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2013-01-22
新石垣にLCC ピーチ (八重山・沖縄)
新石垣に離島初LCC ピーチ、6月関西線
ピーチ・アビエーションの井上慎一CEO(右から2人目)と
中山義隆石垣市長(同3人目)=21日、石垣市のANAインターコンチネンタル石垣リゾート
【石垣】格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪)の井上慎一最高経営責任者(CEO)と中山義隆石垣市長は21日、石垣市内のホテルで共同会見し、6月14日から大阪(関西)と新石垣空港を結ぶ路線を1日1往復運航すると発表した。那覇―新石垣も9月13日から1日1往復運航する。
LCCの国内離島路線就航が正式に決まるのは初めて。
地元では運賃低減や観光客増加に期待が高まっている。
大阪―新石垣の運賃は6190~2万6990円。那覇―新石垣は3290~1万4790円。同社は3月31日~10月26日のサマーダイヤ期間の国内線運航計画として国土交通省に申請した。
現石垣空港は滑走路が1500メートルと短く、これまでLCC各社が使用する機材では利用することができなかった。3月7日に開港する新石垣空港の滑走路は2千メートルになるため、LCC就航が可能となる。
現在6機体制の同社は今夏に10機体制、2015年に17機体制に移行する予定で、使用機材の増加に伴い路線も拡充する。
井上CEOは法事などの親族訪問、同窓会など新規の顧客を開拓することで既存路線と競合せず、航空便利用の需要増に注力することを強調。「(搭乗率)7割から7割5分を見込んでいる。関西からの観光客を倍増させたい」と話した。
中山市長は「LCCの客層に対応するため市街地への移動に費用がかからないようにし、宿泊施設を幅広く備えることを考えている。来島回数や滞在日数の増加が期待できる」と話した。
琉球新報

ピーチ・アビエーションの井上慎一CEO(右から2人目)と
中山義隆石垣市長(同3人目)=21日、石垣市のANAインターコンチネンタル石垣リゾート
【石垣】格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪)の井上慎一最高経営責任者(CEO)と中山義隆石垣市長は21日、石垣市内のホテルで共同会見し、6月14日から大阪(関西)と新石垣空港を結ぶ路線を1日1往復運航すると発表した。那覇―新石垣も9月13日から1日1往復運航する。
LCCの国内離島路線就航が正式に決まるのは初めて。
地元では運賃低減や観光客増加に期待が高まっている。
大阪―新石垣の運賃は6190~2万6990円。那覇―新石垣は3290~1万4790円。同社は3月31日~10月26日のサマーダイヤ期間の国内線運航計画として国土交通省に申請した。
現石垣空港は滑走路が1500メートルと短く、これまでLCC各社が使用する機材では利用することができなかった。3月7日に開港する新石垣空港の滑走路は2千メートルになるため、LCC就航が可能となる。
現在6機体制の同社は今夏に10機体制、2015年に17機体制に移行する予定で、使用機材の増加に伴い路線も拡充する。
井上CEOは法事などの親族訪問、同窓会など新規の顧客を開拓することで既存路線と競合せず、航空便利用の需要増に注力することを強調。「(搭乗率)7割から7割5分を見込んでいる。関西からの観光客を倍増させたい」と話した。
中山市長は「LCCの客層に対応するため市街地への移動に費用がかからないようにし、宿泊施設を幅広く備えることを考えている。来島回数や滞在日数の増加が期待できる」と話した。
琉球新報
「おきなわビックフィッシングトーナメント2013」沖縄
国内外63人が腕競う
今年初の沖釣り大会となる「おきなわビックフィッシングトーナメント2013」が1月19日、宜野湾マリーナを主会場に開催された。県内45人、県外12人、国外(台湾)6人、合計63人のフィッシングファンが、沖縄の海で腕を競った。

1月19日、おきなわビックフィッシングトーナメント2013で
チーム優勝したOFD船部の皆さん
午前6時、各船はそれぞれの港から出船し、競技開始。開始から約4時間、午前10時前に大会は動いた。渡名喜島付近と慶良間諸島の南、慶良間堆付近で8キロ超のカンパチに始まり、カツオ、ウムナガーなどが続々ヒット。その後、正午前後に、やはり渡名喜島近海で5キロクラスのカンパチが揚がり、勝敗は決まった。

1月13日、伊計島で57センチ、3.86キロ
のマクブを釣った伊波智樹さん

1月10日、美作で44.5センチ、1.15キロ
の尾長グレを釣った山城真隆さん

1月17日、那覇一文字で50センチ、2.59キロと41センチ、1.37キロのガラサーを釣った金城善彦さん

1月13日、北谷でボラ44センチ、エーグァー36センチ、トカジャー26センチを釣った金城ちかしさんと清水しょうへいさん

1月17日、那覇一文字で72センチ、5.9キロの
スマガツオを釣った知念久司さん

1月13日、南部海岸でアオリイカ1.54キロほか
4杯と3.06キロのガーラを釣った翁長良治さん

1月19日、三重城で66センチ、6.06キロ
のクロコショウダイを釣った喜納稔さん

1月20日、石垣島・北部海岸で141センチ、36キロ
のロウニンアジを釣った石垣憲秀さん(フィードマン)

