenRadio」が毎週土曜日午後6時、沖縄市にあるコミュニティー放送局「FMコザ」(76・1メガヘルツ、荻野達司社長)で放送され、話題を呼んでいる。
三つの言葉でニュースや地域の情報を伝える子どもたちは「多くの人が楽しんでもらえる身近な番組を作りたい」と意気込んでいる。
DJを務めるのは沖縄市子ども会育成連絡協議会のジュニアリーダークラブの児童生徒たち。高校生3人がメーンパーソナリティーを務める。ニュースは週内で話題になった出来事を英語としまくとぅばで読み上げる。
しまくとぅばと英語を使うことによって伝統継承と国際交流を図ることが番組の目的の一つだ。
赤嶺龍風君(コザ高2年)は「緊張することもあるけど、トークが切れないように気を遣っている」と笑顔を見せる。新屋佑奈さん(北谷高1年)は「自分たちの世代からお年寄りまで、幅広い世代が楽しめるような番組を作っていきたい」と抱負を語った。
放送をサポートする沖縄市子ども会育成連絡協議会の宮里・モラノ・ジュンさん(23)は「三つの言葉を使うことで多世代、異世代交流ができる。今後は地域で頑張っているお年寄りを招いて、地域活性化にもつなげていきたい」と話した。
琉球新報
きいやま、4thアルバム(OKINAWA)
きいやま、4thアルバム

アルバム「ダックァーセ!」発売記念ツアーをPRするきいやま商店の(左から)リョーサ、だいちゃん、マスト
=那覇市・沖縄タイムス社
石垣島出身で人気上昇中のバンド・きいやま商店の4枚目のアルバム「ダックァーセ!」の発売記念ツアーが10日の福岡ライブから始まる。大阪、名古屋、東京のほか、20日午後5時から沖縄市民会館、12月27日午後6時から石垣市民会館で開く。
新アルバムはイクマあきらをプロデューサーに迎え新たな音作りに挑戦。タイトル曲の「ダックァーセ!」はヒップホップミュージシャンGIPPER(ジッパー)をフィーチャーした。
歌人の俵万智が作詞した「がんば」は男性の心理を突くバラード、野外フェスで盛り上がる「あがやファーナ」など10曲を収録する。
マストは三線や太鼓をふんだんに取り入れた「カチャーシ☆ブギ」、リョーサは「まるまんでぃ」、だいちゃんは「ハンジてた!」を推している。
ボーナストラックは新石垣空港PRソング「おかえり南ぬ島」、さらに沖縄ファミリーマートのCM曲「ファーヒーのうた」。
人気は全国に広がり、3人は「『やっと来た』という感じで迎えてくれる」と語る。子どもからお年寄りまでファンは多く、ライブを重ねるほど音楽的に成長すると、力が入る。
入場料は前売り3500円。
問い合わせはピーエム・エージェンシー、
電話098(898)1331。
沖縄タイムス

アルバム「ダックァーセ!」発売記念ツアーをPRするきいやま商店の(左から)リョーサ、だいちゃん、マスト
=那覇市・沖縄タイムス社
石垣島出身で人気上昇中のバンド・きいやま商店の4枚目のアルバム「ダックァーセ!」の発売記念ツアーが10日の福岡ライブから始まる。大阪、名古屋、東京のほか、20日午後5時から沖縄市民会館、12月27日午後6時から石垣市民会館で開く。
新アルバムはイクマあきらをプロデューサーに迎え新たな音作りに挑戦。タイトル曲の「ダックァーセ!」はヒップホップミュージシャンGIPPER(ジッパー)をフィーチャーした。
歌人の俵万智が作詞した「がんば」は男性の心理を突くバラード、野外フェスで盛り上がる「あがやファーナ」など10曲を収録する。
マストは三線や太鼓をふんだんに取り入れた「カチャーシ☆ブギ」、リョーサは「まるまんでぃ」、だいちゃんは「ハンジてた!」を推している。
ボーナストラックは新石垣空港PRソング「おかえり南ぬ島」、さらに沖縄ファミリーマートのCM曲「ファーヒーのうた」。
人気は全国に広がり、3人は「『やっと来た』という感じで迎えてくれる」と語る。子どもからお年寄りまでファンは多く、ライブを重ねるほど音楽的に成長すると、力が入る。
入場料は前売り3500円。
問い合わせはピーエム・エージェンシー、
電話098(898)1331。
沖縄タイムス
ちゅらさん祭 第10回小浜節記念大会も(八重山・沖縄)
26日にちゅらさん祭 第10回小浜節記念大会も

「ピカリャ~」や「ぱいーぐる」とともに第11回かふぬ島ちゅらさん祭をアピールする宮里彦一実行委員長(中央)ら=7日午前、
石垣港離島ターミナル会議室 第11回ちゅらさん祭(主催・同実行委員会)が26日午前11時から、小浜島のちゅらさん広場で開催される。祭に併せ同日午後4時30分から、同広場で第10回小浜節大会も行われる。
同祭は島の産業・特産品を紹介し、魅力ある元気な地域づくりを目指すことなどが目的。第8回から特産品・民芸品の開発と継承を目的とした物づくりコーナーにも力を入れている。
7日午後、石垣港離島ターミナルで会見した宮里彦一実行委員長は「ステージだけでなく、横笛づくり体験コーナーなど来場者が楽しく過ごしてもらえるような企画をしている」と話し、竹富町のマスコットキャラクター「ピカリャ~」と南ぬ島石垣空港マスコットキャラクター「ぱいーぐる」とともに同祭をアピール。
祭では、両マスコットとともに環境省のマスコットキャラクター「まーや」も出演する予定。会場では横笛をはじめ、ウームス(大ゴザ)編みなど体験型の物づくりコーナーやクモーマミ(小浜大豆)の汁など地元特産品の飲食ブースが設置される。
ステージでは石垣島出身のミヤギマモルや吉野リナさんらが特別ゲストで出演予定で地元小中学校や幼稚園、ばぁちゃん合唱団も参加。10回目の記念大会となる小浜節大会ではゲストに宮良康正さんを迎え、歴代入賞者も招待する予定で主催者では町民や郷友をはじめ、市民多数の来場を呼びかけている。
八重山毎日新聞

「ピカリャ~」や「ぱいーぐる」とともに第11回かふぬ島ちゅらさん祭をアピールする宮里彦一実行委員長(中央)ら=7日午前、
石垣港離島ターミナル会議室 第11回ちゅらさん祭(主催・同実行委員会)が26日午前11時から、小浜島のちゅらさん広場で開催される。祭に併せ同日午後4時30分から、同広場で第10回小浜節大会も行われる。
同祭は島の産業・特産品を紹介し、魅力ある元気な地域づくりを目指すことなどが目的。第8回から特産品・民芸品の開発と継承を目的とした物づくりコーナーにも力を入れている。
7日午後、石垣港離島ターミナルで会見した宮里彦一実行委員長は「ステージだけでなく、横笛づくり体験コーナーなど来場者が楽しく過ごしてもらえるような企画をしている」と話し、竹富町のマスコットキャラクター「ピカリャ~」と南ぬ島石垣空港マスコットキャラクター「ぱいーぐる」とともに同祭をアピール。
祭では、両マスコットとともに環境省のマスコットキャラクター「まーや」も出演する予定。会場では横笛をはじめ、ウームス(大ゴザ)編みなど体験型の物づくりコーナーやクモーマミ(小浜大豆)の汁など地元特産品の飲食ブースが設置される。
ステージでは石垣島出身のミヤギマモルや吉野リナさんらが特別ゲストで出演予定で地元小中学校や幼稚園、ばぁちゃん合唱団も参加。10回目の記念大会となる小浜節大会ではゲストに宮良康正さんを迎え、歴代入賞者も招待する予定で主催者では町民や郷友をはじめ、市民多数の来場を呼びかけている。
八重山毎日新聞
岩手—石垣交流発祥の地碑建立式参加へ(八重山・沖縄)
岩手—石垣交流発祥の地碑建立式参加へ
市内のホテル かけはし応援ツアー一行 12日に出発

12日に岩手県に向かう岩手石垣かけはし交流協会のかけはし応援ツアー一行=5日夜、
「私たちは忘れない!」|。岩手石垣かけはし交流協会(高木健会長)のかけはし応援ツアーが12日、3泊4日の日程で出発する。同協会はツアー出発を前に5日夜、岩手県と石垣島の交流強化に向けて市内のホテルで結団式を開いた。
同協会では13日に岩手県北上総合運動公園で開かれる「北上マラソン」に合わせ、応援ツアーを実施。中山義隆石垣市長や伊良皆高信市議会議長も参加し、約30人で被災地を巡る。
13日には北上総合運動公園内で「岩手・沖縄かけはし交流発祥の地碑」の建立式典が行われるほか、14日には三陸沿岸の岩泉町を訪ね、寄付金を贈呈する。
結団式で高木会長は「交流が始まって20周年の節目を迎える。震災後、3回目のツアーとなるが種もみから始まった石垣と岩手の交流を次の世代に引き継いでいきたい」と意気込みを話した。
中山市長も「復興支援のためにも交流協会で活動していただいていることに感謝している。今回は伊良皆議長も一緒に現地を訪れ、北上と石垣との友好都市のようなものにつなげていけるようにしたい」と激励した。
八重山毎日新聞
市内のホテル かけはし応援ツアー一行 12日に出発

12日に岩手県に向かう岩手石垣かけはし交流協会のかけはし応援ツアー一行=5日夜、
「私たちは忘れない!」|。岩手石垣かけはし交流協会(高木健会長)のかけはし応援ツアーが12日、3泊4日の日程で出発する。同協会はツアー出発を前に5日夜、岩手県と石垣島の交流強化に向けて市内のホテルで結団式を開いた。
同協会では13日に岩手県北上総合運動公園で開かれる「北上マラソン」に合わせ、応援ツアーを実施。中山義隆石垣市長や伊良皆高信市議会議長も参加し、約30人で被災地を巡る。
13日には北上総合運動公園内で「岩手・沖縄かけはし交流発祥の地碑」の建立式典が行われるほか、14日には三陸沿岸の岩泉町を訪ね、寄付金を贈呈する。
結団式で高木会長は「交流が始まって20周年の節目を迎える。震災後、3回目のツアーとなるが種もみから始まった石垣と岩手の交流を次の世代に引き継いでいきたい」と意気込みを話した。
中山市長も「復興支援のためにも交流協会で活動していただいていることに感謝している。今回は伊良皆議長も一緒に現地を訪れ、北上と石垣との友好都市のようなものにつなげていけるようにしたい」と激励した。
八重山毎日新聞
2013-10-07
スポーツの秋 応援団長が魅力語る(沖縄)
スポーツの秋 応援団長が魅力語る
スポーツの秋。ぽっこりおなかが気になっていても、始めるきっかけがない人もいるはず。まずは観戦でスポーツの素晴らしさを感じるのもありでは? そこでプロバスケットボールbjリーグの琉球ゴールデンキングス、日本フットボールリーグのFC琉球、日本ハンドボールリーグの琉球コラソンの各応援団長に、チームの魅力などを聞いた。
(伊集竜太郎、村井規儀)
ど迫力の県産品バスケ キングス・大谷さん

