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2012-12-27
「悲しみ、苦しみを希望に (OKINAWA)
平和考えメッセージ 「悲しみ、苦しみを希望に」
jimamaさん(左)と糸満中3年生の合唱でフィナーレを飾った
平和講演会&コンサート
=23日、糸満市のサザンビーチホテル&リゾート
【糸満】
「伝えたい…平和へのメッセージ 平和講演会&コンサートinいとまん」(糸満市主催、琉球新報社共催)が23日、同市のサザンビーチホテル&リゾートで開かれた。約400人が詰め掛け、新城俊昭さん(沖縄大学客員教授)の平和講演、歌手jimamaさんの歌を通し、平和の大切さを考えた。
オープニングは糸満中3年生がダンスや棒術などを交え「平和の語り」を披露。「人々の悲しみ、苦しみを希望に変え、優しさと誇り高き心を受け継ぎ、新しい風はここから吹いていく。世界へ」とメッセージを発信した。
新城さんは、沖縄戦は過去の悲惨な出来事ではなく、今も75歳以上の高齢者の多くが、戦争PTSD(心的外傷後ストレス障害)の疑いがあると指摘し「沖縄戦は終わっていない」と強調した。
また「戦後世代は戦争を起こした責任はないが、戦争の結果の責任を負っている」とし「過去の戦争に向かい合い、それを教訓として後世に伝えることに沖縄戦を学ぶ意義がある」と語った。
コンサートにはjimamaさんが登場。ヒットソング「でいご」「大丈夫」や白旗の少女・比嘉富子さんの本から生まれた「命の花」などを伸びやかな歌声で熱唱。フィナーレは糸満中3年生と一緒に「旅立ちの日に」を合唱し、会場から大きな拍手が送られた。
琉球新報

jimamaさん(左)と糸満中3年生の合唱でフィナーレを飾った
平和講演会&コンサート
=23日、糸満市のサザンビーチホテル&リゾート
【糸満】
「伝えたい…平和へのメッセージ 平和講演会&コンサートinいとまん」(糸満市主催、琉球新報社共催)が23日、同市のサザンビーチホテル&リゾートで開かれた。約400人が詰め掛け、新城俊昭さん(沖縄大学客員教授)の平和講演、歌手jimamaさんの歌を通し、平和の大切さを考えた。
オープニングは糸満中3年生がダンスや棒術などを交え「平和の語り」を披露。「人々の悲しみ、苦しみを希望に変え、優しさと誇り高き心を受け継ぎ、新しい風はここから吹いていく。世界へ」とメッセージを発信した。
新城さんは、沖縄戦は過去の悲惨な出来事ではなく、今も75歳以上の高齢者の多くが、戦争PTSD(心的外傷後ストレス障害)の疑いがあると指摘し「沖縄戦は終わっていない」と強調した。
また「戦後世代は戦争を起こした責任はないが、戦争の結果の責任を負っている」とし「過去の戦争に向かい合い、それを教訓として後世に伝えることに沖縄戦を学ぶ意義がある」と語った。
コンサートにはjimamaさんが登場。ヒットソング「でいご」「大丈夫」や白旗の少女・比嘉富子さんの本から生まれた「命の花」などを伸びやかな歌声で熱唱。フィナーレは糸満中3年生と一緒に「旅立ちの日に」を合唱し、会場から大きな拍手が送られた。
琉球新報
2012-12-20
琉球舞踊新人賞に輝く/砂川さん(宮古島・沖縄)
琉球舞踊新人賞に輝く
/砂川さん「最高賞狙いたい」

琉球古典芸能コンクール新人賞を受賞した砂川真紀さん
(左)と師匠の池間美代子さん
=19日、池間美代子琉舞研究所・平良荷川取
宮古総合実業高校2年の砂川真紀さん(17)がこのほど行われた第47回琉球古典芸能コンクール(主催・琉球新報社)で
琉球舞踊新人賞を受賞した。砂川さんは「高校を卒業しても
踊りを続けて、最高賞を狙いたい」と抱負を語った。
同コンクールは8月に那覇市の琉球新報ホールで行われた。舞踊・新人部門には県内などから165人が受験。
7日間にわたり審査が行われ、124人が合格した。
11月には受賞者だけの芸能祭に参加、12月2日に
那覇市内のホテルで授賞式が行われた。
砂川さんは、妹愛花さんの影響を受け小3から
舞踊を習い始めた。
池間美代子琉舞研究所の門下生として稽古に励み、
今回初めてコンクールで審査を受けた。
稽古は基本的には週2~3回だが、コンクールが近づくと
ほぼ毎日、学校が休みの土、日は道場に弁当持参で
「一歩入魂」の稽古に励んだという。
同研究所で19日、受賞の報告を行った砂川さんは
「新人賞は本当にうれしい。両親や先生も支えてくれて
感激です」と笑顔。「踊りをやめようと思ったこともあったけど、
続けられたことで忍耐力が付いたような気がします」と語った。
妹の愛花さんは、昨年のコンクールで新人賞を受賞しており、姉妹そろっての受賞となった。
師匠の池間さんは「踊りを通していろんな人たちとの関わりの中で、一回りも二回りも成長した。琉球舞踊は基礎をしっかりしないと伸びない。次は優秀賞、最高賞を目指してほしい」と期待した。
新人賞の審査は課題曲の女踊り「かせかけ」と、男踊り「上り口説」の2曲を踊る。同研究所からの新人賞は2010年に2人、11年には4人が受賞。今回の砂川さんで3年連続となる。
.宮古毎日新聞
/砂川さん「最高賞狙いたい」