1月11日、伊計島で2.27キロのアオリイカ
を釣った島袋貴幸さん
主な結果は次の通り。
【個人戦】
▽1位=喜納智(カンパチ8.45キロ)
▽2位=新屋宗雅(カンパチ4.5キロ)
▽3位島袋重論(ウムナガー4.45キロ)
▽4位=金城純(カンパチ4.35キロ)
▽5位=佐久川正悟(カンパチ3.85キロ)
【チーム賞】OFD船部=16.85キロ(カンパチ8.45キロ、カンパチ4.35キロ、カンパチ4.05キロ)
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)
琉球新報
今年初の沖釣り大会となる「おきなわビックフィッシングトーナメント2013」が1月19日、宜野湾マリーナを主会場に開催された。県内45人、県外12人、国外(台湾)6人、合計63人のフィッシングファンが、沖縄の海で腕を競った。

1月19日、おきなわビックフィッシングトーナメント2013で
チーム優勝したOFD船部の皆さん
午前6時、各船はそれぞれの港から出船し、競技開始。開始から約4時間、午前10時前に大会は動いた。渡名喜島付近と慶良間諸島の南、慶良間堆付近で8キロ超のカンパチに始まり、カツオ、ウムナガーなどが続々ヒット。その後、正午前後に、やはり渡名喜島近海で5キロクラスのカンパチが揚がり、勝敗は決まった。

1月13日、伊計島で57センチ、3.86キロ
のマクブを釣った伊波智樹さん

1月10日、美作で44.5センチ、1.15キロ
の尾長グレを釣った山城真隆さん

1月17日、那覇一文字で50センチ、2.59キロと41センチ、1.37キロのガラサーを釣った金城善彦さん

1月13日、北谷でボラ44センチ、エーグァー36センチ、トカジャー26センチを釣った金城ちかしさんと清水しょうへいさん

1月17日、那覇一文字で72センチ、5.9キロの
スマガツオを釣った知念久司さん

1月13日、南部海岸でアオリイカ1.54キロほか
4杯と3.06キロのガーラを釣った翁長良治さん

1月19日、三重城で66センチ、6.06キロ
のクロコショウダイを釣った喜納稔さん

1月20日、石垣島・北部海岸で141センチ、36キロ
のロウニンアジを釣った石垣憲秀さん(フィードマン)

1月11日、伊計島で2.27キロのアオリイカ
を釣った島袋貴幸さん
主な結果は次の通り。
【個人戦】
▽1位=喜納智(カンパチ8.45キロ)
▽2位=新屋宗雅(カンパチ4.5キロ)
▽3位島袋重論(ウムナガー4.45キロ)
▽4位=金城純(カンパチ4.35キロ)
▽5位=佐久川正悟(カンパチ3.85キロ)
【チーム賞】OFD船部=16.85キロ(カンパチ8.45キロ、カンパチ4.35キロ、カンパチ4.05キロ)
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)
琉球新報
肉用牛拠点産地に (糸満市・OKINAWA)
肉用牛拠点産地に糸満市 県内7番目
肉用牛の拠点産地として出荷頭数増加に意気込む
糸満市の上原裕常市長(前列中央)ら=22日、県庁
県農林水産部は22日、糸満市を県内市町村で7番目となる肉用牛(子牛)の拠点産地に認定した。
同市は2020年度の子牛出荷頭数を11年度比20・6%増の1108頭にする計画。同日、県庁で認定交付を受けた上原裕常市長は「優良母牛の育成による糸満ブランドの確立に向け取り組んでいく」と意気込んだ。
【琉球新報電子版】

肉用牛の拠点産地として出荷頭数増加に意気込む
糸満市の上原裕常市長(前列中央)ら=22日、県庁
県農林水産部は22日、糸満市を県内市町村で7番目となる肉用牛(子牛)の拠点産地に認定した。
同市は2020年度の子牛出荷頭数を11年度比20・6%増の1108頭にする計画。同日、県庁で認定交付を受けた上原裕常市長は「優良母牛の育成による糸満ブランドの確立に向け取り組んでいく」と意気込んだ。
【琉球新報電子版】
次世代交え初公演 (シュガーホール・沖縄)
次世代交え初公演 シュガーホールオーケストラ
南城市の子どもたちとともに繰り広げる演奏で来場者を引き込んだシュガーホールオーケストラ=20日、南城市文化センター・シュガーホール
南城市文化センター・シュガーホールを拠点に活動するプロ演奏家集団「シュガーホールオーケストラ」の初めてのコンサート「運命」(指揮・大勝秀也)が20日、同ホールであった。おきでんシュガーホール新人演奏会オーディションの歴代入賞者をはじめ、県内外の演奏家が巧みな演奏技術を結集し、地元の子どもたちが参画したプログラムを繰り広げた。
同ホールは県内唯一の音楽専用ホールとして開館して19年。次代を担う者たちとともに歩む、新たな船出を印象づけた。
コンサートは南城市の中学生がオーケストラを体験するプロジェクトの一環。子どもたちはベートーベンの交響曲第5番「運命」を題材としたワークショップや、リハーサルを開放した現場体験に参加。コンサート当日も演奏家たちがオーケストラで使う楽器を音色とともに来場者に紹介したほか、子どもたちは合唱で演奏に加わった。
コンサートは、モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」序曲で幕を開く。「運命」は、鮮烈に鳴り響く冒頭の情熱的なリズムで来場者を引き込む。起伏に富んだ旋律はドラマチックで、大勝のしなやかな指揮の下で各楽器の特徴的な音色が引き出され、その調和によって作品世界を豊かに彩った。
第2部は中学生たちのリクエストで選曲されたポップソングをオーケストラ編曲し、演奏した。GReeeeN「愛唄」(編曲・潮平大作)はセンチメンタルな旋律が印象的なラブソング。「運命」と同じドラムセットのない古典的な編成で、音色の柔らかい導入部からスケール感のある展開までを聞かせた。
湘南乃風「炎天夏」は壮大な演奏で炸裂するエネルギーを表現。杉本竜一「BELIEVE」は佐敷中学校の生徒たちや、シュガーホールジュニアコーラスなどの合唱と共演。未来へ向けた希望の光を描いて幕を下ろした。
(宮城隆尋)
琉球新報

