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2013-04-30
マブヤー登場 ドクターヘリPR(久米島・沖縄)
マブヤー久米島に登場 ドクターヘリPR

県ドクターヘリを前に琉神マブヤと触れ合う子どもたち
=久米島病院ヘリポート
【久米島】県ドクターヘリ「命どぅ宝」ふれ合いイベントが27日、久米島病院ヘリポートで行われ、親子ら300人が楽しんだ。
県ドクターヘリで登場した琉神マブヤーが島の子どもたちとマブヤーダンスや親子記念撮影会を行い、島の子どもたちを感動させた。
浦添総合病院(地域医療支援病院ドクターヘリ基地病院)救命救急センター総合診療部の葵佳宏医長は「離島では初イベント。最後のとりでとしてある久米島病院で『何か起きた時に』安心して県ドクターヘリの搬送体制があることを多くの人に知ってもらいたい」とあいさつした。
平良朝幸町長も駆け付け、浦添総合病院へき地救急医療に感謝を表し、同病院の八木正晴救命救急センター長に感謝状を贈呈した。久米島消防本部も救急救命講座を開き、多くの町民らが学んだ。
(比嘉正明通信員)
沖縄タイムス

県ドクターヘリを前に琉神マブヤと触れ合う子どもたち
=久米島病院ヘリポート
【久米島】県ドクターヘリ「命どぅ宝」ふれ合いイベントが27日、久米島病院ヘリポートで行われ、親子ら300人が楽しんだ。
県ドクターヘリで登場した琉神マブヤーが島の子どもたちとマブヤーダンスや親子記念撮影会を行い、島の子どもたちを感動させた。
浦添総合病院(地域医療支援病院ドクターヘリ基地病院)救命救急センター総合診療部の葵佳宏医長は「離島では初イベント。最後のとりでとしてある久米島病院で『何か起きた時に』安心して県ドクターヘリの搬送体制があることを多くの人に知ってもらいたい」とあいさつした。
平良朝幸町長も駆け付け、浦添総合病院へき地救急医療に感謝を表し、同病院の八木正晴救命救急センター長に感謝状を贈呈した。久米島消防本部も救急救命講座を開き、多くの町民らが学んだ。
(比嘉正明通信員)
沖縄タイムス
カツオのぼり悠々と (本部・渡久地港・沖縄)
カツオのぼり62匹悠々と 本部・渡久地港

子どもたちが見上げる中、悠々と泳ぐカツオのぼり
=27日、本部町渡久地港プロムナード
【本部】
子どもの日を前に本部町渡久地港プロムナードで27日、恒例のカツオのぼりが掲揚された。12回目となる今回は最も多い62匹がプロムナード沿いと渡久地港をまたぐように掲げられている。5月4、5の両日は同会場で第1回カツオのぼりまつりも開かれる。
掲揚式には町内の子どもや商工会の関係者、高良文雄町長ら約100人が参加。子どもたちの手で大空に高々とカツオのぼりが泳いだ。
カツオ漁が盛んな本部町では3月からが旬で5月が最もおいしい時期という。掲揚式ではカツオの刺し身やたたき、ハラコ(内臓)の天ぷらなどカツオ尽くしの料理が振る舞われた。
企画した町商工会青年部OB会の外間英治会長は「今回から会場も変えてカツオ、夕日、港の風景がいっぺんに楽しめる」と話した。
まつりは両日とも午前9~午後9時。カツオ料理の即売
のほか、子どもたちの舞台やコンサート、4日午後2時からは
先着100人に無料で刺し身が提供される。
流球新報

子どもたちが見上げる中、悠々と泳ぐカツオのぼり
=27日、本部町渡久地港プロムナード
【本部】
子どもの日を前に本部町渡久地港プロムナードで27日、恒例のカツオのぼりが掲揚された。12回目となる今回は最も多い62匹がプロムナード沿いと渡久地港をまたぐように掲げられている。5月4、5の両日は同会場で第1回カツオのぼりまつりも開かれる。
掲揚式には町内の子どもや商工会の関係者、高良文雄町長ら約100人が参加。子どもたちの手で大空に高々とカツオのぼりが泳いだ。
カツオ漁が盛んな本部町では3月からが旬で5月が最もおいしい時期という。掲揚式ではカツオの刺し身やたたき、ハラコ(内臓)の天ぷらなどカツオ尽くしの料理が振る舞われた。
企画した町商工会青年部OB会の外間英治会長は「今回から会場も変えてカツオ、夕日、港の風景がいっぺんに楽しめる」と話した。
まつりは両日とも午前9~午後9時。カツオ料理の即売
のほか、子どもたちの舞台やコンサート、4日午後2時からは
先着100人に無料で刺し身が提供される。
流球新報
「空手」「グスク」 跡利用構想 豊見城城址(OKINAWA)
「空手」「グスク」発信 豊見城城址 市が跡利用構想
市独自の構想を発表する宜保晴毅市長(中央)ら
=25日、豊見城市役所
【豊見城】
県立空手道会館(仮称)の建設が豊見城城址公園跡地に決定したことを受けて、豊見城市(宜保晴毅市長)は25日、独自でまとめた「豊見城城址跡地利用構想」を発表した。
全体を「グスク保全ゾーン」(約11・5ヘクタール)と「空手交流・活用ゾーン」(約6・5ヘクタール)に分け、「グスクの保全・活用」「空手道会館の整備」「県工芸会館(仮称)の誘致」を3本柱に整備を進める。
市議会の承認を経て、市長の諮問機関として7月にも有識者らによる豊見城城址文化観光資源活用検討委員会を立ち上げ、同構想について検討する。
同公園は岩崎産業(鹿児島市)が所有。2003年の休園後は営業再開されないまま現在に至っている。市は14年度内の開館を目指す県立空手道会館を中核に、豊見城グスクの城壁、城門の復元を含め公園跡地の整備を進めるため、市三役、担当課で構想策定に取り組んだ。
私有地のため文化財調査が行われていない現状にあり、整備にあたっては地権者の同意を得て、文化財調査に着手するとした。県とも協議しながら市や県で土地を取得する方向で、一括交付金での事業採択を目指す。
「歴史的雰囲気にあふれる『空手の総本山』の形成」「『伝統工芸文化』と『グスク、空手』の連携・発信」をコンセプトに、主要施設として空手道会館、グスクガイダンス施設、体験学習センター、民間宿泊施設、県工芸会館を想定。自然環境、歴史文化資源の保全などに配慮し、一括維持管理の枠組みを検討。検討委員会での協議に加え、市民の意見も反映していくとしている。
会見した宜保市長は「県工芸会館もぜひ誘致したい。県とも協議しながら10年以内に整備を図り、市の活性化を目指したい」と語った。
琉球新報

市独自の構想を発表する宜保晴毅市長(中央)ら
=25日、豊見城市役所
【豊見城】
県立空手道会館(仮称)の建設が豊見城城址公園跡地に決定したことを受けて、豊見城市(宜保晴毅市長)は25日、独自でまとめた「豊見城城址跡地利用構想」を発表した。
全体を「グスク保全ゾーン」(約11・5ヘクタール)と「空手交流・活用ゾーン」(約6・5ヘクタール)に分け、「グスクの保全・活用」「空手道会館の整備」「県工芸会館(仮称)の誘致」を3本柱に整備を進める。
市議会の承認を経て、市長の諮問機関として7月にも有識者らによる豊見城城址文化観光資源活用検討委員会を立ち上げ、同構想について検討する。
同公園は岩崎産業(鹿児島市)が所有。2003年の休園後は営業再開されないまま現在に至っている。市は14年度内の開館を目指す県立空手道会館を中核に、豊見城グスクの城壁、城門の復元を含め公園跡地の整備を進めるため、市三役、担当課で構想策定に取り組んだ。
私有地のため文化財調査が行われていない現状にあり、整備にあたっては地権者の同意を得て、文化財調査に着手するとした。県とも協議しながら市や県で土地を取得する方向で、一括交付金での事業採択を目指す。
「歴史的雰囲気にあふれる『空手の総本山』の形成」「『伝統工芸文化』と『グスク、空手』の連携・発信」をコンセプトに、主要施設として空手道会館、グスクガイダンス施設、体験学習センター、民間宿泊施設、県工芸会館を想定。自然環境、歴史文化資源の保全などに配慮し、一括維持管理の枠組みを検討。検討委員会での協議に加え、市民の意見も反映していくとしている。
会見した宜保市長は「県工芸会館もぜひ誘致したい。県とも協議しながら10年以内に整備を図り、市の活性化を目指したい」と語った。
琉球新報
琉球弧芸能祭 (八重山;沖縄)
格調高い演舞を披露 琉球弧芸能祭
琉舞と八重山舞踊共演
「三線の糸で結ぶ島々の琉球弧芸能祭~組踊、琉球舞踊と八重山舞踊の花舞台~」(同実行委員会主催)が27日夜、市民会館大ホールで開かれた。
芸能祭は互いの芸の垣根を越えて文化交流を行い、発展させようと企画された。
男性舞踊家「飛輪の会」(眞境名正憲会長)の会員19人をはじめ、八重山舞踊勤王流祥吉千代乃会宮城千代舞踊研究所の師匠ら8人の計27人が出演。
また、同研究所や野村流古典音楽保存会琉球箏曲保存会の会員16人が地謡を務め、芸能祭を盛り上げた。
舞台は厳かな「かぎやで風」で幕開け。「蔵ぬぱな節」「前ぬ渡節」「かしかき」「鳩間節」などの八重山舞踊に続き、一部の最後には組踊「万歳敵討」が披露された。
「万歳敵討」では、兄弟2人で父親の敵を討つまでの物語を出演者が格調高い演技で見せ、会場から盛んな拍手が送られた。
第二部は「麾(ぜい)」で始まり、「加那ヨー天川」「花風」「波平大主道行口説」「京太郎(ちょんだらー)」が次々に繰り広げられた。
会場を訪れた観客は出演者の優美で迫力ある演舞に大きな拍手を送り、多彩な芸をたんのうした。
八重山毎日新聞

琉舞と八重山舞踊共演
「三線の糸で結ぶ島々の琉球弧芸能祭~組踊、琉球舞踊と八重山舞踊の花舞台~」(同実行委員会主催)が27日夜、市民会館大ホールで開かれた。
芸能祭は互いの芸の垣根を越えて文化交流を行い、発展させようと企画された。
男性舞踊家「飛輪の会」(眞境名正憲会長)の会員19人をはじめ、八重山舞踊勤王流祥吉千代乃会宮城千代舞踊研究所の師匠ら8人の計27人が出演。
また、同研究所や野村流古典音楽保存会琉球箏曲保存会の会員16人が地謡を務め、芸能祭を盛り上げた。
舞台は厳かな「かぎやで風」で幕開け。「蔵ぬぱな節」「前ぬ渡節」「かしかき」「鳩間節」などの八重山舞踊に続き、一部の最後には組踊「万歳敵討」が披露された。
「万歳敵討」では、兄弟2人で父親の敵を討つまでの物語を出演者が格調高い演技で見せ、会場から盛んな拍手が送られた。
第二部は「麾(ぜい)」で始まり、「加那ヨー天川」「花風」「波平大主道行口説」「京太郎(ちょんだらー)」が次々に繰り広げられた。
会場を訪れた観客は出演者の優美で迫力ある演舞に大きな拍手を送り、多彩な芸をたんのうした。
八重山毎日新聞
2013-04-27
式典「暗黙の侮辱」 ガバン・マコーマック氏・OKINAWA
式典「暗黙の侮辱」 ガバン・マコーマック氏

政府の式典開催について「沖縄に対する暗黙の侮辱だ」
と批判したマコーマック氏=25日、米ワシントン
【米ワシントン25日=島袋良太本紙特派員】
日本近現代史研究者でオーストラリア国立大名誉教授のガバン・マコーマック氏が25日、滞在中の米ワシントンで本紙インタビューに応じた。28日に「主権回復」式典を開く安倍政権に対して「実態は対米追従だが、儀式や言い回し、国家賛美の姿勢を通してそれを覆い隠そうとしている」との見方を示し、式典について「沖縄に対する暗黙の侮辱だ」と批判した。発言要旨は次の通り。
―式典をどう見るか。
「安倍晋三首相は美しい国、新しい国づくりを提唱してきた。
戦前の価値観に回帰する憲法をつくるため、国家に『誇り』を持つよう歴史の修正を試みてきた。
自衛隊の国防軍化や愛国心教育の推進、国旗掲揚や国歌斉唱の義務化などの動きを続けている」
「日本はジャパン・ハンドラー(日本の政策に影響を与える米国の知日派官僚ら)を通じて米国の国益にかなう政策をくみ取り、実行してきた。
一方でその屈辱的な国の在り方は正当化せねばならず、安倍首相は勇ましい姿勢や国家賛美の姿勢を通し、実態を覆い隠そうとしているのだろう。『ねじれ国家体制』を最も体現していると言える。その結果が今回の式典だ」
「4月28日を主権回復の日と宣言することは、(対日講和条約で日本から切り離された)沖縄に対する暗黙の侮辱だ。
しかも安倍政権はわざわざ完全な主権回復と付け加え、侮辱の度合いを強めた。日本を変え、沖縄をつくり変えるため、もしくは押しつぶすための意図的な行為にすら映る」
―同条約で沖縄が切り離された背景をどう見るか。
「講和条約締結時は米国が次なる大戦に備え、この地域の覇権を強めようとしていた。日本は米国に二度と歯向かえないよう武装解除させられていた。(米国が沖縄などの占領を続けるよう望むとのメッセージを出した)昭和天皇は日本から沖縄を切り離す手法で『平和な本土』と『戦争状態が続く沖縄』を兼ね合わせ、(国際社会復帰に向け)米政府を説得する提案の中心的役回りを果たしたのだろう。
しかしその後の沖縄の米軍基地は日本を守る役割は小さく、むしろ朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争、アフガニスタン戦争に使われてきた」
―4月28日に対する県民の視点については。
「(日米政府に異議を申し立てる)県民の奮闘には偉大な価値があり、現代史の支えになるほど重要だ。
民主主義、立憲主義、真実の追求のため力を注ぎ続ける県民から、私は多くを学んでいる。先日、英語と日本語で出版した
『沖縄の〈怒〉―日米への抵抗』は今後ハングル語や中国語版も発行する。沖縄のことを広く知ってもらいたい」
琉球新報

政府の式典開催について「沖縄に対する暗黙の侮辱だ」
と批判したマコーマック氏=25日、米ワシントン
【米ワシントン25日=島袋良太本紙特派員】
日本近現代史研究者でオーストラリア国立大名誉教授のガバン・マコーマック氏が25日、滞在中の米ワシントンで本紙インタビューに応じた。28日に「主権回復」式典を開く安倍政権に対して「実態は対米追従だが、儀式や言い回し、国家賛美の姿勢を通してそれを覆い隠そうとしている」との見方を示し、式典について「沖縄に対する暗黙の侮辱だ」と批判した。発言要旨は次の通り。
―式典をどう見るか。
「安倍晋三首相は美しい国、新しい国づくりを提唱してきた。
戦前の価値観に回帰する憲法をつくるため、国家に『誇り』を持つよう歴史の修正を試みてきた。
自衛隊の国防軍化や愛国心教育の推進、国旗掲揚や国歌斉唱の義務化などの動きを続けている」
「日本はジャパン・ハンドラー(日本の政策に影響を与える米国の知日派官僚ら)を通じて米国の国益にかなう政策をくみ取り、実行してきた。
一方でその屈辱的な国の在り方は正当化せねばならず、安倍首相は勇ましい姿勢や国家賛美の姿勢を通し、実態を覆い隠そうとしているのだろう。『ねじれ国家体制』を最も体現していると言える。その結果が今回の式典だ」
「4月28日を主権回復の日と宣言することは、(対日講和条約で日本から切り離された)沖縄に対する暗黙の侮辱だ。
しかも安倍政権はわざわざ完全な主権回復と付け加え、侮辱の度合いを強めた。日本を変え、沖縄をつくり変えるため、もしくは押しつぶすための意図的な行為にすら映る」
―同条約で沖縄が切り離された背景をどう見るか。
「講和条約締結時は米国が次なる大戦に備え、この地域の覇権を強めようとしていた。日本は米国に二度と歯向かえないよう武装解除させられていた。(米国が沖縄などの占領を続けるよう望むとのメッセージを出した)昭和天皇は日本から沖縄を切り離す手法で『平和な本土』と『戦争状態が続く沖縄』を兼ね合わせ、(国際社会復帰に向け)米政府を説得する提案の中心的役回りを果たしたのだろう。
しかしその後の沖縄の米軍基地は日本を守る役割は小さく、むしろ朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争、アフガニスタン戦争に使われてきた」
―4月28日に対する県民の視点については。
「(日米政府に異議を申し立てる)県民の奮闘には偉大な価値があり、現代史の支えになるほど重要だ。
民主主義、立憲主義、真実の追求のため力を注ぎ続ける県民から、私は多くを学んでいる。先日、英語と日本語で出版した
『沖縄の〈怒〉―日米への抵抗』は今後ハングル語や中国語版も発行する。沖縄のことを広く知ってもらいたい」
琉球新報
山田實さん、日本写真協会功労賞を受賞(沖縄)
山田實さん、日本写真協会功労賞を受賞

功労賞を受賞した山田實さん
公益社団法人日本写真協会(宗雪雅幸代表理事会長)が今年の日本写真協会賞をこのほど発表、県内から山田實さん(94)=那覇市=が功労賞を受賞した。功労賞は県内で山田さんが初めて。
戦後沖縄の写真界の指導的存在として、日常生活を捉えた作品を制作。沖縄の本土復帰前から著名な日本人写真家の沖縄での制作を支えたことなども評価された。6月3日に東京都港区の笹川記念会館で表彰される。
山田さんは「なかなか沖縄を認識してくれない本土に実情を知ってもらいたいと、日常生活を撮って発表してきた。(今回の受賞は)沖縄に目を配ってもらい、驚きと感激でいっぱい。本土と分断され、いろんな困難があったアメリカの統治時代などが思い出されて感慨深い」と喜んだ。
同賞はこれまで1973年に石川文洋さん、93年に比嘉康雄さんが年度賞、95年にフォトシンポジウムin沖縄実行委員会が文化振興賞を受賞している。
(城間有)
沖縄タイムス

功労賞を受賞した山田實さん
公益社団法人日本写真協会(宗雪雅幸代表理事会長)が今年の日本写真協会賞をこのほど発表、県内から山田實さん(94)=那覇市=が功労賞を受賞した。功労賞は県内で山田さんが初めて。
戦後沖縄の写真界の指導的存在として、日常生活を捉えた作品を制作。沖縄の本土復帰前から著名な日本人写真家の沖縄での制作を支えたことなども評価された。6月3日に東京都港区の笹川記念会館で表彰される。
山田さんは「なかなか沖縄を認識してくれない本土に実情を知ってもらいたいと、日常生活を撮って発表してきた。(今回の受賞は)沖縄に目を配ってもらい、驚きと感激でいっぱい。本土と分断され、いろんな困難があったアメリカの統治時代などが思い出されて感慨深い」と喜んだ。
同賞はこれまで1973年に石川文洋さん、93年に比嘉康雄さんが年度賞、95年にフォトシンポジウムin沖縄実行委員会が文化振興賞を受賞している。
(城間有)
沖縄タイムス
名曲の ひやみかち節コンクール(OKINAWA)
名曲の心 歌い継ぐ ひやみかち節コンクール

<ひやみかち節コンクール>出演者全員で「ひやみかち節」
を歌ったコンクール=21日、ミュージックタウン音市場

大賞を受賞した「はいさい國吉兄弟」
【沖縄】敗戦後、県民を鼓舞した民謡「ひやみかち節」を顕彰する第2回「国際ひやみかち節コンクール」(社会福祉法人緑樹会主催)が21日、沖縄市のミュージックタウン音市場で開かれた。出演した7団体はアレンジを凝らし、県民に愛唱され続ける名曲を演奏した。
「ひやみかち節」の精神を次代に伝え、沖縄市の芸能文化を広く発信することが目的。審査の結果、「はいさい國吉兄弟」がひやみかち大賞、「律の会」と「名嘉姉妹」が審査員特別賞を受賞した。終演では出演者全員で「ひやみかち節」を歌った。
作者で旧コザ市民でもあった山内盛彬さんが緑樹会が運営する沖縄長寿センター緑樹苑で暮らしたことが縁で、2011年に歌碑を施設内に建立し、第1回コンクールを昨年開催した。
「ひやみかち節」を広め、今年3月に死去した登川誠仁さんが審査委員長を務めた。
開催にあたり、緑樹会の金城和昌理事長がウチナーグチで
「山内先生は戦争で痛めつけられた沖縄に意地をつけようと、ひやみかち節を作り、登川先生が広めた。山内先生や登川先生の思いを世界に発信したい」とあいさつした。
流球新報

<ひやみかち節コンクール>出演者全員で「ひやみかち節」
を歌ったコンクール=21日、ミュージックタウン音市場

大賞を受賞した「はいさい國吉兄弟」
【沖縄】敗戦後、県民を鼓舞した民謡「ひやみかち節」を顕彰する第2回「国際ひやみかち節コンクール」(社会福祉法人緑樹会主催)が21日、沖縄市のミュージックタウン音市場で開かれた。出演した7団体はアレンジを凝らし、県民に愛唱され続ける名曲を演奏した。
「ひやみかち節」の精神を次代に伝え、沖縄市の芸能文化を広く発信することが目的。審査の結果、「はいさい國吉兄弟」がひやみかち大賞、「律の会」と「名嘉姉妹」が審査員特別賞を受賞した。終演では出演者全員で「ひやみかち節」を歌った。
作者で旧コザ市民でもあった山内盛彬さんが緑樹会が運営する沖縄長寿センター緑樹苑で暮らしたことが縁で、2011年に歌碑を施設内に建立し、第1回コンクールを昨年開催した。
「ひやみかち節」を広め、今年3月に死去した登川誠仁さんが審査委員長を務めた。
開催にあたり、緑樹会の金城和昌理事長がウチナーグチで
「山内先生は戦争で痛めつけられた沖縄に意地をつけようと、ひやみかち節を作り、登川先生が広めた。山内先生や登川先生の思いを世界に発信したい」とあいさつした。
流球新報
2013-04-26
HIV検査キットを開発 (琉球免疫研・沖縄)
HIV検査キットを開発 琉球免疫研

琉球免疫研究所が開発したHIV検査キット
=25日、那覇市・沖縄振興開発金融公庫
病原性ウイルスの抗体活用事業を手掛ける琉球免疫研究所(うるま市、長谷川宗近代表)は琉球大学と提携し、エイズウイルス(HIV)を検出するHIV検査キット2種類を開発した。
HIVを構成する特定の抗原のみに反応するタンパク質の一種「NP24」抗体を活用。検査工程を簡潔にする「直接法」で検査時間を短縮したほか、早い段階で感染を知ることができる「抗原検査」が可能となった。両技術とも国産の検査キットに用いられるのは初めて。
売り上げ目標は本年度3800万円、次年度2億1500万円を目指す。同研究所は25日、沖縄振興開発金融公庫から1500万円の出資を受けた。
検査キットは、研究用試薬の「HIV-1p24抗原定量ELISA(イライザ)キット」と一般に販売する「HIV-1抗原抗体検出イムノクロマト(IC)キット」。
イライザキットは、NP24を活用することで、検査工程を省略し、検査時間を従来の半分の70分まで短縮した。血中のウイルス量を5から1千ピコグラムまで計測できる。
ICキットは、一般に実施されている抗体検査に加え、抗原検査もできることが特徴。検査キットでの検出可能な時期が抗原の方が早いため、従来の検査より、最大で3カ月早く感染を判定できる。
開発に携わった同研究所の田中礼子事業部長は「早く感染を知ることで、早期治療、感染拡大防止につながる」と話した。
同研究所は、医学生物学研究所(愛知県)と事業提携を結び、昨年8月から県内で製造したイライザキットを国内外へ販売している。価格は他商品に比べ2割程度安い5万円。これまで200セットを販売した。
ICキットはOEM(相手ブランドによる生産)のできる提携企業を探している。
また、事業提携している免疫生物研究所(群馬県)を通して、抗体8種類も販売している。
沖縄タイムス

琉球免疫研究所が開発したHIV検査キット
=25日、那覇市・沖縄振興開発金融公庫
病原性ウイルスの抗体活用事業を手掛ける琉球免疫研究所(うるま市、長谷川宗近代表)は琉球大学と提携し、エイズウイルス(HIV)を検出するHIV検査キット2種類を開発した。
HIVを構成する特定の抗原のみに反応するタンパク質の一種「NP24」抗体を活用。検査工程を簡潔にする「直接法」で検査時間を短縮したほか、早い段階で感染を知ることができる「抗原検査」が可能となった。両技術とも国産の検査キットに用いられるのは初めて。
売り上げ目標は本年度3800万円、次年度2億1500万円を目指す。同研究所は25日、沖縄振興開発金融公庫から1500万円の出資を受けた。
検査キットは、研究用試薬の「HIV-1p24抗原定量ELISA(イライザ)キット」と一般に販売する「HIV-1抗原抗体検出イムノクロマト(IC)キット」。
イライザキットは、NP24を活用することで、検査工程を省略し、検査時間を従来の半分の70分まで短縮した。血中のウイルス量を5から1千ピコグラムまで計測できる。
ICキットは、一般に実施されている抗体検査に加え、抗原検査もできることが特徴。検査キットでの検出可能な時期が抗原の方が早いため、従来の検査より、最大で3カ月早く感染を判定できる。
開発に携わった同研究所の田中礼子事業部長は「早く感染を知ることで、早期治療、感染拡大防止につながる」と話した。
同研究所は、医学生物学研究所(愛知県)と事業提携を結び、昨年8月から県内で製造したイライザキットを国内外へ販売している。価格は他商品に比べ2割程度安い5万円。これまで200セットを販売した。
ICキットはOEM(相手ブランドによる生産)のできる提携企業を探している。
また、事業提携している免疫生物研究所(群馬県)を通して、抗体8種類も販売している。
沖縄タイムス
前回V娘の母が最優秀賞 (本部ナークニー大会・沖縄)
前回V娘の母が最優秀賞 本部ナークニー大会

気持ちを込めて、本部ナークニーを歌い上げた稲嶺啓子さん
=本部町山川・やんばる海の駅(大会実行委員会提供)
【本部】やんばる海の駅祭りの恒例イベント「第10回本部ナークニー大会」が21日、本部町山川のやんばる海の駅であり、稲嶺啓子さん(65)=久米島町=が最優秀賞に輝いた。
町内外、県外から10人が出場した。洗練された、味のある本部ナークニーを披露し、会場に詰め掛けたファンを魅了した。
三線歴50年以上という稲嶺さんは、前回大会で最優秀賞を受賞した娘の玉城千春さんの勧めで出場を決意した。「10回大会という事で思い切って出場した。娘に先生になってもらい、アドバイスをもらった。優勝できて本当にうれしい」と喜んだ。
玉城さんは「本部ナークニーは歌のうまさだけでなく、情感がとても大事で、人生経験が歌に出る。8人の子供を産み育てながら、50年以上歌い続けてきた母の本部ナークニーを聞いてもらいたかった」と話した。
そのほかの受賞者は次の通り。(敬称略)
【優秀賞】安里啓子(豊見城市)
【奨励賞】伊藤淳(東京都)
【審査員特別賞】竹内章雄(埼玉県)
【駅長賞】桃原勇希(豊見城市)
沖縄タイムス

気持ちを込めて、本部ナークニーを歌い上げた稲嶺啓子さん
=本部町山川・やんばる海の駅(大会実行委員会提供)
【本部】やんばる海の駅祭りの恒例イベント「第10回本部ナークニー大会」が21日、本部町山川のやんばる海の駅であり、稲嶺啓子さん(65)=久米島町=が最優秀賞に輝いた。
町内外、県外から10人が出場した。洗練された、味のある本部ナークニーを披露し、会場に詰め掛けたファンを魅了した。
三線歴50年以上という稲嶺さんは、前回大会で最優秀賞を受賞した娘の玉城千春さんの勧めで出場を決意した。「10回大会という事で思い切って出場した。娘に先生になってもらい、アドバイスをもらった。優勝できて本当にうれしい」と喜んだ。
玉城さんは「本部ナークニーは歌のうまさだけでなく、情感がとても大事で、人生経験が歌に出る。8人の子供を産み育てながら、50年以上歌い続けてきた母の本部ナークニーを聞いてもらいたかった」と話した。
そのほかの受賞者は次の通り。(敬称略)
【優秀賞】安里啓子(豊見城市)
【奨励賞】伊藤淳(東京都)
【審査員特別賞】竹内章雄(埼玉県)
【駅長賞】桃原勇希(豊見城市)
沖縄タイムス
ひょう、8年ぶり3度目(石垣市・沖縄)
石垣市でひょう 今年初、8年ぶり3度目

石垣市川平で降ったひょう=25日、石垣市川平
(野底聡さん提供)
沖縄地方は25日、東シナ海上の前線が通過したことにより全域で雨が降った。
石垣市川平で1時間に37・5ミリ(午前8時53分から同9時53分)の激しい雨が降るとともに、午前9時ごろには県内でことし初めてとなるひょうが観測された。石垣市では2005年3月23日以来3度目。
積乱雲の発達によるもので、大きいもので直径約3センチだった。午後4時現在、被害は報告されていない。
竹富町波照間島では1時間に57・0ミリ(午前9時48分から同10時48分)の非常に激しい雨が降った。
沖縄気象台によると、向こう一週間は気圧の谷や湿った気流の影響で雲が広がりやすく、期間の始めと終わりに雨の降る日がある。中ごろは高気圧に覆われ晴れる所もある見込み。
流球新報

石垣市川平で降ったひょう=25日、石垣市川平
(野底聡さん提供)
沖縄地方は25日、東シナ海上の前線が通過したことにより全域で雨が降った。
石垣市川平で1時間に37・5ミリ(午前8時53分から同9時53分)の激しい雨が降るとともに、午前9時ごろには県内でことし初めてとなるひょうが観測された。石垣市では2005年3月23日以来3度目。
積乱雲の発達によるもので、大きいもので直径約3センチだった。午後4時現在、被害は報告されていない。
竹富町波照間島では1時間に57・0ミリ(午前9時48分から同10時48分)の非常に激しい雨が降った。
沖縄気象台によると、向こう一週間は気圧の谷や湿った気流の影響で雲が広がりやすく、期間の始めと終わりに雨の降る日がある。中ごろは高気圧に覆われ晴れる所もある見込み。
流球新報
障がい者の社会参加促進、芸術・文化講座(宮古島、沖縄)
障がい者の社会参加促進、芸術・文化講座始まる

障がい者の社会参加促進を目的とした講座の開講式で踊りを披露する受講者ら=平良老人福祉センター
三味線、 琉舞、 エアロビクスの芸術・文化活動を行うことにより、 障がい者の社会参加を促進することを目的とした2013年度「芸術・文化講座」(主催・宮古島市社会福祉協議会) の開講式が25日、 平良老人福祉センターで開かれた。
講師への委嘱状交付が行われたほか、 受講者らが琉舞などを楽しみながら向こう1年間の講座に意欲を見せた。
同講座は宮古島市の委託事業で、 内容は障がい者の芸術・文化活動を振興するため作品展や音楽会など芸術・文化活動の発表の場を設けるとともに創作意欲を助長するための環境の整備や必要な支援を行うとしている。
下地信広事務局長が講師を務める長田千枝美さん (琉舞・玉城流敏風会)、前里博美さん (琉舞・島袋本流紫の会)、 儀間京子さん(三味線)、 与那嶺幸子さん (エアロビクス) の4人に委嘱状を手渡した。
午後2時からのオープニングアトラクションでは、 宮古地区視覚障害者福祉協会のメンバーたちが三味線を披露した。
主催者あいさつで、 川満省三会長に代わり下地事務局長が 「この講座では芸を磨きながら社会参加を促進していく。
リハビリも兼ねながら1年間身体に気をつけてがんばってほしい」 と激励した。
宮古島市の下地敏彦市長 (代読・渡真利健次福祉部長) は 「市では自立社会参加を促進しており、 多くの仲間とともに積極的に参加し、 地域参加することを願っている」 と期待を込めた。 講師代表あいさつでは、 3年ぶりに講師を努める与那嶺さんが 「皆さん楽しく、 がんばりましょう」 と呼びかけた。
講座期間は来年3月までで、
琉舞は市働く女性の家 (ゆいみなぁ、 第1・2水曜日) と
島袋本流紫の会琉舞練場 (第1・2水曜日)、
三味線は平良老人福祉センター(第2・4水曜日)、
エアロビクスは市働く女性の家 (第3水曜日) と
青潮園 (第3水曜日) で行われる。
宮古新報

障がい者の社会参加促進を目的とした講座の開講式で踊りを披露する受講者ら=平良老人福祉センター
三味線、 琉舞、 エアロビクスの芸術・文化活動を行うことにより、 障がい者の社会参加を促進することを目的とした2013年度「芸術・文化講座」(主催・宮古島市社会福祉協議会) の開講式が25日、 平良老人福祉センターで開かれた。
講師への委嘱状交付が行われたほか、 受講者らが琉舞などを楽しみながら向こう1年間の講座に意欲を見せた。
同講座は宮古島市の委託事業で、 内容は障がい者の芸術・文化活動を振興するため作品展や音楽会など芸術・文化活動の発表の場を設けるとともに創作意欲を助長するための環境の整備や必要な支援を行うとしている。
下地信広事務局長が講師を務める長田千枝美さん (琉舞・玉城流敏風会)、前里博美さん (琉舞・島袋本流紫の会)、 儀間京子さん(三味線)、 与那嶺幸子さん (エアロビクス) の4人に委嘱状を手渡した。
午後2時からのオープニングアトラクションでは、 宮古地区視覚障害者福祉協会のメンバーたちが三味線を披露した。
主催者あいさつで、 川満省三会長に代わり下地事務局長が 「この講座では芸を磨きながら社会参加を促進していく。
リハビリも兼ねながら1年間身体に気をつけてがんばってほしい」 と激励した。
宮古島市の下地敏彦市長 (代読・渡真利健次福祉部長) は 「市では自立社会参加を促進しており、 多くの仲間とともに積極的に参加し、 地域参加することを願っている」 と期待を込めた。 講師代表あいさつでは、 3年ぶりに講師を努める与那嶺さんが 「皆さん楽しく、 がんばりましょう」 と呼びかけた。
講座期間は来年3月までで、
琉舞は市働く女性の家 (ゆいみなぁ、 第1・2水曜日) と
島袋本流紫の会琉舞練場 (第1・2水曜日)、
三味線は平良老人福祉センター(第2・4水曜日)、
エアロビクスは市働く女性の家 (第3水曜日) と
青潮園 (第3水曜日) で行われる。
宮古新報
アイランドロックフェス、12組出演 (宮古島・沖縄)
アイランドロックフェス、スカパラなど12組出演
6月22日に南西楽園宮古島リゾート敷地内特設会場で開催される 「MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL2013」 の実行委員会が25日、 市内のホテルで記者会見し、 東京スカパラダイスオーケストラ、 かりゆし58などの出演が決定したことを発表。 ことしで9回目を迎える今回、 過去最多の12組が出演する。 チケットはきょうから販売を開始する。
イベントは午前11時開場、 正午開演。 チケットは前売り6000円、 当日券7000円、 学生チケット4000円 (宮古島内限定)。 小学生以下は無料 (入場は子ども3人につき保護者1人同伴)。 26日午前10時から一斉に販売。 島内はTSUTAYA沖縄宮古島店で取り扱う。
同イベントに関する問い合わせは
ミヤコアイランドロックフェスティバル事務局
(0980・79・5007) まで。
また6月23日午後6時からは宮古島海中公園内特設ステージで後夜祭 「アフターアワーズ」 も開催する。 出演は細美武士、 武藤昭平withウエノコウジ、 KB&BKなど。
チケットは2000円で当日会場にて販売。
問い合わせは
宮古島海中公園 (74・6335)。
ロックフェスティバルの出演者は次の通り。
▽ONE OK ROCK▽MAN WITH A MISSION
▽浅草ジンタ▽ORANGE RANGE▽下地暁
▽ソナーポケット▽10―FEET▽BUZZ THE BEARS
▽東京スカパラダイスオーケストラ▽Tetsushi Hiroyama
▽かりゆし58▽CHELSEA
宮古新報
6月22日に南西楽園宮古島リゾート敷地内特設会場で開催される 「MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL2013」 の実行委員会が25日、 市内のホテルで記者会見し、 東京スカパラダイスオーケストラ、 かりゆし58などの出演が決定したことを発表。 ことしで9回目を迎える今回、 過去最多の12組が出演する。 チケットはきょうから販売を開始する。
イベントは午前11時開場、 正午開演。 チケットは前売り6000円、 当日券7000円、 学生チケット4000円 (宮古島内限定)。 小学生以下は無料 (入場は子ども3人につき保護者1人同伴)。 26日午前10時から一斉に販売。 島内はTSUTAYA沖縄宮古島店で取り扱う。
同イベントに関する問い合わせは
ミヤコアイランドロックフェスティバル事務局
(0980・79・5007) まで。
また6月23日午後6時からは宮古島海中公園内特設ステージで後夜祭 「アフターアワーズ」 も開催する。 出演は細美武士、 武藤昭平withウエノコウジ、 KB&BKなど。
チケットは2000円で当日会場にて販売。
問い合わせは
宮古島海中公園 (74・6335)。
ロックフェスティバルの出演者は次の通り。
▽ONE OK ROCK▽MAN WITH A MISSION
▽浅草ジンタ▽ORANGE RANGE▽下地暁
▽ソナーポケット▽10―FEET▽BUZZ THE BEARS
▽東京スカパラダイスオーケストラ▽Tetsushi Hiroyama
▽かりゆし58▽CHELSEA
宮古新報
ヤマネコを保護、 野生復帰に期待(八重山・沖縄)
ヤマネコを保護、10年間で2例のみ 野生復帰に期待

環境省西表自然保護官事務所(福田真自然保護官)は25日、今月11日に西表島船浮集落で衰弱したイリオモテヤマネコ1頭を保護したと発表した。同事務所によると、ヤマネコの保護は過去10年間で5件あったが、野生復帰できたのは2例のみ。今回保護したヤマネコは順調に回復しており、野生復帰が期待されている。
このヤマネコは11日午後1時ごろ、船浮の住民が集落内の公園の植え込みで動けなくなっているのを発見。通報を受けた西表野生生物保護センターの職員が同日午後4時ごろに保護した。
成獣の若い雄で、外傷は見られないもののやせて衰弱し、感染症による重度の皮膚疾患にかかっている。栄養補給と皮膚疾患の治療を続けており、約1カ月で回復する見込み。
同事務所では獣医師と専門家に確認し、十分に回復したと判断できれば野生に戻す予定。
ヤマネコの保護は近年では2010年に衰弱や交通事故で3例の保護個体があったが、いずれも死亡している。
ヤマネコは2~4月に繁殖期、4~6月は子育て時期に当たり、交通事故が多くなるため、同センターでは運転者に注意を呼びかけるとともに、交通事故情報の提供を呼びかけている。
連絡は同センター(85-5581)。
八重山毎日新聞

環境省西表自然保護官事務所(福田真自然保護官)は25日、今月11日に西表島船浮集落で衰弱したイリオモテヤマネコ1頭を保護したと発表した。同事務所によると、ヤマネコの保護は過去10年間で5件あったが、野生復帰できたのは2例のみ。今回保護したヤマネコは順調に回復しており、野生復帰が期待されている。
このヤマネコは11日午後1時ごろ、船浮の住民が集落内の公園の植え込みで動けなくなっているのを発見。通報を受けた西表野生生物保護センターの職員が同日午後4時ごろに保護した。
成獣の若い雄で、外傷は見られないもののやせて衰弱し、感染症による重度の皮膚疾患にかかっている。栄養補給と皮膚疾患の治療を続けており、約1カ月で回復する見込み。
同事務所では獣医師と専門家に確認し、十分に回復したと判断できれば野生に戻す予定。
ヤマネコの保護は近年では2010年に衰弱や交通事故で3例の保護個体があったが、いずれも死亡している。
ヤマネコは2~4月に繁殖期、4~6月は子育て時期に当たり、交通事故が多くなるため、同センターでは運転者に注意を呼びかけるとともに、交通事故情報の提供を呼びかけている。
連絡は同センター(85-5581)。
八重山毎日新聞
東京築地市場へ鮮度向上、八重山・沖縄
東京築地市場へ鮮度向上、高値に期待

八重山漁協で25日、6本の本マグロ(クロマグロ)が水揚げされ、うち2本が大量に氷を詰めることができるツナボックス(縦170センチ、横140センチ、高さ100センチ)に収められ、全日本空輸(ANA)の羽田直行便で東京築地市場にコンテナ輸送された。
これまでの輸送は梱包(こんぽう)用の箱(長さ165センチ、高さ70センチ、幅80センチ)にマグロ1本を入れ、氷も最小限に抑えられていた。
南ぬ島石垣空港の開港を機に、ANAが中型機を就航させたことで、コンテナ輸送が可能となり、ツナボックスごとコンテナに入れることが可能になった。
今回の輸送では、ツナボックスに330キロと288キロの本マグロに加え、300キロ分の氷が梱包された。
6本のうち、5本の本マグロを水揚げした第八源丸の座波幸次船長(52)は「氷も十分なので、以前より鮮度も保たれる。市場での高値を期待したい」と話した。
本マグロ漁はゴールデンウイークごろに最盛期となるため、水揚げ量の増加が見込まれている。
ツナボックスを準備した沖縄空輸石垣営業所の平良功所長は「反響があれば、マグロ漁のシーズンだけでもツナボックスでの輸送を継続したい」と話した。
八重山毎日新聞

八重山漁協で25日、6本の本マグロ(クロマグロ)が水揚げされ、うち2本が大量に氷を詰めることができるツナボックス(縦170センチ、横140センチ、高さ100センチ)に収められ、全日本空輸(ANA)の羽田直行便で東京築地市場にコンテナ輸送された。
これまでの輸送は梱包(こんぽう)用の箱(長さ165センチ、高さ70センチ、幅80センチ)にマグロ1本を入れ、氷も最小限に抑えられていた。
南ぬ島石垣空港の開港を機に、ANAが中型機を就航させたことで、コンテナ輸送が可能となり、ツナボックスごとコンテナに入れることが可能になった。
今回の輸送では、ツナボックスに330キロと288キロの本マグロに加え、300キロ分の氷が梱包された。
6本のうち、5本の本マグロを水揚げした第八源丸の座波幸次船長(52)は「氷も十分なので、以前より鮮度も保たれる。市場での高値を期待したい」と話した。
本マグロ漁はゴールデンウイークごろに最盛期となるため、水揚げ量の増加が見込まれている。
ツナボックスを準備した沖縄空輸石垣営業所の平良功所長は「反響があれば、マグロ漁のシーズンだけでもツナボックスでの輸送を継続したい」と話した。
八重山毎日新聞
郷友ら満足、全国のやいまぴとぅ大会(沖縄)
郷友ら満足、継続開催決定 全国のやいまぴとぅ大会
2013全国のやいまぴとぅ大会実行委員会(会長・中山義隆石垣市長)の解散総会が24日夕、市民会館中ホールで開かれ、収支決算など3議案を承認したほか、大会の継続開催を決めた。
はじめに中山会長が「多くの地元住民がおもてなしの心で迎え、郷友会の方々も満足していたように思う。また開催してほしいという声がたくさん出ており、何よりの喜び」とあいさつ。
引き続き大会の様子を収めたDVD映像と経過報告で大会を振り返り、反省点も報告された。
反省点では
▽新空港開港に合わせての開催は良かった
▽伝統芸能や島々の魅力を再確認できた
▽継続的に開催して故郷回帰につなげ、八重山全体を活性化させたいーなど評価の声があった一方で
▽短期間にイベントが集中し、参加者がどう関わり楽しんだか疑問
▽全体的な日程が浸透しておらず、地元住民の協力と盛り上がりに欠けた
▽継続開催にはイベントや内容についての検討が必要ーなどの課題も上がった。
大会の継続開催は決定したが、何年ごとの開催にするかは今後検討し、決めていくことにしている。
八重山毎日新聞

2013全国のやいまぴとぅ大会実行委員会(会長・中山義隆石垣市長)の解散総会が24日夕、市民会館中ホールで開かれ、収支決算など3議案を承認したほか、大会の継続開催を決めた。
はじめに中山会長が「多くの地元住民がおもてなしの心で迎え、郷友会の方々も満足していたように思う。また開催してほしいという声がたくさん出ており、何よりの喜び」とあいさつ。
引き続き大会の様子を収めたDVD映像と経過報告で大会を振り返り、反省点も報告された。
反省点では
▽新空港開港に合わせての開催は良かった
▽伝統芸能や島々の魅力を再確認できた
▽継続的に開催して故郷回帰につなげ、八重山全体を活性化させたいーなど評価の声があった一方で
▽短期間にイベントが集中し、参加者がどう関わり楽しんだか疑問
▽全体的な日程が浸透しておらず、地元住民の協力と盛り上がりに欠けた
▽継続開催にはイベントや内容についての検討が必要ーなどの課題も上がった。
大会の継続開催は決定したが、何年ごとの開催にするかは今後検討し、決めていくことにしている。
八重山毎日新聞
2013-04-25
最後の派遣教師に感謝[ボリビア]OKINAWA
[ボリビア]最後の派遣教師に感謝

1年間の任期を終え、帰国することになった沖縄県派遣教師の古謝敦子さん(左)と金城睦治さん
=ボリビア・オキナワ日本ボリビア協会ホール
【山城博明通信員】
沖縄県の派遣制度でオキナワ移住地へ2012年3月に着任した古謝敦子さん(勤務地・オキナワ第1日ボ校)と金城睦治さん(同・ヌエバ・エスペランサ校)が、1年間の任期を終えて帰国することになった。沖縄県からの教師派遣事業は1986年から続いたが、古謝、金城両教諭の派遣で終了となった。
オキナワ日本ボリビア協会(中村侑史会長)と学校運営委員会主催の両教諭の送別会が3月9日、同協会ホールで行われた。会場には学校関係者や保護者、会員、児童生徒ら100人余りが駆けつけ、両教諭と思い出話などで歓談した。
中村会長は歴代派遣教師が残した功績に感謝の意を表し、両教諭に対しても「1年と短い期間だったが精力的に児童生徒に沖縄文化、日本語を指導した。また青年会、婦人会への指導、地域行事への協力と、幅広い活躍に感謝している。派遣事業のおかげで移住地はずいぶんと変わった」と述べた。主催者から両教諭へ感謝状が贈られた。
古謝教諭は「地域の人々に支えられ、無事任期を全うすることができた。派遣教師としての任期を終え沖縄に帰るが、ボリビアと沖縄のために広報活動を進めていきたい」と述べた。金城教諭は「2007年にJICA(国際協力機構)の研修制度でオキナワ移住地を訪れ、以来派遣教師としてボリビアに赴任したいと思い、実現した。任期中、いろいろ取り組んできたが、やりたいことがまだまだある。チャンスがあればもう一度来たい」と述べた。
両教諭は生徒たちの印象について「純粋でストレートに物事を聞いてきて、『イエス』『ノー』や自分の意見や主張をはっきり言い、非常にやりがいがあった。教師冥利(みょうり)につきる」とコメントした。
沖縄タイムス

1年間の任期を終え、帰国することになった沖縄県派遣教師の古謝敦子さん(左)と金城睦治さん
=ボリビア・オキナワ日本ボリビア協会ホール
【山城博明通信員】
沖縄県の派遣制度でオキナワ移住地へ2012年3月に着任した古謝敦子さん(勤務地・オキナワ第1日ボ校)と金城睦治さん(同・ヌエバ・エスペランサ校)が、1年間の任期を終えて帰国することになった。沖縄県からの教師派遣事業は1986年から続いたが、古謝、金城両教諭の派遣で終了となった。
オキナワ日本ボリビア協会(中村侑史会長)と学校運営委員会主催の両教諭の送別会が3月9日、同協会ホールで行われた。会場には学校関係者や保護者、会員、児童生徒ら100人余りが駆けつけ、両教諭と思い出話などで歓談した。
中村会長は歴代派遣教師が残した功績に感謝の意を表し、両教諭に対しても「1年と短い期間だったが精力的に児童生徒に沖縄文化、日本語を指導した。また青年会、婦人会への指導、地域行事への協力と、幅広い活躍に感謝している。派遣事業のおかげで移住地はずいぶんと変わった」と述べた。主催者から両教諭へ感謝状が贈られた。
古謝教諭は「地域の人々に支えられ、無事任期を全うすることができた。派遣教師としての任期を終え沖縄に帰るが、ボリビアと沖縄のために広報活動を進めていきたい」と述べた。金城教諭は「2007年にJICA(国際協力機構)の研修制度でオキナワ移住地を訪れ、以来派遣教師としてボリビアに赴任したいと思い、実現した。任期中、いろいろ取り組んできたが、やりたいことがまだまだある。チャンスがあればもう一度来たい」と述べた。
両教諭は生徒たちの印象について「純粋でストレートに物事を聞いてきて、『イエス』『ノー』や自分の意見や主張をはっきり言い、非常にやりがいがあった。教師冥利(みょうり)につきる」とコメントした。
沖縄タイムス
光の輪、夜空彩る 月暈現象(石垣・沖縄)
光の輪、夜空彩る 石垣で月暈現象

月の周りにくっきとした光のリングが見える月暈現象
=22日午後9時20分ごろ、石垣漁港
【石垣】月の周囲に光のリングができる「月暈(つきがさ)現象」が22日午後9時すぎ、市内で確認された。
月暈は、上空約10キロの巻層雲にある氷の結晶が光を屈折させて見える現象。沖縄気象台によると、低層に雲がなく、上層も適度に晴れ、満月に近い光量があるなど、条件が整えば見られるという。
市新栄町の石垣漁港では、出港の準備をしていた漁業者らが「縁起がいい」と言いながら、光の輪を写真に収めていた。
沖縄タイムス

月の周りにくっきとした光のリングが見える月暈現象
=22日午後9時20分ごろ、石垣漁港
【石垣】月の周囲に光のリングができる「月暈(つきがさ)現象」が22日午後9時すぎ、市内で確認された。
月暈は、上空約10キロの巻層雲にある氷の結晶が光を屈折させて見える現象。沖縄気象台によると、低層に雲がなく、上層も適度に晴れ、満月に近い光量があるなど、条件が整えば見られるという。
市新栄町の石垣漁港では、出港の準備をしていた漁業者らが「縁起がいい」と言いながら、光の輪を写真に収めていた。
沖縄タイムス
しまくとぅば普及計画 (OKINAWA)
県、初の意識調査 しまくとぅば普及計画
県文化観光スポーツ部は、県民のしまくとぅばの使用実態を把握するため、6月から9月にかけ、20歳以上の男女約千人を対象に、初の意識調査を実施する。
同部は消滅の危機にあるしまくとぅばを守り、継承へ機運を盛り上げるため、調査結果を基に市町村や学校、企業など幅広い分野を対象とした施策「しまくとぅば普及推進計画」を9月までに取りまとめる。
同部は24日、県庁で「第1回しまくとぅば普及推進専門部会」(平田大一委員長)を開催。意識調査案と普及推進計画案を提起し、委員らが協議した。
普及計画は2013年度から10年間にわたり実施する。普及推進計画案では、しまくとぅばを県主催行事や広報物で積極的に使用するほか、小中学校の総合学習などで学ぶ機会を設ける。しまくとぅばを独学できる教材の開発なども盛り込んだ。
委員からは「話したくなるような環境整備が大事だ」
「10年後の達成目標を設定してほしい」などの意見があった。
琉球新報
県文化観光スポーツ部は、県民のしまくとぅばの使用実態を把握するため、6月から9月にかけ、20歳以上の男女約千人を対象に、初の意識調査を実施する。
同部は消滅の危機にあるしまくとぅばを守り、継承へ機運を盛り上げるため、調査結果を基に市町村や学校、企業など幅広い分野を対象とした施策「しまくとぅば普及推進計画」を9月までに取りまとめる。
同部は24日、県庁で「第1回しまくとぅば普及推進専門部会」(平田大一委員長)を開催。意識調査案と普及推進計画案を提起し、委員らが協議した。
普及計画は2013年度から10年間にわたり実施する。普及推進計画案では、しまくとぅばを県主催行事や広報物で積極的に使用するほか、小中学校の総合学習などで学ぶ機会を設ける。しまくとぅばを独学できる教材の開発なども盛り込んだ。
委員からは「話したくなるような環境整備が大事だ」
「10年後の達成目標を設定してほしい」などの意見があった。
琉球新報
早急に徹底調査すべき (宮古島・沖縄)
ハブ捕獲観光へダメージ危惧、
早急に徹底調査すべき
平良港第1ふ頭付近の公園内で、 本来宮古島には生息しないはずのサキシマハブ (クサリヘビ科) の幼体が発見されたのを受け、 宮古島観光協会は風評によって島の観光産業がダメージを受けかねないと懸念を示し、 「行政はどのような経路で侵入したかを調べて明らかにし、 改めて宮古島にハブはいないということを知らせてほしい」 と訴えた。
同協会の池間隆守専務は24日、 本紙取材に対し 「当然だが、 これまで 『宮古島にはハブがいない』 ことを観光の売りにしてきた。 もしいるとしたら観光に与える影響は大きい。
私としては今回の発見で終わることを願うばかりだ」 とコメント。 行政当局に対し、 「ハブが見つかった周辺を再度徹底的に調査し、 他に固体が見つからない、 繁殖の可能性はないと分かれば、 改めて宮古島にハブがいないことを知らしめてほしい」 と訴えた。
また 「推測だが、 港付近で見つかったのなら貨物船の荷物に紛れ込んできた可能性もある。 今後、 船会社に貨物の点検を徹底するよう、 引き続き、 協力を求める必要があると思う」 と話した。
動植物の生態に詳しい岡徹さん (宮古自然クラブ世話人) =宮古島市在住=は、 「一個体だけ荷物に紛れ込んで来たのなら不幸中の幸いだが、 そうでない可能性もある」 と指摘。
これまで人に害を及ぼさない動植物が島に入り込んできた時も大騒ぎすることはなかったが、 定着した物も多いと警鐘を鳴らし、 「今は侵入経路や経過も全く分からない状態。
複数の卵が宮古で孵化していた、 他にも個体がいて拡散した│では手遅れ。 ハブの生態に詳しいハブ研 (=県衛生環境研究所) に人材派遣を依頼し、 任意のボランティアを募ってでも現場周辺を徹底的に調査すべき。 公的機関の役割だと思う」 と訴えていた。
宮古新報
早急に徹底調査すべき
平良港第1ふ頭付近の公園内で、 本来宮古島には生息しないはずのサキシマハブ (クサリヘビ科) の幼体が発見されたのを受け、 宮古島観光協会は風評によって島の観光産業がダメージを受けかねないと懸念を示し、 「行政はどのような経路で侵入したかを調べて明らかにし、 改めて宮古島にハブはいないということを知らせてほしい」 と訴えた。
同協会の池間隆守専務は24日、 本紙取材に対し 「当然だが、 これまで 『宮古島にはハブがいない』 ことを観光の売りにしてきた。 もしいるとしたら観光に与える影響は大きい。
私としては今回の発見で終わることを願うばかりだ」 とコメント。 行政当局に対し、 「ハブが見つかった周辺を再度徹底的に調査し、 他に固体が見つからない、 繁殖の可能性はないと分かれば、 改めて宮古島にハブがいないことを知らしめてほしい」 と訴えた。
また 「推測だが、 港付近で見つかったのなら貨物船の荷物に紛れ込んできた可能性もある。 今後、 船会社に貨物の点検を徹底するよう、 引き続き、 協力を求める必要があると思う」 と話した。
動植物の生態に詳しい岡徹さん (宮古自然クラブ世話人) =宮古島市在住=は、 「一個体だけ荷物に紛れ込んで来たのなら不幸中の幸いだが、 そうでない可能性もある」 と指摘。
これまで人に害を及ぼさない動植物が島に入り込んできた時も大騒ぎすることはなかったが、 定着した物も多いと警鐘を鳴らし、 「今は侵入経路や経過も全く分からない状態。
複数の卵が宮古で孵化していた、 他にも個体がいて拡散した│では手遅れ。 ハブの生態に詳しいハブ研 (=県衛生環境研究所) に人材派遣を依頼し、 任意のボランティアを募ってでも現場周辺を徹底的に調査すべき。 公的機関の役割だと思う」 と訴えていた。
宮古新報
5月にハブ対策会議/発見・捕獲受け県衛生研の講習会も予定
5月にハブ対策会議
/発見・捕獲受け県衛生研の講習会も予定
宮古福祉保健所、宮古島市と多良間村の連絡協議会が24日、同保健所で行われた。協議会の中で19日に平良港内の「ひらりん公園」で宮古島で初めて発見されたサキシマハブについて今後の対策を協議した。
この発見を受け、緊急対応として宮古病院にハブ抗毒素(血清)を常備した。
同保健所の仲宗根正所長によると今後の対応として、5月に県衛生環境研究所や市、宮古島署などの関係機関で対策会議を開く。ハブに関する相談は福祉保健所が窓口になっているが、今後市民からの相談を市でも受けられるよう、対策会議を通して情報を共有する。
同対策会議では県衛生環境研究所によるハブに関する講習会なども予定している。
また、同協議会で広報啓発、駆除・環境整備、調査研究などの目標を定めた「県ハブ対策事業基本計画」が紹介されたが、今のところ適応しないとしている。
宮古島には生息していないとされていたサキシマハブが19日、平良港内の公園で発見、捕獲された。平良に住む会社員の男性(19)が見つけ、生きたまま捕獲し保健所に届けた。同保健所はヘビを凍死させ県衛生環境研究所衛生科学班に個体を送付し、種の同定を依頼した。
同科学班はヘビの体色、頭部の形状などからサキシマハブと断定した。発見されたサキシマハブは体長44㌢、体重16㌘のオスで、生後半年から1年半の若い個体。胃に内容物はなかった。
.宮古毎日新聞
/発見・捕獲受け県衛生研の講習会も予定
宮古福祉保健所、宮古島市と多良間村の連絡協議会が24日、同保健所で行われた。協議会の中で19日に平良港内の「ひらりん公園」で宮古島で初めて発見されたサキシマハブについて今後の対策を協議した。
この発見を受け、緊急対応として宮古病院にハブ抗毒素(血清)を常備した。
同保健所の仲宗根正所長によると今後の対応として、5月に県衛生環境研究所や市、宮古島署などの関係機関で対策会議を開く。ハブに関する相談は福祉保健所が窓口になっているが、今後市民からの相談を市でも受けられるよう、対策会議を通して情報を共有する。
同対策会議では県衛生環境研究所によるハブに関する講習会なども予定している。
また、同協議会で広報啓発、駆除・環境整備、調査研究などの目標を定めた「県ハブ対策事業基本計画」が紹介されたが、今のところ適応しないとしている。
宮古島には生息していないとされていたサキシマハブが19日、平良港内の公園で発見、捕獲された。平良に住む会社員の男性(19)が見つけ、生きたまま捕獲し保健所に届けた。同保健所はヘビを凍死させ県衛生環境研究所衛生科学班に個体を送付し、種の同定を依頼した。
同科学班はヘビの体色、頭部の形状などからサキシマハブと断定した。発見されたサキシマハブは体長44㌢、体重16㌘のオスで、生後半年から1年半の若い個体。胃に内容物はなかった。
.宮古毎日新聞
「んみゃーちー」/松谷 初美(宮古島・沖縄)
「んみゃーちー」/松谷 初美
東京の同じ町内に住む宮古が大好きな友人に「息子の先輩のお母さんが宮古島出身だって。コーヒー屋さんをしているから今度行かない?」と誘われ、先日行ってきた。
井の頭線のとある駅にあるコーヒー屋さん。カウンターで友人が名前を告げると、奥から宮古かーぎの人が。やぱーやぱの素敵な笑顔で迎えてくれたのは、長島まり子さん。聞けば、城辺の砂川出身で高校の2年後輩だった。
初めて会ったとは思えないほど話がはずむ中で、主人も宮古が大好きだからと呼んでくれ、一緒になって宮古の話題で盛り上がった。
ご主人は仙台の出身とのこと。結婚するのは大変じゃなかったですか?と身に覚えのある私は聞いてみた。やはり、宮古の両親からはすぐにOKは出なかったという。ご両親にしてみたら、どこの馬の骨か分からないというところだったのでしょう。「二人で宮古に来たら、結婚相手だと周りに思われるから、まずは、ひとりで来なさい」と言われ、ご主人だけ宮古へ。
相当な勇気が必要だったに違いない。「緊張しながら家に行くと奥からおばあさんがニコニコと笑顔で出てきて『んみゃーちー』と言われたんですよ」「『んみゃーちー』と言って迎えてくれたんですか!」「方言の意味は分かりませんでしたが、歓迎をされていることは分かってホッとしました」。
内地の人に方言で「んみゃーちー」と言うこともさることながら、この言葉の中にはおばあさんのすべての想いが込められているような気がして、目頭が熱くなった。
どういう人か分からないけど、孫娘の選んだ人である。その人が一人で来るというのだ。うれしくて、心からの言葉として、「んみゃーちー」が出たのでしょう。なんて優しく温かい言葉だろうか。
それから話はとんとん拍子に進んで、結婚。しかも、宮古で当時(27年前)でも珍しい家での結婚式をしたそうだ。家で料理も作ったとのこと。「雨戸をはずしてまな板にしているのにはびっくりしました」とご主人。(昔はそうでしたよね)
「最初の言葉が『んみゃーちー』ですから。これは宮古の方言を勉強しなくちゃと思いましたよ」と、佐渡山正吉さんの『沖縄・宮古のことわざ』や佐渡山政子さんの『んきゃーんじゅく』同じく『ゆがたい』の本を持ってきたのにはびっくりだった。
結婚後は息子さん二人を連れて、家族で年に3回くらい宮古に帰っていたとのこと。そして、宮古民謡のカセットテープや下地勇さんのCDを買い、宮古方言を勉強しているという。
友人とのつながりで思いがけず出会った長島さんご夫妻。お二人の人柄が伝わってくるいろいろな話に驚くやら感動するやら。まさかこんなに深い話ができるとは思ってもみなかった。まして「んみゃーちー」の言葉に感激しようとは。
みやこふつてぃ、まーんてぃ あずーあずの ものやー
(宮古方言は、本当に味わい深いものですね)。
宮古毎日新聞
東京の同じ町内に住む宮古が大好きな友人に「息子の先輩のお母さんが宮古島出身だって。コーヒー屋さんをしているから今度行かない?」と誘われ、先日行ってきた。
井の頭線のとある駅にあるコーヒー屋さん。カウンターで友人が名前を告げると、奥から宮古かーぎの人が。やぱーやぱの素敵な笑顔で迎えてくれたのは、長島まり子さん。聞けば、城辺の砂川出身で高校の2年後輩だった。
初めて会ったとは思えないほど話がはずむ中で、主人も宮古が大好きだからと呼んでくれ、一緒になって宮古の話題で盛り上がった。
ご主人は仙台の出身とのこと。結婚するのは大変じゃなかったですか?と身に覚えのある私は聞いてみた。やはり、宮古の両親からはすぐにOKは出なかったという。ご両親にしてみたら、どこの馬の骨か分からないというところだったのでしょう。「二人で宮古に来たら、結婚相手だと周りに思われるから、まずは、ひとりで来なさい」と言われ、ご主人だけ宮古へ。
相当な勇気が必要だったに違いない。「緊張しながら家に行くと奥からおばあさんがニコニコと笑顔で出てきて『んみゃーちー』と言われたんですよ」「『んみゃーちー』と言って迎えてくれたんですか!」「方言の意味は分かりませんでしたが、歓迎をされていることは分かってホッとしました」。
内地の人に方言で「んみゃーちー」と言うこともさることながら、この言葉の中にはおばあさんのすべての想いが込められているような気がして、目頭が熱くなった。
どういう人か分からないけど、孫娘の選んだ人である。その人が一人で来るというのだ。うれしくて、心からの言葉として、「んみゃーちー」が出たのでしょう。なんて優しく温かい言葉だろうか。
それから話はとんとん拍子に進んで、結婚。しかも、宮古で当時(27年前)でも珍しい家での結婚式をしたそうだ。家で料理も作ったとのこと。「雨戸をはずしてまな板にしているのにはびっくりしました」とご主人。(昔はそうでしたよね)
「最初の言葉が『んみゃーちー』ですから。これは宮古の方言を勉強しなくちゃと思いましたよ」と、佐渡山正吉さんの『沖縄・宮古のことわざ』や佐渡山政子さんの『んきゃーんじゅく』同じく『ゆがたい』の本を持ってきたのにはびっくりだった。
結婚後は息子さん二人を連れて、家族で年に3回くらい宮古に帰っていたとのこと。そして、宮古民謡のカセットテープや下地勇さんのCDを買い、宮古方言を勉強しているという。
友人とのつながりで思いがけず出会った長島さんご夫妻。お二人の人柄が伝わってくるいろいろな話に驚くやら感動するやら。まさかこんなに深い話ができるとは思ってもみなかった。まして「んみゃーちー」の言葉に感激しようとは。
みやこふつてぃ、まーんてぃ あずーあずの ものやー
(宮古方言は、本当に味わい深いものですね)。
宮古毎日新聞
2013-04-24
映画「旅立ちの島唄」彩花、薫に聞く(沖縄)
映画「旅立ちの島唄」三吉彩花、小林薫に聞く

映画を振り返り、役づくりについて語る俳優の小林薫
=那覇市・タイムスホール

南大東島での撮影を振り返る主演の三吉彩花(左)
と吉田康弘監督=那覇市・桜坂劇場
南大東島で生まれ育った少女・優奈を主人公にした映画「旅立ちの島唄~十五の春」が全国に先駆け、27日から那覇市の桜坂劇場とリウボウホールで公開される。公開を前に15日、吉田康弘監督と主演の三吉彩花、17日に父親役の小林薫に、撮影のエピソードや映画の見どころなどを聞いた。
(聞き手・玉城淳)
吉田康弘監督 主演の三吉彩花に聞く
離島に生きる 喜びと苦しみ
-南大東島の印象は。
三吉 すごく開放感がある島という感じ。私はもともと自然があふれているところが好き。だから南大東に初めて行ったときは、冒険のしがいがありそうだなと(笑)。鍾乳洞などに行き、島を知れば知るほど新しい魅力を発見しました。自然の美しさもそうですが、島のみんなが一つの家族っぽくて団結力があるところもいいなと思いましたね。
-島の子供たちとの雰囲気がとても自然だった。
吉田 実はロケに入る前にも一度島に行き、年下の子たちと一緒に遊んでもらった。彼女は「仲里優奈です」と自己紹介して過ごした。今でも小さい子たちは、三吉彩花じゃなくて、彼女のことを「優奈ねえちゃん」と思っているはず。
三吉 みんなと、かくれんぼや鬼ごっこ、缶蹴りとかですごくたくさん遊びました。ロケの時も、島の子たちと同じようにTシャツと短パンで過ごしました。だから「海水プール」のシーンでは、周りの子たちは本当に普通に遊んでいて、素の雰囲気で撮影できました。
吉田 ラストの船のシーンでは、本当にこれで優奈は島から出て、帰ってこないって思わせた。そうするとやっぱり芝居というより、さらにリアルにやってくれた。
-別れの歌「アバヨーイ」では三線にも挑戦した。
三吉 撮影2カ月前から練習を始めましたが、最初は楽譜も読めないし、歌詞を理解するのも大変で難しかった。でも自分的にはやりきったと思います。歌のシーンでは大竹しのぶさんとか小林薫さんとかボロジノ娘の子供たちを見ながら、自分の家族とかいろんな事を考えちゃいました。ちっちゃい子は泣いたりして、私も帰りたくないなあって思いました。
-ロケで苦労したのは。
吉田 1番は天気。予報通りにいかないことが多く、臨機応変な現場になった。島の人たちがすぐ対応してくれて、ずいぶん助けられた。自分は沖縄らしい風景ではなく、そこで生きる人々の顔をできるだけ多く撮る事をテーマにしていた。だから個々のシーンの意味を島の皆さんに可能な限り説明した。自分がこの場面でどんな表情をするのか、みんな分かってくれました。そんな島の皆さんをぜひ見てほしい。
-最後に映画のPRを。
吉田 離島で生きる喜びと苦しみを描きました。毎年繰り返される別れは悲しいけれど、子供はたくましく出ていく。離島だけじゃなく、家族と離れている人が映画から勇気をもらえるよう、エールを込めて作った。
三吉 一人でも多くの人に見てもらって、何か一つでも感じ取って、得るものがあればうれしい。初主演の映画で、これまで知らなかった離島の現実を知った。学ぶ事の多い映画でした。
父親役の小林薫
前途祝福する 晴れやかさも
-娘との別れや離れて暮らす家族の現実を、じっと受け止める寡黙な父親の役でしたね。
小林 今回は特に演技プランなどを考えず、景色に溶け込んで、島になじむよう心掛けた。監督と相談して役づくりをするというのはなくて。何か役をつくろうとか、演じようという気配は消して撮影に臨みました。
-印象に残っているシーンは?
小林 ボロジノ娘の子供たちがコンサートに向けて練習しているところに、父親の僕がお菓子を差し入れるシーンかな。そこで優奈が幼かったころの写真を見せられるんです。
僕の子供でもないのに、「今は15歳で、大きくなったけど、2歳の時は熱を出して大変だったなあ。4歳ごろはちょっとおませになって、小学校の運動会も楽しかった」なんて、いろんな思い出が巡ったりするのではと想像した。小さい時の光景が父親の頭にばーっと浮かぶんじゃないかってね。それで演技しながら、割とウルウルしちゃったんですよ。
-この映画をどんな人に勧めたいですか。
小林 別れは悲しいが、吉田監督も、それで終わらせようとは思っていない映画。悲しいけれど、優しさに包まれている。主人公の前途を祝福する内容になっている。自分と自分の家族を思いながら見るとジンと胸に響くと思う。一方で、ちょっと晴れやかさもある。そこがこの映画のいいところだと思うんですよね。
沖縄タイムス