琉球古典芸能コンクール新人賞を受賞した砂川真紀さん
(左)と師匠の池間美代子さん
=19日、池間美代子琉舞研究所・平良荷川取
宮古総合実業高校2年の砂川真紀さん(17)がこのほど行われた第47回琉球古典芸能コンクール(主催・琉球新報社)で
琉球舞踊新人賞を受賞した。砂川さんは「高校を卒業しても
踊りを続けて、最高賞を狙いたい」と抱負を語った。
同コンクールは8月に那覇市の琉球新報ホールで行われた。舞踊・新人部門には県内などから165人が受験。
7日間にわたり審査が行われ、124人が合格した。
11月には受賞者だけの芸能祭に参加、12月2日に
那覇市内のホテルで授賞式が行われた。
砂川さんは、妹愛花さんの影響を受け小3から
舞踊を習い始めた。
池間美代子琉舞研究所の門下生として稽古に励み、
今回初めてコンクールで審査を受けた。
稽古は基本的には週2~3回だが、コンクールが近づくと
ほぼ毎日、学校が休みの土、日は道場に弁当持参で
「一歩入魂」の稽古に励んだという。
同研究所で19日、受賞の報告を行った砂川さんは
「新人賞は本当にうれしい。両親や先生も支えてくれて
感激です」と笑顔。「踊りをやめようと思ったこともあったけど、
続けられたことで忍耐力が付いたような気がします」と語った。
妹の愛花さんは、昨年のコンクールで新人賞を受賞しており、姉妹そろっての受賞となった。
師匠の池間さんは「踊りを通していろんな人たちとの関わりの中で、一回りも二回りも成長した。琉球舞踊は基礎をしっかりしないと伸びない。次は優秀賞、最高賞を目指してほしい」と期待した。
新人賞の審査は課題曲の女踊り「かせかけ」と、男踊り「上り口説」の2曲を踊る。同研究所からの新人賞は2010年に2人、11年には4人が受賞。今回の砂川さんで3年連続となる。
.宮古毎日新聞
2012-12-17
サックス演奏ノリノリ (名古屋芸大オケ、喜名小 沖縄)
サックス演奏ノリノリ 名古屋芸大オケ、喜名小でライブ

間近に迫るサクソフォンの音色に驚く子どもたち
=3日、読谷村立喜名小学校
【読谷】名古屋芸術大学サクソフォンオーケストラのメンバーら約30人が3日、読谷村喜名小学校で音楽鑑賞会を開いた。サックス奏者が児童らの間を行進したり、児童が指揮者に挑戦したりするコーナーなどがあり、児童らは楽しい音楽の世界に引き込まれた。
オーケストラは軽快なリズムで「ハイサイおじさん」などを演奏。子どもたちは身を乗り出して聞いていた。フィナーレでは6年生全員がオーケストラの演奏で「さとうきび畑」と校歌を合唱した。
新里琉人君(12)は指揮者になりきり、優雅な動作で指揮棒を振った。振る速度を変えると演奏スピードが速くなったり遅くなったりし、児童らは手をたたいて大笑いした。新里君は「とても良い指揮ができた」と満足げだった。
當山悠羽(ゆう)さん(9)は「音が近くで聞けて良かった。音がきれいだった」と話した。ソプラノサックスを吹いた高木美咲さん(22)は「素直でいい子たちばかりで表情がすごく輝いていた。とても楽しく演奏できた」と笑顔だった。
同大講師の三日月孝さん(55)は「とにかくのりが良くて演奏がうまくできた。沖縄に来て良かった」と語った。
同オーケストラは2日に村文化センター鳳ホールで開かれたサクソフォニーフェスティバル沖縄のために来県。鑑賞会はフェスティバルの舞台に立った同小児童へのお礼に開いた。
※注:高木美咲さんの「高」は旧漢字
琉球新報