自身の経営する焼き鳥屋「白鳥(スワン)」の前で
決めポーズの大谷明正さん=那覇市泉崎
琉球ゴールデンキングスの試合会場で存在感を示す白鳥の着ぐるみの男性が、「スワン大谷」で知られる応援団長の大谷明正さん(35)だ。
日本のバスケに関心はなかったが、2007年の開幕戦を知人からもらったチケットで観戦。米プロバスケのNBAに近い「ショー」の雰囲気に感動した。試合を盛り上げるため、翌日から自身の焼き鳥屋にある着ぐるみ姿で、ゴール裏で旗を振り始めた。「キングスでは最初危ない人と見られ、会場から排除しようという話もあったらしいです」と苦笑いする。
母体企業もない中で発足し、県出身選手も多いキングスの魅力を「県産品バスケ」と表現。将来はアジアや世界での活躍、県出身NBA選手の誕生を願う。「試合の緊迫感やダンクの迫力はすごい。バスケを知らなくてもショーを見る感覚で楽しめる」とPRした。
Jへ世界へ 夢も成長中 FC琉球・池間さん

「FC琉球の可能性は無限大」と、ヘディングポーズの
池間弘章さん=那覇市牧志・フットボールカフェ「カンプノウ」
FC琉球の応援団長、池間弘章さん(49)は、サッカー人気が県内に広がる前から地域リーグの試合に足を運ぶ。「スタジアムがないならそういう店を」と、フットボールカフェを開店するほどの熱の入れようだ。
10年以上前、観客が関係者を除き池間さんだけの時もあった。「チームのホームページもないし、試合会場も分からなかったくらい」と振り返る。今では1万人を集めるまでになり「夢のよう」と胸を熱くする。
チームはまだまだ発展途上。Jリーグという上のカテゴリーを目指し、そこで勝てばアジアや世界とも戦える-。「いろんな可能性が残されているのが琉球の魅力」。100年後も沖縄にあり続けるチームであってほしいと話す。
「選手の激しい接触の音や、展開のスピード感は会場でしか味わえない。子どもの成長を見守るように、琉球も見守ってほしい」
スピード×技×雑草魂 コラソン・大嶺さん

「豪快に投げ込むシュートが最高」とポーズをとる
大嶺一輝さん=那覇市・沖縄タイムス社
顔を白く塗り、太鼓をたたいて会場を温める。「どれだけ琉球コラソンを盛り上げられるかが自分の仕事」と胸を張るのはチョンダラー大嶺こと大嶺一輝(いっき)さん(29)だ。
ハンドボール経験のない大嶺さんだが、スピーディーな展開と華麗な技を繰り出す選手に魅了され、気付けば立派なファミリア(ファン)に。
「名物的なファミリアがいたら面白い」との声に応えて、2011年にチョンダラー姿でデビューした。「恥ずかしかったが、応援に一体感がでてきた」と喜ぶ。初心者もオシメンがいればルールに詳しくなくても楽しめるという。お勧めは「東長濱もいいし、ルーキーの伊計も…。やっぱり全員」と絞りきれない様子だ。
前シーズンはプレーオフを逃したが、その健闘は感動的だったと大嶺さん。「コラソンは雑草魂。より強くなる」と期待は膨らむ。
沖縄タイムス
スポーツの秋。ぽっこりおなかが気になっていても、始めるきっかけがない人もいるはず。まずは観戦でスポーツの素晴らしさを感じるのもありでは? そこでプロバスケットボールbjリーグの琉球ゴールデンキングス、日本フットボールリーグのFC琉球、日本ハンドボールリーグの琉球コラソンの各応援団長に、チームの魅力などを聞いた。
(伊集竜太郎、村井規儀)
ど迫力の県産品バスケ キングス・大谷さん

自身の経営する焼き鳥屋「白鳥(スワン)」の前で
決めポーズの大谷明正さん=那覇市泉崎
琉球ゴールデンキングスの試合会場で存在感を示す白鳥の着ぐるみの男性が、「スワン大谷」で知られる応援団長の大谷明正さん(35)だ。
日本のバスケに関心はなかったが、2007年の開幕戦を知人からもらったチケットで観戦。米プロバスケのNBAに近い「ショー」の雰囲気に感動した。試合を盛り上げるため、翌日から自身の焼き鳥屋にある着ぐるみ姿で、ゴール裏で旗を振り始めた。「キングスでは最初危ない人と見られ、会場から排除しようという話もあったらしいです」と苦笑いする。
母体企業もない中で発足し、県出身選手も多いキングスの魅力を「県産品バスケ」と表現。将来はアジアや世界での活躍、県出身NBA選手の誕生を願う。「試合の緊迫感やダンクの迫力はすごい。バスケを知らなくてもショーを見る感覚で楽しめる」とPRした。
Jへ世界へ 夢も成長中 FC琉球・池間さん

「FC琉球の可能性は無限大」と、ヘディングポーズの
池間弘章さん=那覇市牧志・フットボールカフェ「カンプノウ」
FC琉球の応援団長、池間弘章さん(49)は、サッカー人気が県内に広がる前から地域リーグの試合に足を運ぶ。「スタジアムがないならそういう店を」と、フットボールカフェを開店するほどの熱の入れようだ。
10年以上前、観客が関係者を除き池間さんだけの時もあった。「チームのホームページもないし、試合会場も分からなかったくらい」と振り返る。今では1万人を集めるまでになり「夢のよう」と胸を熱くする。
チームはまだまだ発展途上。Jリーグという上のカテゴリーを目指し、そこで勝てばアジアや世界とも戦える-。「いろんな可能性が残されているのが琉球の魅力」。100年後も沖縄にあり続けるチームであってほしいと話す。
「選手の激しい接触の音や、展開のスピード感は会場でしか味わえない。子どもの成長を見守るように、琉球も見守ってほしい」
スピード×技×雑草魂 コラソン・大嶺さん

「豪快に投げ込むシュートが最高」とポーズをとる
大嶺一輝さん=那覇市・沖縄タイムス社
顔を白く塗り、太鼓をたたいて会場を温める。「どれだけ琉球コラソンを盛り上げられるかが自分の仕事」と胸を張るのはチョンダラー大嶺こと大嶺一輝(いっき)さん(29)だ。
ハンドボール経験のない大嶺さんだが、スピーディーな展開と華麗な技を繰り出す選手に魅了され、気付けば立派なファミリア(ファン)に。
「名物的なファミリアがいたら面白い」との声に応えて、2011年にチョンダラー姿でデビューした。「恥ずかしかったが、応援に一体感がでてきた」と喜ぶ。初心者もオシメンがいればルールに詳しくなくても楽しめるという。お勧めは「東長濱もいいし、ルーキーの伊計も…。やっぱり全員」と絞りきれない様子だ。
前シーズンはプレーオフを逃したが、その健闘は感動的だったと大嶺さん。「コラソンは雑草魂。より強くなる」と期待は膨らむ。
沖縄タイムス
台風一過、厄よけの泥 宮古でパーントゥ(沖縄)
台風一過、厄よけの泥 宮古でパーントゥ

泣き出してしまった子どもを抱きかかえるパーントゥ
=6日、宮古島市平良島尻
【宮古島】厄を払い、縁起を呼ぶとされる伝統行事「パーントゥ」が6日から、宮古島市平良の島尻集落で始まった。7日まで。
国指定の重要無形民俗文化財。つる草を体に巻き付け、全身に泥を塗った3体のパーントゥ(来訪神)が地域内を歩き回り、赤ちゃんや子どもたちを追いかけながら顔や体に厄よけのための泥を塗った。
台風通過後の曇り空の下、子どもたちや観光客は悲鳴を上げながら集落内を逃げ回っていた。
沖縄タイムス

泣き出してしまった子どもを抱きかかえるパーントゥ
=6日、宮古島市平良島尻
【宮古島】厄を払い、縁起を呼ぶとされる伝統行事「パーントゥ」が6日から、宮古島市平良の島尻集落で始まった。7日まで。
国指定の重要無形民俗文化財。つる草を体に巻き付け、全身に泥を塗った3体のパーントゥ(来訪神)が地域内を歩き回り、赤ちゃんや子どもたちを追いかけながら顔や体に厄よけのための泥を塗った。
台風通過後の曇り空の下、子どもたちや観光客は悲鳴を上げながら集落内を逃げ回っていた。
沖縄タイムス
本土と沖縄文化融合 北大東で大東宮祭(沖縄)
本土と沖縄文化融合 北大東で大東宮祭

巡業してきたみこしを神殿に奉納するとき、みこしのもみあいが続く。観衆も加わって声援が飛び交う=大東宮境内
【北大東】
五穀豊穣(ほうじょう)を祈願して行われる北大東村の伝統行事、大東宮祭が9月22、23の両日、盛大に行われた。
大東宮は開拓当初から天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭り、島の産土神として村民に信仰されており、例祭として継承されている。祭祀(さいし)、みこし巡業、奉納相撲、奉納演芸など本土と沖縄の文化が融合した独特の催しだ。
22日はみこし巡業が行われ、山車から太鼓ばやしや鐘の音が鳴り響く中、一般、中学生、小学生と連なった三基のみこしが大東宮を出発、「わっしょいわっしょい」と威勢のいい掛け声とともにみこしを担ぎ、製糖工場、JAおきなわ北大東支店、村役場を巡った。
23日は、大東宮境内で奉納相撲が催され、幼稚園児、小学生、中学生の取組が行われ、5人抜きや3人抜きなど元気いっぱいの取組に盛んな声援が飛び交った。
一般の部では、地元選手のほかに久米島町からの招待選手らも参加、江戸相撲や沖縄角力で力強い取組が展開され観衆を沸かせた。
それぞれの優勝は以下の通り。(敬称略)
▽江戸相撲・浅沼拓道(北大東)
▽沖縄角力軽量級・仲村昭平(久米島)
▽同無差別級・佐久川冶幸(久米島)
(上地順子通信員)
琉球新報