映画を振り返り、役づくりについて語る俳優の小林薫
=那覇市・タイムスホール

南大東島での撮影を振り返る主演の三吉彩花(左)
と吉田康弘監督=那覇市・桜坂劇場
南大東島で生まれ育った少女・優奈を主人公にした映画「旅立ちの島唄~十五の春」が全国に先駆け、27日から那覇市の桜坂劇場とリウボウホールで公開される。公開を前に15日、吉田康弘監督と主演の三吉彩花、17日に父親役の小林薫に、撮影のエピソードや映画の見どころなどを聞いた。
(聞き手・玉城淳)
吉田康弘監督 主演の三吉彩花に聞く
離島に生きる 喜びと苦しみ
-南大東島の印象は。
三吉 すごく開放感がある島という感じ。私はもともと自然があふれているところが好き。だから南大東に初めて行ったときは、冒険のしがいがありそうだなと(笑)。鍾乳洞などに行き、島を知れば知るほど新しい魅力を発見しました。自然の美しさもそうですが、島のみんなが一つの家族っぽくて団結力があるところもいいなと思いましたね。
-島の子供たちとの雰囲気がとても自然だった。
吉田 実はロケに入る前にも一度島に行き、年下の子たちと一緒に遊んでもらった。彼女は「仲里優奈です」と自己紹介して過ごした。今でも小さい子たちは、三吉彩花じゃなくて、彼女のことを「優奈ねえちゃん」と思っているはず。
三吉 みんなと、かくれんぼや鬼ごっこ、缶蹴りとかですごくたくさん遊びました。ロケの時も、島の子たちと同じようにTシャツと短パンで過ごしました。だから「海水プール」のシーンでは、周りの子たちは本当に普通に遊んでいて、素の雰囲気で撮影できました。
吉田 ラストの船のシーンでは、本当にこれで優奈は島から出て、帰ってこないって思わせた。そうするとやっぱり芝居というより、さらにリアルにやってくれた。
-別れの歌「アバヨーイ」では三線にも挑戦した。
三吉 撮影2カ月前から練習を始めましたが、最初は楽譜も読めないし、歌詞を理解するのも大変で難しかった。でも自分的にはやりきったと思います。歌のシーンでは大竹しのぶさんとか小林薫さんとかボロジノ娘の子供たちを見ながら、自分の家族とかいろんな事を考えちゃいました。ちっちゃい子は泣いたりして、私も帰りたくないなあって思いました。
-ロケで苦労したのは。
吉田 1番は天気。予報通りにいかないことが多く、臨機応変な現場になった。島の人たちがすぐ対応してくれて、ずいぶん助けられた。自分は沖縄らしい風景ではなく、そこで生きる人々の顔をできるだけ多く撮る事をテーマにしていた。だから個々のシーンの意味を島の皆さんに可能な限り説明した。自分がこの場面でどんな表情をするのか、みんな分かってくれました。そんな島の皆さんをぜひ見てほしい。
-最後に映画のPRを。
吉田 離島で生きる喜びと苦しみを描きました。毎年繰り返される別れは悲しいけれど、子供はたくましく出ていく。離島だけじゃなく、家族と離れている人が映画から勇気をもらえるよう、エールを込めて作った。
三吉 一人でも多くの人に見てもらって、何か一つでも感じ取って、得るものがあればうれしい。初主演の映画で、これまで知らなかった離島の現実を知った。学ぶ事の多い映画でした。
父親役の小林薫
前途祝福する 晴れやかさも
-娘との別れや離れて暮らす家族の現実を、じっと受け止める寡黙な父親の役でしたね。
小林 今回は特に演技プランなどを考えず、景色に溶け込んで、島になじむよう心掛けた。監督と相談して役づくりをするというのはなくて。何か役をつくろうとか、演じようという気配は消して撮影に臨みました。
-印象に残っているシーンは?
小林 ボロジノ娘の子供たちがコンサートに向けて練習しているところに、父親の僕がお菓子を差し入れるシーンかな。そこで優奈が幼かったころの写真を見せられるんです。
僕の子供でもないのに、「今は15歳で、大きくなったけど、2歳の時は熱を出して大変だったなあ。4歳ごろはちょっとおませになって、小学校の運動会も楽しかった」なんて、いろんな思い出が巡ったりするのではと想像した。小さい時の光景が父親の頭にばーっと浮かぶんじゃないかってね。それで演技しながら、割とウルウルしちゃったんですよ。
-この映画をどんな人に勧めたいですか。
小林 別れは悲しいが、吉田監督も、それで終わらせようとは思っていない映画。悲しいけれど、優しさに包まれている。主人公の前途を祝福する内容になっている。自分と自分の家族を思いながら見るとジンと胸に響くと思う。一方で、ちょっと晴れやかさもある。そこがこの映画のいいところだと思うんですよね。
沖縄タイムス
桑の実アイス商品化 (浦添市・沖縄)
桑の実アイス商品化に熱 浦添市

試作品の桑の実アイス(右)と桑の葉アイス(左)
【浦添】小さな種のプチプチ感がたまらない、桑の実の無加糖アイスクリームはいかが-。
早ければ2年後の限定販売を目指し、市が奔走している。
夏場に茂る葉は桑茶や焼き菓子に、春秋に育てる蚕のまゆはシルクの織物に、そして実はアイスクリームにしようという産業振興の“通年プロジェクト”だ。
市は、「葉取り用」「実取り用」に分けてそれぞれ桑の品種選抜を進め、市内と西原町の休耕地に苗を植えてきた。中国南部原産と推測される県外品種には、実が長さ5センチにまで巨大化するものもあったが、沖縄の気候には合わず育たなかったという。
「やっぱり、沖縄のシマ桑の中から選ばないと駄目だ」。
シルバー人材センターのスタッフらは、技術アドバイザーの小山朗夫さん(つくば市の農業生物資源研究所)とともに県内のあちこちから桑の木を集めたという。
沖縄原産にこだわって選抜した結果、うれしい発見があった。シマ桑の糖度は20と高く、県外桑の10~15を大きく引き離す。メロン15、ミカン13、マンゴー12も上回る数値で、シマ桑の実で加工品を作る際は加糖の必要性がないという。
試作した桑の実アイスは、無加糖のおかげで爽やかな甘み。
後味すっきりで、べたつかない。抗酸化作用のあるポリフェノールもたっぷり含まれている。
現在の課題は桑畑の確保。2012年度の面積は約1万4735平方メートルで、市と西原町に計17カ所ある。
近隣で農薬が使われていないことなどを条件に農地を探しているが、点在させてしまうと限られた人数では効率的に収穫できないため、供給元を中北部や離島まで広げるのは難しいという。
賃借期間が最低5年と長めになってしまうこともネックで、地権者の理解を得にくいという。植え付けから収穫まで2~3年かかるためだ。
アイスクリームは、実の収穫量を考えると期間限定販売が精いっぱいだといい、浦添市は今後も畑の提供を呼びかけていく考えだ。
問い合わせは市商工産業課、
電話 098(876)1234 (内線3164)。
沖縄タイムス

試作品の桑の実アイス(右)と桑の葉アイス(左)
【浦添】小さな種のプチプチ感がたまらない、桑の実の無加糖アイスクリームはいかが-。
早ければ2年後の限定販売を目指し、市が奔走している。
夏場に茂る葉は桑茶や焼き菓子に、春秋に育てる蚕のまゆはシルクの織物に、そして実はアイスクリームにしようという産業振興の“通年プロジェクト”だ。
市は、「葉取り用」「実取り用」に分けてそれぞれ桑の品種選抜を進め、市内と西原町の休耕地に苗を植えてきた。中国南部原産と推測される県外品種には、実が長さ5センチにまで巨大化するものもあったが、沖縄の気候には合わず育たなかったという。
「やっぱり、沖縄のシマ桑の中から選ばないと駄目だ」。
シルバー人材センターのスタッフらは、技術アドバイザーの小山朗夫さん(つくば市の農業生物資源研究所)とともに県内のあちこちから桑の木を集めたという。
沖縄原産にこだわって選抜した結果、うれしい発見があった。シマ桑の糖度は20と高く、県外桑の10~15を大きく引き離す。メロン15、ミカン13、マンゴー12も上回る数値で、シマ桑の実で加工品を作る際は加糖の必要性がないという。
試作した桑の実アイスは、無加糖のおかげで爽やかな甘み。
後味すっきりで、べたつかない。抗酸化作用のあるポリフェノールもたっぷり含まれている。
現在の課題は桑畑の確保。2012年度の面積は約1万4735平方メートルで、市と西原町に計17カ所ある。
近隣で農薬が使われていないことなどを条件に農地を探しているが、点在させてしまうと限られた人数では効率的に収穫できないため、供給元を中北部や離島まで広げるのは難しいという。
賃借期間が最低5年と長めになってしまうこともネックで、地権者の理解を得にくいという。植え付けから収穫まで2~3年かかるためだ。
アイスクリームは、実の収穫量を考えると期間限定販売が精いっぱいだといい、浦添市は今後も畑の提供を呼びかけていく考えだ。
問い合わせは市商工産業課、
電話 098(876)1234 (内線3164)。
沖縄タイムス
那覇一文字でタマン爆釣(OKINAWA)
那覇一文字でタマン爆釣
毎年ゴールデンウイーク前になると、タマンが爆釣する通称那覇一文字。今年は4キロ前後のスマガツオも数釣れているとの情報が入ったので、4月20日午前6時に、那覇一文字の北の新堤ポイントへと渡った。

4月7日、知念沖のボートフィッシングで60センチ
のイノーアカジンを釣った宮城梓さん(船=fish bowl)
毎年ゴールデンウイーク前になると、タマンが爆釣する通称那覇一文字。今年は4キロ前後のスマガツオも数釣れているとの情報が入ったので、4月20日午前6時に、那覇一文字の北の新堤ポイントへと渡った。

4月19日、西崎海岸のぶっ込み釣りで65センチ、3.5キロ
のタマンを釣った永山逸人さん(沖縄桜會)
2~4キロほどのタマンを多い人で3~5尾も釣り上げ、待望のスマカツオも1尾釣れた。結局、この日は私の帰った午後1時までに、ここのポイントだけで、タマン25尾とスマカツオ1尾が釣れた。取材当日に釣れたのはカゴ釣りが多かったが、フカセ釣りや、ぶっ込み釣りでも楽しめる。那覇一文字のタマンフィーバーはゴールデンウイーク前後まで楽しめそう。

4月14日、那覇港で41.5センチのミーバイと31センチ
のチヌを釣った友利朱花さん

4月20日、那覇一文字北の新堤のフカセ釣りで
良型のタマン2尾を釣った平良篤史さん(琉巳会)

4月20日、西崎一文字で45センチ、2キロを筆頭に
35~40センチオーバーのカーエーを6尾釣った
林浩晋さん(南遊海)

4月13日、黒島・伊古桟橋で初タマン
を釣った美崎ファミリー

4月19日、石垣島伊原間海岸で12キロ
のロウニンアジを釣った下里肇さん(フィードマン)

4月20日、那覇一文字北の新堤のカゴ釣りで、
4キロのスマガツオを釣り上げた川畑靖さん

4月20日、糸満釣り筏のダンゴ釣りで46センチ、
1.6キロのミナミクロダイを釣り上げた安次嶺淳さん

4月14日、那覇一文字で、今年36尾目となる41センチ、1.38キロの石垣鯛を釣った金城善彦さん
取材協力=丸沖つりぐ(電話)098(867)0458
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)
流球新報
毎年ゴールデンウイーク前になると、タマンが爆釣する通称那覇一文字。今年は4キロ前後のスマガツオも数釣れているとの情報が入ったので、4月20日午前6時に、那覇一文字の北の新堤ポイントへと渡った。

4月7日、知念沖のボートフィッシングで60センチ
のイノーアカジンを釣った宮城梓さん(船=fish bowl)
毎年ゴールデンウイーク前になると、タマンが爆釣する通称那覇一文字。今年は4キロ前後のスマガツオも数釣れているとの情報が入ったので、4月20日午前6時に、那覇一文字の北の新堤ポイントへと渡った。

4月19日、西崎海岸のぶっ込み釣りで65センチ、3.5キロ
のタマンを釣った永山逸人さん(沖縄桜會)
2~4キロほどのタマンを多い人で3~5尾も釣り上げ、待望のスマカツオも1尾釣れた。結局、この日は私の帰った午後1時までに、ここのポイントだけで、タマン25尾とスマカツオ1尾が釣れた。取材当日に釣れたのはカゴ釣りが多かったが、フカセ釣りや、ぶっ込み釣りでも楽しめる。那覇一文字のタマンフィーバーはゴールデンウイーク前後まで楽しめそう。

4月14日、那覇港で41.5センチのミーバイと31センチ
のチヌを釣った友利朱花さん

4月20日、那覇一文字北の新堤のフカセ釣りで
良型のタマン2尾を釣った平良篤史さん(琉巳会)

4月20日、西崎一文字で45センチ、2キロを筆頭に
35~40センチオーバーのカーエーを6尾釣った
林浩晋さん(南遊海)

4月13日、黒島・伊古桟橋で初タマン
を釣った美崎ファミリー

4月19日、石垣島伊原間海岸で12キロ
のロウニンアジを釣った下里肇さん(フィードマン)

4月20日、那覇一文字北の新堤のカゴ釣りで、
4キロのスマガツオを釣り上げた川畑靖さん

4月20日、糸満釣り筏のダンゴ釣りで46センチ、
1.6キロのミナミクロダイを釣り上げた安次嶺淳さん

4月14日、那覇一文字で、今年36尾目となる41センチ、1.38キロの石垣鯛を釣った金城善彦さん
取材協力=丸沖つりぐ(電話)098(867)0458
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)
流球新報
つまようじ ハーリー船 完成 (OKINAWA)
つまようじ4万5000本!! ハーリー船模型 完成

那覇ハーリーの模型を手作りで完成させた安慶名元英さん
=16日、糸満市の自宅
5月3日から5日まで開催される「那覇ハーリー」が近づく中、安慶名元英さん(75)=糸満市=はこのほど、2年がかりで手作りの那覇ハーリーの模型3艘(そう)を完成させた。
作品は那覇市に寄贈され、23~30日、市役所1階で展示される。1艘約1万5千本のつまようじを重ねて作り上げた力作。
元英さんは「苦労して作った。多くの皆さんに見てもらいたい。大好きな那覇ハーリーを盛り上げる手伝いができてうれしい」と話した。
ハーリーの模型は全長1メートル10センチ。緑の「那覇」、黄色の「久米」は、こぎ手が乗り込んで準備をしている様子、黒の「泊」はこぎ出した様子が表現されている。つまようじの土台に彫刻刀、かんなで仕上げ、竜頭、竜尾は木彫りだ。人形はつまようじと紙粘土を使用し、手縫いの着物を着せた。櫂(かい)(エーク)は割り箸だ。
元英さんは那覇市松山の出身。琉球漆器の職人だった父親の故克光(こっこう)さんの影響で小さいころから彫刻を手掛けている。那覇高校卒業後、東京で写真製版の技術を習得し、帰郷後は松山で仕事をしていた。
父克光さんが那覇大綱挽で使われる旗頭を最初に手掛けていたこともあり、元英さんは那覇の祭りに親しんできた。特にハーリーに夢中で、毎年欠かさず見に行く。御願バーリーの時には「わくわく胸が高鳴る」という。
このため元英さんは那覇ハーリーの模型を作ることが長年の夢だった。退職し、日中の時間を模型制作につぎ込んで、2年がかりで完成させた。
出来栄えを見て「われながら感動する」と喜ぶが、あまりに大変だったので「二度と作りたくない」ともこぼす。だが「サバニならもっと作ってもいい」と次回作への意欲ものぞかせた。
琉球新報

那覇ハーリーの模型を手作りで完成させた安慶名元英さん
=16日、糸満市の自宅
5月3日から5日まで開催される「那覇ハーリー」が近づく中、安慶名元英さん(75)=糸満市=はこのほど、2年がかりで手作りの那覇ハーリーの模型3艘(そう)を完成させた。
作品は那覇市に寄贈され、23~30日、市役所1階で展示される。1艘約1万5千本のつまようじを重ねて作り上げた力作。
元英さんは「苦労して作った。多くの皆さんに見てもらいたい。大好きな那覇ハーリーを盛り上げる手伝いができてうれしい」と話した。
ハーリーの模型は全長1メートル10センチ。緑の「那覇」、黄色の「久米」は、こぎ手が乗り込んで準備をしている様子、黒の「泊」はこぎ出した様子が表現されている。つまようじの土台に彫刻刀、かんなで仕上げ、竜頭、竜尾は木彫りだ。人形はつまようじと紙粘土を使用し、手縫いの着物を着せた。櫂(かい)(エーク)は割り箸だ。
元英さんは那覇市松山の出身。琉球漆器の職人だった父親の故克光(こっこう)さんの影響で小さいころから彫刻を手掛けている。那覇高校卒業後、東京で写真製版の技術を習得し、帰郷後は松山で仕事をしていた。
父克光さんが那覇大綱挽で使われる旗頭を最初に手掛けていたこともあり、元英さんは那覇の祭りに親しんできた。特にハーリーに夢中で、毎年欠かさず見に行く。御願バーリーの時には「わくわく胸が高鳴る」という。
このため元英さんは那覇ハーリーの模型を作ることが長年の夢だった。退職し、日中の時間を模型制作につぎ込んで、2年がかりで完成させた。
出来栄えを見て「われながら感動する」と喜ぶが、あまりに大変だったので「二度と作りたくない」ともこぼす。だが「サバニならもっと作ってもいい」と次回作への意欲ものぞかせた。
琉球新報
2013-04-23
多彩なステージ、出店 タクジ祭り(OKINAWA)
音楽、アート楽しむ 多彩なステージ、出店 タクジ祭り
気勢を上げる主催者の岡田さん(左から4人目)と、
出演者ら=13日、南城市カフェやぶさち
【南城】県内外からのアーティストを集め、毎年開かれているタクジ祭り(主催・オフィスネコハウス、同実行委員会)が13日と14日の両日、南城市百名のカフェやぶさちで行われた。2日目は豪雨に見舞われながらも、両日合計約500人(主催者発表)が来場した。
ことしで10年目を迎えるこの祭りは、「火と音楽とアートのお祭り」をテーマに、音楽家や画家、料理人など、県内外からアーティストらが集まり、50組のステージや40の出店で祭りを盛り上げた。来場者は、寝泊まりして両日楽しむためのテントを張ったり、音楽に酔いしれたりと、思い思いに時間を過ごした。
不思議な音を耳元で鳴らして癒やし効果を得る「脳内マッサージ」や、輪郭をちんすこうの形にして描く似顔絵など、一風変わったコーナーもあった。
第1回から同まつりを主催するファイヤーパフォーマーの岡田拓治さん(33)=北谷町=は「最初は北谷でテーブルをつなげただけのステージから始まった。今は北海道から沖縄までたくさんの出演者が口コミで集まっている」と話した。
ジャグリングで出演した慶留間(けるま)知樹さん(23)=浦添市=は「県外からも共演者が来るので刺激になる」と話し、埼玉県から訪れたという上田千賀さん(20)は「今まで見たことのないアートや音楽を楽しめた」と感想を述べた。
流球新報

気勢を上げる主催者の岡田さん(左から4人目)と、
出演者ら=13日、南城市カフェやぶさち
【南城】県内外からのアーティストを集め、毎年開かれているタクジ祭り(主催・オフィスネコハウス、同実行委員会)が13日と14日の両日、南城市百名のカフェやぶさちで行われた。2日目は豪雨に見舞われながらも、両日合計約500人(主催者発表)が来場した。
ことしで10年目を迎えるこの祭りは、「火と音楽とアートのお祭り」をテーマに、音楽家や画家、料理人など、県内外からアーティストらが集まり、50組のステージや40の出店で祭りを盛り上げた。来場者は、寝泊まりして両日楽しむためのテントを張ったり、音楽に酔いしれたりと、思い思いに時間を過ごした。
不思議な音を耳元で鳴らして癒やし効果を得る「脳内マッサージ」や、輪郭をちんすこうの形にして描く似顔絵など、一風変わったコーナーもあった。
第1回から同まつりを主催するファイヤーパフォーマーの岡田拓治さん(33)=北谷町=は「最初は北谷でテーブルをつなげただけのステージから始まった。今は北海道から沖縄までたくさんの出演者が口コミで集まっている」と話した。
ジャグリングで出演した慶留間(けるま)知樹さん(23)=浦添市=は「県外からも共演者が来るので刺激になる」と話し、埼玉県から訪れたという上田千賀さん(20)は「今まで見たことのないアートや音楽を楽しめた」と感想を述べた。
流球新報
オリオンも「クリアフリー」(OKINAWA)
ノンアルコール オリオンも「クリアフリー」

オリオンクリアフリーをPRする川満彩杏さん
=22日、沖縄タイムス社
オリオンビール(浦添市、嘉手苅義男社長)は23日から、ノンアルコールのビールテイスト飲料「オリオンクリアフリー」を県内で販売する。同社のノンアルコール商品の販売は初めて。
女性を中心に拡大傾向にあるノンアルコール市場への参入で売り上げ拡大を目指す。初年度の販売目標は350ミリリットル缶で200万本。店頭価格は140円前後になる見通し。
カロリーと糖質もゼロに抑え、健康志向の高い男性の取り込みも狙う。麦芽を使わず、同社独自の製法ですっきりとした味わいと香りに仕上げた。
デザインは、爽やかな沖縄の青空をイメージ。CMには県出身タレントの川満彩杏(あい)さん(24)を起用した。22日、沖縄タイムス社を訪れた川満さんは「すっきりとした飲み心地で、これからの季節にぴったり。女性にも気軽に飲んでもらいたい」とPRした。
沖縄タイムス

オリオンクリアフリーをPRする川満彩杏さん
=22日、沖縄タイムス社
オリオンビール(浦添市、嘉手苅義男社長)は23日から、ノンアルコールのビールテイスト飲料「オリオンクリアフリー」を県内で販売する。同社のノンアルコール商品の販売は初めて。
女性を中心に拡大傾向にあるノンアルコール市場への参入で売り上げ拡大を目指す。初年度の販売目標は350ミリリットル缶で200万本。店頭価格は140円前後になる見通し。
カロリーと糖質もゼロに抑え、健康志向の高い男性の取り込みも狙う。麦芽を使わず、同社独自の製法ですっきりとした味わいと香りに仕上げた。
デザインは、爽やかな沖縄の青空をイメージ。CMには県出身タレントの川満彩杏(あい)さん(24)を起用した。22日、沖縄タイムス社を訪れた川満さんは「すっきりとした飲み心地で、これからの季節にぴったり。女性にも気軽に飲んでもらいたい」とPRした。
沖縄タイムス
新米ヤギさん お散歩中 (港川小・沖縄)
新米ヤギさん お散歩練習中 港川小

ヤギの「レイちゃん」は玄関前の岩に登るのも得意だ
=浦添市城間の港川小
【浦添】港川小で飼育されている「お散歩ヤギ」がこのほど代替わりし、子どもたちの投票で「レイちゃん」と名付けられた。レイは、初代の「メイ」と2代目の「レオ」から一文字ずつ取った名前。“先輩ヤギ”と同じように校外を散歩できるよう、飼育委員会の子どもたちが手綱を引いて校内で練習中だ。(平島夏実)
飼育委員の奏明(そうめい)君(11)=6年=は「レイは首をなでたら、ちゃんと歩いてくれる」とこつをつかむ。玉城拓海君(11)=同=は「玄関前のリュウキュウマツから桑、セロリまで何でも食べる子」と食欲を見抜き、植え込みの木を食べさせながら校内を散歩している。
港川小でヤギの飼育を始めたのは約3年前。子どもたちの力で手綱を引けなくなるくらい初代のメイが大きくなったため、那覇市の大石公園ヒージャー愛好会と相談。同市識名の大石公園で育てていた子ヤギのレオと交換した。まもなくレオも「剛力」になったため、今回の3代目がやってきたという。
レイは生後6カ月で妊娠中だといい、今夏にも出産を迎える見込み。
崎濱秀一校長は「その時は私が赤ちゃんを引っ張らないといけないな」とドキドキ。ヤギの出産時刻は正午前後が多いとされているため「夏休み中かもしれないが、子どもたちにぜひ見せてあげたい」と期待している。
ヤギとのふれあいは、命を大切にしたり、弱いものをいたわったりする心の育成が狙い。
当初ヤギを怖がっていた子どもたちも、シャンプーやエサやりを通して距離感を縮めていったという。
「このごろ雨でジメジメしているから、レイは小屋の外に出たがらないな。ヤギは湿気が嫌いなんだ」。子どもたちは、ヤギのプチ専門家になりつつある。
沖縄タイムス

ヤギの「レイちゃん」は玄関前の岩に登るのも得意だ
=浦添市城間の港川小
【浦添】港川小で飼育されている「お散歩ヤギ」がこのほど代替わりし、子どもたちの投票で「レイちゃん」と名付けられた。レイは、初代の「メイ」と2代目の「レオ」から一文字ずつ取った名前。“先輩ヤギ”と同じように校外を散歩できるよう、飼育委員会の子どもたちが手綱を引いて校内で練習中だ。(平島夏実)
飼育委員の奏明(そうめい)君(11)=6年=は「レイは首をなでたら、ちゃんと歩いてくれる」とこつをつかむ。玉城拓海君(11)=同=は「玄関前のリュウキュウマツから桑、セロリまで何でも食べる子」と食欲を見抜き、植え込みの木を食べさせながら校内を散歩している。
港川小でヤギの飼育を始めたのは約3年前。子どもたちの力で手綱を引けなくなるくらい初代のメイが大きくなったため、那覇市の大石公園ヒージャー愛好会と相談。同市識名の大石公園で育てていた子ヤギのレオと交換した。まもなくレオも「剛力」になったため、今回の3代目がやってきたという。
レイは生後6カ月で妊娠中だといい、今夏にも出産を迎える見込み。
崎濱秀一校長は「その時は私が赤ちゃんを引っ張らないといけないな」とドキドキ。ヤギの出産時刻は正午前後が多いとされているため「夏休み中かもしれないが、子どもたちにぜひ見せてあげたい」と期待している。
ヤギとのふれあいは、命を大切にしたり、弱いものをいたわったりする心の育成が狙い。
当初ヤギを怖がっていた子どもたちも、シャンプーやエサやりを通して距離感を縮めていったという。
「このごろ雨でジメジメしているから、レイは小屋の外に出たがらないな。ヤギは湿気が嫌いなんだ」。子どもたちは、ヤギのプチ専門家になりつつある。
沖縄タイムス
西表島「船浮音祭り」(八重山・沖縄)
歌と食で大活況 西表島「船浮音祭り」

手拍子合わせオリジナル曲を熱唱する池田卓さん(右)
=竹富町・西表船浮のカマドマ広場
【西表島=竹富】
西表島の中でも船でしか行けない集落・船浮を音楽で盛り上げようと、船浮出身のミュージシャン・池田卓さんが呼び掛ける第7回「船浮音祭り」(主催・同実行委員会)が21日、同集落のカマドマ広場で開かれた。集落の人口37人の約15倍に当たる約600人が訪れ、島で育まれた歌や食を楽しんだ。
同祭りはことし2月、全国で地域活性化に取り組む団体を支援する「第3回地域再生大賞」の優秀賞を受賞。同日も県内外から観客が訪れ、山々と船浮湾に囲まれた会場は、活気に沸いた。
最初にステージに立った池田さんは「島の人よ」などオリジナルソングを熱唱。ピアノ演奏を交え、「デンサー節」「まるま盆山節」など西表島の民謡も叙情豊かに歌い上げた。
会場では集落でしとめたイノシシの鍋や、アーサーやモズクの天ぷらなど島の料理が並び、来場者は豊かな自然の恵みも味わっていた。
2日がかりでイノシシ鍋を仕込んだ島袋正一さん(61)は「船浮のイノシシは日本一の味。どこでも味わえない島の鍋を食べに来年も訪れてほしい」とアピールしていた。
沖縄タイムス

手拍子合わせオリジナル曲を熱唱する池田卓さん(右)
=竹富町・西表船浮のカマドマ広場
【西表島=竹富】
西表島の中でも船でしか行けない集落・船浮を音楽で盛り上げようと、船浮出身のミュージシャン・池田卓さんが呼び掛ける第7回「船浮音祭り」(主催・同実行委員会)が21日、同集落のカマドマ広場で開かれた。集落の人口37人の約15倍に当たる約600人が訪れ、島で育まれた歌や食を楽しんだ。
同祭りはことし2月、全国で地域活性化に取り組む団体を支援する「第3回地域再生大賞」の優秀賞を受賞。同日も県内外から観客が訪れ、山々と船浮湾に囲まれた会場は、活気に沸いた。
最初にステージに立った池田さんは「島の人よ」などオリジナルソングを熱唱。ピアノ演奏を交え、「デンサー節」「まるま盆山節」など西表島の民謡も叙情豊かに歌い上げた。
会場では集落でしとめたイノシシの鍋や、アーサーやモズクの天ぷらなど島の料理が並び、来場者は豊かな自然の恵みも味わっていた。
2日がかりでイノシシ鍋を仕込んだ島袋正一さん(61)は「船浮のイノシシは日本一の味。どこでも味わえない島の鍋を食べに来年も訪れてほしい」とアピールしていた。
沖縄タイムス
今帰仁でマジックアワーRUN (OKINAWA)
内兼久V2 今帰仁でマジックアワーRUN

海を見下ろす絶景コースを走るジョガー
=20日午後5時30分、今帰仁村・古宇利大橋
(田嶋正雄撮影)
【マジックアワーRUN取材班】
古宇利大橋とワルミ大橋を駆け抜けるハーフマラソン「第3回古宇利島マジックアワーRUNin今帰仁村」(主催・同実行委員会=今帰仁村、沖縄タイムス社、村教育委員会、村体育協会、村商工会、村区長会、スポーツツーリズム沖縄)が20日、今帰仁村総合運動公園を主会場に開かれた。
ハーフ(21・0975キロ)の部の男子は金城ケビン選手(北谷町)が1時間20分36秒で初優勝。女子は内兼久美幸選手(浦添市)が1時間34分27秒で2連覇を達成した。
当日エントリー数はハーフに2041人、10キロに391人。ハーフは1771人(完走率86・77%)、10キロは346人(同88・49%)が完走した。
ご協力お礼
第3回古宇利島マジックアワーRUNin今帰仁村は成功裏に終了いたしました。県民の皆さまをはじめ、ランナー、ボランティアのご協力に感謝申し上げます。
主催 古宇利島マジックアワーRUN大会実行委員会
(沖縄タイムス社など)

海を見下ろす絶景コースを走るジョガー
=20日午後5時30分、今帰仁村・古宇利大橋
(田嶋正雄撮影)
【マジックアワーRUN取材班】
古宇利大橋とワルミ大橋を駆け抜けるハーフマラソン「第3回古宇利島マジックアワーRUNin今帰仁村」(主催・同実行委員会=今帰仁村、沖縄タイムス社、村教育委員会、村体育協会、村商工会、村区長会、スポーツツーリズム沖縄)が20日、今帰仁村総合運動公園を主会場に開かれた。
ハーフ(21・0975キロ)の部の男子は金城ケビン選手(北谷町)が1時間20分36秒で初優勝。女子は内兼久美幸選手(浦添市)が1時間34分27秒で2連覇を達成した。
当日エントリー数はハーフに2041人、10キロに391人。ハーフは1771人(完走率86・77%)、10キロは346人(同88・49%)が完走した。
ご協力お礼
第3回古宇利島マジックアワーRUNin今帰仁村は成功裏に終了いたしました。県民の皆さまをはじめ、ランナー、ボランティアのご協力に感謝申し上げます。
主催 古宇利島マジックアワーRUN大会実行委員会
(沖縄タイムス社など)
トライ表彰式、10傑に栄誉 (宮古島・OKINAWA)
トライ表彰式、男女の10傑に栄誉

総合部門の上位入賞者たち=市総合体育館
第29回全日本トライアスロン宮古島大会 (主催・宮古島市ほか) の表彰式&ふれあいパーティーが熱闘から一夜明けた22日、 市総合体育館で開かれ、 総合連覇を達成したアントン・ブロックヒン選手(26)=ウクライナ=、 同じく女子連覇のビーテ・ゴエーツ選手(44)=ドイツ=に優勝楯と大会長杯などが授与されたほか、 総合部門と女子部門の上位入賞者に賞状と副賞がそれぞれ贈られた。 会場には選手、 ボランティア、 大会役員ら大勢が訪れ、 感動のドラマの余韻に浸りつつ、次回大会での再会を誓いあった。

女子部門の上位入賞者たち
表彰式は午後3時から同体育館で行われた。 大会長の下地敏彦宮古島市長は 「初のデュアスロンとなったが、 このトライ大会が40回、 50回と続いていくために貴重な体験をし、 ノウハウを蓄積できた。 スイムがしたいと思った選手も多いと思うが、 天気の神様には勝てない。 安全安心がモットーの大会なので理解してほしい。
来年30回の節目なので、 いろんな企画をしていく。
パーティーを和気あいあいと楽しみ、 来年もまたここに集い、 ともに宮古島トライを楽しんでいただきたい。 永遠に続けるためにアスリートの協力をお願いしたい」 と節目の次回大会に意欲を見せた。
引き続き総合部門の表彰式が行われ、 総合連覇したブロックヒン選手に優勝楯と大会長杯などが授与され、 副賞として海外と日本を結ぶ往復航空券も贈呈された。
表彰台には2位河原隼人選手 (東京都)、 3位松丸真幸選手 (茨城県) など上位10人の選手が勢ぞろい。
参加した大勢の選手、 市民らから温かい祝福を受けた。
記念撮影も行われるなど会場は華々しい雰囲気に包まれていた。
女子部門の表彰式でも同じく連覇したゴエーツ選手に長濱政治大会副会長が優勝楯と大会長杯を授与。 2位の酒井絵美選手 (東京都)、 3位リー・ジヒュン選手 (韓国) ほか上位10人の選手にも賞状と副賞が授与され、 各年代別 (男子1位~3位、 女子1位)、 特別賞 (種目別) 県勢1位と男女最高齢者の表彰も行われた。
会場には激闘を終えた大勢の選手や競技役員ら多数が詰めかけ、 上位入賞者の栄誉と選手らの健闘をたたえ合い、 祝杯を上げるなど冷めやらぬ感動のドラマの余韻に浸っていた。 会場に用意された宮古そば、 もずく、 新鮮な刺身など島の特産品を味わいながら第30回の節目を迎える次回大会での再会を誓い合った。
宮古新報

総合部門の上位入賞者たち=市総合体育館
第29回全日本トライアスロン宮古島大会 (主催・宮古島市ほか) の表彰式&ふれあいパーティーが熱闘から一夜明けた22日、 市総合体育館で開かれ、 総合連覇を達成したアントン・ブロックヒン選手(26)=ウクライナ=、 同じく女子連覇のビーテ・ゴエーツ選手(44)=ドイツ=に優勝楯と大会長杯などが授与されたほか、 総合部門と女子部門の上位入賞者に賞状と副賞がそれぞれ贈られた。 会場には選手、 ボランティア、 大会役員ら大勢が訪れ、 感動のドラマの余韻に浸りつつ、次回大会での再会を誓いあった。

女子部門の上位入賞者たち
表彰式は午後3時から同体育館で行われた。 大会長の下地敏彦宮古島市長は 「初のデュアスロンとなったが、 このトライ大会が40回、 50回と続いていくために貴重な体験をし、 ノウハウを蓄積できた。 スイムがしたいと思った選手も多いと思うが、 天気の神様には勝てない。 安全安心がモットーの大会なので理解してほしい。
来年30回の節目なので、 いろんな企画をしていく。
パーティーを和気あいあいと楽しみ、 来年もまたここに集い、 ともに宮古島トライを楽しんでいただきたい。 永遠に続けるためにアスリートの協力をお願いしたい」 と節目の次回大会に意欲を見せた。
引き続き総合部門の表彰式が行われ、 総合連覇したブロックヒン選手に優勝楯と大会長杯などが授与され、 副賞として海外と日本を結ぶ往復航空券も贈呈された。
表彰台には2位河原隼人選手 (東京都)、 3位松丸真幸選手 (茨城県) など上位10人の選手が勢ぞろい。
参加した大勢の選手、 市民らから温かい祝福を受けた。
記念撮影も行われるなど会場は華々しい雰囲気に包まれていた。
女子部門の表彰式でも同じく連覇したゴエーツ選手に長濱政治大会副会長が優勝楯と大会長杯を授与。 2位の酒井絵美選手 (東京都)、 3位リー・ジヒュン選手 (韓国) ほか上位10人の選手にも賞状と副賞が授与され、 各年代別 (男子1位~3位、 女子1位)、 特別賞 (種目別) 県勢1位と男女最高齢者の表彰も行われた。
会場には激闘を終えた大勢の選手や競技役員ら多数が詰めかけ、 上位入賞者の栄誉と選手らの健闘をたたえ合い、 祝杯を上げるなど冷めやらぬ感動のドラマの余韻に浸っていた。 会場に用意された宮古そば、 もずく、 新鮮な刺身など島の特産品を味わいながら第30回の節目を迎える次回大会での再会を誓い合った。
宮古新報
笑顔でクイチャー/ふれあいパーティー(宮古島・OKINAWA)
笑顔でクイチャー/健闘たたえ再会約束
トライふれあいパーティー

健闘をたたえ合い笑顔でクイチャーを踊る選手ら
=22日、市総合体育館
「また来年、この場所で会おう」-。第29回全日本トライアスロン宮古島大会のふれあいパーティーが22日午後、市総合体育館で開かれた。選手は互いの健闘をたたえ合いながら乾杯を繰り返し、大会スタッフや地元ボランティアの市民との交流も楽しんだ。充実感あふれる表情の選手は、和やかな雰囲気の中で次回大会での再会を誓い合った。
パーティーでは、年代別上位入賞者や県勢の男女1位、種目別上位入賞者、男女の最高齢完走者らを表彰した。完走3万人目のストロングマンとなった東京都の飯塚脩さんには記念品が贈られた。
女子最高齢完走者は大阪府から出場の松田喜美子さん(65)。宮古島大会の印象について、「エイドステーションとボランティアが充実しているところが人気の理由だと思う。島を挙げてのボランティアと沿道の声援に支えられた」と感謝の気持ちを話した。
兵庫県から参加の松川幹雄さん(63)は初めてのロングで完走を達成。「宮古島の海がきれいだったのでトライ出場を目指して60歳から練習を始めた。レースはデュアスロンになったが結果的には良かった。素晴らしい大会だった」と充実した表情で話した。
地元宮古島市の瑞慶覧朝充さん(32)は6回目の出場で6度目の完走。「風が強くて大変だったが練習の結果は出せた」と満足顔で話した。「来年は記念の30回大会。出場して良い結果を残したい」と来年大会に向けて意欲を語った。
パーティーでは中学生ドラマーの伊舎堂さくらさんやシンガーソングライターで選手の古代真琴さんが音楽パフォーマンスを披露して会場を盛り上げた。
最後は全員でクイチャーを乱舞。選手、役員、ボランティアのメンバーが舞台に上がり、29回大会を振り返りながら満面の笑みでクイチャーを踊り続けた。
.宮古毎日新聞
トライふれあいパーティー

健闘をたたえ合い笑顔でクイチャーを踊る選手ら
=22日、市総合体育館
「また来年、この場所で会おう」-。第29回全日本トライアスロン宮古島大会のふれあいパーティーが22日午後、市総合体育館で開かれた。選手は互いの健闘をたたえ合いながら乾杯を繰り返し、大会スタッフや地元ボランティアの市民との交流も楽しんだ。充実感あふれる表情の選手は、和やかな雰囲気の中で次回大会での再会を誓い合った。
パーティーでは、年代別上位入賞者や県勢の男女1位、種目別上位入賞者、男女の最高齢完走者らを表彰した。完走3万人目のストロングマンとなった東京都の飯塚脩さんには記念品が贈られた。
女子最高齢完走者は大阪府から出場の松田喜美子さん(65)。宮古島大会の印象について、「エイドステーションとボランティアが充実しているところが人気の理由だと思う。島を挙げてのボランティアと沿道の声援に支えられた」と感謝の気持ちを話した。
兵庫県から参加の松川幹雄さん(63)は初めてのロングで完走を達成。「宮古島の海がきれいだったのでトライ出場を目指して60歳から練習を始めた。レースはデュアスロンになったが結果的には良かった。素晴らしい大会だった」と充実した表情で話した。
地元宮古島市の瑞慶覧朝充さん(32)は6回目の出場で6度目の完走。「風が強くて大変だったが練習の結果は出せた」と満足顔で話した。「来年は記念の30回大会。出場して良い結果を残したい」と来年大会に向けて意欲を語った。
パーティーでは中学生ドラマーの伊舎堂さくらさんやシンガーソングライターで選手の古代真琴さんが音楽パフォーマンスを披露して会場を盛り上げた。
最後は全員でクイチャーを乱舞。選手、役員、ボランティアのメンバーが舞台に上がり、29回大会を振り返りながら満面の笑みでクイチャーを踊り続けた。
.宮古毎日新聞
健闘称え祝杯 (宮古島・OKINAWA)
パーティー、健闘称え祝杯

小さな島を舞台に感動のドラマを生みだしたトライアスロン宮古島大会を締めくくる 「ふれあいパーティー」 が22日午後、 市総合体育館で催された。
過酷なレースに挑んだ選手らは充実感に満ちた表情で互いの健闘をたたえながら何度も祝杯を交わし、 大会を通して出会った仲間との絆を育んだ。
最後は全員でクイチャーを踊り、 「また来年も会おう」 と再会を約束した。
初出場で完走した山本将也さん (25) =愛知県=は 「宮古島の友人やボランティアの応援に力をもらって頑張れた。 スイムは出来なかったが、 すごくいい大会だった。 また来年も絶対に出たい」 と話した。
宮古島に移住してもうすぐ10年目となる津村賢一郎さん (30) は 「昨年初めて出場したが、 完走できずに悔しい思いをした。 今回デュアスロン競技となったが完走できて嬉しい。 来年こそは3種目を完走したい」 と笑顔で話した。
年代別表彰で男子60代1位に輝いたチーム韓国の李龍雨 (リー・ヤンウー) さん (62) は 「初めての宮古島大会。 島の人たちの温かい歓迎と応援に感動した。 2002年からいろんな大会に参加しているが、 この10年のうちで宮古島大会が一番良かった。 来年も出たい」 と語った。
パーティーでは、 ビールや泡盛を手にした選手や関係者らがチームメンバーや大会を通して知り合った仲間とのレース談議に花を咲かせたり、 上位入賞者に握手や記念撮影を求めるなどして様々に楽しんだ。
スクリーンにレース当日のダイジェスト映像が映し出されると、 選手たちは歓声を上げながらレースを振り返っていた。 クライマックスのゴールシーンでは感動がよみがえって目に涙を浮かべる選手もいた。
このほか舞台演奏などでパーティーの盛り上がりは最高潮に。 最後は地元民謡グループによる三線の生演奏をバックに参加者らがクイチャーを踊り、 30回目の節目となる次回大会での再会を約束しながら宮古島大会を締めくくった。
宮古新報

小さな島を舞台に感動のドラマを生みだしたトライアスロン宮古島大会を締めくくる 「ふれあいパーティー」 が22日午後、 市総合体育館で催された。
過酷なレースに挑んだ選手らは充実感に満ちた表情で互いの健闘をたたえながら何度も祝杯を交わし、 大会を通して出会った仲間との絆を育んだ。
最後は全員でクイチャーを踊り、 「また来年も会おう」 と再会を約束した。
初出場で完走した山本将也さん (25) =愛知県=は 「宮古島の友人やボランティアの応援に力をもらって頑張れた。 スイムは出来なかったが、 すごくいい大会だった。 また来年も絶対に出たい」 と話した。
宮古島に移住してもうすぐ10年目となる津村賢一郎さん (30) は 「昨年初めて出場したが、 完走できずに悔しい思いをした。 今回デュアスロン競技となったが完走できて嬉しい。 来年こそは3種目を完走したい」 と笑顔で話した。
年代別表彰で男子60代1位に輝いたチーム韓国の李龍雨 (リー・ヤンウー) さん (62) は 「初めての宮古島大会。 島の人たちの温かい歓迎と応援に感動した。 2002年からいろんな大会に参加しているが、 この10年のうちで宮古島大会が一番良かった。 来年も出たい」 と語った。
パーティーでは、 ビールや泡盛を手にした選手や関係者らがチームメンバーや大会を通して知り合った仲間とのレース談議に花を咲かせたり、 上位入賞者に握手や記念撮影を求めるなどして様々に楽しんだ。
スクリーンにレース当日のダイジェスト映像が映し出されると、 選手たちは歓声を上げながらレースを振り返っていた。 クライマックスのゴールシーンでは感動がよみがえって目に涙を浮かべる選手もいた。
このほか舞台演奏などでパーティーの盛り上がりは最高潮に。 最後は地元民謡グループによる三線の生演奏をバックに参加者らがクイチャーを踊り、 30回目の節目となる次回大会での再会を約束しながら宮古島大会を締めくくった。
宮古新報
第7回船浮音祭り (西表・沖縄)
石垣—上原欠航のなか、約600人が来場

【西表船浮】
船浮出身のシンガー・ソングライター、池田卓さんが企画・プロデュースする第7回船浮音祭り(主催・同実行委員会)が21日正午から、かまどま広場で開かれた。海上のしけで石垣〜上原航路が欠航したものの、この日は西表大原経由や特別チャーター便で約600人(主催者発表)が来場。人口37人の静かな船浮集落は音祭り一色に染まり、来場者らはステージや飲食バザーを楽しみながら地域住民手づくりイベントを満喫した。
音祭りは船浮住民の結束を深め、地域活性化につなげることなどを目的に2007年からスタート。県の離島フェア2010で「島おこし奨励賞」、第3回(13年)全国・地域再生大賞優秀賞を受賞している。
ステージでは新川雅啓(キーボード)、国吉亮(ギター)をバックに池田さんが代表曲の「おれのふるさとへ」や「島の人よ」をはじめ、「デンサー節」や「まるまぼんさん節」などを熱唱。
司会のしんちゃん(津波信一さん)が独特の軽快なトークで観客を沸かせ、「The Waltz」のローリー・クックさんが「うーとーとー」など数曲を歌い上げ会場を盛り上げた。
ラストは出演者全員でアイランドの名曲「Stay With Me」を披露し、池田さんは「また来たいと思ってくれる人のためにも毎年続けたい」と来場者らに感謝を述べた。
この日は、海上のしけで石垣と西表上原を結ぶ航路が欠航。
石垣からの観客の多くは船浮直行の特別チャーター便と、西表大原を経由し、高速船とバスを乗り継いで会場に到着。
会場の飲食バザーでは、イノシシ8頭を使って西表ならではのシシ汁やそばが大盛況。来場者は三線やマンゴー、パインが当たる抽選会で一喜一憂したり、ステージを楽しみながら思い思いに音祭りを満喫していた。
八重山毎日新聞

【西表船浮】
船浮出身のシンガー・ソングライター、池田卓さんが企画・プロデュースする第7回船浮音祭り(主催・同実行委員会)が21日正午から、かまどま広場で開かれた。海上のしけで石垣〜上原航路が欠航したものの、この日は西表大原経由や特別チャーター便で約600人(主催者発表)が来場。人口37人の静かな船浮集落は音祭り一色に染まり、来場者らはステージや飲食バザーを楽しみながら地域住民手づくりイベントを満喫した。
音祭りは船浮住民の結束を深め、地域活性化につなげることなどを目的に2007年からスタート。県の離島フェア2010で「島おこし奨励賞」、第3回(13年)全国・地域再生大賞優秀賞を受賞している。
ステージでは新川雅啓(キーボード)、国吉亮(ギター)をバックに池田さんが代表曲の「おれのふるさとへ」や「島の人よ」をはじめ、「デンサー節」や「まるまぼんさん節」などを熱唱。
司会のしんちゃん(津波信一さん)が独特の軽快なトークで観客を沸かせ、「The Waltz」のローリー・クックさんが「うーとーとー」など数曲を歌い上げ会場を盛り上げた。
ラストは出演者全員でアイランドの名曲「Stay With Me」を披露し、池田さんは「また来たいと思ってくれる人のためにも毎年続けたい」と来場者らに感謝を述べた。
この日は、海上のしけで石垣と西表上原を結ぶ航路が欠航。
石垣からの観客の多くは船浮直行の特別チャーター便と、西表大原を経由し、高速船とバスを乗り継いで会場に到着。
会場の飲食バザーでは、イノシシ8頭を使って西表ならではのシシ汁やそばが大盛況。来場者は三線やマンゴー、パインが当たる抽選会で一喜一憂したり、ステージを楽しみながら思い思いに音祭りを満喫していた。
八重山毎日新聞
2013-04-22
ブロックヒン連覇 宮古島トライアスロン(OKINAWA)
ブロックヒン連覇 宮古島トライアスロン

過酷なレースを終えてゴールし、家族や友人らと喜びを分かち合うトライアスリート=21日午後8時21分ごろ、宮古島市陸上競技場(金良孝矢撮影)
【宮古島トライアスロン取材班】
第29回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市、琉球新報社)は21日、強風のためスイムを中止し、2種目のデュアスロン(ラン-バイク-ラン)に変更して行われた。
デュアスロンでの実施は今回が初めて。ラン(約6・5キロ)からスタート、続いてバイク(155キロ)、再びラン(42・195キロ)を行う合計約204キロで行い、男子はアントン・ブロックヒン(ウクライナ)、女子はビーテ・ゴエーツ(独)が、それぞれ2連覇した。
男子のブロックヒンは7時間31分36秒でゴールした。2位は河原勇人(東京)、3位は松丸真幸(茨城)が入った。
女子のゴエーツは8時間27分58秒で栄冠をつかんだ。2位は酒井絵美(東京)、3位は李智賢(イ・チーヒョン、韓国)。
大会には、1470人(男子1294人、女子176人)出場し、完走者は1184人(男子1060人、女子124人)だった。
完走率は80・5%で、3種目のトライアスロンと単純な比較はできないが、宮古島トライアスロンで過去最低だった。
天候は曇り。正午の気温は18・6度、風速7・3メートルだった。
流球新報

過酷なレースを終えてゴールし、家族や友人らと喜びを分かち合うトライアスリート=21日午後8時21分ごろ、宮古島市陸上競技場(金良孝矢撮影)
【宮古島トライアスロン取材班】
第29回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市、琉球新報社)は21日、強風のためスイムを中止し、2種目のデュアスロン(ラン-バイク-ラン)に変更して行われた。
デュアスロンでの実施は今回が初めて。ラン(約6・5キロ)からスタート、続いてバイク(155キロ)、再びラン(42・195キロ)を行う合計約204キロで行い、男子はアントン・ブロックヒン(ウクライナ)、女子はビーテ・ゴエーツ(独)が、それぞれ2連覇した。
男子のブロックヒンは7時間31分36秒でゴールした。2位は河原勇人(東京)、3位は松丸真幸(茨城)が入った。
女子のゴエーツは8時間27分58秒で栄冠をつかんだ。2位は酒井絵美(東京)、3位は李智賢(イ・チーヒョン、韓国)。
大会には、1470人(男子1294人、女子176人)出場し、完走者は1184人(男子1060人、女子124人)だった。
完走率は80・5%で、3種目のトライアスロンと単純な比較はできないが、宮古島トライアスロンで過去最低だった。
天候は曇り。正午の気温は18・6度、風速7・3メートルだった。
流球新報
トライ大会女子1位、(宮古島・okinawa)
トライ大会女子1位、ベアテ・ゴエーツ

ラン・バイク・ランのデュアスロンで安定した走りを披露し2連覇を達成したベアテ・ゴエーツ(ドイツ)。
43歳という年齢を感じさせない力強い走りで他の女子選手たちを圧倒した。 ランでは第27回大会の覇者・酒井(旧姓・塩野)絵美選手の追い上げを振り切り笑顔でゴール。
「宮古島のすべての人に感謝したい」 と話した。
今大会を振り返り 「天気が悪かったが私にとってはこれがベストコンディション。 寒い冬の気候の方が私には良い。
ドイツでは冬にトレーニングを積んできたのでとても走りやすかった」 と笑顔を見せ、 「スイムが中止になったことは私にとってはとても良かった。 スイムが苦手なので最初のランで良いスタートを切ることができた。 風は強かったがバイクでリードすることができた」 と話した。
ランでは酒井選手が追い上げ、 一時はゴエーツ選手に迫った。 「彼女とは一時、 並んで走っていた。 その後も一緒に走れると面白いレースになると思ったが彼女は足にトラブルがあったと思う。 だんだん彼女が見えなくなったので勝利を確信した」 と語った。
ゴエーツ選手は競技後、 女子2位でゴールした酒井選手を出迎え、 互いの健闘をたたえ合った。 「酒井選手と友達になることができた」 と喜んでいた。
宮古島トライアスロンについて 「宮古島の大会はすばらしい。 前回大会に出たときはあまりにきつく今大会の出場をどうしようか考えたが、 沿道の応援やボランティアたちの素晴らしい支えがある大会なので出場を決めた。
今大会も24時間、 私の手助けをしてくれた。 今まで出場した大会の中で最高の大会」 と絶賛した。
宮古新報

ラン・バイク・ランのデュアスロンで安定した走りを披露し2連覇を達成したベアテ・ゴエーツ(ドイツ)。
43歳という年齢を感じさせない力強い走りで他の女子選手たちを圧倒した。 ランでは第27回大会の覇者・酒井(旧姓・塩野)絵美選手の追い上げを振り切り笑顔でゴール。
「宮古島のすべての人に感謝したい」 と話した。
今大会を振り返り 「天気が悪かったが私にとってはこれがベストコンディション。 寒い冬の気候の方が私には良い。
ドイツでは冬にトレーニングを積んできたのでとても走りやすかった」 と笑顔を見せ、 「スイムが中止になったことは私にとってはとても良かった。 スイムが苦手なので最初のランで良いスタートを切ることができた。 風は強かったがバイクでリードすることができた」 と話した。
ランでは酒井選手が追い上げ、 一時はゴエーツ選手に迫った。 「彼女とは一時、 並んで走っていた。 その後も一緒に走れると面白いレースになると思ったが彼女は足にトラブルがあったと思う。 だんだん彼女が見えなくなったので勝利を確信した」 と語った。
ゴエーツ選手は競技後、 女子2位でゴールした酒井選手を出迎え、 互いの健闘をたたえ合った。 「酒井選手と友達になることができた」 と喜んでいた。
宮古島トライアスロンについて 「宮古島の大会はすばらしい。 前回大会に出たときはあまりにきつく今大会の出場をどうしようか考えたが、 沿道の応援やボランティアたちの素晴らしい支えがある大会なので出場を決めた。
今大会も24時間、 私の手助けをしてくれた。 今まで出場した大会の中で最高の大会」 と絶賛した。
宮古新報
トライアスロン、連覇 (宮古島大会・OKINwa)
トライアスロン宮古島大会、ブロックヒンが連覇

終始安定した力を発揮し、 2連覇を喜ぶ
アントン・ブロックヒン=市陸上競技場
第29回全日本トライアスロン宮古島大会 (主催・宮古島市など) が21日、 「海・風・太陽 熱き想い 君を待つ」 をテーマに行われた。 天候不良となり、 初めてのデュアスロン競技となったレースで、 選手たちはラン、 バイク、 ランの3種目合計203・695㌔の過酷なレースに挑んだ。 最終エントリーした1471人は曇り空の下、 沿道の声援を受けながらゴールを目指し、 1184が完走を果たした。 注目された有力選手によるトップ争いはアントン・ブロックヒン(26)=ウクライナ=が7時間31分36秒で連覇を果たした。 2位は河原勇人(35)=東京=、 3位に松丸真幸(38)=茨城=、 4位にオー・ヨンファン(32)=韓国=、 5位に桑原寛次(32)=沖縄=が入った。 女子はベアテ・ゴエーツ(43)=ドイツ=が連覇した。 2位は酒井絵美、 3位はリ・ジヒュン。

女子のレースを制し、 2連覇を喜ぶベアテ・ゴエーツ
トライアスロン宮古島大会は、 天候不良により第29回で初めてスイムが中止となった。 午前6時15分から開かれた競技実施検討委員会は 「悪天候によりスイムの実施が困難と判断された場合はデュアスロン競技に切り替える」 という手順に沿って決定した。
レースは午前8時、 ランがスタート。 NHK朝の連続テレビ小説 「純と愛」 でヒロイン純の義姉・マリヤ役で出演した高橋メアリージュンさんの号砲とともに国内外のアスリートがスタートし、 東急リゾートから下地陸上競技場折り返し、 東急リゾートまでの周回コースで行われた。
レースは、 バイクで初出場のマット・バートン (25) =オーストラリア=が先頭に立った。 これをブロックヒン、 河原勇人、 西内洋行 (37) =兵庫=らが追いかける展開となった。 狩俣から池間島に向けては北風を受けてのレースを強いられたが、 バートンは好調に走り、 ランへ向かった。
追いかけていたブロックヒンは市役所平良庁舎付近でバートンをかわしてトップに立ち、 その後も快調に走った。 昨年初優勝し、 名前を知らしめたブロックヒンに沿道から大きな声援が飛んだ。 それに応えるかのような力強い走りで、 そのままゴールした。
女子はゴエーツが、 バイクで酒井を抜き、 その後も快調に走り、 連覇した。 2年ぶりに出場した酒井は最初のランから積極的な走りでレースを引っ張った。 バイクでゴエーツに抜かれたものの、 久しぶりの宮古島大会で自信を深めた。 来年の大会に向けては 「必ず出て優勝を狙いたい」 と話した。
レースがスタートした下地与那覇の前浜ビーチでは、 スイムの中止に驚きの表情を見せた住民たちだったが、 初めて見るデュアスロン競技のランスタートする選手たちを拍手で送り出した。 各コースの沿道では子どもからお年寄りまで多くの住民らが繰り出して、 「ワイドー」 と大きな声援を送った。
大会は、 22日午前7時からバイク引き渡し、 同9時から市総合体育館2階で完走証・大会成積表配布があり、 午後1時からは同体育館中庭で上位入賞記者会見が行われる。 午後3時からは市総合体育館で表彰式・ふれあいパーティが開催される。
宮古新報

終始安定した力を発揮し、 2連覇を喜ぶ
アントン・ブロックヒン=市陸上競技場
第29回全日本トライアスロン宮古島大会 (主催・宮古島市など) が21日、 「海・風・太陽 熱き想い 君を待つ」 をテーマに行われた。 天候不良となり、 初めてのデュアスロン競技となったレースで、 選手たちはラン、 バイク、 ランの3種目合計203・695㌔の過酷なレースに挑んだ。 最終エントリーした1471人は曇り空の下、 沿道の声援を受けながらゴールを目指し、 1184が完走を果たした。 注目された有力選手によるトップ争いはアントン・ブロックヒン(26)=ウクライナ=が7時間31分36秒で連覇を果たした。 2位は河原勇人(35)=東京=、 3位に松丸真幸(38)=茨城=、 4位にオー・ヨンファン(32)=韓国=、 5位に桑原寛次(32)=沖縄=が入った。 女子はベアテ・ゴエーツ(43)=ドイツ=が連覇した。 2位は酒井絵美、 3位はリ・ジヒュン。

女子のレースを制し、 2連覇を喜ぶベアテ・ゴエーツ
トライアスロン宮古島大会は、 天候不良により第29回で初めてスイムが中止となった。 午前6時15分から開かれた競技実施検討委員会は 「悪天候によりスイムの実施が困難と判断された場合はデュアスロン競技に切り替える」 という手順に沿って決定した。
レースは午前8時、 ランがスタート。 NHK朝の連続テレビ小説 「純と愛」 でヒロイン純の義姉・マリヤ役で出演した高橋メアリージュンさんの号砲とともに国内外のアスリートがスタートし、 東急リゾートから下地陸上競技場折り返し、 東急リゾートまでの周回コースで行われた。
レースは、 バイクで初出場のマット・バートン (25) =オーストラリア=が先頭に立った。 これをブロックヒン、 河原勇人、 西内洋行 (37) =兵庫=らが追いかける展開となった。 狩俣から池間島に向けては北風を受けてのレースを強いられたが、 バートンは好調に走り、 ランへ向かった。
追いかけていたブロックヒンは市役所平良庁舎付近でバートンをかわしてトップに立ち、 その後も快調に走った。 昨年初優勝し、 名前を知らしめたブロックヒンに沿道から大きな声援が飛んだ。 それに応えるかのような力強い走りで、 そのままゴールした。
女子はゴエーツが、 バイクで酒井を抜き、 その後も快調に走り、 連覇した。 2年ぶりに出場した酒井は最初のランから積極的な走りでレースを引っ張った。 バイクでゴエーツに抜かれたものの、 久しぶりの宮古島大会で自信を深めた。 来年の大会に向けては 「必ず出て優勝を狙いたい」 と話した。
レースがスタートした下地与那覇の前浜ビーチでは、 スイムの中止に驚きの表情を見せた住民たちだったが、 初めて見るデュアスロン競技のランスタートする選手たちを拍手で送り出した。 各コースの沿道では子どもからお年寄りまで多くの住民らが繰り出して、 「ワイドー」 と大きな声援を送った。
大会は、 22日午前7時からバイク引き渡し、 同9時から市総合体育館2階で完走証・大会成積表配布があり、 午後1時からは同体育館中庭で上位入賞記者会見が行われる。 午後3時からは市総合体育館で表彰式・ふれあいパーティが開催される。
宮古新報
レースハイライト (宮古島・沖縄)
レースハイライト

第29回全日本トライアスロン宮古島大会のレースは、 アントン・ブロックヒンが勝負強さを発揮し、 7時間31分36秒で2連覇を達成した。
日本勢は巻き返しを狙ったが届かず河原勇人が2位、 松丸真幸が3位、 桑原寛次が5位となり、 昨年2位の西内洋行は12位で上位に入ることはできなかった。
この日は、 強風波浪注意報が出され、 スイム会場となった下地与那覇前浜ビーチは海上は波が高く、 スイムは中止となり、 デュアスロン (ラン・6・7㌔、 バイク155㌔、 ラン42・195㌔) に変更された。 午前6時半の天候は曇り、 気温は19度、 北北風の風7・3メートル、 波の高さが3メートルだった。
今大会には、 県内外から1505人、 国外16の国と地域から69人の計1574人がエントリーした。 レースには1471人が出場し、 最初のランが午前8時にスタートした。 選手たちは東急リゾートから下地陸上競技場、 来間大橋手前を通る周回コースに飛び出した。 日本勢選手がトップグループを形成し、 その中には河原勇人の姿もあり積極的なレースを見せた。
バイクに入ると、 初出場のマット・バートンがトップになり、 1周目から力強くペダルを踏んだ。 平良市街地から西辺、 狩俣、 池間島では北風が迫ったが、 それも難なくクリアして前に進んだ。 スイムを得意としているブロックヒンは最初のランで遅れをとり、 河原、 松丸真幸らも続いた。 バートンは2週目も快調に走り、 ランに入った。
宮古島大会は、 これまでに最終のランで劇的な勝負が度々見られており、 「今大会もそれが見られるのか」 と注目された。
2位でランに入ったブロックヒンは前をいくバートンに、 市役所平良庁舎付近で追い付き逆転を果たした。 市街地から城辺線では沿道の声援に応えるように力強く走り、 保良で折り返したあとも快調に走り、 トップでゴールして2連覇を達成した。
女子は、 最初のランからバイクにかけてはベアテ・ゴエーツが酒井絵美を追うレースとなった。 昨年優勝して自信を深めたゴエーツは、 スペインで2カ月間レースに向けてトレーニングした成果を発揮した。 バイクで酒井を抜いてトップに立ち、 その後も快調に走り、 そのままゴールし2連覇を達成した。
2年ぶりの出場となった酒井は積極的なレース運びで2位に入り、 復活を印象付けた。 3位にリ・ジヒュン、 4位には松丸浩巳が入った。
宮古毎日新聞

第29回全日本トライアスロン宮古島大会のレースは、 アントン・ブロックヒンが勝負強さを発揮し、 7時間31分36秒で2連覇を達成した。
日本勢は巻き返しを狙ったが届かず河原勇人が2位、 松丸真幸が3位、 桑原寛次が5位となり、 昨年2位の西内洋行は12位で上位に入ることはできなかった。
この日は、 強風波浪注意報が出され、 スイム会場となった下地与那覇前浜ビーチは海上は波が高く、 スイムは中止となり、 デュアスロン (ラン・6・7㌔、 バイク155㌔、 ラン42・195㌔) に変更された。 午前6時半の天候は曇り、 気温は19度、 北北風の風7・3メートル、 波の高さが3メートルだった。
今大会には、 県内外から1505人、 国外16の国と地域から69人の計1574人がエントリーした。 レースには1471人が出場し、 最初のランが午前8時にスタートした。 選手たちは東急リゾートから下地陸上競技場、 来間大橋手前を通る周回コースに飛び出した。 日本勢選手がトップグループを形成し、 その中には河原勇人の姿もあり積極的なレースを見せた。
バイクに入ると、 初出場のマット・バートンがトップになり、 1周目から力強くペダルを踏んだ。 平良市街地から西辺、 狩俣、 池間島では北風が迫ったが、 それも難なくクリアして前に進んだ。 スイムを得意としているブロックヒンは最初のランで遅れをとり、 河原、 松丸真幸らも続いた。 バートンは2週目も快調に走り、 ランに入った。
宮古島大会は、 これまでに最終のランで劇的な勝負が度々見られており、 「今大会もそれが見られるのか」 と注目された。
2位でランに入ったブロックヒンは前をいくバートンに、 市役所平良庁舎付近で追い付き逆転を果たした。 市街地から城辺線では沿道の声援に応えるように力強く走り、 保良で折り返したあとも快調に走り、 トップでゴールして2連覇を達成した。
女子は、 最初のランからバイクにかけてはベアテ・ゴエーツが酒井絵美を追うレースとなった。 昨年優勝して自信を深めたゴエーツは、 スペインで2カ月間レースに向けてトレーニングした成果を発揮した。 バイクで酒井を抜いてトップに立ち、 その後も快調に走り、 そのままゴールし2連覇を達成した。
2年ぶりの出場となった酒井は積極的なレース運びで2位に入り、 復活を印象付けた。 3位にリ・ジヒュン、 4位には松丸浩巳が入った。
宮古毎日新聞
トライ完走に/手作り花冠(宮古島・沖縄)
トライ完走に願い込め
/保育士が手作りシダとスターチスで花冠

出場選手の完走を願いながら花冠を作る保育士の皆さん
=20日、市総合体育館
第29回全日本トライアスロン宮古島大会の上位100人に贈られる花冠の手作り作業が20日午後、市総合体育館で行われた。
市内の法人保育園で働く保育士約30人がボランティアで参加し、シダにスターチスの花を編み込む花冠100個を作り上げた。作業に参加した保育士の皆さんの願いは全出場選手の完走。その思いを花冠に込めた。
花冠は、トライアスロンの3種目200・195㌔を完走した選手のうち、上位100人の頭上に輝く栄冠。多くのストロングマンがゴール後も誇らしげに掲げる貴重な贈り物だ。過去には完走者全員分の花冠を作っていたが、近年はシダの不足で100個に限定されている。
第29回大会用の花冠づくりには市内九つの保育園から約30人が参加した。それぞれ花冠づくりは手慣れたもので、手際よく効率的に作業を進めた。
シダをきっちりと編み込み、ピンク、黄色、紫のスターチスの花で鮮やかな彩りを加え、一つ一つオリジナリティーあふれる花冠を作り上げていた。
ふたば保育園の池間光江さんは10回以上花冠づくりに参加している。「願いは全選手の完走。頑張ってゴールを目指してほしい。そんな思いを花冠に込めています」と話し、花冠づくりの手を早めた。
ひよどり保育園の狩俣和子さんは「何よりも、選手が事故なく、無事にレースを終えることを一番願っている。宮古島の自然、人情を楽しみながら完走を目指してほしい」と出場全選手にエールを送った。
.宮古毎日新聞
/保育士が手作りシダとスターチスで花冠

出場選手の完走を願いながら花冠を作る保育士の皆さん
=20日、市総合体育館
第29回全日本トライアスロン宮古島大会の上位100人に贈られる花冠の手作り作業が20日午後、市総合体育館で行われた。
市内の法人保育園で働く保育士約30人がボランティアで参加し、シダにスターチスの花を編み込む花冠100個を作り上げた。作業に参加した保育士の皆さんの願いは全出場選手の完走。その思いを花冠に込めた。
花冠は、トライアスロンの3種目200・195㌔を完走した選手のうち、上位100人の頭上に輝く栄冠。多くのストロングマンがゴール後も誇らしげに掲げる貴重な贈り物だ。過去には完走者全員分の花冠を作っていたが、近年はシダの不足で100個に限定されている。
第29回大会用の花冠づくりには市内九つの保育園から約30人が参加した。それぞれ花冠づくりは手慣れたもので、手際よく効率的に作業を進めた。
シダをきっちりと編み込み、ピンク、黄色、紫のスターチスの花で鮮やかな彩りを加え、一つ一つオリジナリティーあふれる花冠を作り上げていた。
ふたば保育園の池間光江さんは10回以上花冠づくりに参加している。「願いは全選手の完走。頑張ってゴールを目指してほしい。そんな思いを花冠に込めています」と話し、花冠づくりの手を早めた。
ひよどり保育園の狩俣和子さんは「何よりも、選手が事故なく、無事にレースを終えることを一番願っている。宮古島の自然、人情を楽しみながら完走を目指してほしい」と出場全選手にエールを送った。
.宮古毎日新聞
韓国映画ロケ順調 (八重山・沖縄)
韓国映画ロケ順調 ハン監督ら市長表敬
石垣市で撮影を行っている韓国映画「プライベート・アイランド」のハン・サンヒ監督らが20日夕、中山義隆市長を訪ね、撮影の進ちょく状況などを報告した。ロケは23日まで行われる。
撮影隊は今月11日に石垣入りし、川平や明石などの景勝地、リゾートホテルなどでロケが行われている。
ハン監督は「天候が心配だったが、撮影は良好。石垣の観光地を映画を通して紹介し、韓国の人々にPRしていきたい」とあいさつした。
中山市長は「ロケ後半になって天気も良くなってきている。青い空、青い海など石垣島の美しい自然を韓国に宣伝してほしい」と話した。
表敬訪問には、ソン・ウンソさんなど韓国の人気俳優らも同行。「個人的に旅行で来たい」「素敵なロケ地が多く、撮影の休みの時には観光や買い物を楽しみたい」「初めての海外でのロケで緊張したが、地元の人たちが親切で安心した」とそれぞれ感想を話した。
地元プロデューサーを務める映像工場の黒島剛代表は「今回の映画が石垣と韓国の架け橋となる作品になってほしい」と述べた。
八重山毎日新聞

