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2013-01-16
強烈な個性放つ (沖縄)
強烈な個性放つ リュウキュウウマノスズクサ2013年1月16日 Tweet
リュウキュウウマノスズクサ
【名護】
初めてこの花を見た人は「何これ」と驚く。これほど強烈な個性を放つ花も少ない。リュウキュウウマノスズクサだ。
名護市や本部町などの山林の縁や山裾などで見られる常緑つる性低木。花はがくが筒型。V字に曲がって花弁状になっている。緑黄色に暗紫色の筋がはっきり見える。径2センチほどで実に特異な花だ。
果実の形が馬の首にかける鈴に似ていることから付けられたようだ。葉はハート形で表面はつやがあり裏は白っぽい。アルカロイド系の有毒性物質が含まれているが、ジャコウアゲハやベニモンアゲハの幼虫の食草である。
分布は奄美大島以南の琉球列島。方言でマルバーカンダ。
(幸地光男通信員)
琉球新報

リュウキュウウマノスズクサ
【名護】
初めてこの花を見た人は「何これ」と驚く。これほど強烈な個性を放つ花も少ない。リュウキュウウマノスズクサだ。
名護市や本部町などの山林の縁や山裾などで見られる常緑つる性低木。花はがくが筒型。V字に曲がって花弁状になっている。緑黄色に暗紫色の筋がはっきり見える。径2センチほどで実に特異な花だ。
果実の形が馬の首にかける鈴に似ていることから付けられたようだ。葉はハート形で表面はつやがあり裏は白っぽい。アルカロイド系の有毒性物質が含まれているが、ジャコウアゲハやベニモンアゲハの幼虫の食草である。
分布は奄美大島以南の琉球列島。方言でマルバーカンダ。
(幸地光男通信員)
琉球新報
伝える沖縄文化 高校生らアジアへ(OKINAWA)
伝える沖縄文化 高校生らアジアへTweet

県内高校生が、アジアで現地の高校生と芸術交流する県教育委員会の派遣事業の壮行会が15日、県庁であった=写真。
30校から計約70人が参加。出発に向けて決意を新たにし、音楽や郷土芸能など日ごろの練習の成果を披露した。
第1陣は2月4日から6泊7日でシンガポールへ、第2陣は3月17日から4泊5日で中国で活動。現地の高校で歴史や風土を学んだり、沖縄の文化芸能を披露する。
郷土芸能部門に参加する首里高2年の比嘉優華さんは「沖縄の伝統芸能のすばらしさをシンガポールの方に伝え、好きになってもらいたい」と抱負を語った。
県教委は、これまで毎年10人程度を対象に実施してきた「高校生国際文化交流派遣事業」に加え、本年度から一括交付金を活用し内容を拡充した派遣事業を新設した。
沖縄タイムス

県内高校生が、アジアで現地の高校生と芸術交流する県教育委員会の派遣事業の壮行会が15日、県庁であった=写真。
30校から計約70人が参加。出発に向けて決意を新たにし、音楽や郷土芸能など日ごろの練習の成果を披露した。
第1陣は2月4日から6泊7日でシンガポールへ、第2陣は3月17日から4泊5日で中国で活動。現地の高校で歴史や風土を学んだり、沖縄の文化芸能を披露する。
郷土芸能部門に参加する首里高2年の比嘉優華さんは「沖縄の伝統芸能のすばらしさをシンガポールの方に伝え、好きになってもらいたい」と抱負を語った。
県教委は、これまで毎年10人程度を対象に実施してきた「高校生国際文化交流派遣事業」に加え、本年度から一括交付金を活用し内容を拡充した派遣事業を新設した。
沖縄タイムス
沖縄問題核心突く授業 (大阪・縄手東小・OKINAWA)
沖縄問題核心突く授業 大阪・縄手東小Tweet

