2012-12-04



【衆院選】尖閣や自衛隊が争点 (八重山・沖縄)

【衆院選】尖閣や自衛隊が争点 5人が立候補を予定

 【那覇】八重山を含む衆院沖縄4区には、前職で無所属の瑞慶覧長敏氏(54)、元職で自民の西銘恒三郎氏(58)、いずれも新人で、共産の真栄里保氏(56)、民主の大城信彦氏(45)、維新の魚森豪太郎氏(34)が立候補を予定している。各陣営は4日午前に選対本部・事務所で出発・出陣式を行い、選挙活動を加速させる。

 尖閣問題への対応や与那国への自衛隊配備に対する見解や、TPP(環太平洋経済連携協定)、日米地位協定の在り方、オスプレイの県内配備、普天間基地の返還・移設問題などで政策手法が問われる。

 元職の西銘氏は、前回衆院での落選後から今選挙を見据えており、首長の応援を取り付けるなど返り咲きを狙う。前職で民主党を離党した瑞慶覧氏は、新党への合流も検討していたが無所属での出馬を表明。その後、同党は大城氏を擁立して対抗姿勢を見せており、支持拡大に奔走している。

 早い段階で出馬を表明していた新人の真栄里氏は既に離島を含む選挙区内をくまなく回って政策を訴えており、第三極として全国的に注目を集める日本維新の会公認の魚森氏は事務所を開き、活動を加速させている。

 県選挙管理委員会がまとめた9月2日現在の選挙人名簿登録者数は石垣市3万7113人、竹富町3264人、与那国町1231人で、3市町含めた沖縄4区は26万7858人。

  八重山毎日新聞

「将来はプロ選手に」 (波照間島・八重山)

「将来はプロ選手に」  
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【波照間】
FC琉球のサッカー教室が2日、波照間小中学校(仲底善章校長)で開催された。松浦勇武と初田真也、佐藤将也の3選手が指導に訪れ、幼児から中学生まで約30人が参加した。
県のスポーツツーリズム戦略推進事業の一環として、離島の児童生徒に目標を持ってもらうことを目的に開催されたもの。

 前日の雨の影響で、体育館での開催。子どもたちは選手たちは、鬼ごっこやボール回しなど遊びを交えながら体を動かしたあと、3チームに分かれてミニゲームを行い、選手たちが軽くけっただけでボールが遠くまで飛ぶと、子どもたちらは「おおー」と歓声を上げた。

 児童らは「試合が楽しかった」「本物の選手はすごい。将来はサッカー選手になりたい」と目を輝かせていた。

 選手たちも「波照間の子どもたちは素直でかわいい」「中学生が小さい子の面倒を見ていて、感心した」などと話し、子どもたちとの交流を楽しんでいた。

 (本比田里奈通信員)

  八重山毎日新聞
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category地域情報  time16:25

「沖縄列車」 観光PR (OKINAWA)

京急が「沖縄列車」 首都圏で観光PRnull
京急電鉄の「沖縄フェア号」の出発式
=3日、東京都の京急品川駅

 【東京】沖縄の物産展やイベントなどを来年1月末までの日程で展開している京浜急行電鉄は3日、車体を沖縄観光PRのラッピングで飾った8両1編成の特別列車「京急×沖縄フェア号」の運行を始めた。

 同日午前、京急線品川駅で出発式があり、県の上原勝則東京事務所長やフェアを共催する沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の内間仁春常務理事らが出席。
鉄道好きのタレント、中川家礼二さんも応援に駆け付けた。
羽田空港への主要アクセスである京急の沿線で冬場の沖縄観光を紹介、首都圏から沖縄までの交通の利便性などを訴える。
1月末まで品川―羽田間をはじめ東京や神奈川など京急全線を走る予定。

 内間常務は「イベントを契機に一人でも多くの方が暖かい
沖縄に来てもらえれば」と期待を寄せた。


琉球新報
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category沖縄観光  time12:46

多良間男子が優勝 (多良間島・宮古島)

多良間男子が優勝、ジュニアバスケ
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ディフェンス越しにロングシュートを打つ多良間男子の選手
=2日、 市総合体育館

 全宮古ジュニアバスケットボール大会 (主催・宮古バスケットボール協会、 特別協賛・ヒロスポーツ) は2日、 市総合体育館などで決勝戦が行われ、 男子は多良間が北に競り勝ち優勝を果たした。 女子は西辺が後半に逆転して連覇を達成した。

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相手守備を抜いてゴール下に走り込む西辺女子の選手
=2日、 宮古工業高体育館

最優秀選手賞には男子が亀川朋生 (多良間)、 女子は仲宗根妃菜 (西辺) が選ばれた。

 結果は次の通り。
【男子】準決勝=多良間84 (10─0 22─16 30─14 22─12) 42砂川、 北56 (15─16 14─2 9─5 18─13) 36平良▽決勝=多良間67 (18─10 18─17 14─14 17─16) 57北