石垣市で撮影を行っている韓国映画「プライベート・アイランド」のハン・サンヒ監督らが20日夕、中山義隆市長を訪ね、撮影の進ちょく状況などを報告した。ロケは23日まで行われる。
撮影隊は今月11日に石垣入りし、川平や明石などの景勝地、リゾートホテルなどでロケが行われている。
ハン監督は「天候が心配だったが、撮影は良好。石垣の観光地を映画を通して紹介し、韓国の人々にPRしていきたい」とあいさつした。
中山市長は「ロケ後半になって天気も良くなってきている。青い空、青い海など石垣島の美しい自然を韓国に宣伝してほしい」と話した。
表敬訪問には、ソン・ウンソさんなど韓国の人気俳優らも同行。「個人的に旅行で来たい」「素敵なロケ地が多く、撮影の休みの時には観光や買い物を楽しみたい」「初めての海外でのロケで緊張したが、地元の人たちが親切で安心した」とそれぞれ感想を話した。
地元プロデューサーを務める映像工場の黒島剛代表は「今回の映画が石垣と韓国の架け橋となる作品になってほしい」と述べた。
八重山毎日新聞
2013-04-20
91歳、ボートで客送迎 饒平名シゲさん(南城市・沖縄)
91歳、ボートで客送迎 饒平名シゲさん(南城市)
光貸ボートの前でVサインをする饒平名シゲさん(右)。
四男の新区長饒平名勝仁さん(中央)と前区長の玉城隆さん
=南城市玉城の新原ビーチ
【南城】
ボートを漕(こ)いでリーフにお客さんを送り迎えしながら、モズク獲りに勤しむ一方、週1回、仲間たちとカラオケを歌い楽しむ91歳のお年寄りが地域で話題になっている。
南城市玉城字百名の饒平名シゲさん(91)で、13年前まで夫の光三さんと貸しボート業を営み、夫亡き後は光三さんの名前から付けた光貸ボートを一人で漕いで、2、3人の知人をリーフに送り迎えしながらモズクを採って交流を深め合う。
「どうしてこんなに達者なの」と、地域の人をうらやましがらせている。
これまで病気らしい病気にかかったことがないというシゲさん。欠かせないのが床に入ってからの手足の上下運動。両手両足を20回、上下に動かした後、眠りに就く習慣が健康の秘(ひ)訣(けつ)という。
旧3月3日の浜下りの12日、曇天ながら浜に出て、4月に交代したばかりの新原区の旧区長の玉城隆さん(57)と新区長の饒平名勝仁さん(54)と共に潮干狩りを楽しむ行楽客を見守っていた。
玉城さんは「こちらは体のあちこちに痛みを感じるのに、シゲさんはどこも異常がなく毎日ピンピンしている。200歳まで大丈夫ですよ」と、うらましそうに話した。
(知花幸栄通信員)
流球新報

光貸ボートの前でVサインをする饒平名シゲさん(右)。
四男の新区長饒平名勝仁さん(中央)と前区長の玉城隆さん
=南城市玉城の新原ビーチ
【南城】
ボートを漕(こ)いでリーフにお客さんを送り迎えしながら、モズク獲りに勤しむ一方、週1回、仲間たちとカラオケを歌い楽しむ91歳のお年寄りが地域で話題になっている。
南城市玉城字百名の饒平名シゲさん(91)で、13年前まで夫の光三さんと貸しボート業を営み、夫亡き後は光三さんの名前から付けた光貸ボートを一人で漕いで、2、3人の知人をリーフに送り迎えしながらモズクを採って交流を深め合う。
「どうしてこんなに達者なの」と、地域の人をうらやましがらせている。
これまで病気らしい病気にかかったことがないというシゲさん。欠かせないのが床に入ってからの手足の上下運動。両手両足を20回、上下に動かした後、眠りに就く習慣が健康の秘(ひ)訣(けつ)という。
旧3月3日の浜下りの12日、曇天ながら浜に出て、4月に交代したばかりの新原区の旧区長の玉城隆さん(57)と新区長の饒平名勝仁さん(54)と共に潮干狩りを楽しむ行楽客を見守っていた。
玉城さんは「こちらは体のあちこちに痛みを感じるのに、シゲさんはどこも異常がなく毎日ピンピンしている。200歳まで大丈夫ですよ」と、うらましそうに話した。
(知花幸栄通信員)
流球新報
ハートのトウガン 宮古島市で話題に(沖縄)
ハートのトウガン 宮古島市で話題に

即売会場に並べられたハート型のトウガン=10日、宮古島市
【宮古島】「とうがんの日」の10日、宮古島市のJAおきなわファーマーズマーケットみやこ「あたらす市場」で開かれたトウガン即売会場の中に、玉が二つくっついたハートの形をしたトウガンが並べられた。
買い物に訪れた市民らは「かわいい」と声を上げたり、携帯電話で撮影するなど物珍しがっていた。
JAおきなわ宮古地区営農振興センター農産部によると、宮古地域で収穫される年間約950トンのトウガンのうち「二つくっついているものは年に数個で、珍しい」という。「突然変異で原因は分かっていないが、おいしく食べられる」と話している。
琉球新報

即売会場に並べられたハート型のトウガン=10日、宮古島市
【宮古島】「とうがんの日」の10日、宮古島市のJAおきなわファーマーズマーケットみやこ「あたらす市場」で開かれたトウガン即売会場の中に、玉が二つくっついたハートの形をしたトウガンが並べられた。
買い物に訪れた市民らは「かわいい」と声を上げたり、携帯電話で撮影するなど物珍しがっていた。
JAおきなわ宮古地区営農振興センター農産部によると、宮古地域で収穫される年間約950トンのトウガンのうち「二つくっついているものは年に数個で、珍しい」という。「突然変異で原因は分かっていないが、おいしく食べられる」と話している。
琉球新報
ワイドーパーティーで交流、全員完走を誓い乾杯 (宮古島)
ワイドーパーティーで交流、全員完走を誓い乾杯

第29回全日本トライアスロン宮古島大会 (主催・宮古島市など) の本番まで残り2日と迫った19日夜、 出場選手たちの交流を目的とした 「ワイドーパーティー」 が市総合体育館で開かれた。
会場では、 宮古・沖縄の郷土料理や泡盛などが振る舞われたほか、 エイサーなど多彩な演目が披露された。 選手たちは久々の再会や出会いに歓喜の声を弾ませ、 交流を楽しみながらレースでの健闘を誓い合った。
開会式後、 引き続き行われたワイドーパーティーでは、 会場いっぱいに選手や家族をはじめ、 大会を支えるスタッフやボランティア、 協賛企業代表など多数が参加し、 ビールなどを手に談笑して親睦を深めるとともに、 宮古そばや牛汁などの郷土料理、 各種パスタ・パン、 お菓子、 ブルーシールアイスクリームなどに舌鼓を打ち、 レース本番での健闘を誓い合うなど賑わいを見せていた。
愛媛県から参加の吉田和仁さん (46) は 「宮古島は3回目。 スイムがけっこう不安。 最初の3000㍍を乗り越えたらバイク、 ランと上手くつなげられる。 なるべくバトルが無いよう願っている。 ここまで来たらやはりテンションが上がる。 いよいよカウントダウンだ。 月に最低でもスイム15㌔、 バイク600㌔、 ラン200㌔をこなしてきた。 膝が痛いが自己ベストを出したい」 と意気込んだ。
同松山市の吉田元章さん (58) は 「昨年選考に漏れ出場10回目を足踏みしていた。 無理の効く年ではないので、 今までの経験を生かしながらゴールしたい。 定年の65歳までがんばりたい」 と笑顔を見せていた。
沖縄市から夫婦で初出場の松川英一さん (37) ・美鈴さん (39) 夫妻は 「一緒にトライのゴールに入ろうと思ったのがきっかけ。 やっとこの日がある。 楽しみなのと不安があるがやるしかない。 子どもと練習に協力してくれた親、 先輩たちに感謝しながらはってでもゴールしたい」 と意欲を見せていた。
宮古新報

第29回全日本トライアスロン宮古島大会 (主催・宮古島市など) の本番まで残り2日と迫った19日夜、 出場選手たちの交流を目的とした 「ワイドーパーティー」 が市総合体育館で開かれた。
会場では、 宮古・沖縄の郷土料理や泡盛などが振る舞われたほか、 エイサーなど多彩な演目が披露された。 選手たちは久々の再会や出会いに歓喜の声を弾ませ、 交流を楽しみながらレースでの健闘を誓い合った。
開会式後、 引き続き行われたワイドーパーティーでは、 会場いっぱいに選手や家族をはじめ、 大会を支えるスタッフやボランティア、 協賛企業代表など多数が参加し、 ビールなどを手に談笑して親睦を深めるとともに、 宮古そばや牛汁などの郷土料理、 各種パスタ・パン、 お菓子、 ブルーシールアイスクリームなどに舌鼓を打ち、 レース本番での健闘を誓い合うなど賑わいを見せていた。
愛媛県から参加の吉田和仁さん (46) は 「宮古島は3回目。 スイムがけっこう不安。 最初の3000㍍を乗り越えたらバイク、 ランと上手くつなげられる。 なるべくバトルが無いよう願っている。 ここまで来たらやはりテンションが上がる。 いよいよカウントダウンだ。 月に最低でもスイム15㌔、 バイク600㌔、 ラン200㌔をこなしてきた。 膝が痛いが自己ベストを出したい」 と意気込んだ。
同松山市の吉田元章さん (58) は 「昨年選考に漏れ出場10回目を足踏みしていた。 無理の効く年ではないので、 今までの経験を生かしながらゴールしたい。 定年の65歳までがんばりたい」 と笑顔を見せていた。
沖縄市から夫婦で初出場の松川英一さん (37) ・美鈴さん (39) 夫妻は 「一緒にトライのゴールに入ろうと思ったのがきっかけ。 やっとこの日がある。 楽しみなのと不安があるがやるしかない。 子どもと練習に協力してくれた親、 先輩たちに感謝しながらはってでもゴールしたい」 と意欲を見せていた。
宮古新報
「栄光のゴールへ」トライアスロン宮古島大会開会式 (沖縄)
「栄光のゴールへ」トライアスロン宮古島大会開会式

「完走するぞ」 とガッツポーズし、 本番に向けて
意気込む出場者ら=市総合体育館
第29回全日本トライアスロン宮古島大会 (主催・宮古島市ほか) の開会式が19日、 市総合体育館で盛大に行われた。 前回大会優勝者のアントン・ブロックヒン選手 (ウクライナ) が 「ベストを尽くして走りぬく」 と力強く選手宣誓した。 大会は21日午前7時の号砲で幕開け。 スイム、 バイク、 ランの3種目の強人レースに約1500人が挑み、 一人一人が主役の熱いドラマを繰り広げる。

力強く選手宣誓するアントン・ブロックヒン選手
今大会には国内47都道府県と海外16カ国から合計1574人がエントリーしている。 21日午前7時に下地与那覇前浜ビーチからスイム3㌔でスタートし、 島を約1周半するバイク155㌔、 市陸上競技場から保良を折り返すラン42・195㌔の計200・195㌔で争う。
大会長の下地敏彦市長は 「アスリートの皆さん、 お帰りなさい」 と歓迎し、 「今大会には史上最高の申し込みがあり、 年々盛り上がりを見せている。 島の豊かな自然と市民との交流を楽しみながら、 日頃の練習成果を発揮して頑張ってほしい」 と激励。 さらに 「ホームページで公開している過去大会で処置した医療情報を活用し、 世界一安心・安全な大会への協力を願いたい」 と呼びかけた。
山本一太内閣府特命担当大臣 (代読) は 「宮古島大会は28年前の初開催以来、 国内有数のトライアスロン大会として高く評価されている。 このすばらしい大会をはじめ、 沖縄の魅力をさらに高める取り組みを全力で支援していく」 と祝辞を寄せた。
仲井真弘多知事 (代読) は 「卓越した力と技と精神力を存分に発揮し、 完走を目指して頑張ってもらいたい」 と、 アスリートたちにエールを送るとともに、 大会成功を願った。
選手宣誓でブロックヒン選手は 「私たち選手は応援して下さる宮古島の皆さん、 ボランティアの皆さんに感謝しながら、 ベストを尽くして走りぬくことを約束する」 と力強く宣言し、 宮古方言で 「タンディガータンディ」 と感謝した。
開会式ではこのほか、 アトラクションとして琉球國祭り太鼓宮古支部によるエイサーが舞台を盛り上げ。 また大会公式ポスター一般公募の入賞者らの表彰も行われた。
宮古新報

「完走するぞ」 とガッツポーズし、 本番に向けて
意気込む出場者ら=市総合体育館
第29回全日本トライアスロン宮古島大会 (主催・宮古島市ほか) の開会式が19日、 市総合体育館で盛大に行われた。 前回大会優勝者のアントン・ブロックヒン選手 (ウクライナ) が 「ベストを尽くして走りぬく」 と力強く選手宣誓した。 大会は21日午前7時の号砲で幕開け。 スイム、 バイク、 ランの3種目の強人レースに約1500人が挑み、 一人一人が主役の熱いドラマを繰り広げる。

力強く選手宣誓するアントン・ブロックヒン選手
今大会には国内47都道府県と海外16カ国から合計1574人がエントリーしている。 21日午前7時に下地与那覇前浜ビーチからスイム3㌔でスタートし、 島を約1周半するバイク155㌔、 市陸上競技場から保良を折り返すラン42・195㌔の計200・195㌔で争う。
大会長の下地敏彦市長は 「アスリートの皆さん、 お帰りなさい」 と歓迎し、 「今大会には史上最高の申し込みがあり、 年々盛り上がりを見せている。 島の豊かな自然と市民との交流を楽しみながら、 日頃の練習成果を発揮して頑張ってほしい」 と激励。 さらに 「ホームページで公開している過去大会で処置した医療情報を活用し、 世界一安心・安全な大会への協力を願いたい」 と呼びかけた。
山本一太内閣府特命担当大臣 (代読) は 「宮古島大会は28年前の初開催以来、 国内有数のトライアスロン大会として高く評価されている。 このすばらしい大会をはじめ、 沖縄の魅力をさらに高める取り組みを全力で支援していく」 と祝辞を寄せた。
仲井真弘多知事 (代読) は 「卓越した力と技と精神力を存分に発揮し、 完走を目指して頑張ってもらいたい」 と、 アスリートたちにエールを送るとともに、 大会成功を願った。
選手宣誓でブロックヒン選手は 「私たち選手は応援して下さる宮古島の皆さん、 ボランティアの皆さんに感謝しながら、 ベストを尽くして走りぬくことを約束する」 と力強く宣言し、 宮古方言で 「タンディガータンディ」 と感謝した。
開会式ではこのほか、 アトラクションとして琉球國祭り太鼓宮古支部によるエイサーが舞台を盛り上げ。 また大会公式ポスター一般公募の入賞者らの表彰も行われた。
宮古新報
宮古そば「本場の本物」に、表示認定(OKINAWA)
宮古そば「本場の本物」に、地域食品ブランド表示認定 
【那覇支局】
沖縄生麺協同組合の宮城實理事長らは19日、 県庁で会見を開き、 県内で製造される沖縄そば (ゆで麺商品) が、 食品産業センターの地域食品ブランド表示基準 「本場の本物」 に認定されたと発表した。
同組合によると、 麺類での認定は全国で初めて。
認定を受けたのは同組合に登録する本島や宮古、 石垣、 久米島の19製麺所で製造される商品。 宮古地区では古謝、 久松の2製麺所の宮古そばが認定された。
「本場の本物」 は食品ブランドの品質向上、 表示の適正化を図ることを目的に、 2005年度から実施されている。 認定を受けるとロゴマークが使用でき、 地域ブランドとして全国にアピールできる。
同組合では12年8月に申請を行い、 今年3月22日付で合格通知を受けた。
宮城理事長は 「次世代への継承の重要性と県外、 海外への展開を考えて取り組みを決定した」 と経緯を説明。
原料や加工方法など、 厳しい審査基準を示しながら 「膨大な資料が必要で事務局・組合員の協力がなければ認定はなかた。
沖縄そばの歴史と伝統をピーアールしていきたい」 と抱負を述べた。
同組合では 「本場の本物」 マークをつけた商品を統一ブランドとし、 本年度から販売促進に力を入れる方針。 関東の百貨店内などに専門ブースを設けるほか、 本格的な海外展開も模索する。 同組合によると、 15年にフランスで開催予定の食博覧会への出展も計画しているという。
宮古新報

【那覇支局】
沖縄生麺協同組合の宮城實理事長らは19日、 県庁で会見を開き、 県内で製造される沖縄そば (ゆで麺商品) が、 食品産業センターの地域食品ブランド表示基準 「本場の本物」 に認定されたと発表した。
同組合によると、 麺類での認定は全国で初めて。
認定を受けたのは同組合に登録する本島や宮古、 石垣、 久米島の19製麺所で製造される商品。 宮古地区では古謝、 久松の2製麺所の宮古そばが認定された。
「本場の本物」 は食品ブランドの品質向上、 表示の適正化を図ることを目的に、 2005年度から実施されている。 認定を受けるとロゴマークが使用でき、 地域ブランドとして全国にアピールできる。
同組合では12年8月に申請を行い、 今年3月22日付で合格通知を受けた。
宮城理事長は 「次世代への継承の重要性と県外、 海外への展開を考えて取り組みを決定した」 と経緯を説明。
原料や加工方法など、 厳しい審査基準を示しながら 「膨大な資料が必要で事務局・組合員の協力がなければ認定はなかた。
沖縄そばの歴史と伝統をピーアールしていきたい」 と抱負を述べた。
同組合では 「本場の本物」 マークをつけた商品を統一ブランドとし、 本年度から販売促進に力を入れる方針。 関東の百貨店内などに専門ブースを設けるほか、 本格的な海外展開も模索する。 同組合によると、 15年にフランスで開催予定の食博覧会への出展も計画しているという。
宮古新報
「ベスト尽くす」と宣誓/開会式(宮古島・沖縄)
「ベスト尽くす」と宣誓/選手が参加し開会式

選手宣誓を行うブロックヒン選手=19日、市総合体育館
21日に開催される第29回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市ほか)の開会式が19日夜、市総合体育館で開かれた。前回大会優勝者のアントン・ブロックヒン選手(ウクライナ)が選手を代表し「ベストを尽くして走り抜くことを誓う」と力強い宣誓を行ったほか、参加者全員で「ワイドー」の掛け声で乾杯し、本番へ向け士気を高めた。
今大会には史上最多となる3357人から参加申し込みがあり、海外16カ国、国内全都道府県から選手が出場する。開会式には選手をはじめ家族や友人、大会関係者らが多数、来場した。
優勝杯返還で大会長杯などを返還したブロックヒン選手は選手宣誓で、「私たち選手は応援してくれる宮古島の皆さん、ボランティアの皆さんに感謝し、ベストを尽くして走り抜くことを誓う」と高らかに宣言した。
大会長を務める下地敏彦市長は「出場する全てのアスリートの皆さん、この島の豊かな自然を体感するとともに、市民との交流を楽しみながら、日ごろの練習成果を十分に発揮して、思い出に残る感動のゴールを目指して頑張ってください」と選手を激励した。
祝辞では、県出身参議院議員で内閣府大臣政務官を務める島尻安伊子氏が山本一太内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)の、安里肇県宮古事務所長が仲井真弘多県知事のあいさつをそれぞれ代読した。
開会式を締めくくる乾杯は、特別協賛社を代表してJAL・JTAセールスの上木東社長による発声で行われ、参加者たちは「ワイドー」の掛け声で一斉に乾杯をし、本番での健闘を誓った。
開会式ではそのほか、大会公式ポスター入賞者の表彰が行われたほか、オープニングでは琉球國祭り太鼓による演舞が披露された。
宮古毎日新聞

選手宣誓を行うブロックヒン選手=19日、市総合体育館
21日に開催される第29回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市ほか)の開会式が19日夜、市総合体育館で開かれた。前回大会優勝者のアントン・ブロックヒン選手(ウクライナ)が選手を代表し「ベストを尽くして走り抜くことを誓う」と力強い宣誓を行ったほか、参加者全員で「ワイドー」の掛け声で乾杯し、本番へ向け士気を高めた。
今大会には史上最多となる3357人から参加申し込みがあり、海外16カ国、国内全都道府県から選手が出場する。開会式には選手をはじめ家族や友人、大会関係者らが多数、来場した。
優勝杯返還で大会長杯などを返還したブロックヒン選手は選手宣誓で、「私たち選手は応援してくれる宮古島の皆さん、ボランティアの皆さんに感謝し、ベストを尽くして走り抜くことを誓う」と高らかに宣言した。
大会長を務める下地敏彦市長は「出場する全てのアスリートの皆さん、この島の豊かな自然を体感するとともに、市民との交流を楽しみながら、日ごろの練習成果を十分に発揮して、思い出に残る感動のゴールを目指して頑張ってください」と選手を激励した。
祝辞では、県出身参議院議員で内閣府大臣政務官を務める島尻安伊子氏が山本一太内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)の、安里肇県宮古事務所長が仲井真弘多県知事のあいさつをそれぞれ代読した。
開会式を締めくくる乾杯は、特別協賛社を代表してJAL・JTAセールスの上木東社長による発声で行われ、参加者たちは「ワイドー」の掛け声で一斉に乾杯をし、本番での健闘を誓った。
開会式ではそのほか、大会公式ポスター入賞者の表彰が行われたほか、オープニングでは琉球國祭り太鼓による演舞が披露された。
宮古毎日新聞
2013-04-19
第二の古里 (名護・大浦・OKINAWA)
第二の古里 歌に 名護・大浦パーク研修生の瀬戸さん
二見以北十区への愛を込めた歌を歌う瀬戸麻由さん
=11日、名護市のわんさか大浦パーク
【名護】
名護市大浦のわんさか大浦パークで、研修生として勤務していた早稲田大学3年の瀬戸麻由さん(21)=広島県出身=が、二見以北十区への愛を詰め込んだ歌を作った。
歌詞には十区の地域の風情を描いた。瀬戸さんは「自分で体験したことを歌に込めた。お世話になった人に聞いてほしい」と笑顔で語る。
瀬戸さんは1月15日~4月12日の間、地域おこしの研修生としてわんさかでイベント運営などに携わった。旧正月、同市嘉陽で御願する元気なお年寄りの姿に触発され、十区の自然や人々をつづった歌を自ら作詞作曲し、2月末に完成させた。
「二見の恋の歌 大浦の澄んだ海に響く」―。
瀬戸さんが地域住民の集まりなどで歌っていたものが評判を呼び、名護市役所の平得薫支所長の協力で8日にCDを作った。平得支所長は「良い歌なので、地域に残すようにCDは十区に配る。歌は学校の合唱などに使ってほしい」と語る。11日、瀬戸さんはCDを二見以北地域振興会の宜寿次聰二見区長に贈った。
12日に広島への帰路についた瀬戸さん。それまで曲名は決まっていなかったが「みんなのふるさと~咲かせようしあわせの花」という曲名を考えついた。「どんな人でも受け入れてくれる場所だと思う。自分も第二の古里にしたい」と思いをはせた。
琉球新報

二見以北十区への愛を込めた歌を歌う瀬戸麻由さん
=11日、名護市のわんさか大浦パーク
【名護】
名護市大浦のわんさか大浦パークで、研修生として勤務していた早稲田大学3年の瀬戸麻由さん(21)=広島県出身=が、二見以北十区への愛を詰め込んだ歌を作った。
歌詞には十区の地域の風情を描いた。瀬戸さんは「自分で体験したことを歌に込めた。お世話になった人に聞いてほしい」と笑顔で語る。
瀬戸さんは1月15日~4月12日の間、地域おこしの研修生としてわんさかでイベント運営などに携わった。旧正月、同市嘉陽で御願する元気なお年寄りの姿に触発され、十区の自然や人々をつづった歌を自ら作詞作曲し、2月末に完成させた。
「二見の恋の歌 大浦の澄んだ海に響く」―。
瀬戸さんが地域住民の集まりなどで歌っていたものが評判を呼び、名護市役所の平得薫支所長の協力で8日にCDを作った。平得支所長は「良い歌なので、地域に残すようにCDは十区に配る。歌は学校の合唱などに使ってほしい」と語る。11日、瀬戸さんはCDを二見以北地域振興会の宜寿次聰二見区長に贈った。
12日に広島への帰路についた瀬戸さん。それまで曲名は決まっていなかったが「みんなのふるさと~咲かせようしあわせの花」という曲名を考えついた。「どんな人でも受け入れてくれる場所だと思う。自分も第二の古里にしたい」と思いをはせた。
琉球新報
“きゅっきゅっ便”は徳之島
“きゅっきゅっ便”は徳之島からお届けします!
長寿世界一、子宝日本一の島「徳之島」。

この島の旬の食材と、島の元気な情報を届けたい!
島の良さを伝えたい!
そんな想いからスタートした「徳之島まるごと“きゅっきゅっ便”」
一昨年は「普天間基地移設候補地問題」で揺れ、今後は
TPP参加問題の先行きもわかりません。
それでも、徳之島がこれからも元気にやっていける島に
なることが私たちの夢です。
“きゅっきゅっ便”を運営しているのは徳之島の
直売所「百菜」です。
長寿世界一、子宝日本一の島「徳之島」。

この島の旬の食材と、島の元気な情報を届けたい!
島の良さを伝えたい!
そんな想いからスタートした「徳之島まるごと“きゅっきゅっ便”」
一昨年は「普天間基地移設候補地問題」で揺れ、今後は
TPP参加問題の先行きもわかりません。
それでも、徳之島がこれからも元気にやっていける島に
なることが私たちの夢です。
“きゅっきゅっ便”を運営しているのは徳之島の
直売所「百菜」です。
「ダ―ナ」が店頭に並ぶ (奄美大島)
春の訪れを知らせる「ダ―ナ」が店頭に並ぶ

春の訪れ告げる 奄美の春の山菜「ダ―ナ」が地元市場に姿を見せ、奄美市内の青果店やス―パ―などの店頭に並び始めた。コサンダ―ナはタケノコの一種。本土産のモウソウチクと比べると、細くて柔らかいのが特徴。味噌汁や煮物として、家庭の食卓に春の訪れを告げることも増えそうだ。
奄美市名瀬の青果物卸販売「ほ―らしゃ市場」では、300㌘198円で4月上旬から店頭販売を開始。同市場の店主・國雅美さんは「お客さんがダ―ナを買い求めると、春がきたなって実感する。モウソウチクに比べると、細いので調理もしやすい。慣れ親しんだダ―ナの味覚は、やっぱり地元では人気」と語った。
青果店によると、ダ―ナの入荷は4月中旬から5月いっぱいがピ―クを迎えるという。
奄美新聞

春の訪れ告げる 奄美の春の山菜「ダ―ナ」が地元市場に姿を見せ、奄美市内の青果店やス―パ―などの店頭に並び始めた。コサンダ―ナはタケノコの一種。本土産のモウソウチクと比べると、細くて柔らかいのが特徴。味噌汁や煮物として、家庭の食卓に春の訪れを告げることも増えそうだ。
奄美市名瀬の青果物卸販売「ほ―らしゃ市場」では、300㌘198円で4月上旬から店頭販売を開始。同市場の店主・國雅美さんは「お客さんがダ―ナを買い求めると、春がきたなって実感する。モウソウチクに比べると、細いので調理もしやすい。慣れ親しんだダ―ナの味覚は、やっぱり地元では人気」と語った。
青果店によると、ダ―ナの入荷は4月中旬から5月いっぱいがピ―クを迎えるという。
奄美新聞
「はじめの一歩」/北小学校1年2組(宮古島・沖縄)
緊張するよ「はじめの一歩」
/北小学校1年2組男子14人、女子12人

北小学校1年2組
つつがなく入学式を終え、規律ある「はじめの一歩」をふみだした北小学校(平良隆校長)1年2組。担任は佐和田美樹先生。
早速「あいさつを覚えてもらいます。友だちづくりのはじめです。それと学校のきまりですね。できるだけ、みんなの目線に応えたいですね」と語り、みんなの顔と名前については「一週間で覚えます」と覇気をみせる。
でも、名前を覚えなくてはいけないのは皆もいっしょ。給食中も周囲の表情をうかがい、やや緊張した様子。片付けは当分6年生が助けてくれる。しかし「一週間くらいかな」と厳しい。基本はみんなで協力すること。
しばらくは緊張と変化に富んだ毎日となることだろうが、きっと2組のみんなには全てが新鮮だろう。心と体の成長、期待しています。
【男子】▽いけま・しんいち▽おおや・ふうた▽くによし・のあ▽しもじ・はると▽たけなか・ぼだい▽つちや・やのすけ▽なかま・ゆうすけ▽にしめ・ゆうき▽ふじい・だいち▽もとむら・ともき▽もとはし・のぞみ▽よざ・なつき▽よぎ・ゆきとら▽しもじ・かずま
【女子】▽おかだ・みゆ▽おんがわ・めい▽かねもと・さくらこ▽しまじり・なのは▽しもさと・りお▽しもじ・ここね▽しもじ・ゆい▽たてつ・あこ▽ながはま・ももか▽まじま・ちとせ▽もりもと・めい▽よなしろ・かれん
【担任】佐和田美樹先生
.宮古毎日新聞
/北小学校1年2組男子14人、女子12人

北小学校1年2組
つつがなく入学式を終え、規律ある「はじめの一歩」をふみだした北小学校(平良隆校長)1年2組。担任は佐和田美樹先生。
早速「あいさつを覚えてもらいます。友だちづくりのはじめです。それと学校のきまりですね。できるだけ、みんなの目線に応えたいですね」と語り、みんなの顔と名前については「一週間で覚えます」と覇気をみせる。
でも、名前を覚えなくてはいけないのは皆もいっしょ。給食中も周囲の表情をうかがい、やや緊張した様子。片付けは当分6年生が助けてくれる。しかし「一週間くらいかな」と厳しい。基本はみんなで協力すること。
しばらくは緊張と変化に富んだ毎日となることだろうが、きっと2組のみんなには全てが新鮮だろう。心と体の成長、期待しています。
【男子】▽いけま・しんいち▽おおや・ふうた▽くによし・のあ▽しもじ・はると▽たけなか・ぼだい▽つちや・やのすけ▽なかま・ゆうすけ▽にしめ・ゆうき▽ふじい・だいち▽もとむら・ともき▽もとはし・のぞみ▽よざ・なつき▽よぎ・ゆきとら▽しもじ・かずま
【女子】▽おかだ・みゆ▽おんがわ・めい▽かねもと・さくらこ▽しまじり・なのは▽しもさと・りお▽しもじ・ここね▽しもじ・ゆい▽たてつ・あこ▽ながはま・ももか▽まじま・ちとせ▽もりもと・めい▽よなしろ・かれん
【担任】佐和田美樹先生
.宮古毎日新聞
トライ本番へムード高まる (宮古島・沖縄)
トライ本番へムード高まる 選手登録の受付開始

第29回全日本トライアスロン宮古島大会 (主催・宮古島市など) の選手登録受付が18日、 市総合体育館で始まった。 3日後に迫った大会本番に向け選手たちが次々と訪れ登録を行い、 支給品を受け取っていた。
選手登録受付はきょう19日も午前9時から午後5時まで実施される。 また午後7時からは開会式、 ワイド―パーティーが開かれる。
午後1時から始まった選手登録受付では選手たちがリラックスした様子で手続きを済ませていた。 ボランティアスタッフから選手個人を認識するリストバンドを着けてもらい、 レースナンバーが記されたスイムキャップやパンフレット、 各種備品などの入った支給袋を受け取っていた。 選手たちは本番ムードが高まる中、 決意を新たにしていた。
ことしで10回目の出場となる前川保夫さん (65) =京都府=は 「年齢制限のためことしでトライアスロンに出場できるのが最後となる。 節目の10回目なので思う存分楽しみたい」 と意気込みを語った。 また 「宮古島大会はロケーションが最高。 ボランティアや沿道の温かい応援を受けると力がわいてくる」 と話した。
また長田達也さん (45) =京都府=は 「20回目の出場でロングレースは通算55回目となる。 協賛社 (ナチュラルエナジー) としても大会を応援している。
宮古島のトライアスロンは人の温かさを感じることができ、 22歳の時に初めて出場した時の感動を今でも鮮明に覚えている。 20年間お世話にはなった感謝の想いを噛みしめてベストを尽くしたい」 と意気込んだ。
今後のスケジュールとして、 19日は午前9時から午後5時まで選手登録受付、 午後4時からは招待選手共同記者会見、 午後6時40分から競技説明会、 同7時から開会式、 ワイドーパーティーが開催される。 20日は午後1時から午後4時まで宮古島東急リゾートでバイク預託となっている。
宮古新報

第29回全日本トライアスロン宮古島大会 (主催・宮古島市など) の選手登録受付が18日、 市総合体育館で始まった。 3日後に迫った大会本番に向け選手たちが次々と訪れ登録を行い、 支給品を受け取っていた。
選手登録受付はきょう19日も午前9時から午後5時まで実施される。 また午後7時からは開会式、 ワイド―パーティーが開かれる。
午後1時から始まった選手登録受付では選手たちがリラックスした様子で手続きを済ませていた。 ボランティアスタッフから選手個人を認識するリストバンドを着けてもらい、 レースナンバーが記されたスイムキャップやパンフレット、 各種備品などの入った支給袋を受け取っていた。 選手たちは本番ムードが高まる中、 決意を新たにしていた。
ことしで10回目の出場となる前川保夫さん (65) =京都府=は 「年齢制限のためことしでトライアスロンに出場できるのが最後となる。 節目の10回目なので思う存分楽しみたい」 と意気込みを語った。 また 「宮古島大会はロケーションが最高。 ボランティアや沿道の温かい応援を受けると力がわいてくる」 と話した。
また長田達也さん (45) =京都府=は 「20回目の出場でロングレースは通算55回目となる。 協賛社 (ナチュラルエナジー) としても大会を応援している。
宮古島のトライアスロンは人の温かさを感じることができ、 22歳の時に初めて出場した時の感動を今でも鮮明に覚えている。 20年間お世話にはなった感謝の想いを噛みしめてベストを尽くしたい」 と意気込んだ。
今後のスケジュールとして、 19日は午前9時から午後5時まで選手登録受付、 午後4時からは招待選手共同記者会見、 午後6時40分から競技説明会、 同7時から開会式、 ワイドーパーティーが開催される。 20日は午後1時から午後4時まで宮古島東急リゾートでバイク預託となっている。
宮古新報
タマンのシーズン幕開け (OKINAWA)
[有釣天]名嘉山博 タマンのシーズン幕開け
「デイゴの開花が見られるころからタマンが釣れ始める」。
と話すのは糸満市の宮城勝弘さん。
魚の生態を植物の開花に合わせて探り着実な成果につなげている。その言葉通り、水温が上昇し各地でタマンが良く釣れるようになってきた。
主な各地の釣果を挙げると、10日に恩納村で4・63キロと4・6キロ。11日に宮城島で3・62キロ、宜野湾で3・3キロと3・1キロ。12日はハンビー海岸で3キロ。17日、那覇一文字で2・64キロ。西崎では3・25キロ。このころから5月にかけては那覇一文字のタマン釣りが有名。
群れが接岸すると多い日には30匹以上も釣れる
本格的タマンシーズンの幕開けとなる。

9日、西崎一文字のイケス前で2.62キロのタマン
をはじめ、チヌ、カーエー、クロコショウダイを釣った
宮城勝弘さん
春先のタマンを求めて9日に西崎一文字に渡った宮城さん、
実績のあるイケス前に釣り座を構え、外海側でタマンを狙い内海側ではウキ釣りでチヌを狙った。
まず、外海側にタマン仕掛けを投げた後、まだ明るいうちにウキ釣りの用意をしていると、突如竿(さお)が曲がった。
2・62キロの抱卵タマンが釣れると、狙い通りだと納得して今度はウキ釣りに集中。
水深10メートルの底にオキアミ仕掛けをハワせた。
午後8時に41センチのチヌ、続けて1時間おきに41センチのカーエー、41センチのクロコショウダイを釣り上げた。
「今後、タマンはサイズアップしていくので夜釣りが楽しくなる」
と話していた。

17日、金武湾沖83センチ、9・42キロのミーバイ
を釣った宮城健二さん。餌はカタカシ

15日、天仁屋の磯で3・53キロ、2・63キロのカツオなどを数釣りした池味薫さん(左)らメンバー

15日、伊奈武瀬の海岸でアーガイやチヌマン
などを釣った垣沼翔太さん(左)と弟の大介さん
うーまくーF・Cの国場将太さんは14日の午前0時すぎに浜比嘉島の水深1メートルでタマン狙いの打ち込み釣り。
以前、明るい時間帯に見た地形から「タマンが釣れそうだ」と
確信。北東からの追い風を受け、誘導天秤(てんびん)仕掛けをフル遠投。
魚からの反応があったのは午前4時30分、先に穂先がクイッと曲がったので、反応を確かめるようにリールを巻いた。
寄ってくる魚は抵抗を見せないので、ウツボだろうと考えていた。ほどなくして危険を感じたのか反応を見せた魚は一気に走りはじめた。キャッチしたのは68・5センチ、4・4キロの腹太タマン。
おなかには貝の破片などが詰まっていたという。

15日、浜比嘉島水深1メートルで4・4キロのタマン
を釣ったうーまくーF・Cの国場将太さん。
餌はシガヤーダコの下足2本掛け

17日、阿嘉島で3.35キロ、3.14キロ、3.01キロ
などタマンを数釣りした村吉文隆さん(左)

16日、西州海岸で42.9センチの尾長グレ
を釣った譜久里哲さん
(釣りPower)
沖縄タイムス
「デイゴの開花が見られるころからタマンが釣れ始める」。
と話すのは糸満市の宮城勝弘さん。
魚の生態を植物の開花に合わせて探り着実な成果につなげている。その言葉通り、水温が上昇し各地でタマンが良く釣れるようになってきた。
主な各地の釣果を挙げると、10日に恩納村で4・63キロと4・6キロ。11日に宮城島で3・62キロ、宜野湾で3・3キロと3・1キロ。12日はハンビー海岸で3キロ。17日、那覇一文字で2・64キロ。西崎では3・25キロ。このころから5月にかけては那覇一文字のタマン釣りが有名。
群れが接岸すると多い日には30匹以上も釣れる
本格的タマンシーズンの幕開けとなる。

9日、西崎一文字のイケス前で2.62キロのタマン
をはじめ、チヌ、カーエー、クロコショウダイを釣った
宮城勝弘さん
春先のタマンを求めて9日に西崎一文字に渡った宮城さん、
実績のあるイケス前に釣り座を構え、外海側でタマンを狙い内海側ではウキ釣りでチヌを狙った。
まず、外海側にタマン仕掛けを投げた後、まだ明るいうちにウキ釣りの用意をしていると、突如竿(さお)が曲がった。
2・62キロの抱卵タマンが釣れると、狙い通りだと納得して今度はウキ釣りに集中。
水深10メートルの底にオキアミ仕掛けをハワせた。
午後8時に41センチのチヌ、続けて1時間おきに41センチのカーエー、41センチのクロコショウダイを釣り上げた。
「今後、タマンはサイズアップしていくので夜釣りが楽しくなる」
と話していた。

17日、金武湾沖83センチ、9・42キロのミーバイ
を釣った宮城健二さん。餌はカタカシ

15日、天仁屋の磯で3・53キロ、2・63キロのカツオなどを数釣りした池味薫さん(左)らメンバー

15日、伊奈武瀬の海岸でアーガイやチヌマン
などを釣った垣沼翔太さん(左)と弟の大介さん
うーまくーF・Cの国場将太さんは14日の午前0時すぎに浜比嘉島の水深1メートルでタマン狙いの打ち込み釣り。
以前、明るい時間帯に見た地形から「タマンが釣れそうだ」と
確信。北東からの追い風を受け、誘導天秤(てんびん)仕掛けをフル遠投。
魚からの反応があったのは午前4時30分、先に穂先がクイッと曲がったので、反応を確かめるようにリールを巻いた。
寄ってくる魚は抵抗を見せないので、ウツボだろうと考えていた。ほどなくして危険を感じたのか反応を見せた魚は一気に走りはじめた。キャッチしたのは68・5センチ、4・4キロの腹太タマン。
おなかには貝の破片などが詰まっていたという。

15日、浜比嘉島水深1メートルで4・4キロのタマン
を釣ったうーまくーF・Cの国場将太さん。
餌はシガヤーダコの下足2本掛け

17日、阿嘉島で3.35キロ、3.14キロ、3.01キロ
などタマンを数釣りした村吉文隆さん(左)

16日、西州海岸で42.9センチの尾長グレ
を釣った譜久里哲さん
(釣りPower)
沖縄タイムス
16キロ超のセーイカ (OKINAWA)
[有釣天]格闘5分、16キロ超のセーイカ
8日、名護漁港北側に流れ出る河口にあるテトラからGTを狙ってメジャークラフトKGエボリューション10フィートのロッドを振っていた名護市の山城周平さん。
午後4時ごろ、隣のおじさんが5メートル先に「海底にイカが見えるよ」とアドバイスしてくれた。目で追うと、水深3メートル前後の浅場に黒っぽい生き物がイカ独特のユラユラとした動きで、餌を探しているのかゆっくりとテトラ沿いと平行に行ったり来たりしている。

8日、名護漁港横で山城周平さんが16・95キロのセーイカ
を釣った。写真は娘のまりもちゃん
テトラ上を歩きながら生き物の進行方向に先回り。
50ポンドの先にセットした12センチのシンキングタイプペンシルをゆっくり沈めていくと、海底で待ち構える形でイカの懐に入り込んだ。
すっかり見えなくなったところでフッキングしてみるとエンペラ部分に掛かった。芭蕉の葉のようなエンペラを波打たせてものすごい推進力で逃げようとするのを見てとてつもなく大きなイカと確信して懸命の応戦。
海底にはいつくばる姿は「まるで畳のようだ」と驚いたが、
5分の格闘で浮かせたところを助っ人のおじさんがギャフ打ち、自らも膝まで海水につかりながら真っ赤な魚体を抱きかかえて
テトラ上を駆け上がった。あらためて確認して驚愕(きょうがく)したと話したのは、16・95キロのセーイカだった。

3月27日、糸満市報得川で91センチ、7・52キロのガーラを釣った山内昌義さん。竿はミディアムライト
糸満市西崎の海邦ベンダー工業に勤める山内昌義さんは、職場の同僚や現場で顔を合わせるメンバーらとルアーダービーを開催中。ミディアムライトのロッドに道糸であるPEの太さは1号までの条件で腕を競う。
3月27日、仕事を終えた山内さんは午後5時40分に会社のほど近くを流れる報得川の河口へ向かい、敷石に下りてロッドを振る。大きな魚に追われたボラが河口一帯を逃げ惑う姿を見て狙いを定めてルアーをキャスト。「大潮周りは必ず釣行した」という91センチ、7・52キロのロウニンアジの成果を手に誇らしげに語った。
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7日、与那国で68センチ、3・39キロのチヌマン
を釣った嘉陽田朝彦さん
那覇市の嘉陽田朝彦さんは仕事仲間と6日から1泊2日の予定で与那国島へフカセ釣り。
低気圧の影響で風が強く波が高いので、比較的穏やかな久部良漁港の水深の浅い場所へ。
スロープのある1・5メートルの浅場だが、濁りで魚の姿は確認できない。
お昼から狙い、ハリス4号、グレ針7号で68センチのチヌマンを掛けた。20メートル走られるも、小針が魚の口にベストフッキングされていたので、安心してやりとりできたと喜んでいた。
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3月28日、嘉手納海岸で2・34キロのアオリイカ
を釣った照屋英雄さん。餌木は3・5号(白)
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3月28日、海中道路で2・63キロのアオリイカ
を釣った金城幸信さん
(名渡山博、釣りPower)
沖縄タイムス
8日、名護漁港北側に流れ出る河口にあるテトラからGTを狙ってメジャークラフトKGエボリューション10フィートのロッドを振っていた名護市の山城周平さん。
午後4時ごろ、隣のおじさんが5メートル先に「海底にイカが見えるよ」とアドバイスしてくれた。目で追うと、水深3メートル前後の浅場に黒っぽい生き物がイカ独特のユラユラとした動きで、餌を探しているのかゆっくりとテトラ沿いと平行に行ったり来たりしている。

8日、名護漁港横で山城周平さんが16・95キロのセーイカ
を釣った。写真は娘のまりもちゃん
テトラ上を歩きながら生き物の進行方向に先回り。
50ポンドの先にセットした12センチのシンキングタイプペンシルをゆっくり沈めていくと、海底で待ち構える形でイカの懐に入り込んだ。
すっかり見えなくなったところでフッキングしてみるとエンペラ部分に掛かった。芭蕉の葉のようなエンペラを波打たせてものすごい推進力で逃げようとするのを見てとてつもなく大きなイカと確信して懸命の応戦。
海底にはいつくばる姿は「まるで畳のようだ」と驚いたが、
5分の格闘で浮かせたところを助っ人のおじさんがギャフ打ち、自らも膝まで海水につかりながら真っ赤な魚体を抱きかかえて
テトラ上を駆け上がった。あらためて確認して驚愕(きょうがく)したと話したのは、16・95キロのセーイカだった。

3月27日、糸満市報得川で91センチ、7・52キロのガーラを釣った山内昌義さん。竿はミディアムライト
糸満市西崎の海邦ベンダー工業に勤める山内昌義さんは、職場の同僚や現場で顔を合わせるメンバーらとルアーダービーを開催中。ミディアムライトのロッドに道糸であるPEの太さは1号までの条件で腕を競う。
3月27日、仕事を終えた山内さんは午後5時40分に会社のほど近くを流れる報得川の河口へ向かい、敷石に下りてロッドを振る。大きな魚に追われたボラが河口一帯を逃げ惑う姿を見て狙いを定めてルアーをキャスト。「大潮周りは必ず釣行した」という91センチ、7・52キロのロウニンアジの成果を手に誇らしげに語った。
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7日、与那国で68センチ、3・39キロのチヌマン
を釣った嘉陽田朝彦さん
那覇市の嘉陽田朝彦さんは仕事仲間と6日から1泊2日の予定で与那国島へフカセ釣り。
低気圧の影響で風が強く波が高いので、比較的穏やかな久部良漁港の水深の浅い場所へ。
スロープのある1・5メートルの浅場だが、濁りで魚の姿は確認できない。
お昼から狙い、ハリス4号、グレ針7号で68センチのチヌマンを掛けた。20メートル走られるも、小針が魚の口にベストフッキングされていたので、安心してやりとりできたと喜んでいた。
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3月28日、嘉手納海岸で2・34キロのアオリイカ
を釣った照屋英雄さん。餌木は3・5号(白)
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3月28日、海中道路で2・63キロのアオリイカ
を釣った金城幸信さん
(名渡山博、釣りPower)
沖縄タイムス
「これ、島々の形なんです(泣)」(八重山・ピカリャ~)
「おなかの布がはがれてるよ」「これ、島々の形なんです(泣)」
ピカリャ~が港に登場

知名度アップへお見送り
竹富町の観光マスコットキャラクター「ピカリャ~」が17日から、石垣港離島ターミナルで観光客の見送りを始めた。
郡内では各種イベントで人気のピカリャ~だが、観光客への周知はまだ不十分で、ピカリャ~のおなかに描かれた各島々の形の模様について「なんで、布地がはがれているの」との質問を受けたり、「ピカリャ~はピカチューの親戚ですか?」と聞かれる場面もあった。
今回のお見送りは、町商工観光課がピカリャ~の知名度アップを図るためにスタート。当面、6月26日までの毎週水曜日、午前8時から1時間実施。ピカリャ~のスケジュールに余裕があれば継続していく。
ピカリャ~はこの日、各離島に出発する船に乗り込む観光客を見送ったほか、記念撮影に応じ、シールなどをプレゼントしていた。
ピカリャ~はイリオモテヤマネコをモチーフに、西表島に生息すると言われる伝説上の生物「ヤマピカリャー」をアレンジして名付けられたが、ヤマネコがモデルになっていることに気付かない観光客もいて、知名度アップという“課題”が浮き彫りに。
八重山毎日新聞
ピカリャ~が港に登場

知名度アップへお見送り
竹富町の観光マスコットキャラクター「ピカリャ~」が17日から、石垣港離島ターミナルで観光客の見送りを始めた。
郡内では各種イベントで人気のピカリャ~だが、観光客への周知はまだ不十分で、ピカリャ~のおなかに描かれた各島々の形の模様について「なんで、布地がはがれているの」との質問を受けたり、「ピカリャ~はピカチューの親戚ですか?」と聞かれる場面もあった。
今回のお見送りは、町商工観光課がピカリャ~の知名度アップを図るためにスタート。当面、6月26日までの毎週水曜日、午前8時から1時間実施。ピカリャ~のスケジュールに余裕があれば継続していく。
ピカリャ~はこの日、各離島に出発する船に乗り込む観光客を見送ったほか、記念撮影に応じ、シールなどをプレゼントしていた。
ピカリャ~はイリオモテヤマネコをモチーフに、西表島に生息すると言われる伝説上の生物「ヤマピカリャー」をアレンジして名付けられたが、ヤマネコがモデルになっていることに気付かない観光客もいて、知名度アップという“課題”が浮き彫りに。
八重山毎日新聞
2013-04-18
定時バス 那覇市が実証実験(OKINAWA)
定時バス 那覇市が実証実験

実証実験の主なルート
【那覇】市は15日、真和志・識名地域-国際通り-新都心を結ぶバスの実証実験をスタートさせた。市は実験を通して、バスの定時定速性を実現するための課題の把握やバスレーン導入の必要性を検証し、沿線住民などへのアンケートを行い、利用者がどのようなサービスを求めているかなどを確認する予定だ。
実験バスは、市が運営し、那覇バスに運行を委託。期間は90日間を予定しており、運賃は市内一律220円とする。
毎週日曜日に実施されている国際通りのトランジットモール区間も走行し、中心市街地へのアクセスの利便性を向上させる。
市は今後、運賃収入による運行期間の継続や、車内に設置された液晶の広告板を使い市民への周知を図る。市の担当者は「公共交通の利用促進を図り、モノレールと並ぶ定時・定速性を持った交通機関の軸にしたい」と話した。
沖縄タイムス

実証実験の主なルート
【那覇】市は15日、真和志・識名地域-国際通り-新都心を結ぶバスの実証実験をスタートさせた。市は実験を通して、バスの定時定速性を実現するための課題の把握やバスレーン導入の必要性を検証し、沿線住民などへのアンケートを行い、利用者がどのようなサービスを求めているかなどを確認する予定だ。
実験バスは、市が運営し、那覇バスに運行を委託。期間は90日間を予定しており、運賃は市内一律220円とする。
毎週日曜日に実施されている国際通りのトランジットモール区間も走行し、中心市街地へのアクセスの利便性を向上させる。
市は今後、運賃収入による運行期間の継続や、車内に設置された液晶の広告板を使い市民への周知を図る。市の担当者は「公共交通の利用促進を図り、モノレールと並ぶ定時・定速性を持った交通機関の軸にしたい」と話した。
沖縄タイムス
宮里藍は67、美香は71(米女子ゴルフ・OKINAWA)
米女子ゴルフ:宮里藍は67、美香は71

第1ラウンド、7番でティーショットを放つ宮里藍
=コオリナGC(共同)
【カポレイ(米ハワイ州)共同】米女子ゴルフツアーのロッテ選手権は17日、米ハワイ州カポレイのコオリナGC(パー72)で第1ラウンドを行い、大会2連覇を狙う宮里藍は6バーディー、1ボギーの67と好発進した。
宮里美香はパットに苦戦しながら2バーディー、1ボギーの71とまずまずのスタートを切った。上田桃子はショットがさえず2バーディー、3ボギーの73と出遅れた。
競技を終えた中ではスサン・ペテルセン(ノルウェー)が65で回り、7アンダーとした。
沖縄タイムス

第1ラウンド、7番でティーショットを放つ宮里藍
=コオリナGC(共同)
【カポレイ(米ハワイ州)共同】米女子ゴルフツアーのロッテ選手権は17日、米ハワイ州カポレイのコオリナGC(パー72)で第1ラウンドを行い、大会2連覇を狙う宮里藍は6バーディー、1ボギーの67と好発進した。
宮里美香はパットに苦戦しながら2バーディー、1ボギーの71とまずまずのスタートを切った。上田桃子はショットがさえず2バーディー、3ボギーの73と出遅れた。
競技を終えた中ではスサン・ペテルセン(ノルウェー)が65で回り、7アンダーとした。
沖縄タイムス
有力選手ら来島 宮古島トライアスロン・OKINAWA
有力選手ら来島 宮古島トライアスロン

第29回全日本トライアスロン宮古島大会を前に宮古島
入りした、前大会総合優勝のアントン・ブロックヒン
(右から3人目)ら有力選手=宮古空港
【宮古島】
21日に開催される第29回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・同市など)を前に、前大会総合優勝のアントン・ブロックヒン(ウクライナ)ら、国内外の有力選手が17日に宮古島入りし、レース本番に向け抱負を語った。
同日、宮古空港に到着したのはブロックヒンのほか、2012年アイアンマンオーストラリア5位のマット・バートン(オーストラリア)、28回大会女子優勝のビーテ・ゴエーツ(ドイツ)、27回大会女子優勝の酒井(塩野)絵美(東京)ら招待、優待選手。
昨年優勝のブロックヒンは「スペインで2カ月トレーニングを重ねてきた。その成果が出るよう、ディフェンディングチャンピオンとしてレースに勝ちたい」と意気込みを話した。
初出場のバートンは「コンディションはとてもいい。自信があるバイクでいい結果を出して、ランにつなげることで1番を目指したい」と強調した。
ゴエーツは「昨年手術した右足かかとの故障が気になるが、自分の力を出したい。得意のスイム、バイクでトップに立てるかが勝敗のカギになる」と述べた。
沖縄タイムス

第29回全日本トライアスロン宮古島大会を前に宮古島
入りした、前大会総合優勝のアントン・ブロックヒン
(右から3人目)ら有力選手=宮古空港
【宮古島】
21日に開催される第29回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・同市など)を前に、前大会総合優勝のアントン・ブロックヒン(ウクライナ)ら、国内外の有力選手が17日に宮古島入りし、レース本番に向け抱負を語った。
同日、宮古空港に到着したのはブロックヒンのほか、2012年アイアンマンオーストラリア5位のマット・バートン(オーストラリア)、28回大会女子優勝のビーテ・ゴエーツ(ドイツ)、27回大会女子優勝の酒井(塩野)絵美(東京)ら招待、優待選手。
昨年優勝のブロックヒンは「スペインで2カ月トレーニングを重ねてきた。その成果が出るよう、ディフェンディングチャンピオンとしてレースに勝ちたい」と意気込みを話した。
初出場のバートンは「コンディションはとてもいい。自信があるバイクでいい結果を出して、ランにつなげることで1番を目指したい」と強調した。
ゴエーツは「昨年手術した右足かかとの故障が気になるが、自分の力を出したい。得意のスイム、バイクでトップに立てるかが勝敗のカギになる」と述べた。
沖縄タイムス
「はえるんナンバープレート」 (南風原・沖縄)
南風原「はえるんナンバープレート」 郵便局バイクに導入
城間俊安町長(右から2人目)、「はえるん」、與儀透局長(同3人目)らが新ナンバープレートをPR
=11日、南風原町兼城の南風原中郵便局

南風原町が導入しているナンバープレート
【南風原】
南風原町では1日から、町のイメージキャラクター「はえるん」イラスト入りの原付きバイク用の「ナンバープレート」を導入している。南風原中郵便局(與儀透局長)では38台の原付きバイクを新ナンバープレートに変更し、11日にお披露目式があった。
新プレートの形状は、ローマ字で記した町名の頭文字「H」をイメージ。「はえるん」のイラストのほか、背景に21連アーチや琉球絣(かすり)の代表的な柄「トゥイグヮー」を取り入れるなど、町の名物をPRするデザイン。防犯・交通安全対策として反射式となっている。観光・産業振興事業の一環として一括交付金を活用した。
與儀局長は「当局は南城、南風原、八重瀬、与那原と配達エリアは南部では最も広い。地域貢献としてナンバープレートを新たにし、アピールしたい」とあいさつ。「はえるん」と一緒にお披露目式に駆け付けた城間俊安町長は「町内外に南風原町をPRすることにつながり、ありがたい」と感謝した。
町では現在使用中のプレートの変更も受け付ける。
問い合わせは
町税務課(電話)098(889)4413。
流球新報

城間俊安町長(右から2人目)、「はえるん」、與儀透局長(同3人目)らが新ナンバープレートをPR
=11日、南風原町兼城の南風原中郵便局

南風原町が導入しているナンバープレート
【南風原】
南風原町では1日から、町のイメージキャラクター「はえるん」イラスト入りの原付きバイク用の「ナンバープレート」を導入している。南風原中郵便局(與儀透局長)では38台の原付きバイクを新ナンバープレートに変更し、11日にお披露目式があった。
新プレートの形状は、ローマ字で記した町名の頭文字「H」をイメージ。「はえるん」のイラストのほか、背景に21連アーチや琉球絣(かすり)の代表的な柄「トゥイグヮー」を取り入れるなど、町の名物をPRするデザイン。防犯・交通安全対策として反射式となっている。観光・産業振興事業の一環として一括交付金を活用した。
與儀局長は「当局は南城、南風原、八重瀬、与那原と配達エリアは南部では最も広い。地域貢献としてナンバープレートを新たにし、アピールしたい」とあいさつ。「はえるん」と一緒にお披露目式に駆け付けた城間俊安町長は「町内外に南風原町をPRすることにつながり、ありがたい」と感謝した。
町では現在使用中のプレートの変更も受け付ける。
問い合わせは
町税務課(電話)098(889)4413。
流球新報
ダイビング人気13年連続 (石垣、沖縄)
ダイビング人気地 石垣、13年連続全国一
ベストダイビングエリア国内1位を報告する八重山ダイビング協会の園田真会長(中央)ら
=12日、石垣市役所
【石垣】
国内ダイビング専門誌が2000年から毎年企画している「ダイブ&トラベル大賞」のベストダイビングエリア国内部門で、石垣島が13年連続で1位に選出された。
ベストダイビングサービス国内部門でも石垣市川平のダイビングショップ「さうすぽいんと」が2位に選ばれた。
八重山ダイビング協会の園田真会長らが12日、石垣市役所に中山義隆市長を訪問し、報告した。
ダイブ&トラベル大賞はダイビング専門誌の読者による投票で人気ナンバーワンを決める企画。
石垣島は水中生物の多彩さに加え、ダイビングポイントが島から近いという利便性もあり、人気を集めた。国内2位は沖縄本島、3位は宮古島で、沖縄の地域がランキング上位の多数を占めた。
ベストダイビングサービスは優秀なサービスを提供するショップのランキングで、さうすぽいんとが上位に選出されるのは初めて。1位には沖縄本島のマリンハウスシーサー那覇店が選ばれた。
園田会長は「ますますダイビング客が増えると思う。格安航空会社が関西路線を開設するので、関西からの人気も出ると思う」と期待した。
さうすぽいんとの高嶺守代表は「ダイビングだけでなく、陸でもリラックスできるサービスを心掛けている」と話した。
流球新報

ベストダイビングエリア国内1位を報告する八重山ダイビング協会の園田真会長(中央)ら
=12日、石垣市役所
【石垣】
国内ダイビング専門誌が2000年から毎年企画している「ダイブ&トラベル大賞」のベストダイビングエリア国内部門で、石垣島が13年連続で1位に選出された。
ベストダイビングサービス国内部門でも石垣市川平のダイビングショップ「さうすぽいんと」が2位に選ばれた。
八重山ダイビング協会の園田真会長らが12日、石垣市役所に中山義隆市長を訪問し、報告した。
ダイブ&トラベル大賞はダイビング専門誌の読者による投票で人気ナンバーワンを決める企画。
石垣島は水中生物の多彩さに加え、ダイビングポイントが島から近いという利便性もあり、人気を集めた。国内2位は沖縄本島、3位は宮古島で、沖縄の地域がランキング上位の多数を占めた。
ベストダイビングサービスは優秀なサービスを提供するショップのランキングで、さうすぽいんとが上位に選出されるのは初めて。1位には沖縄本島のマリンハウスシーサー那覇店が選ばれた。
園田会長は「ますますダイビング客が増えると思う。格安航空会社が関西路線を開設するので、関西からの人気も出ると思う」と期待した。
さうすぽいんとの高嶺守代表は「ダイビングだけでなく、陸でもリラックスできるサービスを心掛けている」と話した。
流球新報
絶景も楽しんで 橋の駅「ワルミ」開所 (今帰仁・沖縄)
絶景も楽しんで 橋の駅「ワルミ」開所 今帰仁
今帰仁村の農産物や特産品が並ぶ店内
=13日、今帰仁村天底の橋の駅リカリカワルミ
【今帰仁】
今帰仁村天底のワルミ橋のたもとに橋の駅「リカリカワルミ」が
13日、オープンした。
店舗は古宇利島などが見渡せる抜群の眺望。店内では今帰仁村の特産品などを販売している。
橋の駅はワルミ橋の今帰仁側にあり、橋の対岸は名護市の屋我地島。
1階に今帰仁名物のスイカ、ゴーヤーなどの農産物、特産品を販売する直売所とレストランがある。
裏庭と屋上の展望台から、古宇利大橋などが見える絶景が楽しめる。
運営する今帰仁村ワルミ観光物産合同会社の田港朝彦代表は「今帰仁のいい物を販売し、活性化につなげたい」と語った。
琉球新報

今帰仁村の農産物や特産品が並ぶ店内
=13日、今帰仁村天底の橋の駅リカリカワルミ
【今帰仁】
今帰仁村天底のワルミ橋のたもとに橋の駅「リカリカワルミ」が
13日、オープンした。
店舗は古宇利島などが見渡せる抜群の眺望。店内では今帰仁村の特産品などを販売している。
橋の駅はワルミ橋の今帰仁側にあり、橋の対岸は名護市の屋我地島。
1階に今帰仁名物のスイカ、ゴーヤーなどの農産物、特産品を販売する直売所とレストランがある。
裏庭と屋上の展望台から、古宇利大橋などが見える絶景が楽しめる。
運営する今帰仁村ワルミ観光物産合同会社の田港朝彦代表は「今帰仁のいい物を販売し、活性化につなげたい」と語った。
琉球新報
1500年前の土器発掘 (国頭・沖縄)
1500年前の土器発掘 国頭・安田貝塚遺跡
約1500年前のものとされる尖底の土器片
=11日、国頭村辺土名小学校内にある国頭村ミニ博物館
【国頭】
国頭村教育委員会は、2012年7月から8月まで実施していた安田貝塚遺跡の試掘調査で、古墳時代に相当する約1500年前のものとみられる土器を初めて発掘した。
これまでの調査で同遺跡は、平安時代に相当する約千年前のものとみられており、今回の発掘は、約1500年前から同地区に人が生活していたことを示す新証拠となった。
調査は、文化庁と県の補助を受けて、村が12年度から3年間の事業として実施している。
1985~86年の前回調査で遺跡が出土した安田公民館から公園、同地区東部の範囲で行う。
前回の調査は地面を掘らずに歩いて遺物を拾う「踏査」によるもので、約千年前のものとされる、土器の底が平たい「くびれ平底」の土器を採取した。
赤嶺信哉学芸員によると、12年度の調査では、安田公民館の周辺を試掘。安田公民館より東の畑地9平方メートルの範囲を深さ1メートル試掘した結果、表面から40センチの層に、約1500年前のものとされている、底がとがった形の「尖底」の土器の破片約500個が新たに見つかった。12年度の調査では「くびれ平底」の土器はなかった。
今後、土器に付着しているすすの炭素の半減期などで年代測定を行い、土器の使用時期を百年単位で明らかにする。また、梅雨明けにも本年度の調査を開始、公園部分の試掘に着手する予定。
流球新報

約1500年前のものとされる尖底の土器片
=11日、国頭村辺土名小学校内にある国頭村ミニ博物館
【国頭】
国頭村教育委員会は、2012年7月から8月まで実施していた安田貝塚遺跡の試掘調査で、古墳時代に相当する約1500年前のものとみられる土器を初めて発掘した。
これまでの調査で同遺跡は、平安時代に相当する約千年前のものとみられており、今回の発掘は、約1500年前から同地区に人が生活していたことを示す新証拠となった。
調査は、文化庁と県の補助を受けて、村が12年度から3年間の事業として実施している。
1985~86年の前回調査で遺跡が出土した安田公民館から公園、同地区東部の範囲で行う。
前回の調査は地面を掘らずに歩いて遺物を拾う「踏査」によるもので、約千年前のものとされる、土器の底が平たい「くびれ平底」の土器を採取した。
赤嶺信哉学芸員によると、12年度の調査では、安田公民館の周辺を試掘。安田公民館より東の畑地9平方メートルの範囲を深さ1メートル試掘した結果、表面から40センチの層に、約1500年前のものとされている、底がとがった形の「尖底」の土器の破片約500個が新たに見つかった。12年度の調査では「くびれ平底」の土器はなかった。
今後、土器に付着しているすすの炭素の半減期などで年代測定を行い、土器の使用時期を百年単位で明らかにする。また、梅雨明けにも本年度の調査を開始、公園部分の試掘に着手する予定。
流球新報
琉球海運、台湾航路 (OKINAWA)
琉球海運、来春に台湾航路 県産品市場拡大にも

琉球海運の台湾航路新設
琉球海運(山城博美社長)は2014年5月から、台湾・高雄への定期貨物航路を新設する。既存の博多―那覇―先島の航路を延長し、1週間かけて九州と台湾を結ぶ。
鹿児島港を新たな寄港地とし九州からの集荷も強化する。
同社は台湾航路開設をアジア展開戦略の第1弾と位置付けており、将来的には香港や中国大陸への直行便開設も視野に入れる。県内製造業者のビジネス拡大にもつなげたい考え。
使用船舶は現在、博多―那覇―先島を結ぶ「みやらび2」
(10、184万トン)。3月23日の取締役会で正式に台湾への航路延長を決定した。社長の諮問機関で宮城茂専務を長とする台湾航路開設委員会を4月1日に立ち上げ、開設に向けた諸課題への対応に向けて取り組みを始めた。
今後は、みやらび2の無線設備など外航仕様に改修するほか、台湾側の船舶代理店や集荷代理店の選定、寄港地の陸上バースの確保などを進めていく。
九州の北と南で集荷していくための取り組みも強化する。
宮城専務は「将来的には週に2~3便にし、台湾の先の中国大陸や香港も視野に入れる。
県の21世紀ビジョンの国際物流拠点形成に極めて貢献できる。全日空のハブ基地と合わせて(航空便と海運を連携させた)シーアンドエアに発展することも可能だ。沖縄の製造業の皆さんにも、アジア展開ビジネスのチャンス拡大の契機となるのではないか」と話した。
台湾航路をめぐっては、基隆や高雄への定期航路を持っていた有村産業が08年6月に破綻して以来、台湾航路の就航を求める声が根強くあった。
破綻以来4年ぶりとなる12年5月に新発航運(台湾)が、那覇―石垣―基隆間に定期貨物船を就航。同年8月には南西海運(那覇市)も同区間の運航を始めた。
(滝本匠)
流球新報

琉球海運の台湾航路新設
琉球海運(山城博美社長)は2014年5月から、台湾・高雄への定期貨物航路を新設する。既存の博多―那覇―先島の航路を延長し、1週間かけて九州と台湾を結ぶ。
鹿児島港を新たな寄港地とし九州からの集荷も強化する。
同社は台湾航路開設をアジア展開戦略の第1弾と位置付けており、将来的には香港や中国大陸への直行便開設も視野に入れる。県内製造業者のビジネス拡大にもつなげたい考え。
使用船舶は現在、博多―那覇―先島を結ぶ「みやらび2」
(10、184万トン)。3月23日の取締役会で正式に台湾への航路延長を決定した。社長の諮問機関で宮城茂専務を長とする台湾航路開設委員会を4月1日に立ち上げ、開設に向けた諸課題への対応に向けて取り組みを始めた。
今後は、みやらび2の無線設備など外航仕様に改修するほか、台湾側の船舶代理店や集荷代理店の選定、寄港地の陸上バースの確保などを進めていく。
九州の北と南で集荷していくための取り組みも強化する。
宮城専務は「将来的には週に2~3便にし、台湾の先の中国大陸や香港も視野に入れる。
県の21世紀ビジョンの国際物流拠点形成に極めて貢献できる。全日空のハブ基地と合わせて(航空便と海運を連携させた)シーアンドエアに発展することも可能だ。沖縄の製造業の皆さんにも、アジア展開ビジネスのチャンス拡大の契機となるのではないか」と話した。
台湾航路をめぐっては、基隆や高雄への定期航路を持っていた有村産業が08年6月に破綻して以来、台湾航路の就航を求める声が根強くあった。
破綻以来4年ぶりとなる12年5月に新発航運(台湾)が、那覇―石垣―基隆間に定期貨物船を就航。同年8月には南西海運(那覇市)も同区間の運航を始めた。
(滝本匠)
流球新報
“おばあ”のみそ、給食に (うるま市・沖縄)
“おばあ”のみそ、給食に 小中に1万3000人分提供
玄米みそ造りに励むJAおきなわ勝連支店女性部の部員ら
=うるま市勝連平安名のJAおきなわ勝連支店
【うるま】
新年度が始まり、JAおきなわ勝連支店女性部の給食用の玄米みそ造りが2年目に入った。
同部で25年以上受け継がれる自慢の玄米みそは、これまでイベントや一部店舗での販売のみだったが、昨年度から市内の小中学生が食べる給食のみそ汁や油みその材料として提供されている。
本年度から新たに与那城学校給食センターが提供先に加わり、津堅島を除く市内6カ所の給食センターで使われている。
材料の米は金武町の農家から。大豆は九州産。
JAおきなわ生活指導員の島袋千加江さんは「できるだけ地産地消にこだわっている」と話す。
造る量は市内の児童生徒1万3千人分。
原材料の白米、玄米、大豆を混ぜ、発酵させたものを細かくミンチ状にして、4カ月間熟成させる。
部員12人が交代制で作業し、一度に約120キロ生産する。
新垣トモ子さん(74)は「続けることは簡単じゃない」と話すが、仲間と一緒に行う作業は「楽しい。ストレス解消にもなるさ」と笑う。「昔はそら豆。豊かになってから、大豆を使うようになったさー」と時折、昔のみそ造りを懐かしむ。
きっかけは、震災後「孫や子どもたちに安心、安全な食を届けたい」という部員たちの思い。
下門江美子さん(56)は、孫に「(給食に使われるみそは)『おばあが造っているからね』と言っている」と得意げだ。
「おいしい」という言葉が励みになるという。
「食育にも力を入れている」(島袋さん)同部は、ことしも夏休みに、子どもたちと一緒に自慢の玄米みそを造る予定だ。
流球新報

玄米みそ造りに励むJAおきなわ勝連支店女性部の部員ら
=うるま市勝連平安名のJAおきなわ勝連支店
【うるま】
新年度が始まり、JAおきなわ勝連支店女性部の給食用の玄米みそ造りが2年目に入った。
同部で25年以上受け継がれる自慢の玄米みそは、これまでイベントや一部店舗での販売のみだったが、昨年度から市内の小中学生が食べる給食のみそ汁や油みその材料として提供されている。
本年度から新たに与那城学校給食センターが提供先に加わり、津堅島を除く市内6カ所の給食センターで使われている。
材料の米は金武町の農家から。大豆は九州産。
JAおきなわ生活指導員の島袋千加江さんは「できるだけ地産地消にこだわっている」と話す。
造る量は市内の児童生徒1万3千人分。
原材料の白米、玄米、大豆を混ぜ、発酵させたものを細かくミンチ状にして、4カ月間熟成させる。
部員12人が交代制で作業し、一度に約120キロ生産する。
新垣トモ子さん(74)は「続けることは簡単じゃない」と話すが、仲間と一緒に行う作業は「楽しい。ストレス解消にもなるさ」と笑う。「昔はそら豆。豊かになってから、大豆を使うようになったさー」と時折、昔のみそ造りを懐かしむ。
きっかけは、震災後「孫や子どもたちに安心、安全な食を届けたい」という部員たちの思い。
下門江美子さん(56)は、孫に「(給食に使われるみそは)『おばあが造っているからね』と言っている」と得意げだ。
「おいしい」という言葉が励みになるという。
「食育にも力を入れている」(島袋さん)同部は、ことしも夏休みに、子どもたちと一緒に自慢の玄米みそを造る予定だ。
流球新報
岩手の子、早くも夏体験 (渡嘉敷・沖縄)
岩手の子、海を満喫 104人、早くも夏体験

