2012-12-05



汗水節」高らかに (八重瀬・沖縄)

汗水節」高らかに 八重瀬、住民ら歌や踊り Tweetnull
多くの町民が出演した舞台「汗水節浪漫」
=11月23日、八重瀬町

 【八重瀬】
「汗水節の心」普及啓発事業実行委員会は舞台「御万人ぬ心求みてぃ」を11月23日、八重瀬町具志頭改善センターで開催した。会場には約500人が訪れ、立ち見がでるほどの盛況ぶりだった。

 八重瀬町(旧具志頭村)出身の故仲本稔さんが作詞した勤労歌「汗水節」の心を、五感で感じてもらい、地域の絆を深めてもらうことなどが目的。

 第1部では映像で沖縄の歴史などを振り返った。第2部の「汗水節浪漫仲本稔物語 我が生きる道 花薫る」では、作・演出した神谷武史さんが仲本さんの役を熱演したほか、具志頭青年エイサー、志多伯獅子舞棒術保存会など町民も多く出演した。

 第3部では、第2部出演者や子ども三線サークル、観客など全員で汗水節を踊る盛大なフィナーレを迎えた。25日まで同センターで「汗水節の心」一句コンテスト入賞作品展など展示企画も行われた。


  琉球新報
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category地域情報  time19:01

今につながる史劇 24年ぶり「首里城明け渡し」上演

今につながる史劇 24年ぶり
「首里城明け渡し」上演

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処分官・松田道之(右端)の通達で首里城を明け渡し、
船出を前に臣下らへ別れを告げる尚泰王(前列左から2人目)
=2日、那覇市民会館

 明治政府による「琉球処分」を題材にした沖縄芝居の琉球史劇「首里城明け渡し」(山里永吉作、与座朝惟演出、玉木伸演技指導)が2日、那覇市民会館で上演された。
出演した沖縄俳優協会によると、1988年に同会館で上演以来、約24年ぶり。
会場は立ち見も出る盛況だった。
今の沖縄につながる歴史を描いた大作に観客らが
思慮深そうに見入り、満場の拍手が送られた。

 那覇市文化協会が創立20周年記念特別公演として主催し、那覇市、沖縄俳優協会、琉球新報社が共催した。

 明治政府が琉球王国へ廃藩置県を通達し、首里城明け渡しを迫る物語。親日本派の大和党と親中国派の支那党は議論をぶつけ合う。城を明け渡した尚泰王が船出を前に、臣下らに別れを告げる場面などが観客の涙を誘った。

 鑑賞した久高友加梨さん(首里高3年)は「学校でもあまり詳しく学べない歴史。
尚泰王が出て行く場面などが感動した」と感銘を受けた様子。
玉城徹さん(51)=糸満市=は「今(の沖縄)と重なる面を感じた。今後もこうした史劇を上演してほしい」と期待した。


琉球新報
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category沖縄観光  time18:56

「首里三箇」 まちまーい2周年 (OKINAWA)

「首里三箇」巡り満喫 まちまーい2周年企画
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ガイドの話に耳を傾ける「那覇まちまーい」の参加者ら
=1日、那覇市首里の瑞泉酒造

 那覇の街をガイドしたり散策したりする「那覇まちまーい」(那覇市観光協会主催)が1日、2周年を迎えた。
同日、2周年記念企画として「第1回新コース企画コンテスト」
で最優秀賞に輝いた新コースの街歩きを開催した。
県内外から21人が参加し、ガイドの解説に耳を傾けながら
街歩きを楽しんだ。

 新コースは、同協会に所属するガイド60人の公募の中から選ばれた。最優秀賞には、ガイドの阿部潤さんと真栄田宏子さんが考案した「首里三箇(さんか)~泡盛と王朝文化を育んだ城下町」が選ばれた。

 同コースは、琉球王国時代、唯一泡盛の製造が許されていた首里三箇(赤田・崎山・鳥堀)を歩き、今も残る三つの酒造所や点在する文化財を見学する道程。考案者の阿部さんは「見どころの多いルートで、見学場所を厳選するのに苦労した。泡盛を育んだ町の伝統を感じてもらえるコースになったと思う」と話した。

 「那覇まちまーい」に魅了され、これまで何度も参加している田中望さん(47)=神奈川県=は「ガイドブックに載っていない場所や歴史を知れて楽しい。
毎回新しい発見があるし、一人でも参加しやすい」と笑顔で語った。娘と孫の3人で初めて参加した伊禮昭さん(59)=浦添市=は「普段、車では行けない場所を見学できるいい機会。
後でまたゆっくり歩いてみたい」と話した。


  琉球新報
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category沖縄観光  time18:48

街中でスイング ジャズナイト (那覇市・OKINAWA)

街中でスイング ジャズナイト始まる
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雨の夜空の下、道行く人らがジャズを楽しんだ
「JAZZ Night in那覇」
=1日、那覇市ぶんかテンブス館前広場