巡業してきたみこしを神殿に奉納するとき、みこしのもみあいが続く。観衆も加わって声援が飛び交う=大東宮境内
【北大東】
五穀豊穣(ほうじょう)を祈願して行われる北大東村の伝統行事、大東宮祭が9月22、23の両日、盛大に行われた。
大東宮は開拓当初から天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭り、島の産土神として村民に信仰されており、例祭として継承されている。祭祀(さいし)、みこし巡業、奉納相撲、奉納演芸など本土と沖縄の文化が融合した独特の催しだ。
22日はみこし巡業が行われ、山車から太鼓ばやしや鐘の音が鳴り響く中、一般、中学生、小学生と連なった三基のみこしが大東宮を出発、「わっしょいわっしょい」と威勢のいい掛け声とともにみこしを担ぎ、製糖工場、JAおきなわ北大東支店、村役場を巡った。
23日は、大東宮境内で奉納相撲が催され、幼稚園児、小学生、中学生の取組が行われ、5人抜きや3人抜きなど元気いっぱいの取組に盛んな声援が飛び交った。
一般の部では、地元選手のほかに久米島町からの招待選手らも参加、江戸相撲や沖縄角力で力強い取組が展開され観衆を沸かせた。
それぞれの優勝は以下の通り。(敬称略)
▽江戸相撲・浅沼拓道(北大東)
▽沖縄角力軽量級・仲村昭平(久米島)
▽同無差別級・佐久川冶幸(久米島)
(上地順子通信員)
琉球新報
台風23号 先島暴風域抜ける (沖縄)
台風23号 先島暴風域抜ける 宮古島市で3900世帯停電
台風23号による暴風で半壊した飲食店を片付ける店主ら
=6日、宮古島市平良
【宮古島、石垣】
台風23号は6日午後3時現在、石垣島の北西約230キロにあり、時速20キロで西北西へ遠ざかっている。宮古島地方は同日午後1時、八重山、与那国島地方は午後3時までに暴風域を抜けた。沖縄電力によると同日午後3時現在、宮古島市で3900世帯が停電している。
台風23号が6日未明に最接近した宮古島地方では、飲食店が半壊したり、樹木が駐車中の車に倒れたりするなどの被害が出た。市民は時折強風が吹く中、朝から後片付けに追われた。
市平良西里のお好み焼き店ではベニヤ板やラバーシートなどでできた店舗が半壊した。店長の中間勝法さん(40)は「店を開いて3年たつが、こんなに被害が出るのは初めてだ。被害額がいくらになるか分からない。営業を再開できる見通しも立たない」とあぜんとしたように話した。
市内各地では街路樹が道路に倒れたほか、信号が消えるなど市民生活に影響が出た。市平良に住む下地龍弥さん(69)も朝から家の前の歩道などの清掃を始めた。「大きな被害は出ていないが、落葉がいっぱいだ。市民に気持ちよく歩いてもらうため
早く片付けたい」と話した。
琉球新報

台風23号による暴風で半壊した飲食店を片付ける店主ら
=6日、宮古島市平良
【宮古島、石垣】
台風23号は6日午後3時現在、石垣島の北西約230キロにあり、時速20キロで西北西へ遠ざかっている。宮古島地方は同日午後1時、八重山、与那国島地方は午後3時までに暴風域を抜けた。沖縄電力によると同日午後3時現在、宮古島市で3900世帯が停電している。
台風23号が6日未明に最接近した宮古島地方では、飲食店が半壊したり、樹木が駐車中の車に倒れたりするなどの被害が出た。市民は時折強風が吹く中、朝から後片付けに追われた。
市平良西里のお好み焼き店ではベニヤ板やラバーシートなどでできた店舗が半壊した。店長の中間勝法さん(40)は「店を開いて3年たつが、こんなに被害が出るのは初めてだ。被害額がいくらになるか分からない。営業を再開できる見通しも立たない」とあぜんとしたように話した。
市内各地では街路樹が道路に倒れたほか、信号が消えるなど市民生活に影響が出た。市平良に住む下地龍弥さん(69)も朝から家の前の歩道などの清掃を始めた。「大きな被害は出ていないが、落葉がいっぱいだ。市民に気持ちよく歩いてもらうため
早く片付けたい」と話した。
琉球新報
最大瞬間風速37・6㍍、宮古島・沖縄
最大瞬間風速37・6㍍、台風23号6日未明にも最接近

気象台によると強い台風23号は5日、 宮古島の東海上を北西へ進み、 6日未明には最接近したもよう。 宮古島地方は5日午後2時頃に風速25㍍以上の暴風域に入り、 きょう昼前まで続くもよう。 最大瞬間風速は下地島空港で37・6㍍ (北北東、 午後3時35分) を観測。 前日から大陸高気圧の影響で強い風が吹き、 長時間にわたる潮風害でサトウキビなど農作物への被害が懸念される。 台風による悪天候で空、 海とも欠航が相次ぐなど乱れている。
台風は午後4時現在、 宮古島の東約150㌔、 北緯24度50分、 東経126度50分を時速。 15㌔で西北西に進んでいるものと見られる。 中心の気圧は960ヘクトパスカル。 中心付近の最大風速は40㍍、 最大瞬間風速は55㍍。 暴風域は全域190㌔、 強風域は北西側440㌔、 南東側330㌔。 宮古島地方は午後2時頃に暴風域に入ったと見られ、 6日未明には宮古島の100㌔以内に最接近すると予想されている。
台風は強い勢力を維持したまま西北西に進み、 6日午前9時には北緯25度50分、 東経124度10分に達し、 中心の気圧は955となるもよう。 暴風域から抜けるのは夕方になると見込んでいる。 最大風速は西の風40㍍ (最大瞬間風速55㍍)、 波の高さは10㍍が予想されている。 発達した積乱雲の下での落雷や竜巻、 激しい突風、 また沿岸では高潮による浸水や冠水などに警戒を呼びかけている。
5日の各地の最大瞬間風速は宮古空港で35・0㍍ (最大風速19・9㍍)、 平良で33・6㍍ (同19・2㍍)、 多良間空港で26・2㍍ (同18・9㍍) が観測された。 降水量 (午前零時~午後5時現在) は平良で16・0㍉、 城辺で38・5㍉、 宮古空港で16・5㍉、 下地島空港で15・0㍉、 多良間空港で3㍉となっている。
台風の影響で交通に大きな乱れが出た。 空の便は午前中に
那覇―宮古の1部が運航した他はすべて欠航となった。 海も離島航路などが全便欠航した。 沖縄電力によると5日午後5時現在で平良の西原、 荷川取、 大浦、 大神島、 狩俣、 池間島、 城辺の福里や保良、 新城、 上野など1500世帯が停電している。 長時間にわたって暴風域となるため、 サトウキビなど農作物への被害も懸念される。
宮古新報

気象台によると強い台風23号は5日、 宮古島の東海上を北西へ進み、 6日未明には最接近したもよう。 宮古島地方は5日午後2時頃に風速25㍍以上の暴風域に入り、 きょう昼前まで続くもよう。 最大瞬間風速は下地島空港で37・6㍍ (北北東、 午後3時35分) を観測。 前日から大陸高気圧の影響で強い風が吹き、 長時間にわたる潮風害でサトウキビなど農作物への被害が懸念される。 台風による悪天候で空、 海とも欠航が相次ぐなど乱れている。
台風は午後4時現在、 宮古島の東約150㌔、 北緯24度50分、 東経126度50分を時速。 15㌔で西北西に進んでいるものと見られる。 中心の気圧は960ヘクトパスカル。 中心付近の最大風速は40㍍、 最大瞬間風速は55㍍。 暴風域は全域190㌔、 強風域は北西側440㌔、 南東側330㌔。 宮古島地方は午後2時頃に暴風域に入ったと見られ、 6日未明には宮古島の100㌔以内に最接近すると予想されている。
台風は強い勢力を維持したまま西北西に進み、 6日午前9時には北緯25度50分、 東経124度10分に達し、 中心の気圧は955となるもよう。 暴風域から抜けるのは夕方になると見込んでいる。 最大風速は西の風40㍍ (最大瞬間風速55㍍)、 波の高さは10㍍が予想されている。 発達した積乱雲の下での落雷や竜巻、 激しい突風、 また沿岸では高潮による浸水や冠水などに警戒を呼びかけている。
5日の各地の最大瞬間風速は宮古空港で35・0㍍ (最大風速19・9㍍)、 平良で33・6㍍ (同19・2㍍)、 多良間空港で26・2㍍ (同18・9㍍) が観測された。 降水量 (午前零時~午後5時現在) は平良で16・0㍉、 城辺で38・5㍉、 宮古空港で16・5㍉、 下地島空港で15・0㍉、 多良間空港で3㍉となっている。
台風の影響で交通に大きな乱れが出た。 空の便は午前中に
那覇―宮古の1部が運航した他はすべて欠航となった。 海も離島航路などが全便欠航した。 沖縄電力によると5日午後5時現在で平良の西原、 荷川取、 大浦、 大神島、 狩俣、 池間島、 城辺の福里や保良、 新城、 上野など1500世帯が停電している。 長時間にわたって暴風域となるため、 サトウキビなど農作物への被害も懸念される。
宮古新報
2013-10-04
「ハルサーエイカー」映画に、来春公開(沖縄)
「ハルサーエイカー」映画に 県内で撮影、来春公開
映画「エイカーズ」に出演するAKINAさん(前列中央)や
デザインを一新したキャラクターたち
=3日、那覇市の沖縄テレビ放送
沖縄テレビ放送(OTV)で2011~12年に放送された、食と自然環境をテーマにした特撮ドラマ「ハルサーエイカー」の劇場版「エイカーズ」(岸本司監督)が来春、公開される。
3日に那覇市の沖縄テレビ放送で製作発表があり、岸本監督や出演者が登壇した。
会見には出演するAKINAさん、福田萌子さん、津波信一さん、山城智二さんらが出席した。
また初登場のハルサーハルや特撮スーツのデザインを一新したノーグカマーとヘラー、悪役のサマリタンドブー、チリーらも登場した。
脚本を担当する山田優樹さんは「テレビはハルサーエイカーという超人が大地を守る物語だった。映画は大地に立つ私たち一人一人に何ができるかを考えてもらうことがテーマだ」と話した。6日から今月末まで県内で撮影し、来年5月下旬以降に県内外、台湾で公開される。
琉球新報

映画「エイカーズ」に出演するAKINAさん(前列中央)や
デザインを一新したキャラクターたち
=3日、那覇市の沖縄テレビ放送
沖縄テレビ放送(OTV)で2011~12年に放送された、食と自然環境をテーマにした特撮ドラマ「ハルサーエイカー」の劇場版「エイカーズ」(岸本司監督)が来春、公開される。
3日に那覇市の沖縄テレビ放送で製作発表があり、岸本監督や出演者が登壇した。
会見には出演するAKINAさん、福田萌子さん、津波信一さん、山城智二さんらが出席した。
また初登場のハルサーハルや特撮スーツのデザインを一新したノーグカマーとヘラー、悪役のサマリタンドブー、チリーらも登場した。
脚本を担当する山田優樹さんは「テレビはハルサーエイカーという超人が大地を守る物語だった。映画は大地に立つ私たち一人一人に何ができるかを考えてもらうことがテーマだ」と話した。6日から今月末まで県内で撮影し、来年5月下旬以降に県内外、台湾で公開される。
琉球新報
水中文化遺産を紹介 27日まで(八重山・沖縄)
水中文化遺産を紹介 27日まで