南国渡嘉敷島の海を体感し、歓声を上げる
岩手県の子どもたち=渡嘉志久ビーチ
【渡嘉敷】
雪国の子どもたちが南国の異文化を学ぶ「春休み沖縄遊・YOU塾」のトップを切って岩手県の小中学生(藤原富男塾長)104人がこのほど、渡嘉敷島を訪れ、青い海や山など南国の春を体感した。
岩手県の同塾は東日本大震災のあった2011年を除き、17年間継続して渡嘉敷島を訪れ、クジラ観察やマリンスポーツなどの自然体験活動、平和学習を行っている。
岩手県各地から集まった子どもたちは、渡嘉志久ビーチの温かい海に入り、カヌーこぎや海底がのぞけるスーパーフロート乗りを楽しみ、透明な海で水しぶきを上げ、ひと足早い“夏″を満喫。渡嘉敷村のガイドの案内で「集団自決」(強制集団死)跡地も訪れた。
初めて来島した花巻市立笹間第1小学校5年の石田悠盛君は「きれいな海で泳いだり、クジラを見たりでき、来て良かった」と笑顔を見せた。
青少年交流の家では、春休み中、山形、福島、秋田、青森、静岡など、延べ約2500人が利用を予定している。
(米田英明通信員)
琉球新報

南国渡嘉敷島の海を体感し、歓声を上げる
岩手県の子どもたち=渡嘉志久ビーチ
【渡嘉敷】
雪国の子どもたちが南国の異文化を学ぶ「春休み沖縄遊・YOU塾」のトップを切って岩手県の小中学生(藤原富男塾長)104人がこのほど、渡嘉敷島を訪れ、青い海や山など南国の春を体感した。
岩手県の同塾は東日本大震災のあった2011年を除き、17年間継続して渡嘉敷島を訪れ、クジラ観察やマリンスポーツなどの自然体験活動、平和学習を行っている。
岩手県各地から集まった子どもたちは、渡嘉志久ビーチの温かい海に入り、カヌーこぎや海底がのぞけるスーパーフロート乗りを楽しみ、透明な海で水しぶきを上げ、ひと足早い“夏″を満喫。渡嘉敷村のガイドの案内で「集団自決」(強制集団死)跡地も訪れた。
初めて来島した花巻市立笹間第1小学校5年の石田悠盛君は「きれいな海で泳いだり、クジラを見たりでき、来て良かった」と笑顔を見せた。
青少年交流の家では、春休み中、山形、福島、秋田、青森、静岡など、延べ約2500人が利用を予定している。
(米田英明通信員)
琉球新報
自然発火で?煙 (OKINAWA)
米製手りゅう弾 自然発火で?煙

米国製黄リン弾から立ち上る白煙を調べる消防隊員や警察、
不発弾処理隊=16日午後4時34分、八重瀬町世名城
【八重瀬】16日午後3時ごろ、八重瀬町世名城の報徳川の土手の草むらから白煙が上がるのを近くで農作業中の女性が発見し消防に通報した。
消防から連絡を受けた陸上自衛隊不発弾処理隊が通報から約1時間30分後に、処理した。
同隊によると、白煙を上げたのは米国製黄リン手りゅう弾1個。黄リンが漏れ出して自然発火したとみられる。一時、白煙が辺りを覆い、周辺で農作業をしていた人たちが騒然となった。
通報した赤嶺貞子さん(58)は「火事かと思った。消防が放水作業中に、ボンという爆発音がした。ビックリした」と驚いた様子。
黄リン弾は、煙幕を張るための発煙弾。砲弾、ロケット弾、手りゅう弾などに広く使用されている。
沖縄タイムス

米国製黄リン弾から立ち上る白煙を調べる消防隊員や警察、
不発弾処理隊=16日午後4時34分、八重瀬町世名城
【八重瀬】16日午後3時ごろ、八重瀬町世名城の報徳川の土手の草むらから白煙が上がるのを近くで農作業中の女性が発見し消防に通報した。
消防から連絡を受けた陸上自衛隊不発弾処理隊が通報から約1時間30分後に、処理した。
同隊によると、白煙を上げたのは米国製黄リン手りゅう弾1個。黄リンが漏れ出して自然発火したとみられる。一時、白煙が辺りを覆い、周辺で農作業をしていた人たちが騒然となった。
通報した赤嶺貞子さん(58)は「火事かと思った。消防が放水作業中に、ボンという爆発音がした。ビックリした」と驚いた様子。
黄リン弾は、煙幕を張るための発煙弾。砲弾、ロケット弾、手りゅう弾などに広く使用されている。
沖縄タイムス
日台協定撤回申し入れへ 仲井真知事が明言(OKINAWA)
日台協定撤回申し入れへ 仲井真知事が明言
沖縄県の仲井真弘多知事は17日夜、日本と台湾による尖閣諸島周辺の漁業権取り決め(協定)調印をめぐり、政府に対し「来週、撤回を申し入れる」と明言した。都内で記者団の質問に答えた。
仲井真氏によると、沖縄県の漁業関係者も同行する予定。
日台の取り決め調印をめぐっては、沖縄県の高良倉吉副知事が12日、杉田和博官房副長官を官邸に訪ねて抗議。杉田氏は「調印までの経緯を沖縄の漁業関係者に丁寧に説明し、誠意を持って対応したい」と説明していた。(共同通信)
沖縄タイムス
沖縄県の仲井真弘多知事は17日夜、日本と台湾による尖閣諸島周辺の漁業権取り決め(協定)調印をめぐり、政府に対し「来週、撤回を申し入れる」と明言した。都内で記者団の質問に答えた。
仲井真氏によると、沖縄県の漁業関係者も同行する予定。
日台の取り決め調印をめぐっては、沖縄県の高良倉吉副知事が12日、杉田和博官房副長官を官邸に訪ねて抗議。杉田氏は「調印までの経緯を沖縄の漁業関係者に丁寧に説明し、誠意を持って対応したい」と説明していた。(共同通信)
沖縄タイムス
みやこ福祉会、野外炊飯で味競う (宮古島・沖縄)
みやこ福祉会が野外活動、野外炊飯で味競う

野外炊飯でカレーライスなどを作る参加者たち
=16日、 県立宮古青少年の家
みやこ福祉会の野外活動が16日、 県立宮古青少年の家で開催された。 みやこ学園や分場アダナス、 生活介護事業所みやこなどの利用者と職員約100人が参加。 グループに分かれて野外炊飯コンテストを行い、 それぞれ自慢のカレーライスなど料理を競った。 レクリエーションも行われ、 利用者と職員たちが親睦を深めた。
午前10時から野外炊飯を開始。
カレーライスと野菜ランドのサラダホウレンソウを使った1品という課題で各グループが調理を行った。
かまどで鍋を焚いたが日中の最高気温27度とあって汗と灰にまみれつつ、 互いに協力し合ってオリジナルのカレーを作り上げていた。
トンカツやハンバーグを乗せたカレーからカレーうどん、 またホウレンソウの生春巻きやアダナスのパンを使ったピザなど様々な料理ができあがっていた。
同活動は毎年行われており、 野外炊飯の体験やコンテストを通して親睦を深めることを目的に開催。 食後はレクリエーションや表彰式も行われた。
同福祉会は 「ふだんの仕事の上でも職員と利用者にはコミュニケーションと信頼関係が大切。 一緒に料理を作り、 レクリエーションを楽しむことで信頼をさらに深めてほしい」 としている。
宮古新報

野外炊飯でカレーライスなどを作る参加者たち
=16日、 県立宮古青少年の家
みやこ福祉会の野外活動が16日、 県立宮古青少年の家で開催された。 みやこ学園や分場アダナス、 生活介護事業所みやこなどの利用者と職員約100人が参加。 グループに分かれて野外炊飯コンテストを行い、 それぞれ自慢のカレーライスなど料理を競った。 レクリエーションも行われ、 利用者と職員たちが親睦を深めた。
午前10時から野外炊飯を開始。
カレーライスと野菜ランドのサラダホウレンソウを使った1品という課題で各グループが調理を行った。
かまどで鍋を焚いたが日中の最高気温27度とあって汗と灰にまみれつつ、 互いに協力し合ってオリジナルのカレーを作り上げていた。
トンカツやハンバーグを乗せたカレーからカレーうどん、 またホウレンソウの生春巻きやアダナスのパンを使ったピザなど様々な料理ができあがっていた。
同活動は毎年行われており、 野外炊飯の体験やコンテストを通して親睦を深めることを目的に開催。 食後はレクリエーションや表彰式も行われた。
同福祉会は 「ふだんの仕事の上でも職員と利用者にはコミュニケーションと信頼関係が大切。 一緒に料理を作り、 レクリエーションを楽しむことで信頼をさらに深めてほしい」 としている。
宮古新報
宮古総実生徒ら、遠洋へ出発 (宮古島・沖縄)
宮古総実生徒ら19人、遠洋乗船実習へ出発

県立宮古総合実業高校 (伊志嶺秀行校長) の海洋科学科海洋技術類型・海洋機関類型の3年生19人が17日、 2013年度遠洋乗船実習に出発した。
平良港で午後3時半から乗船式が行われ、 大城栄三教頭が 「船の仕事をするために今回の実習は重要。 目的意識を持って取り組んでほしい。 船長以下乗組員の指導のもと安全や健康に注意し、 40日後には成長した姿を見せてほしい」 と激励した。
実習生たちは24日にパラオに入港し、 その後16日間にわたってマグロ延縄業を行い、 石垣港経由で5月24日に平良港に帰港する。 式では、 実習船 「海邦丸五世」 の金城勝船長が 「動く教室海邦丸でたくさんのことを見て学び、 見聞を広めて国際感覚を養ってほしい」 と呼びかけ。
実習生代表で譜久村勝彦君が 「見送りありがとう。 これから40日間の長い遠洋実習が始まる。 学校で勉強したことを発揮して頑張りたい」 と語った。
この後、 在校生による 「スタンバイ」 が披露され、 力強い 「ゴーヘイ」 のかけ声で実習生の無事を願った。
宮古新報

県立宮古総合実業高校 (伊志嶺秀行校長) の海洋科学科海洋技術類型・海洋機関類型の3年生19人が17日、 2013年度遠洋乗船実習に出発した。
平良港で午後3時半から乗船式が行われ、 大城栄三教頭が 「船の仕事をするために今回の実習は重要。 目的意識を持って取り組んでほしい。 船長以下乗組員の指導のもと安全や健康に注意し、 40日後には成長した姿を見せてほしい」 と激励した。
実習生たちは24日にパラオに入港し、 その後16日間にわたってマグロ延縄業を行い、 石垣港経由で5月24日に平良港に帰港する。 式では、 実習船 「海邦丸五世」 の金城勝船長が 「動く教室海邦丸でたくさんのことを見て学び、 見聞を広めて国際感覚を養ってほしい」 と呼びかけ。
実習生代表で譜久村勝彦君が 「見送りありがとう。 これから40日間の長い遠洋実習が始まる。 学校で勉強したことを発揮して頑張りたい」 と語った。
この後、 在校生による 「スタンバイ」 が披露され、 力強い 「ゴーヘイ」 のかけ声で実習生の無事を願った。
宮古新報
竹富島で神開き、玻座間御嶽(八重山・沖縄)
竹富島で神開き、神村さんが新神司に 玻座間御嶽

【竹富】
竹富島の六御嶽(ムーヤマ)の一つである玻座間御嶽でこのほど、神開きが行われた。新しく神司が生まれる就任儀礼で、神村(旧姓赤山)一恵さんが先輩の神司、公民館執行部と一緒に18か所の御嶽を参拝した後、玻座間御嶽でオンビ(氏子)が見守る中で、先輩神司の新田初子さんから神衣装を掛けられ儀式を終えた。
終了後は実家の赤山家で披露宴が行われ、父親で玻座間御嶽オンビ顧問でもある赤山喜介さんがこれまでの経過を説明し、早く独り立ちできるよう出席者に協力を求めた。
玻座間御嶽では、2年前に先代の富本定子さんが引退してから神司が空席になっていた。大山榮一公民館長は「六御嶽の神司があと1人残るだけになった。島はうつぐみの心で祭事を中心に動いていくので満ぞろいすることを祈っている」と祝辞を述べた。
宇根勝末さんは「年度初めに神司が誕生して、今年はプイ、タナドゥイをはじめ祭りも新神司を先頭にしてスムーズに行える」と初めての神開きに感激していた。
(竹富通信員)
八重山毎日新聞

【竹富】
竹富島の六御嶽(ムーヤマ)の一つである玻座間御嶽でこのほど、神開きが行われた。新しく神司が生まれる就任儀礼で、神村(旧姓赤山)一恵さんが先輩の神司、公民館執行部と一緒に18か所の御嶽を参拝した後、玻座間御嶽でオンビ(氏子)が見守る中で、先輩神司の新田初子さんから神衣装を掛けられ儀式を終えた。
終了後は実家の赤山家で披露宴が行われ、父親で玻座間御嶽オンビ顧問でもある赤山喜介さんがこれまでの経過を説明し、早く独り立ちできるよう出席者に協力を求めた。
玻座間御嶽では、2年前に先代の富本定子さんが引退してから神司が空席になっていた。大山榮一公民館長は「六御嶽の神司があと1人残るだけになった。島はうつぐみの心で祭事を中心に動いていくので満ぞろいすることを祈っている」と祝辞を述べた。
宇根勝末さんは「年度初めに神司が誕生して、今年はプイ、タナドゥイをはじめ祭りも新神司を先頭にしてスムーズに行える」と初めての神開きに感激していた。
(竹富通信員)
八重山毎日新聞
2013-04-17
希少性で勝負 「猪豚」加工品 (国頭村・沖縄)
希少性で勝負 「猪豚」加工品 アンビシャス(国頭村)
猪豚の加工品をPRするアンビシャスの玉城吉夫社長(右)と
妻・リサさん=那覇市の琉球新報社
イノシシと豚の交配種「猪豚(いのぶた)」を飼育する農業生産法人アンビシャス(国頭村、玉城吉夫社長)は、5月をめどに加工商品の販売を開始する。商品はソーセージ、ハム、ベーコン、ハンバーグの4種類。
猪豚は国頭村の特産品だが、生産頭数は少なく加工品は珍しい。今後は加工施設の建設や販売店、レストラン経営なども視野に入れ、6次産業化を積極的に推進していく。
商品名は自社ブランド「くんじゃん命豚(ぬちぶた)」。
商品の量や大きさ、パッケージなどは現在準備中で、ハーブやニンニク、トウガラシなどを混ぜた商品の開発にも挑んでいる。
インターネット販売から始め、年内に販売店への卸と、那覇市内への自社販売店オープンも予定している。
国頭村によると、2012年12月現在、村内では15農家が351頭を飼育している。同社の猪豚は放牧で育てているためストレスが少ない。
運動量が多く肉量は減るが、その分血行が良くなり肉質が向上するという。玉城社長によると、味は甘みが強く、脂に臭みがない。成分はビタミンAやタウリンなどが豊富で、老化防止や疲労回復などの効果が期待できるという。
同社は2012年6月、国の6次産業化支援事業の認定を受け、積極的に補助を活用してきた。
商品開発は昨年9月に開始。6次産業化プランナーの指導を受け、自社ホームページも開設。旅費や参加費の補助を受けて県内外の商談会にも積極的に参加してきた。今秋の着工を予定している加工施設にも、補助の活用を考えている。
現在国頭村にある約1万2500平方メートルの農場で80頭の猪豚を飼育する。安定供給体制を整えるため、5年後までに約2万3千平方メートルに広げ、600頭規模に拡大したい考えだ。
玉城社長は「どこにでも出すのではなく、販売先を限定したい。希少価値も高まる。供給体制が整えば、海外出荷を目標にしたい」と話した。
(長嶺真輝)
流球新報

猪豚の加工品をPRするアンビシャスの玉城吉夫社長(右)と
妻・リサさん=那覇市の琉球新報社
イノシシと豚の交配種「猪豚(いのぶた)」を飼育する農業生産法人アンビシャス(国頭村、玉城吉夫社長)は、5月をめどに加工商品の販売を開始する。商品はソーセージ、ハム、ベーコン、ハンバーグの4種類。
猪豚は国頭村の特産品だが、生産頭数は少なく加工品は珍しい。今後は加工施設の建設や販売店、レストラン経営なども視野に入れ、6次産業化を積極的に推進していく。
商品名は自社ブランド「くんじゃん命豚(ぬちぶた)」。
商品の量や大きさ、パッケージなどは現在準備中で、ハーブやニンニク、トウガラシなどを混ぜた商品の開発にも挑んでいる。
インターネット販売から始め、年内に販売店への卸と、那覇市内への自社販売店オープンも予定している。
国頭村によると、2012年12月現在、村内では15農家が351頭を飼育している。同社の猪豚は放牧で育てているためストレスが少ない。
運動量が多く肉量は減るが、その分血行が良くなり肉質が向上するという。玉城社長によると、味は甘みが強く、脂に臭みがない。成分はビタミンAやタウリンなどが豊富で、老化防止や疲労回復などの効果が期待できるという。
同社は2012年6月、国の6次産業化支援事業の認定を受け、積極的に補助を活用してきた。
商品開発は昨年9月に開始。6次産業化プランナーの指導を受け、自社ホームページも開設。旅費や参加費の補助を受けて県内外の商談会にも積極的に参加してきた。今秋の着工を予定している加工施設にも、補助の活用を考えている。
現在国頭村にある約1万2500平方メートルの農場で80頭の猪豚を飼育する。安定供給体制を整えるため、5年後までに約2万3千平方メートルに広げ、600頭規模に拡大したい考えだ。
玉城社長は「どこにでも出すのではなく、販売先を限定したい。希少価値も高まる。供給体制が整えば、海外出荷を目標にしたい」と話した。
(長嶺真輝)
流球新報
4・28カメさんと考えて (OKINAWA)
4・28カメさんと考えて 17日から不屈館で

瀬長亀次郎さんの資料館「不屈館」で始まる「4.28」の
特別企画展。展示する瀬長さんの貴重な資料を示し
アピールする内村千尋館長=那覇市若狭の同館
米軍支配の圧政と闘った瀬長亀次郎さん(1907~2001年)の資料館「不屈館-瀬長亀次郎と民衆資料」は17日から、「4・28」に合わせた特別企画展を始める。政府が「主権回復の日」として式典を開くことに、「屈辱の日」と捉える県内から反対があがる中、瀬長さんが残した資料で、戦後史をたどりながら4・28を考える展示にする。
瀬長さんの次女の内村千尋館長は、式典開催で政府が閣議決定した翌日の3月13日の新聞を見て特別展開催を決めた。
内村館長は「米軍の事件・事故被害、父への弾圧が始まった
起点の日。父のことだけではなく、沖縄の苦難の道が分かるようにしようと思った」と意図を話す。
3月に開館したばかりだが、特別展に合わせ展示内容をほぼ半分、変更した。
中でも目を引くのは、サンフランシスコ講和条約が締結された
1951年に当時の印刷庁(国立印刷局の前身)が発行した「解説 平和条約」への、瀬長さんの書き込み=写真。序文で吉田茂首相が、条約について「世界に例を見ない公正なもの」と記しているが、「不公正なもの」と書き込んだりするなど、切り離された沖縄の苦々しい思いをうかがわせる。
沖縄切り離しの原因とされる「天皇メッセージ」についての論文が掲載されている雑誌「世界」にも、精読の後が残る。国会議員となって天皇メッセージについて政府に国会で問いただした際に、沖縄開発庁長官が答弁に詰まったことを記した日記なども公開する。
沖縄タイムス

瀬長亀次郎さんの資料館「不屈館」で始まる「4.28」の
特別企画展。展示する瀬長さんの貴重な資料を示し
アピールする内村千尋館長=那覇市若狭の同館
米軍支配の圧政と闘った瀬長亀次郎さん(1907~2001年)の資料館「不屈館-瀬長亀次郎と民衆資料」は17日から、「4・28」に合わせた特別企画展を始める。政府が「主権回復の日」として式典を開くことに、「屈辱の日」と捉える県内から反対があがる中、瀬長さんが残した資料で、戦後史をたどりながら4・28を考える展示にする。
瀬長さんの次女の内村千尋館長は、式典開催で政府が閣議決定した翌日の3月13日の新聞を見て特別展開催を決めた。
内村館長は「米軍の事件・事故被害、父への弾圧が始まった
起点の日。父のことだけではなく、沖縄の苦難の道が分かるようにしようと思った」と意図を話す。
3月に開館したばかりだが、特別展に合わせ展示内容をほぼ半分、変更した。
中でも目を引くのは、サンフランシスコ講和条約が締結された
1951年に当時の印刷庁(国立印刷局の前身)が発行した「解説 平和条約」への、瀬長さんの書き込み=写真。序文で吉田茂首相が、条約について「世界に例を見ない公正なもの」と記しているが、「不公正なもの」と書き込んだりするなど、切り離された沖縄の苦々しい思いをうかがわせる。
沖縄切り離しの原因とされる「天皇メッセージ」についての論文が掲載されている雑誌「世界」にも、精読の後が残る。国会議員となって天皇メッセージについて政府に国会で問いただした際に、沖縄開発庁長官が答弁に詰まったことを記した日記なども公開する。
沖縄タイムス
「旅立ちの島唄」上映会(OKINAWA)
監督ら舞台あいさつ 「旅立ちの島唄」上映会

映画製作を振り返り、関係者に感謝の気持ちを伝える
吉田康弘監督(左)と出演者ら
=16日夜、那覇市久茂地のタイムスホール
映画「旅立ちの島唄~十五の春~」(吉田康弘監督)の完成披露プレミア上映会が16日夜、那覇市のタイムスホールであった。27日から那覇市の桜坂劇場とリウボウホールを皮切りに全国で上映される。
高校進学のため、南大東島を離れる15歳の少女優奈の目を通して、離島で直面する苦しみや喜びが描かれている。
優奈が父親に見送られ、島を離れていくラストシーンでは、観客が目を潤ませて見入った。
上映後には吉田監督や優奈役の三吉彩花さん、父親役の小林薫さんらがあいさつし、撮影時のエピソードを披露。吉田監督は「晴れだけではない曇り空のリアルな沖縄も描きたいと思った」と多数の鑑賞を呼び掛けた。
映画のモデルとなった同島の民謡グループ「ボロジノ娘」や、映画の主題歌「春にゴンドラ」を歌うビギンのライブもあり、上映会に花を添えた。
映画の登場人物と同年代の比嘉舜太朗君=港川中2年=は「祭りの様子が独特。15歳で親と別れるのは想像がつかない」。両親と訪れた仲真このみさん=金城小6年=は「自分だったら寂しい。大東の子は強いなと思った」と話した。
沖縄タイムス

映画製作を振り返り、関係者に感謝の気持ちを伝える
吉田康弘監督(左)と出演者ら
=16日夜、那覇市久茂地のタイムスホール
映画「旅立ちの島唄~十五の春~」(吉田康弘監督)の完成披露プレミア上映会が16日夜、那覇市のタイムスホールであった。27日から那覇市の桜坂劇場とリウボウホールを皮切りに全国で上映される。
高校進学のため、南大東島を離れる15歳の少女優奈の目を通して、離島で直面する苦しみや喜びが描かれている。
優奈が父親に見送られ、島を離れていくラストシーンでは、観客が目を潤ませて見入った。
上映後には吉田監督や優奈役の三吉彩花さん、父親役の小林薫さんらがあいさつし、撮影時のエピソードを披露。吉田監督は「晴れだけではない曇り空のリアルな沖縄も描きたいと思った」と多数の鑑賞を呼び掛けた。
映画のモデルとなった同島の民謡グループ「ボロジノ娘」や、映画の主題歌「春にゴンドラ」を歌うビギンのライブもあり、上映会に花を添えた。
映画の登場人物と同年代の比嘉舜太朗君=港川中2年=は「祭りの様子が独特。15歳で親と別れるのは想像がつかない」。両親と訪れた仲真このみさん=金城小6年=は「自分だったら寂しい。大東の子は強いなと思った」と話した。
沖縄タイムス
田植え体験 収穫米でカレーも(名護・おきなわ)
名護で田植え体験 収穫米でカレー試食も

1列になって苗を植える参加者たち
=名護市・せせらぎ広場
【名護】名護博物館友の会は6日、市街地に近い名護城公園「せせらぎ広場」で稲作体験を開き、参加者約20人が田んぼに「ひとめぼれ」の苗を植え付けた。
はだしで田んぼに入り、泥だらけになりながら、1列ずつ丁寧に植えた。収穫は7月ごろを予定している。植え付け後には、昨年11月に同じ田んぼで収穫した「ひとめぼれ」を使ったカレーを試食した。
田植えに挑戦した玉城麻里亜さん(11)は「最初は寒かったけど、植えていると楽しくなった。大きくおいしく育ってほしい」と収穫を楽しみにしていた。
沖縄タイムス

1列になって苗を植える参加者たち
=名護市・せせらぎ広場
【名護】名護博物館友の会は6日、市街地に近い名護城公園「せせらぎ広場」で稲作体験を開き、参加者約20人が田んぼに「ひとめぼれ」の苗を植え付けた。
はだしで田んぼに入り、泥だらけになりながら、1列ずつ丁寧に植えた。収穫は7月ごろを予定している。植え付け後には、昨年11月に同じ田んぼで収穫した「ひとめぼれ」を使ったカレーを試食した。
田植えに挑戦した玉城麻里亜さん(11)は「最初は寒かったけど、植えていると楽しくなった。大きくおいしく育ってほしい」と収穫を楽しみにしていた。
沖縄タイムス
サイクルジャージ好みの柄に(OKINAWA)
「マイかりゆし」サイクルジャージ好みの柄に

かりゆしサイクルジャージを紹介する照屋大吾さん(右)と、
安井楓さん=16日、県庁記者クラブ
衣服の縫製を手掛けるアイリス(うるま市、照屋佑助社長)は、サイクルジャージを好みのかりゆしウエアデザインにオーダーメードできるサービスを始めている。
同社のホームページからスケッチ型をダウンロードして自分でデザインを描き込むほか、イメージを伝えて相談しながら好みのデザインに仕立てることもできる。速乾性の高いジャージー生地を使っている。
恩納村で観光客向けにレンタサイクル店「プラネット・チャオ」を経営し、同事業をプロデュースしている安井楓氏が「自転車を楽しむ人にもかりゆしを楽しんでもらいたい」と同社に提案したことがきっかけ。
県内向けには「オフでも着られる自分だけのかりゆし」として提供し、観光客にとっては沖縄をもっと楽しんでもらえる企画と位置づけている。
サイクルジャージのほか、シャツタイプなど3種類のかりゆしウエアのオーダーメードも受け付けている。
問い合わせはアイリス、電話098(973)1525。
沖縄タイムス

かりゆしサイクルジャージを紹介する照屋大吾さん(右)と、
安井楓さん=16日、県庁記者クラブ
衣服の縫製を手掛けるアイリス(うるま市、照屋佑助社長)は、サイクルジャージを好みのかりゆしウエアデザインにオーダーメードできるサービスを始めている。
同社のホームページからスケッチ型をダウンロードして自分でデザインを描き込むほか、イメージを伝えて相談しながら好みのデザインに仕立てることもできる。速乾性の高いジャージー生地を使っている。
恩納村で観光客向けにレンタサイクル店「プラネット・チャオ」を経営し、同事業をプロデュースしている安井楓氏が「自転車を楽しむ人にもかりゆしを楽しんでもらいたい」と同社に提案したことがきっかけ。
県内向けには「オフでも着られる自分だけのかりゆし」として提供し、観光客にとっては沖縄をもっと楽しんでもらえる企画と位置づけている。
サイクルジャージのほか、シャツタイプなど3種類のかりゆしウエアのオーダーメードも受け付けている。
問い合わせはアイリス、電話098(973)1525。
沖縄タイムス
市民、「39年の計」見守る/宮古島・沖縄
市民、「39年の計」見守る/伊良部大橋夢の大橋連結「感無量」/見学会場に大勢の人

下地市長(手前)、當銘県土建部長らが中央桁架設工事の様子をつぶさに見守った=16日、伊良部大橋建設現場の見学会場
伊良部大橋主航路部の最中央桁架設工事が行われた16日、伊良部大橋建設事務所の見学会場には大勢の市民が訪れた。下地敏彦市長、長濱政治副市長、下地康教建設部長ら市三役と幹部職員、當銘健一郎県土木建築部長らが中央桁の架かる瞬間を見守るために建設現場を訪れた。
1974年の旧伊良部町陳情要請から39年、「夢の大橋」連結に会場は「感無量」の声が響いた。
中央桁架設工事を見守る市民は、すでに工事を完了している橋面上見学会場以外のトゥリバー地先などにも大勢が集り作業の様子を眺めていた。
最中央桁がクレーン船から降ろされる作業を開始した午前11時過ぎ、下地市長、長濱副市長らは作業の様子をつぶさに眺めていた。
下地市長は「宮古島市にとっては、まさに歴史的な瞬間、感無量だ。橋がつながることで、伊良部島に住む住民の暮らしぶりが格段に良くなる。土地改良事業も急速に進められ、下地島空港残地の利活用も県と調整しながら進めていく。伊良部が豊かな島になり宮古全体の発展につながることを確信する」と述べた。
県事業の橋梁架設に立ち会うのはこれで3度目だという長濱副市長は「開通に向けてのラストスパートということで感激している。これまで経験したどの橋梁架設よりも最大級のものを見ることができ、また、それに立ち会うことができ感慨もひとしお。完成を心待ちにしている」と述べた。
下地建設部長は「この橋が完成することで宮古圏域に一体感が生まれる。きょうは市にとって非常に意義深い日だ」と話した。
元県土建部職員で浦添市に住む平良英行さんは、この日を見守るために見学会場を訪れた。国の着工準備制度を活用して建設計画を推し進めたことなどを説明し、「この橋の建設事業は地元の熱意で成り立っているようなものだ。宮古の情熱が注がれた橋の完成を楽しみにしている」と話した。
今年から宮古土木事務所で勤めているという平良佳央里さんは「昨日から見学会の電話問い合わせが殺到した。いかに市民の関心が高いかがうかがえる。島の人たちに不足しているものを橋が満たしてくれるという意味でも夢の大橋だ」と話していた。建設現場事務所によると同見学会の申込者数は282人だった。
.宮古毎日新聞

下地市長(手前)、當銘県土建部長らが中央桁架設工事の様子をつぶさに見守った=16日、伊良部大橋建設現場の見学会場
伊良部大橋主航路部の最中央桁架設工事が行われた16日、伊良部大橋建設事務所の見学会場には大勢の市民が訪れた。下地敏彦市長、長濱政治副市長、下地康教建設部長ら市三役と幹部職員、當銘健一郎県土木建築部長らが中央桁の架かる瞬間を見守るために建設現場を訪れた。
1974年の旧伊良部町陳情要請から39年、「夢の大橋」連結に会場は「感無量」の声が響いた。
中央桁架設工事を見守る市民は、すでに工事を完了している橋面上見学会場以外のトゥリバー地先などにも大勢が集り作業の様子を眺めていた。
最中央桁がクレーン船から降ろされる作業を開始した午前11時過ぎ、下地市長、長濱副市長らは作業の様子をつぶさに眺めていた。
下地市長は「宮古島市にとっては、まさに歴史的な瞬間、感無量だ。橋がつながることで、伊良部島に住む住民の暮らしぶりが格段に良くなる。土地改良事業も急速に進められ、下地島空港残地の利活用も県と調整しながら進めていく。伊良部が豊かな島になり宮古全体の発展につながることを確信する」と述べた。
県事業の橋梁架設に立ち会うのはこれで3度目だという長濱副市長は「開通に向けてのラストスパートということで感激している。これまで経験したどの橋梁架設よりも最大級のものを見ることができ、また、それに立ち会うことができ感慨もひとしお。完成を心待ちにしている」と述べた。
下地建設部長は「この橋が完成することで宮古圏域に一体感が生まれる。きょうは市にとって非常に意義深い日だ」と話した。
元県土建部職員で浦添市に住む平良英行さんは、この日を見守るために見学会場を訪れた。国の着工準備制度を活用して建設計画を推し進めたことなどを説明し、「この橋の建設事業は地元の熱意で成り立っているようなものだ。宮古の情熱が注がれた橋の完成を楽しみにしている」と話した。
今年から宮古土木事務所で勤めているという平良佳央里さんは「昨日から見学会の電話問い合わせが殺到した。いかに市民の関心が高いかがうかがえる。島の人たちに不足しているものを橋が満たしてくれるという意味でも夢の大橋だ」と話していた。建設現場事務所によると同見学会の申込者数は282人だった。
.宮古毎日新聞
花木を配布/365日花いっぱいの島へ(宮古島・沖縄)
花木9900本を配布/グリーン・コミュニティ事業365日花いっぱいの島へ

花の苗を受け取った友利教頭(左)ら
=16日、宮古森林組合のハウス
宮古森林組合が県緑化推進委員会からグリーン・コミュニティ支援事業の委託を受けて2012年度に生産・配布した草花や花木の苗は、9万9340本に上ったことが、同組合のまとめで分かった。
配布先は学校や自治会、ボランティア団体など、延べ186団体。同事業の利用団体は増加傾向にあり、12年度は11年度の76団体と比べ2・4倍に増えた。3年間では、24万7157本を無料配布した。
キャッチフレーズは「365日花と緑と香りいっぱいの沖縄をつくろう」。同事業は、住民参加による観光立県にふさわしい「美ら島」づくりを目指す。
宮古森林組合で育てた苗は、各団体が持ち帰り学校や地域を美しい花で飾っている。
下地川満の国道沿いでは、川満花クラブがトライアスロン大会に向けて育てた鉢植えの花が、ずらりと並び道行く人の目を楽しませている。
鏡原中学校の友利肇教頭らは16日、組合のハウスを訪れペチュニアやマリーゴールド、サルビア合わせて600本を受け取った。
生徒たちは花を育てる活動を通して、苗を植えたり水をかけたりする作業を体験し、命の大切さなど多くのことを学習しているという。
草花はマツバボタン、日々草、インパチェンス、ベゴニア、サルビア、マリーゴールド、ペチュニア-の7種類。花木はサンダンカ、ハイビスカス、ランタナ-の3種類を配布した。
.宮古毎日新聞

花の苗を受け取った友利教頭(左)ら
=16日、宮古森林組合のハウス
宮古森林組合が県緑化推進委員会からグリーン・コミュニティ支援事業の委託を受けて2012年度に生産・配布した草花や花木の苗は、9万9340本に上ったことが、同組合のまとめで分かった。
配布先は学校や自治会、ボランティア団体など、延べ186団体。同事業の利用団体は増加傾向にあり、12年度は11年度の76団体と比べ2・4倍に増えた。3年間では、24万7157本を無料配布した。
キャッチフレーズは「365日花と緑と香りいっぱいの沖縄をつくろう」。同事業は、住民参加による観光立県にふさわしい「美ら島」づくりを目指す。
宮古森林組合で育てた苗は、各団体が持ち帰り学校や地域を美しい花で飾っている。
下地川満の国道沿いでは、川満花クラブがトライアスロン大会に向けて育てた鉢植えの花が、ずらりと並び道行く人の目を楽しませている。
鏡原中学校の友利肇教頭らは16日、組合のハウスを訪れペチュニアやマリーゴールド、サルビア合わせて600本を受け取った。
生徒たちは花を育てる活動を通して、苗を植えたり水をかけたりする作業を体験し、命の大切さなど多くのことを学習しているという。
草花はマツバボタン、日々草、インパチェンス、ベゴニア、サルビア、マリーゴールド、ペチュニア-の7種類。花木はサンダンカ、ハイビスカス、ランタナ-の3種類を配布した。
.宮古毎日新聞
伊良部大橋開通へ大きく前進/宮古島・沖縄
主航路部つながる/伊良部大橋開通へ大きく前進/大型クレーン船で架設

大型クレーンで中央径間部箱桁が降ろされ主航路部3径間がつながった=16日、トゥリバー地区から
伊良部大橋主航路部中央径間の架設工事が16日、約6時間かけて行われ開通に向け大きく前進した。
大型浮きクレーン船による中央径間箱桁の架設工事は同日午前9時すぎに作業を開始、午後3時30分ごろ完了した。
クレーン船は午後6時に下崎埠頭に戻った。
主航路部は航路をまたぐ3径間連続鋼床版箱桁橋で、伊良部側と平良側は昨年4~5月にかけて架設を行った。
中央径間部は昨年6月の台風4号の接近に伴い、大型クレーン船が兵庫県の基地港に避難したことから、架設が約1年間停滞していた。
大型浮きクレーン船は16日午前8時すぎ、停泊していた下崎埠頭から離れ、4隻のタグボートの力でゆっくりと方向を変えた。午前9時すぎ、タグボートにえい航されながら、伊良部大橋の工事現場にゆっくりと向かった。
下崎埠頭やトゥリバー地区には早朝から多くの市民らが見学に訪れた。午前時ごろ、市民らが見守る中、長さ140㍍、幅16・1㍍、重さ約1600㌧の中央径間部の箱桁をつり下げた大型クレーン船が作業現場に到着。慎重な係留作業を終え、午前11時すぎから箱桁を降ろした。午後2時30分ごろ、すでに架設されている側径間桁の間に中央径間部の箱桁が降ろされた。
伊良部大橋で作業を見学した粟国恒広さん=平良字久松=は「これだけの大きい橋の架設は一生に一度見られるかどうかの工事なので見学に来た。開通すれば久松も活性化すると思う」と話した。
今後、鋼床版箱桁の溶接と塗装を進め7月下旬ごろに上部工(セグメント)を伊良部側の海中道路までの935㍍に架設を進める。開通は2015年1月の予定。
.宮古毎日新聞

大型クレーンで中央径間部箱桁が降ろされ主航路部3径間がつながった=16日、トゥリバー地区から
伊良部大橋主航路部中央径間の架設工事が16日、約6時間かけて行われ開通に向け大きく前進した。
大型浮きクレーン船による中央径間箱桁の架設工事は同日午前9時すぎに作業を開始、午後3時30分ごろ完了した。
クレーン船は午後6時に下崎埠頭に戻った。
主航路部は航路をまたぐ3径間連続鋼床版箱桁橋で、伊良部側と平良側は昨年4~5月にかけて架設を行った。
中央径間部は昨年6月の台風4号の接近に伴い、大型クレーン船が兵庫県の基地港に避難したことから、架設が約1年間停滞していた。
大型浮きクレーン船は16日午前8時すぎ、停泊していた下崎埠頭から離れ、4隻のタグボートの力でゆっくりと方向を変えた。午前9時すぎ、タグボートにえい航されながら、伊良部大橋の工事現場にゆっくりと向かった。
下崎埠頭やトゥリバー地区には早朝から多くの市民らが見学に訪れた。午前時ごろ、市民らが見守る中、長さ140㍍、幅16・1㍍、重さ約1600㌧の中央径間部の箱桁をつり下げた大型クレーン船が作業現場に到着。慎重な係留作業を終え、午前11時すぎから箱桁を降ろした。午後2時30分ごろ、すでに架設されている側径間桁の間に中央径間部の箱桁が降ろされた。
伊良部大橋で作業を見学した粟国恒広さん=平良字久松=は「これだけの大きい橋の架設は一生に一度見られるかどうかの工事なので見学に来た。開通すれば久松も活性化すると思う」と話した。
今後、鋼床版箱桁の溶接と塗装を進め7月下旬ごろに上部工(セグメント)を伊良部側の海中道路までの935㍍に架設を進める。開通は2015年1月の予定。
.宮古毎日新聞
2013-04-16
サバニ復元 元漁師・中村さん本部町(沖縄)
1940年代のサバニ復元 本部町の元漁師・中村さん
復元したサバニを前に笑顔の中村英雄さん
=15日、本部町立博物館
【本部】1962年の琉球政府発足10周年記念の爬竜船大会で優勝し、地元漁師がアギヤー漁などで使ってきた本部町立博物館(島袋貞三館長)で展示のサバニが15日までに復元作業を終え、造船時の面影をよみがえらせている。
サバニに乗船していた元漁師中村英雄さん(83)=同町=が復元した。中村さんは「船を担いで歩いて辺野古まで漁に行った。戦争とか基地を造ろうとする前にこの船を見てほしい」と思いを込める。
サバニが造られたのは48年ごろ。長さ約8メートル、幅約1・2メートルで、船体は宮崎県産のスギが使われている。約30年前から同博物館に展示されていたが、サバニ内の座面や帆をかける柱などが無かったため、中村さんが木材で製作した。
同博物館の友利哲夫さんは「必要な道具がそろってサバニが本来の姿に戻った。これで歴史や人との関係が分かる」と喜んだ。
当時、本部の漁師6人でアギヤー漁をしていた中村さんは「辺野古や(東村の)川田まで漁に行った」と語る。
東海岸ではスズメダイが大量に捕れ、現地で米と交換するなど、このサバニで戦後の食糧難を支えた。62年には琉球政府発足10周年の爬竜船大会に本部の浜崎の代表として出場して優勝した。
中村さんは「東海岸に行くと魚がたくさんいた。あそこは豊かな海だ。今は辺野古に基地を造ろうとしてるけど、その前にこのサバニを見に来てほしいね」と話した。
(仲村良太)
流球新報

復元したサバニを前に笑顔の中村英雄さん
=15日、本部町立博物館
【本部】1962年の琉球政府発足10周年記念の爬竜船大会で優勝し、地元漁師がアギヤー漁などで使ってきた本部町立博物館(島袋貞三館長)で展示のサバニが15日までに復元作業を終え、造船時の面影をよみがえらせている。
サバニに乗船していた元漁師中村英雄さん(83)=同町=が復元した。中村さんは「船を担いで歩いて辺野古まで漁に行った。戦争とか基地を造ろうとする前にこの船を見てほしい」と思いを込める。
サバニが造られたのは48年ごろ。長さ約8メートル、幅約1・2メートルで、船体は宮崎県産のスギが使われている。約30年前から同博物館に展示されていたが、サバニ内の座面や帆をかける柱などが無かったため、中村さんが木材で製作した。
同博物館の友利哲夫さんは「必要な道具がそろってサバニが本来の姿に戻った。これで歴史や人との関係が分かる」と喜んだ。
当時、本部の漁師6人でアギヤー漁をしていた中村さんは「辺野古や(東村の)川田まで漁に行った」と語る。
東海岸ではスズメダイが大量に捕れ、現地で米と交換するなど、このサバニで戦後の食糧難を支えた。62年には琉球政府発足10周年の爬竜船大会に本部の浜崎の代表として出場して優勝した。
中村さんは「東海岸に行くと魚がたくさんいた。あそこは豊かな海だ。今は辺野古に基地を造ろうとしてるけど、その前にこのサバニを見に来てほしいね」と話した。
(仲村良太)
流球新報
オニヒトデ駆除継続へ (八重山・沖縄)
オニヒトデ駆除継続へ 環境省など関係機関

前年度と同じ海域で月2回の酢酸注射も
環境省や関係団体がオニヒトデの対策などを話し合う石西礁湖自然再生協議会海域対策ワーキンググループ・オニヒトデ対策小グループは15日夕、八重山漁協会議室で2013年度第1回会議を開き、本年度の駆除について前年度の海域を継続して実施する方針を確認した。駆除箇所が重ならないよう調整する。
オニヒトデ駆除は環境省石垣自然保護官事務所、県自然保護課、石垣市水産課、市環境課の事業で実施されており、12年度は10万弱を駆除。統計を取り続けている八重山ダイビング協会の佐伯信雄さんは「昨年度1年間は減少に向かった」と報告した。
各行政機関も13年度も12年度同様の事業を継続する予定。
環境省の平田淳自然保護官は「酢酸注射が可能となり、月に2回予定している」と話した。
オニヒトデの駆除は、各機関が「守るべきポイント」を設定し、互いに情報を共有しながら駆除箇所が重ならないよう調整しながら進めている。
八重山毎日新聞

前年度と同じ海域で月2回の酢酸注射も
環境省や関係団体がオニヒトデの対策などを話し合う石西礁湖自然再生協議会海域対策ワーキンググループ・オニヒトデ対策小グループは15日夕、八重山漁協会議室で2013年度第1回会議を開き、本年度の駆除について前年度の海域を継続して実施する方針を確認した。駆除箇所が重ならないよう調整する。
オニヒトデ駆除は環境省石垣自然保護官事務所、県自然保護課、石垣市水産課、市環境課の事業で実施されており、12年度は10万弱を駆除。統計を取り続けている八重山ダイビング協会の佐伯信雄さんは「昨年度1年間は減少に向かった」と報告した。
各行政機関も13年度も12年度同様の事業を継続する予定。
環境省の平田淳自然保護官は「酢酸注射が可能となり、月に2回予定している」と話した。
オニヒトデの駆除は、各機関が「守るべきポイント」を設定し、互いに情報を共有しながら駆除箇所が重ならないよう調整しながら進めている。
八重山毎日新聞
お花のプレゼントで歓迎 (はてるま幼稚園・沖縄)
お花のプレゼントで歓迎 はてるま幼稚園で入園式
【波照間】はてるま幼稚園(比嘉達園長)は11日、入園式を行い、年長組2人、年少組8人の新入園児を迎えた。新しい園児服を身に着けた新入園児は緊張しながら入場し、集まった保護者らから温かい拍手を受けた。
新入園児は比嘉園長に名前を呼ばれると、手を挙げて「はい!」と返事をし、会場を沸かせた。
比嘉園長はあいさつで「お友達と仲良く元気に遊びましょう。先生のお話をしっかり聞けますか」と問い掛け、新入園児たちは「はーい」と元気よく返事をした。
大嶺武志PTA会長は園児に「寄り道をしないでまっすぐ帰ることを約束して下さい」と話し、保護者には「地域ぐるみで子どもの安全に取り組んでいきましょう」と述べた。
年長のひまわり組は「タンポポ団にはいろう」を振り付きで歌って歓迎。ひまわり組は折り紙で作ったチューリップを新入園児にプレゼントし、全員で元気よく「チューリップ」を歌った。
(本比田里奈通信員)
八重山毎日新聞

【波照間】はてるま幼稚園(比嘉達園長)は11日、入園式を行い、年長組2人、年少組8人の新入園児を迎えた。新しい園児服を身に着けた新入園児は緊張しながら入場し、集まった保護者らから温かい拍手を受けた。
新入園児は比嘉園長に名前を呼ばれると、手を挙げて「はい!」と返事をし、会場を沸かせた。
比嘉園長はあいさつで「お友達と仲良く元気に遊びましょう。先生のお話をしっかり聞けますか」と問い掛け、新入園児たちは「はーい」と元気よく返事をした。
大嶺武志PTA会長は園児に「寄り道をしないでまっすぐ帰ることを約束して下さい」と話し、保護者には「地域ぐるみで子どもの安全に取り組んでいきましょう」と述べた。
年長のひまわり組は「タンポポ団にはいろう」を振り付きで歌って歓迎。ひまわり組は折り紙で作ったチューリップを新入園児にプレゼントし、全員で元気よく「チューリップ」を歌った。
(本比田里奈通信員)
八重山毎日新聞
全国大会目指し頑張って (与那国・沖縄)
全国大会目指し頑張って
与那国小自転車クラブに練習用具寄贈
【与那国】
与那国小学校(田原伊明校長)の「自転車クラブ」に13日、町内の建設業「大宜見組」(大宜見智恵子代表)から縄ばしごなどの練習用具が贈られ、子どもたちは障害物を仮設した模擬コースでの練習に励んでいる。
県大会出場を目指す同クラブが八重山地区予選会参加に向け頑張っていることから贈られたもので、大宜見組は一昨年も練習用具を贈り同クラブを支援。メンバーは「絶対頑張るぞ」と贈呈に大喜び。
同クラブは5年生1人、6年生3人の合わせて女子4人、休日を利用し与那国駐在所の田場智警部補の指導で3時間ほど集中的に練習している。
今回は縄ばしごのほか、板乗りコース用の厚さ2.5センチ、長さ2メートルの組立杉板4枚。大会基準に合わせ、大宜見朝要さんが手作りしたもので「交通知識を身につけ、頑張ってほしい」と子どもたちに手渡し激励した。
寄贈を受け、さっそく総合センター内の練習コースに縄ばしごなどを設置、4人は本番さながらの技能走行に励んだ。
(与那国通信員)
八重山毎日新聞
与那国小自転車クラブに練習用具寄贈

【与那国】
与那国小学校(田原伊明校長)の「自転車クラブ」に13日、町内の建設業「大宜見組」(大宜見智恵子代表)から縄ばしごなどの練習用具が贈られ、子どもたちは障害物を仮設した模擬コースでの練習に励んでいる。
県大会出場を目指す同クラブが八重山地区予選会参加に向け頑張っていることから贈られたもので、大宜見組は一昨年も練習用具を贈り同クラブを支援。メンバーは「絶対頑張るぞ」と贈呈に大喜び。
同クラブは5年生1人、6年生3人の合わせて女子4人、休日を利用し与那国駐在所の田場智警部補の指導で3時間ほど集中的に練習している。
今回は縄ばしごのほか、板乗りコース用の厚さ2.5センチ、長さ2メートルの組立杉板4枚。大会基準に合わせ、大宜見朝要さんが手作りしたもので「交通知識を身につけ、頑張ってほしい」と子どもたちに手渡し激励した。
寄贈を受け、さっそく総合センター内の練習コースに縄ばしごなどを設置、4人は本番さながらの技能走行に励んだ。
(与那国通信員)
八重山毎日新聞
今年も町営学習塾が開講 (与那国島・沖縄)
今年も町営学習塾が開講 小学4年から中学生対象
【与那国】
教育水準の格差是正を側面から支援しようと町が運営する「町営学習塾」が昨年度に続き本年度もスタートするため11日夕、町複合型施設で対象者に説明会が行われた。
同塾は15日に開講。2教室を使用しウエブ会議システムを用いて講師の東京大学の現役学生がインターネットを使用して授業を行う。受講者の質問に講師が画面から答えることができる双方向授業。
対象は小学4年以上、中学生で小学生は国語と算数、中学1、2年は数学と英語、3年生は数学、英語、国語の3教科。月、火、水、金の午後5時半から1教科90分授業。
説明会には対象児童らが参加。昨年度の授業内容が好評だったことから保護者の参加も目立った。テレビの大型画面で講師が担当する教科や出身地などを紹介した。
また町教委担当から前年度の反省を踏まえ、授業時間が子どもたちの空腹時にかかることから家庭での対応や、安全な送迎など保護者の協力を求めた。
(与那国通信員)
八重山毎日新聞

【与那国】
教育水準の格差是正を側面から支援しようと町が運営する「町営学習塾」が昨年度に続き本年度もスタートするため11日夕、町複合型施設で対象者に説明会が行われた。
同塾は15日に開講。2教室を使用しウエブ会議システムを用いて講師の東京大学の現役学生がインターネットを使用して授業を行う。受講者の質問に講師が画面から答えることができる双方向授業。
対象は小学4年以上、中学生で小学生は国語と算数、中学1、2年は数学と英語、3年生は数学、英語、国語の3教科。月、火、水、金の午後5時半から1教科90分授業。
説明会には対象児童らが参加。昨年度の授業内容が好評だったことから保護者の参加も目立った。テレビの大型画面で講師が担当する教科や出身地などを紹介した。
また町教委担当から前年度の反省を踏まえ、授業時間が子どもたちの空腹時にかかることから家庭での対応や、安全な送迎など保護者の協力を求めた。
(与那国通信員)
八重山毎日新聞
雨の中、沿道から熱い声援 (石垣島・沖縄)
雨の中、沿道から熱い声援 石垣島トライアスロン2013
ドラや太鼓で「頑張れー」家族らが挑戦者を後押し
1517人(リレー含む)が参加した「石垣島トライアスロン2013」は14日午前、多くの市民が市内各地の沿道に繰り出し、家族や友人、知人などが過酷なトライアスロンの挑戦者に温かい声援を送った。午後の「ITUトライアスロンW杯」は小雨が降る中、730交差点や大浜信泉記念館などコースの沿道には午前中の石垣島大会を走り終えたメンバーや中高生などが傘を差しながら応援し、プロの力強いレース展開に見入っていた。
午前中の石垣島大会は時折、小雨が降ったものの、市民は各地の沿道でドラや太鼓を鳴らし、「頑張れー」と力走者を後押し。市街地では走路員やボランティアスタッフらも温かい声援を送っていた。
午後のW杯は雨の中、730交差点や大浜信泉記念館周辺では中学生や高校生らが傘を差しながらも太鼓や吹奏楽のリズムに合わせて応援合戦を繰り広げる場面も見られた。
このうち、石垣第2中学校バレーボール部の友利美月さん(3年)は「寒いが頑張っている人を見て感動した」、後上里麻尋さん(同)も「雨が降っていても頑張ってほしい」、伊藤晶さん(同)は「W杯に出られるようなスポーツ者になりたい」とそれぞれ話した。
また、バイパス沿いの事務所軒下でW杯を応援していた神谷シゲさん(83)=宮良=は「毎年見に来ているが、もう少し若ければ走りだしたくなるほど、世界大会出場選手の競技は最高です」と顔をほころばせた。
八重山毎日新聞

ドラや太鼓で「頑張れー」家族らが挑戦者を後押し
1517人(リレー含む)が参加した「石垣島トライアスロン2013」は14日午前、多くの市民が市内各地の沿道に繰り出し、家族や友人、知人などが過酷なトライアスロンの挑戦者に温かい声援を送った。午後の「ITUトライアスロンW杯」は小雨が降る中、730交差点や大浜信泉記念館などコースの沿道には午前中の石垣島大会を走り終えたメンバーや中高生などが傘を差しながら応援し、プロの力強いレース展開に見入っていた。
午前中の石垣島大会は時折、小雨が降ったものの、市民は各地の沿道でドラや太鼓を鳴らし、「頑張れー」と力走者を後押し。市街地では走路員やボランティアスタッフらも温かい声援を送っていた。
午後のW杯は雨の中、730交差点や大浜信泉記念館周辺では中学生や高校生らが傘を差しながらも太鼓や吹奏楽のリズムに合わせて応援合戦を繰り広げる場面も見られた。
このうち、石垣第2中学校バレーボール部の友利美月さん(3年)は「寒いが頑張っている人を見て感動した」、後上里麻尋さん(同)も「雨が降っていても頑張ってほしい」、伊藤晶さん(同)は「W杯に出られるようなスポーツ者になりたい」とそれぞれ話した。
また、バイパス沿いの事務所軒下でW杯を応援していた神谷シゲさん(83)=宮良=は「毎年見に来ているが、もう少し若ければ走りだしたくなるほど、世界大会出場選手の競技は最高です」と顔をほころばせた。
八重山毎日新聞
ボランティアが大活躍 (八重山、沖縄)
ボランティアが大活躍 通訳、給水、交通整理
沿道から大会を盛り上げ
「石垣島トライアスロン・ITUトライアスロンW杯2013」(同組織委員会主催)が行われた14日、石垣市内各地で総勢約2100人(主催者発表)の市民が給水ポイントや交通整理、選手誘導、通訳スタッフなどのボランティアで大会に協力。トライアスロンに挑戦するアスリートらに温かい声援を送りながら大会を盛り上げた。
このうち、ココストア石垣新川東店前ではNTT西日本八重山支店がテント給水ポイントを設置。同支店関係者と真喜良サンウエーブの子どもや父母など総勢約80人が出場者にスポーツドリンクや水、スポンジを手渡し、バンド演奏で元気づけるなど温かい声援を送っていた。
同支店の白道直行支店長は「以前は新川公園で応援していたが、昨年からココストアの協力で店の前で応援させてもらっている。NTT出身の先輩方もトライアスロンを機会に集まることができるので、今後も続けていきたい」と話し、同社からリレー部門に出場している18人(6組)とエイジ部門の7人を応援。
真喜良サンウエーブは監督の高良真助さんが「チーム絆」でリレー部門に出場しており、同チームの子どもたちや父母らも給水スタッフで活躍した。
主将の仲間歩夢君(6年)は「みんなでランナーにどれだけ手渡せるか競いながらやっているので楽しい。スポンジを投げ返してくれるランナーやハイタッチしてくれる人もいる」と楽しんでいた。
同所ではテントを設営してNTT西日本の音楽クラブ出身者らもギターやドラム、トランペットなどで懐かしい応援歌を演奏し、出場者を元気づけていた。
八重山毎日新聞

沿道から大会を盛り上げ
「石垣島トライアスロン・ITUトライアスロンW杯2013」(同組織委員会主催)が行われた14日、石垣市内各地で総勢約2100人(主催者発表)の市民が給水ポイントや交通整理、選手誘導、通訳スタッフなどのボランティアで大会に協力。トライアスロンに挑戦するアスリートらに温かい声援を送りながら大会を盛り上げた。
このうち、ココストア石垣新川東店前ではNTT西日本八重山支店がテント給水ポイントを設置。同支店関係者と真喜良サンウエーブの子どもや父母など総勢約80人が出場者にスポーツドリンクや水、スポンジを手渡し、バンド演奏で元気づけるなど温かい声援を送っていた。
同支店の白道直行支店長は「以前は新川公園で応援していたが、昨年からココストアの協力で店の前で応援させてもらっている。NTT出身の先輩方もトライアスロンを機会に集まることができるので、今後も続けていきたい」と話し、同社からリレー部門に出場している18人(6組)とエイジ部門の7人を応援。
真喜良サンウエーブは監督の高良真助さんが「チーム絆」でリレー部門に出場しており、同チームの子どもたちや父母らも給水スタッフで活躍した。
主将の仲間歩夢君(6年)は「みんなでランナーにどれだけ手渡せるか競いながらやっているので楽しい。スポンジを投げ返してくれるランナーやハイタッチしてくれる人もいる」と楽しんでいた。
同所ではテントを設営してNTT西日本の音楽クラブ出身者らもギターやドラム、トランペットなどで懐かしい応援歌を演奏し、出場者を元気づけていた。
八重山毎日新聞
大野山林教室、生物など観察(宮古島、沖縄)
大野山林教室に学ぼう、年間通し生物など観察

県立宮古青少年の家と宮古自然クラブの 「大野山林自然クラブ~自然はでっかい教室だ!」 が14日から始まった。
大野山林を中心に一年間を通して宮古の動植物や環境などを観察、 学習しながら自然への関心を深めてもらおうと開催。 初回は同クラブ世話人の岡徹さんを講師に卵とヒナについて学んだ。
クラブには親子と一般が参加。 午前9時から同所で開講式に続いて教室が行われ、 岡さんが鳥の卵について説明。
形を色、 また鶏とアヒルのヒナをスケッチしてその違いを考えた。 孵卵器を使って卵からヒナが生まれる場面のビデオも上映された。
観察では子どもたちはダチョウやエミューの大きな卵に驚き、 ヒナをそっと手にとって触れ小さな命を感じていた。
同クラブは学校や家庭ではできない自然・生活体験を通した健全な心身育成、 自然に対する関心や身の回りの環境保全に参加できる児童生徒の育成を目的に初めて開催。
岡さんは 「子どもに生き物と触れ合い、 その行動や生態の観察を通して感動を気づかせたい。 宮古で育つ子どもに宮古在来の自然を知ってほしい」 と話している。
クラブの活動は来年2月まで全20回、 イワサキクサゼミやミツバチ、 ホタル、 クワガタなどの昆虫をはじめ渡り鳥、 オカヤドカリ、 オオコウモリなどの生物、 食べられる植物、 マングローブ、 環境の学習などを予定している。
宮古新報

県立宮古青少年の家と宮古自然クラブの 「大野山林自然クラブ~自然はでっかい教室だ!」 が14日から始まった。
大野山林を中心に一年間を通して宮古の動植物や環境などを観察、 学習しながら自然への関心を深めてもらおうと開催。 初回は同クラブ世話人の岡徹さんを講師に卵とヒナについて学んだ。
クラブには親子と一般が参加。 午前9時から同所で開講式に続いて教室が行われ、 岡さんが鳥の卵について説明。
形を色、 また鶏とアヒルのヒナをスケッチしてその違いを考えた。 孵卵器を使って卵からヒナが生まれる場面のビデオも上映された。
観察では子どもたちはダチョウやエミューの大きな卵に驚き、 ヒナをそっと手にとって触れ小さな命を感じていた。
同クラブは学校や家庭ではできない自然・生活体験を通した健全な心身育成、 自然に対する関心や身の回りの環境保全に参加できる児童生徒の育成を目的に初めて開催。
岡さんは 「子どもに生き物と触れ合い、 その行動や生態の観察を通して感動を気づかせたい。 宮古で育つ子どもに宮古在来の自然を知ってほしい」 と話している。
クラブの活動は来年2月まで全20回、 イワサキクサゼミやミツバチ、 ホタル、 クワガタなどの昆虫をはじめ渡り鳥、 オカヤドカリ、 オオコウモリなどの生物、 食べられる植物、 マングローブ、 環境の学習などを予定している。
宮古新報
古里思い集う、宮古郷友連合芸能まつり(OKINAWA)
古里思い1400人集う、宮古郷友連合芸能まつり盛況 
「とうがにあやぐ」 で幕開けした沖縄宮古郷友連合会
の芸能まつり=14日、 那覇市民会館大ホール
【那覇支局】
沖縄宮古郷友連合会 (古波蔵和夫会長) が主催する第26回芸能まつりが14日、 那覇市民会館大ホールで盛大に開催された。
古里・宮古島の各地域に伝わる舞踊のほか、 コーラスや創作ダンスなど計22演目を披露。 客席を埋め尽くした郷友ら約1400人 (主催者発表) が勇壮華麗な舞台を堪能した。
公演は沖縄宮古民謡協会による 「とうがにあやぐ」 で幕を開けた。 三線や太鼓、 琴などの音が重厚に響き渡り、 あでやかな衣装に身を包んだ踊り手が舞台を引き締めた。 続けて同協会理事全員で 「大世栄」 を斉唱。 味わい深い演奏で観客の心をつかんだ。
このほか狩俣郷友会は民謡 「狩俣のイサミガ」 に合わせて踊り、 西辺郷友会は 「今時蒔つ種子」 の曲で軽快な舞を発表した。
久松郷友会は 「久松五勇士」、 伊良部島郷友会は 「伊良部島小唄、 豊年の唄」 に乗せた舞踊をそれぞれ披露。
多良間郷友会は 「多良間ふつギター弾き語り」 で会場を沸かせた。
下地郷友会の 「与那覇ヨーンシー」 や芸能まつりを締めくくった上野郷友会の 「宮国クイチャー」 も拍手喝采を浴びていた。 鏡原郷友会は大正琴、 北学区と旧城辺町の両郷友会は日舞、 平一学区郷友会はコーラスで場を和ませた。
同連合会女性文化部員らも登場。 ジャズ・創作ダンスや琉舞など日ごろの練習の成果を披露した。 また宮古島市で開催される方言大会最優秀受賞者の天久宏さんも特別出演し、 ユーモアたっぷりの弁論で笑いを誘った。
幕間で古波蔵会長は 「多くの協力のおかげで、 26回目の芸能まつりを開催することができた。 県内各地からたくさんの皆さんの来場をいただき、 心より感謝している」 と礼を述べた。 共催の琉球新報社の富田詢一社長もあいさつに立ち、 同連合会のさらなる発展を願った。
宮古新報

「とうがにあやぐ」 で幕開けした沖縄宮古郷友連合会
の芸能まつり=14日、 那覇市民会館大ホール
【那覇支局】
沖縄宮古郷友連合会 (古波蔵和夫会長) が主催する第26回芸能まつりが14日、 那覇市民会館大ホールで盛大に開催された。
古里・宮古島の各地域に伝わる舞踊のほか、 コーラスや創作ダンスなど計22演目を披露。 客席を埋め尽くした郷友ら約1400人 (主催者発表) が勇壮華麗な舞台を堪能した。
公演は沖縄宮古民謡協会による 「とうがにあやぐ」 で幕を開けた。 三線や太鼓、 琴などの音が重厚に響き渡り、 あでやかな衣装に身を包んだ踊り手が舞台を引き締めた。 続けて同協会理事全員で 「大世栄」 を斉唱。 味わい深い演奏で観客の心をつかんだ。
このほか狩俣郷友会は民謡 「狩俣のイサミガ」 に合わせて踊り、 西辺郷友会は 「今時蒔つ種子」 の曲で軽快な舞を発表した。
久松郷友会は 「久松五勇士」、 伊良部島郷友会は 「伊良部島小唄、 豊年の唄」 に乗せた舞踊をそれぞれ披露。
多良間郷友会は 「多良間ふつギター弾き語り」 で会場を沸かせた。
下地郷友会の 「与那覇ヨーンシー」 や芸能まつりを締めくくった上野郷友会の 「宮国クイチャー」 も拍手喝采を浴びていた。 鏡原郷友会は大正琴、 北学区と旧城辺町の両郷友会は日舞、 平一学区郷友会はコーラスで場を和ませた。
同連合会女性文化部員らも登場。 ジャズ・創作ダンスや琉舞など日ごろの練習の成果を披露した。 また宮古島市で開催される方言大会最優秀受賞者の天久宏さんも特別出演し、 ユーモアたっぷりの弁論で笑いを誘った。
幕間で古波蔵会長は 「多くの協力のおかげで、 26回目の芸能まつりを開催することができた。 県内各地からたくさんの皆さんの来場をいただき、 心より感謝している」 と礼を述べた。 共催の琉球新報社の富田詢一社長もあいさつに立ち、 同連合会のさらなる発展を願った。
宮古新報
糖度14・8度で終了、宮古製糖多良間工場 (沖縄)
糖度14・8度で終了、宮古製糖多良間工場

製糖操業最終日に搬入されるサトウキビ
=14日、 宮糖多良間工場
宮古製糖多良間工場は14日、 2012/13年産サトウキビ製糖操業の原料搬入を終了した。 原料搬入量は2万1483㌧で、 平均甘蔗糖度は14・8度となった。 仲間時次工場長は 「原料生産は当初予想通り良く、 非常にいい成績だった。 製糖歩留りは14・2%で終了して喜んでいる」 と話した。
同多良間工場の今期操業は1月6日から始まった。 当初は11日の終了を予定していたが、 終盤の雨天影響でハーベスターによる収穫の搬入が減ったことから14日まで伸びた。
品質は基準糖度帯が26・5%、 基準帯以上が64・1%、 基準帯以下は9・4%。 原料総額は4億7893万円で、 農家の平均手取り額は2万2293円となっている。
仲間工場長は「品質、糖度は良かったが、終盤に雨天が続いてハーベスターの稼働が思い通りにできかった。 来期に向けては最初から手刈りとハーベスターの比率の計画を立て、 刈り取り状況を見ながら調整していく必要がある」と説明した。
宮古新報

製糖操業最終日に搬入されるサトウキビ
=14日、 宮糖多良間工場
宮古製糖多良間工場は14日、 2012/13年産サトウキビ製糖操業の原料搬入を終了した。 原料搬入量は2万1483㌧で、 平均甘蔗糖度は14・8度となった。 仲間時次工場長は 「原料生産は当初予想通り良く、 非常にいい成績だった。 製糖歩留りは14・2%で終了して喜んでいる」 と話した。
同多良間工場の今期操業は1月6日から始まった。 当初は11日の終了を予定していたが、 終盤の雨天影響でハーベスターによる収穫の搬入が減ったことから14日まで伸びた。
品質は基準糖度帯が26・5%、 基準帯以上が64・1%、 基準帯以下は9・4%。 原料総額は4億7893万円で、 農家の平均手取り額は2万2293円となっている。
仲間工場長は「品質、糖度は良かったが、終盤に雨天が続いてハーベスターの稼働が思い通りにできかった。 来期に向けては最初から手刈りとハーベスターの比率の計画を立て、 刈り取り状況を見ながら調整していく必要がある」と説明した。
宮古新報
新イメージガールのPR(宮古島・沖縄 )
新イメージガールの當山さんがPR、ウィルコム沖縄

新イメージガールとしてのPR活動に意欲を見せる
當山美智子さん=宮古新報社
今月1日にウィルコム沖縄 (仲本栄章代表) の新イメージガールとなった當山美智子さんらが15日、 宮古新報社に就任のあいさつに訪れ、 今後の意気込みを語った。
當山さんは沖縄市出身で高校2年生。
「沖縄を當山美智子で染めていきたい」 と意欲を見せた。
「もともと芸能活動に興味があって、 姉がオーディションのことを教えてくれたので応募してみた」 という當山さんは、 500人以上の応募の中から新イメージガールに選出された。
「宮古島は初めて。 飛行機の中から見て海がとてもきれいなことにびっくりした」 と印象を語りながら、 「ショートカットがアピールポイント。 ウィルコムの契約者数を伸ばしていきたい」 と意気込みを語った。
當山さんは今後、 同社のイメージアップを図る広告活動を中心に活動する。 イメージガールプロデューサーの玻名城均さん (同営業部営業企画管理グループ係長) は 「具体的なスケジュールはこれから決まるが、 やはり夏のCM撮影などは宮古島にお邪魔することになるのではないか」 などと説明した。
宮古新報

新イメージガールとしてのPR活動に意欲を見せる
當山美智子さん=宮古新報社
今月1日にウィルコム沖縄 (仲本栄章代表) の新イメージガールとなった當山美智子さんらが15日、 宮古新報社に就任のあいさつに訪れ、 今後の意気込みを語った。
當山さんは沖縄市出身で高校2年生。
「沖縄を當山美智子で染めていきたい」 と意欲を見せた。
「もともと芸能活動に興味があって、 姉がオーディションのことを教えてくれたので応募してみた」 という當山さんは、 500人以上の応募の中から新イメージガールに選出された。
「宮古島は初めて。 飛行機の中から見て海がとてもきれいなことにびっくりした」 と印象を語りながら、 「ショートカットがアピールポイント。 ウィルコムの契約者数を伸ばしていきたい」 と意気込みを語った。
當山さんは今後、 同社のイメージアップを図る広告活動を中心に活動する。 イメージガールプロデューサーの玻名城均さん (同営業部営業企画管理グループ係長) は 「具体的なスケジュールはこれから決まるが、 やはり夏のCM撮影などは宮古島にお邪魔することになるのではないか」 などと説明した。
宮古新報
2013-04-15
キングス3連勝 (沖縄)
キングス3連勝 bjリーグ第48戦