南城市の子どもたちとともに繰り広げる演奏で来場者を引き込んだシュガーホールオーケストラ=20日、南城市文化センター・シュガーホール
南城市文化センター・シュガーホールを拠点に活動するプロ演奏家集団「シュガーホールオーケストラ」の初めてのコンサート「運命」(指揮・大勝秀也)が20日、同ホールであった。おきでんシュガーホール新人演奏会オーディションの歴代入賞者をはじめ、県内外の演奏家が巧みな演奏技術を結集し、地元の子どもたちが参画したプログラムを繰り広げた。
同ホールは県内唯一の音楽専用ホールとして開館して19年。次代を担う者たちとともに歩む、新たな船出を印象づけた。
コンサートは南城市の中学生がオーケストラを体験するプロジェクトの一環。子どもたちはベートーベンの交響曲第5番「運命」を題材としたワークショップや、リハーサルを開放した現場体験に参加。コンサート当日も演奏家たちがオーケストラで使う楽器を音色とともに来場者に紹介したほか、子どもたちは合唱で演奏に加わった。
コンサートは、モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」序曲で幕を開く。「運命」は、鮮烈に鳴り響く冒頭の情熱的なリズムで来場者を引き込む。起伏に富んだ旋律はドラマチックで、大勝のしなやかな指揮の下で各楽器の特徴的な音色が引き出され、その調和によって作品世界を豊かに彩った。
第2部は中学生たちのリクエストで選曲されたポップソングをオーケストラ編曲し、演奏した。GReeeeN「愛唄」(編曲・潮平大作)はセンチメンタルな旋律が印象的なラブソング。「運命」と同じドラムセットのない古典的な編成で、音色の柔らかい導入部からスケール感のある展開までを聞かせた。
湘南乃風「炎天夏」は壮大な演奏で炸裂するエネルギーを表現。杉本竜一「BELIEVE」は佐敷中学校の生徒たちや、シュガーホールジュニアコーラスなどの合唱と共演。未来へ向けた希望の光を描いて幕を下ろした。
(宮城隆尋)
琉球新報
育てた野菜「おいしいね」 (沖縄市・安慶田中)
育てた野菜「おいしいね」 沖縄市・安慶田中特別支援学級
収穫したイモなどを手にし、喜ぶ生徒と関係者たち=10日、沖縄市立安慶田中学校
【沖縄】沖縄市立安慶田中学校(島袋盛吉校長)特別支援学級の生徒7人(1~3年生)が栽培した、紅イモとサヤインゲンの収穫会が10日、同校であった。生徒たちは収穫したイモで作った天ぷらを食べたり、収穫途中に新鮮なインゲンをかじったりしながら、会を楽しんだ。
収穫会は2回目。前回は昨年9月に収穫したネギを使い「冷やしそうめんパーティー」を開いた。今回はイモが約半年前、インゲンは約2カ月前に植え付け、生徒たちが水やりなど手入れをしてきた。
収穫中にサヤインゲンを生でかじってみた友寄裕貴君(1年)は「生のインゲンは意外と甘かった。収穫する時に『すごく育ったんだなあ』と思った」と笑顔を見せた。比嘉智紀君(3年)は「収穫中は寒かったけれど、イモはおいしかった」と喜んだ。
(島袋良太)
琉球新報

収穫したイモなどを手にし、喜ぶ生徒と関係者たち=10日、沖縄市立安慶田中学校
【沖縄】沖縄市立安慶田中学校(島袋盛吉校長)特別支援学級の生徒7人(1~3年生)が栽培した、紅イモとサヤインゲンの収穫会が10日、同校であった。生徒たちは収穫したイモで作った天ぷらを食べたり、収穫途中に新鮮なインゲンをかじったりしながら、会を楽しんだ。
収穫会は2回目。前回は昨年9月に収穫したネギを使い「冷やしそうめんパーティー」を開いた。今回はイモが約半年前、インゲンは約2カ月前に植え付け、生徒たちが水やりなど手入れをしてきた。
収穫中にサヤインゲンを生でかじってみた友寄裕貴君(1年)は「生のインゲンは意外と甘かった。収穫する時に『すごく育ったんだなあ』と思った」と笑顔を見せた。比嘉智紀君(3年)は「収穫中は寒かったけれど、イモはおいしかった」と喜んだ。
(島袋良太)
琉球新報
79歳でCDデビュー (沖縄)
自分の道は自分で開け~♪
小禄さん、79歳でCDデビュー
79歳でCDデビューした小禄玄信さん
=那覇市国場の自宅
那覇市国場の小禄玄信さんは昨年、79歳にしてCDデビューを果たした。自らの信念や歩みが表現された「人生男道」と、母親への思いを切々と歌う「母のぬくもり」の2曲が収録され、日本クラウンから発売された。
2008年に直腸がんを患い、きつい闘病生活を送った小禄さん。家庭裁判所調査官を定年退職した後、更生保護施設「がじゅまる沖縄」の設立運営に奔走していた日々でストレスがたまっていたことに気付いた。
「これからはリラックスして前向きに生きよう」と健康維持も兼ねてボイストレーニング教室に通い始めた。
もともと歌は得意だったといい、教室で指導する仲宗根健さんの提案で、CD制作をすることに。小禄さんの経歴資料や聞き取りを基に、仲宗根さん作詞、作曲家の宮川つとむさん作曲で「人生―」が完成した。
〈港カモメが見送る船に 大志を抱いて俺は行く 自分の道は自分で開け〉
小禄さんが信条としている「根気と忍耐、おのずと開く」との思いが込められ、歌っているときは、生まれ故郷の宮古島を離れて那覇に出てきたころのことも思い返されるという。
「母の―」は沖縄市文化協会歌謡部の中みちるさんが作詞。小禄さんの柔らかな歌声と優しく呼び掛けるような歌詞が調和し、妻の昌子さん(74)の友人ら女性に評判がいいという。
CDはほとんど友人や知人の手に渡った。小禄さんは「まだ恥ずかしい気持ちのほうが大きいが、『俺もやってやろう』と若い連中の励みになれば」と笑う。
琉球新報
小禄さん、79歳でCDデビュー