八重山で発見された中国産の陶器に見入る見学者ら
=2日午前、八重山博物館特別陳列室
海と船の企画展「海に沈んだ歴史~タイムカプセルを探してみよう~」(石垣市教育委員会主催)が1日から、市立八重山博物館特別陳列室で開かれている。27日まで。月曜日は休館。
古くから日本の南の玄関口だった南西諸島とアジアの諸地域では多くの船が行き交い、途中、いくつもの船が遭難、当時の交易を物語る証がいまなお海底や沿岸部に存在しているといわれる。
今回の企画展は、特に琉球王国時代の沈没船や関連文化財を水中文化遺産として位置づけ、多くの人々に理解を深めてもらおうと開かれた。
会場には、大量の中国産陶磁器があるシタダル遺跡、四爪鉄錨が県内で初めて見つかった屋良部沖海底遺跡、沖縄産陶器が散乱する石西礁湖黒島沖など八重山の海に眠る水中文化遺産をはじめ、県内16カ所で発見された陶器などの交易品のほか、海底調査中の写真や水中ロボットによる調査風景の映像などが展示されている。
修学旅行で兵庫から訪れた麻植(おえ)拓海君(高校1年)は「昔の人が陶器などを船で運んでいたということが実感できた」と話し、田中昭次君(同)は「沖縄が中国の影響を受けた様子が分かって興味深かった」と感想を語った。
また、期間中の5・6の両日はこれらの水中文化遺産に調査に関わった県立博物館・美術館学芸員の片桐千亜紀氏によるギャラリートークがある。水中考古学の最新情報や調査の意義などを展示品を見学しながら、分かりやすく解説するもので、5日午後2時と6日午前10時と午後2時から開かれる。各回とも約30分。
それぞれ先着20人、入場無料。
八重山毎日新聞

八重山で発見された中国産の陶器に見入る見学者ら
=2日午前、八重山博物館特別陳列室
海と船の企画展「海に沈んだ歴史~タイムカプセルを探してみよう~」(石垣市教育委員会主催)が1日から、市立八重山博物館特別陳列室で開かれている。27日まで。月曜日は休館。
古くから日本の南の玄関口だった南西諸島とアジアの諸地域では多くの船が行き交い、途中、いくつもの船が遭難、当時の交易を物語る証がいまなお海底や沿岸部に存在しているといわれる。
今回の企画展は、特に琉球王国時代の沈没船や関連文化財を水中文化遺産として位置づけ、多くの人々に理解を深めてもらおうと開かれた。
会場には、大量の中国産陶磁器があるシタダル遺跡、四爪鉄錨が県内で初めて見つかった屋良部沖海底遺跡、沖縄産陶器が散乱する石西礁湖黒島沖など八重山の海に眠る水中文化遺産をはじめ、県内16カ所で発見された陶器などの交易品のほか、海底調査中の写真や水中ロボットによる調査風景の映像などが展示されている。
修学旅行で兵庫から訪れた麻植(おえ)拓海君(高校1年)は「昔の人が陶器などを船で運んでいたということが実感できた」と話し、田中昭次君(同)は「沖縄が中国の影響を受けた様子が分かって興味深かった」と感想を語った。
また、期間中の5・6の両日はこれらの水中文化遺産に調査に関わった県立博物館・美術館学芸員の片桐千亜紀氏によるギャラリートークがある。水中考古学の最新情報や調査の意義などを展示品を見学しながら、分かりやすく解説するもので、5日午後2時と6日午前10時と午後2時から開かれる。各回とも約30分。
それぞれ先着20人、入場無料。
八重山毎日新聞
結願祭 独特獅子頭も(川平・八重山・沖縄)
川平で結願祭 新調の独特獅子頭も登場

出演者全員による総踊り
=3日午後、群星御嶽
川平村三大祭りの一つ、「結願祭」(川平公民館主催)が3日午後、群星御嶽でおごそかに行われ、農作物の収穫が無事終了したことへの感謝と来年の豊作と住民の無病息災を願った。9月に新調した獅子頭で、力強い獅子舞を披露。顔の横側から両手で上あごと下あごを持って口を開閉する川平独特な獅子舞に観客は興味深そうな様子をみせていた。
結願祭は、4御嶽の神司たちが2泊3日、御嶽にこもって祈願する「夜ごもり」を終えた当日、境内で余興に出演する参加者全員の総踊り(スーブドゥリ)、太鼓(ペッソー)、青年たちによる勇壮な棒術、獅子舞が次々と繰り広げられた。

勇壮な演舞が披露された若者らによる棒術
=3日午後、群星御嶽
川平独特の棒術では、12組25人の若者たちが「刀棒」や「三人棒」、「カニパ棒」などを勇壮に演じ、川平小中学校の児童生徒らによる太鼓では、練習の成果を披露する子どもたちに温かい拍手がおくられた。後半は、特設舞台で「初番」や狂言の「アッコンプルキョンギン」、婦人部や各班、川平伝統舞踊保存会による芸能などが奉納された。

初めて新調された川平の獅子頭
=3日午後、群星御嶽
川平の獅子頭は400、500年前に集落の西海岸で地元漁師が大きな箱が漂着しているのを見付け、中に獅子頭が入っていたという伝説が残されている。
これまで手入れや修繕を繰り返してきたが、老朽化が激しくなったことから形が残っているうちに保存しようと新調された。
八重山毎日新聞

出演者全員による総踊り
=3日午後、群星御嶽
川平村三大祭りの一つ、「結願祭」(川平公民館主催)が3日午後、群星御嶽でおごそかに行われ、農作物の収穫が無事終了したことへの感謝と来年の豊作と住民の無病息災を願った。9月に新調した獅子頭で、力強い獅子舞を披露。顔の横側から両手で上あごと下あごを持って口を開閉する川平独特な獅子舞に観客は興味深そうな様子をみせていた。
結願祭は、4御嶽の神司たちが2泊3日、御嶽にこもって祈願する「夜ごもり」を終えた当日、境内で余興に出演する参加者全員の総踊り(スーブドゥリ)、太鼓(ペッソー)、青年たちによる勇壮な棒術、獅子舞が次々と繰り広げられた。

勇壮な演舞が披露された若者らによる棒術
=3日午後、群星御嶽
川平独特の棒術では、12組25人の若者たちが「刀棒」や「三人棒」、「カニパ棒」などを勇壮に演じ、川平小中学校の児童生徒らによる太鼓では、練習の成果を披露する子どもたちに温かい拍手がおくられた。後半は、特設舞台で「初番」や狂言の「アッコンプルキョンギン」、婦人部や各班、川平伝統舞踊保存会による芸能などが奉納された。

初めて新調された川平の獅子頭
=3日午後、群星御嶽
川平の獅子頭は400、500年前に集落の西海岸で地元漁師が大きな箱が漂着しているのを見付け、中に獅子頭が入っていたという伝説が残されている。
これまで手入れや修繕を繰り返してきたが、老朽化が激しくなったことから形が残っているうちに保存しようと新調された。
八重山毎日新聞
2013-10-03
ソラシドエア「沖縄やんばる号」就航(沖縄)
ソラシドエア「沖縄やんばる号」就航

機体の後方に花をあしらったソラシドエアの「沖縄やんばる号」
=3日、那覇空港
スカイネットアジア航空(=ソラシドエア、宮崎市、高橋洋社長)は3日、本島北部のやんばる地域をモチーフにした特別塗装機「沖縄やんばる号」を初就航させた。同日、那覇空港で記念式が開かれ、高橋社長と沖縄やんばる号のイラストデザインを考案した沖縄美ら島財団の花城良廣常務理事らが搭乗者に記念品を手渡した。
やんばる号は、その土地の特徴をモチーフにデザインした機材で地域活性化を目指す「空恋」プロジェクトの一環。1年間の期間限定で就航する。桜やツバキ、ランなどの花が描かれ「日本一早く春が訪れる地域」として冬のやんばる観光をPRする。
沖縄タイムス

機体の後方に花をあしらったソラシドエアの「沖縄やんばる号」
=3日、那覇空港
スカイネットアジア航空(=ソラシドエア、宮崎市、高橋洋社長)は3日、本島北部のやんばる地域をモチーフにした特別塗装機「沖縄やんばる号」を初就航させた。同日、那覇空港で記念式が開かれ、高橋社長と沖縄やんばる号のイラストデザインを考案した沖縄美ら島財団の花城良廣常務理事らが搭乗者に記念品を手渡した。
やんばる号は、その土地の特徴をモチーフにデザインした機材で地域活性化を目指す「空恋」プロジェクトの一環。1年間の期間限定で就航する。桜やツバキ、ランなどの花が描かれ「日本一早く春が訪れる地域」として冬のやんばる観光をPRする。
沖縄タイムス
豆腐の日に手作り「ゆし豆腐」(沖縄)
豆腐の日に手作り「ゆし豆腐」

ゆし豆腐作りを楽しむ参加者ら
=2日、那覇市のおきでん那覇ビル
県豆腐油揚商工組合(久高将勝理事長)は2日、那覇市のおきでん那覇ビルで、手作りゆし豆腐講習会を開いた。同組合が10月2日を語呂合わせで「豆腐の日」に制定して20年目の記念行事。「島豆腐を毎日食べて、長寿県の復活を」と呼び掛けている。
2回の講習会に、計60人が参加。水につけた大豆を丁寧に洗った後、水を加えミキサーでかき混ぜ、おからと豆乳に分けるなど、豆腐づくりを楽しんだ。
久高理事長は「豆腐は健康食の原点。ゆし豆腐は意外と簡単に作ることができるので、家庭でも挑戦してほしい」と話した。
豊見城市のとよみ自治会の津森義弘会長(66)は「豆腐を食べるのが好きで、自分でも作ってみたいと思った」と述べた。地域の小学校での体験学習などにも生かしたいという。
沖縄タイムス

ゆし豆腐作りを楽しむ参加者ら
=2日、那覇市のおきでん那覇ビル
県豆腐油揚商工組合(久高将勝理事長)は2日、那覇市のおきでん那覇ビルで、手作りゆし豆腐講習会を開いた。同組合が10月2日を語呂合わせで「豆腐の日」に制定して20年目の記念行事。「島豆腐を毎日食べて、長寿県の復活を」と呼び掛けている。
2回の講習会に、計60人が参加。水につけた大豆を丁寧に洗った後、水を加えミキサーでかき混ぜ、おからと豆乳に分けるなど、豆腐づくりを楽しんだ。
久高理事長は「豆腐は健康食の原点。ゆし豆腐は意外と簡単に作ることができるので、家庭でも挑戦してほしい」と話した。
豊見城市のとよみ自治会の津森義弘会長(66)は「豆腐を食べるのが好きで、自分でも作ってみたいと思った」と述べた。地域の小学校での体験学習などにも生かしたいという。
沖縄タイムス
ひと肌脱いで 消防士カレンダー(OKINAWA)
ひと肌脱いで支援 消防士カレンダー第4弾