キングス―群馬 3Q、リーグ参入8年目にして
自身初となるダンクシュートを決める小菅直人
=14日、沖縄市体育館(金良孝矢撮影)
プロバスケットボールbjリーグの琉球ゴールデンキングス(西地区1位=37勝10敗)は14日、沖縄市体育館で群馬クレインサンダーズ(東地区11位=12勝35敗)と第2戦(今季第47戦)を行い、レギュラーシーズンとしては今季最後のホーム戦を98―72の快勝で締め、3連勝とした。
キングスは序盤からテレンス・ウッドベリー、ジャーフロー・ラーカイらビッグマンが得点を量産。第3クオーター(3Q)では、小菅直人がリーグ参入8年目にして初のダンクシュートを決めるなど、終始危なげない展開で群馬を圧倒した。
キングスは20、21の両日、東京都の大田区総合体育館で
今季第48戦を東京サンレーヴスと行う。
琉球ゴールデンキングス(38勝10敗)
98―72(28―19,28―17,20―13,22―23)
群馬クレインサンダーズ(12勝36敗)
【評】序盤から内側の攻撃でビッグマンらがチームを波に乗せ、ラーカイが17得点、ウッドベリーが28得点と活躍した。一方、ゲームを通じチームファウル数が16と多く、フリースローに持ち込まれた部分もあったが、それ以外は終始群馬を圧倒した。群馬は、守備からチーム全体でプレッシャーをかけるキングスに乱された。
(仲本文子)
◆まだ甘さがある
遠山向人HC(キングス)の話 チーム全体に簡単なレイアップシュートなどのミスがあり、まだ甘さがある。ただ、小菅のダンクはうれしかった。小菅にはシーズンが始まる前から試合でダンクを決めてほしいと話していて、本当にやってくれた。
◆琉球は優れたチーム
ライアン・ブラックウェルHC(群馬)の話 試合を通して、琉球が優勝にふさわしい西地区1位のプレーをしていたと思う。この敗戦を通して、我々も学ぶべきところがあった。何をすべきかを選手個人が分かっていて、優れたチームだと思う。
◆小菅、初のダンク
観客動員数は過去2番目に多い3701人。大勢のファンの目前で、キングスがレギュラーシーズン今季最後のホーム戦を98―72と圧勝、有終の美を飾った。
今シーズンのホーム戦としては最高得点タイの98点。ラーカイ、ウッドベリーらビッグマンによる内側の攻撃に始まり、小菅もスリーポイントを決めるなど、多彩な攻撃パターンで群馬を揺さぶった。
普段はまとめ役に徹する与那嶺翼も果敢にシュートを狙い、ルーキー・岸本隆一も外側から攻め、地力を見せた。
ひときわ会場を沸かせたのが3Q。ガードの小菅が素早いプレスからパスカットに成功。自らドリブルでボールを運び、リーグ参入8年目にして自身初となるダンクシュートを決めた。
小菅は「試合でダンクを決めるのは、大学以来」と、はにかんだ。遠山HCも「恥ずかしながら、決まった瞬間、はしゃいでしまった」と喜びを隠せない。
ただ、プレーオフに向けて気になる要素もあった。3Qで相手リング下の混戦からラーカイが左足を負傷し退場。遠山HCは「甘さが出た象徴」と、厳しく指摘した。
次はアウェーでの連戦となるだけに、油断はできない。与那嶺は「消化試合と高をくくらずに、いいプレーオフにつなげられるようにしたい」と、言葉に力を込めた。
(仲本文子)
沖縄タイムス

キングス―群馬 3Q、リーグ参入8年目にして
自身初となるダンクシュートを決める小菅直人
=14日、沖縄市体育館(金良孝矢撮影)
プロバスケットボールbjリーグの琉球ゴールデンキングス(西地区1位=37勝10敗)は14日、沖縄市体育館で群馬クレインサンダーズ(東地区11位=12勝35敗)と第2戦(今季第47戦)を行い、レギュラーシーズンとしては今季最後のホーム戦を98―72の快勝で締め、3連勝とした。
キングスは序盤からテレンス・ウッドベリー、ジャーフロー・ラーカイらビッグマンが得点を量産。第3クオーター(3Q)では、小菅直人がリーグ参入8年目にして初のダンクシュートを決めるなど、終始危なげない展開で群馬を圧倒した。
キングスは20、21の両日、東京都の大田区総合体育館で
今季第48戦を東京サンレーヴスと行う。
琉球ゴールデンキングス(38勝10敗)
98―72(28―19,28―17,20―13,22―23)
群馬クレインサンダーズ(12勝36敗)
【評】序盤から内側の攻撃でビッグマンらがチームを波に乗せ、ラーカイが17得点、ウッドベリーが28得点と活躍した。一方、ゲームを通じチームファウル数が16と多く、フリースローに持ち込まれた部分もあったが、それ以外は終始群馬を圧倒した。群馬は、守備からチーム全体でプレッシャーをかけるキングスに乱された。
(仲本文子)
◆まだ甘さがある
遠山向人HC(キングス)の話 チーム全体に簡単なレイアップシュートなどのミスがあり、まだ甘さがある。ただ、小菅のダンクはうれしかった。小菅にはシーズンが始まる前から試合でダンクを決めてほしいと話していて、本当にやってくれた。
◆琉球は優れたチーム
ライアン・ブラックウェルHC(群馬)の話 試合を通して、琉球が優勝にふさわしい西地区1位のプレーをしていたと思う。この敗戦を通して、我々も学ぶべきところがあった。何をすべきかを選手個人が分かっていて、優れたチームだと思う。
◆小菅、初のダンク
観客動員数は過去2番目に多い3701人。大勢のファンの目前で、キングスがレギュラーシーズン今季最後のホーム戦を98―72と圧勝、有終の美を飾った。
今シーズンのホーム戦としては最高得点タイの98点。ラーカイ、ウッドベリーらビッグマンによる内側の攻撃に始まり、小菅もスリーポイントを決めるなど、多彩な攻撃パターンで群馬を揺さぶった。
普段はまとめ役に徹する与那嶺翼も果敢にシュートを狙い、ルーキー・岸本隆一も外側から攻め、地力を見せた。
ひときわ会場を沸かせたのが3Q。ガードの小菅が素早いプレスからパスカットに成功。自らドリブルでボールを運び、リーグ参入8年目にして自身初となるダンクシュートを決めた。
小菅は「試合でダンクを決めるのは、大学以来」と、はにかんだ。遠山HCも「恥ずかしながら、決まった瞬間、はしゃいでしまった」と喜びを隠せない。
ただ、プレーオフに向けて気になる要素もあった。3Qで相手リング下の混戦からラーカイが左足を負傷し退場。遠山HCは「甘さが出た象徴」と、厳しく指摘した。
次はアウェーでの連戦となるだけに、油断はできない。与那嶺は「消化試合と高をくくらずに、いいプレーオフにつなげられるようにしたい」と、言葉に力を込めた。
(仲本文子)
沖縄タイムス
表彰台独占 ITU石垣W杯(八重山・沖縄)
日本女子が表彰台独占 ITU石垣W杯

表彰台で喜び合う女子優勝の上田藍(中央)、
2位の佐藤優香(左)、3位の井出樹里(右)
【石垣トライアスロン取材班】
トライアスロンのITU(国際トライアスロン連合)ワールドカップ2013石垣大会は14日、石垣市登野城漁港を発着点に、53・5キロ(スイム1・5キロ、バイク42キロ、ラン10キロ)のコースで行われ、女子は上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)が2時間5分47秒で初優勝を飾った。
2位に佐藤優香(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、3位に井出樹里(同)が入り、W杯で初となる日本勢の表彰台独占の快挙を成し遂げた。
4位に高橋侑子、6位庭田清美、7位に足立真梨子が入った。
男子はライアン・フィッシャー(オーストラリア)が1時間52分46秒で初の栄冠に輝いた。日本勢では山本良介(キタジマアクアティクス)が6位、細田雄一(徳島県協会)が8位、田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大職員)が9位だった。
レース展開
【女子】スイムで佐藤優香ら2人が先行したが、バイクで10人がトップ集団を形成し、上田藍、庭田清美、井出樹里、高橋侑子ら日本勢が先頭争い。得意のランの序盤でトップに躍り出た上田が力強い走りで後続をぐいぐい引き離して、2位に36秒差でゴールした。雨の影響で路面がぬれ、バイクでの転倒が相次ぎ、順位に影響した。
【男子】バイクでライアン・フィッシャー、ダン・ウィルソン、ブライアン・ケインの3人が抜け出すと、後続を引き離し、ランへ。日本勢は山本良介、田山寛豪らが第2集団で追った。トップでランに入ったライアンが強さを見せ、そのままゴールした。
沖縄タイムス

表彰台で喜び合う女子優勝の上田藍(中央)、
2位の佐藤優香(左)、3位の井出樹里(右)
【石垣トライアスロン取材班】
トライアスロンのITU(国際トライアスロン連合)ワールドカップ2013石垣大会は14日、石垣市登野城漁港を発着点に、53・5キロ(スイム1・5キロ、バイク42キロ、ラン10キロ)のコースで行われ、女子は上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)が2時間5分47秒で初優勝を飾った。
2位に佐藤優香(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、3位に井出樹里(同)が入り、W杯で初となる日本勢の表彰台独占の快挙を成し遂げた。
4位に高橋侑子、6位庭田清美、7位に足立真梨子が入った。
男子はライアン・フィッシャー(オーストラリア)が1時間52分46秒で初の栄冠に輝いた。日本勢では山本良介(キタジマアクアティクス)が6位、細田雄一(徳島県協会)が8位、田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大職員)が9位だった。
レース展開
【女子】スイムで佐藤優香ら2人が先行したが、バイクで10人がトップ集団を形成し、上田藍、庭田清美、井出樹里、高橋侑子ら日本勢が先頭争い。得意のランの序盤でトップに躍り出た上田が力強い走りで後続をぐいぐい引き離して、2位に36秒差でゴールした。雨の影響で路面がぬれ、バイクでの転倒が相次ぎ、順位に影響した。
【男子】バイクでライアン・フィッシャー、ダン・ウィルソン、ブライアン・ケインの3人が抜け出すと、後続を引き離し、ランへ。日本勢は山本良介、田山寛豪らが第2集団で追った。トップでランに入ったライアンが強さを見せ、そのままゴールした。
沖縄タイムス
銀皿に琉球と八丈の味「大東御膳」 (OKINAWA)
銀皿に島の味「大東御膳」 琉球と八丈、食の融合

沖縄と八丈島の文化が融合した「大東御膳」の試作品をPRする南大東村観光協会の吉里英利子会長(右)と熊切崇理事
=9日、同村
【南大東】殺風景なステンレスの皿に色とりどりの食材が花を添える―。
南大東村では、10年ほど前まで、米軍払い下げの銀色の食器にごちそうを載せ、冠婚葬祭の席でふるまう習慣があった。
南大東村観光協会(吉里英利子会長)は、この習慣を観光誘客に生かそうと、島の食材をふんだんに使った新メニュー「大東御膳」を創作している。
約100年前に南北大東島を開拓した東京・八丈島の人々から伝わった巻きずしや琉球料理が御膳に盛られる予定。「移民の島」ならではの“チャンプルー御膳”を創作し、今月中にも村内ホテルや飲食店で提供することを目指している。
南大東村ブランディング事業の一環。地産地消を志向し、食材は、同村産のカボチャやジャガイモ、魚をふんだんに使う。
皿は1948年ごろ、沖縄本島の米軍払い下げの品を売る店で、住民が購入して持ち込んだ。
祝いの席などで用いられ、住民らに重宝がられていたという。
現在、御膳のレシピを作成中。案として、八丈島から伝わった巻きずし「伊達巻き(祭り寿司)」や村近海で捕れたナワキリ(クロタチカマス)のソテー、村産カボチャのようかんなどのほか、卵焼きの中に蒸したジャガイモを入れた島独特の料理「大東オムレツ」などが挙がっている。
今月中旬には、ツアーで村を訪れる観光客に試作品を提供、アンケートを実施して、料理構成に生かす予定だ。
村観光協会理事の熊切崇さんは「大東島は琉球と八丈島の交差点。他の有人離島にはない文化がある」と南北大東島の魅力を語る。
吉里会長は「大東すしやそばだけでなく、島の自然から作り上げた新メニューを定番化していきたい。南大東に来たら、自然だけではなく、食も豊かなことを多くの人に知ってほしい」と力を込めた。
流球新報

沖縄と八丈島の文化が融合した「大東御膳」の試作品をPRする南大東村観光協会の吉里英利子会長(右)と熊切崇理事
=9日、同村
【南大東】殺風景なステンレスの皿に色とりどりの食材が花を添える―。
南大東村では、10年ほど前まで、米軍払い下げの銀色の食器にごちそうを載せ、冠婚葬祭の席でふるまう習慣があった。
南大東村観光協会(吉里英利子会長)は、この習慣を観光誘客に生かそうと、島の食材をふんだんに使った新メニュー「大東御膳」を創作している。
約100年前に南北大東島を開拓した東京・八丈島の人々から伝わった巻きずしや琉球料理が御膳に盛られる予定。「移民の島」ならではの“チャンプルー御膳”を創作し、今月中にも村内ホテルや飲食店で提供することを目指している。
南大東村ブランディング事業の一環。地産地消を志向し、食材は、同村産のカボチャやジャガイモ、魚をふんだんに使う。
皿は1948年ごろ、沖縄本島の米軍払い下げの品を売る店で、住民が購入して持ち込んだ。
祝いの席などで用いられ、住民らに重宝がられていたという。
現在、御膳のレシピを作成中。案として、八丈島から伝わった巻きずし「伊達巻き(祭り寿司)」や村近海で捕れたナワキリ(クロタチカマス)のソテー、村産カボチャのようかんなどのほか、卵焼きの中に蒸したジャガイモを入れた島独特の料理「大東オムレツ」などが挙がっている。
今月中旬には、ツアーで村を訪れる観光客に試作品を提供、アンケートを実施して、料理構成に生かす予定だ。
村観光協会理事の熊切崇さんは「大東島は琉球と八丈島の交差点。他の有人離島にはない文化がある」と南北大東島の魅力を語る。
吉里会長は「大東すしやそばだけでなく、島の自然から作り上げた新メニューを定番化していきたい。南大東に来たら、自然だけではなく、食も豊かなことを多くの人に知ってほしい」と力を込めた。
流球新報
児童の笑顔の源に (OKINAWA)
交通安全推進犬 児童の笑顔の源に
登校する児童の安全を見守る呉屋さんとコジロウ
=12日、西原町嘉手苅・西原東小学校前
ワンは交通安全推進歴12年-。西原町立西原東小学校の前で児童らを見守る犬「コジロウ」が人気を集めている。毎朝、飼い主で交通安全推進員の呉屋實さん(71)の横で子供たちを迎える。新1年生の緊張をほぐし、児童らの笑顔の源になっている。
「おはよう。雨だから寒いね」。雨がっぱ姿で登校する児童らがコジロウの背中をなで声をかけていく。
同校は校区の中央を南北に国道329号が走り、交通量が多いので子供たちの通学には気配りが必要だ。
呉屋さんと、同じ交通安全推進員の新里勝弘さん(68)は約28年前から、登校する児童の安全を確保するため毎朝、校門前にある国道の横断歩道両サイドに立っている。
12年前、呉屋さんは知り合いからコジロウを引き取った。
ある日、いつものように呉屋さんが交通安全指導のため自宅を出ると後を追ってきた。以来、暑い日も寒い日も、台風前も、学校のある日は一緒に横断歩道に立っている。
いつしか習慣になり、午前7時半前になるとほえて呉屋さんをせかす。終了の8時20分になると学校近くの自宅に自ら向かう。
新里さんは「先に来て道反対側から交通指導用のベルを鳴らすとコジロウがほえて家を出てくる」と「第二の相棒」について頼もしげに語る。
呉屋さんは「コジロウがいないと寂しいのでいつも一緒。高齢で少し元気がなくなっているけど、これからも立ち続けたい」と目を細めた。
同校の仲地本邦校長は「長年子供たちの安全を見守ってくれる新里さんと呉屋さんはいなくてはならない存在。子供たちに優しさをくれるコジロウの存在もありがたい」と感謝した。
(上地一姫)
沖縄タイムス

登校する児童の安全を見守る呉屋さんとコジロウ
=12日、西原町嘉手苅・西原東小学校前
ワンは交通安全推進歴12年-。西原町立西原東小学校の前で児童らを見守る犬「コジロウ」が人気を集めている。毎朝、飼い主で交通安全推進員の呉屋實さん(71)の横で子供たちを迎える。新1年生の緊張をほぐし、児童らの笑顔の源になっている。
「おはよう。雨だから寒いね」。雨がっぱ姿で登校する児童らがコジロウの背中をなで声をかけていく。
同校は校区の中央を南北に国道329号が走り、交通量が多いので子供たちの通学には気配りが必要だ。
呉屋さんと、同じ交通安全推進員の新里勝弘さん(68)は約28年前から、登校する児童の安全を確保するため毎朝、校門前にある国道の横断歩道両サイドに立っている。
12年前、呉屋さんは知り合いからコジロウを引き取った。
ある日、いつものように呉屋さんが交通安全指導のため自宅を出ると後を追ってきた。以来、暑い日も寒い日も、台風前も、学校のある日は一緒に横断歩道に立っている。
いつしか習慣になり、午前7時半前になるとほえて呉屋さんをせかす。終了の8時20分になると学校近くの自宅に自ら向かう。
新里さんは「先に来て道反対側から交通指導用のベルを鳴らすとコジロウがほえて家を出てくる」と「第二の相棒」について頼もしげに語る。
呉屋さんは「コジロウがいないと寂しいのでいつも一緒。高齢で少し元気がなくなっているけど、これからも立ち続けたい」と目を細めた。
同校の仲地本邦校長は「長年子供たちの安全を見守ってくれる新里さんと呉屋さんはいなくてはならない存在。子供たちに優しさをくれるコジロウの存在もありがたい」と感謝した。
(上地一姫)
沖縄タイムス
サシバリンクス伊良部/「健康増進で利用を」(宮古島市)
効率的運営に期待/サシバリンクス伊良部指定管理制度導入/市長「健康増進で利用を」

リニューアルを記念しゴルフコンペが行われた
=13日、サシバリンクス伊良部
伊良部の大樹環境開発(棚原茂樹代表)が1日から市指定管理者で運営しているゴルフ場「サシバリンクス伊良部」(棚原茂樹総支配人)で13日、リニューアルオープンゴルフコンペが開かれた。
青空の下、下地敏彦市長ら約100人が、心地よい汗を流しながら9ホールを2回ラウンドした。プレー前に、下地市長は「スポーツ施設は、民間のノウハウを入れることで効率的に運営できると思う。市民は低料金で楽しめるので、プレーで健康増進に努めてほしい」とアピールした。
ゴルフ場は、住民の健康増進と世代間交流の創出、高齢者の健康維持と青少年の健全を図るのが目的で2002年にオープンした。当時の伊良部町が整備し、同町公共施設管理公社が管理していた。
当初の利用客目標は延べ1万3000人を予想。しかし、1万人以下で推移していた。ゴルフ場は、05年の市町村合併で宮古島市に引き継がれた。
下地市長は「指定管理期間は3年。利用状況を見ながら、その先は検討したい。現在の年間利用者(延べ6000人余)より20~30%増えると期待している」と期待した。
棚原代表は「これまで以上に利用者が楽しめるよう、ゴルフコースは整備した。現在の職員はフロントマネジャー、事務職員2人、作業員3人の計6人。今後ゴルフ場の財務状況を好転させ、地域活性化を図り、雇用拡大につなげたい」と決意を新たにした。
問い合わせは、
サシバリンクス伊良部
(電話78・5555、ファクス78・5556)
.宮古毎日新聞

リニューアルを記念しゴルフコンペが行われた
=13日、サシバリンクス伊良部
伊良部の大樹環境開発(棚原茂樹代表)が1日から市指定管理者で運営しているゴルフ場「サシバリンクス伊良部」(棚原茂樹総支配人)で13日、リニューアルオープンゴルフコンペが開かれた。
青空の下、下地敏彦市長ら約100人が、心地よい汗を流しながら9ホールを2回ラウンドした。プレー前に、下地市長は「スポーツ施設は、民間のノウハウを入れることで効率的に運営できると思う。市民は低料金で楽しめるので、プレーで健康増進に努めてほしい」とアピールした。
ゴルフ場は、住民の健康増進と世代間交流の創出、高齢者の健康維持と青少年の健全を図るのが目的で2002年にオープンした。当時の伊良部町が整備し、同町公共施設管理公社が管理していた。
当初の利用客目標は延べ1万3000人を予想。しかし、1万人以下で推移していた。ゴルフ場は、05年の市町村合併で宮古島市に引き継がれた。
下地市長は「指定管理期間は3年。利用状況を見ながら、その先は検討したい。現在の年間利用者(延べ6000人余)より20~30%増えると期待している」と期待した。
棚原代表は「これまで以上に利用者が楽しめるよう、ゴルフコースは整備した。現在の職員はフロントマネジャー、事務職員2人、作業員3人の計6人。今後ゴルフ場の財務状況を好転させ、地域活性化を図り、雇用拡大につなげたい」と決意を新たにした。
問い合わせは、
サシバリンクス伊良部
(電話78・5555、ファクス78・5556)
.宮古毎日新聞
平良港に取締船を配備 (宮古島・沖縄)
平良港に取締船を配備日台漁業協定締結で水産庁

0日から停泊している水産庁取締船「いせはま」
=12日、平良港
日台漁業協定締結を受け、水産庁資源管理部の須藤徳之部長ら関係者が13日、市平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、下地市長が平良港に水産庁の漁業取締船が常駐するバースを割り当てたことに対し謝意を述べた。先島では初の常駐配備になる。
現在、尖閣諸島周辺の警備のため海上保安庁が重点配備を行っている。
このため常駐するバースの手当が困難な中、下地市長の判断で速やかに割り当てたことに対し、須藤部長は「沖縄本島からでは同周辺海域までの移動に時間を要する。
日台漁業協定が締結された。違法船は徹底的に取り締まらなければならない。平良港に常駐できることで迅速に対応できる。大変ありがたい」と深謝した。
下地市長は「最初にトラブルがないようにすることが重要。
しっかりと取締りをお願いしたい」と話した。
これまで沖縄には九州にいる12隻の取締船のうち4隻が配備されてきたが、今年からは東京からの1隻を含め6隻が沖縄に固定配備される。
表敬には須藤部長のほか、内閣府沖縄総合事務局農林水産部林務水産課の島尻常次上席漁業監督指導官と取締船「いせはま」の佐藤幸悦船長らが同席した。
.宮古毎日新聞

0日から停泊している水産庁取締船「いせはま」
=12日、平良港
日台漁業協定締結を受け、水産庁資源管理部の須藤徳之部長ら関係者が13日、市平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、下地市長が平良港に水産庁の漁業取締船が常駐するバースを割り当てたことに対し謝意を述べた。先島では初の常駐配備になる。
現在、尖閣諸島周辺の警備のため海上保安庁が重点配備を行っている。
このため常駐するバースの手当が困難な中、下地市長の判断で速やかに割り当てたことに対し、須藤部長は「沖縄本島からでは同周辺海域までの移動に時間を要する。
日台漁業協定が締結された。違法船は徹底的に取り締まらなければならない。平良港に常駐できることで迅速に対応できる。大変ありがたい」と深謝した。
下地市長は「最初にトラブルがないようにすることが重要。
しっかりと取締りをお願いしたい」と話した。
これまで沖縄には九州にいる12隻の取締船のうち4隻が配備されてきたが、今年からは東京からの1隻を含め6隻が沖縄に固定配備される。
表敬には須藤部長のほか、内閣府沖縄総合事務局農林水産部林務水産課の島尻常次上席漁業監督指導官と取締船「いせはま」の佐藤幸悦船長らが同席した。
.宮古毎日新聞
「心込めて歌いたい」20人が入団(宮古島・沖縄)
「心込めて歌いたい」/みやこ少年少女合唱団
歌大好きな20人が入団

新団員一人一人が名前を呼ばれ紹介された入団式
=13日、市中央公民館
みやこ少年少女合唱団(宮国貴子団長)の2013年度入団式が13日、市中央公民館で行われた。
今年度は、歌の好きな小学生20人が入団。「楽しく心を込めて歌えるようになりたい」と決意を示した。団員数は78人となり、県内にある合唱団では最多人数。
入団式では、先輩の団員たちが、花のアーチを作り、歌と手拍子で歓迎。宮国団長は「聴く人の心に響く歌声が届けられるよう、共に頑張っていきましょう」とあいさつした。
中央公民館の譜久村基嗣館長は「合唱団に入団したことを誇りに思う活動に期待している」と激励した。
新団員を代表して上田真子さん(久松小4年)が「私は歌を歌うことが大好きです。もっといろんな歌を歌えるようにと思い入団テストを受けました。練習が楽しみです」と意気込みを示した。
石垣英里子さん(西城中3年)は「きょうからみんなと心を合わせて、思いやりの気持ちを持って頑張りましょう」と呼び掛け。先輩たち全員が壇上に上がり「団歌」と「新しい世界へ」を合唱し歓迎の気持ちを表した。
同合唱団は1974年に結成され、今年で39年目。各種イベントや県合唱祭への参加、定期演奏会の開催など歌を通して交流の輪を広げている。夏休みには、岐阜県高山市の合唱団との合同演奏会も予定されている。
新団員は次の皆さん。
安谷屋李音▽狩俣紗羅▽下地煌々子▽真栄城琉々▽奥平凜々愛▽羽地野乃▽奥平花帆(以上、平良第一小2年)▽下地りのか▽与那覇りさ▽石嶺新子▽塩川あい子(以上、久松小2年)▽与那嶺里知(平良第一小3年)▽梶原萌花(南小3年)▽上田真子(久松小4年)▽垣花芽吹(同)▽村吉梨子(下地小4年)▽与那覇千尋(久松小5年)▽奥間爽永(同)▽平良美菜(南小5年)▽川満朋美(同6年)
.宮古毎日新聞
歌大好きな20人が入団

新団員一人一人が名前を呼ばれ紹介された入団式
=13日、市中央公民館
みやこ少年少女合唱団(宮国貴子団長)の2013年度入団式が13日、市中央公民館で行われた。
今年度は、歌の好きな小学生20人が入団。「楽しく心を込めて歌えるようになりたい」と決意を示した。団員数は78人となり、県内にある合唱団では最多人数。
入団式では、先輩の団員たちが、花のアーチを作り、歌と手拍子で歓迎。宮国団長は「聴く人の心に響く歌声が届けられるよう、共に頑張っていきましょう」とあいさつした。
中央公民館の譜久村基嗣館長は「合唱団に入団したことを誇りに思う活動に期待している」と激励した。
新団員を代表して上田真子さん(久松小4年)が「私は歌を歌うことが大好きです。もっといろんな歌を歌えるようにと思い入団テストを受けました。練習が楽しみです」と意気込みを示した。
石垣英里子さん(西城中3年)は「きょうからみんなと心を合わせて、思いやりの気持ちを持って頑張りましょう」と呼び掛け。先輩たち全員が壇上に上がり「団歌」と「新しい世界へ」を合唱し歓迎の気持ちを表した。
同合唱団は1974年に結成され、今年で39年目。各種イベントや県合唱祭への参加、定期演奏会の開催など歌を通して交流の輪を広げている。夏休みには、岐阜県高山市の合唱団との合同演奏会も予定されている。
新団員は次の皆さん。
安谷屋李音▽狩俣紗羅▽下地煌々子▽真栄城琉々▽奥平凜々愛▽羽地野乃▽奥平花帆(以上、平良第一小2年)▽下地りのか▽与那覇りさ▽石嶺新子▽塩川あい子(以上、久松小2年)▽与那嶺里知(平良第一小3年)▽梶原萌花(南小3年)▽上田真子(久松小4年)▽垣花芽吹(同)▽村吉梨子(下地小4年)▽与那覇千尋(久松小5年)▽奥間爽永(同)▽平良美菜(南小5年)▽川満朋美(同6年)
.宮古毎日新聞
「すむづれの家」で歌の交流 (八重山・沖縄)
おおたか静流さんが来島 「すむづれの家」で歌の交流

【波照間】
歌手のおおたか静流さんが11日、小規模多機能型居宅介護事業所「すむづれの家」を訪れ、利用者と歌の交流を楽しんだ。
おおたかさんは「花」などのヒット曲や映画のテーマソングなどで知られる。波照間に魅せられ何度も来島し、2006年には波照間で録音した「シュガーランド」をリリースしている。
おおたかさんはこの日、「赤とんぼ」や「チューリップ」などの童謡や「リンゴの唄」などの懐メロを披露。「七つの子」では手を広げて「カア」とカラスの鳴き声をはさみ、利用者は「本物のカラスみたいだね」と喜んでいた。
利用者とスタッフはお返しに「デンサー節」「波照間ぬみんぴぃが」を披露。おおたかさんは「歌のプレゼントもいただけて、とても楽しかった」と話していた。
(本比田里奈通信員)
八重山毎日新聞

【波照間】
歌手のおおたか静流さんが11日、小規模多機能型居宅介護事業所「すむづれの家」を訪れ、利用者と歌の交流を楽しんだ。
おおたかさんは「花」などのヒット曲や映画のテーマソングなどで知られる。波照間に魅せられ何度も来島し、2006年には波照間で録音した「シュガーランド」をリリースしている。
おおたかさんはこの日、「赤とんぼ」や「チューリップ」などの童謡や「リンゴの唄」などの懐メロを披露。「七つの子」では手を広げて「カア」とカラスの鳴き声をはさみ、利用者は「本物のカラスみたいだね」と喜んでいた。
利用者とスタッフはお返しに「デンサー節」「波照間ぬみんぴぃが」を披露。おおたかさんは「歌のプレゼントもいただけて、とても楽しかった」と話していた。
(本比田里奈通信員)
八重山毎日新聞
慶来慶田城翁大宗の碑 (西表・沖縄)
62年ぶりに改修 慶来慶田城翁大宗の碑
錦芳氏一門が盛大に祝う
【西表祖納】
62年ぶりに2度目の改修が行われた慶来慶田城翁大宗の碑改修落成式と清明祭(主催・同期成会)が13日午後、祖納集落内の同碑前で行われた。
同碑は16世紀の西表島の豪族、慶来慶田城用緒(けらいけだぐすくようちょ)の遺徳と功績をたたえるもので、この日は慶来慶田城用緒を大宗とした郡内外の錦芳氏(きんぽううじ)一門約70人が同碑の改修を祝った。
同碑は「慶来慶田城翁之墓」として1917年に建立。51年に1度改修されたが60年以上経過して基礎部分が劣化し、改修することとなった。
同碑を改修した錦芳氏一門は慶来慶田城用緒を大宗とした一門で名前に「用」の字をつけることが多く、同一門の西表、石垣、那覇錦芳会が同碑改修期生会を立ち上げた。
式では序幕のあと、古見代志人会長が「本土や沖縄本島、石垣から多くの一門が集まって落成式を挙行できることを喜んでいる。500年余の歴史の中で一門の皆さんが各界各層で活躍しており、今後の隆盛と健勝、繁栄を祈念したい」とあいさつ。
慶田盛安三教育長の祝辞のあと、施工者や同碑改修に尽力した7人に感謝状が贈られた。
受賞者を代表して森永用朗さんは「親元の西表に続いて、石垣でも錦芳会も脈々と受け継がれている。多くの逸材を輩出しており、自分のルーツを大切にしながら西表錦芳会と緊密に連携を取って、今後の繁栄につなげていきたい」と述べた。
同一門の祖先が残した「一門和睦伝」を朗読したあと、前大用安さんが乾杯の音頭を取り、舞台では「慶来慶田城由来太鼓」の奉納や各奉納舞踊が次々と披露され、同碑の改修を盛大に祝った。
八重山毎日新聞

錦芳氏一門が盛大に祝う
【西表祖納】
62年ぶりに2度目の改修が行われた慶来慶田城翁大宗の碑改修落成式と清明祭(主催・同期成会)が13日午後、祖納集落内の同碑前で行われた。
同碑は16世紀の西表島の豪族、慶来慶田城用緒(けらいけだぐすくようちょ)の遺徳と功績をたたえるもので、この日は慶来慶田城用緒を大宗とした郡内外の錦芳氏(きんぽううじ)一門約70人が同碑の改修を祝った。
同碑は「慶来慶田城翁之墓」として1917年に建立。51年に1度改修されたが60年以上経過して基礎部分が劣化し、改修することとなった。
同碑を改修した錦芳氏一門は慶来慶田城用緒を大宗とした一門で名前に「用」の字をつけることが多く、同一門の西表、石垣、那覇錦芳会が同碑改修期生会を立ち上げた。
式では序幕のあと、古見代志人会長が「本土や沖縄本島、石垣から多くの一門が集まって落成式を挙行できることを喜んでいる。500年余の歴史の中で一門の皆さんが各界各層で活躍しており、今後の隆盛と健勝、繁栄を祈念したい」とあいさつ。
慶田盛安三教育長の祝辞のあと、施工者や同碑改修に尽力した7人に感謝状が贈られた。
受賞者を代表して森永用朗さんは「親元の西表に続いて、石垣でも錦芳会も脈々と受け継がれている。多くの逸材を輩出しており、自分のルーツを大切にしながら西表錦芳会と緊密に連携を取って、今後の繁栄につなげていきたい」と述べた。
同一門の祖先が残した「一門和睦伝」を朗読したあと、前大用安さんが乾杯の音頭を取り、舞台では「慶来慶田城由来太鼓」の奉納や各奉納舞踊が次々と披露され、同碑の改修を盛大に祝った。
八重山毎日新聞
猛反発 日台漁業協定(八重山・沖縄)
見直し訴え猛反発 日台漁業協定に漁業者
八漁協、石垣市が要請へ
日台漁業協定の締結を受け、水産庁の須藤徳之資源管理部長が13日、石垣市役所と八重山漁協を訪れ、マグロ漁などを営む漁業者らに協定内容を非公開で説明した。漁業者は猛反発し、協定内容の見直しを要求。上原亀一組合長は「漁業者は受け入れがたいという意見が多かった。今後、見直しを含めた再検討を求めていきたい」と述べ、5月2日予定の発効を前に県漁連や県などと連携して政府に要請する考えを示した。
日台が合意した法令適用除外水域は、台湾が主張する南側の暫定執法線を認めない一方、石垣島北側のエリアを拡大する内容。同エリアはマグロはえ縄の漁場となっており、はえ縄の切断など台湾漁船とのトラブルが懸念されている。地元沖縄が反発する状況で、予定通り5月2日に発効するのかどうかについて須藤部長は「官邸が判断する」と述べるにとどめた。
説明会では、協定の内容や手続きに「地元は操業ができなくなる」「締結前に地元に説明すべきだった。順序が逆ではないか」と批判が集中。須藤部長は「私に指示をした官邸や大臣に率直に伝える」と述べた。
市役所で説明を受けた中山義隆市長も「南側の海域は譲歩せず、一切入れないとしたことは評価できるが、北側の暫定執法線が拡大したことについて不満がある」と述べた。今後、適用除外水域の設定で地元漁業者への影響が懸念されるとし、「政府に漁業者への支援策を求めていきたい」と強調した。
八重山毎日新聞

八漁協、石垣市が要請へ
日台漁業協定の締結を受け、水産庁の須藤徳之資源管理部長が13日、石垣市役所と八重山漁協を訪れ、マグロ漁などを営む漁業者らに協定内容を非公開で説明した。漁業者は猛反発し、協定内容の見直しを要求。上原亀一組合長は「漁業者は受け入れがたいという意見が多かった。今後、見直しを含めた再検討を求めていきたい」と述べ、5月2日予定の発効を前に県漁連や県などと連携して政府に要請する考えを示した。
日台が合意した法令適用除外水域は、台湾が主張する南側の暫定執法線を認めない一方、石垣島北側のエリアを拡大する内容。同エリアはマグロはえ縄の漁場となっており、はえ縄の切断など台湾漁船とのトラブルが懸念されている。地元沖縄が反発する状況で、予定通り5月2日に発効するのかどうかについて須藤部長は「官邸が判断する」と述べるにとどめた。
説明会では、協定の内容や手続きに「地元は操業ができなくなる」「締結前に地元に説明すべきだった。順序が逆ではないか」と批判が集中。須藤部長は「私に指示をした官邸や大臣に率直に伝える」と述べた。
市役所で説明を受けた中山義隆市長も「南側の海域は譲歩せず、一切入れないとしたことは評価できるが、北側の暫定執法線が拡大したことについて不満がある」と述べた。今後、適用除外水域の設定で地元漁業者への影響が懸念されるとし、「政府に漁業者への支援策を求めていきたい」と強調した。
八重山毎日新聞
石垣島トライアスロン (OKINAWA)
きょう注目のレース 石垣島トライアスロン

W杯13カ国、41人が熱戦
石垣ITUトライアスロンワールドカップ2013/石垣島トライアスロン2013が14日、登野城漁港を主会場に開催される。午前8時の号砲を合図にエイジ・リレー部門に参加する1694人が続々とスタートし、エリート(W杯)部門には13カ国、41人が出場する。大会前日の13日、選手は受け付けや自転車のメカニックサービス、競技説明会に訪れ、本番に向けて気持ちを高めた。大会は、雨のなかでのレースが予想されている。
競技は、両部門とも登野城漁港を発着点にスイム(1.5キロ)、バイク(40キロ)、ラン(10キロ)の計51.5キロのコース。エイジには1261人、リレーには145組、435人がエントリーしている。
エイジ・リレー部門は午前8時に第1ウェーブを皮切りにスイムがスタートし、第10ウェーブまで間隔をあけ競技を行う。リレーは第6ウェーブに開始され、バイク、ランとつなぐ。
W杯は午後1時に女子、同3時45分に男子がそれぞれスタートし、迫力あるスピードで市内を駆け抜ける。
競技終了後の午後7時からは、石垣市中央運動公園屋内練習場で交流パーティーが開かれ、選手たちが疲れを癒やしながら親睦を深める。
八重山毎日新聞

W杯13カ国、41人が熱戦
石垣ITUトライアスロンワールドカップ2013/石垣島トライアスロン2013が14日、登野城漁港を主会場に開催される。午前8時の号砲を合図にエイジ・リレー部門に参加する1694人が続々とスタートし、エリート(W杯)部門には13カ国、41人が出場する。大会前日の13日、選手は受け付けや自転車のメカニックサービス、競技説明会に訪れ、本番に向けて気持ちを高めた。大会は、雨のなかでのレースが予想されている。
競技は、両部門とも登野城漁港を発着点にスイム(1.5キロ)、バイク(40キロ)、ラン(10キロ)の計51.5キロのコース。エイジには1261人、リレーには145組、435人がエントリーしている。
エイジ・リレー部門は午前8時に第1ウェーブを皮切りにスイムがスタートし、第10ウェーブまで間隔をあけ競技を行う。リレーは第6ウェーブに開始され、バイク、ランとつなぐ。
W杯は午後1時に女子、同3時45分に男子がそれぞれスタートし、迫力あるスピードで市内を駆け抜ける。
競技終了後の午後7時からは、石垣市中央運動公園屋内練習場で交流パーティーが開かれ、選手たちが疲れを癒やしながら親睦を深める。
八重山毎日新聞
西表ミュージックフェス開幕 (八重山・沖縄)
西表ミュージックフェス開幕 きょうも多彩な催し展開
【西表】西表ミュージックフェスティバル2013(IMFプロジェクトチーム、共催・竹富町商工会青年部)が13日午後、西表島大原の町離島総合センター横広場(町役場建設予定地)を主会場に始まった。14日までの2日間、音楽ステージやフリーマーケットなど多彩なイベントが催される。
同フェスはサトウキビの収穫時期を終えた時期に地域活性化を図ろうと若者を中心に開かれてきた文化交流イベント。今年で10年目を迎える。
初日はミニランプ(スケートボード台)を使ったスケボー教室やDJ体験、フリーマーケット、飲食ブースなどが設けられ、地域住民や観光客などが来場。
「ケンヤ マルセイユ オーケストラ」や「Hanp」「URALI」のライブや「リノレオ」のフラダンスが披露されたほか、早食い・早飲み競争やカレーライスの大食い競争などが次々と催された。
昨年に続いて行われた黒糖スイーツ合戦には団体を含む出品者5人が8点の作品を持ち寄り、山口幹さん(36)=白浜=の「黒糖チーズケーキ」が最優秀に輝いた。
実行委員長の鈴木一慶さんは「場所が大原集落に変わったので、地域の人たちも来やすくなったと思う。多くの観光客が来てくれるようなフェスにしていきたい」と話し、川満栄長竹富町長も「小さなイベントから大きなイベントに成長していることを祝いたい」と喜んだ。
14日はミニサッカー大会や太鼓教室をはじめ、音楽ステージでは大浜修さんや「Hanp」「Keison」なども出演する。
八重山毎日新聞

【西表】西表ミュージックフェスティバル2013(IMFプロジェクトチーム、共催・竹富町商工会青年部)が13日午後、西表島大原の町離島総合センター横広場(町役場建設予定地)を主会場に始まった。14日までの2日間、音楽ステージやフリーマーケットなど多彩なイベントが催される。
同フェスはサトウキビの収穫時期を終えた時期に地域活性化を図ろうと若者を中心に開かれてきた文化交流イベント。今年で10年目を迎える。
初日はミニランプ(スケートボード台)を使ったスケボー教室やDJ体験、フリーマーケット、飲食ブースなどが設けられ、地域住民や観光客などが来場。
「ケンヤ マルセイユ オーケストラ」や「Hanp」「URALI」のライブや「リノレオ」のフラダンスが披露されたほか、早食い・早飲み競争やカレーライスの大食い競争などが次々と催された。
昨年に続いて行われた黒糖スイーツ合戦には団体を含む出品者5人が8点の作品を持ち寄り、山口幹さん(36)=白浜=の「黒糖チーズケーキ」が最優秀に輝いた。
実行委員長の鈴木一慶さんは「場所が大原集落に変わったので、地域の人たちも来やすくなったと思う。多くの観光客が来てくれるようなフェスにしていきたい」と話し、川満栄長竹富町長も「小さなイベントから大きなイベントに成長していることを祝いたい」と喜んだ。
14日はミニサッカー大会や太鼓教室をはじめ、音楽ステージでは大浜修さんや「Hanp」「Keison」なども出演する。
八重山毎日新聞
盛況!ぱり(畑)のマッチャや(雑貨屋)(宮古島・沖縄)
盛況!ぱり(畑)のマッチャや(雑貨屋)/NPO法人マーズ「くこりもや」

平良からも大勢の親子が訪れた
障がいの程度に関係なく一人一人を尊重し、働くことを通して生きがいづくり支援に努めたいと2005年、狩俣の西の浜手前でスタートした就労移行支援・就労継続B型支援事業所(下地克子所長)。あれから8年、野田にある農業生産法人「ゆぴと農園」も着実に稼働し、マンゴー栽培をはじめ野菜など利用者が個々の可能性を発揮して作業にいそしんでいる。昨年からスタートした「ぱり(畑)のマッチャや(雑貨屋)」は、ゆぴと農園で収穫した農産物や加工商品などを販売、施設利用者と市民との交流を図ることをねらいに開催されている。今後も年2回開催する予定。
利用者の意向を尊重し、一般企業への自立した就労ができるように支援することがねらい。65歳未満の障がい者が一般企業に雇用されることが可能と見込まれる者につき、生産活動、職場体験、その他の活動の機会の提供、就労に必要な知識や能力向上のための訓練、求職活動の支援などを行う。
事業内容は、①「就労移行支援」②「就労継続支援B型」③「相談支援」。①は、企業等への就労希望者で適正にあった職場探し、職場定着のための支援。活動内容は、主に訓練を組み入れビジネスマナー、生活技能トレーニング、職場対人技能トレーニング。②は、就労や生産活動の機会を提供するもので、必要知識、基礎体力向上、持続力の習得など、一般就労への移行に向けて支援していく。主に農作物収穫や加工作業を中心に取り組む。③は、本人や家族の抱える問題や悩みなどに対する助言、関係機関との調整、安心して地域で生活できるよう支援していく。
B型とは、就労継続支援のことで、企業などに雇用されることが困難な障がい者に就労の機会の提供、その他の知識や能力の向上に必要な訓練を支援すること。現在32人の利用者がいるが、作業を通じて職業訓練をするだけではなく、生活リズムの獲得、仲間づくり、日中の居場所づくりとしての機能も果たそうというもの。
狩俣出身の下地所長は、宮古民謡で知られる「根間の主」の子孫。それだけに地域にこだわる。耳慣れない「くこりもや」も家族や先祖の名前の頭文字を取ったという。「ゆぴと」は豊穣をもたらしたという先祖の「ユピトシュー」から。「利用者が生き生きと就労できる環境、安心して暮らせるための支援を地域の中で広げていきたい」と話す。
.宮古毎日新聞

平良からも大勢の親子が訪れた
障がいの程度に関係なく一人一人を尊重し、働くことを通して生きがいづくり支援に努めたいと2005年、狩俣の西の浜手前でスタートした就労移行支援・就労継続B型支援事業所(下地克子所長)。あれから8年、野田にある農業生産法人「ゆぴと農園」も着実に稼働し、マンゴー栽培をはじめ野菜など利用者が個々の可能性を発揮して作業にいそしんでいる。昨年からスタートした「ぱり(畑)のマッチャや(雑貨屋)」は、ゆぴと農園で収穫した農産物や加工商品などを販売、施設利用者と市民との交流を図ることをねらいに開催されている。今後も年2回開催する予定。
利用者の意向を尊重し、一般企業への自立した就労ができるように支援することがねらい。65歳未満の障がい者が一般企業に雇用されることが可能と見込まれる者につき、生産活動、職場体験、その他の活動の機会の提供、就労に必要な知識や能力向上のための訓練、求職活動の支援などを行う。
事業内容は、①「就労移行支援」②「就労継続支援B型」③「相談支援」。①は、企業等への就労希望者で適正にあった職場探し、職場定着のための支援。活動内容は、主に訓練を組み入れビジネスマナー、生活技能トレーニング、職場対人技能トレーニング。②は、就労や生産活動の機会を提供するもので、必要知識、基礎体力向上、持続力の習得など、一般就労への移行に向けて支援していく。主に農作物収穫や加工作業を中心に取り組む。③は、本人や家族の抱える問題や悩みなどに対する助言、関係機関との調整、安心して地域で生活できるよう支援していく。
B型とは、就労継続支援のことで、企業などに雇用されることが困難な障がい者に就労の機会の提供、その他の知識や能力の向上に必要な訓練を支援すること。現在32人の利用者がいるが、作業を通じて職業訓練をするだけではなく、生活リズムの獲得、仲間づくり、日中の居場所づくりとしての機能も果たそうというもの。
狩俣出身の下地所長は、宮古民謡で知られる「根間の主」の子孫。それだけに地域にこだわる。耳慣れない「くこりもや」も家族や先祖の名前の頭文字を取ったという。「ゆぴと」は豊穣をもたらしたという先祖の「ユピトシュー」から。「利用者が生き生きと就労できる環境、安心して暮らせるための支援を地域の中で広げていきたい」と話す。
.宮古毎日新聞
2013-04-12
区民の絆 花文字に (南城市つきしろ・沖縄)
区民の絆 花文字に 南城市つきしろ 新字誕生を記念
新たな字「つきしろ」の誕生を祝い、作られた「つきしろ」の花文字=9日、南城市字つきしろ
【南城】2013年4月から、南城市佐敷字佐敷、同市玉城字垣花、同市知念字志喜屋の一部の字界を統合し、「南城市字つきしろ」として再スタートを切った同所で、字界統合を記念して育てた「つきしろ」の花文字が道行く人の目を楽しませている。
赤、白、紫、ピンクと4種類のペチュニアの苗を3月に区民らで植え、大事に育ててきた。字界統合までは、ごみの回収日が違うなど不便が多かった。
昨年6月から市と話し合いを進め、住民説明会などを開き、字界統合を進めてきた。同年9月の市議会定例会で、字の新設および区域の変更に関する議案が通過し、正式に決定した。ことし3月には字界統合、字つきしろの誕生祝賀会もあり、多くの区民が喜びを分かち合った。
「花の街」としても知られる字つきしろには、沿道にはヒマワリなど以前から多くの花が植えられている。
新城辰夫区長は「花を植えることは、区民みんなでこれからも続けていく。花の街をこれからもアピールしていきたい」と話した。
流球新報

新たな字「つきしろ」の誕生を祝い、作られた「つきしろ」の花文字=9日、南城市字つきしろ
【南城】2013年4月から、南城市佐敷字佐敷、同市玉城字垣花、同市知念字志喜屋の一部の字界を統合し、「南城市字つきしろ」として再スタートを切った同所で、字界統合を記念して育てた「つきしろ」の花文字が道行く人の目を楽しませている。
赤、白、紫、ピンクと4種類のペチュニアの苗を3月に区民らで植え、大事に育ててきた。字界統合までは、ごみの回収日が違うなど不便が多かった。
昨年6月から市と話し合いを進め、住民説明会などを開き、字界統合を進めてきた。同年9月の市議会定例会で、字の新設および区域の変更に関する議案が通過し、正式に決定した。ことし3月には字界統合、字つきしろの誕生祝賀会もあり、多くの区民が喜びを分かち合った。
「花の街」としても知られる字つきしろには、沿道にはヒマワリなど以前から多くの花が植えられている。
新城辰夫区長は「花を植えることは、区民みんなでこれからも続けていく。花の街をこれからもアピールしていきたい」と話した。
流球新報
太古からの 生命育む海 辺野古崎・大浦湾(OKINAWA)
太古からの営み 生命育む海 辺野古崎・大浦湾
海面に向かって成長するアオサンゴ。国際自然保護連合(IUCN)のレッドデータリスト「絶滅危惧2類」に掲載されている
=9日、名護市大浦湾「チリビシのアオサンゴ群集」の水深約15メートル
海底に広がる巨大なサンゴ群、天然のモズクが育つ海草藻場、時にクマノミがイソギンチャクの中から顔を出す。米軍普天間飛行場の代替施設建設予定地となっている名護市辺野古崎周辺と大浦湾に8、9日の2日間潜った。陸に迫る深い入り江となっている大浦湾、山から栄養を運ぶ大浦川、汀間川が長い年月をかけて多種多様な生態系をつくり上げた。代替施設建設で揺れる海は、穏やかに従来の自然の営みを続けている。写真で大浦湾、辺野古の海中の様子を紹介する。
(写真映像部・花城太、金良孝矢)
流球新報

=9日、名護市大浦湾「チリビシのアオサンゴ群集」の水深約15メートル

海底に広がる巨大なサンゴ群、天然のモズクが育つ海草藻場、時にクマノミがイソギンチャクの中から顔を出す。米軍普天間飛行場の代替施設建設予定地となっている名護市辺野古崎周辺と大浦湾に8、9日の2日間潜った。陸に迫る深い入り江となっている大浦湾、山から栄養を運ぶ大浦川、汀間川が長い年月をかけて多種多様な生態系をつくり上げた。代替施設建設で揺れる海は、穏やかに従来の自然の営みを続けている。写真で大浦湾、辺野古の海中の様子を紹介する。
(写真映像部・花城太、金良孝矢)
流球新報
きょう浜下り 海の恵み満喫(沖縄)
きょう浜下り 海の恵み満喫

旧暦3月3日に当たる12日は、海辺で身を清め、健康を祈る「浜下り」の日。
前日の11日、うるま市の海中道路近くの海岸では、家族連れが海藻を採ったり、潮干狩りを楽しんだりする姿が見られた
=写真(國吉聡志撮影)。
この日、県内では午後1時すぎに干潮時刻を迎えた。
最高気温は平年を2、3度下回り、午後のうるま市では時折、北東寄りの風が吹き付け、訪れた人が寒そうに潮が引いた海岸を歩いていた。
うるま市石川から友人と潮干狩りに来た会社員の鎌田あかりさん(25)は「貝を目当てに来たが、あまり採れなかった」と残念そうだった。
沖縄気象台によると、12日の沖縄地方は、気圧の谷の影響で引き続き曇る。気温も平年を下回り、波もやや高くなる見込み。同台は「先島諸島の沿岸海域では波が2~3メートルになる可能性がある」と注意を呼び掛けている。
沖縄タイムス

旧暦3月3日に当たる12日は、海辺で身を清め、健康を祈る「浜下り」の日。
前日の11日、うるま市の海中道路近くの海岸では、家族連れが海藻を採ったり、潮干狩りを楽しんだりする姿が見られた
=写真(國吉聡志撮影)。
この日、県内では午後1時すぎに干潮時刻を迎えた。
最高気温は平年を2、3度下回り、午後のうるま市では時折、北東寄りの風が吹き付け、訪れた人が寒そうに潮が引いた海岸を歩いていた。
うるま市石川から友人と潮干狩りに来た会社員の鎌田あかりさん(25)は「貝を目当てに来たが、あまり採れなかった」と残念そうだった。
沖縄気象台によると、12日の沖縄地方は、気圧の谷の影響で引き続き曇る。気温も平年を下回り、波もやや高くなる見込み。同台は「先島諸島の沿岸海域では波が2~3メートルになる可能性がある」と注意を呼び掛けている。
沖縄タイムス
「気概持ち前進を」9人が入学式 (宮古島・沖縄)
「気概持ち前進を」泊高校宮古協力校、9人が入学式

県立泊高校通信課程宮古協力校の入学式が11日午後、 宮古高校視聴覚室で行われた。
真久田絹代校長や川満健協力校校長、 在校生、 家族ら関係者の激励を受けながら9人が新入学し、 新らたに始まる学校生活への決意を述べた。
この日は、 午後4時から始業式、 同25分から入学式が行われた。 新入生への入学許可を行った真久田校長は 「学ぶ意欲を失わず、 立ち止まらずに前進する気概を持ち続けてほしい。
卒業する時に泊高校通信課程で良かった。
楽しい学校生活だったと実感できるよう頑張ってほしい。
充実した学校生活となるよう祈念している」 と激励した。
川満協力校校長が 「いよいよ新しい学習の場が始まる。
入学への決意を心に刻み、 自らの目標に向けて励んでほしい。
夢に向かう道の途中に壁が立ちふさがるのは目標への真剣な思いを問うため。 誠実な心で現実から逃避せず壁に立ち向かってほしい」 と呼びかけたほか、 新入生9人が1人ひとりあいさつし、 高校生活への意欲を見せた。
宮古新報

県立泊高校通信課程宮古協力校の入学式が11日午後、 宮古高校視聴覚室で行われた。
真久田絹代校長や川満健協力校校長、 在校生、 家族ら関係者の激励を受けながら9人が新入学し、 新らたに始まる学校生活への決意を述べた。
この日は、 午後4時から始業式、 同25分から入学式が行われた。 新入生への入学許可を行った真久田校長は 「学ぶ意欲を失わず、 立ち止まらずに前進する気概を持ち続けてほしい。
卒業する時に泊高校通信課程で良かった。
楽しい学校生活だったと実感できるよう頑張ってほしい。
充実した学校生活となるよう祈念している」 と激励した。
川満協力校校長が 「いよいよ新しい学習の場が始まる。
入学への決意を心に刻み、 自らの目標に向けて励んでほしい。
夢に向かう道の途中に壁が立ちふさがるのは目標への真剣な思いを問うため。 誠実な心で現実から逃避せず壁に立ち向かってほしい」 と呼びかけたほか、 新入生9人が1人ひとりあいさつし、 高校生活への意欲を見せた。
宮古新報
宮古独自の泡盛 島原生酵母を (沖縄)
宮古独自の泡盛開発へ/商品化にめど、副市長に報告多良川 島原生酵母を使用

長濱副市長(右)に宮古島の酵母を使った泡盛開発について
説明する(左から)砂川社長、葉田主任、藤井副部門長、
奥島代表理事=11日、市長室
多良川(城辺字砂川)の砂川拓也社長らが11日、市役所平良庁舎に長濱政治副市長を訪問。同社が現在、宮古島に原生する酵母を使った「宮古島オリジナル泡盛」の開発に取り組んでいること、その商品化に向け一定のめどが付いたことを報告した。
報告に訪れたのは、砂川社長のほか、独立行政法人酒類総合研究所醸造技術応用研究部門の藤井力副部門長、同研究所研究企画知財部門の葉田昇平主任、元りゅうせきバイオエタノールプロジェクト推進室長で現在は宮古島新産業推進機構代表理事の奥島憲二氏の4氏。
今回の宮古島オリジナル泡盛の製造に使われている酵母は、2007~12年度に環境省による「エコ燃料実用化地域システム実証事業」として、りゅうせきがサトウキビからバイオエタノールを製造するプラント開発の取り組みの中で発見された。
共同研究を行っていた酒類総合研究所の分析の結果、その酵母がエタノール製造だけでなく泡盛製造にも適していることが判明。エタノール製造の実証と並行して、1年半前から多良川で同酵母を使った泡盛の開発が行われてきた。
砂川社長は長濱副市長に、同酵母を使った泡盛が良い仕上がりとなってきていて、商品化できることがほぼ確実になったことを紹介。
きょう12日に那覇で会見を開き記者発表することから、その前に報告に訪れたことを説明し、「この酵母は、多良川酒造所近くの製糖工場で発見された。
地元産酵母を使った商品となれば宮古島産のキーワードで、ほかと差別化を図ることができる」との思いを語った上で、2年後の商品化を目指す考えを示した。
奥島代表理事は「酵母が生まれた由来が、酒造所があることに関係しているかもしれない。島興しへおもしろいストーリーを作ることができる」と同酵母を使った商品開発を行うことによる宮古島への経済効果に期待を寄せた。
長濱副市長は「バイオエタノールからこんな話に広がるとは夢のある話。ストーリーがあっておもしろい」と語った。
.宮古毎日新聞

長濱副市長(右)に宮古島の酵母を使った泡盛開発について
説明する(左から)砂川社長、葉田主任、藤井副部門長、
奥島代表理事=11日、市長室
多良川(城辺字砂川)の砂川拓也社長らが11日、市役所平良庁舎に長濱政治副市長を訪問。同社が現在、宮古島に原生する酵母を使った「宮古島オリジナル泡盛」の開発に取り組んでいること、その商品化に向け一定のめどが付いたことを報告した。
報告に訪れたのは、砂川社長のほか、独立行政法人酒類総合研究所醸造技術応用研究部門の藤井力副部門長、同研究所研究企画知財部門の葉田昇平主任、元りゅうせきバイオエタノールプロジェクト推進室長で現在は宮古島新産業推進機構代表理事の奥島憲二氏の4氏。
今回の宮古島オリジナル泡盛の製造に使われている酵母は、2007~12年度に環境省による「エコ燃料実用化地域システム実証事業」として、りゅうせきがサトウキビからバイオエタノールを製造するプラント開発の取り組みの中で発見された。
共同研究を行っていた酒類総合研究所の分析の結果、その酵母がエタノール製造だけでなく泡盛製造にも適していることが判明。エタノール製造の実証と並行して、1年半前から多良川で同酵母を使った泡盛の開発が行われてきた。
砂川社長は長濱副市長に、同酵母を使った泡盛が良い仕上がりとなってきていて、商品化できることがほぼ確実になったことを紹介。
きょう12日に那覇で会見を開き記者発表することから、その前に報告に訪れたことを説明し、「この酵母は、多良川酒造所近くの製糖工場で発見された。
地元産酵母を使った商品となれば宮古島産のキーワードで、ほかと差別化を図ることができる」との思いを語った上で、2年後の商品化を目指す考えを示した。
奥島代表理事は「酵母が生まれた由来が、酒造所があることに関係しているかもしれない。島興しへおもしろいストーリーを作ることができる」と同酵母を使った商品開発を行うことによる宮古島への経済効果に期待を寄せた。
長濱副市長は「バイオエタノールからこんな話に広がるとは夢のある話。ストーリーがあっておもしろい」と語った。
.宮古毎日新聞
生産から商品開発、販売まで、宮古島・OKINAWA
生産から商品開発、販売まで市、南国食楽、沖縄製粉が連携/宮古島産かんしょ6次産業化で

6次産業化プロジェクトで相互連携し「パウダー」などの商品を販売を展開することを発表した(左から)竹内社長、下地市長、宮城社長=11日、那覇市、沖縄製粉サービスセンター
【那覇支社】
宮古島市が昨年度から取り組んでいる「宮古島産かんしょ6次産業化プロジェクト」で、下地敏彦市長は11日、宮古島産イモの1次加工を行う南国食楽Zu(宮城正明社長)、2次加工を行う沖縄製粉(竹内一郎社長)とともに那覇市内で会見し、3者で宮古島産イモの原料生産から1、2次加工、商品開発、販売までを連携して取り組んでいくことが決まったと発表した。
南国食楽Zuはこれまでイモペースト中心に販売していたが、沖縄製粉が2次加工段階でパウダー(粉末状)にすることで、県内外の優良メーカーをはじめ香港・台湾などの海外にもシェアを拡大するとしている。
同プロジェクトは宮古島産紫イモを6次産業化戦略品目として位置付け、「おいしい、健康に良い」をキーワードに農作物の生産拡大と、イモを原料にした商品開発、消費拡大を狙いとして事業化した。同6次産業化基本方針に基づき、現在の年間生産量約200㌧(出荷量120㌧)を2021年度までには現在生産量の約10倍以上に相当する2100㌧にまで拡大し農家生産高も2億7300万円を目指す。
会見で下地市長は「宮古島の農業はサトウキビが主体で、台風被害を受けた場合のダメージが大きい。栄養価の高い紫イモの生産と組み合わせ農業振興を図り、新たな特産品としてイモプロジェクトを推進していきたい」と述べた。
2次加工を担う沖縄製粉の竹内社長は「プロジェクトの一員なり、販売総代理店という大役を頂いた。沖縄の良品を県内だけでなく県外、海外へという本社の方針に結びついた。
技術を生かして農家が生産したものを無駄にしないように販売していきたい」と述べた。
同社では「パウダー」の生産販売のほか、パン、乾麺をユーザー先に提案し販売していく方針だ。
また、1次加工(ペースト)と菓子類を中心に商品開発を行っている南国食楽Zuの宮城社長は「全国のバイヤーや食品業界でも宮古イモの評価はものすごく良い。イモを使った物作りで宮古の農業も前進すると思う」と述べた。
3者の役割として市は農家の取りまとめや指導を行い、沖縄製粉では2次加工生産と商品開発、販売総代理店を担う。
また、南国食楽Zuではペーストを中心とした商品開発を行うことになっている。
.宮古毎日新聞

6次産業化プロジェクトで相互連携し「パウダー」などの商品を販売を展開することを発表した(左から)竹内社長、下地市長、宮城社長=11日、那覇市、沖縄製粉サービスセンター
【那覇支社】
宮古島市が昨年度から取り組んでいる「宮古島産かんしょ6次産業化プロジェクト」で、下地敏彦市長は11日、宮古島産イモの1次加工を行う南国食楽Zu(宮城正明社長)、2次加工を行う沖縄製粉(竹内一郎社長)とともに那覇市内で会見し、3者で宮古島産イモの原料生産から1、2次加工、商品開発、販売までを連携して取り組んでいくことが決まったと発表した。
南国食楽Zuはこれまでイモペースト中心に販売していたが、沖縄製粉が2次加工段階でパウダー(粉末状)にすることで、県内外の優良メーカーをはじめ香港・台湾などの海外にもシェアを拡大するとしている。
同プロジェクトは宮古島産紫イモを6次産業化戦略品目として位置付け、「おいしい、健康に良い」をキーワードに農作物の生産拡大と、イモを原料にした商品開発、消費拡大を狙いとして事業化した。同6次産業化基本方針に基づき、現在の年間生産量約200㌧(出荷量120㌧)を2021年度までには現在生産量の約10倍以上に相当する2100㌧にまで拡大し農家生産高も2億7300万円を目指す。
会見で下地市長は「宮古島の農業はサトウキビが主体で、台風被害を受けた場合のダメージが大きい。栄養価の高い紫イモの生産と組み合わせ農業振興を図り、新たな特産品としてイモプロジェクトを推進していきたい」と述べた。
2次加工を担う沖縄製粉の竹内社長は「プロジェクトの一員なり、販売総代理店という大役を頂いた。沖縄の良品を県内だけでなく県外、海外へという本社の方針に結びついた。
技術を生かして農家が生産したものを無駄にしないように販売していきたい」と述べた。
同社では「パウダー」の生産販売のほか、パン、乾麺をユーザー先に提案し販売していく方針だ。
また、1次加工(ペースト)と菓子類を中心に商品開発を行っている南国食楽Zuの宮城社長は「全国のバイヤーや食品業界でも宮古イモの評価はものすごく良い。イモを使った物作りで宮古の農業も前進すると思う」と述べた。
3者の役割として市は農家の取りまとめや指導を行い、沖縄製粉では2次加工生産と商品開発、販売総代理店を担う。
また、南国食楽Zuではペーストを中心とした商品開発を行うことになっている。
.宮古毎日新聞
八重干瀬/雄大な自然に感動/きょう「サニツ」(宮古島)
八重干瀬観光に420人/雄大な自然に感動サンゴ礁や魚間近に/きょう「サニツ」

観光客らは次々と下船し約1時間の上陸を満喫した
=11日、八重干瀬の中のキジャカ干瀬
池間島北方の沖合に広がる八重干瀬に上陸する恒例の「八重干瀬観光ツアー」が11日、2日間の日程で開幕した。本土からの観光客約420人が、美しいサンゴ礁や生き物に感動し歓声を上げた。
この日の午前、観光客らは、はやて海運のフェリーに約220人、宮古フェリーに約200人が分乗し、平良港から出港。はやて海運はキジャカ干瀬、宮古フェリーがドゥ干瀬と称するサンゴ礁にそれぞれ接岸した。
上陸した観光客らは、枝サンゴやテーブルサンゴなどを踏みつぶさないようにゆっくりと歩いた。
上陸した干瀬のうち、キジャカ干瀬では、スイショウガイの貝殻を手にした女性たちが「きれいな貝殻」と歓声を上げ、記念撮影した。貝殻は元の場所に戻した。
観光客らは、約1時間の上陸体験を満喫し、笑顔を見せていた。
帰港中の船上では歌、三線、太鼓による民謡ショーが繰り広げられた。参加者らは「漲水のクイチャー」では手拍子を打ったり踊ったりした。
山本英行さん(32)と息子の琉太君(3)は東京都から参加。「今年で3回目の上陸。いつ来ても八重干瀬は素晴らしい」と声を弾ませていた。
きょう12日は旧暦3月3日に当たる「サニツ」。宮古各地で潮干狩りを楽しむ光景が見られそうだ。
.宮古毎日新聞

観光客らは次々と下船し約1時間の上陸を満喫した
=11日、八重干瀬の中のキジャカ干瀬
池間島北方の沖合に広がる八重干瀬に上陸する恒例の「八重干瀬観光ツアー」が11日、2日間の日程で開幕した。本土からの観光客約420人が、美しいサンゴ礁や生き物に感動し歓声を上げた。
この日の午前、観光客らは、はやて海運のフェリーに約220人、宮古フェリーに約200人が分乗し、平良港から出港。はやて海運はキジャカ干瀬、宮古フェリーがドゥ干瀬と称するサンゴ礁にそれぞれ接岸した。
上陸した観光客らは、枝サンゴやテーブルサンゴなどを踏みつぶさないようにゆっくりと歩いた。
上陸した干瀬のうち、キジャカ干瀬では、スイショウガイの貝殻を手にした女性たちが「きれいな貝殻」と歓声を上げ、記念撮影した。貝殻は元の場所に戻した。
観光客らは、約1時間の上陸体験を満喫し、笑顔を見せていた。
帰港中の船上では歌、三線、太鼓による民謡ショーが繰り広げられた。参加者らは「漲水のクイチャー」では手拍子を打ったり踊ったりした。
山本英行さん(32)と息子の琉太君(3)は東京都から参加。「今年で3回目の上陸。いつ来ても八重干瀬は素晴らしい」と声を弾ませていた。
きょう12日は旧暦3月3日に当たる「サニツ」。宮古各地で潮干狩りを楽しむ光景が見られそうだ。
.宮古毎日新聞
渦巻き銀河と超新星 (石垣島天文台・沖縄)
渦巻き銀河と超新星を撮影 石垣島天文台2013年4月11日
石垣島天文台は8日、むりかぶし望遠鏡(口径105センチ)で兵庫県加古川市に住むアマチュア天文家、菅野松男さんが3月22日に、しし座の渦巻き銀河M65の中で発見した超新星の撮影に成功した。
超新星は太陽よりも大きな星の最後の姿で、大爆発を起こして、突然、輝き始め、夜空に新しい星が現れたかのように見える。
今回、撮影された超新星の明るさは約16等で、肉眼で見ることはできない。
菅野さんはこれまでに新星や新変光星、彗星など発見しているが、超新星の発見は初めて。
渦巻き銀河M65は、しし座のトリオ銀河、三つ子銀河と呼ばれる銀河群の一つで、地球から約2700万光年先にある。
八重山毎日新聞

石垣島天文台は8日、むりかぶし望遠鏡(口径105センチ)で兵庫県加古川市に住むアマチュア天文家、菅野松男さんが3月22日に、しし座の渦巻き銀河M65の中で発見した超新星の撮影に成功した。
超新星は太陽よりも大きな星の最後の姿で、大爆発を起こして、突然、輝き始め、夜空に新しい星が現れたかのように見える。
今回、撮影された超新星の明るさは約16等で、肉眼で見ることはできない。
菅野さんはこれまでに新星や新変光星、彗星など発見しているが、超新星の発見は初めて。
渦巻き銀河M65は、しし座のトリオ銀河、三つ子銀河と呼ばれる銀河群の一つで、地球から約2700万光年先にある。
八重山毎日新聞
2013-04-11
イーフビーチに夏が来た! (久米島・OKINAWA)
イーフビーチに夏が来た! 久米島海開き

海開きで子どもたちと戯れる久米島のゆるキャラくーみん
海開きで子どもたちと戯=久米島町イーフビーチ
【久米島】町の海開きが7日、町イーフビーチで行われ観光業関係者や地域住民ら100人余が集い、厳かに安全祈願を行った。
町観光協会会長大田治雄副町長は「この1年間、観光客や町民が安全でありますように」とあいさつ。1月の町桜まつりで名前を発表された町のゆるキャラ球美久米子・愛称“くーみん”も初登場し紹介された。
町民らに初お披露目された“くーみん”は早速安全祈願に参加し海開きに花を添えた。恒例の観光協会青年部主催の浮玉三角ベースボール大会も同ビーチで行われ浜辺が若者らでにぎわった。
久米島はイーフビーチのほか、町大原のシンリバーマ、町奥武島の畳石、ハテノ浜が家族連れや観光客の海浜レジャー地として人気があり、にぎわう季節となる。
(比嘉正明通信員)
沖縄タイムス