 那覇市主催の音楽イベント「JAZZ Night in那覇」が1日、同市ぶんかテンブス館前広場で始まった。同イベントでは市内のさいおんスクエア、テンブス館前広場、パレットくもじ前広場、とまりんを主会場に、来年2月まで24回のジャズライブを開く。
県内のアーティストらが出演し、午後6時半から同9時まで
2~3ステージ設ける。観覧無料。

 1日はオープニングセレモニーが開かれ、翁長雄志那覇市長や音楽関係者らがテープカットした。
ライブには琉球大のサークルなどが出演。
雨天の中、道行く人らが足を止め、ジャズの音色を楽しんだ。
傘を差して演奏を聞いていた宮城美幸さん(46)=同市=は
「たまたま通り掛かった。音楽が好きなので楽しい」
と満喫していた。

 イベントを担当する同市観光課の伊江華絵さんは「市内には
ジャズのライブハウスが10カ所ほどある。
音楽文化を掘り起こし、洗練された那覇のおしゃれなイメージと魅力を発信していきたい」と話した。

  問い合わせは
  JAZZ Night in那覇実行委員会
    (電話)098(863)4152。


  沖縄タイムス
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category音楽  time17:26

字幕付きで「執心鐘入」 (OKINAWA)

字幕付きで「執心鐘入」 組踊うるまの会
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仕事や公演の合間を縫ってけいこに励む出演者ら
=1日、浦添市の国立劇場おきなわ

 【八重瀬】子どもたちに伝統芸能・組踊の素晴らしさを伝えようと、うるま市出身の国指定重要無形文化財組踊保持者を中心に活動する「組踊うるまの会」(首里良三会長)が13日、八重瀬町の東風平小学校で児童組踊鑑賞教室を開く。
2009年の会結成からうるま市以外では初の開催。
同小では午前、午後2回公演が予定されている。

 同会は保持者でうるま市出身の首里会長、海勢頭あけるさん、山城暁さん、儀保政彦さん、知念久光さんに加え、先輩保持者で相談役の高江洲清勝さんの6人で組織。
09年にうるま市平安座、10年にはうるま市制施行5周年記念公演などで組踊を上演。
会員らは仕事や公演の合間を縫ってボランティアで活動を続けている。今回は八重瀬町教育委員会から依頼があり、伝統組踊保存会、県ユネスコ協会の後援も受け、鑑賞会を開く。

 当日は、琉球舞踊、歌三線など東風平小出身の実演家も多数出演。琉舞3題や、組踊の解説に続き組踊「執心鐘入」を字幕付きで上演する。首里会長は「伝統芸能・組踊への認識を高めるために“本物”の舞台を見てもらいたい。
感動を伝えたい」と抱負を語る。山城さんは「今後も地道に活動を続け、児童向けに鑑賞会を開きたい」と意欲を見せた。


  沖縄タイムス
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category沖縄観光  time17:20

伝説の女性アングラー(OKINAWA釣り)

伝説の女性アングラー、復活
出産前まで、男性顔負けに大物を釣る女性アングラーとして、
ルアーマンの間で憧れの的だった林ルミ子さんが、再びマスコミの前でその腕前を見せつけた。

null11月28日、
糸満沖のパヤオで3キロのキハダマグロを釣った林ルミ子さん

 11月28日、来年1月19日に行われる「宜野湾市長杯ビッグフィッシングトーナメント2013」のプレ取材で、全国誌「釣り人社」が訪れた際に、ヨセミヤ5号に乗船した林さん。
午前中は糸満沖のパヤオでジギング。
食い渋るマグロに苦戦する男性アングラーを尻目に
マグロを釣り上げた。

午後は慶良間の南側でカンパチを狙ってジギング。
午後0時56分に彼女のルアーに超大物がヒットした。
ものすごい勢いで、リールからラインが引き出されスプールに
巻かれたラインが見る見る細くなっていく。
こで森山船長が魚を追ってアシスト。
一進一退のファイトは延々50分にも及び、海面に浮いたのは
150キロのサメ。
ターゲットではなかったが、その見事なファイトぶりに同船者や
取材陣から称賛の声が上がった。


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来年1月19日に開催される宜野湾市長杯ビッグフィッシング
トーナメント2013のポスター

来年1月19日、宜野湾マリーナを会場に開催される「宜野湾市長杯ビッグフィッシングトーナメント2013」は、今回は各自でチャーターボートを手配し、パヤオ部門とパヤオ以外の部門に分けて5キロ以上の魚の重量で競われる。
詳しくはオキナワビッグフィッシングトーナメント大会事務局。

     (電話)098(866)6494
    (平日午前10時~午後5時)。

   (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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11月20日、佐敷海岸でワタリガニを釣った渡嘉敷湊さん

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11月25日、うるま市石川公園を会場に行われた
第2回GFGファミリー釣り大会に参加した皆さん

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11月27日、伊平屋島で68センチ、5キロのタマン
を釣った真栄田孝さん

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11月24日、那覇一文字で64.4センチ、4.44キロ
のチヌマンを釣った小波津基さん

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11月24日、糸満釣り筏で47センチ、2.24キロ
のガラサーミーバイを釣った小松岩夫さん