79歳でCDデビューした小禄玄信さん
=那覇市国場の自宅
那覇市国場の小禄玄信さんは昨年、79歳にしてCDデビューを果たした。自らの信念や歩みが表現された「人生男道」と、母親への思いを切々と歌う「母のぬくもり」の2曲が収録され、日本クラウンから発売された。
2008年に直腸がんを患い、きつい闘病生活を送った小禄さん。家庭裁判所調査官を定年退職した後、更生保護施設「がじゅまる沖縄」の設立運営に奔走していた日々でストレスがたまっていたことに気付いた。
「これからはリラックスして前向きに生きよう」と健康維持も兼ねてボイストレーニング教室に通い始めた。
もともと歌は得意だったといい、教室で指導する仲宗根健さんの提案で、CD制作をすることに。小禄さんの経歴資料や聞き取りを基に、仲宗根さん作詞、作曲家の宮川つとむさん作曲で「人生―」が完成した。
〈港カモメが見送る船に 大志を抱いて俺は行く 自分の道は自分で開け〉
小禄さんが信条としている「根気と忍耐、おのずと開く」との思いが込められ、歌っているときは、生まれ故郷の宮古島を離れて那覇に出てきたころのことも思い返されるという。
「母の―」は沖縄市文化協会歌謡部の中みちるさんが作詞。小禄さんの柔らかな歌声と優しく呼び掛けるような歌詞が調和し、妻の昌子さん(74)の友人ら女性に評判がいいという。
CDはほとんど友人や知人の手に渡った。小禄さんは「まだ恥ずかしい気持ちのほうが大きいが、『俺もやってやろう』と若い連中の励みになれば」と笑う。
琉球新報
県産「超辞典DUO」高校採用(OKINAWA)
県産ソフト「超辞典DUO」佐賀の高校採用Tweet

佐賀県内の2高校で採用が決まったリューシスの県
産辞書ソフト「超辞典DUO」
ソフトウエア開発のリューシス(浦添市、齋藤孝春社長)が開発・販売する電子辞書ソフト「超辞典DUO」が、佐賀県内の県立高校2校で全校生徒に配布される電子端末約560台分の学習教材として採用されることが決まった。
佐賀県教育委員会は新年度から、同県内の全36校の県立高校の全生徒にタブレット型端末やパソコンなどを配布する計画で、同社の齋藤社長は「学校現場で県産ソフトの利用が広がる可能性がある」と期待している。
(座安あきの)
学習教材として学校が電子黒板などIT機器を導入する事例はあるが、都道府県単位で全校生徒に電子端末を配布するケースは少なく、佐賀県での導入事例が教育電子化の全国的なモデルとなる見込み。
今回導入を決めたのは、同県立武雄高校の302台と致遠館高校260台のパソコン計562台。すべての端末に「超辞典DUO」の英和中辞典・和英中辞典(研究社)がインストールされ、生徒に配布される。
超辞典DUOは、従来の単語ごとの検索ではなく、文章内にある単語や例文、熟語など関連する複数の語句を一括で調べることができる「超検索」機能が特徴。
英語のほかに、中国語やフランス語、ドイツ語などの辞書を追加することも可能で、現在20タイトルを展開。2010年7月から大手家電量販店やインターネット、スマートフォンのアプリストアで売り出し、昨年末までに1万5千本を販売した。
沖縄県工業連合会の「県産品マーク」認定を受けた製品で、齋藤社長は超辞典の開発が評価され「ものづくり日本大賞特別賞」も受賞している。
齋藤社長は「教育現場で電子化に向けた試行錯誤が進む中、全国の先進的なモデル事業で採択されたことは大きな一歩。
沖縄県産品のソフトウエア製品として県内外の教育機関で導入が増えるきっかけになれば」と話した。
沖縄タイムス