「沖縄ファイヤーファイターズカレンダー」2014年版
をPRする消防士ら=2日、県庁
県内の消防士らで結成する沖縄ファイヤーファイターズ事務局(城間明代表)は、「沖縄ファイヤーファイターズカレンダー」2014年版の販売を1日から開始した。ドクターヘリを運営するMESHサポートを支援する取り組みで、第4弾。
カレンダーは、県内の観光名所などを背景に12人の消防士が鍛え抜かれた肉体を披露している。初年の2011年版1千部は3週間で完売する人気ぶり。その後も部数を増やし、これまでに収益約1千万円をMESHサポートに寄付している。今回は8千~1万部を目標にしている。
2日、県庁で会見した城間代表は「カレンダーの購入が、人の命を救う活動につながる。県内外の多くの人に協力してほしい。同時に、メッシュサポートの活動に関心を持ってもらえればうれしい」と呼び掛けた。
カレンダーは税込み2千円。県内書店、県内外のわしたショップ、ウェブサイト(http://ffcpo.com)で購入できる。
沖縄タイムス

「沖縄ファイヤーファイターズカレンダー」2014年版
をPRする消防士ら=2日、県庁
県内の消防士らで結成する沖縄ファイヤーファイターズ事務局(城間明代表)は、「沖縄ファイヤーファイターズカレンダー」2014年版の販売を1日から開始した。ドクターヘリを運営するMESHサポートを支援する取り組みで、第4弾。
カレンダーは、県内の観光名所などを背景に12人の消防士が鍛え抜かれた肉体を披露している。初年の2011年版1千部は3週間で完売する人気ぶり。その後も部数を増やし、これまでに収益約1千万円をMESHサポートに寄付している。今回は8千~1万部を目標にしている。
2日、県庁で会見した城間代表は「カレンダーの購入が、人の命を救う活動につながる。県内外の多くの人に協力してほしい。同時に、メッシュサポートの活動に関心を持ってもらえればうれしい」と呼び掛けた。
カレンダーは税込み2千円。県内書店、県内外のわしたショップ、ウェブサイト(http://ffcpo.com)で購入できる。
沖縄タイムス
ベトナム訳たけくらべ「日越交流の懸け橋に」(OKINAWA)
ベトナム訳たけくらべ「日越交流の懸け橋に」

ベトナム語訳の「たけくらべ」を持ち「両国の懸け橋に」
と話すニェンさん=9月、名桜大学

出版された「たけくらべ」と「ベトナム独立・自由・鎮魂詩集
175篇」
【名護】ベトナム出身で名桜大学総合研究所客員研究員のグュェン・ド・アン・ニェンさん(37)がこのほど、樋口一葉の「たけくらべ」ほか3編のベトナム語訳本と「ベトナム独立・自由・鎮魂詩集175篇」の日本語共訳本を出版した。
「たけくらべ」は、日本語の原著からの初のベトナム語訳本。
また、詩集は売り上げの5%が枯れ葉剤被害者に寄付される。ニェンさんは、沖縄の民話の紹介もしており「懸け橋になりたい」と意欲的だ。
これまで樋口一葉の作品は外国語からのベトナム語訳本しかなく、原著からの翻訳本は初。「たけくらべ」「十三夜」「にごりえ」「闇桜」の4作品を収め、ベトナムで出版した。
約1年かけて翻訳したというニェンさんは「日本の景色や四季を伝えるため、実際に訪れ自分の五感で体験した」と話し、日本を代表する一葉の作品に「人間として女性として共感する部分もたくさんあった。ベトナム語にはない言葉や表現をどう伝えるか、苦労しました」と振り返った。
詩集は日本との国交樹立40周年を記念したもので、大阪大の研究者との共訳。ベトナムの詩人105人、日本の詩人70人の詩を日本語、ベトナム語、英語で収めた。出版したコールサック社によると、売り上げの一部が枯れ葉剤被害者に寄付されるといい、ニェンさんは「多くの方に購入してもらいたい」と呼び掛ける。
7月からは、沖縄の民話をベトナムの子ども向け週刊誌に掲載しており「今後も昔話などを紹介しながら双方の懸け橋になりたい」と語った。
沖縄タイムス

ベトナム語訳の「たけくらべ」を持ち「両国の懸け橋に」
と話すニェンさん=9月、名桜大学

出版された「たけくらべ」と「ベトナム独立・自由・鎮魂詩集
175篇」
【名護】ベトナム出身で名桜大学総合研究所客員研究員のグュェン・ド・アン・ニェンさん(37)がこのほど、樋口一葉の「たけくらべ」ほか3編のベトナム語訳本と「ベトナム独立・自由・鎮魂詩集175篇」の日本語共訳本を出版した。
「たけくらべ」は、日本語の原著からの初のベトナム語訳本。
また、詩集は売り上げの5%が枯れ葉剤被害者に寄付される。ニェンさんは、沖縄の民話の紹介もしており「懸け橋になりたい」と意欲的だ。
これまで樋口一葉の作品は外国語からのベトナム語訳本しかなく、原著からの翻訳本は初。「たけくらべ」「十三夜」「にごりえ」「闇桜」の4作品を収め、ベトナムで出版した。
約1年かけて翻訳したというニェンさんは「日本の景色や四季を伝えるため、実際に訪れ自分の五感で体験した」と話し、日本を代表する一葉の作品に「人間として女性として共感する部分もたくさんあった。ベトナム語にはない言葉や表現をどう伝えるか、苦労しました」と振り返った。
詩集は日本との国交樹立40周年を記念したもので、大阪大の研究者との共訳。ベトナムの詩人105人、日本の詩人70人の詩を日本語、ベトナム語、英語で収めた。出版したコールサック社によると、売り上げの一部が枯れ葉剤被害者に寄付されるといい、ニェンさんは「多くの方に購入してもらいたい」と呼び掛ける。
7月からは、沖縄の民話をベトナムの子ども向け週刊誌に掲載しており「今後も昔話などを紹介しながら双方の懸け橋になりたい」と語った。
沖縄タイムス
AO入試で琉大合格/長濱匠君(伊良部高・宮古島)
AO入試で琉大合格/伊良部高の長濱匠君

琉大合格を喜ぶ長濱君(前列中央)と砂川校長(同左)ら
=2日、伊良部高校
伊良部高校(砂川明校長)の普通科3年の長濱匠君がこのほど、琉球大学工学部情報工学科のAO(自己推薦型)入試で見事合格した。
同校から国立大に合格したのは2年ぶり。2日、同校で記者会見があり、長濱君は「合格できてとてもうれしい。将来は介護ができるロボットを作りたい」と夢を語り「これからセンター試験に向け頑張りたい」と意気込む。
長濱君は、現在日本漢字能力検定準2級、実用数学技能検定準2級の資格を取得。2年の時は、第59回高校生による生物科学展奨励賞受賞、第35回沖縄電力青少年科学作品展入選、第11回沖縄大学地域研究所ジュニア研究支援発表会への参加。3年の時は、宮古島市総合博物館で第24回企画展「伊良部島に飛来するサシバの個体数と渡りのルートに関する考察」研究結果を発表した。
砂川校長は「小さな学校からも頑張れば国立大学に合格できるということを示し、大変うれしい。本人の頑張りも大きいが、先生たちの教育も良かった。AO入試合格は、後輩たちの励みにもなる」と長濱君の合格をたたえていた。
進路指導主任の仲松哲人教諭や洲鎌雪恵教諭、金城徹也教諭らが同席し、長濱君の合格の喜びを分かち合っていた
宮古毎日新聞

琉大合格を喜ぶ長濱君(前列中央)と砂川校長(同左)ら
=2日、伊良部高校
伊良部高校(砂川明校長)の普通科3年の長濱匠君がこのほど、琉球大学工学部情報工学科のAO(自己推薦型)入試で見事合格した。
同校から国立大に合格したのは2年ぶり。2日、同校で記者会見があり、長濱君は「合格できてとてもうれしい。将来は介護ができるロボットを作りたい」と夢を語り「これからセンター試験に向け頑張りたい」と意気込む。
長濱君は、現在日本漢字能力検定準2級、実用数学技能検定準2級の資格を取得。2年の時は、第59回高校生による生物科学展奨励賞受賞、第35回沖縄電力青少年科学作品展入選、第11回沖縄大学地域研究所ジュニア研究支援発表会への参加。3年の時は、宮古島市総合博物館で第24回企画展「伊良部島に飛来するサシバの個体数と渡りのルートに関する考察」研究結果を発表した。
砂川校長は「小さな学校からも頑張れば国立大学に合格できるということを示し、大変うれしい。本人の頑張りも大きいが、先生たちの教育も良かった。AO入試合格は、後輩たちの励みにもなる」と長濱君の合格をたたえていた。
進路指導主任の仲松哲人教諭や洲鎌雪恵教諭、金城徹也教諭らが同席し、長濱君の合格の喜びを分かち合っていた
宮古毎日新聞
離島の自然、生活体験 (多良間・ 天底小・沖縄)
離島の自然、生活体験 天底小児童が多良間訪問

【多良間】
沖縄離島体験交流促進事業として今帰仁村立天底小学校の5年生23人が1日から、 多良間村を訪れている。
児童たちは村内で民泊をしながら多良間小との交流や授業への参加をはじめ農業、 追い込み漁の体験、 自然観察などを行っている。
多良間島に到着した児童達の入村式が午後4時から空港で行われ、 伊良皆光夫村長が 「今帰仁には山がたくさんあると思うが、 多良間にはひとつもなく平坦な島。
皆さんの住む地域との違いを色々と体験してほしい。
海も温かくてまだ泳げるので楽しんでほしい。
多良間の言葉も友だちから習い、 今帰仁の言葉も教え合ってほしい。 短い間だが大いに交流を深めてほしい」 と歓迎した。
多良間小学校の宮城隆校長は 「期間中は明るく楽しく友だちを作り、 思い出づくりに積極的に取り組んでほしい。 多良間に来て本当に良かったと思ってもらえれば嬉しい」 と期待を寄せた。 天底小を代表して玉城志琉くんが 「2泊3日と短い間に色々な体験をしたい」 と意欲を見せた。
2日は午後2時から、 字塩川の富盛玄三さんのほ場でサトウキビの夏植えが行われた。 天底小でも黒糖作り体験学習に取り組んでおり、 児童たちは慣れた手つきでサトウキビの苗を競争するように楽しみながら次々と植えていた。 午前中は、 ふるさと海浜公園で体験学習が行われた。
宮古新報