風船やたこ揚げの合法性について話し合う縄手東小の6年生。
2月には1人4千字の「卒論」を提出して締めくくる。
後方は澁谷教諭=昨年12月14日、大阪府東大阪市
オスプレイの配備に象徴される沖縄の過重な基地負担や歴史を、大阪府東大阪市の縄手東小学校の6年担任、澁谷(しぶたに)友和教諭(36)が「大人並み」に濃密な総合学習の授業で伝えている。危険なヘリの飛行を止めようと米軍普天間飛行場周辺で県民が続ける風船揚げなど直近の動きも題材に。
児童は沖縄問題の核心を突く授業を通し、大人たちが素通りしがちな、沖縄と本土の関係性を考えようとしている。
(新里健)
風船揚げを取り上げたのは昨年末。澁谷教諭は「米軍基地内に航空法は適用されないから違法にならない」という県民の声と沖縄防衛局の「控えてほしい」、防衛省の「米軍に影響を与えたら威力業務妨害」、米軍の「米連邦法違反で軍隊員と住民の安全を脅かす」という意見を紹介した。
児童は互いに話し合い、「日本の出来事だし日本の法律で考えればいい」「アメリカが口出しする必要ない」「防衛局と省の話が違うのは変」「住民の安全を脅かしているのは米軍の方」と活発に意見を出した。
澁谷教諭が授業で沖縄を扱い始めたのは6年前、沖縄を旅行して広い米軍基地に衝撃を受けてからだ。
授業は10月~2月の週2コマ。大阪在住の元ひめゆり学徒隊員を講師に招いたり、読谷村の古堅南小学校と児童同士が文通や動画電話で交流した。新聞記事も切り抜く。
5年目の本年度はジャーナリスト屋良朝博さん(50)の助言を受け「中国や朝鮮半島に近い」「訓練しやすい」「基地で経済が潤う」など国が強調する米海兵隊の沖縄駐留理由を授業で検証。日本と独伊の対米地位協定の違いも検討した。
岡秀道君(12)は「基地は各都道府県に1年ずつ、代わりばんこに置いたらどうか」、露崎菜月さん(12)は「こっちが基地を受け入れてないから沖縄が苦しんでる。差別って言われても仕方ないかも」。
澁谷教諭は「気づきが学ぶ意欲につながる。沖縄と完全に理解し合うのは難しいが、だからこそ私たち本土側が自分の足元で考えようとする姿勢が大事なのでは」と話す。
沖縄タイムス

風船やたこ揚げの合法性について話し合う縄手東小の6年生。
2月には1人4千字の「卒論」を提出して締めくくる。
後方は澁谷教諭=昨年12月14日、大阪府東大阪市
オスプレイの配備に象徴される沖縄の過重な基地負担や歴史を、大阪府東大阪市の縄手東小学校の6年担任、澁谷(しぶたに)友和教諭(36)が「大人並み」に濃密な総合学習の授業で伝えている。危険なヘリの飛行を止めようと米軍普天間飛行場周辺で県民が続ける風船揚げなど直近の動きも題材に。
児童は沖縄問題の核心を突く授業を通し、大人たちが素通りしがちな、沖縄と本土の関係性を考えようとしている。
(新里健)
風船揚げを取り上げたのは昨年末。澁谷教諭は「米軍基地内に航空法は適用されないから違法にならない」という県民の声と沖縄防衛局の「控えてほしい」、防衛省の「米軍に影響を与えたら威力業務妨害」、米軍の「米連邦法違反で軍隊員と住民の安全を脅かす」という意見を紹介した。
児童は互いに話し合い、「日本の出来事だし日本の法律で考えればいい」「アメリカが口出しする必要ない」「防衛局と省の話が違うのは変」「住民の安全を脅かしているのは米軍の方」と活発に意見を出した。
澁谷教諭が授業で沖縄を扱い始めたのは6年前、沖縄を旅行して広い米軍基地に衝撃を受けてからだ。
授業は10月~2月の週2コマ。大阪在住の元ひめゆり学徒隊員を講師に招いたり、読谷村の古堅南小学校と児童同士が文通や動画電話で交流した。新聞記事も切り抜く。
5年目の本年度はジャーナリスト屋良朝博さん(50)の助言を受け「中国や朝鮮半島に近い」「訓練しやすい」「基地で経済が潤う」など国が強調する米海兵隊の沖縄駐留理由を授業で検証。日本と独伊の対米地位協定の違いも検討した。
岡秀道君(12)は「基地は各都道府県に1年ずつ、代わりばんこに置いたらどうか」、露崎菜月さん(12)は「こっちが基地を受け入れてないから沖縄が苦しんでる。差別って言われても仕方ないかも」。
澁谷教諭は「気づきが学ぶ意欲につながる。沖縄と完全に理解し合うのは難しいが、だからこそ私たち本土側が自分の足元で考えようとする姿勢が大事なのでは」と話す。
沖縄タイムス
危険性「1日も早く除去したい」 (OKINAWA)
小野寺防衛相が普天間視察
危険性「1日も早く除去したい」