佐賀県内の2高校で採用が決まったリューシスの県
産辞書ソフト「超辞典DUO」
ソフトウエア開発のリューシス(浦添市、齋藤孝春社長)が開発・販売する電子辞書ソフト「超辞典DUO」が、佐賀県内の県立高校2校で全校生徒に配布される電子端末約560台分の学習教材として採用されることが決まった。
佐賀県教育委員会は新年度から、同県内の全36校の県立高校の全生徒にタブレット型端末やパソコンなどを配布する計画で、同社の齋藤社長は「学校現場で県産ソフトの利用が広がる可能性がある」と期待している。
(座安あきの)
学習教材として学校が電子黒板などIT機器を導入する事例はあるが、都道府県単位で全校生徒に電子端末を配布するケースは少なく、佐賀県での導入事例が教育電子化の全国的なモデルとなる見込み。
今回導入を決めたのは、同県立武雄高校の302台と致遠館高校260台のパソコン計562台。すべての端末に「超辞典DUO」の英和中辞典・和英中辞典(研究社)がインストールされ、生徒に配布される。
超辞典DUOは、従来の単語ごとの検索ではなく、文章内にある単語や例文、熟語など関連する複数の語句を一括で調べることができる「超検索」機能が特徴。
英語のほかに、中国語やフランス語、ドイツ語などの辞書を追加することも可能で、現在20タイトルを展開。2010年7月から大手家電量販店やインターネット、スマートフォンのアプリストアで売り出し、昨年末までに1万5千本を販売した。
沖縄県工業連合会の「県産品マーク」認定を受けた製品で、齋藤社長は超辞典の開発が評価され「ものづくり日本大賞特別賞」も受賞している。
齋藤社長は「教育現場で電子化に向けた試行錯誤が進む中、全国の先進的なモデル事業で採択されたことは大きな一歩。
沖縄県産品のソフトウエア製品として県内外の教育機関で導入が増えるきっかけになれば」と話した。
沖縄タイムス
片まひゴルフに参加(OKINAWA)
片まひゴルフに県内外39人参加

ひざ関節の装具をつけてプレーする参加者
=名護市・久志岳ゴルフガーデン
【名護】脳卒中などで半身がまひした人たちにスポーツの楽しさを伝えようと「片麻痺(まひ)ゴルフコンペin沖縄」(主催・沖縄ゆめのかけ橋共同企業体)が19日、市久志の久志岳ゴルフガーデンで開かれ、健常者を含め県内外の39人がプレーした。
障がい者がゴルフを始めるきっかけにしてもらおうと企画され、同ガーデンでのコンペは3回目。
琉球リハビリテーション学院(金武町)の学生がボランティアでプレーをサポートし、佐喜眞義肢(宜野湾市)は、ひざの痛みを軽減し、歩行が安定する膝関節用装具を無料で貸し出した。
照屋肇さん(45)=読谷村=は「コースに出るのは2年ぶり。片手だから難しいが、気分はリフレッシュできた」と話した。
千葉県から参加した高根卓治さん(76)は「好天に恵まれて良かった」と語った。
沖縄タイムス

ひざ関節の装具をつけてプレーする参加者
=名護市・久志岳ゴルフガーデン
【名護】脳卒中などで半身がまひした人たちにスポーツの楽しさを伝えようと「片麻痺(まひ)ゴルフコンペin沖縄」(主催・沖縄ゆめのかけ橋共同企業体)が19日、市久志の久志岳ゴルフガーデンで開かれ、健常者を含め県内外の39人がプレーした。
障がい者がゴルフを始めるきっかけにしてもらおうと企画され、同ガーデンでのコンペは3回目。
琉球リハビリテーション学院(金武町)の学生がボランティアでプレーをサポートし、佐喜眞義肢(宜野湾市)は、ひざの痛みを軽減し、歩行が安定する膝関節用装具を無料で貸し出した。
照屋肇さん(45)=読谷村=は「コースに出るのは2年ぶり。片手だから難しいが、気分はリフレッシュできた」と話した。
千葉県から参加した高根卓治さん(76)は「好天に恵まれて良かった」と語った。
沖縄タイムス
思いがけない「お年玉」 (伊良部小・宮古島・沖縄)
思いがけない「お年玉」 伊良部小に図書券10万円分

思いがけないお年玉となった図書カードを手に、
笑顔を見せる児童ら=伊良部小学校
児童たちに、 思いがけないお年玉─。 市立伊良部小学校 (知念智行校長) にこのほど、 匿名の手紙が一通届いた。
学区内の住民と友人になり、 昨年数回来島したという差出人からは児童たちの健やかな成長にと 「お年玉」 として図書カード10万円分が同封されており、 知念校長は 「ありがたい。 伊良部を、 そして子どもたちを思う気持ちが文面から伝わってくる。 子どもたちの心が育ち、 知識が広がるような本を購入したい。
匿名なのでお礼のしようがないが、 報道を通して感謝の気持ちが伝われば」 と語った。
届いた手紙には、 「わたしの人生を振り返ると小学生時代の本との出会いがその後の人生にかなり影響を与えた気がする。 子どもは外で遊ぶのが1番で、 その意味では伊良部は恵まれているが、 書籍から得られる知識も大切。
ふるさと納税も考えたが、 伊良部地区に限定した使い方はできないとのことなので、 お世話になっている方への感謝もこめてお年玉代わりに図書カードを同封させていただいた。
書籍の購入に活用いただき、 子どもたちが本と友達になってくれればうれしい」 などと綴られている。
21日、 宮古新報社の取材に対し児童会副会長の親泊羅沙さん (6年) は 「たくさんの図書カードのプレゼントは嬉しい。
みんなが楽しめるような本を購入してほしい」、 上里梨緒さん (同) は 「この話を聞いた時は嬉しかった。
みんなが楽しめる本を買ってほしい」 とそれぞれ感想を話した。
宮古新報