海開きで子どもたちと戯れる久米島のゆるキャラくーみん
海開きで子どもたちと戯=久米島町イーフビーチ
【久米島】町の海開きが7日、町イーフビーチで行われ観光業関係者や地域住民ら100人余が集い、厳かに安全祈願を行った。
町観光協会会長大田治雄副町長は「この1年間、観光客や町民が安全でありますように」とあいさつ。1月の町桜まつりで名前を発表された町のゆるキャラ球美久米子・愛称“くーみん”も初登場し紹介された。
町民らに初お披露目された“くーみん”は早速安全祈願に参加し海開きに花を添えた。恒例の観光協会青年部主催の浮玉三角ベースボール大会も同ビーチで行われ浜辺が若者らでにぎわった。
久米島はイーフビーチのほか、町大原のシンリバーマ、町奥武島の畳石、ハテノ浜が家族連れや観光客の海浜レジャー地として人気があり、にぎわう季節となる。
(比嘉正明通信員)
沖縄タイムス
野菜ソムリエ日本一 農業・徳元さん(沖縄)
野菜ソムリエ日本一 農業・徳元さん

第2回野菜ソムリエアワードで日本一の金賞を受賞した
シニア野菜ソムリエの徳元佳代子さん
=10日、琉球新報社
シニア(上級)野菜ソムリエ資格を持ち、糸満市で農業を営みながら農と健康をつなぐ食の大切さを伝え、加工品などを販売する「ベジフルマンマ」代表を務める徳元佳代子さん(56)が6日、東京で開かれた「第2回野菜ソムリエアワード」(野菜ソムリエ協会主催)で日本一の金賞を獲得した。
「農と食を楽しみ、健康的な社会へ貢献する」という信念や日ごろの活動を発表、全国に約4万5千人いる野菜ソムリエの頂点に輝いた。
琉球新報社の生活情報誌「うない」で「やさしいやさい」を連載中の徳元さん。受賞を喜び「少しでも沖縄の農業や長寿のために弾みがつけばうれしい」と語る。
農業の苦楽を知る立場から、また、がんを患った経験から「農業と食べ物と健康は、切り離せないと気付いた。
農と健康の間に立つ仕事がしたいと思った」という。
熱意が実り、2年前に九州・沖縄地区で初となるシニア野菜ソムリエ資格を取得した。
「失われつつある沖縄の健康長寿を取り戻したい」と、病気になりにくい野菜の食べ方や食育の大切さを伝え続ける決意を語った。
琉球新報

第2回野菜ソムリエアワードで日本一の金賞を受賞した
シニア野菜ソムリエの徳元佳代子さん
=10日、琉球新報社
シニア(上級)野菜ソムリエ資格を持ち、糸満市で農業を営みながら農と健康をつなぐ食の大切さを伝え、加工品などを販売する「ベジフルマンマ」代表を務める徳元佳代子さん(56)が6日、東京で開かれた「第2回野菜ソムリエアワード」(野菜ソムリエ協会主催)で日本一の金賞を獲得した。
「農と食を楽しみ、健康的な社会へ貢献する」という信念や日ごろの活動を発表、全国に約4万5千人いる野菜ソムリエの頂点に輝いた。
琉球新報社の生活情報誌「うない」で「やさしいやさい」を連載中の徳元さん。受賞を喜び「少しでも沖縄の農業や長寿のために弾みがつけばうれしい」と語る。
農業の苦楽を知る立場から、また、がんを患った経験から「農業と食べ物と健康は、切り離せないと気付いた。
農と健康の間に立つ仕事がしたいと思った」という。
熱意が実り、2年前に九州・沖縄地区で初となるシニア野菜ソムリエ資格を取得した。
「失われつつある沖縄の健康長寿を取り戻したい」と、病気になりにくい野菜の食べ方や食育の大切さを伝え続ける決意を語った。
琉球新報
「必ず回復できる」 半身まひ 完走 (OKINAWA)
當銘さん「必ず回復できる」 左半身まひ 3.8キロ完走
左半身まひを乗り越えて、あやはし海中ロードレース大会で完走した當銘由雄さん(中央)と、それを支えた「チームとうめ」のメンバー=7日、うるま市与那城総合公園陸上競技場
【うるま】脳卒中で発症した左半身まひを乗り越え、7日のあやはし海中ロードレース大会に出場した當銘由雄さん(70)=うるま市=は、リハビリで世話になった理学療法士らと“チームとうめ”を結成して、3・8キロのコースを完走した。
當銘さんは「きちんと病気と向き合って頑張れば必ず回復できる」と話し、同じ後遺症で苦しむ人たちにエールを送った。
うるま市の消防団長を務めていた當銘さんは、フルマラソンや自転車ロードレースに参加する運動好きだったが、昨年2月に突然、脳卒中で倒れて入院。左半身まひと言語障がいが生じた。
一人で歩けなくて絶望したが、「元の体に戻りたい」と奮起。リハビリで通う病院の作業療法士の安里優介さん(27)、理学療法士の津堅門大也さん(24)、言語聴覚士の安次嶺千弥子さん(27)と仲村わかなさん(26)らの支えで、入院から2カ月後には介助なしで歩けるようになった。
當銘さんは「もう一度走りたい」と、次の目標にマラソン大会への出場を掲げた。安里さんらは病状から「正直難しい」と感じたが、「リハビリの励みになればいい」と考え、治療に携わった4人で支えることを決意。本人を含めてチームを結成し、當銘さんの似顔絵をプリントしたおそろいのTシャツを着て大会に臨んだ。
昨年7月に退院したが、軽いまひが残る當銘さん。安里さんらが付き添い、ゆっくり走って1時間3分かけて全員でゴールした。「お世話になったみんなと一緒に走れて本当に幸せ。もっとリハビリをして元気な姿を見せてあげたい」と決意を新たにした。
流球新報

左半身まひを乗り越えて、あやはし海中ロードレース大会で完走した當銘由雄さん(中央)と、それを支えた「チームとうめ」のメンバー=7日、うるま市与那城総合公園陸上競技場
【うるま】脳卒中で発症した左半身まひを乗り越え、7日のあやはし海中ロードレース大会に出場した當銘由雄さん(70)=うるま市=は、リハビリで世話になった理学療法士らと“チームとうめ”を結成して、3・8キロのコースを完走した。
當銘さんは「きちんと病気と向き合って頑張れば必ず回復できる」と話し、同じ後遺症で苦しむ人たちにエールを送った。
うるま市の消防団長を務めていた當銘さんは、フルマラソンや自転車ロードレースに参加する運動好きだったが、昨年2月に突然、脳卒中で倒れて入院。左半身まひと言語障がいが生じた。
一人で歩けなくて絶望したが、「元の体に戻りたい」と奮起。リハビリで通う病院の作業療法士の安里優介さん(27)、理学療法士の津堅門大也さん(24)、言語聴覚士の安次嶺千弥子さん(27)と仲村わかなさん(26)らの支えで、入院から2カ月後には介助なしで歩けるようになった。
當銘さんは「もう一度走りたい」と、次の目標にマラソン大会への出場を掲げた。安里さんらは病状から「正直難しい」と感じたが、「リハビリの励みになればいい」と考え、治療に携わった4人で支えることを決意。本人を含めてチームを結成し、當銘さんの似顔絵をプリントしたおそろいのTシャツを着て大会に臨んだ。
昨年7月に退院したが、軽いまひが残る當銘さん。安里さんらが付き添い、ゆっくり走って1時間3分かけて全員でゴールした。「お世話になったみんなと一緒に走れて本当に幸せ。もっとリハビリをして元気な姿を見せてあげたい」と決意を新たにした。
流球新報
全コンビニにAED (沖縄市)
全コンビニにAED 沖縄市、6月議会に提案

全コンビニエンスストアに設置を予定する自動体外式除細動器(AED)=10日、沖縄市消防本部
【沖縄】沖縄市(東門美津子市長)は10日までに、市内にある24時間営業のコンビニエンスストア全店に自動体外式除細動器(AED)を設置する方針を固めた。
機器設置の予算案を市議会6月定例会に提案する予定。県内で行政によるコンビニへのAED設置は、3月に九州・沖縄地方で初めて設置した那覇市に続いて2例目となる。
AED購入や救命講習会の費用を含めた救命処置普及強化事業の予算案は約3600万円。市内のファミリーマート21店、ローソン13店、ココストア9店の計43店(10日現在)全てに設置を予定。市議会6月定例会で承認されれば、3社と覚書締結後、早ければ今秋にも設置する見通し。
現在、市内の公共施設など計153カ所(10日現在)にAEDが設置されているが、ほとんどが平日昼間のみ使用で制約があった。コンビニ設置で、24時間体制で救命措置が行えるようになる。
市消防本部の比嘉安成警防課長は「24時間体制の利用で、迅速な救助が可能になる」と話す。
流球新報

全コンビニエンスストアに設置を予定する自動体外式除細動器(AED)=10日、沖縄市消防本部
【沖縄】沖縄市(東門美津子市長)は10日までに、市内にある24時間営業のコンビニエンスストア全店に自動体外式除細動器(AED)を設置する方針を固めた。
機器設置の予算案を市議会6月定例会に提案する予定。県内で行政によるコンビニへのAED設置は、3月に九州・沖縄地方で初めて設置した那覇市に続いて2例目となる。
AED購入や救命講習会の費用を含めた救命処置普及強化事業の予算案は約3600万円。市内のファミリーマート21店、ローソン13店、ココストア9店の計43店(10日現在)全てに設置を予定。市議会6月定例会で承認されれば、3社と覚書締結後、早ければ今秋にも設置する見通し。
現在、市内の公共施設など計153カ所(10日現在)にAEDが設置されているが、ほとんどが平日昼間のみ使用で制約があった。コンビニ設置で、24時間体制で救命措置が行えるようになる。
市消防本部の比嘉安成警防課長は「24時間体制の利用で、迅速な救助が可能になる」と話す。
流球新報
「里浜公園」に カーミージー活用へ計画(沖縄)
県内初「里浜公園」に カーミージー活用へ計画
カーミージーで港川小教職員を対象に
行われたカヌー体験=2011年

浦添港川整備予定地区
【浦添】
防衛省の補助事業を活用し、浦添市港川周辺の自然豊かな海岸(通称・カーミージー)を生かした公園整備で、地域の活性化を図ろうと、浦添市は3月までに「市まちづくり実施計画」を策定した。2013年度内に防衛大臣の事業指定と、14年度以降に用地買収や工事などの事業着手を目指す。
整備を予定するのは、国道58号から沖縄電力入り口奥に進んだ海沿いのカーミージー地区(2ヘクタール)と、陸運事務所横の港川市民グラウンド跡地(0・5ヘクタール)。
カーミージー地区には滑り台といった遊具類は設置せず、自然海岸を楽しむことを第一とした公園を設ける。
アーサ採りや追い込み漁体験、生物観察ができるようにするほか、カヌーの艇庫も設置。
市民がさまざまな形で気軽に海を楽しみ、交流を図る場となる県内唯一の「里浜拠点公園」を計画する。
同公園の整備・運営、利用を通じ高齢者就労支援施設、市民活動交流施設、発達障がい者支援施設、公園管理運営センターが相互に連携し合う「複合施設」を設置する予定。
港川市民グラウンド跡地はテニスコート4面、フットサルコート2面の多目的運動場の整備を計画している。
これまでカーミージーでカヌー体験や生物の観察会を催すなど里浜として活用し続け、本計画策定にも携わった港川自治会の銘苅全郎自治会長は「自治会が取り組んできた里浜活動を、全面的に取り入れてもらった」と説明。「県内のどこにもない、オリジナルの海浜公園にしていきたい」と意気込んだ。
流球新報

カーミージーで港川小教職員を対象に
行われたカヌー体験=2011年

浦添港川整備予定地区
【浦添】
防衛省の補助事業を活用し、浦添市港川周辺の自然豊かな海岸(通称・カーミージー)を生かした公園整備で、地域の活性化を図ろうと、浦添市は3月までに「市まちづくり実施計画」を策定した。2013年度内に防衛大臣の事業指定と、14年度以降に用地買収や工事などの事業着手を目指す。
整備を予定するのは、国道58号から沖縄電力入り口奥に進んだ海沿いのカーミージー地区(2ヘクタール)と、陸運事務所横の港川市民グラウンド跡地(0・5ヘクタール)。
カーミージー地区には滑り台といった遊具類は設置せず、自然海岸を楽しむことを第一とした公園を設ける。
アーサ採りや追い込み漁体験、生物観察ができるようにするほか、カヌーの艇庫も設置。
市民がさまざまな形で気軽に海を楽しみ、交流を図る場となる県内唯一の「里浜拠点公園」を計画する。
同公園の整備・運営、利用を通じ高齢者就労支援施設、市民活動交流施設、発達障がい者支援施設、公園管理運営センターが相互に連携し合う「複合施設」を設置する予定。
港川市民グラウンド跡地はテニスコート4面、フットサルコート2面の多目的運動場の整備を計画している。
これまでカーミージーでカヌー体験や生物の観察会を催すなど里浜として活用し続け、本計画策定にも携わった港川自治会の銘苅全郎自治会長は「自治会が取り組んできた里浜活動を、全面的に取り入れてもらった」と説明。「県内のどこにもない、オリジナルの海浜公園にしていきたい」と意気込んだ。
流球新報
4・28式典 知事不参加(OKINAWA)
4・28式典 仲井真知事不参加
県は10日、政府がサンフランシスコ講和条約が発効した4月28日を「主権回復の日」として開催する「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」に仲井真弘多知事は出席せず、高良倉吉副知事が代理で出席すると発表した。政府は全国の都道府県知事に招待状を送付し、10日までに出席の可否を示すよう求めていた。県は同日、副知事の出席を文書で伝えた。
仲井真知事は同日発表したコメントで副知事の出席を明らかにすると同時に「式典について県民にはさまざまな意見があることを、政府におかれてはご理解いただきたいと考えている」とし、沖縄にとっては日本の施政権から切り離された4月28日を「屈辱の日」とする意見があることへの配慮を政府に求めた。
高良副知事は同日、県庁で記者団に対し、知事の不参加について「県民感情、思いに配慮されたんだと思う」と説明。自らの出席については「4・28以降の沖縄が経験した戦後史と、日本の一員として沖縄もこれから歩んでいこうという二つの論点がある。二つをどううまく自分の中で整理し式典に参加するかを考える」と述べた。
副知事も出席しない「欠席」としなかった理由については「天皇皇后両陛下が出席され、全国の都道府県も参加する。そこに沖縄県の席が空いているのは日本の1県としてあり得ないと思う」とした。
仲井真知事の式典出席をめぐっては、沖縄タイムスが実施した県内全41市町村の首長に対するアンケートで、過半数の26人が「出席すべきでない」と回答。
3日に来県した菅義偉官房長官も知事との会談では出席を要請せず、会談後、記者団に「知事のご判断に委ねるのが政府の立場だ」と語っていた。
沖縄タイムス
県は10日、政府がサンフランシスコ講和条約が発効した4月28日を「主権回復の日」として開催する「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」に仲井真弘多知事は出席せず、高良倉吉副知事が代理で出席すると発表した。政府は全国の都道府県知事に招待状を送付し、10日までに出席の可否を示すよう求めていた。県は同日、副知事の出席を文書で伝えた。
仲井真知事は同日発表したコメントで副知事の出席を明らかにすると同時に「式典について県民にはさまざまな意見があることを、政府におかれてはご理解いただきたいと考えている」とし、沖縄にとっては日本の施政権から切り離された4月28日を「屈辱の日」とする意見があることへの配慮を政府に求めた。
高良副知事は同日、県庁で記者団に対し、知事の不参加について「県民感情、思いに配慮されたんだと思う」と説明。自らの出席については「4・28以降の沖縄が経験した戦後史と、日本の一員として沖縄もこれから歩んでいこうという二つの論点がある。二つをどううまく自分の中で整理し式典に参加するかを考える」と述べた。
副知事も出席しない「欠席」としなかった理由については「天皇皇后両陛下が出席され、全国の都道府県も参加する。そこに沖縄県の席が空いているのは日本の1県としてあり得ないと思う」とした。
仲井真知事の式典出席をめぐっては、沖縄タイムスが実施した県内全41市町村の首長に対するアンケートで、過半数の26人が「出席すべきでない」と回答。
3日に来県した菅義偉官房長官も知事との会談では出席を要請せず、会談後、記者団に「知事のご判断に委ねるのが政府の立場だ」と語っていた。
沖縄タイムス
「おはよう!」 朝のあいさつ(宮古島・沖縄)
元気よく「おはよう!」 朝のあいさつ運動スタート

「おはよう」、 「いってらっしゃい」 と声かけし、
児童たちを見守った=北小学校正門前
宮古島地区防犯協会 (前川尚誼会長) による 「朝のあいさつ運動」 が10日、 児童・生徒の登校時間帯となる午前7時45分から8時15分までの間、 市内の小・中学校正門前で行われた。 同協会や宮古島警察署員、 防犯指導員らが参加し、 「おはよう」 「いってらっしゃい」 と声をかけて登校する児童・生徒を見守った。
同運動は児童・生徒の見守り活動の一環として実施しているもの。 新入学期に伴い、 青少年を地域全体で育むことで犯罪のない安全で安心な地域社会づくりを目的としている。
このうち北小学校前では前川会長をはじめ、 宮古島署員、 東川根防犯パトロール隊、 荷川取自治会防犯パトロール隊、 シルバー防犯パトロール隊、 宮古島署員扮する 「リアルまもる君」、 防犯マスコット 「カエルのケンちゃん」、 「トラのミキちゃん」 が正門前で声かけし、 子どもたちの安全な登校を見守った。 子どもたちは元気なあいさつを交わし、 教室に向かった。
あいさつ運動は16日まで島内全域で実施する。
宮古新報

「おはよう」、 「いってらっしゃい」 と声かけし、
児童たちを見守った=北小学校正門前
宮古島地区防犯協会 (前川尚誼会長) による 「朝のあいさつ運動」 が10日、 児童・生徒の登校時間帯となる午前7時45分から8時15分までの間、 市内の小・中学校正門前で行われた。 同協会や宮古島警察署員、 防犯指導員らが参加し、 「おはよう」 「いってらっしゃい」 と声をかけて登校する児童・生徒を見守った。
同運動は児童・生徒の見守り活動の一環として実施しているもの。 新入学期に伴い、 青少年を地域全体で育むことで犯罪のない安全で安心な地域社会づくりを目的としている。
このうち北小学校前では前川会長をはじめ、 宮古島署員、 東川根防犯パトロール隊、 荷川取自治会防犯パトロール隊、 シルバー防犯パトロール隊、 宮古島署員扮する 「リアルまもる君」、 防犯マスコット 「カエルのケンちゃん」、 「トラのミキちゃん」 が正門前で声かけし、 子どもたちの安全な登校を見守った。 子どもたちは元気なあいさつを交わし、 教室に向かった。
あいさつ運動は16日まで島内全域で実施する。
宮古新報
「トウガンの日」 全国一産地 (宮古・沖縄)
「トウガンの日」で特売会 全国一産地PR─JA宮古

山積みされた特売のトウガンを選ぶ買い物客たち
=JAあたらす市場
4月10日 「トウガンの日」 にちなみ、 JAファーマーズマーケットあたらす市場で消費拡大キャンペーン (主催・同実行委員会) が開催された。
冬春期出荷では全国一の生産量を誇り、 県の拠点産地でもある宮古島産トウガンをピーアールしようと特価販売をはじめ、 様々なトウガン料理のレシピ紹介や加工品の販売も行われ、 訪れた大勢の人たちが旬の島野菜を買い求めていた。
今期のトウガンは大きな天候不順もなく順調に出荷が進んでいるという。
「トウガンの日」 は沖縄方言のシブイ 「4」、 トウガンの 「10」 にかけて県内各地で地元での消費拡大に向けたキャンペーンが生産者や農協など関係団体によって実施されている。
宮古地区では 「太陽とサンゴ礁の卵 宮古島産トウガン」 をスローガンに、 約2500個のトウガンを1玉 (2㌔前後) を100円の特価で販売した。
午前8時40分から同市場でオープニングセレモニーが行われ、 実行委員長の岡村幸男JAおきなわ宮古地区本部長は 「地産地消、 安心安全でおいしいトウガンを広くPRして消費拡大を図りたい。
生産農家の協力で2500個を通常より安く販売する。 宮古島産トウガンは冬春期では全国一の出荷量であり、 宮古を代表する野菜としてもっと生産を拡大できる品目。 もっと多くの人に宮古のトウガンを食べてもらいたい」 とあいさつ。
JA宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会トウガン部会の山口修部会長が 「ことしは価格も良く順調に生育しており、 平年並以上の生産に向けてがんばっている。 みなさんの激励をもらい気持ちを新たにしたい」 と話し、 全員で 「ガンバロウ」 三唱した。
午前9時から販売を開始すると、 訪れた来場者は山積みされたトウガンから形の良いものや色の良いものを品定めして次々と買い求めていた。
会場ではJA宮古地区女性部がトウガンの肉詰めやカレーライス、 島風シチュー、 くずもち、 ジャム、 ドライフルーツなどの料理を紹介。 同部会の上地洋美部会長は 「トウガンは低カロリーでヘルシーな野菜。 煮物やスープ、 お菓子など色々な料理に使える。 煮込めば煮込むほどクセのない酸味や旨味が出てくる」 と話した。
今期のトウガンは2月の気温上昇で害虫被害もあったが、 大きな影響はなく平年並の作柄だという。
栽培面積は760㌃で1000㌧の出荷を計画。 山口部会長は 「昨年、 一昨年は天候不順だったがことしは極端に悪い天候ではなく順調」 と説明。
生産量は維持しているが生産農家はやや減っており 「トウガンは重いので高齢者は他作物に移ってしまいがち。
担い手の確保が必要。 トウガンは不作になっても再生できるので収穫はゼロにならず、 若い新規就農者に向いている」 と話していた。
宮古新報

山積みされた特売のトウガンを選ぶ買い物客たち
=JAあたらす市場
4月10日 「トウガンの日」 にちなみ、 JAファーマーズマーケットあたらす市場で消費拡大キャンペーン (主催・同実行委員会) が開催された。
冬春期出荷では全国一の生産量を誇り、 県の拠点産地でもある宮古島産トウガンをピーアールしようと特価販売をはじめ、 様々なトウガン料理のレシピ紹介や加工品の販売も行われ、 訪れた大勢の人たちが旬の島野菜を買い求めていた。
今期のトウガンは大きな天候不順もなく順調に出荷が進んでいるという。
「トウガンの日」 は沖縄方言のシブイ 「4」、 トウガンの 「10」 にかけて県内各地で地元での消費拡大に向けたキャンペーンが生産者や農協など関係団体によって実施されている。
宮古地区では 「太陽とサンゴ礁の卵 宮古島産トウガン」 をスローガンに、 約2500個のトウガンを1玉 (2㌔前後) を100円の特価で販売した。
午前8時40分から同市場でオープニングセレモニーが行われ、 実行委員長の岡村幸男JAおきなわ宮古地区本部長は 「地産地消、 安心安全でおいしいトウガンを広くPRして消費拡大を図りたい。
生産農家の協力で2500個を通常より安く販売する。 宮古島産トウガンは冬春期では全国一の出荷量であり、 宮古を代表する野菜としてもっと生産を拡大できる品目。 もっと多くの人に宮古のトウガンを食べてもらいたい」 とあいさつ。
JA宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会トウガン部会の山口修部会長が 「ことしは価格も良く順調に生育しており、 平年並以上の生産に向けてがんばっている。 みなさんの激励をもらい気持ちを新たにしたい」 と話し、 全員で 「ガンバロウ」 三唱した。
午前9時から販売を開始すると、 訪れた来場者は山積みされたトウガンから形の良いものや色の良いものを品定めして次々と買い求めていた。
会場ではJA宮古地区女性部がトウガンの肉詰めやカレーライス、 島風シチュー、 くずもち、 ジャム、 ドライフルーツなどの料理を紹介。 同部会の上地洋美部会長は 「トウガンは低カロリーでヘルシーな野菜。 煮物やスープ、 お菓子など色々な料理に使える。 煮込めば煮込むほどクセのない酸味や旨味が出てくる」 と話した。
今期のトウガンは2月の気温上昇で害虫被害もあったが、 大きな影響はなく平年並の作柄だという。
栽培面積は760㌃で1000㌧の出荷を計画。 山口部会長は 「昨年、 一昨年は天候不順だったがことしは極端に悪い天候ではなく順調」 と説明。
生産量は維持しているが生産農家はやや減っており 「トウガンは重いので高齢者は他作物に移ってしまいがち。
担い手の確保が必要。 トウガンは不作になっても再生できるので収穫はゼロにならず、 若い新規就農者に向いている」 と話していた。
宮古新報
2013-04-10
干潟の恋爛漫 南城のトカゲハゼ
干潟の恋爛漫 南城のトカゲハゼ

雌の前で求愛のジャンプを披露する雄のトカゲハゼ(左)
=9日午後、南城市佐敷冨祖崎の干潟
(田嶋正雄撮影)
国内では沖縄本島の中城湾と大浦湾だけに生息し、絶滅の恐れがあるトカゲハゼが繁殖期を迎えている。
南城市佐敷冨祖崎の干潟では9日、雄が雌を追い掛け、直立やひねりを加えたジャンプでアピールする求愛行動が見られた。
カップルで長い背びれをアンテナのように立てて仲良く干潟を歩き回ったり、縄張りに近づくカニを威嚇する様子などもあった。
トカゲハゼは体長約10センチ。沖縄の個体群は国内唯一で、世界的に分布の北限。環境省と県のレッドデータブックで絶滅の危険度が最も高い「絶滅危惧1A類」に指定されている。
沖縄タイムス

雌の前で求愛のジャンプを披露する雄のトカゲハゼ(左)
=9日午後、南城市佐敷冨祖崎の干潟
(田嶋正雄撮影)
国内では沖縄本島の中城湾と大浦湾だけに生息し、絶滅の恐れがあるトカゲハゼが繁殖期を迎えている。
南城市佐敷冨祖崎の干潟では9日、雄が雌を追い掛け、直立やひねりを加えたジャンプでアピールする求愛行動が見られた。
カップルで長い背びれをアンテナのように立てて仲良く干潟を歩き回ったり、縄張りに近づくカニを威嚇する様子などもあった。
トカゲハゼは体長約10センチ。沖縄の個体群は国内唯一で、世界的に分布の北限。環境省と県のレッドデータブックで絶滅の危険度が最も高い「絶滅危惧1A類」に指定されている。
沖縄タイムス
協力して黒糖作り、(宮古島・沖縄)
協力して黒糖作り、西東自治会

サトウキビを圧搾機で絞る参加者たち
=7日、 西東公民館
西東自治会 (山里芳彦会長) は7日、 公民館で黒糖作りを行った。 基幹作物であるサトウキビから黒糖ができるまでの工程を体験しようと企画したもので、 子どもや大人が一緒になって作り試食した。

黒糖の仕上げに力が入る
参加者らは、 前日に刈り取ったサトウキビを圧搾機で絞った。 このあと3つの鍋で炊き、 その際は網じゃくでしっかり灰汁を取り除いた。 煮詰めると最初はブクブク泡が小さく、 鍋の外側に移動するが、 煮詰めていくと泡は大きくなり外から内側に向かう。 この時が鍋を下ろすタイミングで、 粘り気があり糸状になると鍋を下ろすなどの工程で仕上げていた。
作業は午前8時から午後4時まで行われ、 午前中は子どもたちも体験した。 作業には、 地元で仲原地下ダムの工事をしている業者の社員らも参加し、 初めて黒糖づくりを行った。
社員らは 「地元の皆さんに協力していくことは大事な事であり、 黒糖の味もおいしい」 と笑顔を見せた。
宮古新報

サトウキビを圧搾機で絞る参加者たち
=7日、 西東公民館
西東自治会 (山里芳彦会長) は7日、 公民館で黒糖作りを行った。 基幹作物であるサトウキビから黒糖ができるまでの工程を体験しようと企画したもので、 子どもや大人が一緒になって作り試食した。

黒糖の仕上げに力が入る
参加者らは、 前日に刈り取ったサトウキビを圧搾機で絞った。 このあと3つの鍋で炊き、 その際は網じゃくでしっかり灰汁を取り除いた。 煮詰めると最初はブクブク泡が小さく、 鍋の外側に移動するが、 煮詰めていくと泡は大きくなり外から内側に向かう。 この時が鍋を下ろすタイミングで、 粘り気があり糸状になると鍋を下ろすなどの工程で仕上げていた。
作業は午前8時から午後4時まで行われ、 午前中は子どもたちも体験した。 作業には、 地元で仲原地下ダムの工事をしている業者の社員らも参加し、 初めて黒糖づくりを行った。
社員らは 「地元の皆さんに協力していくことは大事な事であり、 黒糖の味もおいしい」 と笑顔を見せた。
宮古新報
感謝の手紙、被災地の田老第一小 (宮古島 ・沖縄)
山本さんに感謝の手紙、被災地の田老第一小

田老第一小から届いた手紙とメッセージリーフレット
東日本大震災直後から被災地の人々を励ます絵手紙を送る活動をしている宮古島在住の山本良子さん (岩手県盛岡市出身) の元にこのほど、 岩手県宮古市立田老第一小学校 (市村章校長) から感謝の言葉をつづったメッセージリーフレットと手紙が届けられた。

山本良子さん
山本さんは2011年に起きた震災直後、 新聞紙上を通して絵手紙づくりの協力を呼びかけ。 同年6月には宮古特別支援学校や地元中学生の協力で作った絵手紙約300枚を母親の古里・田老地区の小中学校に届けた。
山本さんに届いたリーフレットには震災後に行われた校内マラソン大会、 学習発表会などの写真が掲載。 また全国の支援者に向け 「ありがとう」 などと書かれたメッセージボードを掲げる児童の写真のほか、 震災から満3年を迎えたことし3月11日の全校集会で児童代表が発表した作文も掲載してある。
市村校長は 「悲しみを乗り越え、 これからに向かって、 明るく力強く歩みを進めていくことこそ、 皆さまの厚情に対する私たちの責任」 との思いをつづり、「これからも職員、 児童一丸となって努力していきたい」 のメッセージを寄せている。
宮古新報

田老第一小から届いた手紙とメッセージリーフレット
東日本大震災直後から被災地の人々を励ます絵手紙を送る活動をしている宮古島在住の山本良子さん (岩手県盛岡市出身) の元にこのほど、 岩手県宮古市立田老第一小学校 (市村章校長) から感謝の言葉をつづったメッセージリーフレットと手紙が届けられた。

山本良子さん
山本さんは2011年に起きた震災直後、 新聞紙上を通して絵手紙づくりの協力を呼びかけ。 同年6月には宮古特別支援学校や地元中学生の協力で作った絵手紙約300枚を母親の古里・田老地区の小中学校に届けた。
山本さんに届いたリーフレットには震災後に行われた校内マラソン大会、 学習発表会などの写真が掲載。 また全国の支援者に向け 「ありがとう」 などと書かれたメッセージボードを掲げる児童の写真のほか、 震災から満3年を迎えたことし3月11日の全校集会で児童代表が発表した作文も掲載してある。
市村校長は 「悲しみを乗り越え、 これからに向かって、 明るく力強く歩みを進めていくことこそ、 皆さまの厚情に対する私たちの責任」 との思いをつづり、「これからも職員、 児童一丸となって努力していきたい」 のメッセージを寄せている。
宮古新報
ピカピカの1年生、18校で入学式 (宮古地区・沖縄)
ピカピカの1年生、宮古地区18校で入学式

2013年度小学校入学式が9日、 宮古島市、 多良間村の計18校で一斉に挙行された。 このうち市立東小学校 (下地政昭校長) では91人 (男子45人、 女子46人) の新入児童が保護者や在校生、 職員らに温かく迎えられた。
下地校長は新入児童を笑顔で迎えると 「入学おめでとう。 みなさんはきょうから東小の1年生。 早寝・早起き・朝ごはんと明るいあいさつをしっかり覚えて、 元気よく朝のあいさつをしながら学校に来てほしい」 とあいさつした。 また宮里隆PTA会長も祝辞を述べた。
学級担任紹介の後、 川満貴矢児童会長と2年生の佐渡山風羽さんが歓迎の言葉を述べ、 新入児童の門出を祝福した。 在校生が 「1年生君弟くん」 を歌い歓迎するとともに、 新入児童が元気いっぱいに 「1年生になったら」 を合唱し温かい拍手が送られた。
宮古新報

2013年度小学校入学式が9日、 宮古島市、 多良間村の計18校で一斉に挙行された。 このうち市立東小学校 (下地政昭校長) では91人 (男子45人、 女子46人) の新入児童が保護者や在校生、 職員らに温かく迎えられた。
下地校長は新入児童を笑顔で迎えると 「入学おめでとう。 みなさんはきょうから東小の1年生。 早寝・早起き・朝ごはんと明るいあいさつをしっかり覚えて、 元気よく朝のあいさつをしながら学校に来てほしい」 とあいさつした。 また宮里隆PTA会長も祝辞を述べた。
学級担任紹介の後、 川満貴矢児童会長と2年生の佐渡山風羽さんが歓迎の言葉を述べ、 新入児童の門出を祝福した。 在校生が 「1年生君弟くん」 を歌い歓迎するとともに、 新入児童が元気いっぱいに 「1年生になったら」 を合唱し温かい拍手が送られた。
宮古新報
博物館、知の宝庫に/館内改修(宮古島・沖縄)
博物館、知の宝庫に/館内の設備を拡充
一括交付金活用し改修

「ものしり博物館」など館内の設備を拡充させた市総合博物館
=9日、平良東仲宗根添
宮古島市総合博物館(下里典子館長)の館内設備改修事業が完了し、宮古の歴史、自然、文化に関する展示物が拡充された。
伝統芸能などの動画が入った「ものしり博物館」をはじめ台風や地球温暖化の情報コーナー、御嶽や地下ダム、宮古上布といった宮古島特有の財産をデジタル化した映像コンテンツに余すことなく詰め込んだ。宮古島市の文化振興の拠点となる博物館が、新たな知の宝庫としてリニューアルされた。
今回の改修事業は沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)を活用。1875万円の改修費を投じた。
博物館は今年で開館25年目を迎えるが、近年は音声案内機器の故障が相次いだほか、パネルの解説も開館当時のままで、「博物館としての役割を果たしているとは言えない」(同館)状況にあったという。
今回の改修事業では、特に情報の入れ替わりが激しい自然コーナーを中心に改修を進めた。また、館内で上映されていた映像資料を編集し、デジタル化することで、鮮明かつ貴重な映像の提供が可能になった。
改修で特に力を入れたのがものしり博物館だ。改修前は10インチだったスクリーンを60インチに大型化。常備されたマウスを使って宮古の伝統芸能や文化財、戦争遺跡を簡単に検索して学習することができる。動画85本を含めて宮古各地で受け継がれてきた歴史、伝統、文化の映像視聴も容易だ。
御嶽のコーナーは、宮古各地の御嶽を写真で確認できるように改修。「宮古の概要」は10年前のデータを使用していた人口や気候を2012年版に改めた。
「パーントゥ」のコーナーにはタッチパネルを設置した。平良島尻と上野野原の二つのパーントゥを映像で見ることができる。
台風・地球温暖化のコーナーも充実させた。パネルやタッチパネルを使用して台風の情報を詳細化し、来館者が気軽に学習できる環境を整えた。情報の内容は最新版に切り替え、2003年に宮古島に甚大な被害を及ぼした台風号の情報なども盛り込んだ。
地下ダムコーナーの精巧なジオラマは、地下の水がどのような工程を経て地上の畑に送られているのかを具体的にイメージできる。
宮古上布は映像で今と昔を解説。上布の歴史や織りの工程も一目で分かるように趣向を凝らした。
今回の改修について下里館長は「子どもからお年寄りまで誰もが楽しめる設備になった。観光客だけでなく地元の多くの子どもたちに宮古の歴史と文化を学んでほしい」と地元市民の来場を呼び掛けた。
.宮古毎日新聞
一括交付金活用し改修

「ものしり博物館」など館内の設備を拡充させた市総合博物館
=9日、平良東仲宗根添
宮古島市総合博物館(下里典子館長)の館内設備改修事業が完了し、宮古の歴史、自然、文化に関する展示物が拡充された。
伝統芸能などの動画が入った「ものしり博物館」をはじめ台風や地球温暖化の情報コーナー、御嶽や地下ダム、宮古上布といった宮古島特有の財産をデジタル化した映像コンテンツに余すことなく詰め込んだ。宮古島市の文化振興の拠点となる博物館が、新たな知の宝庫としてリニューアルされた。
今回の改修事業は沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)を活用。1875万円の改修費を投じた。
博物館は今年で開館25年目を迎えるが、近年は音声案内機器の故障が相次いだほか、パネルの解説も開館当時のままで、「博物館としての役割を果たしているとは言えない」(同館)状況にあったという。
今回の改修事業では、特に情報の入れ替わりが激しい自然コーナーを中心に改修を進めた。また、館内で上映されていた映像資料を編集し、デジタル化することで、鮮明かつ貴重な映像の提供が可能になった。
改修で特に力を入れたのがものしり博物館だ。改修前は10インチだったスクリーンを60インチに大型化。常備されたマウスを使って宮古の伝統芸能や文化財、戦争遺跡を簡単に検索して学習することができる。動画85本を含めて宮古各地で受け継がれてきた歴史、伝統、文化の映像視聴も容易だ。
御嶽のコーナーは、宮古各地の御嶽を写真で確認できるように改修。「宮古の概要」は10年前のデータを使用していた人口や気候を2012年版に改めた。
「パーントゥ」のコーナーにはタッチパネルを設置した。平良島尻と上野野原の二つのパーントゥを映像で見ることができる。
台風・地球温暖化のコーナーも充実させた。パネルやタッチパネルを使用して台風の情報を詳細化し、来館者が気軽に学習できる環境を整えた。情報の内容は最新版に切り替え、2003年に宮古島に甚大な被害を及ぼした台風号の情報なども盛り込んだ。
地下ダムコーナーの精巧なジオラマは、地下の水がどのような工程を経て地上の畑に送られているのかを具体的にイメージできる。
宮古上布は映像で今と昔を解説。上布の歴史や織りの工程も一目で分かるように趣向を凝らした。
今回の改修について下里館長は「子どもからお年寄りまで誰もが楽しめる設備になった。観光客だけでなく地元の多くの子どもたちに宮古の歴史と文化を学んでほしい」と地元市民の来場を呼び掛けた。
.宮古毎日新聞
3高校で504人入学 夢実現へ挑戦を
3高校で504人入学 夢実現へ挑戦を
小中きょうピーク
郡内小中高校の入学式が8日から始まった。県立3高校(八商工定時制含む)では、9日午後2時から各校の体育館で入学式があり、計504人が期待に胸を膨らませ、高校生活をスタートさせた。9日は八重山特別支援学校を含む小中31校で入学式が行われる。
県立3高校には本年度、八重高234人、八重山農林100人、八重山商工全日制141人、同定時制に29人がそれぞれ入学した。
このうち、八重山農林高校(本村博之校長)の入学式では、男子49人、女子51人の計100人が本年度から新しくなった制服に身を包み、緊張の面持ちで入場。在校生や父母らに手拍子で迎えられ、祝福を受けた。
式では、校歌斉唱の後、本村校長が心がけてほしいこととして(1)島の活性化に貢献する人材になる
(2)未見の自我を認め、個性を磨く
(3)常に学ぶ姿勢を堅持する―を挙げ、「困難にひるむことなく、粘り強く挑戦し続けてほしい」と式辞。
新入生を代表して與那城礼さんが「愛郷愛土の精神を身につけ、夢実現への一歩を踏み出します。誇りある伝統を受け継ぎ、発展させていけるよう精いっぱい努力する」と誓いの言葉を述べ、稲福園子生徒会長が「学科の枠を超えて友情を育み、さまざまなことに挑戦してほしい。今の気持ちを忘れず、自分の目標をしっかり持って3年間を素晴らしいものにして下さい」とあいさつした。
この後、生徒会による歓迎会があり、同校郷土芸能部の「赤馬節」や生徒会の校歌ダンスなどが披露された。 会場には、2年4組の中村真夏さんの原画を基に生徒会が制作した壁画も飾られ、入学式に花を添えた。
八重山毎日新聞

小中きょうピーク
郡内小中高校の入学式が8日から始まった。県立3高校(八商工定時制含む)では、9日午後2時から各校の体育館で入学式があり、計504人が期待に胸を膨らませ、高校生活をスタートさせた。9日は八重山特別支援学校を含む小中31校で入学式が行われる。
県立3高校には本年度、八重高234人、八重山農林100人、八重山商工全日制141人、同定時制に29人がそれぞれ入学した。
このうち、八重山農林高校(本村博之校長)の入学式では、男子49人、女子51人の計100人が本年度から新しくなった制服に身を包み、緊張の面持ちで入場。在校生や父母らに手拍子で迎えられ、祝福を受けた。
式では、校歌斉唱の後、本村校長が心がけてほしいこととして(1)島の活性化に貢献する人材になる
(2)未見の自我を認め、個性を磨く
(3)常に学ぶ姿勢を堅持する―を挙げ、「困難にひるむことなく、粘り強く挑戦し続けてほしい」と式辞。
新入生を代表して與那城礼さんが「愛郷愛土の精神を身につけ、夢実現への一歩を踏み出します。誇りある伝統を受け継ぎ、発展させていけるよう精いっぱい努力する」と誓いの言葉を述べ、稲福園子生徒会長が「学科の枠を超えて友情を育み、さまざまなことに挑戦してほしい。今の気持ちを忘れず、自分の目標をしっかり持って3年間を素晴らしいものにして下さい」とあいさつした。
この後、生徒会による歓迎会があり、同校郷土芸能部の「赤馬節」や生徒会の校歌ダンスなどが披露された。 会場には、2年4組の中村真夏さんの原画を基に生徒会が制作した壁画も飾られ、入学式に花を添えた。
八重山毎日新聞
地域に生活・観光情報発信 ポータルサイト(八重山・沖縄)
地域に生活・観光情報発信 地域総合ポータルサイト構築
町民参画型のシステムに Wi-Fiも町内30カ所整備
竹富町(川満栄長町長)は町内の周遊観光推進と特産品の販路拡大に向けた環境整備の一環として、「地域総合ポータルサイト」の構築作業を進めている。
同サイトは町地域総合ポータルゲートウエイ事業の一環で、町制施行65周年記念に合わせて、早ければ7月から稼働する見込み。同事業ではサイト構築のほか、各離島ターミナルなど町内30カ所の公共施設に無料公衆無線LAN環境(Wi-Fi)の整備も進めている。
同事業ではポータルサイトを中心としたオリジナル離島情報アプリの開発、観光スポットショートムービーの閲覧システム制作、町内公共施設へのWi-Fi整備を行う。2012・13年度の一括交付金事業で総事業費約1億1000万円。
サイトではツイッターやフェイスブックを活用し、地域における生活情報や観光情報を地元住民が発信できるシステムを導入。
各島々の情報を互いに共有するとともに、地域住民と観光事業者が連携し、島の魅力を発信できるサイトを構築する。
町制施行65周年を記念して7月にもサイトを公開する考えで、町企画財政課の小浜啓由係長は「地元の人が地元の魅力を発信することが重要だ。観光立町宣言を行っている竹富町として、ポータルサイトでは訪れた観光客に観光情報を提供することができ、町民の情報インフラ整備にもつながる」と意気込みを話した。
同課では町民参画型のサイト運用に向けて今後、同サイトの利用規約を整備。各島々の情報を発信する特派員(通信員)を募集、研修などを行い、本格的なサイト運用を開始する。
また、Wi-Fi設置は13年度予算で工事費を計上しており、年内にも各離島のターミナルや観光スポットなど30カ所以上を整備する。
八重山毎日新聞

町民参画型のシステムに Wi-Fiも町内30カ所整備
竹富町(川満栄長町長)は町内の周遊観光推進と特産品の販路拡大に向けた環境整備の一環として、「地域総合ポータルサイト」の構築作業を進めている。
同サイトは町地域総合ポータルゲートウエイ事業の一環で、町制施行65周年記念に合わせて、早ければ7月から稼働する見込み。同事業ではサイト構築のほか、各離島ターミナルなど町内30カ所の公共施設に無料公衆無線LAN環境(Wi-Fi)の整備も進めている。
同事業ではポータルサイトを中心としたオリジナル離島情報アプリの開発、観光スポットショートムービーの閲覧システム制作、町内公共施設へのWi-Fi整備を行う。2012・13年度の一括交付金事業で総事業費約1億1000万円。
サイトではツイッターやフェイスブックを活用し、地域における生活情報や観光情報を地元住民が発信できるシステムを導入。
各島々の情報を互いに共有するとともに、地域住民と観光事業者が連携し、島の魅力を発信できるサイトを構築する。
町制施行65周年を記念して7月にもサイトを公開する考えで、町企画財政課の小浜啓由係長は「地元の人が地元の魅力を発信することが重要だ。観光立町宣言を行っている竹富町として、ポータルサイトでは訪れた観光客に観光情報を提供することができ、町民の情報インフラ整備にもつながる」と意気込みを話した。
同課では町民参画型のサイト運用に向けて今後、同サイトの利用規約を整備。各島々の情報を発信する特派員(通信員)を募集、研修などを行い、本格的なサイト運用を開始する。
また、Wi-Fi設置は13年度予算で工事費を計上しており、年内にも各離島のターミナルや観光スポットなど30カ所以上を整備する。
八重山毎日新聞
2013-04-09
入学式、充実した生活誓う (宮古地区高校 ・沖縄)
宮古地区高校で入学式、充実した生活誓う

緊張した表情で式に臨む264人の新入生たち
=宮古高校
県立高校の2013年度入学式が8日、 県下一斉に挙行された。 宮古地区では宮古高校、 宮古総合実業高校、 宮古工業高校、 伊良部高校で新入生が祝福を受け、 高校生活をスタートさせた。
宮古高校 (川満健校長) の入学式は午後2時から始まり、 普通科184人、 理数科80人の計264人に入学を許可。
川満校長は 「入学おめでとう。 きょうの喜びと決意をしっかり心に刻み、 高校生活を充実したものにしてほしい。 高校生活を始めるにあたり、 『高みを目指し、 その実現に継続的な努力をする』、 『自ら学び・考え・共に高め合う宮高生』、 『規範意識を高め規律ある行動』 を心掛け、 高校生活を充実させてほしい」 と期待を寄せた。
奈良俊一郎PTA会長は 「きょうからスタート。
これからの3年間が充実したものになるか、 悔いを残すものになるかは皆さんの心がけ次第。 3年後を見据え悔いのない高校生活を送ることができるよう願っている」 と祝辞を述べた。
新入生代表あいさつでは来間龍一くんが 「入学できる喜びと支えていただく皆さんへの感謝を噛みしめつつ、 高校生としての自覚を持ちます。 3年間、 常に高い目標を掲げ、 目標達成のために勤しみ、 学びます」 と決意を込めた。
また、 下地百薫さんが 「私たち264人は宮古高校の生徒としての誇りを持ち、 知・徳・体の調和のとれた人間を目指すべく、 全力で努力し、 充実した高校生活を送ることを誓う」 と言葉を述べた。
式には大勢の保護者が詰めかけ、 わが子の晴れの姿を
見守っていた。
宮古新報

緊張した表情で式に臨む264人の新入生たち
=宮古高校
県立高校の2013年度入学式が8日、 県下一斉に挙行された。 宮古地区では宮古高校、 宮古総合実業高校、 宮古工業高校、 伊良部高校で新入生が祝福を受け、 高校生活をスタートさせた。
宮古高校 (川満健校長) の入学式は午後2時から始まり、 普通科184人、 理数科80人の計264人に入学を許可。
川満校長は 「入学おめでとう。 きょうの喜びと決意をしっかり心に刻み、 高校生活を充実したものにしてほしい。 高校生活を始めるにあたり、 『高みを目指し、 その実現に継続的な努力をする』、 『自ら学び・考え・共に高め合う宮高生』、 『規範意識を高め規律ある行動』 を心掛け、 高校生活を充実させてほしい」 と期待を寄せた。
奈良俊一郎PTA会長は 「きょうからスタート。
これからの3年間が充実したものになるか、 悔いを残すものになるかは皆さんの心がけ次第。 3年後を見据え悔いのない高校生活を送ることができるよう願っている」 と祝辞を述べた。
新入生代表あいさつでは来間龍一くんが 「入学できる喜びと支えていただく皆さんへの感謝を噛みしめつつ、 高校生としての自覚を持ちます。 3年間、 常に高い目標を掲げ、 目標達成のために勤しみ、 学びます」 と決意を込めた。
また、 下地百薫さんが 「私たち264人は宮古高校の生徒としての誇りを持ち、 知・徳・体の調和のとれた人間を目指すべく、 全力で努力し、 充実した高校生活を送ることを誓う」 と言葉を述べた。
式には大勢の保護者が詰めかけ、 わが子の晴れの姿を
見守っていた。
宮古新報
下地診療所5周年記念事業(宮古島・沖縄)
下地診療所5周年記念事業、桂かい枝さんら落語

桂かい枝さん
下地診療所開院5周年記念事業の 「桂かい枝落語会~笑う門には健康きたる」 が6日夜、 マティダ市民劇場で行われた。 落語家の桂かい枝さんと笑福亭智之介さんが落語を披露し、 約800人の市民が詰めかけた会場を何度も笑いの渦に包んだ。

大勢の市民が詰めかけ会場には笑い声が響いた
=6日、 マティダ市民劇場
打出啓二院長は 「地元の応援と温かい支えがあり今日まで来ることができた。 感謝の気持ちを込め、 私の学生時代からの友人である桂かい枝さんを招き落語会を開催する。
笑うことにより元気になり、 自律神経の働きを高め、 がん細胞や悪いウイルスなどやっつける免疫細胞が活性化する。 きょうは大いに笑ってほしい」 とあいさつした。
桂かい枝さんは大阪と東京の文化や言葉、 人の違いなどユーモアたっぷりに語るとともに、 古典落語である 「手水廻し (ちょうずまわし)」 を披露し、 会場を大きな笑いと拍手に包んだ。
また笑福亭仁鶴の孫弟子である笑福亭智之介さんも落語やコメディマジックを披露し会場を沸かせた。
宮古新報

桂かい枝さん
下地診療所開院5周年記念事業の 「桂かい枝落語会~笑う門には健康きたる」 が6日夜、 マティダ市民劇場で行われた。 落語家の桂かい枝さんと笑福亭智之介さんが落語を披露し、 約800人の市民が詰めかけた会場を何度も笑いの渦に包んだ。

大勢の市民が詰めかけ会場には笑い声が響いた
=6日、 マティダ市民劇場
打出啓二院長は 「地元の応援と温かい支えがあり今日まで来ることができた。 感謝の気持ちを込め、 私の学生時代からの友人である桂かい枝さんを招き落語会を開催する。
笑うことにより元気になり、 自律神経の働きを高め、 がん細胞や悪いウイルスなどやっつける免疫細胞が活性化する。 きょうは大いに笑ってほしい」 とあいさつした。
桂かい枝さんは大阪と東京の文化や言葉、 人の違いなどユーモアたっぷりに語るとともに、 古典落語である 「手水廻し (ちょうずまわし)」 を披露し、 会場を大きな笑いと拍手に包んだ。
また笑福亭仁鶴の孫弟子である笑福亭智之介さんも落語やコメディマジックを披露し会場を沸かせた。
宮古新報
新1年生がスタート (来間島、沖縄)
来間、福嶺小で入学式、新1年生が学校生活スタート

温かい祝福を受けた小学新1年生の伊藤萠姫那さん
=来間小中学校体育館
2013年度の宮古島市立小学校入学式が8日、 来間 (中学校合同)、 福嶺の2校で行われた。 来間小では1人、 福嶺小では6人が教職員や保護者、 児童らの温かい祝福を受けて新たな学校生活をスタートさせた。 新1年生たちは、 元気な声で 「勉強やスポーツにがんばりたい」 と目を輝かせた。 きょう9日は平一、 東、 南、 北など17校 (池間中含む) と多良間小で入学式典が行われる。

生徒会長の砂川進一くん (左) との学校生活に
期待が膨らむ中学1年の生徒たち
◆来間幼稚園・小中学校 (知念安則校長) の入学式は、 午前9時から同校体育館で行われ、 小学1年の伊藤萠姫那さん、 中学1年の國仲翔太くん、 古波蔵恵太くん、 伊藤龍摩くんの新入生4人が緊張ぎみながらも笑顔で式典に臨んだ。
知念校長は、 式辞で 「小学校に入学する萠姫那さんに2つのお願いがあります。 一つは元気よくあいさつする。 2つ目は自分のことは自分でやりましょうということです。 教科書やノートなど勉強道具は自分でランドセルに入れて、 朝ご飯も毎日しっかり食べて登校しましょうね」 と呼びかけた。 また中学1年の3人には 「これから3年間は大きく変化、 成長していく重要な時なので活動や取り組みを進め、 たくましい中学生になってほしい」 と期待を込めた。
このあと宮古島市教育委員会の宮国博教育委員長が告辞で激励した。 また伊藤崇PTA教育長が祝辞、 砂川進一生徒会長が歓迎の言葉、 新入生保護者代表の國仲英作さんがあいさつした。
新入生のあいさつでは、 伊藤さんは 「全部の勉強をがんばりたい」 と意欲を見せた。 式典終了後、 入学式を見守った母親の麻美さんは 「みんなと一緒にがんばってほしい」 と話した。

◆市立福嶺小学校 (池村康男校長) の2013年度入学式は、 同校体育館で行われ、 6人の新1年生が新たな一歩を踏み出した=写真=。
この日小学生の仲間入りをしたのは喜友名寿和くん、 平良颯
汰くん、 新城祐樹くん、 鈴木東一朗くん、 平良夢希叶さん、 中田舞琉さん。 6人は父母や上級生、 学校職員からの温かい拍手に迎えられ、 元気いっぱいに入場した。
池村校長は 「入学おめでとう。 小学校は勉強やおいしい給食などがありとても楽しい所。 勉強やあいさつは大きな声で元気よく、 話す人の顔を見て話を聞く、 誰とでも仲良くし、 誰にでも優しくできる子になってほしい」 と呼びかけた。 また松川勝光PTA会長が祝辞を述べた。
新入生児童は 「1年生になったら」 を元気よく合唱。 砂川英里香児童会長が歓迎の言葉を述べ、 6人を歓迎した。
宮古新報

温かい祝福を受けた小学新1年生の伊藤萠姫那さん
=来間小中学校体育館
2013年度の宮古島市立小学校入学式が8日、 来間 (中学校合同)、 福嶺の2校で行われた。 来間小では1人、 福嶺小では6人が教職員や保護者、 児童らの温かい祝福を受けて新たな学校生活をスタートさせた。 新1年生たちは、 元気な声で 「勉強やスポーツにがんばりたい」 と目を輝かせた。 きょう9日は平一、 東、 南、 北など17校 (池間中含む) と多良間小で入学式典が行われる。

生徒会長の砂川進一くん (左) との学校生活に
期待が膨らむ中学1年の生徒たち
◆来間幼稚園・小中学校 (知念安則校長) の入学式は、 午前9時から同校体育館で行われ、 小学1年の伊藤萠姫那さん、 中学1年の國仲翔太くん、 古波蔵恵太くん、 伊藤龍摩くんの新入生4人が緊張ぎみながらも笑顔で式典に臨んだ。
知念校長は、 式辞で 「小学校に入学する萠姫那さんに2つのお願いがあります。 一つは元気よくあいさつする。 2つ目は自分のことは自分でやりましょうということです。 教科書やノートなど勉強道具は自分でランドセルに入れて、 朝ご飯も毎日しっかり食べて登校しましょうね」 と呼びかけた。 また中学1年の3人には 「これから3年間は大きく変化、 成長していく重要な時なので活動や取り組みを進め、 たくましい中学生になってほしい」 と期待を込めた。
このあと宮古島市教育委員会の宮国博教育委員長が告辞で激励した。 また伊藤崇PTA教育長が祝辞、 砂川進一生徒会長が歓迎の言葉、 新入生保護者代表の國仲英作さんがあいさつした。
新入生のあいさつでは、 伊藤さんは 「全部の勉強をがんばりたい」 と意欲を見せた。 式典終了後、 入学式を見守った母親の麻美さんは 「みんなと一緒にがんばってほしい」 と話した。

◆市立福嶺小学校 (池村康男校長) の2013年度入学式は、 同校体育館で行われ、 6人の新1年生が新たな一歩を踏み出した=写真=。
この日小学生の仲間入りをしたのは喜友名寿和くん、 平良颯
汰くん、 新城祐樹くん、 鈴木東一朗くん、 平良夢希叶さん、 中田舞琉さん。 6人は父母や上級生、 学校職員からの温かい拍手に迎えられ、 元気いっぱいに入場した。
池村校長は 「入学おめでとう。 小学校は勉強やおいしい給食などがありとても楽しい所。 勉強やあいさつは大きな声で元気よく、 話す人の顔を見て話を聞く、 誰とでも仲良くし、 誰にでも優しくできる子になってほしい」 と呼びかけた。 また松川勝光PTA会長が祝辞を述べた。
新入生児童は 「1年生になったら」 を元気よく合唱。 砂川英里香児童会長が歓迎の言葉を述べ、 6人を歓迎した。
宮古新報
宮古島の海びらき、夏の観光シーズン到来 (OKINAWA)
宮古島の海びらき、夏の観光シーズン到来

宮古島の海びらきで、 開始の合図とともに海に向かって
駆けだす子どもたち=7日、 与那覇前浜
宮古島観光協会 (豊見山健児会長) 主催の2013年海族まつり 「第35回サンゴの楽園未来まで・集まれ・遊ぼう 宮古島の海びらき」 が7日、 下地与那覇前浜ビーチで行われた。
ひと足早い夏の観光シーズン到来を告げる 「海びらき宣言」 やビーチ綱引き、 島ぞうりとばし大会をはじめ、 多彩なゲーム・レクリエーションが催され、 来場した市民・観光客ら約2000人 (主催者発表) が楽しいひと時を過ごした。
この日は、 午前9時45分からツカサンマたちによる海の安全祈願が行われたあと、 男塾武─Dooによるエイサー 「シンカヌチャー」 などのオープニングアトラクションが行われた。
このあと開会式で、 主催者あいさつに立った豊見山会長は 「みなさんの強い関心のお陰で晴れ、 多数参加のもと海びらきを行えることを喜んでいる。 楽しさいっぱいの多彩なプログラムを準備しており、 安全に気をつけて存分に楽しんでほしい。
多くの方々の協力に感謝したい」 と呼びかけた。
来賓の下地敏彦市長が 「宮古島の海本番を告げるイベントとして広く知られている。
今年度の宮古観光の始まりの意味合いもあり、 青い海、 青い空、 豊かな自然を全国に発信する大事なイベント。 この広く白い砂浜で多彩なイベントを楽しみ、 貴重な観光資源でもある海を汚さない、 自然を大切にする心を育てていこう」 と強調。
沖縄観光コンベンションビューローの安里繁信会長が 「楽しむ中でマナーやエチケットを大切にしていかねばならない。
大自然を守りながらどう街を発展させていくか考えていこう。
今後の宮古観光は音楽がキーワードの一つ。 多くの皆さんに感動とありがとうを伝えていける観光地づくりにともに頑張っていこう」 とあいさつした。
続いて海びらき宣言・テープカットや初泳ぎのほか、 久々に復活したビーチ綱引きや宝探しゲーム、 車エビのつかみ取り、 島ぞうりとばし大会、 宮古島クイズ・ハイ&ローをはじめ、 ジェットスキー無料試乗会など多彩な催しが実施され、 訪れた親子らが楽しんでいた。
このうち、 宝探しゲームで見事にニンテンドー3DSLLをゲットした塩谷凜さん (鏡原小5年) は 「うれしい。 じゃんけんをするときは緊張したけれど勝てて良かった。 きょうは少し寒かったので足だけ入った。 これで、 いろんなゲームをして遊びたい」 と笑顔を見せていた。
宮古新報

宮古島の海びらきで、 開始の合図とともに海に向かって
駆けだす子どもたち=7日、 与那覇前浜
宮古島観光協会 (豊見山健児会長) 主催の2013年海族まつり 「第35回サンゴの楽園未来まで・集まれ・遊ぼう 宮古島の海びらき」 が7日、 下地与那覇前浜ビーチで行われた。
ひと足早い夏の観光シーズン到来を告げる 「海びらき宣言」 やビーチ綱引き、 島ぞうりとばし大会をはじめ、 多彩なゲーム・レクリエーションが催され、 来場した市民・観光客ら約2000人 (主催者発表) が楽しいひと時を過ごした。
この日は、 午前9時45分からツカサンマたちによる海の安全祈願が行われたあと、 男塾武─Dooによるエイサー 「シンカヌチャー」 などのオープニングアトラクションが行われた。
このあと開会式で、 主催者あいさつに立った豊見山会長は 「みなさんの強い関心のお陰で晴れ、 多数参加のもと海びらきを行えることを喜んでいる。 楽しさいっぱいの多彩なプログラムを準備しており、 安全に気をつけて存分に楽しんでほしい。
多くの方々の協力に感謝したい」 と呼びかけた。
来賓の下地敏彦市長が 「宮古島の海本番を告げるイベントとして広く知られている。
今年度の宮古観光の始まりの意味合いもあり、 青い海、 青い空、 豊かな自然を全国に発信する大事なイベント。 この広く白い砂浜で多彩なイベントを楽しみ、 貴重な観光資源でもある海を汚さない、 自然を大切にする心を育てていこう」 と強調。
沖縄観光コンベンションビューローの安里繁信会長が 「楽しむ中でマナーやエチケットを大切にしていかねばならない。
大自然を守りながらどう街を発展させていくか考えていこう。
今後の宮古観光は音楽がキーワードの一つ。 多くの皆さんに感動とありがとうを伝えていける観光地づくりにともに頑張っていこう」 とあいさつした。
続いて海びらき宣言・テープカットや初泳ぎのほか、 久々に復活したビーチ綱引きや宝探しゲーム、 車エビのつかみ取り、 島ぞうりとばし大会、 宮古島クイズ・ハイ&ローをはじめ、 ジェットスキー無料試乗会など多彩な催しが実施され、 訪れた親子らが楽しんでいた。
このうち、 宝探しゲームで見事にニンテンドー3DSLLをゲットした塩谷凜さん (鏡原小5年) は 「うれしい。 じゃんけんをするときは緊張したけれど勝てて良かった。 きょうは少し寒かったので足だけ入った。 これで、 いろんなゲームをして遊びたい」 と笑顔を見せていた。
宮古新報
初泳ぎを楽しむ/宮古島海びらき・与那覇前浜・沖縄
初泳ぎを楽しむ/与那覇前浜ビーチ本格的な夏到来
/宮古島海びらき

子どもたちは一斉に海に走り込み初泳ぎを楽しんだ
=7日、与那覇前浜ビーチ
2013年海族まつりのオープニングイベント、第35回「サンゴの楽園未来まで、集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」(主催・宮古島観光協会)が7日、与那覇前浜ビーチで開かれた。
観光客や市民ら約2000人(主催者発表)が参加し、白砂の海辺でクルマエビのつかみ取りや宝探し、特設ステージでのアトラクションなど多彩な催しを楽しんだ。
主催者を代表して同協会の豊見山健児会長は「大人から子どもまで楽しめる多彩なプログラムを用意した。安全に気をつけて存分に楽しんでほしい」とあいさつ。下地敏彦市長と沖縄観光コンベンションビューローの安里繁信会長が祝辞を述べた。
ツカサの女性らが今年1年の安全祈願の後、3人のミス宮古と宮古島観光協会青年部の奥平幸司部長が海びらきを高らかに宣言。豊見山会長、下地市長、安里会長らのテープカットで宮古島の本格的な夏の到来を告げた。
海びらき宣言後、カウントダウンとともに、波打ち際で待ちかねていた子どもたちが一斉に海に走り込み、泳いだり、水を掛けたりしながら初泳ぎを楽しんだ。恒例となったクルマエビのつかみ取りと宝探しには会場を埋め尽くすほどの子どもたちが参加した。今年は十数年ぶりに綱引きが復活。子どもの部に6、大人の部に12チームが参加し、白砂を踏みしめて力いっぱい綱を引いた。
浜辺に設置された巨大なウオータースライダーは子どもたちの長蛇の列ができるほどの人気。また、海上ではジェットスキー無料体験試乗なども行われた。
東京から親しい友人と観光で来ていた鈴木敬一さん(30)は「宮古島は2回目。でも海びらきは初めて。海も砂もきれいだし、海がとても近いので、うらやましい」と話した。
.宮古毎日新聞
/宮古島海びらき

子どもたちは一斉に海に走り込み初泳ぎを楽しんだ
=7日、与那覇前浜ビーチ
2013年海族まつりのオープニングイベント、第35回「サンゴの楽園未来まで、集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」(主催・宮古島観光協会)が7日、与那覇前浜ビーチで開かれた。
観光客や市民ら約2000人(主催者発表)が参加し、白砂の海辺でクルマエビのつかみ取りや宝探し、特設ステージでのアトラクションなど多彩な催しを楽しんだ。
主催者を代表して同協会の豊見山健児会長は「大人から子どもまで楽しめる多彩なプログラムを用意した。安全に気をつけて存分に楽しんでほしい」とあいさつ。下地敏彦市長と沖縄観光コンベンションビューローの安里繁信会長が祝辞を述べた。
ツカサの女性らが今年1年の安全祈願の後、3人のミス宮古と宮古島観光協会青年部の奥平幸司部長が海びらきを高らかに宣言。豊見山会長、下地市長、安里会長らのテープカットで宮古島の本格的な夏の到来を告げた。
海びらき宣言後、カウントダウンとともに、波打ち際で待ちかねていた子どもたちが一斉に海に走り込み、泳いだり、水を掛けたりしながら初泳ぎを楽しんだ。恒例となったクルマエビのつかみ取りと宝探しには会場を埋め尽くすほどの子どもたちが参加した。今年は十数年ぶりに綱引きが復活。子どもの部に6、大人の部に12チームが参加し、白砂を踏みしめて力いっぱい綱を引いた。
浜辺に設置された巨大なウオータースライダーは子どもたちの長蛇の列ができるほどの人気。また、海上ではジェットスキー無料体験試乗なども行われた。
東京から親しい友人と観光で来ていた鈴木敬一さん(30)は「宮古島は2回目。でも海びらきは初めて。海も砂もきれいだし、海がとても近いので、うらやましい」と話した。
.宮古毎日新聞
2013-04-08
台湾で道じゅねー 「琉球風車」 (沖縄)
台湾で道じゅねー 沖国大サークル「琉球風車」
エイサーを踊りながら構内を練り歩く沖国大の琉球風車
のメンバーら=台湾の東海大学(琉球風車提供)
【宜野湾】
沖縄国際大学の伝統芸能サークル「琉球風車」のメンバーら31人がこのほど台湾に派遣され、台中市にある東海大と逢甲大の構内でエイサーを踊りながら道を練り歩く「道じゅねー」をした。
エイサーを共に踊ったり互いの国の文化を発表し合うなどして国を超えた絆を深めた。
「琉球風車」の台湾派遣は5回目。今回は琉球風車に在籍し、3月まで沖国大に留学した劉怡君さんらが台湾で実行委を立ち上げ、派遣が実現した。
琉球風車の翁長武史会長(21)によると、台湾の学生のほとんどがエイサーを見たのは初めてだった。
台湾の学生から「かっこいい」「沖縄に行きたい」などの声が上がったという。
帰沖後はインターネット上の交流サイト(SNS)のフェイスブックなどで台湾の学生と連絡を取り合っている。
翁長さんは「大歓声の中で踊った。お互いの国に興味を持ち、学生同士の絆が生まれた。今後も交流を続けたい」と語った。
流球新報

エイサーを踊りながら構内を練り歩く沖国大の琉球風車
のメンバーら=台湾の東海大学(琉球風車提供)
【宜野湾】
沖縄国際大学の伝統芸能サークル「琉球風車」のメンバーら31人がこのほど台湾に派遣され、台中市にある東海大と逢甲大の構内でエイサーを踊りながら道を練り歩く「道じゅねー」をした。
エイサーを共に踊ったり互いの国の文化を発表し合うなどして国を超えた絆を深めた。
「琉球風車」の台湾派遣は5回目。今回は琉球風車に在籍し、3月まで沖国大に留学した劉怡君さんらが台湾で実行委を立ち上げ、派遣が実現した。
琉球風車の翁長武史会長(21)によると、台湾の学生のほとんどがエイサーを見たのは初めてだった。
台湾の学生から「かっこいい」「沖縄に行きたい」などの声が上がったという。
帰沖後はインターネット上の交流サイト(SNS)のフェイスブックなどで台湾の学生と連絡を取り合っている。
翁長さんは「大歓声の中で踊った。お互いの国に興味を持ち、学生同士の絆が生まれた。今後も交流を続けたい」と語った。
流球新報
故郷で熱唱/サンゴ保全でライブ(宮古島・沖縄)
豊岡さん、故郷で熱唱/イチャリバーズサンゴ保全でライブ
宮古初ライブで歌うイチャリバーズの豊岡正司さん(左)と玉城真澄さん=6日、伊良部国仲の女性・若者等活動促進施設
関東で活動する島唄バンドで、宮古島市出身の豊岡正司さんがリーダーを務める「イチャリバーズ」のライブが6日、伊良部国仲にある女性・青年等活動促進施設で行われた。
宮古周辺海域のサンゴ保全や、地元住民と宮古で暮らす本土出身者および観光客の交流を目的とするチャリティーライブで、観客は島唄に酔いしれながら自然保護の思想を共有した。
ライブの名称は「e-Loveライブ」。宮古島と伊良部島に対する愛、思いを名称に込めた。このライブでの収益金の一部はオニヒトデの駆除活動費として伊良部漁協に寄付する。
イチャリバーズは、関東圏を中心に沖縄料理店やライブハウスで活動。リーダーを務める豊岡さんは「豊岡マッシー」、女性ボーカルの玉城真澄さんは「シーサー玉城」として関東地方で親しまれている。
この日のライブ観客の中には本土から駆け付けた人も。豊岡さんと玉城さんのユーモアあふれる語りと島唄を楽しみながら地元住民と交流を深めた。イチャリバーズは「なりやまあやぐ」や、サンバ風にした「花」のほか、オリジナルの曲も複数披露。豊岡さんは三線を片手に歌声を響かせた。
豊岡さんは「なりやまあやぐを宮古島で歌うことが夢だったので、実際にステージで歌ったときは涙が出そうになった」と感慨深い様子。「ぼくにとって宮古島は生みの親。美しい宮古の海からサンゴがなくなるようなことがあったら大変だと思う。歌を通して少しでも協力していきたい」と話していた。
この日のライブには新風太鼓やフラダンスグループも出演して盛り上げた。観客は一緒に歌ったり踊ったりしながらイチャリバーズのライブを満喫していた。
.宮古毎日新聞