【女子】準決勝=下地65 (16─9 21─10 12─4 16─10) 33砂川、 西辺63 (14─7 16─8 17─4) 24久松▽決勝=西辺42 (6─9 8─12 13─6 15─8) 35下地
 個人賞は次の通り。

【男子】最優秀選手賞=亀川朋生 (多良間) ▽敢闘賞=伊地龍太郎 (北) ▽ベスト5=本村健史 (多良間) 天久春吾 (同) 西里太我 (北) 川満郁弥 (砂川) 饒平名剛 (平良)

【女子】最優秀選手賞=仲宗根妃菜 (西辺) ▽敢闘賞=下地由莉奈 (下地) ▽ベスト5=濱川伊万里 (西辺) 下地志歩 (同) 石嶺紀子 (下地) 池原優絵 (砂川) 伊佐ももこ (久松)


  宮古新報
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categoryスポーツ  time10:23

バス利用対策必要 (宮古島・沖縄)

【住みよい街づくりへ⑥】バス利用対策必要
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 地域住民が外出など移動の際に利用するものは、 自家用車 (同乗も含む) や施設・病院の送迎車が多いというアンケート調査結果が出ている。 同調査ではバス・福祉タクシーの利用についても質問している。

 路線バスの利用状況についての回答を見ると、 市民・事業所アンケートともに約8割が 「利用しない」 と回答。 「利用する」 の回答は1割未満。
利用しない理由は市民アンケートでは 「バスの便数が少ないため利用できない」。 事業所の回答では 「利用したいが、 さまざまな制約があり利用が困難」 などと回答している。
これらの回答を見るとバス事業者が便数を増やしたり、 路線の改善あるいは利用の際にどのような 「制約」 があるか調査し改善していけば利用者が増える可能性を秘めているともいえる。

 路線バスを利用する際に特に困ることは、 市民アンケートでは 「特に困ることはない」 という回答が多いが、 問題点として 「バス停に屋根がなく雨に濡れる」 「バス停にベンチ等の施設が少ない (ない)」 などを挙げている。 事業所アンケートでは 「バス停の時刻表が見にくい (分かりづらい)」 「車内の案内や料金表が分かりにくい」 などを指摘している。
その他の意見として、 低床バス (ノンステップバス) の導入、 ステップの高さの解消などを望む声が多い。

 介護福祉タクシーの利用状況は、 両アンケートともに 「利用したことがない」 が8割を超えている。
利用経験のある人の利用目的は 「通院やリハビリ」 と回答。
利用する際の 「困ったこと」 は、 両アンケートとも 「利用の方法がよく分からない」 との回答が多い。
次いで 「予約をしなければならず普通のタクシーのようにすぐには利用できない」 などの回答がある。

 路線バスは公共交通の 「足」 としての存在感が薄くなっているが、 アンケート調査で指摘された問題点を改良・改善していけば利用者確保への足掛かりになりそうだ。
 
逆にバス事業者にとってこれらの改善への取り組み姿勢が今後の生き残りには不可欠な要素に思える。

 高齢社会となり老人の運転人口は減少する。 その後の移動はバスに頼ることになるが、 これらの利用者を囲い込む路線編成が大事になってくる。


  宮古新報
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category地域情報  time10:14

長年の活動評価 (宮古島・沖縄)

友利さんら受賞を報告
/長年の活動評価県文化協会賞受賞の3人

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受賞を報告した(左から)大城会長、下地さん、友利吉博さん、下地市長、友利さんと下地副会長=3日、市平良庁舎

 宮古島市文化協会の大城裕子会長らが3日、市平良庁舎で下地敏彦市長に2012年度県文化協会賞で功労賞を受賞した友利吉博さん、奨励賞を受賞した下地暁さんと団体賞を受賞したサンゴ礁ガイドのなかまたちの代表友利博一さんの受賞を報告した。

 下地市長は「皆さん本当に長い間活動されてきた。表彰はむしろ当然ともいえることだと思う。本当におめでとうございます」と受賞者をたたえた。

 友利吉博さんは「市文化協会は古く、県内で3番目に設立された。方言大会なども宮古島からその文化を発信してきた」と話した。

 下地さんはクイチャーフェスティバルに関し「創作クイチャーなどを取り入れ、間口を大きくして、伝統への橋渡しができればと思っている」と述べた。

 また、友利さんは「手探りで始めた団体。この受賞を機にさらにサンゴの保全に力を入れていきたい」と喜びを語った。

 受賞報告には市文化協会の下地昭五郎副会長、サンゴ礁ガイドのなかまたちの顧問を務める梶原健次さんが同席した。

 県文化協会賞の授賞式は11月12日、名護市民会館で行われた
  

  宮古毎日新聞
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category地域情報  time10:05

