2012-11-05



県警、米兵を5日中に聴取 (OKINAWA)

県警、米兵を5日中に聴取 住居侵入と傷害容疑 

 読谷村のビル3階の住居で2日未明、中学2年の男子生徒が侵入した男に殴られるなどした事件で、県警は5日、住居侵入や傷害などの疑いで、米兵を同日中に任意で事情聴取することを明らかにした。

 県警によると、米兵は米軍嘉手納基地(嘉手納町など)所属。ビル1階の居酒屋で酒を飲んだ後の2日午前1時ごろ、3階の女性会社員(41)宅に侵入、息子の生徒を殴り1週間のけがをさせた疑いが持たれている。

 米兵はその後3階から転落し、肋骨を折るなどの重傷を負って米海軍病院に入院していた。
(共同通信)

琉球新報

オスプレイ初の放水訓練 (OKINAWA)

オスプレイ:シュワブ内で初の放水訓練
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名護市のキャンプ・シュワブ内で放水訓練を行うオスプレイ
=30日午後4時15分ごろ

 オスプレイは30日、名護市のキャンプ・シュワブ内で初めて、放水訓練を実施した。
機体番号「09」が午後2時15分から午後4時20分の間に3回に分けて同基地に飛来。機体につり下げた赤い消火バケツで同基地内にある農業用ダムの水をくんだ後、高い位置で前進しながら広い範囲へ放水する訓練を繰り返した。

 6月に公表された環境審査報告書で米軍は消火活動を「オスプレイの重要な機能の一つ」と強調している。名護市の男性(70)は「来年には機体数が増えるといわれており、訓練は増加するだろう。低周波音の体への影響も不安で、この先が思いやられる」と語った。

  沖縄タイムス

中学生殴打で読谷村が抗議決議(OKINAWA)

中学生殴打で読谷村議会が抗議決議
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米兵による住居侵入傷害事件に抗議する意見書と
決議を全会一致で可決した読谷村議会=5日午前

 【読谷】読谷村古堅で発生した米軍嘉手納基地所属の米兵による住居侵入・傷害事件で、読谷村議会(新垣修幸議長)は5日、臨時議会を開き、事件への抗議と、身柄の日本側への引き渡しなどを求める意見書と決議を全会一致で可決した。
同日中に米兵が所属する嘉手納基地や沖縄防衛局、在沖米国総領事館、外務省沖縄事務所へ抗議行動する。

 意見書と決議では「村議会が2米兵暴行事件で怒りの抗議を行った直後の蛮行で、断じて許すことはできない」と指弾。
「深夜、いきなり住居に不法侵入し、就寝中の生徒に暴力を振るい、不安と恐怖のどん底に陥れた蛮行は、沖縄がいまだに米軍の占領意識丸出しの無法地帯と言っても過言ではない」と批判した。

 さらに「深夜の外出禁止令や綱紀粛正が、何ら抜本的な解決策になり得ていないことが証明された」と指摘。
被害者への謝罪と完全補償、日本側への早急な身柄引き渡し、抜本的な再発防止策の公表、日米地位協定の抜本的改定を求めている。

  沖縄タイムス

多彩な舞台パフォーマンス (石垣島まつり・沖縄)

多彩な舞台パフォーマンス満喫 
「飛翔」テーマに石垣島まつり

きょう市民大パレード
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 石垣市制施行65周年第48回石垣島まつり2012(同実行委員会主催)は3日、真栄里公園で始まった。朝から曇天で雨が心配されたが、午後からは晴れ間ものぞく祭り日和。
初日は1万7000人(主催者発表)が訪れ、会場いっぱいに並んだ出店や多彩な舞台発表を満喫した。まつりのハイライト、市民大パレードは4日午前11時から新川小学校をスタートする。2273人が参加する予定。

 今年のまつりは、来年3月の新空港開港を控え、「飛翔」がテーマ。午前11時に白保公民館の獅子舞で幕開けしたオープニングセレモニーで実行委員会会長の中山義隆市長が「明日への創造と地域振興に寄与することを目的に開催したい」と述べ、市商工会の我喜屋隆会長の開会宣言で幕開けした。

 稚内市、岡崎市、犬山市商工会など石垣市と関係の深い都市の代表者らも出席し、まつりを祝った。

 会場は36の出店のほか、芝生広場には友好都市物産、地産地消展示即売、福祉関係団体展の各コーナーも。
各コーナーで購入すると、500円ごとにアトム通貨50馬力が配布され、隣接の「ぱいーぐるの杜」で抽選ができる。訪れた人たちは1等の「石垣~台湾往復航空券」(2組4人)を狙って一喜一憂した。