【宜野湾】
15日夜に沖縄入りした小野寺五典防衛相は16日午前、宜野湾市の嘉数高台公園から米軍普天間飛行場を視察した。
小野寺防衛相は佐喜真淳宜野湾市長から説明を受けながら、双眼鏡も使いMV22オスプレイの様子や基地周辺の住宅地などの位置関係を確認した。
「何度来ても、この基地の危険性は沖縄の皆さんの心配されるその通りだと思う」と述べた上で「宜野湾市の中心の一等地でもあり、住宅密集地でもある。
1日も早く普天間の危険性を除去したい」と話した。
琉球新報
危険性「1日も早く除去したい」

【宜野湾】
15日夜に沖縄入りした小野寺五典防衛相は16日午前、宜野湾市の嘉数高台公園から米軍普天間飛行場を視察した。
小野寺防衛相は佐喜真淳宜野湾市長から説明を受けながら、双眼鏡も使いMV22オスプレイの様子や基地周辺の住宅地などの位置関係を確認した。
「何度来ても、この基地の危険性は沖縄の皆さんの心配されるその通りだと思う」と述べた上で「宜野湾市の中心の一等地でもあり、住宅密集地でもある。
1日も早く普天間の危険性を除去したい」と話した。
琉球新報
紅型柄の三線 人気上々(沖縄)
紅型柄の三線 ネット販売人気上々Tweet

制作した紅型のカラフルな布を張った三線を手にする大城さん
=与那原町与那原の大栄工芸
【与那原】
町与那原の大城安栄さん(70)は、蛇皮に替わり紅型柄などの布を張る個性的な三線をネットで販売して人気を呼んでいる。
現在、販売先の約9割は本土というが、大城さんは「沖縄の人にこそ、使ってほしい」とアピールする。
大城さんは高校を卒業後、県内の銀行などで財務畑を歩んだ。2001年に県シルバー人材センター連合のシニアワークプログラムで「木工職人講習」を受講、三線制作の技能を習得した。
その後も先輩の三線制作者に教えを請いつつ制作・研究を重ね、06年ごろ「より普及を図りたい」と蛇皮の替わりに紅型柄の布を張る「美しい三線」を思いついた。
08年に三線制作・修理の大栄工芸を設立、制作をより本格化させた。
ネット上の販売では、贈り物に活用されるなど好評で、現在は年間約100丁制作するうち、50から60丁が紅型柄という。紅型本来の手法も勉強中で、近々、紅型からオリジナルの三線も制作する予定だ。
ほかにも母親の形見として持ち込まれた布を張ったり、風呂敷、首里城の柄、米軍のパラシュートを使ったりなど、要望に応じて工夫を加えつつ、制作している。
大城さんは「いい音が出ると思う。踊りを踊るときなど、子どもたちにも使ってほしい」と期待している。
問い合わせは大城さん、電話090(4985)8681。
沖縄タイムス

