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2012-11-29
ウッドベリー、月間MVP (琉球キングス)
ウッドベリー、月間MVP bjリーグ
テレンス・ウッドベリー
プロバスケットボールbjリーグは27日、2012―13シーズン11月の月間MVPに琉球ゴールデンキングスのテレンス・ウッドベリーを選出した。
選考理由に(1)開幕から全勝しているチームで、11月の月間平均21・3得点と高いオフェンス力を発揮(2)2ポイントが62・9%、3ポイントが50%と精度の高いシュートを武器にチームを先導した―などが挙げられている。
ウッドベリーは「このような素晴らしい賞をいただき、このチーム、リーグにいられることを光栄に思っている。いつも自分をプッシュしてくれるコーチ陣とチームメートに感謝したい」とコメントした。
琉球新報

テレンス・ウッドベリー
プロバスケットボールbjリーグは27日、2012―13シーズン11月の月間MVPに琉球ゴールデンキングスのテレンス・ウッドベリーを選出した。
選考理由に(1)開幕から全勝しているチームで、11月の月間平均21・3得点と高いオフェンス力を発揮(2)2ポイントが62・9%、3ポイントが50%と精度の高いシュートを武器にチームを先導した―などが挙げられている。
ウッドベリーは「このような素晴らしい賞をいただき、このチーム、リーグにいられることを光栄に思っている。いつも自分をプッシュしてくれるコーチ陣とチームメートに感謝したい」とコメントした。
琉球新報
「不屈館」 亀次郎さん資料展示(OKINAWA)
「不屈館」来年3月開館 亀次郎さん資料展示

不屈館の開館準備を進める内村千尋さん(前列左)ら
=28日、那覇市若狭
米軍支配に抵抗した政治家、故瀬長亀次郎さんの資料館「不屈館-瀬長亀次郎と民衆資料」が来年3月1日、那覇市若狭に開館する。
瀬長さんと親交があった研究者の遺族が新築マンションの1階を無償提供し、関係者の念願がかなった。
28日、同館で記者会見した運営委員会は「行政に頼らず、亀次郎らしく民衆に支えてもらう資料館にしたい」と広く支援を呼び掛けた。
資料館の面積は約160平方メートル。瀬長さんと家族ぐるみの親交があった元琉球大学講師で、元沖縄人権協会理事の喜久山勲正(のりまさ)さん(2009年死去)の遺族が、資料館向けの設計にして提供した。
現在は内外装がほぼ完成し、展示品を待つばかり。
蔵書や日記の一部のコピーを手に取って読めるようにする。
瀬長さんが米軍の弾圧による投獄から解放された時に身に着けていた背広、本土に渡るのに必要だったパスポートなどの実物も展示する。
開館後は、復帰運動に関する写真などの提供を呼び掛ける。運営委メンバーで瀬長さんの次女の内村千尋さんは「亀次郎の資料だけでなく、民衆の資料も散逸しないよう後世に伝えていく。懐かしい、で終わっては意味がない。若い人が元気になれるような資料館にしたい」と話した。
同席した仲山忠克弁護士は「民衆に支えられる資料館こそ、亀次郎さんの生き方にふさわしい。喜久山さんの遺族の篤志で開館できることになったが、さらに平和を愛する多くの方の協力をお願いしたい」と呼び掛けた。
資料館は賛助会員(年会費3千円)、
維持会員(年一口5千円)を募集している。
問い合わせは
事務局の内村さん、電話098(886)0277。
沖縄タイムス