 出店はおもちゃコーナーが子どもたちに人気。射的、金魚すくい、くじ、シャボン玉釣りに夢中だった。

 舞台では一般公募団体、ゲストによる多彩なパフォーマンスがあった。

 一般公募で初出演の「妙RUNズ」は女性のゴスペルコーラスグループ。4~70歳までの女性が笑顔で元気いっぱい歌声を披露し、会場を活気づけた。
代表の高良和美さん(45)は「歌を歌って自分たちが元気になり、みんなも励ましたい」と声を弾ませた。舞台のとりは、子どもたちにも大人気の石垣島出身従兄弟ユニット「きいやま商店」。
会場の盛り上がりは最高潮に達した。

  八重山毎日新聞
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category沖縄観光  time15:26

最高潮 まつり最終日(石垣島・沖縄)

市民大パレードで最高潮 石垣島まつり最終日
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市制施行65周年を祝う友好都市も花添える

 第48回石垣島まつり2012は最終日の4日、ハイライトの市民大パレードが市役所通りで行われ、50近い団体から2000人以上が参加した。
前半はあいにく雨天となったが、沿道には大勢の見物客が詰めかけ、雨にぬれながら演舞をする人たちに温かい拍手と声援を送った。真栄里公園は郷土芸能の舞台発表や石垣市の65歳の誕生会で盛り上がった。
パレードを含めた来場者は延べ3万人(主催者発表)。フィナーレは、約350発の打ち上げ花火が夜空を彩った。

 パレードは午前11時、新川小学校をスタート。横断幕に続き、今年は石垣第二中学校マーチングバンドが先導した。市内8小学校の鼓笛隊やエイサー、13団体の旗頭、各団体の趣向を凝らした演舞が次々と繰り広げられた。

 友好都市の北海道稚内市から訪れた市民交流団のメンバーら60人は創作ダンス「南極おどり」を披露。「稚内にもお越し下さい」とPRした。参加した男性は「稚内は9度くらいなので暑いくらいです」と話し、南国の暖かさに動きも軽快。愛知県犬山商工会議所の「夢っ娘」、岡崎市のグレート家康公「葵」武将隊、岩手県盛岡市の「さんさ好み」もパレードに花を添えた。

 県建設産業団体連合会と台湾の復興航空は飛行機の模型を行進させ、新石垣空港への期待を表現。石垣市民踊愛好会は「新空港は夢ひらく」の曲に乗せて新空港の開港に夢を託した。最後は総勢100人余の琉球國祭り太鼓が勇壮な舞いでパレードを締めくくった。

 一方、真栄里公園では親善友好都市芸能団の演技、大工哲弘さんのライブ、郷土芸能の夕べ特別公演があり、会場の人たちも踊ったり、手拍子を送ったりして舞台芸能を満喫した。
 打ち上げ花火のカウンダウンを前に司会と中山義隆市長の音頭で「誕生日のうた」を合唱、くす玉を割って市制施行65周年の節目を祝った。打ち上げ花火には、何度もどよめきと拍手が起きた。

  八重山毎日新聞

「NO」撮る 比嘉さん (OKINAWA)

「NOオスプレイ」撮る 比嘉さん(浦工)金賞
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復帰40周年企画県高校生フォトコンテストで比嘉さんが
金賞を受賞した作品「NOオスプレイ」
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       比嘉緩奈さん
 復帰40周年企画県高校生フォトコンテストでこのほど、
9月30日の米軍普天間飛行場野嵩ゲート前で、市民の抗議運動を撮影した比嘉緩奈さん(17)=浦添工業高2年=の作品「NOオスプレイ」が金賞を受賞した。
4日、表彰式があった。同コンテストは県高校総合文化祭の写真部門大会として実施、テーマは「復帰40年目のオキナワ」。
怒号や悲鳴が飛び交い、市民と警官隊がぶつかり合う中、
撮影した比嘉さんは「話をして、写真を撮らせてくれた方々
に感謝したい」と受賞の感想を話した。

 9月30日の朝、比嘉さんは新聞を読み、普天間飛行場の
ゲートが封鎖されたと知った。
「何が起きているんだろう」。比嘉さんはカメラを持ち、自宅近くの佐真下ゲートまで行った。座り込みをする男性に恐る恐る声を
掛けた。「撮っても良いですか」。
おじさんは高校生だと分かると「いいよ」と笑顔で答えたという。

 佐真下、大山、野嵩、三つのゲート前を回った比嘉さん。
大山、野嵩ゲート前では緊迫感のある現場に尻込みしそうに
なった。「県民を守るのが警察だろ」「なんでアメリカーを守るのか」。ゲート前に止められた車、座り込む人々を警察が排除しようとしている。
比嘉さんは、緊迫感のある現場に尻込みしそうになりながらも、必死でシャッターを切り続けた。