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11月25日、浜比嘉島で57.6センチ、2.62キロ
のタマンを釣った瀬良垣守輝さん

null11月25日、那覇一文字で45.5センチ、1.56キロ
のオキナメジナを釣った砂川司さん

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12月1日、海邦公園で45.8センチ、1.6キロ
のチンシラーを釣った照屋利樹さん


  琉球新報

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categoryスポーツ  time09:43

宮古市へ出発 (多良間村・沖縄)

多良間の子ども8人/宮古市へ出発「りんご狩り楽しみ」
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岩手県宮古市へ交流の旅に出発した児童生徒たち
=3日、多良間空港

 【多良間】
多良間小、中学校の児童生徒8人が3日、体験交流学習のため、姉妹市の岩手県宮古市に出発した。宮古市での交流期間は、3泊4日。ホームステイや授業交流などを通して同市の歴史や文化を学び、リンゴ狩りや雪遊びなども楽しむ。8日には、東京都内を観光し、9日に帰る。

 両市村の姉妹提携は1859年、同村に漂着した宮古市の善宝丸の乗員を島民が看護して無事帰した史実がきっかけになった。1978年からは、小中学生の体験交流が続けられている。

 出発式で、福嶺常夫教育委員長は「1年8カ月前の震災の爪痕や、復興に頑張っている様子なども目の当たりにして学んでほしい」と激励した。

 嘉味田勝彦団長は「子どもたちは、多良間と違う自然や文化に触れ、大きく成長して帰って来ると思う。元気で行ってきます」とあいさつした。

 児童生徒を代表してあいさつした波平華奈さん(6年)は「私は、リンゴ狩りと雪遊びが楽しみ。言葉遣いとあいさつに気を付け、帰ってきて生かせるように頑張りたい」と北国の旅に胸を弾ませた。

 子どもたちを引率する保護者代表の比嘉清作さんは、子どもたちに良い機会を与えてくれた行政に感謝した。

 宮城隆多良間小学校長は「一生懸命見て、多くのことを感じ取ってください。成長して帰ってくることを楽しみにしている」と期待を込めた。

.宮古毎日新聞
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category地域情報  time09:25

きょう対策本部設置/北朝鮮ミサイル (宮古島市・沖縄)

きょう対策本部設置/北朝鮮ミサイルで市
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PAC3を配備すると見られる基地内で盛り土作業が
進められている=4日、上野野原

 北朝鮮が10日から22日までの間に発射を予告している人工衛星と称する弾道ミサイルの打ち上げに関し、宮古島市は5日午後5時に下地敏彦市長を対策本部長とする市危機管理対策本部を設置する。

 同日県庁で内閣官房、総務省消防庁、防衛省などが県と関係市町村の担当者に「北朝鮮による『人工衛星』と称するミサイル発射の発表にかかる対応に関する説明会」を開催する。

 市からは安谷屋政秀総務部長、砂川一弘総務課長が出席し、帰庁後に説明会の内容を踏まえて市の対策本部を設置する。

 陸上自衛隊は今年4月のミサイル発射時と同様、10日から市と自衛隊の調整連絡を任務とする隊員を市役所に配置する。

 上野野原にある航空自衛隊宮古分屯基地内では、今年4月に地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)を配置した場所でユンボなどを使い盛り土を施す作業などが進められていることから、今回も4月と同じ場所に配備されると見られている。

 PAC3の発射台(ランチャー)を設置する場合、発射時に噴射口から出る熱を飛散させるため、ランチャー後部に盛り土を施す。

 地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3) 弾道ミサイルを地上で迎撃する地対空誘導弾。射程距離は20㌔ほどで迎撃地点は地表付近となる。

.宮古毎日新聞

鏡原中で菊まつり盛況、(宮古島・沖縄)

鏡原中で菊まつり盛況、住民多数が訪れる
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 市立鏡原中学校 (島尻政俊校長) で2日、 恒例の菊まつりが行われ、 生徒たちが丹精込めて育てた菊の観賞会と展示即売会などで賑わった。
午前中から大粒の雨が降るあいにくの天気となったが、 会場には大勢の保護者や地域住民が訪れ、 一鉢500円から1000円で売り出された菊の花を買い求めていた。

 同校では毎年、 「命をはぐくむ」 ことをテーマに勤労生産、 環境美化の一環で菊まつりを開催。 ことしは 「みんなの心に花が咲く、 笑顔届ける菊の花」 をスローガンに開催された。

 午前9時から体育館で菊まつり発表会が行われ、 これまでの歩みを紹介。 全員で菊まつりのうた 「まほろばの菊」 を合唱した後、 午前10時から観賞会が始まった。
中庭に展示された菊の周囲には大勢の見物人が訪れ、 ちょうど咲き始めた菊の花に吸い込まれるように見入っていた。

 即売会では、 生徒たちが声を張り上げて菊の売り込みに力を入れるなどして最後まで盛り上がりを見せていた。



  宮古新報
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category地域情報  time09:10