思いがけないお年玉となった図書カードを手に、
笑顔を見せる児童ら=伊良部小学校
児童たちに、 思いがけないお年玉─。 市立伊良部小学校 (知念智行校長) にこのほど、 匿名の手紙が一通届いた。
学区内の住民と友人になり、 昨年数回来島したという差出人からは児童たちの健やかな成長にと 「お年玉」 として図書カード10万円分が同封されており、 知念校長は 「ありがたい。 伊良部を、 そして子どもたちを思う気持ちが文面から伝わってくる。 子どもたちの心が育ち、 知識が広がるような本を購入したい。
匿名なのでお礼のしようがないが、 報道を通して感謝の気持ちが伝われば」 と語った。
届いた手紙には、 「わたしの人生を振り返ると小学生時代の本との出会いがその後の人生にかなり影響を与えた気がする。 子どもは外で遊ぶのが1番で、 その意味では伊良部は恵まれているが、 書籍から得られる知識も大切。
ふるさと納税も考えたが、 伊良部地区に限定した使い方はできないとのことなので、 お世話になっている方への感謝もこめてお年玉代わりに図書カードを同封させていただいた。
書籍の購入に活用いただき、 子どもたちが本と友達になってくれればうれしい」 などと綴られている。
21日、 宮古新報社の取材に対し児童会副会長の親泊羅沙さん (6年) は 「たくさんの図書カードのプレゼントは嬉しい。
みんなが楽しめるような本を購入してほしい」、 上里梨緒さん (同) は 「この話を聞いた時は嬉しかった。
みんなが楽しめる本を買ってほしい」 とそれぞれ感想を話した。
宮古新報
ウブシュウ大漁/尖閣近海(伊良部・宮古島;沖縄)
ウブシュウ大漁/伊良部尖閣近海で1・5㌧水揚げ

大量に水揚げされたウブシュウに活気づく仲買人ら
=21日、平良港
好天に恵まれ、冬の味覚、ウブシュウ(和名スマ・サバ科)の大漁が続いている。佐良浜漁港では21日、1・5㌧の水揚げがあり活気づいていた。伊良部と平良港で直売され、好調な売れ行きを見せている。
ウブシュウ漁は、伊良部漁協(友利義文組合長)所属の漁船「喜翁丸」(9・9㌧、漢那一浩船長)が尖閣諸島近海の漁場で展開しており、今年に入り今月8日に1・3㌧の水揚げがあった。21日の水揚げ量を合わせると、これまでに2・8㌧の水揚げ実績があった。
喜翁丸は19日に出漁し、片道約8時間かけて漁場に到着するという。少数で回遊するウブシュウは一本釣り漁法で操業。21日早朝、大漁旗を掲げて同漁港に戻ってきた。
生鮮のウブシュウは1匹の重さが約3-4㌔あり、キロ当たり800円で売られた。宮古本島の仲買人らは、今が旬のウブシュウとあって大量に仕入れていた。
仲買人の1人は「今の時期に水揚げされるウブシュウは人気が高い。荒波にもまれたウブシュウは脂が乗り、美味しい」と旬の味覚をアピールした。
スマ カツオに似た体形でサバ科。背側は青黒色で細い縞が多数あり、胸びれの下にある黒い点が特徴。最大で全長100㌢、重さ10㌔に成長するとされる。インド・太平洋の熱帯・亜熱帯の海域に分布する。
.宮古毎日新聞

大量に水揚げされたウブシュウに活気づく仲買人ら
=21日、平良港
好天に恵まれ、冬の味覚、ウブシュウ(和名スマ・サバ科)の大漁が続いている。佐良浜漁港では21日、1・5㌧の水揚げがあり活気づいていた。伊良部と平良港で直売され、好調な売れ行きを見せている。
ウブシュウ漁は、伊良部漁協(友利義文組合長)所属の漁船「喜翁丸」(9・9㌧、漢那一浩船長)が尖閣諸島近海の漁場で展開しており、今年に入り今月8日に1・3㌧の水揚げがあった。21日の水揚げ量を合わせると、これまでに2・8㌧の水揚げ実績があった。
喜翁丸は19日に出漁し、片道約8時間かけて漁場に到着するという。少数で回遊するウブシュウは一本釣り漁法で操業。21日早朝、大漁旗を掲げて同漁港に戻ってきた。
生鮮のウブシュウは1匹の重さが約3-4㌔あり、キロ当たり800円で売られた。宮古本島の仲買人らは、今が旬のウブシュウとあって大量に仕入れていた。
仲買人の1人は「今の時期に水揚げされるウブシュウは人気が高い。荒波にもまれたウブシュウは脂が乗り、美味しい」と旬の味覚をアピールした。
スマ カツオに似た体形でサバ科。背側は青黒色で細い縞が多数あり、胸びれの下にある黒い点が特徴。最大で全長100㌢、重さ10㌔に成長するとされる。インド・太平洋の熱帯・亜熱帯の海域に分布する。
.宮古毎日新聞
7項目の大会宣言を採択 (八重山・沖縄)
7項目の大会宣言を採択 65個人・39団体を表彰
県PTA八重山大会が閉幕
19日に石垣市内で開幕した第55回県PTA研究大会八重山大会(県PTA連合会主催)は最終日の20日、市民会館大ホールで全体会を開き、
▽たくましく生きる子どもの育成▽安全、安心な教育環境づくり▽命を大切にする活動|などを推進する7項目の決議文を採択して閉幕した。
記念講演では、小浜島出身の平田大一県文化観光スポーツ部長が「一流の島人になりたい!」のテーマで講話。これまでの人生や活動を映像や歌を交えながら紹介し、「生まれた地域でどれだけ感動体験の種をまいてあげられるか、それを継続することが大切。怒ることも大事だが、子どもたちには励ましの言葉を多くかけてほしい」と呼びかけた。
県P連の大城宗高会長は「保護者同士の横の連携を深めながら、親が孤立することなく支えあっていくことが肝要だ」とあいさつ。大浜中1年の比屋定賢弥君、与那国中2年の福濵早希子さんは意見発表を行った。
PTA活動に尽力した65個人・39団体に対する表彰も行い、
八重山地区からは9個人・4団体が表彰された。
次の通り。
▽表彰=大屋正敏(石垣中PTA前学年委員長)、城間美喜子(八P連副会長)、仲村渠隆雄(竹富小中PTA、子ども会育成会副会長)、高良毅(石垣中PTA副会長)、石垣亨(大浜中PTA監査員)、平田永祐(石垣第二中PTA副会長)、平良和美(同会長)、大濵永太郎(川平小中PTA元会長)、川平小中PTA▽九州ブロックPTA協議会表彰=平良守弘(八P連前会長)▽県PTA広報紙コンクール奨励賞=大浜小PTA、石垣中PTA▽感謝状=八P連
八重山毎日新聞