 翌日、抗議の声は届かずにオスプレイは沖縄へ配備された。今でも座り込みを続ける人々に比嘉さんは心を痛める。「どうなるかは分からないけど、今後も写真を撮って、自分なりに考え続けたい」と話した。


  琉球新報
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category取材裏話  time10:56

奄美・琉球世界遺産化(OKINAWA)

奄美・琉球世界遺産化でシンポ

 「奄美・琉球諸島」の世界自然遺産登録に向けたシンポジウムが4日、那覇市の県立博物館・美術館で開かれた。環境省は来年1月、登録の前提となる暫定リストの掲載を予定しており、シンポを機に地元の合意形成、対象地域の国立公園化などを本格化させる。

 シンポは環境省が県、琉球大学と主催。日本各地の世界自然遺産登録に関わった国際自然保護連合(IUCN)のレスリー・モロイさんを招き、鹿児島県でも事前に開いた。

 那覇会場で、モロイさんは「奄美・琉球の生物多様性は顕著な普遍的価値があり、その条件は満たせる」と指摘。その上で、「希少種の生息地が公有地でないこと、法的保護がないことが大きな課題だ」とした。

 終了後、参加者が米軍北部訓練場の存在を質問したのに対し、「軍事基地は平和の象徴である世界遺産になじまない。基地周辺を登録するにしても、緩衝地帯などの工夫が必要になるだろう」と答えた。

 環境省は西表島、やんばる、奄美大島・徳之島の3カ所を国立公園化し、世界遺産に登録したい考え。シンポには県内の関係4首長も出席し、「生活や産業と共存共栄になれば理解、協力を得られる」などと発言した。

  沖縄タイムス
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category沖縄観光  time10:48

ピカリャークッキー発売 ネコのゆるキャラ (八重山・西表)

ピカリャークッキー発売 
イリオモテヤマネコのゆるキャラ

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ピカリャークッキーをPRするピカリャーと川満栄長町長
=1日、竹富町役場

 【竹富】イリオモテヤマネコをモチーフにした竹富町のゆるキャラ「ピカリャー」のデザインを使用した「ピカリャークッキー」が1日、発売された。

 町は新たな土産品として期待している。ピカリャーは竹富町が開催するイベントに登場し、特技のモーヤー(カチャーシー)を披露するなど、町内では人気を博している。
開催中のゆるキャラグランプリ2012にもエントリーし、全国各地のゆるキャラと人気を争っている。

 これまでに携帯ストラップ、缶バッジ、手拭いの商品が発売されており、クッキーはピカリャー商品の第4弾。

 クッキーは町観光協会と菓子店の八重山南風堂(石垣市、長濱光江社長)がコラボした商品。バター風味の丸いクッキーにピカリャーの顔や全身が描かれている。

 1箱24枚入りで値段は1050円(税込み)。石垣市、竹富町の土産品店などで販売するため、八重山以外で購入することはできない。

 観光協会事務局は「ピカリャーの全国的な知名度はまだまだ。クッキー発売を機会に竹富、八重山を盛り上げ、日本を元気にしたい」と意気込んだ。川満栄長町長は「クッキーはおいしいので、あとはどうPRするかが課題だ。行政としても各地へ出向く際のお土産にして一役買いたい」と話した。


  琉球新報

外来魚釣って味わう (久米島、沖縄)

外来魚釣って味わう 久米島、環境保全へ120人参加
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思い思いの場所へ糸を垂らし、外来種を釣る参加者
=10月21日、久米島町のカンジンダム

 【久米島】農業用ダムの水質浄化と外来種の駆除を目的に、県対米請求権事業協会の助成を受けて「外来魚を釣って食べよう~ハッピー・エコ・リュクス」(NPOホタルとサンゴの島から主催、與儀大志理事長)が10月21日、カンジンダム南棚田で開催された。子どもから大人まで約120人が参加した。

 與儀理事長は「島内外の釣り人と協力して今年で6回目の開催。島の自然を守りながら楽しめることを知ってもらい、より高度な地域活性化につなげたい」と話した。

 参加者は、あらかじめ用意された外来魚の天ぷらを食べた後、思い思いの場所へ糸を垂らし、生態系に影響を及ぼす外来魚のテラピアやブルーギルを、同じく外来種であるグッピーやジャンボタニシを餌に釣りを楽しんだ。