間近に迫るサクソフォンの音色に驚く子どもたち
=3日、読谷村立喜名小学校
【読谷】名古屋芸術大学サクソフォンオーケストラのメンバーら約30人が3日、読谷村喜名小学校で音楽鑑賞会を開いた。サックス奏者が児童らの間を行進したり、児童が指揮者に挑戦したりするコーナーなどがあり、児童らは楽しい音楽の世界に引き込まれた。
オーケストラは軽快なリズムで「ハイサイおじさん」などを演奏。子どもたちは身を乗り出して聞いていた。フィナーレでは6年生全員がオーケストラの演奏で「さとうきび畑」と校歌を合唱した。
新里琉人君(12)は指揮者になりきり、優雅な動作で指揮棒を振った。振る速度を変えると演奏スピードが速くなったり遅くなったりし、児童らは手をたたいて大笑いした。新里君は「とても良い指揮ができた」と満足げだった。
當山悠羽(ゆう)さん(9)は「音が近くで聞けて良かった。音がきれいだった」と話した。ソプラノサックスを吹いた高木美咲さん(22)は「素直でいい子たちばかりで表情がすごく輝いていた。とても楽しく演奏できた」と笑顔だった。
同大講師の三日月孝さん(55)は「とにかくのりが良くて演奏がうまくできた。沖縄に来て良かった」と語った。
同オーケストラは2日に村文化センター鳳ホールで開かれたサクソフォニーフェスティバル沖縄のために来県。鑑賞会はフェスティバルの舞台に立った同小児童へのお礼に開いた。
※注:高木美咲さんの「高」は旧漢字
琉球新報
2012-12-12
下地暁さん、ニューアルバム発表 (宮古島・沖縄)
下地暁さん、20周年記念ニューアルバム発表

本格的に宮古島で音楽活動をスタートしてからことしで20年の節目を迎えたアイランダーアーティスト・下地暁さんが13日、ニューアルバム「Myahk(ミャーク)」を沖縄先行リリースする。
定価2500円。 島内ではTSUTAYA沖縄宮古島店、 響和楽器で販売される。
ホームページで通信販売も受け付けている。 来年1月13日からレコ発ライブも行い、 来年3月8日には全国発売する。
今回のアルバムは数々のグラミー賞を受賞したGoh・Hotoda氏をプロデューサーに起用。 7月からレコーディングに入り、 このほど完成した。 参加アーティストもレベッカのNOKKO氏やキーボーディストのフィリップ・セス氏といった国際色豊かな顔ぶれとなっている。
アルバムにはオリジナル曲や宮古民謡をアレンジした楽曲12曲を収録。 歌詞は全編宮古方言。 ピアノやストリングス系を主に起用したシンプルなサウンドに仕上がっているが、 三線の音色や波の音、 サトウキビが風に揺れる音といった島のエッセンスを随所に注入し、 宮古島ならではの空気感を作り出している。
下地さんは 「いろんな人と共演することで宮古島の良さを表現でき、 いつの時代でも新鮮に聴けるサウンドに仕上がった。
ここでしか出せない空気感を一つのサウンドとして発信できれば」 と話した。
宮古新報

本格的に宮古島で音楽活動をスタートしてからことしで20年の節目を迎えたアイランダーアーティスト・下地暁さんが13日、ニューアルバム「Myahk(ミャーク)」を沖縄先行リリースする。
定価2500円。 島内ではTSUTAYA沖縄宮古島店、 響和楽器で販売される。
ホームページで通信販売も受け付けている。 来年1月13日からレコ発ライブも行い、 来年3月8日には全国発売する。
今回のアルバムは数々のグラミー賞を受賞したGoh・Hotoda氏をプロデューサーに起用。 7月からレコーディングに入り、 このほど完成した。 参加アーティストもレベッカのNOKKO氏やキーボーディストのフィリップ・セス氏といった国際色豊かな顔ぶれとなっている。
アルバムにはオリジナル曲や宮古民謡をアレンジした楽曲12曲を収録。 歌詞は全編宮古方言。 ピアノやストリングス系を主に起用したシンプルなサウンドに仕上がっているが、 三線の音色や波の音、 サトウキビが風に揺れる音といった島のエッセンスを随所に注入し、 宮古島ならではの空気感を作り出している。
下地さんは 「いろんな人と共演することで宮古島の良さを表現でき、 いつの時代でも新鮮に聴けるサウンドに仕上がった。
ここでしか出せない空気感を一つのサウンドとして発信できれば」 と話した。
宮古新報
2012-12-05
街中でスイング ジャズナイト (那覇市・OKINAWA)
街中でスイング ジャズナイト始まる

