2012-12-26



100キロのケーキ (北谷・沖縄)

100キロの巨大ケーキ振る舞う 北谷Tweet null
巨大クリスマスケーキが登場し、園児が歌でイベントを
盛り上げた=24日、北谷町美浜のザ・ビーチタワー沖縄

 【北谷】クリスマスイブの24日、北谷町のリゾートホテル「ザ・ビーチタワー沖縄」で縦1メートル横2メートル高さ10センチ、重さ100キロの巨大クリスマスケーキが登場し、宿泊客ら延べ600人に無料で振る舞われた。

 ホテルのパティシエが20日がかりで作ったチョコレートケーキが、スタッフ10人にかつがれて登場すると、ロビーの広場に集まった来場者からは、どよめきと歓声が上がった。

 ケーキはパティシエらによって切り分けられ、30分で“売り切れ”。

 北海道から親子3人で訪れた関矢夏姫ちゃん(7)は「今まで食べた中で一番おいしい」とにこり。歌でイベントを盛り上げた愛育保育園の嘉数皐太君(5)は「こんなに大きいケーキは初めて見た」と目を丸くしていた。

  沖縄タイムス
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categoryグルメ  time09:42

那覇まちまーい 人気上昇 (OKINAwA))

那覇まちまーい 人気上昇Tweet
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首里城の継世門前でガイドの話に聞き入る那覇まちまーい
参加者=15日午前11時31分

 那覇市のかいわいをガイドと散策する市観光協会の「まちまーい」が、12月で2周年を迎えた。
県内外から参加者がじわり増え、地域の魅力を商品にする「着地型観光」のモデルとして注目されている。
2周年を期に琉球王朝時代に泡盛の製造が許された首里三箇(赤田・崎山・鳥堀)を歩くコースなどを新設。
来年1月には全36コースとなり、ガイドも80人体制となる。
年間を通じた参加者が、沖縄観光が閑散期に入る冬から夏までに増えていることも分かり、オフシーズンの需要の掘り起こしにも一役買いそうだ。

(粟国雄一郞)

 那覇市観光協会によると、まちまーいの参加者は昨年1年間で約5千人、ことしは10月末までに約5500人が参加した。

 県内外から参加があり、1月ごろから増え始めて5月にピークを迎えていた。同協会では「季節的に歩きやすく、アクティブシニア(中高年層)が動きだす時期」とみる。

 コースは沖縄の歴史や文化、日常生活に触れられる90~120分の道のりで、料金は千円から。「城下町の風景を堪能した。泡盛とその他の文化とのつながりをさらに知りたい」「首里城周辺は道が複雑で一人では回れない。時間を増やしてもいい」などの感想が寄せられている。

 ガイドは沖縄在住の大学生から70代まで、県内外の出身者がいるが「沖縄が好き」「その良さを伝えたい」との思いで一致しているという。
一般公募で約1カ月にわたって計8回の座学と野外研修を受講。さらに案内を希望するコースで3回の個人実習を受け、コースごとに登録される。

 コース設定はこれまで協会職員が担ってきたが、新設の「首里三箇」は初めて養成されたガイドが作った。
考案者の一人が琉球大大学院生の安部潤さん(51)。
客として参加し、町歩きの奥深さを知り、昨年4月にガイドになった。

 「観光客はもとより地元の人も歩かない、歩いていても気づかない、そんな町の魅力に出合えるのが魅力」。ガイドになってからは知れば知るほど、知らないことに気づくようになったという。

 ガイドになって地域を見つめ直し、その魅力で人を喜ばせることができれば、もっと自分の町を良くしていこう、大切にしていこうという気持ちになれる-。
那覇市観光協会の千住直広さんは「人づくりは町づくり、町づくりはひとづくりでもある。相互の循環で観光を発展させていければ」と期待している。

 問い合わせは那覇まちまーい事務所、
  電話098(860)5780まで。

  沖縄タイムス
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category沖縄観光  time09:37

北ヤカラーズ、大会で初優勝 (宮古島・沖縄)

北ヤカラーズ、県小学生バレー大会で初優勝
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県大会での初優勝を飾った北ヤカラーズのメンバー
=24日、宮古空港

 第35回りゅうぎんカップ小学生バレーボール大会が22~24日まで具志川総合体育館で行われ、 創設6年目の北小学校バレボールクラブ 「北ヤカラーズ」 が県大会初優勝を飾った。

 大会は32チームが出場。 リーグ戦を勝ち上がった16チームによるトーナメントが行われた。 決勝では城東チームと対戦し、 接戦の末2―1 (21―18、 21―19) で下した。 北は全6試で1セットも落とすことなく県大会を制覇した。

 24日夕方に帰島し、 宮古空港で報告会が行われた。 出迎えた父母らを前に、 キャプテンの下地晃誠くんは 「今まで練習してきたことを全て出し切った。 決勝ではコンビバレーで相手ブロックをかわしノーマークで決めた。 サーブも良く決まっていた」 と喜びを語った。

 伊志嶺俊彦監督は 「11月の地区大会では決勝で南に負けたが、 1カ月でものすごく成長し、 素晴らしい試合を見せた」 と報告した。

 宮古バレーボール協会の下地賢治会長や、 前教頭の前泊清教諭も駆け付け、 生徒たちの躍進を喜ぶとともに、 今後の活躍を期待した。


  宮古新報
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categoryスポーツ  time09:30