【多良間】
沖縄離島体験交流促進事業として今帰仁村立天底小学校の5年生23人が1日から、 多良間村を訪れている。
児童たちは村内で民泊をしながら多良間小との交流や授業への参加をはじめ農業、 追い込み漁の体験、 自然観察などを行っている。
多良間島に到着した児童達の入村式が午後4時から空港で行われ、 伊良皆光夫村長が 「今帰仁には山がたくさんあると思うが、 多良間にはひとつもなく平坦な島。
皆さんの住む地域との違いを色々と体験してほしい。
海も温かくてまだ泳げるので楽しんでほしい。
多良間の言葉も友だちから習い、 今帰仁の言葉も教え合ってほしい。 短い間だが大いに交流を深めてほしい」 と歓迎した。
多良間小学校の宮城隆校長は 「期間中は明るく楽しく友だちを作り、 思い出づくりに積極的に取り組んでほしい。 多良間に来て本当に良かったと思ってもらえれば嬉しい」 と期待を寄せた。 天底小を代表して玉城志琉くんが 「2泊3日と短い間に色々な体験をしたい」 と意欲を見せた。
2日は午後2時から、 字塩川の富盛玄三さんのほ場でサトウキビの夏植えが行われた。 天底小でも黒糖作り体験学習に取り組んでおり、 児童たちは慣れた手つきでサトウキビの苗を競争するように楽しみながら次々と植えていた。 午前中は、 ふるさと海浜公園で体験学習が行われた。
宮古新報
2013-10-02
斬新な舞台に沸く 歌たい舞うたい (沖縄舞台)
斬新な舞台に沸く 歌たい舞うたい
結成10年、節目飾る

フィナーレで群舞を見せる「歌たい舞うたい」の立方たち
=9月23日、沖縄市民小劇場あしびなー
中部を中心に活動する若手の琉球芸能家集団「歌たい舞うたい」の公演「歌たい舞うたい コザの街」が9月21~23日、沖縄市民小劇場あしびなーで行われた。
「歌たい―」がホームグラウンドのコザで公演するのは3年ぶり。あしびなー15周年記念事業の一環で、「歌たい―」結成10年の節目とも重なった。
伝統に根差しつつ、遊び心あふれるアレンジを加えた舞踊や創作歌舞劇を披露。見る側も演じる側も「琉球芸能は楽しい」と再確認できる舞台を繰り広げた。
21、23日の幕開けは新作の「歌たい舞うたい口説」(作詞 高宮城実人、作曲 花城英樹、振付 呉屋かなめ)。
ロック調のリズミカルな三線に乗せて、威勢良くげたを踏み鳴らす。
ファンへの感謝を込めた歌詞に、舞台に対する誠実な姿勢がにじんだ。阿嘉修と新垣麻里子の「柳」は、阿嘉が古典女踊を男女の打組踊にアレンジした。斬新なアイデアだが、もう少し双方の掛け合いが見たかった。「加那よー天川」は阿嘉と呉屋の名コンビが踊った。最初は阿嘉が男役、呉屋が女役だったが、途中から衣装を早変わりして入れ替わり、会場を沸かせた。
21日の歌舞劇「歌たい舞うたいコザの街’13」(脚本・演出 嘉数道彦、音楽構成 花城英樹、振付・構成 阿嘉、呉屋)は、「スナック歌たい舞うたい」の面接にくせ者ぞろいの女たちが訪れる。阿嘉演じる和服にサングラスの県系4世、ヤギ・ジェニファー・ウシは、年齢を聞かれても「24歳から上がらない」と強気でとぼけ続ける。
23日は「ホストクラブ歌たい舞うたい」が舞台。
阿嘉は今度は震えが止まらないおじいさんホストに扮(ふん)し、芸達者ぶりを見せた。
二枚目や女形のイメージが強い東江裕吉は、なぜか一人だけヤマトグチを使うホストクラブの会計、樽金役で登場。電卓を手に踊りファンを喜ばせた。笑いだけでなく「浜千鳥」などの歌や踊りもしっかり聞かせ、基盤の芸能を大切にする思いも垣間見えた。
「舞台を見たことがない人も引き込もう」と始まった「歌たい―」。今回は発足時のメンバーより若い世代も出演した。
次の10年に向け、地道な積み重ねと新たな挑戦を期待したい。
その他の出演者は嘉数、花城、高宮城、宇座仁一、知花小百合、玉城匠、国場涼太、小嶺和佳子、松田香織、平良大、豊里美保、新垣礼乃、玉城和樹。
(伊佐尚記、宮城征彦)
琉球新報
結成10年、節目飾る

フィナーレで群舞を見せる「歌たい舞うたい」の立方たち
=9月23日、沖縄市民小劇場あしびなー
中部を中心に活動する若手の琉球芸能家集団「歌たい舞うたい」の公演「歌たい舞うたい コザの街」が9月21~23日、沖縄市民小劇場あしびなーで行われた。
「歌たい―」がホームグラウンドのコザで公演するのは3年ぶり。あしびなー15周年記念事業の一環で、「歌たい―」結成10年の節目とも重なった。
伝統に根差しつつ、遊び心あふれるアレンジを加えた舞踊や創作歌舞劇を披露。見る側も演じる側も「琉球芸能は楽しい」と再確認できる舞台を繰り広げた。
21、23日の幕開けは新作の「歌たい舞うたい口説」(作詞 高宮城実人、作曲 花城英樹、振付 呉屋かなめ)。
ロック調のリズミカルな三線に乗せて、威勢良くげたを踏み鳴らす。
ファンへの感謝を込めた歌詞に、舞台に対する誠実な姿勢がにじんだ。阿嘉修と新垣麻里子の「柳」は、阿嘉が古典女踊を男女の打組踊にアレンジした。斬新なアイデアだが、もう少し双方の掛け合いが見たかった。「加那よー天川」は阿嘉と呉屋の名コンビが踊った。最初は阿嘉が男役、呉屋が女役だったが、途中から衣装を早変わりして入れ替わり、会場を沸かせた。
21日の歌舞劇「歌たい舞うたいコザの街’13」(脚本・演出 嘉数道彦、音楽構成 花城英樹、振付・構成 阿嘉、呉屋)は、「スナック歌たい舞うたい」の面接にくせ者ぞろいの女たちが訪れる。阿嘉演じる和服にサングラスの県系4世、ヤギ・ジェニファー・ウシは、年齢を聞かれても「24歳から上がらない」と強気でとぼけ続ける。
23日は「ホストクラブ歌たい舞うたい」が舞台。
阿嘉は今度は震えが止まらないおじいさんホストに扮(ふん)し、芸達者ぶりを見せた。
二枚目や女形のイメージが強い東江裕吉は、なぜか一人だけヤマトグチを使うホストクラブの会計、樽金役で登場。電卓を手に踊りファンを喜ばせた。笑いだけでなく「浜千鳥」などの歌や踊りもしっかり聞かせ、基盤の芸能を大切にする思いも垣間見えた。
「舞台を見たことがない人も引き込もう」と始まった「歌たい―」。今回は発足時のメンバーより若い世代も出演した。
次の10年に向け、地道な積み重ねと新たな挑戦を期待したい。
その他の出演者は嘉数、花城、高宮城、宇座仁一、知花小百合、玉城匠、国場涼太、小嶺和佳子、松田香織、平良大、豊里美保、新垣礼乃、玉城和樹。
(伊佐尚記、宮城征彦)
琉球新報
心つかむ 劇団綾船「義理の兄妹」(沖縄芝居)
憎めぬ次良 心つかむ 劇団綾船「義理の兄妹」公演

仲良そうにする加那志(左端)と正雄(右から2人目)に嫉妬する次良(右端)=那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ
劇団綾船はこのほど、現代歌劇「義理の兄妹」(平安山英太郎作、平良進演出)を那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで上演した。
「とまりんフェスタ2013」の一環。血のつながらない妹・加那志(伊禮門綾)の気を引こうと悪戦苦闘する次良(金城真次)が、憎めないキャラクターで観客の心をつかんだ。
東前門の主(平良進)は、借金を抱えて身投げしようとする山木(宇座仁一)を助け、赤ん坊の加那志を預かる。やがて成長した加那志の元に絵描きの正雄(宮城茂雄)が現れ、恋仲になる。
金城がドタバタの喜劇で引っ張る一方、平良は滋味のあるせりふ回しで安定感をもたらした。
宮城演じる正雄はいたって真面目だが、ヤマトグチをしゃべるハイカラな役柄がどこかおかしい。
主に組踊で活躍する宮城だが、芝居ももっと見てみたいと感じた。伊禮門は加那志の飾らない魅力を自然に表現していた。
正雄と加那志は結婚を誓うが、実の兄妹であることが発覚する。正雄はあっさり加那志と次良に結婚を勧め、ハッピーエンドに。芝居らしいおおらかさがほほ笑ましかった。
琉球新報

仲良そうにする加那志(左端)と正雄(右から2人目)に嫉妬する次良(右端)=那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ
劇団綾船はこのほど、現代歌劇「義理の兄妹」(平安山英太郎作、平良進演出)を那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで上演した。
「とまりんフェスタ2013」の一環。血のつながらない妹・加那志(伊禮門綾)の気を引こうと悪戦苦闘する次良(金城真次)が、憎めないキャラクターで観客の心をつかんだ。
東前門の主(平良進)は、借金を抱えて身投げしようとする山木(宇座仁一)を助け、赤ん坊の加那志を預かる。やがて成長した加那志の元に絵描きの正雄(宮城茂雄)が現れ、恋仲になる。
金城がドタバタの喜劇で引っ張る一方、平良は滋味のあるせりふ回しで安定感をもたらした。
宮城演じる正雄はいたって真面目だが、ヤマトグチをしゃべるハイカラな役柄がどこかおかしい。
主に組踊で活躍する宮城だが、芝居ももっと見てみたいと感じた。伊禮門は加那志の飾らない魅力を自然に表現していた。
正雄と加那志は結婚を誓うが、実の兄妹であることが発覚する。正雄はあっさり加那志と次良に結婚を勧め、ハッピーエンドに。芝居らしいおおらかさがほほ笑ましかった。
琉球新報
アチコーコーで 「豆腐の日」(沖縄)
アチコーコーで健康印 きょう「豆腐の日」

丁寧で時間のかかる作業から生まれるアチコーコーの島豆腐
=9月27日、那覇市繁多川の瑞慶覧食品
10月2日は「豆腐の日」。県豆腐油揚商工組合(久高将勝理事長)がこの日を制定して20年を迎えた。
本土復帰に伴い、島豆腐は食品衛生法上“アチコーコー(熱々)”は良くないと水にさらすよう義務付けられたが、関係者の尽力で“熱い豆腐”は守られた。
近年、食文化の多様化や原料値上がりが重なり、生産、消費ともに落ち込んでいる。島豆腐製造業者はそれでも負けじと、熱々、どっしりした島豆腐を日々、食卓に届けている。
創業65年、那覇市繁多川の瑞慶覧食品には毎朝、湯気と優しい豆乳の匂いがほかほかと立ち込める。
2代目の瑞慶覧長一代表(61)は「小さいころから豆腐に養ってもらった。今でもほとんど毎日食べている」と語る。
本土出荷は徐々に増えたが、県内向け生産はピーク時の3分の1に減った。経営は苦しいが、身近な食品だけに値段も上げにくい。毎日約150丁分を丁寧に仕上げる。
うるま市の赤野豆腐2代目、久高理事長(69)は「家庭料理を作る機会が減り、島豆腐の需要も減った。健康にも良くて一家だんらん、島豆腐の食卓を囲んでほしい」と話した。学校などで出張ゆし豆腐講座も行う。
問い合わせは同組合(電話)098(834)3403まで。
(石井恭子)
琉球新報