宮古初ライブで歌うイチャリバーズの豊岡正司さん(左)と玉城真澄さん=6日、伊良部国仲の女性・若者等活動促進施設
関東で活動する島唄バンドで、宮古島市出身の豊岡正司さんがリーダーを務める「イチャリバーズ」のライブが6日、伊良部国仲にある女性・青年等活動促進施設で行われた。
宮古周辺海域のサンゴ保全や、地元住民と宮古で暮らす本土出身者および観光客の交流を目的とするチャリティーライブで、観客は島唄に酔いしれながら自然保護の思想を共有した。
ライブの名称は「e-Loveライブ」。宮古島と伊良部島に対する愛、思いを名称に込めた。このライブでの収益金の一部はオニヒトデの駆除活動費として伊良部漁協に寄付する。
イチャリバーズは、関東圏を中心に沖縄料理店やライブハウスで活動。リーダーを務める豊岡さんは「豊岡マッシー」、女性ボーカルの玉城真澄さんは「シーサー玉城」として関東地方で親しまれている。
この日のライブ観客の中には本土から駆け付けた人も。豊岡さんと玉城さんのユーモアあふれる語りと島唄を楽しみながら地元住民と交流を深めた。イチャリバーズは「なりやまあやぐ」や、サンバ風にした「花」のほか、オリジナルの曲も複数披露。豊岡さんは三線を片手に歌声を響かせた。
豊岡さんは「なりやまあやぐを宮古島で歌うことが夢だったので、実際にステージで歌ったときは涙が出そうになった」と感慨深い様子。「ぼくにとって宮古島は生みの親。美しい宮古の海からサンゴがなくなるようなことがあったら大変だと思う。歌を通して少しでも協力していきたい」と話していた。
この日のライブには新風太鼓やフラダンスグループも出演して盛り上げた。観客は一緒に歌ったり踊ったりしながらイチャリバーズのライブを満喫していた。
.宮古毎日新聞
野菜・果樹販売/ゴーヤー最高(宮古島・沖縄)
野菜・果樹販売7億5000万円/JA12年度実績ゴーヤー過去最高更新/天候に恵まれ豊作

過去最高の実績となったゴーヤー(資料写真)
JAおきなわ宮古地区営農振興センター農産部が2012年度に取り扱った島外出荷野菜・果樹の販売額は、前期と比べ6149万円(9%)増の7億5194万円となった。品目別には、ゴーヤーが2億9397万円(同比11%増)と、過去最高だった前期実績を更新した。12年度は全般的に前期と比べやや安値となったが、天候に恵まれて収量が増え販売額を押し上げた。
今期は、県の農林水産物流通条件不利性解消事業による輸送費補助が明るい材料となった。補助金は航空機がキロ当たり115円以下、船舶が35円以下。補助金は、3月末までの出荷実績に基づいて交付される。
ゴーヤーの出荷量は、720㌧と前期より、166㌧(30%)増えた。日照不足が影響した前期と比べ、今年は1~3月にかけて晴れ間が多く、生育を促進した。
品質は栽培技術が向上し、秀品率は約8割と高かった。ゴーヤーは健康ブームに乗って年々消費が伸び、関東首都圏では主要野菜に成長した。
宮古産トウガンの出荷量は県全体の8割を占め、国内でも有数な産地。安定出荷と高い品質が評価を受け、価格は安定している。3月のキロ単価は215円と高かった。
出荷量は969㌧で、前期の787㌧より182㌧(23%)増えた。販売額は1億8682万円(同比2618万円、16%増)となった。
カボチャは、1億1741万円(同比8%減)と不調だった。宮古産完熟カボチャは、品質の評価が高く、今後の生産拡大が期待されている。
マンゴーは昨年春の日照不足に伴い大不作となり、出荷量9・9㌧、販売額は1629万円と低調だった。
宮古島市のゴーヤー、トウガン、カボチャ、マンゴーの4品目については県が、ブランド化を視野に拠点産地品目に認定している。JAはブランド化に向けて、生産者と一体になり「定時、定量、高品質」の生産出荷体制構築に努力。市場の信頼に応えるため共同選別を行い品質・規格の統一を図っている。
.宮古毎日新聞

過去最高の実績となったゴーヤー(資料写真)
JAおきなわ宮古地区営農振興センター農産部が2012年度に取り扱った島外出荷野菜・果樹の販売額は、前期と比べ6149万円(9%)増の7億5194万円となった。品目別には、ゴーヤーが2億9397万円(同比11%増)と、過去最高だった前期実績を更新した。12年度は全般的に前期と比べやや安値となったが、天候に恵まれて収量が増え販売額を押し上げた。
今期は、県の農林水産物流通条件不利性解消事業による輸送費補助が明るい材料となった。補助金は航空機がキロ当たり115円以下、船舶が35円以下。補助金は、3月末までの出荷実績に基づいて交付される。
ゴーヤーの出荷量は、720㌧と前期より、166㌧(30%)増えた。日照不足が影響した前期と比べ、今年は1~3月にかけて晴れ間が多く、生育を促進した。
品質は栽培技術が向上し、秀品率は約8割と高かった。ゴーヤーは健康ブームに乗って年々消費が伸び、関東首都圏では主要野菜に成長した。
宮古産トウガンの出荷量は県全体の8割を占め、国内でも有数な産地。安定出荷と高い品質が評価を受け、価格は安定している。3月のキロ単価は215円と高かった。
出荷量は969㌧で、前期の787㌧より182㌧(23%)増えた。販売額は1億8682万円(同比2618万円、16%増)となった。
カボチャは、1億1741万円(同比8%減)と不調だった。宮古産完熟カボチャは、品質の評価が高く、今後の生産拡大が期待されている。
マンゴーは昨年春の日照不足に伴い大不作となり、出荷量9・9㌧、販売額は1629万円と低調だった。
宮古島市のゴーヤー、トウガン、カボチャ、マンゴーの4品目については県が、ブランド化を視野に拠点産地品目に認定している。JAはブランド化に向けて、生産者と一体になり「定時、定量、高品質」の生産出荷体制構築に努力。市場の信頼に応えるため共同選別を行い品質・規格の統一を図っている。
.宮古毎日新聞
子育て支援センター開所 (八重山・沖縄)
子育て支援センター開所 親子のサポートと交流の場

なごみの広場保育園2階 市内で3カ所目
なごみの広場保育園(浦崎早枝子園長)=石垣市大浜=の園舎2階に設けられた「なごみの広場子育て支援センター」の開所式が、5日午前11時から、関係者が参加して同センターで開かれた。
市内で3カ所目の開所。専任保育士1人を配置し子育て中の親子をサポートする。同じ環境の親子が集うことで、交流、情報交換の場として期待される。8日から利用者を受け入れる。
同支援センターは、就学前の子どもとその家族の交流、情報交換、育児相談などの場として設置された。
市内での開所は大川保育所、オリブ保育園に続いて3カ所目。利用者ニーズの高まりを受け、石垣市が年間150万円を補助し、同園に運営を委託した。
開所式では、中山義隆市長が「子育てに不安を抱えるお父さん、お母さんたちがこのセンターを利用することで不安が解消され、子育てが楽しくなることを期待したい」とあいさつ。
同園を運営する社会福祉法人沖縄松風会の渡久山覚理事長が「このセンターが地域の一隅を照らす日光になれればと思う」と述べ、浦崎園長は「友だちの輪が広がり、子育て不安が解消できるようサポートしたい」。担当の大浜百合香保育士(38)は「子育て真っ最中のお父さん、お母さんが楽しく過ごせるよう支援していきたい」とそれぞれ抱負を述べた。
同センターの利用対象は、就学前の子どもを持つ家族。利用時間は平日午前9時から正午(0歳~6歳)、午後1時から3時(1歳以下)。木曜日の午後は育児相談のみ。
利用は当面の間、1日10組の予約制とし、2週間前から予約を受け付ける。専任保育士1人を配置し、育児相談などにも応じる。
問い合わせは(88—7850)。
八重山毎日新聞

なごみの広場保育園2階 市内で3カ所目
なごみの広場保育園(浦崎早枝子園長)=石垣市大浜=の園舎2階に設けられた「なごみの広場子育て支援センター」の開所式が、5日午前11時から、関係者が参加して同センターで開かれた。
市内で3カ所目の開所。専任保育士1人を配置し子育て中の親子をサポートする。同じ環境の親子が集うことで、交流、情報交換の場として期待される。8日から利用者を受け入れる。
同支援センターは、就学前の子どもとその家族の交流、情報交換、育児相談などの場として設置された。
市内での開所は大川保育所、オリブ保育園に続いて3カ所目。利用者ニーズの高まりを受け、石垣市が年間150万円を補助し、同園に運営を委託した。
開所式では、中山義隆市長が「子育てに不安を抱えるお父さん、お母さんたちがこのセンターを利用することで不安が解消され、子育てが楽しくなることを期待したい」とあいさつ。
同園を運営する社会福祉法人沖縄松風会の渡久山覚理事長が「このセンターが地域の一隅を照らす日光になれればと思う」と述べ、浦崎園長は「友だちの輪が広がり、子育て不安が解消できるようサポートしたい」。担当の大浜百合香保育士(38)は「子育て真っ最中のお父さん、お母さんが楽しく過ごせるよう支援していきたい」とそれぞれ抱負を述べた。
同センターの利用対象は、就学前の子どもを持つ家族。利用時間は平日午前9時から正午(0歳~6歳)、午後1時から3時(1歳以下)。木曜日の午後は育児相談のみ。
利用は当面の間、1日10組の予約制とし、2週間前から予約を受け付ける。専任保育士1人を配置し、育児相談などにも応じる。
問い合わせは(88—7850)。
八重山毎日新聞
カンムリワシを放鳥 (八重山・沖縄)
カンムリワシを放鳥 事故から回復、今年2件目
今年2月に石垣市名蔵の石垣やいま村付近で保護されたカンムリワシ幼鳥1羽の放鳥が6日午前、同村で行われた。今年2件目の放鳥となった。
カンムリワシは、2月27日午前7時20分ごろ、石垣やいま村入り口付近の側溝で衰弱し、動けないところを近隣住民に保護され、平田家畜病院(県野生動物救護獣医師)に持ち込まれた。
治療後、石垣やいま村のケージ(県傷病野生鳥獣保護飼育ボランティア)でリハビリを行い、体力が回復したことから放鳥した。
放鳥では、個体数調査のため、左足に「E」の文字が書かれた黒色のカラーリングを装着。環境省石垣自然保護官事務所のスタッフや、石垣やいま村に訪れた人たちが見守る中、勢いよく付近の森へと飛び去った。
同保護官事務所によると、今年に入って石垣島で保護されたカンムリワシは8羽。5羽が死亡し、うち4羽は交通事故が原因。事故は昨年同期と同じ4件でハイペースとなっている。カンムリワシがエサとなるカエルなどを求めて道路上に降り立ち、交通事故に遭う場合があるという。
これから本格的な夏の観光シーズンを迎え、レンタカーなどの交通量が増加することから、同保護官事務所では速度や路上の野生動物の動きに注意するよう呼びかけている。
また、カンムリワシ・リサーチでは、保護活動のデータとして活用するため、カラーリングを付けたカンムリワシの目撃情報を求めている。
八重山毎日新聞

今年2月に石垣市名蔵の石垣やいま村付近で保護されたカンムリワシ幼鳥1羽の放鳥が6日午前、同村で行われた。今年2件目の放鳥となった。
カンムリワシは、2月27日午前7時20分ごろ、石垣やいま村入り口付近の側溝で衰弱し、動けないところを近隣住民に保護され、平田家畜病院(県野生動物救護獣医師)に持ち込まれた。
治療後、石垣やいま村のケージ(県傷病野生鳥獣保護飼育ボランティア)でリハビリを行い、体力が回復したことから放鳥した。
放鳥では、個体数調査のため、左足に「E」の文字が書かれた黒色のカラーリングを装着。環境省石垣自然保護官事務所のスタッフや、石垣やいま村に訪れた人たちが見守る中、勢いよく付近の森へと飛び去った。
同保護官事務所によると、今年に入って石垣島で保護されたカンムリワシは8羽。5羽が死亡し、うち4羽は交通事故が原因。事故は昨年同期と同じ4件でハイペースとなっている。カンムリワシがエサとなるカエルなどを求めて道路上に降り立ち、交通事故に遭う場合があるという。
これから本格的な夏の観光シーズンを迎え、レンタカーなどの交通量が増加することから、同保護官事務所では速度や路上の野生動物の動きに注意するよう呼びかけている。
また、カンムリワシ・リサーチでは、保護活動のデータとして活用するため、カラーリングを付けたカンムリワシの目撃情報を求めている。
八重山毎日新聞
2013-04-06
「沖縄言語 保存に尽力」 LAタイムズが取材、報道【アメリカ】
【アメリカ】比嘉さん「沖縄言語 保存に尽力」 LAタイムズが取材、報道
ウチナーグチを教える比嘉朝儀さん
=米ロサンゼルスの北米沖縄県人会事務所
米ガーデナ市の北米沖縄県人会の一室にウチナーグチ・クラスを開設して10周年。消え行く言語の復活に努力を続けている比嘉朝儀さん(72)の取り組みを、ロサンゼルス・タイムズ(LA Times)が記事に取り上げた。
2月25日付で「太平洋を越えて消え行く言語に息吹を与え、沖縄言語の保存と活性化へ懸命に努力」などの見出しでシンディー・チャング記者が報じた。チャング記者は2回クラスを取材するため訪れた。
クラスが始まる際は「ウキミソーチー」「ウガンジューヤミセーミ」などの言葉を、生徒も繰り返す。月2回、約40人が受講。
年齢層は高校生から80代までで、トキエ・コヤマさんはこのクラスへ来ると「小さいころの沖縄を思い出し、涙がこぼれる」と表現した。
その他「ニヘーデービル」「グブリーサビラ」などを英語や日本語に訳しながら教えている。生徒は県人会会員になっている。
流ちょうな日本語を話すハワイ2世のジョーン・オオシロさん(6
8)は「クラスを通して沖縄人であることは、他の日本人とは歴然とした違いがあることが分かった。もっとも私はその前にアメリカ人であることを誇りに思っているのだが」と語っている。
宮古諸島の北西にある離島「池間島の言語と文化―池間プロジェクト」に取り組んでいるUCLAの岩崎勝一アジア言語・文化部教授は「池間の言葉は間もなく消滅していく可能性が高いが、ウチナーグチは沖縄本島の言語として、古いフランス語のように、子守歌などとして今後も末永く残るだろう。
比嘉さんの保存・維持の情熱を称賛する。しかし、彼一人でできることには限度がある。若い後継者を育成することが必要だ」と意見を述べている。
(当銘貞夫通信員)
琉球新報

ウチナーグチを教える比嘉朝儀さん
=米ロサンゼルスの北米沖縄県人会事務所
米ガーデナ市の北米沖縄県人会の一室にウチナーグチ・クラスを開設して10周年。消え行く言語の復活に努力を続けている比嘉朝儀さん(72)の取り組みを、ロサンゼルス・タイムズ(LA Times)が記事に取り上げた。
2月25日付で「太平洋を越えて消え行く言語に息吹を与え、沖縄言語の保存と活性化へ懸命に努力」などの見出しでシンディー・チャング記者が報じた。チャング記者は2回クラスを取材するため訪れた。
クラスが始まる際は「ウキミソーチー」「ウガンジューヤミセーミ」などの言葉を、生徒も繰り返す。月2回、約40人が受講。
年齢層は高校生から80代までで、トキエ・コヤマさんはこのクラスへ来ると「小さいころの沖縄を思い出し、涙がこぼれる」と表現した。
その他「ニヘーデービル」「グブリーサビラ」などを英語や日本語に訳しながら教えている。生徒は県人会会員になっている。
流ちょうな日本語を話すハワイ2世のジョーン・オオシロさん(6
8)は「クラスを通して沖縄人であることは、他の日本人とは歴然とした違いがあることが分かった。もっとも私はその前にアメリカ人であることを誇りに思っているのだが」と語っている。
宮古諸島の北西にある離島「池間島の言語と文化―池間プロジェクト」に取り組んでいるUCLAの岩崎勝一アジア言語・文化部教授は「池間の言葉は間もなく消滅していく可能性が高いが、ウチナーグチは沖縄本島の言語として、古いフランス語のように、子守歌などとして今後も末永く残るだろう。
比嘉さんの保存・維持の情熱を称賛する。しかし、彼一人でできることには限度がある。若い後継者を育成することが必要だ」と意見を述べている。
(当銘貞夫通信員)
琉球新報
[ハイサイ・オーラ・オイ ] 諸見謝まさみ・沖縄
[ハイサイ・オーラ・オイ 南米児童の作文から]わたしのゆめ 諸見謝まさみ
「きょうは、どうなさいました」
わたしは大きくなったらおいしゃさんになりたいです。
やさしい、小にかの先生になりたいです。子どもがなかないようにあめをあげます。
お母さんは、そのためには、「まず、いっぱいべんきょうして」と言います。
わたしは、大きい大学に行きたいと思います。そこで、いっぱいべんきょうをして大学をそつぎょうしたいです。
そして、たくさんの人たちの病気をなおしてあげたいと思います。ゆうめいな小にかの先生になりたいと思います。わたしの小にかの先生みたいになりたいです。
友だちの子どもがきたら、わたしがなおしてあげたいと思います。
わたしが、ゆうめいな先生になるとお父さんとお母さんは、わたしのことをほこりにおもうでしょう。
わたしのゆめを、かなえるためにいつも見まもってくれる、お父さんお母さんありがとうございます。
プロフィル 父方祖父母と父親は旧具志頭村出身。母親はボリビア出身。
沖縄タイムス
「きょうは、どうなさいました」
わたしは大きくなったらおいしゃさんになりたいです。
やさしい、小にかの先生になりたいです。子どもがなかないようにあめをあげます。
お母さんは、そのためには、「まず、いっぱいべんきょうして」と言います。
わたしは、大きい大学に行きたいと思います。そこで、いっぱいべんきょうをして大学をそつぎょうしたいです。
そして、たくさんの人たちの病気をなおしてあげたいと思います。ゆうめいな小にかの先生になりたいと思います。わたしの小にかの先生みたいになりたいです。
友だちの子どもがきたら、わたしがなおしてあげたいと思います。
わたしが、ゆうめいな先生になるとお父さんとお母さんは、わたしのことをほこりにおもうでしょう。
わたしのゆめを、かなえるためにいつも見まもってくれる、お父さんお母さんありがとうございます。
プロフィル 父方祖父母と父親は旧具志頭村出身。母親はボリビア出身。
沖縄タイムス
[めんそ~れアメリカ・世界若者ウチナーンチュ大会]OKINAWA
[めんそ~れアメリカ・世界若者ウチナーンチュ大会](中)山内浩さん 将来変える人材に期待

「将来は沖縄で生活することも検討中」と語る山内浩さん
=ロサンゼルス郊外ガーデナ市の北米沖縄県人会事務局
世界若者ウチナーンチュ連合会アメリカのキーマンの一人、
山内浩さんはロサンゼルス市生まれの2世。
公認会計士として多忙な生活を送りながらも、北米沖縄県人会に頻繁に足を運び、さまざまな活動に関与している。
「子供のころから県人会のピクニックや運動会には沖縄出身の親が連れてきてくれた。また、妹の琉球舞踊の練習が終わるのを僕は県人会館でいつも待っていたものだ。その時は、自分自身が今のように積極的に携わるとは思っていなかった」
転機は高校生の時に訪れた。「自分はずっとアメリカ人だと思って育った。しかし、鏡に映る自分は日本人。そしてルーツは沖縄にある。そのルーツを大切に生きていかなければ、と思った」
ブラジルの沖縄県人会を訪れたことも山内さんにとっての大きな転機になった。「県人会館の庭の池に浮かぶ葉は、何と沖縄の地図を形作っていた」と振り返る。また、ブラジルの県系人がポルトガル語同様に日本語も流ちょうに話していたことにも感銘を受けた。「僕が英語しか話せなかったら、彼らとは意思疎通できなかった。でも日本語がつないでくれた」
県人会に関わり始めてからは、若者のネットワークづくりに努めてきた。「過去15年間は、ずっと若い人をいかに県人会に巻き込むかを考えて活動した。こちら生まれの日系人や、日本から来たばかりの留学生、いろいろな人に会った。まさにチャンプルー。留学生にはアメリカの生活に慣れてもらうため、情報を提供したりアドバイスしたりした」
そうやって沖縄の若者と触れ合っていく中で山内さんの胸中に、ある懸念が生まれた。
「彼らにはもっと自信をもってほしいと思う。どこか自信が感じられず、挑戦を恐れているようにも見える。若者に限らず、沖縄にはいい商品があるのにそれを海外に対して売り込む際も消極的。また沖縄は日本本土よりも恵まれた地の利を生かすべきだ。韓国や中国、台湾、フィリピンにも近く、ロケーションとしても大きなチャンスがある。沖縄の若者たちの自覚を促し、沖縄の将来を彼らに変えてほしいと願っている」
世界若者ウチナーンチュ大会アメリカ大会には、「若者同士のネットワークを構築し、リーダーシップを育成するための基盤をつくりたい」という目標を持って臨んでいる。
「アメリカにはビジネスで大成功した沖縄出身者が大勢いる。たとえば、豆腐をアメリカに広めた『日の一豆腐』の山内(昌安)さんや、『カツヤレストラングループ』の上地(勝也)さん。アメリカで活躍したウチナーンチュのスピリットを若者たちにも伝えたい。そしてぜひ、視野を広げてほしい。それを手伝うことが僕の仕事だと思っている」
(福田恵子・ロサンゼルス通信員)
沖縄タイムス

「将来は沖縄で生活することも検討中」と語る山内浩さん
=ロサンゼルス郊外ガーデナ市の北米沖縄県人会事務局
世界若者ウチナーンチュ連合会アメリカのキーマンの一人、
山内浩さんはロサンゼルス市生まれの2世。
公認会計士として多忙な生活を送りながらも、北米沖縄県人会に頻繁に足を運び、さまざまな活動に関与している。
「子供のころから県人会のピクニックや運動会には沖縄出身の親が連れてきてくれた。また、妹の琉球舞踊の練習が終わるのを僕は県人会館でいつも待っていたものだ。その時は、自分自身が今のように積極的に携わるとは思っていなかった」
転機は高校生の時に訪れた。「自分はずっとアメリカ人だと思って育った。しかし、鏡に映る自分は日本人。そしてルーツは沖縄にある。そのルーツを大切に生きていかなければ、と思った」
ブラジルの沖縄県人会を訪れたことも山内さんにとっての大きな転機になった。「県人会館の庭の池に浮かぶ葉は、何と沖縄の地図を形作っていた」と振り返る。また、ブラジルの県系人がポルトガル語同様に日本語も流ちょうに話していたことにも感銘を受けた。「僕が英語しか話せなかったら、彼らとは意思疎通できなかった。でも日本語がつないでくれた」
県人会に関わり始めてからは、若者のネットワークづくりに努めてきた。「過去15年間は、ずっと若い人をいかに県人会に巻き込むかを考えて活動した。こちら生まれの日系人や、日本から来たばかりの留学生、いろいろな人に会った。まさにチャンプルー。留学生にはアメリカの生活に慣れてもらうため、情報を提供したりアドバイスしたりした」
そうやって沖縄の若者と触れ合っていく中で山内さんの胸中に、ある懸念が生まれた。
「彼らにはもっと自信をもってほしいと思う。どこか自信が感じられず、挑戦を恐れているようにも見える。若者に限らず、沖縄にはいい商品があるのにそれを海外に対して売り込む際も消極的。また沖縄は日本本土よりも恵まれた地の利を生かすべきだ。韓国や中国、台湾、フィリピンにも近く、ロケーションとしても大きなチャンスがある。沖縄の若者たちの自覚を促し、沖縄の将来を彼らに変えてほしいと願っている」
世界若者ウチナーンチュ大会アメリカ大会には、「若者同士のネットワークを構築し、リーダーシップを育成するための基盤をつくりたい」という目標を持って臨んでいる。
「アメリカにはビジネスで大成功した沖縄出身者が大勢いる。たとえば、豆腐をアメリカに広めた『日の一豆腐』の山内(昌安)さんや、『カツヤレストラングループ』の上地(勝也)さん。アメリカで活躍したウチナーンチュのスピリットを若者たちにも伝えたい。そしてぜひ、視野を広げてほしい。それを手伝うことが僕の仕事だと思っている」
(福田恵子・ロサンゼルス通信員)
沖縄タイムス
ジャクソンビル県人会が25周年[アメリカ]OKINAWA
[アメリカ]ジャクソンビル県人会が25周年

記念撮影で壇上に並ぶ関係者=米国ノースカロライナ州スワンズボーロー市のロータリー・シビック・センターで
【ルイス高江洲佳代子通信員】
ノースカロライナ州のジャクソンビル沖縄県人会(高江洲ツル子会長・うるま市出身)の設立25周年式典が9日、ジャクソンビル市に隣接するスワンズボーロー市のロータリー・シビック・センターで開かれた。市長ら来賓や地元、近隣の州から500人が出席し、節目を祝った。
高江洲会長は「世界平和、助け合い、親睦、福祉を会のモットーに、今後もウチナーンチュ魂を失わず、頑張りたい」とあいさつした。
続いて、感謝状贈呈と余興があり、宮城流能松会上村多美子琉舞研究所、玉城流継翔会金城平枝琉舞道場による琉舞、10代の若者エイサーや会員のサンバの演舞が披露された。
巳(み)年生まれの約20人が舞台に上がり、当日誕生日を迎えた会員と共に「ハッピー・バースーデー」で祝福された。会場受付の壁にはこれまでの「世界のウチナーンチュ大会」での感謝状なども飾られた。
飲み物担当は、海兵隊員として沖縄勤務の経験があるブッチ・グリーンさん。23年前に退役。その後に抱いた「沖縄風レストランを開店したい」という夢を、奥さんの崎山ノリ子さん(恩納村出身)と6年前に実現させ、沖縄料理を提供している。
グリーンさんは「夢がかなえられてうれしい。近くには海兵隊基地があり、軍人と結婚して夫の退役後そのまま住み着いている沖縄系も多い。レストランは彼女たちの憩いの場にもなっている」と話していた。
沖縄タイムス

記念撮影で壇上に並ぶ関係者=米国ノースカロライナ州スワンズボーロー市のロータリー・シビック・センターで
【ルイス高江洲佳代子通信員】
ノースカロライナ州のジャクソンビル沖縄県人会(高江洲ツル子会長・うるま市出身)の設立25周年式典が9日、ジャクソンビル市に隣接するスワンズボーロー市のロータリー・シビック・センターで開かれた。市長ら来賓や地元、近隣の州から500人が出席し、節目を祝った。
高江洲会長は「世界平和、助け合い、親睦、福祉を会のモットーに、今後もウチナーンチュ魂を失わず、頑張りたい」とあいさつした。
続いて、感謝状贈呈と余興があり、宮城流能松会上村多美子琉舞研究所、玉城流継翔会金城平枝琉舞道場による琉舞、10代の若者エイサーや会員のサンバの演舞が披露された。
巳(み)年生まれの約20人が舞台に上がり、当日誕生日を迎えた会員と共に「ハッピー・バースーデー」で祝福された。会場受付の壁にはこれまでの「世界のウチナーンチュ大会」での感謝状なども飾られた。
飲み物担当は、海兵隊員として沖縄勤務の経験があるブッチ・グリーンさん。23年前に退役。その後に抱いた「沖縄風レストランを開店したい」という夢を、奥さんの崎山ノリ子さん(恩納村出身)と6年前に実現させ、沖縄料理を提供している。
グリーンさんは「夢がかなえられてうれしい。近くには海兵隊基地があり、軍人と結婚して夫の退役後そのまま住み着いている沖縄系も多い。レストランは彼女たちの憩いの場にもなっている」と話していた。
沖縄タイムス
「琉球の宝」15点 首里城で展示(OKINAWA)
「琉球の宝」15点 首里城で展示

南殿2階で開幕した企画展「守れ!琉球の宝」を参観する
人たち=5日午後、那覇市の首里城公園
首里城公園の企画展「守れ!琉球の宝」が5日から南殿2階の特別展示室で始まった。16日まで。
琉球王国末期から沖縄戦の間に県外へ持ち出された文化財の調査で、新たに収集された文化財の一部15点を展示している。企画展は無料だが首里城の参観料が必要。
展示品は、琉球の士族が家の祭祀(さいし)で使ったとみられる「食籠(じきろう)」や、中国の冊封使から琉球へ贈られた巻物など。県内外の古物商などから寄贈されたり、首里城基金を活用して収集した。
首里城公園管理部事業課の上江洲安亨学芸員は「琉球王国時代の工芸職人の技術力の高さが分かる作品群。
県外の観光客はもちろん、ぜひウチナーンチュに見てもらいたい」と来場を呼び掛けた。
東京から観光で来た三好貴大さん(22)と孫(そん)月(ゆえ)さん(23)は「中国と日本の文化が絶妙に調和しているのが興味深い」と感心していた。
沖縄タイムス

南殿2階で開幕した企画展「守れ!琉球の宝」を参観する
人たち=5日午後、那覇市の首里城公園
首里城公園の企画展「守れ!琉球の宝」が5日から南殿2階の特別展示室で始まった。16日まで。
琉球王国末期から沖縄戦の間に県外へ持ち出された文化財の調査で、新たに収集された文化財の一部15点を展示している。企画展は無料だが首里城の参観料が必要。
展示品は、琉球の士族が家の祭祀(さいし)で使ったとみられる「食籠(じきろう)」や、中国の冊封使から琉球へ贈られた巻物など。県内外の古物商などから寄贈されたり、首里城基金を活用して収集した。
首里城公園管理部事業課の上江洲安亨学芸員は「琉球王国時代の工芸職人の技術力の高さが分かる作品群。
県外の観光客はもちろん、ぜひウチナーンチュに見てもらいたい」と来場を呼び掛けた。
東京から観光で来た三好貴大さん(22)と孫(そん)月(ゆえ)さん(23)は「中国と日本の文化が絶妙に調和しているのが興味深い」と感心していた。
沖縄タイムス
宮古JA 面積拡大しオープン(沖縄)
宮古JA直販売所 面積拡大しオープン

グランドオープンした「あたらす市場」で商品を買い求める客
=5日、宮古島市平良
【宮古島】宮古地域の農畜産物を直販売する、市平良のJAおきなわファーマーズマーケットみやこ「あたらす市場」が隣接駐車場に新築移転し5日、グランドオープンした。売り場面積を従来より1・5倍に拡大した。開店前から客が詰め掛け、新鮮な地場農産物を買い求めた。
同市場は2005年に多目的研修施設だった建物を活用して開店。地産地消の農畜産物の直売施設として利用者が年々増加したが、手狭な売り場や関連設備の整備を求める声が強く、昨年10月から新築移転工事が進められた。
総事業費は約2億1千万円。売り場面積は150坪で従来より50坪拡大。農畜産物の加工室や保存のための冷蔵室などを備え、新鮮な農畜産物を効率的に提供する。
同日は開店直後から多くの客が詰め掛け、新鮮な野菜を買い求めたり、無料で振る舞われる宮古牛の牛汁などを頬張っていた。
県農業協同組合の砂川博紀理事長は「生産者と消費者をつなぎ、農家の所得拡大、新規就農者のステップアップの場。今後も積極的な農業の振興発展に取り組む」と強調した。
生産者代表で、同市場出荷協議会の砂川寛裕会長は「これまで顧客ニーズに合った商品開発に取り組んできた。新施設を農家の財産として今後も頑張りたい」と述べた。
沖縄タイムス

グランドオープンした「あたらす市場」で商品を買い求める客
=5日、宮古島市平良
【宮古島】宮古地域の農畜産物を直販売する、市平良のJAおきなわファーマーズマーケットみやこ「あたらす市場」が隣接駐車場に新築移転し5日、グランドオープンした。売り場面積を従来より1・5倍に拡大した。開店前から客が詰め掛け、新鮮な地場農産物を買い求めた。
同市場は2005年に多目的研修施設だった建物を活用して開店。地産地消の農畜産物の直売施設として利用者が年々増加したが、手狭な売り場や関連設備の整備を求める声が強く、昨年10月から新築移転工事が進められた。
総事業費は約2億1千万円。売り場面積は150坪で従来より50坪拡大。農畜産物の加工室や保存のための冷蔵室などを備え、新鮮な農畜産物を効率的に提供する。
同日は開店直後から多くの客が詰め掛け、新鮮な野菜を買い求めたり、無料で振る舞われる宮古牛の牛汁などを頬張っていた。
県農業協同組合の砂川博紀理事長は「生産者と消費者をつなぎ、農家の所得拡大、新規就農者のステップアップの場。今後も積極的な農業の振興発展に取り組む」と強調した。
生産者代表で、同市場出荷協議会の砂川寛裕会長は「これまで顧客ニーズに合った商品開発に取り組んできた。新施設を農家の財産として今後も頑張りたい」と述べた。
沖縄タイムス
本部の逸品、召し上がれ(OKINAWA)
本部の逸品、名護のホテルで召し上がれ

本部町の食材や特産品を使った「本部フェア」をPRする
高良文雄町長(左から2人目)と坂本公敏総支配人(同3人目)=5日、名護市喜瀬・オキナワマリオットリゾート&スパ
【北部】
名護市喜瀬のオキナワマリオットリゾート&スパ(坂本公敏総支配人)は8日から5月31日まで、本部町の食材を使った料理を提供する「第2回本部町フェア」を同ホテル内のレストラン5店舗で開催する。高良文雄町長や坂本総支配人らが5日、同ホテルで会見し、PRした=写真。
フェアでは、町特産のもとぶ牛やカツオ、アセロラなどを使い、コース料理やビュッフェ形式で提供。今回は、前回よりも開催時期を約1月早め、葉野菜などもふんだんに取り入れたほか、本部そばのメニューも加えた。
高良町長は「本部町は海、山、川と自然豊かな地域。生産量では他の市町村に負けるかもしれないが、食材数や質では絶対負けない。本部で捕れるカツオも全国で一番」とアピール。
坂本総支配人は「昨年は開催後も問い合わせがあり、好評だった。カツオやアセロラなどの食材が旬を迎える。おいしい食材、とれたての味を食べてほしい」と呼び掛けた。
沖縄タイムス

本部町の食材や特産品を使った「本部フェア」をPRする
高良文雄町長(左から2人目)と坂本公敏総支配人(同3人目)=5日、名護市喜瀬・オキナワマリオットリゾート&スパ
【北部】
名護市喜瀬のオキナワマリオットリゾート&スパ(坂本公敏総支配人)は8日から5月31日まで、本部町の食材を使った料理を提供する「第2回本部町フェア」を同ホテル内のレストラン5店舗で開催する。高良文雄町長や坂本総支配人らが5日、同ホテルで会見し、PRした=写真。
フェアでは、町特産のもとぶ牛やカツオ、アセロラなどを使い、コース料理やビュッフェ形式で提供。今回は、前回よりも開催時期を約1月早め、葉野菜などもふんだんに取り入れたほか、本部そばのメニューも加えた。
高良町長は「本部町は海、山、川と自然豊かな地域。生産量では他の市町村に負けるかもしれないが、食材数や質では絶対負けない。本部で捕れるカツオも全国で一番」とアピール。
坂本総支配人は「昨年は開催後も問い合わせがあり、好評だった。カツオやアセロラなどの食材が旬を迎える。おいしい食材、とれたての味を食べてほしい」と呼び掛けた。
沖縄タイムス
ガジュマルに野菜? (石垣市・沖縄)
ガジュマルに野菜? 石垣市役所「4月1日でした」
野菜や果物が実ったガジュマル
=1日、石垣市役所駐車場
【石垣】
石垣市役所駐車場のガジュマルに1日、トマトやレタス、大根、パイナップルなどの野菜や果物が実った。
クワ科の常緑樹であるガジュマルに別種の植物の実が実ったという前例はなく、訪れた市民らは不思議そうに眺めていた。
実はガジュマルにいたずらしたのは市役所に勤める国際交流員ジェン・マーサ・キューさんら。
エープリルフールを市民に楽しんでもらおうと、前日の3月31日から準備していた。野菜や果物はJAファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」で購入した石垣島産。
ビニールひもでぶら下げられており、自由に持ち帰っていいという。
通りがかった子どもたちは「なんで大根があるんだ」「ちくわ(八重山かまぼこ)もある」などと歓声を上げていた。
キューさんは1957年のエープリルフールに、イギリスのBBCが時事番組内で放送したいたずら企画「スパゲティの木」を参考にした。「八重山そばも考えたけど日持ちしないからね」と笑みを浮かべた。
流球新報

野菜や果物が実ったガジュマル
=1日、石垣市役所駐車場
【石垣】
石垣市役所駐車場のガジュマルに1日、トマトやレタス、大根、パイナップルなどの野菜や果物が実った。
クワ科の常緑樹であるガジュマルに別種の植物の実が実ったという前例はなく、訪れた市民らは不思議そうに眺めていた。
実はガジュマルにいたずらしたのは市役所に勤める国際交流員ジェン・マーサ・キューさんら。
エープリルフールを市民に楽しんでもらおうと、前日の3月31日から準備していた。野菜や果物はJAファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」で購入した石垣島産。
ビニールひもでぶら下げられており、自由に持ち帰っていいという。
通りがかった子どもたちは「なんで大根があるんだ」「ちくわ(八重山かまぼこ)もある」などと歓声を上げていた。
キューさんは1957年のエープリルフールに、イギリスのBBCが時事番組内で放送したいたずら企画「スパゲティの木」を参考にした。「八重山そばも考えたけど日持ちしないからね」と笑みを浮かべた。
流球新報
2013-04-05
きょう清明入り ユリ満開 (OKINAWA)
きょう清明入り 草木に息吹、ユリ満開

満開に咲き誇るユリの花を眺めながら散歩する子どもたち
=4日午後、那覇市識名の大石公園
5日は、二十四節気の一つ「清明」の入り。旧暦の2月25日に当たる。親類が祖先の墓前に集い、供え物をして供養する清明祭(シーミー)も各地で始まる。
草木の息吹を告げる意の「清明」。那覇市識名の大石公園では、識名1丁目自治会とボランティアが植えたユリの花が、満開に咲き誇っている。
大石公園ヒージャー愛好会の大城永一会長は「例年より早く咲いているが、20日ごろまでは見ごろだと思う」と話した。
沖縄気象台によると、向こう1週間の天候は、前線の影響で5日と6日は荒れるが、その後はおおむね晴れ時々くもりと予想。気温は、低下する7日を除き、平年並みとみている。
流球新報

満開に咲き誇るユリの花を眺めながら散歩する子どもたち
=4日午後、那覇市識名の大石公園
5日は、二十四節気の一つ「清明」の入り。旧暦の2月25日に当たる。親類が祖先の墓前に集い、供え物をして供養する清明祭(シーミー)も各地で始まる。
草木の息吹を告げる意の「清明」。那覇市識名の大石公園では、識名1丁目自治会とボランティアが植えたユリの花が、満開に咲き誇っている。
大石公園ヒージャー愛好会の大城永一会長は「例年より早く咲いているが、20日ごろまでは見ごろだと思う」と話した。
沖縄気象台によると、向こう1週間の天候は、前線の影響で5日と6日は荒れるが、その後はおおむね晴れ時々くもりと予想。気温は、低下する7日を除き、平年並みとみている。
流球新報
福島の子、力強くエイサー交流(OKINWA)
福島の子、力強くエイサー かりゆし58や市民らと交流

エイサーを披露する福島の児童生徒ら

エイサー披露後、かりゆし58のメンバーと記念撮影する福島の子どもたち=3月31日、豊見城市の豊崎美らSUNビーチ
【豊見城】
春休み青少年支援プロジェクト(県ユースホステル協会主催)で来県中の福島県の児童生徒ら115人が3月31日、豊見城市の豊崎美らSUNビーチでバーベキューを楽しみ、来県後練習を積んできたエイサーを市民に披露した。
福島の子らの来県に併せ、同日は同ビーチの海開きと東日本大震災復興支援イベント「We are one」が開催されることになっていたが、悪天候で中止になった。
同イベントのフィナーレで、福島の子どもたちは市子ども会ジュニアリーダークラブや「鼓衆しんか」と共に県出身アーティスト「かりゆし58」の「ゆい」の曲でエイサー演舞を披露する予定だった。
午後に天候が回復したため、同ビーチでバーベキューパーティーが開かれ、宜保晴毅市長や上原武弘市教育長、かりゆし58の前川真悟さん(ボーカル、ベース)、宮平直樹さん(ギター)も会場に駆け付け、福島の子どもたちと交流を深めた。
会場では市内の高良地域サポートネットワークから子どもたちにバッグも贈呈された。
子どもたちは、「かりゆし58」の「ゆい」の曲に乗せて前川さん、宮平さんらの前で勇壮なエイサー演舞を披露。ビーチに詰め掛けた市民らから拍手が送られた。
初来県という谷津颯(はやて)君(10)=福島県伊達郡桑折町=は「外でのバーベキューはおいしくて楽しかった。
エイサーの練習は大変だったが、本番はうまくいった」と笑顔を見せた。
演舞を見て前川さん、宮平さんは「迫力のあるエイサーに感動した。沖縄を楽しんで帰ってほしい。また会える日を楽しみにしている」と話し、子どもたちとの記念撮影に応じていた。
流球新報

エイサーを披露する福島の児童生徒ら

エイサー披露後、かりゆし58のメンバーと記念撮影する福島の子どもたち=3月31日、豊見城市の豊崎美らSUNビーチ
【豊見城】
春休み青少年支援プロジェクト(県ユースホステル協会主催)で来県中の福島県の児童生徒ら115人が3月31日、豊見城市の豊崎美らSUNビーチでバーベキューを楽しみ、来県後練習を積んできたエイサーを市民に披露した。
福島の子らの来県に併せ、同日は同ビーチの海開きと東日本大震災復興支援イベント「We are one」が開催されることになっていたが、悪天候で中止になった。
同イベントのフィナーレで、福島の子どもたちは市子ども会ジュニアリーダークラブや「鼓衆しんか」と共に県出身アーティスト「かりゆし58」の「ゆい」の曲でエイサー演舞を披露する予定だった。
午後に天候が回復したため、同ビーチでバーベキューパーティーが開かれ、宜保晴毅市長や上原武弘市教育長、かりゆし58の前川真悟さん(ボーカル、ベース)、宮平直樹さん(ギター)も会場に駆け付け、福島の子どもたちと交流を深めた。
会場では市内の高良地域サポートネットワークから子どもたちにバッグも贈呈された。
子どもたちは、「かりゆし58」の「ゆい」の曲に乗せて前川さん、宮平さんらの前で勇壮なエイサー演舞を披露。ビーチに詰め掛けた市民らから拍手が送られた。
初来県という谷津颯(はやて)君(10)=福島県伊達郡桑折町=は「外でのバーベキューはおいしくて楽しかった。
エイサーの練習は大変だったが、本番はうまくいった」と笑顔を見せた。
演舞を見て前川さん、宮平さんは「迫力のあるエイサーに感動した。沖縄を楽しんで帰ってほしい。また会える日を楽しみにしている」と話し、子どもたちとの記念撮影に応じていた。
流球新報
らぷらた報知交流会[アルゼンチン]OKINAWA
[アルゼンチン]県系社会を語る らぷらた報知交

らぷらた報知恒例の新年交流会に参加した関係者ら
=アルゼンチン・ブエノスアイレス市内の中城会館
【崎原朝一通信員】
邦字紙、らぷらた報知の恒例の新年交流会が2月28日、ブエノスアイレス市内の中城会館で行われた。
参加したのは、有吉勝秀公使夫妻、長沼智之領事夫妻、佐藤仁彦文化担当官、武田浩幸JICA所長、山本フアン・カルロス同次長、河野浩之・在亜日本商工会議所会頭、野村知宏同副会頭、米須清文日系団体連合会会長、仲間エドワルド・ブルサコ日本人会会長、兼次マリオ同副会長、屋宜宣順沖縄県人連合会会長、新里孝徳同相談役、稲嶺盛信同監査、高山リカルド日本料理チェーン店経営者夫妻、比嘉アントニオらぷらた報知社長、その他新聞社関係者ら。
交流会は毎年、新年号発行が終わり、その他の団体や個人の夏期休暇も終わる2月末に行われる。最年長の新里孝徳さんの音頭で乾杯、会食に入った。
さまざまな分野の人たちが集まるため、面白い交流になっている。日本の商社の人たちは、日系社会で70%を占める沖縄系社会のことはほとんど知らない。
県人会で会館を持つのは沖縄と鹿児島だけで、中城村が会館を持つことに驚き、さらに字単位の同志会3団体に会館があることにもあぜんとしていた。
また、大使館広報文化センターで最近、日本語と英語が話せる職員を募集したところ、予想をはるかに上回る応募があったことや3世、4世の優秀なバイリンガルがいて、「日本語は少々できる」という若者のかなりのレベルの日本語に「1世の控えめな姿勢は、3世、4世になっても継承されているのか」ということでも話題となっていた。
沖縄タイムス

らぷらた報知恒例の新年交流会に参加した関係者ら
=アルゼンチン・ブエノスアイレス市内の中城会館
【崎原朝一通信員】
邦字紙、らぷらた報知の恒例の新年交流会が2月28日、ブエノスアイレス市内の中城会館で行われた。
参加したのは、有吉勝秀公使夫妻、長沼智之領事夫妻、佐藤仁彦文化担当官、武田浩幸JICA所長、山本フアン・カルロス同次長、河野浩之・在亜日本商工会議所会頭、野村知宏同副会頭、米須清文日系団体連合会会長、仲間エドワルド・ブルサコ日本人会会長、兼次マリオ同副会長、屋宜宣順沖縄県人連合会会長、新里孝徳同相談役、稲嶺盛信同監査、高山リカルド日本料理チェーン店経営者夫妻、比嘉アントニオらぷらた報知社長、その他新聞社関係者ら。
交流会は毎年、新年号発行が終わり、その他の団体や個人の夏期休暇も終わる2月末に行われる。最年長の新里孝徳さんの音頭で乾杯、会食に入った。
さまざまな分野の人たちが集まるため、面白い交流になっている。日本の商社の人たちは、日系社会で70%を占める沖縄系社会のことはほとんど知らない。
県人会で会館を持つのは沖縄と鹿児島だけで、中城村が会館を持つことに驚き、さらに字単位の同志会3団体に会館があることにもあぜんとしていた。
また、大使館広報文化センターで最近、日本語と英語が話せる職員を募集したところ、予想をはるかに上回る応募があったことや3世、4世の優秀なバイリンガルがいて、「日本語は少々できる」という若者のかなりのレベルの日本語に「1世の控えめな姿勢は、3世、4世になっても継承されているのか」ということでも話題となっていた。
沖縄タイムス
にぎやかに「さんしんの日」 [ブラジル]OKINAWA
[ブラジル]にぎやかに「さんしんの日」 若者も活

華やかな舞踊もイベントを盛り上げた
=ブラジル・サンパウロ市の沖縄県人会館
【堀江剛史通信員】
沖縄の3月4日の「さんしんの日」に合わせた芸能イベント「ゆかる日・まさる日・さんしんの日」が3日午後、サンパウロ市の沖縄県人会館で開かれた。約300人が足を運んだ。同イベントのブラジルでの開催は8回目。
留学研修生OB会「うりずん会」のメンバーが日本・ポルトガル両語で司会を務め、琉球芸能6団体のブラジル支部による合同演奏で開幕。首里城の絵をバックに「かぎやで風節」など5曲が演奏された。
若い歌い手によるBEGINの人気曲「島人ぬ宝」の弾き語り、農民にふんした子どもが農作業の様子を表現する舞踊「ゆいまーる」、活気あふれるエイサー太鼓など、幅広い17演目が次々に披露され、観客は歓声を上げたり、手拍子しながら楽しんでいた。
県人会の田場ジョルジ会長(74)=2世=は「ブラジル人も三線を担いでやって来るのには驚いた。琉球芸能は間違いなく、もっと発展する」と、知念直義実行委員長(72)=国頭郡出身=とともに、ウチナー文化の明るい未来を喜んでいた。
沖縄タイムス

華やかな舞踊もイベントを盛り上げた
=ブラジル・サンパウロ市の沖縄県人会館
【堀江剛史通信員】
沖縄の3月4日の「さんしんの日」に合わせた芸能イベント「ゆかる日・まさる日・さんしんの日」が3日午後、サンパウロ市の沖縄県人会館で開かれた。約300人が足を運んだ。同イベントのブラジルでの開催は8回目。
留学研修生OB会「うりずん会」のメンバーが日本・ポルトガル両語で司会を務め、琉球芸能6団体のブラジル支部による合同演奏で開幕。首里城の絵をバックに「かぎやで風節」など5曲が演奏された。
若い歌い手によるBEGINの人気曲「島人ぬ宝」の弾き語り、農民にふんした子どもが農作業の様子を表現する舞踊「ゆいまーる」、活気あふれるエイサー太鼓など、幅広い17演目が次々に披露され、観客は歓声を上げたり、手拍子しながら楽しんでいた。
県人会の田場ジョルジ会長(74)=2世=は「ブラジル人も三線を担いでやって来るのには驚いた。琉球芸能は間違いなく、もっと発展する」と、知念直義実行委員長(72)=国頭郡出身=とともに、ウチナー文化の明るい未来を喜んでいた。
沖縄タイムス
トライコースを清掃 (あけぼの学園・宮古島)
感謝込め奉仕活動 あけぼの学園トライコースを清掃

障害者支援施設・福祉型障害児入所施設あけぼの学園 (仲間貞教園長) の奉仕清掃活動が4日、 平良字東仲宗根添などで行われた。 利用者ら25人が参加し、 道路沿いの雑草刈りなどに汗を流した。
この奉仕活動は、 地域に感謝するとともに、 交流を深めようと21日に開催される第29回全日本トライアスロン宮古島大会に合わせて行われたもの。
農作業班12人、 生活介護班10人、 入所児童3人が参加して午前9時45分から休憩をはさんで午後2時45分まで、 バイクコース終盤となる市民球場東側の道路沿いで、 雑草の刈り取りやサトウキビの枯れ葉の除去、 空き缶などのゴミ拾いといった作業に精を出していた。
宮古新報

障害者支援施設・福祉型障害児入所施設あけぼの学園 (仲間貞教園長) の奉仕清掃活動が4日、 平良字東仲宗根添などで行われた。 利用者ら25人が参加し、 道路沿いの雑草刈りなどに汗を流した。
この奉仕活動は、 地域に感謝するとともに、 交流を深めようと21日に開催される第29回全日本トライアスロン宮古島大会に合わせて行われたもの。
農作業班12人、 生活介護班10人、 入所児童3人が参加して午前9時45分から休憩をはさんで午後2時45分まで、 バイクコース終盤となる市民球場東側の道路沿いで、 雑草の刈り取りやサトウキビの枯れ葉の除去、 空き缶などのゴミ拾いといった作業に精を出していた。
宮古新報
2013-04-04
政府施策に批判噴出 (OKINAWA)
政府施策に批判噴出 菅氏へ県内報道各社

県内マスコミ各社を訪問し、普天間飛行場県内移設や「主権回復の日」式典に理解を求める菅義偉官房長官
=3日午後、那覇市の琉球新報社
菅義偉官房長官は3日午後、那覇市内の地元新聞社、テレビ局を相次いで訪れ、各社代表と意見交換した。
報道機関側からは28日の政府主催の「主権回復の日」式典開催への疑義や、米軍普天間飛行場の県内移設に対する批判なども相次いだ。
官房長官が特定の政策テーマをめぐり地方報道各社を訪問するのは極めて異例。基地問題で反発が強まる沖縄の世論を和らげたいとの思惑がにじんだ。
しかし、菅氏はこれまでの政府説明の繰り返しに終始。地元に寄り添う姿勢を強調し、政府の沖縄施策への理解を求めたが、政府と県民との受け止めの相違が浮き彫りなった形だ。
琉球新報社の富田詢一社長はサンフランシスコ講和条約で、日本から切り離された沖縄を「里子」に例え、「子ども(沖縄)を里子に出した時点で主権回復の日とするのか。
普通に考えれば帰って来た時が主権回復の日であり、どう考えても1972年5月15日ではないか」とし、沖縄が復帰した5月15日が本来の意味で「主権回復の日」ではないかと見解を示した。
これに対し菅氏は「沖縄復帰の節目には政府と県の合同で記念式典をしている。今回の式典は衆院選でも公約した。沖縄に寄り添う形で開く」と、理解を求めた。
沖縄テレビ放送の宮城真一専務は「県民の思いや歴史を考えると、どうしても式典、お祝いの日なのか、という思いは禁じ得ない」と疑義を示した。これに対し菅氏は「お祝いではない」と認識の違いを強調した。
沖縄タイムス社の武富和彦編集局長は名護市辺野古移設に「知事も含め県内首長らも反対している。地元の頭越しだ」と批判。菅氏は「法律に基づき漁協から同意をもらった」と反論し、漁協の同意の上で手続きを進めたことを強調した。
琉球放送の小禄邦男最高顧問は「中国、東南アジアの観光客が途絶えている。これも解決してもらえると期待する」と要望。
菅氏は尖閣問題に触れ「エスカレートせず(日中の)戦略的友好関係を持てるよう取り組みたい」と述べた。
琉球朝日放送は菅氏の訪問を非公開とした。
流球新報

県内マスコミ各社を訪問し、普天間飛行場県内移設や「主権回復の日」式典に理解を求める菅義偉官房長官
=3日午後、那覇市の琉球新報社
菅義偉官房長官は3日午後、那覇市内の地元新聞社、テレビ局を相次いで訪れ、各社代表と意見交換した。
報道機関側からは28日の政府主催の「主権回復の日」式典開催への疑義や、米軍普天間飛行場の県内移設に対する批判なども相次いだ。
官房長官が特定の政策テーマをめぐり地方報道各社を訪問するのは極めて異例。基地問題で反発が強まる沖縄の世論を和らげたいとの思惑がにじんだ。
しかし、菅氏はこれまでの政府説明の繰り返しに終始。地元に寄り添う姿勢を強調し、政府の沖縄施策への理解を求めたが、政府と県民との受け止めの相違が浮き彫りなった形だ。
琉球新報社の富田詢一社長はサンフランシスコ講和条約で、日本から切り離された沖縄を「里子」に例え、「子ども(沖縄)を里子に出した時点で主権回復の日とするのか。
普通に考えれば帰って来た時が主権回復の日であり、どう考えても1972年5月15日ではないか」とし、沖縄が復帰した5月15日が本来の意味で「主権回復の日」ではないかと見解を示した。
これに対し菅氏は「沖縄復帰の節目には政府と県の合同で記念式典をしている。今回の式典は衆院選でも公約した。沖縄に寄り添う形で開く」と、理解を求めた。
沖縄テレビ放送の宮城真一専務は「県民の思いや歴史を考えると、どうしても式典、お祝いの日なのか、という思いは禁じ得ない」と疑義を示した。これに対し菅氏は「お祝いではない」と認識の違いを強調した。
沖縄タイムス社の武富和彦編集局長は名護市辺野古移設に「知事も含め県内首長らも反対している。地元の頭越しだ」と批判。菅氏は「法律に基づき漁協から同意をもらった」と反論し、漁協の同意の上で手続きを進めたことを強調した。
琉球放送の小禄邦男最高顧問は「中国、東南アジアの観光客が途絶えている。これも解決してもらえると期待する」と要望。
菅氏は尖閣問題に触れ「エスカレートせず(日中の)戦略的友好関係を持てるよう取り組みたい」と述べた。
琉球朝日放送は菅氏の訪問を非公開とした。
流球新報
児童8人、リヤカー引いて(OKINAWA)
児童8人、リヤカー引いて「飲酒運転根絶を」

リヤカーを引きながら、飲酒運転根絶を訴える子どもたち
=4日、那覇市泉崎の県警本部前
徒歩でリヤカーを引きながら飲酒運転根絶の意識を広げようと、浦添市の港川学童クラブの児童8人が小学校卒業を記念した旅「リヤカーマン」を4日、スタートさせた。2泊3日で、本島南部約60キロを歩く。
児童は「飲むなら乗らない 乗るなら飲まない」と手書きのピンクのビラを周囲に配りながら歩いた。
同日午前、メンバーは浦添市の学童クラブを出発し、各警察署に立ち寄りながらアピール。那覇市泉崎の県警本部では砂川道男交通部長らが激励。「飲酒運転根絶子ども普及団体」の第1号に同クラブを委嘱した。
砂川交通部長は「飲酒運転を無くすには周囲が声をかけ励ますことも大事。皆さんがそのリーダーになってほしい」と励ました。
上原涼さん12は「誰だって、家族や大切な人がいる。だから飲酒運転をしたら駄目」と話していた。
沖縄タイムス

リヤカーを引きながら、飲酒運転根絶を訴える子どもたち
=4日、那覇市泉崎の県警本部前
徒歩でリヤカーを引きながら飲酒運転根絶の意識を広げようと、浦添市の港川学童クラブの児童8人が小学校卒業を記念した旅「リヤカーマン」を4日、スタートさせた。2泊3日で、本島南部約60キロを歩く。
児童は「飲むなら乗らない 乗るなら飲まない」と手書きのピンクのビラを周囲に配りながら歩いた。
同日午前、メンバーは浦添市の学童クラブを出発し、各警察署に立ち寄りながらアピール。那覇市泉崎の県警本部では砂川道男交通部長らが激励。「飲酒運転根絶子ども普及団体」の第1号に同クラブを委嘱した。
砂川交通部長は「飲酒運転を無くすには周囲が声をかけ励ますことも大事。皆さんがそのリーダーになってほしい」と励ました。
上原涼さん12は「誰だって、家族や大切な人がいる。だから飲酒運転をしたら駄目」と話していた。
沖縄タイムス
ごみゼロ/「島が一番美しくなる日」(宮古島・沖縄)
ごみゼロ目指し団結訴え/観光協青年部14日
にトライコース清掃/「島が一番美しくなる日」PR

立津委員長(左から3番目)が多くの市民の参加を呼び掛けた
=3日、宮古島観光協会
「宮古島が一番美しくなる日」を掲げ、今月14日に「宮古島1周ゴミゼロ大作戦2013」を実施する宮古島観光協会青年部のメンバーらが3日、同協会で会見を開き同大作戦の概要を発表するとともに、多くの市民に参加を呼び掛けた。
会見では、主催者を代表して同協会環境美化委員会の立津烈委員長が「宮古島を美しくして、きれいな島で全日本トライアスロン宮古島大会を開催してもらおうと企画した。島民が一丸となって『宮古島が一番きれいになる日」を心に位置づけるきっかけになることを期待している」と述べた。
当日はトライアスロンのバイクコースを西コース(宮古島東急リゾートホテル~池間島)と南コース(東平安名﨑~宮古島東急リゾートホテル)と東(池間島~東平安名﨑)に分けて西と南は午前に東コースは午後に実施する。
西コースは協力団体の宮古青年会議所、南コースは宮古島商工会議所青年部が担当し、東コースは宮古島観光協会青年部が担当する。
当日は午前9時30分に宮古島東急リゾートロータリー前に集合し、10時から開会セレモニーを実施する。
セレモニー後は西と南コースの清掃スタート地点まで主催者側が用意したバスかワゴン車で移動する。
1区間は約3㌔で、それぞれのコースを10区間に分けて清掃を実施する。
主催者側がゴミ袋と軍手を用意するほか、ゴミは回収後に分別し処分場に搬入する。
東コースは午後2時から東平安名﨑の灯台前に集合し、清掃をスタートする。
清掃終了後、参加者を主催者が清掃終了ポイントまでバス、ワゴン車で迎えスタート地点まで戻る。
主催者では各コース50人の合計150人程度の参加を見込んでおり、「宮古島を美しくする行動ができる方」の協力を呼び掛けている。
.宮古毎日新聞
にトライコース清掃/「島が一番美しくなる日」PR

立津委員長(左から3番目)が多くの市民の参加を呼び掛けた
=3日、宮古島観光協会
「宮古島が一番美しくなる日」を掲げ、今月14日に「宮古島1周ゴミゼロ大作戦2013」を実施する宮古島観光協会青年部のメンバーらが3日、同協会で会見を開き同大作戦の概要を発表するとともに、多くの市民に参加を呼び掛けた。
会見では、主催者を代表して同協会環境美化委員会の立津烈委員長が「宮古島を美しくして、きれいな島で全日本トライアスロン宮古島大会を開催してもらおうと企画した。島民が一丸となって『宮古島が一番きれいになる日」を心に位置づけるきっかけになることを期待している」と述べた。
当日はトライアスロンのバイクコースを西コース(宮古島東急リゾートホテル~池間島)と南コース(東平安名﨑~宮古島東急リゾートホテル)と東(池間島~東平安名﨑)に分けて西と南は午前に東コースは午後に実施する。
西コースは協力団体の宮古青年会議所、南コースは宮古島商工会議所青年部が担当し、東コースは宮古島観光協会青年部が担当する。
当日は午前9時30分に宮古島東急リゾートロータリー前に集合し、10時から開会セレモニーを実施する。
セレモニー後は西と南コースの清掃スタート地点まで主催者側が用意したバスかワゴン車で移動する。
1区間は約3㌔で、それぞれのコースを10区間に分けて清掃を実施する。
主催者側がゴミ袋と軍手を用意するほか、ゴミは回収後に分別し処分場に搬入する。
東コースは午後2時から東平安名﨑の灯台前に集合し、清掃をスタートする。
清掃終了後、参加者を主催者が清掃終了ポイントまでバス、ワゴン車で迎えスタート地点まで戻る。
主催者では各コース50人の合計150人程度の参加を見込んでおり、「宮古島を美しくする行動ができる方」の協力を呼び掛けている。
.宮古毎日新聞
音楽の素晴らしさ/国際音楽祭誘致目指す(宮古島)
音楽の素晴らしさ再認識/日弦協全国大会再開催、
国際音楽祭誘致目指す

宮古島市で初めて開かれた日弦協第71回全国大会の
コンサート=3月31日、マティダ市民劇場
日本最大の弦楽合奏の祭典「日本弦楽指導者協会第71回全国大会」が3月30、31の両日、マティダ市民劇場で開かれた。国内演奏家やその門下生ら約400人が来島。講演会やコンサートを通して音楽の素晴らしさを再認識するとともに、宮古の子どもたちへ生きる力を育むという理念をアピールした。
同大会実行委員長で同協会理事・沖縄県支部長の天野誠さんは「舞台と客席をいっぱいにすること。演奏家が気持ち良く演奏すること。観客が楽しんで聞いてもらえることという目的は達成した。大会は大成功だった」と話した。
全国大会は「ストリングサマーセミナー」と並ぶ日弦協の年間2大行事の一つ。宮古島での大会には、2歳~77歳までの幅広い年齢層が全国から集まった。
受け入れに関しては、実行委や招致委員会などを設置し、2年前から準備を進めてきた。
地元の音楽関係者のみならず観光協会や商工会議所なども支援。市も「宮古の子どもたちが一流の音楽家の演奏を聞けるまたとない機会」と捉え、各学校と会場を結ぶ無料バスを運行させるなど積極的に取り組んだ。
天野さんは「フィナーレを飾った『威風堂々』では、涙ぐんで演奏する演奏家もいた。感動して涙を流した観客もいたと聞いている。まさに客席と舞台が一体となったコンサートだった。本部の理事からも『日弦協の歴史に残る大会だった』との声が寄せられている」と話した。
日弦協の立木茂理事長は「5年前にわずか4人の会員で開設された沖縄県支部が、あれほどの全国大会を成し遂げたことは、日弦協にとって革命的な出来事。市や観光協会などの支援、そして何より宮古島の子どもたちの努力と保護者たちの協力があったからこそ開催できた」と語った。
全国大会は東京、地方とそれぞれ交互に開催されている。
天野さんによると、宮古島での大会が成功に終わったことで、関係者の間からは2年後の2015年に「再び宮古島で全国大会を」という機運が高まっている。
年1回、世界的な音楽家を宮古島に招へいし、コンサートなどを開催する「国際音楽祭」の誘致も目指すという。
天野さんは「宮古の子どもたちが、『宮古はすごい所なんだ』ということを音楽を通して認識し、島外から来る人たちに宮古の良さをアピールできるようになればこれほどうれしいことはない」と話した。
.宮古毎日新聞
国際音楽祭誘致目指す

宮古島市で初めて開かれた日弦協第71回全国大会の
コンサート=3月31日、マティダ市民劇場
日本最大の弦楽合奏の祭典「日本弦楽指導者協会第71回全国大会」が3月30、31の両日、マティダ市民劇場で開かれた。国内演奏家やその門下生ら約400人が来島。講演会やコンサートを通して音楽の素晴らしさを再認識するとともに、宮古の子どもたちへ生きる力を育むという理念をアピールした。
同大会実行委員長で同協会理事・沖縄県支部長の天野誠さんは「舞台と客席をいっぱいにすること。演奏家が気持ち良く演奏すること。観客が楽しんで聞いてもらえることという目的は達成した。大会は大成功だった」と話した。
全国大会は「ストリングサマーセミナー」と並ぶ日弦協の年間2大行事の一つ。宮古島での大会には、2歳~77歳までの幅広い年齢層が全国から集まった。
受け入れに関しては、実行委や招致委員会などを設置し、2年前から準備を進めてきた。
地元の音楽関係者のみならず観光協会や商工会議所なども支援。市も「宮古の子どもたちが一流の音楽家の演奏を聞けるまたとない機会」と捉え、各学校と会場を結ぶ無料バスを運行させるなど積極的に取り組んだ。
天野さんは「フィナーレを飾った『威風堂々』では、涙ぐんで演奏する演奏家もいた。感動して涙を流した観客もいたと聞いている。まさに客席と舞台が一体となったコンサートだった。本部の理事からも『日弦協の歴史に残る大会だった』との声が寄せられている」と話した。
日弦協の立木茂理事長は「5年前にわずか4人の会員で開設された沖縄県支部が、あれほどの全国大会を成し遂げたことは、日弦協にとって革命的な出来事。市や観光協会などの支援、そして何より宮古島の子どもたちの努力と保護者たちの協力があったからこそ開催できた」と語った。
全国大会は東京、地方とそれぞれ交互に開催されている。
天野さんによると、宮古島での大会が成功に終わったことで、関係者の間からは2年後の2015年に「再び宮古島で全国大会を」という機運が高まっている。
年1回、世界的な音楽家を宮古島に招へいし、コンサートなどを開催する「国際音楽祭」の誘致も目指すという。
天野さんは「宮古の子どもたちが、『宮古はすごい所なんだ』ということを音楽を通して認識し、島外から来る人たちに宮古の良さをアピールできるようになればこれほどうれしいことはない」と話した。
.宮古毎日新聞
従事者育つも横バイ─宮古織物組合 OKINAWA
十字絣14反、従事者育つも横バイ─宮古織物組合

検査取扱量の横バイが続く藍染め十字絣の宮古上布
=宮古織物事業協同組合
宮古織物事業協同組合 (長濱政治理事長) が2012年度に検査した藍染十字絣の宮古上布の着尺は14反で前年度と同数となった。
景気の低迷により織物販売は厳しく、 ここ数年は10反台が続いており他製品もほぼ横バイとなっている。
13年度は織物需要に明るい兆しも見えているというが、 慢性的な原材料不足で従事者は育っているものの、 生産量を思うように増やせない状況が続いている。
藍染十字絣の検査取扱量は08年度に27反あったが、 09年度には17反、 10年度は16反、 11年度は14反と生産量の低迷が続いている。
その他、 草木染め (経緯苧麻) は11反で1反増えたが08年度の3分の1程に減っている。 苧麻織 (経ラミー・緯苧麻) は1反で1反減、 麻織 (経緯ラミー) は19反で7反増、 帯は28本で2本増となっている。 全製品の検査数は73反・本で7反・本増えている。 検査対象ではないが反物の端切れを活用した袋物等の2次加工製品は人気が高く、 販売は好調だが生産量はまだ限られているという。
後継者育成事業で若手の製織者は育っているが以前から上布に適した苧麻糸が必要量を満たしてなく、 同組合の上原則子専務理事は 「織りたい人はたくさんいるが、 織るための苧麻糸が不足している。
後継者育成事業を終えた研修生は上布に取り組もうとしているが糸は少ない」 と話す。
ステップアップを目指す製織者の分は苧麻糸を準備できたが 「今年度どれだけ確保できるか心配。 糸を探さなければいけない」 と懸念している。 自ら苧麻績みを習う製織者もいるが 「織りながら糸の勉強も並行して取り組むのは時間的にも難しい」 と話していた。
宮古新報

検査取扱量の横バイが続く藍染め十字絣の宮古上布
=宮古織物事業協同組合
宮古織物事業協同組合 (長濱政治理事長) が2012年度に検査した藍染十字絣の宮古上布の着尺は14反で前年度と同数となった。
景気の低迷により織物販売は厳しく、 ここ数年は10反台が続いており他製品もほぼ横バイとなっている。
13年度は織物需要に明るい兆しも見えているというが、 慢性的な原材料不足で従事者は育っているものの、 生産量を思うように増やせない状況が続いている。
藍染十字絣の検査取扱量は08年度に27反あったが、 09年度には17反、 10年度は16反、 11年度は14反と生産量の低迷が続いている。
その他、 草木染め (経緯苧麻) は11反で1反増えたが08年度の3分の1程に減っている。 苧麻織 (経ラミー・緯苧麻) は1反で1反減、 麻織 (経緯ラミー) は19反で7反増、 帯は28本で2本増となっている。 全製品の検査数は73反・本で7反・本増えている。 検査対象ではないが反物の端切れを活用した袋物等の2次加工製品は人気が高く、 販売は好調だが生産量はまだ限られているという。
後継者育成事業で若手の製織者は育っているが以前から上布に適した苧麻糸が必要量を満たしてなく、 同組合の上原則子専務理事は 「織りたい人はたくさんいるが、 織るための苧麻糸が不足している。
後継者育成事業を終えた研修生は上布に取り組もうとしているが糸は少ない」 と話す。
ステップアップを目指す製織者の分は苧麻糸を準備できたが 「今年度どれだけ確保できるか心配。 糸を探さなければいけない」 と懸念している。 自ら苧麻績みを習う製織者もいるが 「織りながら糸の勉強も並行して取り組むのは時間的にも難しい」 と話していた。
宮古新報
バイオ・リン製造施設が完成─(宮古総実高・ 沖縄)
Biо─P(バイオ・リン)製造施設が完成─宮古総実高

県立宮古総合実業高校第2農場で進められてきたBiо―P (バイオ・リン) 製造施設の建設工事がこのほど完了した。 建築面積584平方㍍、 総事業費は1億2500万円。 計画では年間1000㌧ (売上目標2000万円) を製造する。 今年10月から稼働開始する予定。
バイオ・リンは、 同校環境工学科環境班が、 宮古島の地下水保全に焦点を当てた研究活動を通して開発した。 土壌蓄積リンの再利用に着眼し、 土壌中のリンを分離するのに有効な微生物 (リン溶解菌) にサトウキビ製糖工場の副産物であるバガスや糖蜜を添加する手法を考え出し、 2000年に完成させた。 すでに商標登録済み。 同研究が認められ、 2004年には第8回ストックホルム青少年水大賞 (水のノーベル賞) を受賞している。