 大物賞1位の宮里雄朔君(仲里小3年)は「28センチのテラピアを釣った。
2年連続で優勝できた」と喜び、数釣り賞1位の伊関海君(仲里中1年)は「たくさん釣れてとても楽しかった」と話した。

 (盛長容子通信員)


  琉球新報
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categoryグルメ  time10:08

公開ソフトウエア アジア会議 沖縄で初開催(OKINAWA)

公開ソフトウエア 13日にアジア会議 沖縄で初開催

 インターネット上の公開プログラム、オープンソースソフトウエア(OSS)の普及を図る「第11回北東アジアOSS推進フォーラム」(主催・日本OSS推進フォーラム)本大会が13日、那覇市のホテル日航那覇グランドキャッスルで開かれる。
日本、中国、韓国の持ち回りで、今回は県内で初開催する。
参加無料。

 同フォーラムは日中韓のOSS推進フォーラムで構成し、国内で4回目の開催。沖縄がIT振興に力を入れ、地理的に中国と韓国に近く連携の可能性があることから開催が決まった。本大会は各国フォーラムの代表や「技術開発・評価」「人材育成」など四つのワーキンググループが活動報告する。

 14日は人材育成に関する講習「トレーニングキャンプ」を予定。12日にはレセプションディナーも開かれる。共催のフロム沖縄推進機構は「日中韓の関係者が一堂に集う貴重な機会。ぜひ参加して」と呼び掛けた。問い合わせは同機構(電話)098(859)1831。


  琉球新報

米兵中学生傷害事件 身柄求めずに怒り(OKINAWA)

米兵中学生傷害事件 
地位協定に不満噴出 身柄求めずに怒り
 

読谷村で起きた米空軍兵とみられる男による住居侵入中学生傷害事件は、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備強行、米海軍兵による集団女性暴行致傷事件でかき立てられた県民の怒りを一層強めた。
日米両政府と米軍が再発防止を誓っても後を絶たない米兵事件の続発と、日米地位協定の改定に背を向けた政府の姿勢に対し、「基地の全面撤去運動になる」(新垣修幸読谷村議会議長)など、基地撤去を求める声が強まり始めた。

 藤村修官房長官は米側が捜査に全面協力する姿勢を示していることを挙げ、起訴前の身柄引き渡しを米側に求めない考えを示した。一方、10月に起きた米海軍兵による集団女性暴行致傷事件を受け、米側が深夜外出禁止措置を講じてからわずか2週間で今回の事件が起きた。
県内からは厳しい態度で身柄を要求すべきだとの不満の声が噴き出している。

 日米地位協定第17条5項(C)は米軍人の容疑者の拘禁について、身柄が米国にあるときは日本側の起訴まで米側が引き続き身柄を確保することを明記している。
一方、殺人や強姦などの凶悪な犯罪の場合は米側の好意的な考慮で起訴前に日本側に身柄を移すことで日米が合意している。

 今回の事件は凶悪犯罪に当たらないが、県幹部は藤村氏が身柄を求めない考えを示したことに対し「(米側への)悪しきメッセージになる」と日本側が厳しい姿勢で臨むことを求める。
「一つの害の軽重でなく、連続して事件が起きていることを重大視すべきであって、日本政府が引き渡しを求めないのはおかしい」と、発生当日に地位協定への波及を抑えようした動きを厳しく批判する。

 在日米軍は、集団女性暴行致傷事件を受け、10月19日から日本にいる全ての軍人を、午後11時~午前5時の深夜外出禁止とする再発防止策を始めているが、再発防止につながらないことが浮き彫りになった。

 沖縄対外問題研究会顧問の宮里政玄氏(元琉球大学教授)は、「沖縄は米国が占領していたところであり、植民地というように見ている態度の表れではないか。
同じような状況は米本土では起きない」と、沖縄を軽んずる米軍の本質的な問題であると指摘する。併せて日本本土の沖縄への「蔑視感情」も問題が解決しない原因に挙げる。

 一方、外務省は、起訴前の身柄引き渡しの必要性がないとの姿勢だ。同省幹部は「ルース大使は捜査に全面的に協力することを明確にしている。捜査上の必要性や犯人逃亡の恐れがあるかどうかで判断するが、この点から今回は身柄引き渡しを要請する必要はない。捜査当局からも求めがない」と説明する。凶悪事件でない今回のような事件で、過去身柄引き渡しの要請をしたことがない先例も強調する。

 政府内は、今回の事件で日米地位協定見直しの声が高まることを懸念する。別の外務省幹部は「今回の事件は、米側が決めた外出禁止のルールが守られていないということが問題だ。地位協定は直接関係ない」と地位協定見直し論をけん制した。


 (内間健友、問山栄恵)


  琉球新報