丁寧で時間のかかる作業から生まれるアチコーコーの島豆腐
=9月27日、那覇市繁多川の瑞慶覧食品
10月2日は「豆腐の日」。県豆腐油揚商工組合(久高将勝理事長)がこの日を制定して20年を迎えた。
本土復帰に伴い、島豆腐は食品衛生法上“アチコーコー(熱々)”は良くないと水にさらすよう義務付けられたが、関係者の尽力で“熱い豆腐”は守られた。
近年、食文化の多様化や原料値上がりが重なり、生産、消費ともに落ち込んでいる。島豆腐製造業者はそれでも負けじと、熱々、どっしりした島豆腐を日々、食卓に届けている。
創業65年、那覇市繁多川の瑞慶覧食品には毎朝、湯気と優しい豆乳の匂いがほかほかと立ち込める。
2代目の瑞慶覧長一代表(61)は「小さいころから豆腐に養ってもらった。今でもほとんど毎日食べている」と語る。
本土出荷は徐々に増えたが、県内向け生産はピーク時の3分の1に減った。経営は苦しいが、身近な食品だけに値段も上げにくい。毎日約150丁分を丁寧に仕上げる。
うるま市の赤野豆腐2代目、久高理事長(69)は「家庭料理を作る機会が減り、島豆腐の需要も減った。健康にも良くて一家だんらん、島豆腐の食卓を囲んでほしい」と話した。学校などで出張ゆし豆腐講座も行う。
問い合わせは同組合(電話)098(834)3403まで。
(石井恭子)
琉球新報
トライ選手の募集開始/来年30回大会(宮古島・沖縄)
トライ選手の募集開始/来年30回大会
下地市長「多数の参加期待」

多数の応募を呼び掛ける下地市長(左)と本村博昭競技委員長=1日、市役所平良庁舎
2014年4月20日に開催される「第30回全日本トライアスロン宮古島大会」の参加申し込み受付が始まった1日、大会長を務める下地敏彦市長らが市役所平良庁舎で会見を開き、多数の応募を呼び掛けた。30回目の記念大会では前回総合優勝のアントン・ブロックヒン選手(ウクライナ)など総合、女子の5位以上の選手らが招待選手となっている。
会見で下地市長は、大会史上初めてスイム競技を中止しバイアスロン大会に変更された今年の第29回大会について、「バイアスロン大会を経験したことで、ある意味、私たちには大会開催に向けたあらゆる条件が整ったと思っている」との考えを示した上で、30回大会に向け、「ぜひ多くの人に応募してもらい大会を盛り上げてほしい。多数の参加を期待している」と呼び掛けた。
参加申し込み期間は、郵送での応募が11月8日消印有効で応募先は宮古島トライアスロン実行委員会事務局(〒906-8501平良字西里186)。インターネットでの応募は11月29日までで、大会オフィシャルページ(http://www.miyako-net.ne.jp/~strong/)またはTRI-Xホームページ(http://www.tri-x.jp/)から申し込みできる。
定員は一般が1500人と「ワイドーチャリティー枠」20人(先着順)の計1520人。参加費は一般が3万3500円、「ワイドーチャリティー枠」は20万円。「ワイドーチャリティー枠」の通常参加費を除いたチャリティー分は大会運営費やスイムレスキューの人材育成費などへの充当を予定している。
30回大会へ招待を予定しているのは、上位招待選手では前回大会総合優勝のブロックヒン選手や同女子優勝のベアテ・ゴエーツ選手(ドイツ)ら総合と女子の上位5位までの選手。県内招待選手は県3位の菅沼伸哉選手と県女子1位の久保田文選手。国内友好大会優待選手としては鳥取の「皆生トライアスロン大会」と新潟の「佐渡国際トライアスロン大会」から各1人、福島の「うつくしまトライアスロンinあいず」からは8人となっている。
会見では、大会公式ポスターデザインの募集要項も発表。募集期間は12月27日まで。1月中旬に審査を行い、同下旬に発表を予定している。
大会参加申し込み、ポスターデザイン募集などに関する
問い合わせはトライアスロン実行委員会事務局
(電話73・1046)まで。
.宮古毎日新聞
下地市長「多数の参加期待」

多数の応募を呼び掛ける下地市長(左)と本村博昭競技委員長=1日、市役所平良庁舎
2014年4月20日に開催される「第30回全日本トライアスロン宮古島大会」の参加申し込み受付が始まった1日、大会長を務める下地敏彦市長らが市役所平良庁舎で会見を開き、多数の応募を呼び掛けた。30回目の記念大会では前回総合優勝のアントン・ブロックヒン選手(ウクライナ)など総合、女子の5位以上の選手らが招待選手となっている。
会見で下地市長は、大会史上初めてスイム競技を中止しバイアスロン大会に変更された今年の第29回大会について、「バイアスロン大会を経験したことで、ある意味、私たちには大会開催に向けたあらゆる条件が整ったと思っている」との考えを示した上で、30回大会に向け、「ぜひ多くの人に応募してもらい大会を盛り上げてほしい。多数の参加を期待している」と呼び掛けた。
参加申し込み期間は、郵送での応募が11月8日消印有効で応募先は宮古島トライアスロン実行委員会事務局(〒906-8501平良字西里186)。インターネットでの応募は11月29日までで、大会オフィシャルページ(http://www.miyako-net.ne.jp/~strong/)またはTRI-Xホームページ(http://www.tri-x.jp/)から申し込みできる。
定員は一般が1500人と「ワイドーチャリティー枠」20人(先着順)の計1520人。参加費は一般が3万3500円、「ワイドーチャリティー枠」は20万円。「ワイドーチャリティー枠」の通常参加費を除いたチャリティー分は大会運営費やスイムレスキューの人材育成費などへの充当を予定している。
30回大会へ招待を予定しているのは、上位招待選手では前回大会総合優勝のブロックヒン選手や同女子優勝のベアテ・ゴエーツ選手(ドイツ)ら総合と女子の上位5位までの選手。県内招待選手は県3位の菅沼伸哉選手と県女子1位の久保田文選手。国内友好大会優待選手としては鳥取の「皆生トライアスロン大会」と新潟の「佐渡国際トライアスロン大会」から各1人、福島の「うつくしまトライアスロンinあいず」からは8人となっている。
会見では、大会公式ポスターデザインの募集要項も発表。募集期間は12月27日まで。1月中旬に審査を行い、同下旬に発表を予定している。
大会参加申し込み、ポスターデザイン募集などに関する
問い合わせはトライアスロン実行委員会事務局
(電話73・1046)まで。
.宮古毎日新聞
さるかの会秋の民泊がスタート(宮古島・沖縄)
高校生316人を受け入れ/さるかの会秋の民泊がスタート

316人の生徒が来島し民泊の受け入れ農家と対面した
=1日、城辺公民館前
大阪府立吹田東高校の2年生316人が1日、修学旅行のため来島した。ぐすくべグリーンツーリズムさるかの会の57農家が2泊の日程で受け入れる。さるかの会は今年度、22校5800人を民泊で受け入れる。
吹田東高校の生徒は午後に到着。城辺公民館前で行われた入島式に参加して受け入れ農家と対面した。
農家を代表して根間克則さんが同校の生徒たちを歓迎し、宮古島での民泊を通して思い出に残る修学旅行になるよう促した。
同校が宮古島で修学旅行を行うのは2回目。生徒たちは、前回訪れた生徒たちから民泊や宮古島の話を聞くなどしているため、今回の民泊修学旅行を楽しみにしているという。
受け入れに対し、さるかの会事務局は「今回の生徒たちは、農家民泊をとても楽しみにしている。そんな子どもたちのためにも、受け入れ農家としては新しいメニューを提供するなどしてマンネリ化を防ぎ、子どもたちを楽しませたい」などとしている。
.宮古毎日新聞

316人の生徒が来島し民泊の受け入れ農家と対面した
=1日、城辺公民館前
大阪府立吹田東高校の2年生316人が1日、修学旅行のため来島した。ぐすくべグリーンツーリズムさるかの会の57農家が2泊の日程で受け入れる。さるかの会は今年度、22校5800人を民泊で受け入れる。
吹田東高校の生徒は午後に到着。城辺公民館前で行われた入島式に参加して受け入れ農家と対面した。
農家を代表して根間克則さんが同校の生徒たちを歓迎し、宮古島での民泊を通して思い出に残る修学旅行になるよう促した。
同校が宮古島で修学旅行を行うのは2回目。生徒たちは、前回訪れた生徒たちから民泊や宮古島の話を聞くなどしているため、今回の民泊修学旅行を楽しみにしているという。
受け入れに対し、さるかの会事務局は「今回の生徒たちは、農家民泊をとても楽しみにしている。そんな子どもたちのためにも、受け入れ農家としては新しいメニューを提供するなどしてマンネリ化を防ぎ、子どもたちを楽しませたい」などとしている。
.宮古毎日新聞
2013-10-01
平和創造展示始まる 本紙カメラマン山城博明氏(OKINAWA)
平和創造展示始まる 本紙カメラマン山城博明氏
の作品79点 読谷村役場

写真を撮った当時の様子などを解説する山城博明氏
=1日午前、読谷村役場1階ロビー
【読谷】
米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが沖縄に強行配備されてから1年を迎えた1日、読谷村役場1階ロビーで「第26回平和創造展 オスプレイ強行配備から1年。~復帰後の基地被害を振り返る~」(主催・読谷村、共催・琉球新報社)が開幕した。25日まで。
琉球新報社写真映像部カメラマンの山城博明氏が写した大型写真など、迫力ある79作品が並ぶ。
読谷村出身で、復帰後初の知事を務めた屋良朝苗氏や、米軍ヘリ沖国大墜落事故、オスプレイの普天間飛来を写した作品なども、新聞記事とともに展示している。
開幕式で石嶺伝実読谷村長は「時代に翻弄(ほんろう)され続ける沖縄のこれまでとこれからを、報道カメラマンの視点を通して考えたい」と話し、多くの来場を呼びかけた。
入場無料。土、日曜と14日は休み。問い合わせは読谷村役場企画財政課、電話098(982)9205。
【琉球新報電子版】
の作品79点 読谷村役場