不屈館の開館準備を進める内村千尋さん(前列左)ら
=28日、那覇市若狭
米軍支配に抵抗した政治家、故瀬長亀次郎さんの資料館「不屈館-瀬長亀次郎と民衆資料」が来年3月1日、那覇市若狭に開館する。
瀬長さんと親交があった研究者の遺族が新築マンションの1階を無償提供し、関係者の念願がかなった。
28日、同館で記者会見した運営委員会は「行政に頼らず、亀次郎らしく民衆に支えてもらう資料館にしたい」と広く支援を呼び掛けた。
資料館の面積は約160平方メートル。瀬長さんと家族ぐるみの親交があった元琉球大学講師で、元沖縄人権協会理事の喜久山勲正(のりまさ)さん(2009年死去)の遺族が、資料館向けの設計にして提供した。
現在は内外装がほぼ完成し、展示品を待つばかり。
蔵書や日記の一部のコピーを手に取って読めるようにする。
瀬長さんが米軍の弾圧による投獄から解放された時に身に着けていた背広、本土に渡るのに必要だったパスポートなどの実物も展示する。
開館後は、復帰運動に関する写真などの提供を呼び掛ける。運営委メンバーで瀬長さんの次女の内村千尋さんは「亀次郎の資料だけでなく、民衆の資料も散逸しないよう後世に伝えていく。懐かしい、で終わっては意味がない。若い人が元気になれるような資料館にしたい」と話した。
同席した仲山忠克弁護士は「民衆に支えられる資料館こそ、亀次郎さんの生き方にふさわしい。喜久山さんの遺族の篤志で開館できることになったが、さらに平和を愛する多くの方の協力をお願いしたい」と呼び掛けた。
資料館は賛助会員(年会費3千円)、
維持会員(年一口5千円)を募集している。
問い合わせは
事務局の内村さん、電話098(886)0277。
沖縄タイムス
高江支援 広がる思い (OKINAWA)
高江支援 広がる思い ヘリパッド・オスプレイ「ノー」
【東】
米軍北部訓練場の一部返還に伴い東村高江周辺で進められているヘリパッド建設工事、強行配備されたオスプレイの訓練に反対する住民や支援者が座り込む同村高江の現場に、全国各地からアーティストや首長が相次いで駆け付けている。
フェイスブックなど新たな表現で同問題を訴える若者など広い世代が関心を寄せる。
訪れた人々は「ノーオスプレイ」「ヘリパッドはいらない」と、住民らの思いを共有する。
高江に住むヘリパッドいらない住民の会の石原岳さん(41)=東村高江=が企画して今月開かれた「高江音楽祭」には、バイオリニスト勝井祐二さんとSoRAさんの2人、シンガー・ソングライター七尾旅人さん、音楽家の遠藤ミチロウさんが相次いで訪れ、同訓練場ゲート前などで熱唱した。
他にも思いに賛同するアーティストらが多数訪れている。
27日に高江でライブした遠藤さんは出身地の福島県と照らし合わせて語る。「基地も原発も一緒。そこに住む人間のことを考えずに強制的にやろうとしている。怒りが湧いてくる」
6日のゲート前“演奏会”には「デモする村長」として知られる長野県中川村の曽我逸郎村長の姿もあった。
昨年2月に同村でのTPP参加反対デモの先頭に立ち、福島第1原発事故後は国会周辺や長野での脱原発デモなどに参加した。
高江の問題については「政府が住民の立場で交渉せず、米軍の意見だけを聞いているのではないか」と現状を憂えた。
石原さんはフェイスブックやツイッターを使い、オスプレイ訓練や強行されるヘリパッド工事だけでなく、訪れたミュージシャンの情報なども発信し、高江の現状を広めている。
「いろんな人がいろんな角度で高江のことを取り上げたらいいと思う。それをきっかけにして高江に来て考えてもらいたい」と話した。
(仲村良太)
琉球新報
【東】
米軍北部訓練場の一部返還に伴い東村高江周辺で進められているヘリパッド建設工事、強行配備されたオスプレイの訓練に反対する住民や支援者が座り込む同村高江の現場に、全国各地からアーティストや首長が相次いで駆け付けている。
フェイスブックなど新たな表現で同問題を訴える若者など広い世代が関心を寄せる。
訪れた人々は「ノーオスプレイ」「ヘリパッドはいらない」と、住民らの思いを共有する。
高江に住むヘリパッドいらない住民の会の石原岳さん(41)=東村高江=が企画して今月開かれた「高江音楽祭」には、バイオリニスト勝井祐二さんとSoRAさんの2人、シンガー・ソングライター七尾旅人さん、音楽家の遠藤ミチロウさんが相次いで訪れ、同訓練場ゲート前などで熱唱した。
他にも思いに賛同するアーティストらが多数訪れている。
27日に高江でライブした遠藤さんは出身地の福島県と照らし合わせて語る。「基地も原発も一緒。そこに住む人間のことを考えずに強制的にやろうとしている。怒りが湧いてくる」
6日のゲート前“演奏会”には「デモする村長」として知られる長野県中川村の曽我逸郎村長の姿もあった。
昨年2月に同村でのTPP参加反対デモの先頭に立ち、福島第1原発事故後は国会周辺や長野での脱原発デモなどに参加した。
高江の問題については「政府が住民の立場で交渉せず、米軍の意見だけを聞いているのではないか」と現状を憂えた。
石原さんはフェイスブックやツイッターを使い、オスプレイ訓練や強行されるヘリパッド工事だけでなく、訪れたミュージシャンの情報なども発信し、高江の現状を広めている。
「いろんな人がいろんな角度で高江のことを取り上げたらいいと思う。それをきっかけにして高江に来て考えてもらいたい」と話した。
(仲村良太)
琉球新報
音楽祭で友情育む、(宮古島・沖縄)
音楽祭で友情育む、宮原小と特別支援学校