県PTA八重山大会が閉幕
19日に石垣市内で開幕した第55回県PTA研究大会八重山大会(県PTA連合会主催)は最終日の20日、市民会館大ホールで全体会を開き、
▽たくましく生きる子どもの育成▽安全、安心な教育環境づくり▽命を大切にする活動|などを推進する7項目の決議文を採択して閉幕した。
記念講演では、小浜島出身の平田大一県文化観光スポーツ部長が「一流の島人になりたい!」のテーマで講話。これまでの人生や活動を映像や歌を交えながら紹介し、「生まれた地域でどれだけ感動体験の種をまいてあげられるか、それを継続することが大切。怒ることも大事だが、子どもたちには励ましの言葉を多くかけてほしい」と呼びかけた。
県P連の大城宗高会長は「保護者同士の横の連携を深めながら、親が孤立することなく支えあっていくことが肝要だ」とあいさつ。大浜中1年の比屋定賢弥君、与那国中2年の福濵早希子さんは意見発表を行った。
PTA活動に尽力した65個人・39団体に対する表彰も行い、
八重山地区からは9個人・4団体が表彰された。
次の通り。
▽表彰=大屋正敏(石垣中PTA前学年委員長)、城間美喜子(八P連副会長)、仲村渠隆雄(竹富小中PTA、子ども会育成会副会長)、高良毅(石垣中PTA副会長)、石垣亨(大浜中PTA監査員)、平田永祐(石垣第二中PTA副会長)、平良和美(同会長)、大濵永太郎(川平小中PTA元会長)、川平小中PTA▽九州ブロックPTA協議会表彰=平良守弘(八P連前会長)▽県PTA広報紙コンクール奨励賞=大浜小PTA、石垣中PTA▽感謝状=八P連
八重山毎日新聞
真栄里、躍進賞(八重山・沖縄)
真栄里、14位から4位で躍進賞

昨年より16分10秒短縮
躍進賞に輝いた真栄里チーム(武内孝則監督)。昨年は総合14位、5時間14分50秒に終わったが、今年は見事、16分10秒縮め、4時間58分40秒で4位入賞を果たした。
武内監督は「目標だった5時間を切ることができた。
過去に7位があったが、4位は初めての快挙」と喜んだ。
昨年大会は出場選手の確保に難航したため、今回は旧盆前からチーム編成に取り組んできた。「24度を超える暑さだったため、ギリギリの状態でたすきをつなぐ場面もあったが、中高生の活躍が素晴らしかった」と振り返った。
来年に向けて「今の順位を維持できるように、来年も早めにチームを立ち上げ取り組んでいきたい」と意気込みを話した。
八重山毎日新聞

昨年より16分10秒短縮
躍進賞に輝いた真栄里チーム(武内孝則監督)。昨年は総合14位、5時間14分50秒に終わったが、今年は見事、16分10秒縮め、4時間58分40秒で4位入賞を果たした。
武内監督は「目標だった5時間を切ることができた。
過去に7位があったが、4位は初めての快挙」と喜んだ。
昨年大会は出場選手の確保に難航したため、今回は旧盆前からチーム編成に取り組んできた。「24度を超える暑さだったため、ギリギリの状態でたすきをつなぐ場面もあったが、中高生の活躍が素晴らしかった」と振り返った。
来年に向けて「今の順位を維持できるように、来年も早めにチームを立ち上げ取り組んでいきたい」と意気込みを話した。
八重山毎日新聞
V 健闘し躍進賞(新栄町・真栄里・八重山)
後半は新栄町がV 真栄里健闘し躍進賞

第38回八重山毎日駅伝競走大会(主催・八重山毎日新聞社、
主管・八重山郡陸上競技協会)が20日、石垣市中央運動公園陸上競技場を発着点に石垣島東回りの16区間、76.6キロのコースで前後半に分けて行われ、与那国(田島政之監督)が4時間37分57秒で9度目の総合優勝、4連覇を達成した。
総合2位は新栄町。見事な逆転劇で後半優勝を果たし、与那国の完全優勝を2年連続で阻止した。個人では、5人が区間新記録を更新した。躍進賞は、前回大会から16分10秒縮め、総合14位から4位に躍進した真栄里が選ばれた。
この日は石垣島で最高気温が24・6度を記録、選手には過酷なコンディションとなった。
前半スタート後は先頭に登野城、真栄里、石垣と市街地を駆け抜けたが、徐々に与那国、波照間、新栄町が本領を発揮。
2位に3分以上の差をつけ、与那国が前半を制した。
後半も与那国の独走状態が続き、完全優勝かと思われたが、最終区間で新栄町の王滝将弘選手が残り1キロを切ったあたりで力走。与那国の長尾蓮選手を抜いて逆転、1位でゴールテープを切った。
上位の成績は次の通り。
【総合】
▽優勝=与那国(4時間37分57秒)
▽準優勝=新栄町(4時間43分2秒)
▽3位=波照間(4時間48分50秒)
【前半】
▽優勝=与那国(2時間21分19秒)
▽準優勝=波照間(2時間24分37秒)
▽3位=新栄町(2時間26分50秒)
【後半】
▽優勝=新栄町(2時間16分12秒)
▽準優勝=与那国(2時間16分38秒)
▽3位=真栄里(2時間23分48秒)
【最優秀選手賞】
男子
▽中学=川島洋斗(新栄町)
▽高校=宮城圭吾(大浜)
▽一般=王滝将弘(新栄町)
女子
▽中学=宮島萌(宮良)
▽高校=平安名由莉
▽一般=東浜リエ(与那国)
八重山毎日新聞