北・平良中がW金賞輝く (宮古島・沖縄)

県吹奏楽アンサンブルで北・平良中がW金賞輝く
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サクソフォン四重奏、 クラリネット四重奏で金賞を受賞した
北中学校=24日、 宮古空港

 22・23日にうるま市民芸術劇場で開催された第37回沖縄県吹奏楽アンサンブルコンテスト (主催・沖縄県吹奏楽連盟) で、 市立北中学校吹奏楽部のサクソフォン四重奏、 クラリネット四重奏、 平良中学校吹奏楽部の打楽器五重奏、 金管八重奏が金賞に選ばれた。 このうち北中のサクソフォン四重奏は来年2月に同劇場で開かれる九州大会への出場権を得た。 同校の九州出場は4年連続。
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打楽器五重奏、 金管八重奏で金賞に選ばれた
平良中学校

 北中の生徒たちは23日午後の航空便で帰島。 宮古空港ロビーで行われた報告会でサクソフォン四重奏パートリーダーの山城美優さん (2年) は 「これまでの練習成果を発揮できた。 失敗もあったが金賞をとることができて嬉しい」 と報告しながら、 「九州大会ではクラリネットパートメンバーの分もがんばる」 と抱負を述べた。

 クラリネット四重奏パートリーダーの友利糸織さん (同) は 「本番ではベストな演奏ができず不安だったが、 金賞で良かった。 もっとレベルを上げて来年は代表金をとりたい」 と話した。

 父母会と共に生徒たちを出迎えた亀濱敏郎校長は、 4年連続ダブル金賞と4年連続九州大会出場をたたえながら 「九州大会では地の利を生かし、 北中サウンドを響かせてほしい」 と激励した。

 間もなくして平良中の生徒たちも帰島。 打楽器五重奏パートリーダーの玉城雪野さん (3年) は 「本番は緊張せずに楽しく演奏することができた」 と笑顔。
金管八重奏パートリーダーの磯部史帆さん (同) は 「緊張の中にも日ごろの練習成果を出し切ることができた。 来年は後輩たちにがんばってもらい、 九州出場を果たしてほしい」 と語った。



 宮古新報

宮糖伊良部が操業開始、(宮古島・沖縄)

宮糖伊良部が操業開始、平均糖度は14・06度
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圧搾開始式でサトウキビを投入する宮糖の安村社長ら関係者
=宮古製糖伊良部工場

 宮古製糖伊良部工場 (渡久山和男工場長) は25日、 2012/13年産サトウキビ製糖操業を開始した。
9月末に襲来した台風17号の影響が懸念されたが初日の平均甘蔗糖度は14・06度と高い滑り出しとなった。 生産量は台風被害で大幅に減産した前期から回復して約5万6000㌧を見込んでおり、 操業は110日前後、 4月上旬頃までを予定している。 また宮糖多良間工場は年明け1月6日、 宮糖城辺工場と沖縄製糖宮古工場は1月8日からの操業開始を予定。
宮古地区全体の生産量は31万7000㌧が見込まれている。

 初日の搬入量は392㌧。 最高糖度は16・4度。 品質の割合は基準糖度帯 (13・2~14・4度) が47・14%、 基準帯以上が37・85%、 基準帯以下が15・01%となった。
ことし9月末の台風後、 約40日少雨傾向となったが11月中旬頃までには青葉も回復し、 特に12月中旬からの冷え込みで糖度が伸びたようだ。 10㌃当たりの平均収量は6・8㌧の見込み。 ハーベスター収穫率は申し込み段階で25%と伸びている。 また北区などでケブカアカチャコガネの被害も出ているという。

 午後12時半から同工場内で圧搾開始式が行われ、 宮糖の安村勇社長ら関係者が今期最初の原料茎をベルトコンベアに投入。 清め祓いや鏡割りで操業開始を祝うとともに、 無事故無災害を祈願した。
安村社長は 「9月末の台風で葉が裂傷し、 その後は少雨傾向となり、 12月初めの成熟調査では厳しかったが、 ここに来てかなりの糖度が期待できる。 最後まで糖度が上昇することを願っている。 農家が丹精込めて作ったサトウキビを最後の一本まで圧搾したい。 24時間休みなく操業するが、 無事故無災害の安全操業をしていきたい」 とあいさつした。

 来賓の長濱政治副市長が 「自然災害からサトウキビが回復して操業開始を迎えられ、 大変喜んでいる。 糖度が伸びるか心配だった。
農家が生産したサトウキビを余すことなく圧搾してほしい」 と激励。 県宮古農林水産振興センターの與那嶺宏明所長も 「去年に比べて大幅増産となり、 心配していた糖度も14度台になっており、 さらに上昇してほしい。 宮古地区サトウキビの益々の振興を願いたい」 と期待を寄せた。

 今期の生産量は宮糖城辺工場が10万9000㌧、 宮糖多良間工場が2万1770㌧、 沖糖宮古工場が13万㌧を見込んでいる。 前期は台風被害など気象条件が悪く、 20万㌧と本土復帰後では最低となった。


 宮古新報