声楽の調べに酔う (八重山・沖縄)

声楽の調べに酔う 田本さんがCD発売記念コン
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 声楽家の田本徹さん(75)=石垣市平得在住=のCD発売記念コンサートが1日夕、市民会館中ホールであり、150人余の聴衆が声楽の魅力に酔いしれた。

 前半は、田本さんが2000年から11年までに作曲し、CDに収録した作品の中からクラシックの声楽家グループ「アモーレ」の5人のメンバーが独唱や斉唱で紹介した。
 後半はクラシックやポピュラー音楽から「わたしのお父さん」「オーヴァー・ザ・レインボー」などを披露。田本さんは独唱で「オー・ソレ・ミオ」を聴かせた。

 終了後、田本さんは「私が帰郷した2000年ごろはクラシックに親しむ人が少なかったが、近年は音大で学び帰郷して活動する若手が増えた。きょうは多くの人たちが来てくれて感謝している」と話した。

八重山毎日新聞
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category沖縄観光  time09:58

「マイフナーはほめよ!」 (八重山・沖縄)

「マイフナーはほめよ!」 2個人3団体を表彰
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退職校長会が激励  
八重山地区退職校長会(島仲玲子会長)の2012年度マイフナー賞表彰式が2日午後、大浜信泉記念館で開かれ、2個人3団体が表彰された。同賞は郡内小中学校の児童生徒の中で、日ごろの生活を通して特に顕著な善行のある児童生徒に贈っている。

 平久保小学校6年の米盛夢姫さんと白保小学校児童会は県退職校長会でも善行児童生徒賞として表彰された。

 島仲会長は「皆さんの善行活動は八重山のよい子づくりの源。これからも感動を与える活動でいっぱいの八重山にしてほしい」とあいさつ。八重山教育事務所の宮良学所長、八重山地区教育長協会会長の玉津博克市教育長も激励した。

 米盛さんは「先生や父母、地域の人々、後輩に感謝したい。これまでの経験を生かし、中・高校でも成長していきたい」、白保小学校児童会の新城一歩会長は「ボランティア活動は周りも自分の心もきれいになる。
これからもしっかりと続けていきたい」とそれぞれ抱負を語った。

 受賞者は次の皆さん。
 【個人】米盛夢姫(平久保小6年)、徳光大樹(伊原間中3年)
 【団体】白保小学校児童会(新城一歩会長)、石垣第二中学校      元気隊(前泊千香隊長)、同吹奏楽・マーチングバンド部     与座英介部長)

  八重山毎日新聞
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category地域情報  time09:51

障がい者週間・多彩なイベント(八重山・沖縄)

障がい者週間・市民のつどい多彩なイベント満喫
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石垣市制施行65周年記念「第23回市健康福祉まつり・第32回障がい者週間・市民のつどい」(同実行委員会主催)が2日、市健康福祉センターを主会場に開かれ、健康や長寿にちなんだ多彩なイベントに大勢の市民が参加。
展示や体験、相談コーナーでいろいろなアトラクションを楽しみながら、健康の保持増進や、障がい福祉について理解を深めた。

 今年は「見直そうあなたの生活習慣・共生のまつり・健康長寿をのばそう・運動習慣を身につけよう」をスローガンに、「健康長寿いしがきづくり」に向け、市民の積極的な健康増進と地域福祉の充実を図ろうと盛りだくさんの企画が催された。

 オープニングセレモニーでは、市内保育所の園児たちのダンスに続いて、中山義隆市長が「健康長寿はすべての人の願い。祭りを通して障がいのある人とない人が互いに尊重し合い、ともに喜びあふれるまちづくりが図られる機会になることを祈念したい」とあいさつ。伊良皆高信市議会議長も祝辞を述べた。

 会場には、各種体験コーナーや健康チェック、相談コーナーが設けられ、子どもたちはスタンプラリーで点字や手話に挑戦。血糖値検査や体組成計のBMI測定コーナーも人気で、次々と市民が訪れ、真剣な表情で自身の測定結果に見入っていた。

 集団検診ホールで催された「ふれ愛ステージ」では、市視覚障がい者協会のメンバーによる三線演奏や障がい者団体の紹介も行われ、なかでも車いすダンスサークルのステージではカラフルな衣装で登場した会員6人が軽やかにダンスを披露し、会場から拍手を浴びた。

 このほか、地域の各作業所のふれ愛バザーや展示会では活動が紹介されたほか、八重山病院の講演会、八重山調理師会の第5回創作長寿食料理コンテストも開かれた。


  八重山毎日新聞