第38回八重山毎日駅伝競走大会(主催・八重山毎日新聞社、
主管・八重山郡陸上競技協会)が20日、石垣市中央運動公園陸上競技場を発着点に石垣島東回りの16区間、76.6キロのコースで前後半に分けて行われ、与那国(田島政之監督)が4時間37分57秒で9度目の総合優勝、4連覇を達成した。
総合2位は新栄町。見事な逆転劇で後半優勝を果たし、与那国の完全優勝を2年連続で阻止した。個人では、5人が区間新記録を更新した。躍進賞は、前回大会から16分10秒縮め、総合14位から4位に躍進した真栄里が選ばれた。
この日は石垣島で最高気温が24・6度を記録、選手には過酷なコンディションとなった。
前半スタート後は先頭に登野城、真栄里、石垣と市街地を駆け抜けたが、徐々に与那国、波照間、新栄町が本領を発揮。
2位に3分以上の差をつけ、与那国が前半を制した。
後半も与那国の独走状態が続き、完全優勝かと思われたが、最終区間で新栄町の王滝将弘選手が残り1キロを切ったあたりで力走。与那国の長尾蓮選手を抜いて逆転、1位でゴールテープを切った。
上位の成績は次の通り。
【総合】
▽優勝=与那国(4時間37分57秒)
▽準優勝=新栄町(4時間43分2秒)
▽3位=波照間(4時間48分50秒)
【前半】
▽優勝=与那国(2時間21分19秒)
▽準優勝=波照間(2時間24分37秒)
▽3位=新栄町(2時間26分50秒)
【後半】
▽優勝=新栄町(2時間16分12秒)
▽準優勝=与那国(2時間16分38秒)
▽3位=真栄里(2時間23分48秒)
【最優秀選手賞】
男子
▽中学=川島洋斗(新栄町)
▽高校=宮城圭吾(大浜)
▽一般=王滝将弘(新栄町)
女子
▽中学=宮島萌(宮良)
▽高校=平安名由莉
▽一般=東浜リエ(与那国)
八重山毎日新聞
島民の期待に応え (与那国、沖縄)
与那国、島民の期待に応えV4

「ほっとした」。4連覇のかかったチームを指揮した田島政之監督は「肩の荷が下りた」と安堵(あんど)の表情をみせ、島民が待ち望む優勝旗を持ち帰ることを喜んだ。
田島監督が「大会の状況を生で知らせたい」との思いから、島では4年前から防災無線で大会の実況生中継が行われており、「自分で始めたことだが、4連覇よりそっちのほうがプレッシャーだった」と笑う。
4年前に3連勝を阻止されたが、7年間で6度の優勝を果たし駅伝王国を築いた。「島全体で取り組んできた結果。島の駅伝大会のコースを変えたり、大会終了直後から次の大会に向け動いている。底辺拡大が成功した」と、田島監督は島民の大会にかける熱い思いを語った。
しかし、レース後半では、完全優勝まで残り1キロ地点で新栄町に2年連続で阻止されてしまった。これに田島監督は「予想外だった。(アンカーの)長尾は悪くなかった。新栄町が良すぎた」と悔やむ。
だが前半タイムと合わせ総合優勝を確信した長尾蓮選手は、ゴール前で4本指を立て、笑顔で飛び込んだ。「何度やっても(優勝は)うれしいね。島に帰り『無事取れたよ』と言えることが一番うれしい」と満面の笑みをみせた田島監督は、「もう監督を譲りたい思いもあるが、島の期待があるからね。あしたから次の大会に向け、走りだしたい」と5連覇を見据える。
八重山毎日新聞

「ほっとした」。4連覇のかかったチームを指揮した田島政之監督は「肩の荷が下りた」と安堵(あんど)の表情をみせ、島民が待ち望む優勝旗を持ち帰ることを喜んだ。
田島監督が「大会の状況を生で知らせたい」との思いから、島では4年前から防災無線で大会の実況生中継が行われており、「自分で始めたことだが、4連覇よりそっちのほうがプレッシャーだった」と笑う。
4年前に3連勝を阻止されたが、7年間で6度の優勝を果たし駅伝王国を築いた。「島全体で取り組んできた結果。島の駅伝大会のコースを変えたり、大会終了直後から次の大会に向け動いている。底辺拡大が成功した」と、田島監督は島民の大会にかける熱い思いを語った。
しかし、レース後半では、完全優勝まで残り1キロ地点で新栄町に2年連続で阻止されてしまった。これに田島監督は「予想外だった。(アンカーの)長尾は悪くなかった。新栄町が良すぎた」と悔やむ。
だが前半タイムと合わせ総合優勝を確信した長尾蓮選手は、ゴール前で4本指を立て、笑顔で飛び込んだ。「何度やっても(優勝は)うれしいね。島に帰り『無事取れたよ』と言えることが一番うれしい」と満面の笑みをみせた田島監督は、「もう監督を譲りたい思いもあるが、島の期待があるからね。あしたから次の大会に向け、走りだしたい」と5連覇を見据える。
八重山毎日新聞