施設内部
施設内には 「分析・講習室」 が設けられるほか、 バイオ・リン発酵装置、 袋詰機などが整備される。 全ての設備が整い次第、 10月には稼働開始することにしている。
また、 バイオ・リンを使って生産している日本そばの栽培普及に向け、 「将来は製粉工場の整備も実現させたい」 と意気込んでいる。
宮古新報

県立宮古総合実業高校第2農場で進められてきたBiо―P (バイオ・リン) 製造施設の建設工事がこのほど完了した。 建築面積584平方㍍、 総事業費は1億2500万円。 計画では年間1000㌧ (売上目標2000万円) を製造する。 今年10月から稼働開始する予定。
バイオ・リンは、 同校環境工学科環境班が、 宮古島の地下水保全に焦点を当てた研究活動を通して開発した。 土壌蓄積リンの再利用に着眼し、 土壌中のリンを分離するのに有効な微生物 (リン溶解菌) にサトウキビ製糖工場の副産物であるバガスや糖蜜を添加する手法を考え出し、 2000年に完成させた。 すでに商標登録済み。 同研究が認められ、 2004年には第8回ストックホルム青少年水大賞 (水のノーベル賞) を受賞している。

施設内部
施設内には 「分析・講習室」 が設けられるほか、 バイオ・リン発酵装置、 袋詰機などが整備される。 全ての設備が整い次第、 10月には稼働開始することにしている。
また、 バイオ・リンを使って生産している日本そばの栽培普及に向け、 「将来は製粉工場の整備も実現させたい」 と意気込んでいる。
宮古新報
両親思い合掌 渡嘉敷「集団自決」68年 (OKINAWA)
両親思い合掌 渡嘉敷「集団自決」68年

渡嘉敷村の慰霊祭に訪れ、両親の亡くなった現場に初めて足を踏み入れた眞喜屋実美さんら=3月28日、同村北山
【渡嘉敷】
渡嘉敷村の慰霊の日(住民玉砕の日)に当たる3月28日、村主催の慰霊祭に訪れた那覇市出身の遺族4人が、沖縄戦の渡嘉敷村北山(にしやま)で「集団自決」(強制集団死)を強いられ死亡した両親が命を落とした現場を戦後68年にして初めて足を踏み入れ確認した。
体験者や島の人々は今も、当時の呼び名である「玉砕場」にはめったに足を運ぼうとしない。
現場を訪れた遺族は、戦前に渡嘉敷村第5代村長や同国民学校長を務め、戦争当時は同村産業組合長だった那覇市首里出身の故眞喜屋実意さん、妻ナヘさんの実子9人(男3人、女6人)のうち、末っ子で三男の眞喜屋実美さん(79)と妻浩子さん(70)=那覇市、故実意さんの孫の姉妹の宮城るり子さん(60)、千恵さん(54)=宜野湾市=の4人。
戦争当時、眞喜屋さん兄弟姉妹9人は沖縄本島に住んでおり、両親2人だけ渡嘉敷村に残ったという。
実美さんらは、両親の亡くなった場所を知っているという地元ガイドの案内で、現場(北山・フィジガー)を訪れ、手を合わせた。
実美さんらは「現場を一度この目で確認したかった。このような悲惨な出来事は二度と起こさせてはいけない」と手を合わせた。
沖縄戦で死亡した594柱のみ霊を祭った「白玉之塔」は、戦後6年目に「集団自決」跡地に建立されたが、1960年に現地北山が軍用地に接収されたため、62年に現在のギズ山に移動し新たに建立され、毎年、遺族らが参列して慰霊祭が執り行われている。
(米田英明通信員)
琉球新報

渡嘉敷村の慰霊祭に訪れ、両親の亡くなった現場に初めて足を踏み入れた眞喜屋実美さんら=3月28日、同村北山
【渡嘉敷】
渡嘉敷村の慰霊の日(住民玉砕の日)に当たる3月28日、村主催の慰霊祭に訪れた那覇市出身の遺族4人が、沖縄戦の渡嘉敷村北山(にしやま)で「集団自決」(強制集団死)を強いられ死亡した両親が命を落とした現場を戦後68年にして初めて足を踏み入れ確認した。
体験者や島の人々は今も、当時の呼び名である「玉砕場」にはめったに足を運ぼうとしない。
現場を訪れた遺族は、戦前に渡嘉敷村第5代村長や同国民学校長を務め、戦争当時は同村産業組合長だった那覇市首里出身の故眞喜屋実意さん、妻ナヘさんの実子9人(男3人、女6人)のうち、末っ子で三男の眞喜屋実美さん(79)と妻浩子さん(70)=那覇市、故実意さんの孫の姉妹の宮城るり子さん(60)、千恵さん(54)=宜野湾市=の4人。
戦争当時、眞喜屋さん兄弟姉妹9人は沖縄本島に住んでおり、両親2人だけ渡嘉敷村に残ったという。
実美さんらは、両親の亡くなった場所を知っているという地元ガイドの案内で、現場(北山・フィジガー)を訪れ、手を合わせた。
実美さんらは「現場を一度この目で確認したかった。このような悲惨な出来事は二度と起こさせてはいけない」と手を合わせた。
沖縄戦で死亡した594柱のみ霊を祭った「白玉之塔」は、戦後6年目に「集団自決」跡地に建立されたが、1960年に現地北山が軍用地に接収されたため、62年に現在のギズ山に移動し新たに建立され、毎年、遺族らが参列して慰霊祭が執り行われている。
(米田英明通信員)
琉球新報
大浦湾にジュゴンはみ跡 (OKINAWA)
大浦湾にジュゴンはみ跡 国内最深
米軍普天間飛行場の移設先に接する名護市の大浦湾で3月28日、ジュゴンのはみ跡が見つかった。
リーフ外の水深19・6メートルで見つかり、専門家は「国内で最も深い記録」と指摘。沖縄防衛局による環境影響評価(アセスメント)では見つかっておらず、「不完全なアセスに基づく埋め立て申請は許されない」との批判が上がった。
はみ跡は那覇市で「ダイブショップ桜海(おうみ)」を営む岩本俊紀さん(41)がガイド中に発見した。名護市安部の浜から約400メートルのアオサンゴ群落の近く。
ウミヒルモの仲間が茂る砂地に、何本も線が走っていた。岩本さんは「ジュゴンがつい最近ここにいた。山、川、マングローブ、サンゴ、ジュゴンとつながっている豊かな海を守りたい」と話す。
写真を確認したジュゴンネットワーク沖縄の細川太郎事務局次長は「防衛局のアセスでは深場のはみ跡どころか海草藻場すら確認されておらず、基地建設への影響が過小評価されている。県知事は埋め立てを許可するべきではない」と求めた。
沖縄タイムス
米軍普天間飛行場の移設先に接する名護市の大浦湾で3月28日、ジュゴンのはみ跡が見つかった。
リーフ外の水深19・6メートルで見つかり、専門家は「国内で最も深い記録」と指摘。沖縄防衛局による環境影響評価(アセスメント)では見つかっておらず、「不完全なアセスに基づく埋め立て申請は許されない」との批判が上がった。
はみ跡は那覇市で「ダイブショップ桜海(おうみ)」を営む岩本俊紀さん(41)がガイド中に発見した。名護市安部の浜から約400メートルのアオサンゴ群落の近く。
ウミヒルモの仲間が茂る砂地に、何本も線が走っていた。岩本さんは「ジュゴンがつい最近ここにいた。山、川、マングローブ、サンゴ、ジュゴンとつながっている豊かな海を守りたい」と話す。
写真を確認したジュゴンネットワーク沖縄の細川太郎事務局次長は「防衛局のアセスでは深場のはみ跡どころか海草藻場すら確認されておらず、基地建設への影響が過小評価されている。県知事は埋め立てを許可するべきではない」と求めた。
沖縄タイムス
地産地消で長寿復活へ (沖縄)
地産地消で長寿復活へ ミーバイ、野菜使って和・洋・中
<試食会>新鮮な県産ミーバイを使った刺身の姿盛り
=3月26日、名護市安部のカヌチャリゾート
【名護】
伝統食に工夫を加え食による長寿復活への取り組みを後押しし、観光の魅力にもつなげようと、県産のアーラミーバイ(和名ヤイトハタ)や地元野菜を使った料理の試食会が3月26日、名護市安部のカヌチャリゾートで開かれた。
市観光協会や生産者、飲食業関係者約60人が参加、ミーバイ尽くしのメニューに舌鼓を打った。
食材は伊平屋島産の養殖ミーバイと北部の女性農業者でつくる「やんばる野菜かーちゃんの会」が作ったハンダマや生で食べられる白菜、スナップインゲンなどで地産地消の推進も兼ねる。カヌチャ常務で総支配人兼総料理長の中村英一郎さんはじめ、和洋中の料理長が食材や調理法を説明した。
ミーバイとタケノコを重ねて木の芽みそをかけた一品や、ミーバイの肝の煮こごりなど繊細な和食だけでなく、オリーブとバジル風味の焼き物やフカヒレあんかけのかかった中華風蒸し物など多彩な味で楽しませた。
伊平屋漁協の諸見富男組合長は「よりおいしいミーバイを育てるのに頑張りたい」と話し、かーちゃんの会の金城美代子会長は「魚のおいしさを実感できた。
自分たちの野菜がおいしくなってうれしい。これからもいい野菜を作りたい」と喜んだ。
中村さんは「料理人など専門家ばかりでなく、生産者や消費者の垣根を取り払って長寿や食、地産地消を考えたい。『考える会』を4月にも立ち上げ、活動を進めたい」と話した。
流球新報

<試食会>新鮮な県産ミーバイを使った刺身の姿盛り
=3月26日、名護市安部のカヌチャリゾート
【名護】
伝統食に工夫を加え食による長寿復活への取り組みを後押しし、観光の魅力にもつなげようと、県産のアーラミーバイ(和名ヤイトハタ)や地元野菜を使った料理の試食会が3月26日、名護市安部のカヌチャリゾートで開かれた。
市観光協会や生産者、飲食業関係者約60人が参加、ミーバイ尽くしのメニューに舌鼓を打った。
食材は伊平屋島産の養殖ミーバイと北部の女性農業者でつくる「やんばる野菜かーちゃんの会」が作ったハンダマや生で食べられる白菜、スナップインゲンなどで地産地消の推進も兼ねる。カヌチャ常務で総支配人兼総料理長の中村英一郎さんはじめ、和洋中の料理長が食材や調理法を説明した。
ミーバイとタケノコを重ねて木の芽みそをかけた一品や、ミーバイの肝の煮こごりなど繊細な和食だけでなく、オリーブとバジル風味の焼き物やフカヒレあんかけのかかった中華風蒸し物など多彩な味で楽しませた。
伊平屋漁協の諸見富男組合長は「よりおいしいミーバイを育てるのに頑張りたい」と話し、かーちゃんの会の金城美代子会長は「魚のおいしさを実感できた。
自分たちの野菜がおいしくなってうれしい。これからもいい野菜を作りたい」と喜んだ。
中村さんは「料理人など専門家ばかりでなく、生産者や消費者の垣根を取り払って長寿や食、地産地消を考えたい。『考える会』を4月にも立ち上げ、活動を進めたい」と話した。
流球新報
2013-04-03
海洋温度差発電施設(久米島・沖縄)
久米島に海洋温度差発電施設

15日から本格的な発電が始まる海洋温度差発電
の実証プラント=久米島町、
県海洋深層水研究所(県提供)
県商工労働部産業政策課は2日、久米島町の県海洋深層水研究所で進めている「海洋温度差発電(OTEC)」事業で、3月までに実証プラントが完成したことを受け、15日から本格的に発電すると発表した。
将来的なプラントの大型化や商用化に向け、2014年度まで気象条件の変化による発電量などのデータを計測・蓄積。同研究に知見を持つ佐賀大学と連携し、研究を進めていく。
実証プラントの試験運転が3月30日に同研究所であり、表層水温23・5度、深層水温9・3度の条件で3・1キロワットの発電が確認された。海洋温度差発電は、表層の温かい海水と深層の冷たい海水(海洋深層水)の温度差を利用し、発電するシステム。県は一括交付金(約5億2千万円)を活用し、プラントを整備した。
沖縄タイムス

15日から本格的な発電が始まる海洋温度差発電
の実証プラント=久米島町、
県海洋深層水研究所(県提供)
県商工労働部産業政策課は2日、久米島町の県海洋深層水研究所で進めている「海洋温度差発電(OTEC)」事業で、3月までに実証プラントが完成したことを受け、15日から本格的に発電すると発表した。
将来的なプラントの大型化や商用化に向け、2014年度まで気象条件の変化による発電量などのデータを計測・蓄積。同研究に知見を持つ佐賀大学と連携し、研究を進めていく。
実証プラントの試験運転が3月30日に同研究所であり、表層水温23・5度、深層水温9・3度の条件で3・1キロワットの発電が確認された。海洋温度差発電は、表層の温かい海水と深層の冷たい海水(海洋深層水)の温度差を利用し、発電するシステム。県は一括交付金(約5億2千万円)を活用し、プラントを整備した。
沖縄タイムス
思い出 絵本に (沖縄)
校の思い出 絵本に
閉校の今帰仁村立古宇利小児童6人

閉校式で学校の思い出をつづった絵本を朗読する児童たち
=3月24日、古宇利小

古宇利小の写真と児童の似顔絵を組み合わせた手作り絵本
【今帰仁】
4月から天底小に統合された今帰仁村立古宇利小学校の児童6人が、同村読み聞かせワーキングチーム(玉城凉子代表)と、学校の思い出を描いた絵本を作った。
題名は「さようなら。古宇利小学校」。各児童が1ページずつ担当し、好きな学校風景の写真と自分たちの似顔絵を組み合わせ、思い出をつづっている。
絵本作りは同ワーキングチームから提案した。1月から作業を始め、3月24日の閉校式直前に完成。閉校式の参加者に配布し、児童たちが朗読した。
「校庭から見える古宇利大橋」や「木登りしたガジュマル」など思い出の風景を振り返り、「ありがとう、私の学校。ありがとう、私の先生。ずっと ずっと わすれないよ」と誓った。
「けんけんぱ」をして遊んだ校庭の写真を絵本に使った小波津杏樹さん(5年)は「世界にたった一つの本なので大切にしたい」とほほ笑んだ。玉城仁美さん(3年)は「きれいな絵本になってうれしい。新しい学校でもたくさん友達をつくりたい」と話した。
閉校式にも参加した同ワーキングチームの重畠泰代さん(45)は「私は古宇利島の人間ではなく、出会ったばかりだったが、純粋な子どもたちで仲良くなれた。絵本が思い出の一こまになればうれしい」と話した。
流球新報
閉校の今帰仁村立古宇利小児童6人

閉校式で学校の思い出をつづった絵本を朗読する児童たち
=3月24日、古宇利小

古宇利小の写真と児童の似顔絵を組み合わせた手作り絵本
【今帰仁】
4月から天底小に統合された今帰仁村立古宇利小学校の児童6人が、同村読み聞かせワーキングチーム(玉城凉子代表)と、学校の思い出を描いた絵本を作った。
題名は「さようなら。古宇利小学校」。各児童が1ページずつ担当し、好きな学校風景の写真と自分たちの似顔絵を組み合わせ、思い出をつづっている。
絵本作りは同ワーキングチームから提案した。1月から作業を始め、3月24日の閉校式直前に完成。閉校式の参加者に配布し、児童たちが朗読した。
「校庭から見える古宇利大橋」や「木登りしたガジュマル」など思い出の風景を振り返り、「ありがとう、私の学校。ありがとう、私の先生。ずっと ずっと わすれないよ」と誓った。
「けんけんぱ」をして遊んだ校庭の写真を絵本に使った小波津杏樹さん(5年)は「世界にたった一つの本なので大切にしたい」とほほ笑んだ。玉城仁美さん(3年)は「きれいな絵本になってうれしい。新しい学校でもたくさん友達をつくりたい」と話した。
閉校式にも参加した同ワーキングチームの重畠泰代さん(45)は「私は古宇利島の人間ではなく、出会ったばかりだったが、純粋な子どもたちで仲良くなれた。絵本が思い出の一こまになればうれしい」と話した。
流球新報
? 子ヤギ産んでセーフ (沖縄)
危険を察知? 子ヤギ産んでセーフ

白黒まだらの子ヤギに笑顔の宮原友子さん(奥)ら
=名護市宮里
【名護】市宮里の民家で飼われているヤギが、まるでパンダか牛のような白と黒の子ヤギを出産。保育園児や小学生などが連日訪れ、話題となっている。
子ヤギが生まれたのは宮原友子さん(52)宅。宮原さんは2年前、生後9カ月だった雌のヤギを知人から譲り受けたが、初産後2年を経ても妊娠の兆しがないため、長男の大学卒業祝いに食べようとした矢先の3月5日に子ヤギを産んだという。
宮原さんは「息子と小屋のそばで食べる話をしたのに気付いたのかな。しかも、白と黒の毛の子ヤギが生まれるとは」と笑顔で話す。
誕生した子ヤギは、遊びに来た園児らが「ミルク」と命名。近所の新里達馬君(屋部小6年)、大海君(同5年)兄弟は「ぴょんぴょんと跳び回っているのがとってもかわいい」とうれしそう。宮原さんは「息子のすてきな卒業祝いになった。でもヒージャー汁も食べたかったな」と複雑な心境のようだ。(玉城学通信員)
沖縄タイムス

白黒まだらの子ヤギに笑顔の宮原友子さん(奥)ら
=名護市宮里
【名護】市宮里の民家で飼われているヤギが、まるでパンダか牛のような白と黒の子ヤギを出産。保育園児や小学生などが連日訪れ、話題となっている。
子ヤギが生まれたのは宮原友子さん(52)宅。宮原さんは2年前、生後9カ月だった雌のヤギを知人から譲り受けたが、初産後2年を経ても妊娠の兆しがないため、長男の大学卒業祝いに食べようとした矢先の3月5日に子ヤギを産んだという。
宮原さんは「息子と小屋のそばで食べる話をしたのに気付いたのかな。しかも、白と黒の毛の子ヤギが生まれるとは」と笑顔で話す。
誕生した子ヤギは、遊びに来た園児らが「ミルク」と命名。近所の新里達馬君(屋部小6年)、大海君(同5年)兄弟は「ぴょんぴょんと跳び回っているのがとってもかわいい」とうれしそう。宮原さんは「息子のすてきな卒業祝いになった。でもヒージャー汁も食べたかったな」と複雑な心境のようだ。(玉城学通信員)
沖縄タイムス
身近な自然テーマに切り絵展 (宮古島・沖縄)
身近な自然テーマに、坂井真理さんが切り絵展

島の自然を題材とした12点の展示している坂井さん
=1日、 来間島の 「楽園の果実」
切り絵アーティスト (画家) の坂井真理さん=市平良=の切り絵展 「The Island」 が先月30日から、 来間島の 「楽園の果実」 で開かれている。
宮古島や来間島の自然をテーマにした作品12点が展示されている。 5月30日まで (4月2、 10、 16、 21日、 5月の毎週火曜は休み)。
展示されている作品は、 月桃紙、 苧麻紙、 画用紙にパステルやアクリル絵の具、 水彩鉛筆で描いた絵画に色画用紙の切り絵を組み合わせたもの。 「光」 「花」 「愛」 「清風」 などと題名が付けられている。
坂井さんは 「普段の何気ない光景、 四季の変化、 見落としてしまいがちな小さな植物の愛くるしさや、 精一杯に生を謳歌している力強さを表現した。
今後もそのようなものに焦点を当てて表現していきたい」 と話していた。
展示時間は午前11時~午後6時30分。
問い合わせは 「楽園の果実」 (76・2991)。
宮古新報

島の自然を題材とした12点の展示している坂井さん
=1日、 来間島の 「楽園の果実」
切り絵アーティスト (画家) の坂井真理さん=市平良=の切り絵展 「The Island」 が先月30日から、 来間島の 「楽園の果実」 で開かれている。
宮古島や来間島の自然をテーマにした作品12点が展示されている。 5月30日まで (4月2、 10、 16、 21日、 5月の毎週火曜は休み)。
展示されている作品は、 月桃紙、 苧麻紙、 画用紙にパステルやアクリル絵の具、 水彩鉛筆で描いた絵画に色画用紙の切り絵を組み合わせたもの。 「光」 「花」 「愛」 「清風」 などと題名が付けられている。
坂井さんは 「普段の何気ない光景、 四季の変化、 見落としてしまいがちな小さな植物の愛くるしさや、 精一杯に生を謳歌している力強さを表現した。
今後もそのようなものに焦点を当てて表現していきたい」 と話していた。
展示時間は午前11時~午後6時30分。
問い合わせは 「楽園の果実」 (76・2991)。
宮古新報
JAあたらす市場 (宮古島・沖縄)
3日間記念フェア、JAあたらす市場

5日にオープン予定の新しいJAファーマーズあたらす市場
=JAおきなわ宮古
新築したJAファーマーズマーケットあたらす市場は5~7日、 グランドオープンフェアーを開催する。 農作物の特価販売をはじめ来場者に牛汁やサータアンダギーのプレゼント、 また民謡ショーやJA女性部による余興なども3日間行われる。
同市場は現店舗の老朽化に伴い昨年10月から新築工事が行われ、 売り場面積は約1・5倍、 農産物の調理販売する加工室も設置されている。
新規開店を記念して5日は午前9時40分からオープニングセレモニー、 引き続き祝賀会が行われる。 3日間、 保育園児の踊りや民謡ショー、 和太鼓演奏、 ラジオの取材などが行われる。
来店した先着300人にポップコーンかかき氷、 先着100人に牛汁、 先着200人にサータアンダギー・多良間産黒糖をプレゼント。 またJA女性部やみゃーくぬ味直売所の加工品販売、 店頭精米の販売なども行われる。
現店舗は農産物の陳列場所が狭く、 特に夏場のマンゴーはピーク時になると棚に置き切れず床に商品が並ぶこともあった。
売り場面積の拡大に伴い同市場では生産部会を設置し、 出荷品目の充実に取り組んでいる。
加工室にはAコープ城辺店が入って惣菜やジュースなどを販売する。 また規格外となった農作物も加工して生産者の所得向上につなげていく。
宮古新報

5日にオープン予定の新しいJAファーマーズあたらす市場
=JAおきなわ宮古
新築したJAファーマーズマーケットあたらす市場は5~7日、 グランドオープンフェアーを開催する。 農作物の特価販売をはじめ来場者に牛汁やサータアンダギーのプレゼント、 また民謡ショーやJA女性部による余興なども3日間行われる。
同市場は現店舗の老朽化に伴い昨年10月から新築工事が行われ、 売り場面積は約1・5倍、 農産物の調理販売する加工室も設置されている。
新規開店を記念して5日は午前9時40分からオープニングセレモニー、 引き続き祝賀会が行われる。 3日間、 保育園児の踊りや民謡ショー、 和太鼓演奏、 ラジオの取材などが行われる。
来店した先着300人にポップコーンかかき氷、 先着100人に牛汁、 先着200人にサータアンダギー・多良間産黒糖をプレゼント。 またJA女性部やみゃーくぬ味直売所の加工品販売、 店頭精米の販売なども行われる。
現店舗は農産物の陳列場所が狭く、 特に夏場のマンゴーはピーク時になると棚に置き切れず床に商品が並ぶこともあった。
売り場面積の拡大に伴い同市場では生産部会を設置し、 出荷品目の充実に取り組んでいる。
加工室にはAコープ城辺店が入って惣菜やジュースなどを販売する。 また規格外となった農作物も加工して生産者の所得向上につなげていく。
宮古新報
水辺のバレリーナ (与那覇湾・宮古島)
セイタカシギ飛来/水辺のバレリーナ与那覇湾

飛来したセイタカシギ=2日、下地の与那覇湾
(撮影・伊良波彌記者)
水辺のバレリーナの異名を持つセイタカシギ(セイタカシギ科)2羽が2日、下地の与那覇湾で確認された。春の波打ち際で羽を休めていた。
東南アジアなどで越冬している渡り鳥は、5月上旬ごろまで日本本土などへ北上する。宮古には南方から北上中に立ち寄り、休息をとってから飛び立つ。
セイタカシギの足は長くピンク色。くちばしは細長く黒い。体の下面は白く、背と翼は黒色。成鳥は全長40㌢。
日本では、東京湾周辺や愛知県などで繁殖が確認されている。
.宮古毎日新聞

飛来したセイタカシギ=2日、下地の与那覇湾
(撮影・伊良波彌記者)
水辺のバレリーナの異名を持つセイタカシギ(セイタカシギ科)2羽が2日、下地の与那覇湾で確認された。春の波打ち際で羽を休めていた。
東南アジアなどで越冬している渡り鳥は、5月上旬ごろまで日本本土などへ北上する。宮古には南方から北上中に立ち寄り、休息をとってから飛び立つ。
セイタカシギの足は長くピンク色。くちばしは細長く黒い。体の下面は白く、背と翼は黒色。成鳥は全長40㌢。
日本では、東京湾周辺や愛知県などで繁殖が確認されている。
.宮古毎日新聞
2013-04-02
中核市・那覇が誕生 (OKINAWA)
中核市・那覇が誕生 全国42番目

那覇市の中核市移行を祝い、くす玉を割る翁長雄志市長
(右から4人目)や関係者=1日午前、那覇市役所
那覇市(翁長雄志市長)が1日、県内初の中核市となった。同日午前、市役所1階のロビーで中核市移行式典が開かれ、翁長市長や市議、仲井真弘多県知事、市民ら約100人が新生・那覇の門出を祝った。同日午後には、那覇市与儀に「那覇市保健所」もオープンした。中核市は全国で42番目。
式典で翁長市長は「地域主権時代に沖縄の先導的な役割を担い、地域の実情に沿った、きめ細かな行政サービスを提供していきたい」と抱負を語った。
仲井真知事から翁長市長に事務引継書が手渡され、2490の事務が県から市に引き継がれた。仲井真知事は「市独自のまちづくりを積極的に推進し、県全体の発展をけん引することを期待する」と祝辞を述べた。翁長市長らがくす玉を割ると会場に拍手が響いた。
県中央保健所の施設を引き継いだ那覇市保健所で開かれた式典では、国吉秀樹所長が「頼れる保健所、フットワークの良い保健活動の実現に向けて努力していきたい」とあいさつした。
沖縄タイムス

那覇市の中核市移行を祝い、くす玉を割る翁長雄志市長
(右から4人目)や関係者=1日午前、那覇市役所
那覇市(翁長雄志市長)が1日、県内初の中核市となった。同日午前、市役所1階のロビーで中核市移行式典が開かれ、翁長市長や市議、仲井真弘多県知事、市民ら約100人が新生・那覇の門出を祝った。同日午後には、那覇市与儀に「那覇市保健所」もオープンした。中核市は全国で42番目。
式典で翁長市長は「地域主権時代に沖縄の先導的な役割を担い、地域の実情に沿った、きめ細かな行政サービスを提供していきたい」と抱負を語った。
仲井真知事から翁長市長に事務引継書が手渡され、2490の事務が県から市に引き継がれた。仲井真知事は「市独自のまちづくりを積極的に推進し、県全体の発展をけん引することを期待する」と祝辞を述べた。翁長市長らがくす玉を割ると会場に拍手が響いた。
県中央保健所の施設を引き継いだ那覇市保健所で開かれた式典では、国吉秀樹所長が「頼れる保健所、フットワークの良い保健活動の実現に向けて努力していきたい」とあいさつした。
沖縄タイムス
キングスが観光大使 (沖縄市)
キングス3選手が沖縄市観光大使就任

ちゃんぷる~大使就任会見に臨んだ(左から)キングスの
与那嶺翼主将、神里興弘市総務部長、東門美津子市長、
並里成選手、山内盛久選手=沖縄市体育館
【沖縄】プロバスケットボールの琉球ゴールデンキングスに所属する沖縄市出身の与那嶺翼主将、並里成、山内盛久の3選手が3月30日、市観光大使の「ちゃんぷる~大使」に就任した。
同日、試合があった市体育館で記者会見と委嘱式があり、与那嶺主将は「光栄に思う。今、バスケができるのも沖縄市で生まれ育ったから。3人で沖縄市の良さをアピールしていきたい」と抱負を語った。東門美津子市長は「市出身選手の活躍は市民にとって大きな誇りで、子どもに刺激を与える。市の発展のため、大きな力になってくれる」と期待した。
市の本年度からの新規事業で、3人が第1号。名刺の配布やメディアへの露出などを通して、市をPRしていく。任期は2年。
沖縄タイムス

ちゃんぷる~大使就任会見に臨んだ(左から)キングスの
与那嶺翼主将、神里興弘市総務部長、東門美津子市長、
並里成選手、山内盛久選手=沖縄市体育館
【沖縄】プロバスケットボールの琉球ゴールデンキングスに所属する沖縄市出身の与那嶺翼主将、並里成、山内盛久の3選手が3月30日、市観光大使の「ちゃんぷる~大使」に就任した。
同日、試合があった市体育館で記者会見と委嘱式があり、与那嶺主将は「光栄に思う。今、バスケができるのも沖縄市で生まれ育ったから。3人で沖縄市の良さをアピールしていきたい」と抱負を語った。東門美津子市長は「市出身選手の活躍は市民にとって大きな誇りで、子どもに刺激を与える。市の発展のため、大きな力になってくれる」と期待した。
市の本年度からの新規事業で、3人が第1号。名刺の配布やメディアへの露出などを通して、市をPRしていく。任期は2年。
沖縄タイムス
伝統お菓子を手軽に 沖縄製粉 (沖縄)
伝統お菓子を手軽に 沖縄製粉の新シリーズ

沖縄製粉の「Uchina Kitchen」シリーズ第1弾として
発売する新商品「黒糖アガラサー」
沖縄製粉(那覇市、竹内一郎社長)は、沖縄の伝統菓子を家庭で手軽に作ることをコンセプトにした「Uchina Kitchen(ウチナーキッチン)」シリーズの第1弾となる新商品「黒糖アガラサー」(黒糖蒸しパン)を発売した。
県産黒糖を使用したアガラサーミックス粉に、水だけを加えて電子レンジで作れる手軽さが特徴。商品開発にあたっては、県内保育園の父母らを対象に調査を実施。親子で手軽にお菓子作りを楽しみたいというニーズに対応した。
県内の土産品店などで販売がスタートし、4月中旬以降に量販店などで順次取り扱う。初年度の販売目標は3千ケース(5万4千個)。今後は同シリーズの商品化を進め、県外や香港、台湾など海外展開も目指す。
1日、同社サービスセンターで会見した販売促進部特産流通事業部の安慶名浩部長と販売促進課の渡具知舞子さんは「簡単に作れることで親子の触れ合いにもつながる。県産素材を使ってニーズに合わせた食感と味を作っていきたい」と意気込みを語った。黒糖アガラサーは希望小売価格230円(税込み)。
沖縄タイムス

沖縄製粉の「Uchina Kitchen」シリーズ第1弾として
発売する新商品「黒糖アガラサー」
沖縄製粉(那覇市、竹内一郎社長)は、沖縄の伝統菓子を家庭で手軽に作ることをコンセプトにした「Uchina Kitchen(ウチナーキッチン)」シリーズの第1弾となる新商品「黒糖アガラサー」(黒糖蒸しパン)を発売した。
県産黒糖を使用したアガラサーミックス粉に、水だけを加えて電子レンジで作れる手軽さが特徴。商品開発にあたっては、県内保育園の父母らを対象に調査を実施。親子で手軽にお菓子作りを楽しみたいというニーズに対応した。
県内の土産品店などで販売がスタートし、4月中旬以降に量販店などで順次取り扱う。初年度の販売目標は3千ケース(5万4千個)。今後は同シリーズの商品化を進め、県外や香港、台湾など海外展開も目指す。
1日、同社サービスセンターで会見した販売促進部特産流通事業部の安慶名浩部長と販売促進課の渡具知舞子さんは「簡単に作れることで親子の触れ合いにもつながる。県産素材を使ってニーズに合わせた食感と味を作っていきたい」と意気込みを語った。黒糖アガラサーは希望小売価格230円(税込み)。
沖縄タイムス
[闘牛]速攻でV (新屋慶名大会・沖縄)
[闘牛]龍星、速攻でV 新屋慶名大会

〈6番戦〉柵際で龍星電撃(右)の強烈な腹取りが決まり、
横倒しとなる大屋天一=うるま市石川多目的ドーム
新屋慶名大闘牛大会(主催・新屋慶名闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が31日午後1時から、うるま市石川多目的ドームで行われた。「長堂畜産35周年記念、巳(み)年厄年払い」を兼ねての大会で、新屋慶名としては2009年以来4年ぶりの開催だった。地元や県内各地からの闘牛ファンや観光客など約700人が詰め掛け、次々に繰り広げられた10組の対戦を楽しんだ。

3番戦だけが45分を超える異例の大長期戦となったが、そのほかはすべて10分以内で決着し、全般的には快テンポの進行だった。勝負が決まる場面では何度も大歓声が起きたが、特に6番戦は観客の度肝を抜く決着となった。
対戦開始間もなく龍星電撃の怒とうの押し込みがさく裂し、大屋天一はあっという間に柵際へ。天一の体勢が崩れ、大きく傾いたところに電撃の強烈な腹取りが決まった。
横倒しとなった天一は柵の土手付近で懸命の脱出劇。しかし、追いすがるように電撃が今度は下からはね上げるような腹取り一発。柵の土手上まで持ち上げられた天一は頭から落ちるようにもんどり打って横転した。砂煙がもうもうと上がる中、ドーム特有のごう音なような大歓声が起き、ここで勝負に幕。名前どおりの速攻を見せた龍星電撃に場内から感嘆の声しきりだった。
注目を集めた結びの一番は、龍天龍鬼丸が完勝した。
短い角ながら切れ味抜群の短角頑力皇が善戦するかと期待されたが、鬼丸のパワーが爆発した。
対戦開始2分余、電車道で一気に頑力皇を柵に運び、有無を言わさず豪快な腹取りを決めた。鬼丸は2連勝で通算4勝目。
次回は7日午後1時から、うるま市石川多目的ドームで石川闘牛大会。
(又吉利一通信員)
沖縄タイムス

〈6番戦〉柵際で龍星電撃(右)の強烈な腹取りが決まり、
横倒しとなる大屋天一=うるま市石川多目的ドーム
新屋慶名大闘牛大会(主催・新屋慶名闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が31日午後1時から、うるま市石川多目的ドームで行われた。「長堂畜産35周年記念、巳(み)年厄年払い」を兼ねての大会で、新屋慶名としては2009年以来4年ぶりの開催だった。地元や県内各地からの闘牛ファンや観光客など約700人が詰め掛け、次々に繰り広げられた10組の対戦を楽しんだ。

3番戦だけが45分を超える異例の大長期戦となったが、そのほかはすべて10分以内で決着し、全般的には快テンポの進行だった。勝負が決まる場面では何度も大歓声が起きたが、特に6番戦は観客の度肝を抜く決着となった。
対戦開始間もなく龍星電撃の怒とうの押し込みがさく裂し、大屋天一はあっという間に柵際へ。天一の体勢が崩れ、大きく傾いたところに電撃の強烈な腹取りが決まった。
横倒しとなった天一は柵の土手付近で懸命の脱出劇。しかし、追いすがるように電撃が今度は下からはね上げるような腹取り一発。柵の土手上まで持ち上げられた天一は頭から落ちるようにもんどり打って横転した。砂煙がもうもうと上がる中、ドーム特有のごう音なような大歓声が起き、ここで勝負に幕。名前どおりの速攻を見せた龍星電撃に場内から感嘆の声しきりだった。
注目を集めた結びの一番は、龍天龍鬼丸が完勝した。
短い角ながら切れ味抜群の短角頑力皇が善戦するかと期待されたが、鬼丸のパワーが爆発した。
対戦開始2分余、電車道で一気に頑力皇を柵に運び、有無を言わさず豪快な腹取りを決めた。鬼丸は2連勝で通算4勝目。
次回は7日午後1時から、うるま市石川多目的ドームで石川闘牛大会。
(又吉利一通信員)
沖縄タイムス
元気いっぱい こども芸能祭(沖縄)
元気いっぱい タイムスこども芸能祭

鮮やかな紅型衣装で優雅な舞を見せた「四つ竹」
=31日午後、宜野湾市民会館
第33回沖縄タイムスこども芸能祭(主催・同実行委員会、共催・沖縄タイムス社)が31日午後、宜野湾市民会館であり、5歳から中学2年生まで約430人が昼夜の2回公演で元気いっぱいの舞台を見せた。
公演では「かぎやで風」や「貫花」「上り口説」などの古典芸能のほか、出演流会派の師匠が子ども向けに振り付けた創作舞踊、器楽合奏など41演目を披露。演目ごとに客席の家族が大きな拍手を送った。
昼の部幕開けの「かぎやで風」に出演した嘉味田鈴奈さん(14)は「8年連続出演してきたが今年が最後。緊張したけどこれからも頑張ろうと思いを込めて踊った」とほっとした様子。
6日午後2時からは、那覇市のタイムスホールで同芸能祭連続出演者への表彰式がある。
沖縄タイムス

鮮やかな紅型衣装で優雅な舞を見せた「四つ竹」
=31日午後、宜野湾市民会館
第33回沖縄タイムスこども芸能祭(主催・同実行委員会、共催・沖縄タイムス社)が31日午後、宜野湾市民会館であり、5歳から中学2年生まで約430人が昼夜の2回公演で元気いっぱいの舞台を見せた。
公演では「かぎやで風」や「貫花」「上り口説」などの古典芸能のほか、出演流会派の師匠が子ども向けに振り付けた創作舞踊、器楽合奏など41演目を披露。演目ごとに客席の家族が大きな拍手を送った。
昼の部幕開けの「かぎやで風」に出演した嘉味田鈴奈さん(14)は「8年連続出演してきたが今年が最後。緊張したけどこれからも頑張ろうと思いを込めて踊った」とほっとした様子。
6日午後2時からは、那覇市のタイムスホールで同芸能祭連続出演者への表彰式がある。
沖縄タイムス
FC琉球、引き分け (OKINAWA)
FC琉球、引き分け JFL第4節

FC琉球―福島ユナイテッドFC 後半、果敢に相手陣に攻め込むFC琉球のMF小幡純平=3月31日、沖縄市陸上競技場
(諸見里真利撮影)
サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)第4節は3月31日、各地で8試合を行った。
FC琉球は沖縄市陸上競技場で今季リーグ初参入の福島ユナイテッドFCと対戦し、1―1で引き分けた。
通算成績は2勝2分け(勝ち点8)となり、順位を4位に下げた。得点ランキング単独首位のFW高橋駿太は、今季4試合全てで得点し、5得点で2位に2点差の首位を保っている。
琉球の次節は4月7日、滋賀県の甲賀市陸上競技場で、現在13位のMIOびわこ滋賀と対戦する。午後1時キックオフ。
FC琉球(2勝2分)(8)
1―1(0―0,1―1)
福島ユナイテッドFC(2勝1敗1分)(7)
▽得点者 【琉】高橋【福】金
【評】前半は、相手に両サイドから切り込まれた琉球だったが、徐々に中盤から前線への効果的な縦パスがつながり始め、後半に入って63分にMF小幡純平のアシストで高橋が先制。しかし78分、福島にゴール前の混戦から1点を奪われた。琉球はその後もカウンターなどで好機をつくったが、追加点がなく引き分けた。
(仲本文子)
まだまだ発展途上
薩川了洋監督(FC琉球)の話 出足が良くなかった。1点目は良かったが、それ以降にあったチャンスが生かせなかった。でも、負けてないっていうところでは合格点かな。まだまだ発展途上のチームだから、徐々に良くしていきます。
◆小幡と高橋コンビ復活
琉球には悔しい引き分けだった。ぬかるむピッチと強風で、思うようにボールが回せず苦戦した。水を含んだ芝に足を取られ球際で転倒する場面もあり、両サイドから切り込まれ苦しんだ。
ただ、昨季前半で見せた小幡と高橋のゴールデンコンビが復活したのは大きかった。小幡が持ち前の運動量でピッチを駆け回り、相手の裏に抜ける高橋に絶妙な縦パスを送って得点するパターンだ。
後半63分。小幡のスルーパスに抜け出した高橋が、相手GKの動きを読んで右足でゴール。高橋はこれで今季5得点で、2位と2点差をつけた。得点王へ向けて早くも頭一つ抜け出した。
しかし、ようやく出た先制点に喜んだのもつかの間で、15分後に失点。終了まで猛攻を見せる琉球の優勢ムードだったが、あと1点が取れずに引き分けた。
最後の一手に精度を欠いた場面が多かっただけに、勝ち点3を逃した感じは否めない。DF一柳夢吾主将も「勝たなければいけない試合だった」と悔やんだ。
ショートカウンターなど、ほとんどの好機に絡んだ小幡は「下からパスをつないで、(高橋)駿太がいいところで決めてくれた」と振り返った。「次はしっかり勝ち切りたい」と、冷静に話す中にも闘志を燃やした。
(仲本文子)
琉球新報

FC琉球―福島ユナイテッドFC 後半、果敢に相手陣に攻め込むFC琉球のMF小幡純平=3月31日、沖縄市陸上競技場
(諸見里真利撮影)
サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)第4節は3月31日、各地で8試合を行った。
FC琉球は沖縄市陸上競技場で今季リーグ初参入の福島ユナイテッドFCと対戦し、1―1で引き分けた。
通算成績は2勝2分け(勝ち点8)となり、順位を4位に下げた。得点ランキング単独首位のFW高橋駿太は、今季4試合全てで得点し、5得点で2位に2点差の首位を保っている。
琉球の次節は4月7日、滋賀県の甲賀市陸上競技場で、現在13位のMIOびわこ滋賀と対戦する。午後1時キックオフ。
FC琉球(2勝2分)(8)
1―1(0―0,1―1)
福島ユナイテッドFC(2勝1敗1分)(7)
▽得点者 【琉】高橋【福】金
【評】前半は、相手に両サイドから切り込まれた琉球だったが、徐々に中盤から前線への効果的な縦パスがつながり始め、後半に入って63分にMF小幡純平のアシストで高橋が先制。しかし78分、福島にゴール前の混戦から1点を奪われた。琉球はその後もカウンターなどで好機をつくったが、追加点がなく引き分けた。
(仲本文子)
まだまだ発展途上
薩川了洋監督(FC琉球)の話 出足が良くなかった。1点目は良かったが、それ以降にあったチャンスが生かせなかった。でも、負けてないっていうところでは合格点かな。まだまだ発展途上のチームだから、徐々に良くしていきます。
◆小幡と高橋コンビ復活
琉球には悔しい引き分けだった。ぬかるむピッチと強風で、思うようにボールが回せず苦戦した。水を含んだ芝に足を取られ球際で転倒する場面もあり、両サイドから切り込まれ苦しんだ。
ただ、昨季前半で見せた小幡と高橋のゴールデンコンビが復活したのは大きかった。小幡が持ち前の運動量でピッチを駆け回り、相手の裏に抜ける高橋に絶妙な縦パスを送って得点するパターンだ。
後半63分。小幡のスルーパスに抜け出した高橋が、相手GKの動きを読んで右足でゴール。高橋はこれで今季5得点で、2位と2点差をつけた。得点王へ向けて早くも頭一つ抜け出した。
しかし、ようやく出た先制点に喜んだのもつかの間で、15分後に失点。終了まで猛攻を見せる琉球の優勢ムードだったが、あと1点が取れずに引き分けた。
最後の一手に精度を欠いた場面が多かっただけに、勝ち点3を逃した感じは否めない。DF一柳夢吾主将も「勝たなければいけない試合だった」と悔やんだ。
ショートカウンターなど、ほとんどの好機に絡んだ小幡は「下からパスをつないで、(高橋)駿太がいいところで決めてくれた」と振り返った。「次はしっかり勝ち切りたい」と、冷静に話す中にも闘志を燃やした。
(仲本文子)
琉球新報
キングス、逃げ切る (OKINAWA)
キングス、逃げ切る bjリーグ第44戦

キングス―島根 第2Q、素早いドリブルで相手コートに切り込む岸本隆一=3月31日午後、沖縄市体育館
(金良孝矢撮影)
プロバスケットボールbjリーグの琉球ゴールデンキングス(西地区1位=34勝9敗)は3月31日、沖縄市体育館で島根スサノオマジック(同地区2位=30勝15敗)と第2戦(今季第44戦)を行い、90―76で勝利、7連勝を飾った。
島根とのゲーム差は6に広がった。第1クオーター(Q)、キングスはジャーフロー・ラーカイがリング下に力強く切り込み得点。序盤は優位に試合を進めたが、第2Qに入ると島根が速いパス回しからのシュートで猛攻を仕掛けた。前半は47―37で折り返したが、後半に入るとキングスのファウルが重なり、島根の勢いにも押されて一時は同点に追い付かれた。
それでも岸本隆一が要所で3ポイントシュートを決めるなど粘りを見せ、最後は島根を引き離した。
キングスの次戦は6、7の両日に福岡市民体育館で
ライジング福岡と2連戦を行う。
琉球ゴールデンキングス(35勝9敗)
90―76(31―20,16―17,21―27,22―12)
島根スサノオマジック(30勝16敗)
【評】キングスが中盤の苦しい時間帯を我慢し、終盤の猛攻につなげた。序盤はラーカイを中心にリング下への攻撃で勢いに乗った。中盤は逆に島根にリング下への攻撃を許し、そこにファウルトラブルも重なって苦戦した。しかし、同点に追い付かれた場面でも集中力を切らさず、山内を中心に粘り強い守りで流れを呼び戻した。
(平安太一)
声援あったから勝てた
遠山向人HC(キングス)の話 昨日と今日は多くのファンの声援があったから勝利できた。ファンの皆さんに本当に感謝したい。ニュートン不在の試合は大変だったが、ラーカイの良さを表現できるゲームプランを組み立て、チームのみんながよくやってくれた。シーズンはまだ続くので、気を引き締めて頑張りたい。
いい試合ができた
ジェリコ・パブリセビッチHC(島根)の話 前半は良くないゲームでリードを許したけど、何とか自分たちのゲームに戻せた。
一つの攻撃でリードできる状況になったが、フリースローやシュートが外れるミスがあった。それでも1位のチームを相手にとてもいい試合ができたと思う。
◆岸本 攻守で“起爆剤”
ルーキー・岸本隆一が果敢なプレーでチームを勢いづけた。
強敵・島根との第2戦。序盤は優位に試合を進めたキングスだったが、第2Q以降は島根の猛攻に遭った。
なかなかペースをつかめない重苦しい時間帯、流れを呼び込んだのは岸本だった。
第2Qは2連続で3点弾を決め、第3Qはリバウンドに絡むなど攻守で力を発揮。「チームの起爆剤になりたい」と考えていた岸本は、言葉通りのプレーを見せた。
立ち上がりは完全にキングスのペースだった。
第1Qの開始直後、ジャーフロー・ラーカイが3連続で得点すると、アンソニー・マクヘンリーも負けじとシュートを決めた。
「自分が得点できる状況をコーチとチームメートがつくってくれた」と仲間の支えに感謝するラーカイは、第1Qだけで14得点を奪った。
しかし第2Q。島根はキングスディフェンスの隙を突くパス回しでリズムに乗り、第3Qに入っても勢いを維持し続けた。徐々に点差を縮められ、逆転されそうな場面もあったが、岸本が外からのシュートを決めてリードを保った。「若いので最初から全開でアタックした」と岸本。「チームメートとの(シュートの)タイミングも合ってきた」と手応えを感じている。
第4Qは山内盛久が3スチールで流れを呼び戻し、最終盤で一気に島根を突き放した。「今日はチーム全員のバスケで勝てた。自分としても結果を残せてうれしい」。岸本は笑顔で試合を振り返った。
(平安太一)
流球新報

キングス―島根 第2Q、素早いドリブルで相手コートに切り込む岸本隆一=3月31日午後、沖縄市体育館
(金良孝矢撮影)
プロバスケットボールbjリーグの琉球ゴールデンキングス(西地区1位=34勝9敗)は3月31日、沖縄市体育館で島根スサノオマジック(同地区2位=30勝15敗)と第2戦(今季第44戦)を行い、90―76で勝利、7連勝を飾った。
島根とのゲーム差は6に広がった。第1クオーター(Q)、キングスはジャーフロー・ラーカイがリング下に力強く切り込み得点。序盤は優位に試合を進めたが、第2Qに入ると島根が速いパス回しからのシュートで猛攻を仕掛けた。前半は47―37で折り返したが、後半に入るとキングスのファウルが重なり、島根の勢いにも押されて一時は同点に追い付かれた。
それでも岸本隆一が要所で3ポイントシュートを決めるなど粘りを見せ、最後は島根を引き離した。
キングスの次戦は6、7の両日に福岡市民体育館で
ライジング福岡と2連戦を行う。
琉球ゴールデンキングス(35勝9敗)
90―76(31―20,16―17,21―27,22―12)
島根スサノオマジック(30勝16敗)
【評】キングスが中盤の苦しい時間帯を我慢し、終盤の猛攻につなげた。序盤はラーカイを中心にリング下への攻撃で勢いに乗った。中盤は逆に島根にリング下への攻撃を許し、そこにファウルトラブルも重なって苦戦した。しかし、同点に追い付かれた場面でも集中力を切らさず、山内を中心に粘り強い守りで流れを呼び戻した。
(平安太一)
声援あったから勝てた
遠山向人HC(キングス)の話 昨日と今日は多くのファンの声援があったから勝利できた。ファンの皆さんに本当に感謝したい。ニュートン不在の試合は大変だったが、ラーカイの良さを表現できるゲームプランを組み立て、チームのみんながよくやってくれた。シーズンはまだ続くので、気を引き締めて頑張りたい。
いい試合ができた
ジェリコ・パブリセビッチHC(島根)の話 前半は良くないゲームでリードを許したけど、何とか自分たちのゲームに戻せた。
一つの攻撃でリードできる状況になったが、フリースローやシュートが外れるミスがあった。それでも1位のチームを相手にとてもいい試合ができたと思う。
◆岸本 攻守で“起爆剤”
ルーキー・岸本隆一が果敢なプレーでチームを勢いづけた。
強敵・島根との第2戦。序盤は優位に試合を進めたキングスだったが、第2Q以降は島根の猛攻に遭った。
なかなかペースをつかめない重苦しい時間帯、流れを呼び込んだのは岸本だった。
第2Qは2連続で3点弾を決め、第3Qはリバウンドに絡むなど攻守で力を発揮。「チームの起爆剤になりたい」と考えていた岸本は、言葉通りのプレーを見せた。
立ち上がりは完全にキングスのペースだった。
第1Qの開始直後、ジャーフロー・ラーカイが3連続で得点すると、アンソニー・マクヘンリーも負けじとシュートを決めた。
「自分が得点できる状況をコーチとチームメートがつくってくれた」と仲間の支えに感謝するラーカイは、第1Qだけで14得点を奪った。
しかし第2Q。島根はキングスディフェンスの隙を突くパス回しでリズムに乗り、第3Qに入っても勢いを維持し続けた。徐々に点差を縮められ、逆転されそうな場面もあったが、岸本が外からのシュートを決めてリードを保った。「若いので最初から全開でアタックした」と岸本。「チームメートとの(シュートの)タイミングも合ってきた」と手応えを感じている。
第4Qは山内盛久が3スチールで流れを呼び戻し、最終盤で一気に島根を突き放した。「今日はチーム全員のバスケで勝てた。自分としても結果を残せてうれしい」。岸本は笑顔で試合を振り返った。
(平安太一)
流球新報
敬老会で長寿祝う(伊良部郷友会・沖縄)
沖縄伊良部郷友会が敬老会で長寿祝う

【那覇支局】
沖縄伊良部島郷友会 (謝花博一会長) の2013年度敬老会が3月31日、 那覇市のマリエールオークパインで開かれ、 本島で暮らす70歳以上のお年寄り1544人 (新敬老者は71人) の健康長寿を祝った。
謝花会長が 「元気な皆さんの姿を見ることができてうれしく思う。 郷友会は設立57年を迎えることができ、 私たち後輩はこれを後世につなげるよう頑張っていく。 来年も皆さんが元気な姿で会えることを祈願する」 とあいさつした。
会場には敬老者の家族や郷友会員らが大勢駆けつけて盛大に長寿を祝福した。 舞台では三線演奏や琉球舞踊などが披露され、 催しを盛り上げ。 最後は全員によるカチャーシーで締めくくった。
敬老会には沖縄宮古郷友連合会の古波蔵和夫会長や伊良部出身浦添市議らも出席し、 祝辞を述べた。
宮古新報

【那覇支局】
沖縄伊良部島郷友会 (謝花博一会長) の2013年度敬老会が3月31日、 那覇市のマリエールオークパインで開かれ、 本島で暮らす70歳以上のお年寄り1544人 (新敬老者は71人) の健康長寿を祝った。
謝花会長が 「元気な皆さんの姿を見ることができてうれしく思う。 郷友会は設立57年を迎えることができ、 私たち後輩はこれを後世につなげるよう頑張っていく。 来年も皆さんが元気な姿で会えることを祈願する」 とあいさつした。
会場には敬老者の家族や郷友会員らが大勢駆けつけて盛大に長寿を祝福した。 舞台では三線演奏や琉球舞踊などが披露され、 催しを盛り上げ。 最後は全員によるカチャーシーで締めくくった。
敬老会には沖縄宮古郷友連合会の古波蔵和夫会長や伊良部出身浦添市議らも出席し、 祝辞を述べた。
宮古新報
2013-04-01
ゲーム感覚 歴史学ぶ (西原町・沖縄)
ゲーム感覚 歴史学ぶ 教育、観光向け実証実験 西原町
タブレット端末を手にゲームを楽しむ参加者ら
=3月24日、西原町マリンパーク
【西原】
西原町はタブレット端末と拡張現実(AR)技術を利用し、謎解きゲームを現実世界で楽しむイベント「天使金丸の冒険」を3月24日、西原町マリンパークで約120人の親子連れを集め開いた。新感覚のゲームに参加者は「新鮮で楽しかった」と喜んだ。
王位に就く前西原に住んでいた金丸(尚円王)と、窮地に陥った町を救うための伝説のアイテムを探す設定。マーカーやバーコードに、タブレット端末をかざすことで見つかる、町にまつわるクイズなどを解いていく。
5人一組のチーム戦で謎解きに挑戦。屋比久瑞希さん(12)=西原小6年=は「テレビゲームと違い、歩いてヒントを探すなど楽しめた」と笑顔。喜屋武理恵さん(34)=町呉屋=は「ゲーム感覚で町のことを勉強できる。また開催してほしい」と話した。
同イベントは情報通信技術(ICT)を活用し、町の観光振興や児童・生徒らの学習につなげることを目的に、2013年度から本格運用を目指す「ICT技術を活用した観光振興・人材育成推進事業」の実証実験の一つ。
同事業では町民や児童生徒が動画撮影などの中身づくりで携わる、ポータルサイトの立ち上げや、ゲームイベントなどを計画する。
町企画財政課の玉那覇敦也広報係長は「次は子どもたちに、ゲームの中身づくりをさせたい」との考えを示した。
流球新報

タブレット端末を手にゲームを楽しむ参加者ら
=3月24日、西原町マリンパーク
【西原】
西原町はタブレット端末と拡張現実(AR)技術を利用し、謎解きゲームを現実世界で楽しむイベント「天使金丸の冒険」を3月24日、西原町マリンパークで約120人の親子連れを集め開いた。新感覚のゲームに参加者は「新鮮で楽しかった」と喜んだ。
王位に就く前西原に住んでいた金丸(尚円王)と、窮地に陥った町を救うための伝説のアイテムを探す設定。マーカーやバーコードに、タブレット端末をかざすことで見つかる、町にまつわるクイズなどを解いていく。
5人一組のチーム戦で謎解きに挑戦。屋比久瑞希さん(12)=西原小6年=は「テレビゲームと違い、歩いてヒントを探すなど楽しめた」と笑顔。喜屋武理恵さん(34)=町呉屋=は「ゲーム感覚で町のことを勉強できる。また開催してほしい」と話した。
同イベントは情報通信技術(ICT)を活用し、町の観光振興や児童・生徒らの学習につなげることを目的に、2013年度から本格運用を目指す「ICT技術を活用した観光振興・人材育成推進事業」の実証実験の一つ。
同事業では町民や児童生徒が動画撮影などの中身づくりで携わる、ポータルサイトの立ち上げや、ゲームイベントなどを計画する。
町企画財政課の玉那覇敦也広報係長は「次は子どもたちに、ゲームの中身づくりをさせたい」との考えを示した。
流球新報
佐良浜男子バレー部凱旋 (宮古島・沖縄)
九州制覇の佐良浜男子バレー部凱旋

第30回九州中学校バレーボール選抜優勝大会で優勝、 11年ぶり2度目の九州制覇を成し遂げた佐良浜男子 (濱川崇監督) が31日午後、 宮古島に凱旋帰島した。
関係者多数の出迎えに、 濱川監督は 「試合ごとに安定感を増し、 強いチームの長所を見て成長していった。
優勝できたのは周囲の支援のおかげ。 うぬぼれず地に足を付けて4月、 夏の県大会に向け練習に励みたい。
強化合宿では収穫も多かった。 全国で戦えるチームを目指し頑張りたい」 などと報告し、 表情を引き締めた。
宮古空港で行われた出迎え式には、 大勢の父母や学校・競技関係者らが横断幕を手に歓迎。
知念安則校長が 「驚きもあったが、 やっぱりやってくれたという思い。 普段から支援してくれる地域、 関係者の皆さんへの感謝を忘れず、 うぬぼれず次に向かって頑張ってほしい」、 西原豪父母会長が 「歴史に名を残すすばらしいことを成し遂げた。 九州派遣にもいろいろな方々の協力があった。
応援してくれる皆さんの気持ちを忘れず、 学業・部活に頑張ってほしい」 とたたえた。
地区中体連の伊志嶺吉作会長は 「皆さんの九州優勝は地区中体連の先生方、 1800人余の中学生に大きな喜びや元気、 勇気を与えてくれた。 4月の県大会や中体連夏季総体向けてしっかり練習に励んでほしい」、 宮古バレー協会の下地賢治会長は 「全試合ストレート勝ちとこれ以上の喜びはない。 これを自信に、 夏季総体でも県優勝し、 九州・全国と活躍して先輩を追い抜いてほしい」 と激励した。
上原優人主将は 「地域や先生、 保護者の方々のおかげで優勝できた。 次からも1セットも落とさず全国大会を目指して頑張る。 応援をよろしくお願いします」 と報告した。
宮古新報

第30回九州中学校バレーボール選抜優勝大会で優勝、 11年ぶり2度目の九州制覇を成し遂げた佐良浜男子 (濱川崇監督) が31日午後、 宮古島に凱旋帰島した。
関係者多数の出迎えに、 濱川監督は 「試合ごとに安定感を増し、 強いチームの長所を見て成長していった。
優勝できたのは周囲の支援のおかげ。 うぬぼれず地に足を付けて4月、 夏の県大会に向け練習に励みたい。
強化合宿では収穫も多かった。 全国で戦えるチームを目指し頑張りたい」 などと報告し、 表情を引き締めた。
宮古空港で行われた出迎え式には、 大勢の父母や学校・競技関係者らが横断幕を手に歓迎。
知念安則校長が 「驚きもあったが、 やっぱりやってくれたという思い。 普段から支援してくれる地域、 関係者の皆さんへの感謝を忘れず、 うぬぼれず次に向かって頑張ってほしい」、 西原豪父母会長が 「歴史に名を残すすばらしいことを成し遂げた。 九州派遣にもいろいろな方々の協力があった。
応援してくれる皆さんの気持ちを忘れず、 学業・部活に頑張ってほしい」 とたたえた。
地区中体連の伊志嶺吉作会長は 「皆さんの九州優勝は地区中体連の先生方、 1800人余の中学生に大きな喜びや元気、 勇気を与えてくれた。 4月の県大会や中体連夏季総体向けてしっかり練習に励んでほしい」、 宮古バレー協会の下地賢治会長は 「全試合ストレート勝ちとこれ以上の喜びはない。 これを自信に、 夏季総体でも県優勝し、 九州・全国と活躍して先輩を追い抜いてほしい」 と激励した。
上原優人主将は 「地域や先生、 保護者の方々のおかげで優勝できた。 次からも1セットも落とさず全国大会を目指して頑張る。 応援をよろしくお願いします」 と報告した。
宮古新報
台湾共同墓地で清明 (八重山・沖縄)
台湾共同墓地で清明 出身者らが線香たむける
石垣島に住む台湾系の人たちが3月31日、石垣市字石垣にある共同墓地「台湾同郷之公墓」で清明(シーミー)の墓参りを行った。
集まった人たちは家族ごとの墓で線香を供えたり、琉球華僑総会八重山分会(呉屋寛永会長)が用意した焼きそばを食べながら談笑したりした。
同墓地には台湾系の人たちの墓地20基余りがあり、その多くで親族らが集まった。近年は、八重山の習慣に合わせて旧1月16日の十六日祭(ジュールクニチィ)を行う人も少なくなく、十六日祭と清明を両方行うケースやどちらかだけを行うケースがある。
このため、この日は墓参しない人もいた。
同共同墓地ではこの日、午前11時前から台湾系の人たちが集まり始め、正午ごろには同分会青年部のメンバーが調理した焼きそばが振る舞われた。
同共同墓地には、墓を預かる家族のいない人のための納骨堂があり、台湾・彰化県出身の男性は「十六日祭では自分の先祖に線香を供えるが、清明のときには納骨堂に供え物をして線香を供えることが大事」と話していた。
八重山毎日新聞

石垣島に住む台湾系の人たちが3月31日、石垣市字石垣にある共同墓地「台湾同郷之公墓」で清明(シーミー)の墓参りを行った。
集まった人たちは家族ごとの墓で線香を供えたり、琉球華僑総会八重山分会(呉屋寛永会長)が用意した焼きそばを食べながら談笑したりした。
同墓地には台湾系の人たちの墓地20基余りがあり、その多くで親族らが集まった。近年は、八重山の習慣に合わせて旧1月16日の十六日祭(ジュールクニチィ)を行う人も少なくなく、十六日祭と清明を両方行うケースやどちらかだけを行うケースがある。
このため、この日は墓参しない人もいた。
同共同墓地ではこの日、午前11時前から台湾系の人たちが集まり始め、正午ごろには同分会青年部のメンバーが調理した焼きそばが振る舞われた。
同共同墓地には、墓を預かる家族のいない人のための納骨堂があり、台湾・彰化県出身の男性は「十六日祭では自分の先祖に線香を供えるが、清明のときには納骨堂に供え物をして線香を供えることが大事」と話していた。
八重山毎日新聞
音色豊かに弦楽の調べ (宮古島市・沖縄)
音色豊かに弦楽の調べ 宮古島市で指導者協会公演
最後に約400人が登壇し演奏を披露した日本弦楽指導者協会第71回全国大会のコンサートの演奏者たち
=3月31日、宮古島市のマティダ市民劇場
日本弦楽指導者協会第71回全国大会(同協会県支部主催、宮古島市、宮古島市教育委員会、琉球新報社共催)メーンのコンサートが3月31日、宮古島市のマティダ市民劇場で開かれた。全国から集まった同会会員のほか、地元の子どもたちも賛助出演し、味わい豊かな弦楽の調べを繰り広げ、訪れた約800人の市民を魅了した。
コンサートで披露された約20曲のうち、県内から参加したアンサンブルてぃだは、伊良部島に伝わる恋歌「伊良部トーガニ」を演奏。素朴で温かな音色を響かせた。
最後にはプロの弦楽奏者のほか、宮古高吹奏楽部や市内の児童生徒でつくる合唱団ら400人が登壇し、エルガー作曲の「威風堂々第1番」を披露。華々しくはつらつとした演奏に、客席から盛大な歓声が送られた。
市内から訪れた保良妙子さん(35)は「宮古ではなかなか聞けない演奏会だった。音楽のパワーを感じた。地元の子どもたちも一緒に演奏し、いい経験になったと思う」と喜んだ。
流球新報

最後に約400人が登壇し演奏を披露した日本弦楽指導者協会第71回全国大会のコンサートの演奏者たち
=3月31日、宮古島市のマティダ市民劇場
日本弦楽指導者協会第71回全国大会(同協会県支部主催、宮古島市、宮古島市教育委員会、琉球新報社共催)メーンのコンサートが3月31日、宮古島市のマティダ市民劇場で開かれた。全国から集まった同会会員のほか、地元の子どもたちも賛助出演し、味わい豊かな弦楽の調べを繰り広げ、訪れた約800人の市民を魅了した。
コンサートで披露された約20曲のうち、県内から参加したアンサンブルてぃだは、伊良部島に伝わる恋歌「伊良部トーガニ」を演奏。素朴で温かな音色を響かせた。
最後にはプロの弦楽奏者のほか、宮古高吹奏楽部や市内の児童生徒でつくる合唱団ら400人が登壇し、エルガー作曲の「威風堂々第1番」を披露。華々しくはつらつとした演奏に、客席から盛大な歓声が送られた。
市内から訪れた保良妙子さん(35)は「宮古ではなかなか聞けない演奏会だった。音楽のパワーを感じた。地元の子どもたちも一緒に演奏し、いい経験になったと思う」と喜んだ。
流球新報
沖縄国際映画祭が閉幕 (OKINAWA)
ジャッキー作品最高賞 沖縄国際映画祭が閉幕

熱気あふれるエンディングのイベントで締めくくる沖縄国際映画祭=30日、宜野湾市のトロピカルビーチ
第5回沖縄国際映画祭(同実行委員会主催)は30日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで閉会式を行い各賞が発表され、幕を閉じた。8日間合わせての観客動員数は過去最高の42万2千人となった。
同映画祭は「ラフ&ピース(笑いと平和)」をテーマに開かれている。全国各地の「ファン審査員」と観客の投票で決まる「海人(うみんちゅ)賞グランプリ」には、ラフ部門で「ライジングドラゴン」(中国・香港、ジャッキー・チェン監督)、ピース部門で「デビーの幸せな毎日」(台湾、フー・ティエンユー監督)がそれぞれ選ばれた。
審査員特別賞「ゴールデンシーサー賞」には「バルフィ!」(インド、アヌラーグ・バス監督)が選ばれた。また今回新たに行われた地元の人がCMを企画し競う「沖縄41市町村ジモトCMコンペティション」では、糸満市の長田唯亜さんの作品がグランプリに選ばれた。
流球新報

熱気あふれるエンディングのイベントで締めくくる沖縄国際映画祭=30日、宜野湾市のトロピカルビーチ
第5回沖縄国際映画祭(同実行委員会主催)は30日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで閉会式を行い各賞が発表され、幕を閉じた。8日間合わせての観客動員数は過去最高の42万2千人となった。
同映画祭は「ラフ&ピース(笑いと平和)」をテーマに開かれている。全国各地の「ファン審査員」と観客の投票で決まる「海人(うみんちゅ)賞グランプリ」には、ラフ部門で「ライジングドラゴン」(中国・香港、ジャッキー・チェン監督)、ピース部門で「デビーの幸せな毎日」(台湾、フー・ティエンユー監督)がそれぞれ選ばれた。
審査員特別賞「ゴールデンシーサー賞」には「バルフィ!」(インド、アヌラーグ・バス監督)が選ばれた。また今回新たに行われた地元の人がCMを企画し競う「沖縄41市町村ジモトCMコンペティション」では、糸満市の長田唯亜さんの作品がグランプリに選ばれた。
流球新報
沖縄リゾート婚過去最高 9118組、(OKINAWA)
沖縄リゾート婚過去最高 9118組、消費額180億円
沖縄リゾートウエディング挙式数の推移
県文化観光スポーツ部が29日発表した2012年の沖縄リゾートウエディング挙式数は、前年比2・8%増の9118組だった。
目標の9600組には届かなかったものの、08年の9001組を上回り過去最高となった。香港をはじめとした海外客数が86・3%増の477組と大幅に伸び、全体を押し上げた。
挙式単価の伸びなどもあり、ウエディング利用客による県内消費額は少なくとも24・1%増の180億円と推計した。
県は、国内市場のさらなる掘り起こしや香港、上海、台湾を中心としたアジアでのプロモーション活動などにより、13年の目標を1万500組に設定した。
リゾートウエディングを取り扱う県内関係企業70社を対象に調査。回答のあった40社の数値を集計した。
最も人気のある形式はチャペルウエディングで全体の8割強を占めた。そのほか、海や白い砂浜など沖縄の自然をロケーションとしたフォトウエディングが増加傾向にあった。
国内客は0・2%増の8641組。挙式費用を低く抑えるスマート婚やカフェでの挙式など、多彩なスタイルが若いカップルに広がっているほか、婚姻数の減少、円高による海外リゾートウエディングの人気増などで微増となった。
地域別の構成比は、関東からの申し込みが38%と最も多く、近畿21%、中部17%―などと続いた。
海外客を国別に見ると、香港62%、台湾26%、中国11%、その他1%。チャペルを使ったドラマ制作の様子が香港のメディアで紹介され、沖縄の認知度が向上。加えて海外から挙式に訪れた外国人カップルがその土地で婚姻届を提出し、証明書の発行を受ける「リーガルウエディング」が県内市町村で広がっていることが増加につながった。
流球新報

沖縄リゾートウエディング挙式数の推移
県文化観光スポーツ部が29日発表した2012年の沖縄リゾートウエディング挙式数は、前年比2・8%増の9118組だった。
目標の9600組には届かなかったものの、08年の9001組を上回り過去最高となった。香港をはじめとした海外客数が86・3%増の477組と大幅に伸び、全体を押し上げた。
挙式単価の伸びなどもあり、ウエディング利用客による県内消費額は少なくとも24・1%増の180億円と推計した。
県は、国内市場のさらなる掘り起こしや香港、上海、台湾を中心としたアジアでのプロモーション活動などにより、13年の目標を1万500組に設定した。
リゾートウエディングを取り扱う県内関係企業70社を対象に調査。回答のあった40社の数値を集計した。
最も人気のある形式はチャペルウエディングで全体の8割強を占めた。そのほか、海や白い砂浜など沖縄の自然をロケーションとしたフォトウエディングが増加傾向にあった。
国内客は0・2%増の8641組。挙式費用を低く抑えるスマート婚やカフェでの挙式など、多彩なスタイルが若いカップルに広がっているほか、婚姻数の減少、円高による海外リゾートウエディングの人気増などで微増となった。
地域別の構成比は、関東からの申し込みが38%と最も多く、近畿21%、中部17%―などと続いた。
海外客を国別に見ると、香港62%、台湾26%、中国11%、その他1%。チャペルを使ったドラマ制作の様子が香港のメディアで紹介され、沖縄の認知度が向上。加えて海外から挙式に訪れた外国人カップルがその土地で婚姻届を提出し、証明書の発行を受ける「リーガルウエディング」が県内市町村で広がっていることが増加につながった。
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