写真を撮った当時の様子などを解説する山城博明氏
=1日午前、読谷村役場1階ロビー
【読谷】
米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが沖縄に強行配備されてから1年を迎えた1日、読谷村役場1階ロビーで「第26回平和創造展 オスプレイ強行配備から1年。~復帰後の基地被害を振り返る~」(主催・読谷村、共催・琉球新報社)が開幕した。25日まで。
琉球新報社写真映像部カメラマンの山城博明氏が写した大型写真など、迫力ある79作品が並ぶ。
読谷村出身で、復帰後初の知事を務めた屋良朝苗氏や、米軍ヘリ沖国大墜落事故、オスプレイの普天間飛来を写した作品なども、新聞記事とともに展示している。
開幕式で石嶺伝実読谷村長は「時代に翻弄(ほんろう)され続ける沖縄のこれまでとこれからを、報道カメラマンの視点を通して考えたい」と話し、多くの来場を呼びかけた。
入場無料。土、日曜と14日は休み。問い合わせは読谷村役場企画財政課、電話098(982)9205。
【琉球新報電子版】
ノグチゲラ 4年ぶりに確認、(名護岳・沖縄)
名護岳にノグチゲラ 4年ぶりに確認、分布拡大に期待

4年ぶりに名護市に姿を現したノグチゲラの雄
=9月28日午前8時10分ごろ、名護市の名護岳
(渡久地豊氏撮影)
【名護】
国指定特別天然記念物で絶滅危惧種のノグチゲラの雄1羽が9月28日午前、4年1カ月ぶりに名護市の名護岳で確認された。ノグチゲラは国頭村や大宜味村などの一部で生息しているが、名護市内で確認されることは極めてまれ。沖縄野鳥の会の山城正邦会長は「沖縄の豊かな自然を象徴するノグチゲラの分布域が拡大することを期待したい」と語った。
ノグチゲラの姿は、渡久地豊屋我地鳥獣保護区管理員が28日に確認した。コツコツと木をつつく音がした後、姿を現したという。渡久地管理員の元には、8月から目撃情報が寄せられていた。
ノグチゲラは環境省レッドデータブックで、絶滅危惧1A類(ごく近い将来に絶滅の危険性が極めて高い)に分類されている。渡久地管理員によると、1980年までは名護市多野岳などで確認されていたという。
渡久地管理員は今後、名護博物館と連携し、名護岳にいる
ノグチゲラの観察調査を進めていくという。
目撃情報は同博物館まで。
(電話)0980(53)1342。
琉球新報

4年ぶりに名護市に姿を現したノグチゲラの雄
=9月28日午前8時10分ごろ、名護市の名護岳
(渡久地豊氏撮影)
【名護】
国指定特別天然記念物で絶滅危惧種のノグチゲラの雄1羽が9月28日午前、4年1カ月ぶりに名護市の名護岳で確認された。ノグチゲラは国頭村や大宜味村などの一部で生息しているが、名護市内で確認されることは極めてまれ。沖縄野鳥の会の山城正邦会長は「沖縄の豊かな自然を象徴するノグチゲラの分布域が拡大することを期待したい」と語った。
ノグチゲラの姿は、渡久地豊屋我地鳥獣保護区管理員が28日に確認した。コツコツと木をつつく音がした後、姿を現したという。渡久地管理員の元には、8月から目撃情報が寄せられていた。
ノグチゲラは環境省レッドデータブックで、絶滅危惧1A類(ごく近い将来に絶滅の危険性が極めて高い)に分類されている。渡久地管理員によると、1980年までは名護市多野岳などで確認されていたという。
渡久地管理員は今後、名護博物館と連携し、名護岳にいる
ノグチゲラの観察調査を進めていくという。
目撃情報は同博物館まで。
(電話)0980(53)1342。
琉球新報
モンパチフェス豪華顔触れ 5・6日ヨミタンリゾート(OKINAWA)
モンパチフェス豪華顔触れ 5・6日ヨミタンリゾート

主催の野外フェスへの来場を呼び掛けるモンゴル800
=那覇市・沖縄タイムス社
モンゴル800による音楽フェスティバル「ワット・ア・ワンダフルワールド!!13」が5、6の両日、読谷村のヨミタンリゾート沖縄特設会場で開かれる。
2年に1度のフェスティバルで今回で3回目。モンパチの呼び掛けに賛同した常連アーティストから初出演のバンドまで、約25組が出演する。
ビギンやかりゆし58など県内人気バンドのほか、小田和正、鈴木雅之、パフィー、ドラゴンアッシュ、サンボマスターなど有名アーティストが顔をそろえる。加山雄三も琉球キングバンドとともに参加する。
ことし結成15年の節目を迎えたモンパチのボーカル、キヨサクは「15年の歩みに賛同して、ゆかりあるアーティストが参加してくれてうれしい」と話す。
会場の装飾用の旗を手作りしているギターのタカシは「手作り感あふれる雰囲気を大事にしたい」。ドラムのサトシは「これだけ豪華なメンツが見られることはめったにない。2年に1度のお祭りにぜひ遊びに来てほしい」と呼び掛けた。
両日とも開演は午後1時。
チケットは1日券が7800円、当日8300円。
2日通し券は1万5千円。問い合わせはPMエージェンシー、
電話098(898)1331。
沖縄タイムス

主催の野外フェスへの来場を呼び掛けるモンゴル800
=那覇市・沖縄タイムス社
モンゴル800による音楽フェスティバル「ワット・ア・ワンダフルワールド!!13」が5、6の両日、読谷村のヨミタンリゾート沖縄特設会場で開かれる。
2年に1度のフェスティバルで今回で3回目。モンパチの呼び掛けに賛同した常連アーティストから初出演のバンドまで、約25組が出演する。
ビギンやかりゆし58など県内人気バンドのほか、小田和正、鈴木雅之、パフィー、ドラゴンアッシュ、サンボマスターなど有名アーティストが顔をそろえる。加山雄三も琉球キングバンドとともに参加する。
ことし結成15年の節目を迎えたモンパチのボーカル、キヨサクは「15年の歩みに賛同して、ゆかりあるアーティストが参加してくれてうれしい」と話す。
会場の装飾用の旗を手作りしているギターのタカシは「手作り感あふれる雰囲気を大事にしたい」。ドラムのサトシは「これだけ豪華なメンツが見られることはめったにない。2年に1度のお祭りにぜひ遊びに来てほしい」と呼び掛けた。
両日とも開演は午後1時。
チケットは1日券が7800円、当日8300円。
2日通し券は1万5千円。問い合わせはPMエージェンシー、
電話098(898)1331。
沖縄タイムス
第35回県少年の主張大会 最優秀賞(沖縄)
金城瑞季さん、最優秀賞 第35回県少年の主張大会

県少年の主張大会で最優秀賞を獲得し、笑顔を見せる金城瑞季さん(中央)=26日、与那国空港
【与那国】
25日に浦添市てだこホールで開かれた第35回県少年の主張大会(県青少年育成県民会議主催)で、八重山郡代表の与那国町立久部良中3年の金城瑞季(みずき)さんが最優秀賞を獲得した。26日に与那国空港に凱旋(がいせん)した金城さんを全校生徒が出迎え、快挙を祝った。
同大会には、市町村予選会で選出された12人の学生が出場した。金城さんは「つなぎ、つながる」の演題で、人間同士の関わりの大切さを訴えた。
金城さんは、テープと原稿審査で九州ブロック上位2人に入ると、11月10日に東京都国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される「少年の主張全国大会」に推薦される。
与那国空港で学校の仲間から盛大な出迎えを受けた金城さんは、「八重山地区大会の時よりもリラックスして発表できた」と大会を振り返った。「テーマは地域のつながり。最近、人との関わりが減ってきて、孤独を感じた時の体験談を話した」と語った。
八重山大会で金城さんの発表を聞いた町教育委員会関係者は「金城さんの生まれ育った久部良地区は、地域のつながりが強い。『つながり』の大切さや感謝の気持ちが伝わってきた作品だった」と話した。
(東濱リエ通信員)
琉球新報

県少年の主張大会で最優秀賞を獲得し、笑顔を見せる金城瑞季さん(中央)=26日、与那国空港
【与那国】
25日に浦添市てだこホールで開かれた第35回県少年の主張大会(県青少年育成県民会議主催)で、八重山郡代表の与那国町立久部良中3年の金城瑞季(みずき)さんが最優秀賞を獲得した。26日に与那国空港に凱旋(がいせん)した金城さんを全校生徒が出迎え、快挙を祝った。
同大会には、市町村予選会で選出された12人の学生が出場した。金城さんは「つなぎ、つながる」の演題で、人間同士の関わりの大切さを訴えた。
金城さんは、テープと原稿審査で九州ブロック上位2人に入ると、11月10日に東京都国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される「少年の主張全国大会」に推薦される。
与那国空港で学校の仲間から盛大な出迎えを受けた金城さんは、「八重山地区大会の時よりもリラックスして発表できた」と大会を振り返った。「テーマは地域のつながり。最近、人との関わりが減ってきて、孤独を感じた時の体験談を話した」と語った。
八重山大会で金城さんの発表を聞いた町教育委員会関係者は「金城さんの生まれ育った久部良地区は、地域のつながりが強い。『つながり』の大切さや感謝の気持ちが伝わってきた作品だった」と話した。
(東濱リエ通信員)
琉球新報
秋告げるヤモミ (八重山・沖縄)
秋告げるヤモミ 枝先に赤い実が鈴なり

赤く熟したヤモミの実。自然界に秋の訪れを告げている
=29日、石垣市登野城
シマヤマヒハツ(タカトウダイグサ科、方言名・ヤモミ)の実が赤く熟し、秋の訪れを告げている。枝先に数十個の緑黄色の実が群がるようになり、9月から12月にかけて赤く熟れた後、色が黒く
変わる。
直径約5㍉の熟した実は泡盛に漬け、「ヤモミ酒」にして飲む左党も。
民家の庭の緑化木としても広く愛され、盆栽愛好家の間では人気の樹種の一つだ。
一方、9月もきょうで終わり。日没も早くなり、午後7時を回るころ、辺りはもう薄暗い。残暑はまだ厳しいが、最高気温が30度を割るのもそろそろ。秋は刻一刻、近づいている。
八重山毎日新聞

赤く熟したヤモミの実。自然界に秋の訪れを告げている
=29日、石垣市登野城
シマヤマヒハツ(タカトウダイグサ科、方言名・ヤモミ)の実が赤く熟し、秋の訪れを告げている。枝先に数十個の緑黄色の実が群がるようになり、9月から12月にかけて赤く熟れた後、色が黒く
変わる。
直径約5㍉の熟した実は泡盛に漬け、「ヤモミ酒」にして飲む左党も。
民家の庭の緑化木としても広く愛され、盆栽愛好家の間では人気の樹種の一つだ。
一方、9月もきょうで終わり。日没も早くなり、午後7時を回るころ、辺りはもう薄暗い。残暑はまだ厳しいが、最高気温が30度を割るのもそろそろ。秋は刻一刻、近づいている。
八重山毎日新聞