制作した紅型のカラフルな布を張った三線を手にする大城さん
=与那原町与那原の大栄工芸
【与那原】
町与那原の大城安栄さん(70)は、蛇皮に替わり紅型柄などの布を張る個性的な三線をネットで販売して人気を呼んでいる。
現在、販売先の約9割は本土というが、大城さんは「沖縄の人にこそ、使ってほしい」とアピールする。
大城さんは高校を卒業後、県内の銀行などで財務畑を歩んだ。2001年に県シルバー人材センター連合のシニアワークプログラムで「木工職人講習」を受講、三線制作の技能を習得した。
その後も先輩の三線制作者に教えを請いつつ制作・研究を重ね、06年ごろ「より普及を図りたい」と蛇皮の替わりに紅型柄の布を張る「美しい三線」を思いついた。
08年に三線制作・修理の大栄工芸を設立、制作をより本格化させた。
ネット上の販売では、贈り物に活用されるなど好評で、現在は年間約100丁制作するうち、50から60丁が紅型柄という。紅型本来の手法も勉強中で、近々、紅型からオリジナルの三線も制作する予定だ。
ほかにも母親の形見として持ち込まれた布を張ったり、風呂敷、首里城の柄、米軍のパラシュートを使ったりなど、要望に応じて工夫を加えつつ、制作している。
大城さんは「いい音が出ると思う。踊りを踊るときなど、子どもたちにも使ってほしい」と期待している。
問い合わせは大城さん、電話090(4985)8681。
沖縄タイムス
古蔵小、九州ミニバスケ優勝 (OKINAWA)
古蔵小、九州ミニバスケ優勝

九州大会を初制覇した古蔵小のメンバー
=佐賀県総合体育館
ミニバスケットボールの第33回全九州大会最終日は14日、佐賀県総合体育館で行われ、男子決勝で古蔵が、42-25で志佐(長崎)を下して初優勝を飾った。
前田、リング下活躍
練習通り「楽しかった」
男子決勝は、県1位代表の古蔵小が高さを生かした攻撃で、志佐小(長崎1位)を圧倒。42-25で勝ち、九州初制覇を果たした。
2点リードで始まった第2Q、古蔵は175センチの前田海斗を中心に攻撃が爆発した。大会1の長身・前田に、リング下でボールを集めて得点を重ね、守っては與那弘基を中心に粘り、このQだけで12点差にリードを広げ大勢を決めた。
攻撃を引っ張った前田は「練習通りのプレーができ、楽しかった」と納得のようす。
三宅千恵子監督は「体格に恵まれている子が多いチームだが、速さのあるチームに対する守備が今後の課題」と引き締める。
3月28日からは、全国大会も控える。與那は「しっかりと腰を落として守りたい」と意気込み、仲間太祐主将は「チームで一つにまとまって優勝を狙いたい」と力を込めた。
沖縄タイムス

九州大会を初制覇した古蔵小のメンバー
=佐賀県総合体育館
ミニバスケットボールの第33回全九州大会最終日は14日、佐賀県総合体育館で行われ、男子決勝で古蔵が、42-25で志佐(長崎)を下して初優勝を飾った。
前田、リング下活躍
練習通り「楽しかった」
男子決勝は、県1位代表の古蔵小が高さを生かした攻撃で、志佐小(長崎1位)を圧倒。42-25で勝ち、九州初制覇を果たした。
2点リードで始まった第2Q、古蔵は175センチの前田海斗を中心に攻撃が爆発した。大会1の長身・前田に、リング下でボールを集めて得点を重ね、守っては與那弘基を中心に粘り、このQだけで12点差にリードを広げ大勢を決めた。
攻撃を引っ張った前田は「練習通りのプレーができ、楽しかった」と納得のようす。
三宅千恵子監督は「体格に恵まれている子が多いチームだが、速さのあるチームに対する守備が今後の課題」と引き締める。
3月28日からは、全国大会も控える。與那は「しっかりと腰を落として守りたい」と意気込み、仲間太祐主将は「チームで一つにまとまって優勝を狙いたい」と力を込めた。
沖縄タイムス