2012-12-11



全国出場のイレブンを激励 (宮古島・沖縄 )

高校サッカー、全国出場の宮古イレブンを激励
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 宮古高校サッカー部の県大会優勝祝賀会および全国大会出場激励会 (主催・宮古高校サッカー部を国立へ送る会) が9日、 JAおきなわ宮古地区本部ホールで行われた。
大勢の関係者や小・中学校サッカーチームの児童生徒たちが
詰めかけ、 12年ぶりに大舞台に立つ宮古イレブンの
活躍を願った。

 主催者代表で同会の徳嶺薫会長は 「父母会としてもこの日を長年待ち望んでいた。
12年前に初出場を果たした先輩たちを超えることを目標に、 生徒たちは強い気持ちを持ってがんばっている。 最後まで応援してほしい」 とあいさつ。

 来賓の下地敏彦市長は 「サッカー部の諸君、 よくやった。 おめでとう。 同じ宮古高校の卒業生として君たちを誇りに思う。 全国でも県大会で見せた粘り強いプレーで必ず勝ってほしい」 と激励した。

 U―15・U―17日本代表の吉竹博文監督も駆けつけ選手たちを激励。 「チームメイトや島の人との 『心の距離』 を大切に、 夢を叶えてほしい」 と励ました。

 このほか、 本村博昭宮古島市体育協会会長、 宮国敏弘宮古サッカー協会会長、 多良間勉宮古地区高体連会長もあいさつし、 生徒たちを激励した。

 選手代表あいさつで洲鎌勝汰主将は 「僕たちの土台を築いてくれた先輩や、 好きなサッカーを存分にさせてくれる父母、 支えてくれる島の皆さんに感謝している。
全国大会では宮古高校が代表で良かったと思ってくれるようなプレーをしたい」 と決意を述べた。

 舞台では小学生サッカーチームの児童や中学校サッカー部の生徒たちが余興を披露し、 全国大会での活躍を願って先輩たちにエールを送った。


    宮古新報
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categoryスポーツ  time10:43

韓国チャーター便/ツアー商品 (宮古島・沖縄)

韓国から初のチャーター便来年2月
ゴルフ客170人/ツアー商品づくりで来島
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宮古にゴルフツアーを送り込むための観光商品づくり調整のために来島したイー次長(中央)ら一行=10日、本社

 来年2月8日に韓国からチャーター便で170人のゴルフツアーを宮古島に送るロッテ観光ソウル本店のイー・ソンヨン次長らが、ツアー商品づくり調整のため8日に来島。
3日目の10日は、市役所や観光協会を訪問後、本社を訪れた。韓国からのチャーター便就航は初めて。
ロッテ観光は、冬場のゴルフツアーは今回だけでなく、継続したいと意欲を見せている。

 韓国からはイー次長やプー・ヨンポン沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)ソウル所長、新聞記者ら6人が来島した。

 一行の招聘は、OCVBが冬場のゴルフや温暖な気候の売り込みを目的に中国や韓国を対象に展開している取り組みの一環。チャーター便ゴルフツアーは、ロッテ観光とアシアナ航空、地元受け入れ会社の沖縄ツアーセンター、OCVBが連携して取り組む。

 一行は、チャンピオンコースのゴルフ場3カ所と、うえのドイツ文化村や東平安名崎、砂山ビーチ、海中公園などの観光名所を巡った。

 イー次長は「ゴルフ場は客が少なく、ゆったりとプレーできる。海を見ながらゴルフを楽しむのは、韓国の人たちの憧れ。リゾート施設も立派」と述べ、受け入れ施設は十分整っているとの見方を示した。

 第1回のツアーに関しては「是非とも成功させなければならない。客を満足させることで、宮古島の良さが口コミで宣伝される」と述べ、宮古側の強い協力を求めた。

 プー所長は「宮古は海がきれい。夏場はダイビング客を送り込むなど、チャーター便を2、3、4本と増やしていきたい」と今後を展望した。

 アシアナ航空のキム・ソクジェ沖縄支店長は「今回のチャーター便をきっかけに、韓国と宮古の交流を発展させたい。関係者の皆さんには、スムーズに運航できるよう、協力をお願いした」と述べた。

 宮古に到着した帰りの航空機には、韓国へ旅に行く
 客を乗せる。

  ツアーの申し込みは
 沖縄ツアーセンター(電話098・859・7477)まで。

.宮古毎日新聞
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categoryフォトログ  time10:32

下地ヒロ子さんに贈呈/沖縄コロニー大賞(OKINAWA)

下地ヒロ子さんに贈呈/沖縄コロニー大賞
離島在住者では初の受賞

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宮古から大勢の家族、友人、関係者が駆け付け下地さん
(前列左から3人目)の大賞受賞を祝福した
=9日、那覇市、ザ・ナハテラス

 【那覇支社】障害者の社会的自立支援事業に取り組む社会福祉法人沖縄コロニーの創立40周年を記念して創設された「沖縄コロニー大賞」(主催・同実行委員会)に下地ヒロ子さん(57)=市平良字下里=が選ばれ9日、那覇市のホテルで、大賞贈呈式と記念祝賀会が催された。
同賞は障害者の自立への努力や社会、文化、芸術等の活動が顕著な人にスポットを当て顕彰するもの。
同賞の贈呈は1996年から始まり、今回で17回目を数えるが、離島在住者では下地さんの受賞が初めてとなった。

 下地さんの受賞理由は膠原病という難病をを患い、重症筋無力症の合併症を抱えながらも、夢をあきらめず、国指定重要無形文化財「宮古上布」の織り手として伝統工芸の発展普及に尽力し、多くの人に感動と勇気を与えたひたすらな生き方や積極的な社会活動と功績が高く評価された。
現在も織り手、体験指導者として宮古織物事業協同組合に
所属し活躍している。

 大賞贈呈式典で主催者あいさつした同賞実行委員会の高嶺豊委員長は「自分の障害をバネに何事にもチャレンジし立派な業績を残したことは賞賛に値する」と下地さんをたたえた。

 大賞を贈られた下地さんは「仕事場での知らせに同僚抱き合いバンザイをして喜んだ。
宮古上布と出会い、私は必要とされているのだと言い聞かせ生きてきた。その証しとしての受賞に感激している。いつも励まし勇気を与えてくれた周りの方々に感謝したい」と受賞の喜びを述べた。

 式典を見守った夫、幸吉さんは「妻が選ばれたのも兄弟、親戚、友人たちみんなが支えてくれたおかげ。この賞に恥じないように今後も夫婦で頑張りたい」と話していた。

 記念祝賀会には下地さんの家族や職場の仲間、宮古福祉保健所の仲宗根正所長ら関係者が大勢駆け付け、下地さんの受賞を祝福した。

.宮古毎日新聞
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category地域情報  time10:25