雨の夜空の下、道行く人らがジャズを楽しんだ
「JAZZ Night in那覇」
=1日、那覇市ぶんかテンブス館前広場
那覇市主催の音楽イベント「JAZZ Night in那覇」が1日、同市ぶんかテンブス館前広場で始まった。同イベントでは市内のさいおんスクエア、テンブス館前広場、パレットくもじ前広場、とまりんを主会場に、来年2月まで24回のジャズライブを開く。
県内のアーティストらが出演し、午後6時半から同9時まで
2~3ステージ設ける。観覧無料。
1日はオープニングセレモニーが開かれ、翁長雄志那覇市長や音楽関係者らがテープカットした。
ライブには琉球大のサークルなどが出演。
雨天の中、道行く人らが足を止め、ジャズの音色を楽しんだ。
傘を差して演奏を聞いていた宮城美幸さん(46)=同市=は
「たまたま通り掛かった。音楽が好きなので楽しい」
と満喫していた。
イベントを担当する同市観光課の伊江華絵さんは「市内には
ジャズのライブハウスが10カ所ほどある。
音楽文化を掘り起こし、洗練された那覇のおしゃれなイメージと魅力を発信していきたい」と話した。
問い合わせは
JAZZ Night in那覇実行委員会
(電話)098(863)4152。
沖縄タイムス

雨の夜空の下、道行く人らがジャズを楽しんだ
「JAZZ Night in那覇」
=1日、那覇市ぶんかテンブス館前広場
那覇市主催の音楽イベント「JAZZ Night in那覇」が1日、同市ぶんかテンブス館前広場で始まった。同イベントでは市内のさいおんスクエア、テンブス館前広場、パレットくもじ前広場、とまりんを主会場に、来年2月まで24回のジャズライブを開く。
県内のアーティストらが出演し、午後6時半から同9時まで
2~3ステージ設ける。観覧無料。
1日はオープニングセレモニーが開かれ、翁長雄志那覇市長や音楽関係者らがテープカットした。
ライブには琉球大のサークルなどが出演。
雨天の中、道行く人らが足を止め、ジャズの音色を楽しんだ。
傘を差して演奏を聞いていた宮城美幸さん(46)=同市=は
「たまたま通り掛かった。音楽が好きなので楽しい」
と満喫していた。
イベントを担当する同市観光課の伊江華絵さんは「市内には
ジャズのライブハウスが10カ所ほどある。
音楽文化を掘り起こし、洗練された那覇のおしゃれなイメージと魅力を発信していきたい」と話した。
問い合わせは
JAZZ Night in那覇実行委員会
(電話)098(863)4152。
沖縄タイムス
2012-12-03
下地勇デビュー10周年(宮古島・沖縄)
下地勇さん、デビュー10周年公演締めくくる

10周年記念公演で熱唱する下地勇さん
=11月30日夜、 浦添市てだこホール
【那覇支局】
宮古島出身の歌手・下地勇さんのデビュー10周年を記念したコンサート 「~No Limit~」 が11月30日、 浦添市てだこホールで行われた。 10月の古里・久松での凱旋ライブに続くコンサートでは23曲を熱唱。 会場には大勢の郷友らが来場し、 優しく心に響く下地さんの歌声に酔いしれた。
同ホールは下地さんの初ライブ会場だったという浦添市民会館があった敷地に建つ。 思い出深い場所でのコンサートは、 ミャークフツで歌う 「開拓者」 で幕を開けた。 デビュー曲 「我達 (ばんた) が生 (ん) まり島 (ずま)」 や 「一粒の種」、 「おばぁ」 など代表曲を披露した。
下地さんは 「皆さんの支えのおかげで、 こうやって歌うことができている。 10年間、 本当にありがとう。 これからもよろしくお願いします」 と感謝した。 会場には幅広い年代のファンが集まり、 力強く、 情緒豊かに歌い上げる下地さんのステージを心行くまで堪能していた。
宮古新報

10周年記念公演で熱唱する下地勇さん
=11月30日夜、 浦添市てだこホール
【那覇支局】
宮古島出身の歌手・下地勇さんのデビュー10周年を記念したコンサート 「~No Limit~」 が11月30日、 浦添市てだこホールで行われた。 10月の古里・久松での凱旋ライブに続くコンサートでは23曲を熱唱。 会場には大勢の郷友らが来場し、 優しく心に響く下地さんの歌声に酔いしれた。
同ホールは下地さんの初ライブ会場だったという浦添市民会館があった敷地に建つ。 思い出深い場所でのコンサートは、 ミャークフツで歌う 「開拓者」 で幕を開けた。 デビュー曲 「我達 (ばんた) が生 (ん) まり島 (ずま)」 や 「一粒の種」、 「おばぁ」 など代表曲を披露した。
下地さんは 「皆さんの支えのおかげで、 こうやって歌うことができている。 10年間、 本当にありがとう。 これからもよろしくお願いします」 と感謝した。 会場には幅広い年代のファンが集まり、 力強く、 情緒豊かに歌い上げる下地さんのステージを心行くまで堪能していた。
宮古新報