「人形の歌」 で宮里さん (中央) の美しいソプラノに
聴き入る児童たち=宮原小体育館
宮原小学校 (屋嘉比邦昭校長) と宮古特別支援学校 (平良智枝子校長) の交流会が28日、 宮原小体育館で行われた。
今回は市内で音楽教室を主宰する上原留美子さん、 棚原俊平さん、 宮里敦子さん、 普天間健さんを招き 「みんな音も (お友) だちハッピーコンサート」 を開いた。
児童たちはマリンバやピアノ演奏、 歌などの音楽鑑賞のほか、 4人の演奏者が奏でる音楽のリズムに合わせて体を
動かしたりしながら楽しんだ。
音楽会前半はピアノ奏者の棚原さん、 マリンバ奏者の普天間さんが、 運動会などでおなじみの 「天国と地獄」 や 「道化師のギャロップ」 などを演奏。 宮里さんはオペラ劇の一幕から 「人形の歌」 で美しいソプラノを披露した。
後半は上原さんが 「今度はみんなで音楽を楽しもう」 と呼び掛け。 児童たちはピアノとマリンバの伴奏による 「ドレミの歌」 で音階ごとに振付を考え、 歌いながらリズムに乗って体を動かす楽しさを体験しながらお互いの友情を育んだ。 最後はみんなで輪になって 「今日から明日へ」 を合唱した。
両校の交流会は、 障がいの有無にかかわらず誰とでもかけがえのない仲間として互いに協力し、 助け合いながら行動することができる児童育成を目的に、 3年前から行われている。
宮古新報

「人形の歌」 で宮里さん (中央) の美しいソプラノに
聴き入る児童たち=宮原小体育館
宮原小学校 (屋嘉比邦昭校長) と宮古特別支援学校 (平良智枝子校長) の交流会が28日、 宮原小体育館で行われた。
今回は市内で音楽教室を主宰する上原留美子さん、 棚原俊平さん、 宮里敦子さん、 普天間健さんを招き 「みんな音も (お友) だちハッピーコンサート」 を開いた。
児童たちはマリンバやピアノ演奏、 歌などの音楽鑑賞のほか、 4人の演奏者が奏でる音楽のリズムに合わせて体を
動かしたりしながら楽しんだ。
音楽会前半はピアノ奏者の棚原さん、 マリンバ奏者の普天間さんが、 運動会などでおなじみの 「天国と地獄」 や 「道化師のギャロップ」 などを演奏。 宮里さんはオペラ劇の一幕から 「人形の歌」 で美しいソプラノを披露した。
後半は上原さんが 「今度はみんなで音楽を楽しもう」 と呼び掛け。 児童たちはピアノとマリンバの伴奏による 「ドレミの歌」 で音階ごとに振付を考え、 歌いながらリズムに乗って体を動かす楽しさを体験しながらお互いの友情を育んだ。 最後はみんなで輪になって 「今日から明日へ」 を合唱した。
両校の交流会は、 障がいの有無にかかわらず誰とでもかけがえのない仲間として互いに協力し、 助け合いながら行動することができる児童育成を目的に、 3年前から行われている。
宮古新報
県民バスケ2連覇/宮古体協3年ぶり優勝(宮古島)
県民バスケ2連覇を報告
/宮古体協3年ぶり優勝のバレーも

体協の県民結果報告/誠
宮古島市体育協会(本村博昭会長)と宮古バスケットボール協会(笠原渥会長)、宮古バレーボール協会(下地賢治会長)は28日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、県民体育大会における総合成績と両競技の優勝報告を行った。
今年の県民体育大会は先島開催で、宮古島市は男女総合12位、女子総合は14位だった。報告した体育協会の本村会長は「8位入賞を目指したが届かなかった。一番悔しいのは選手の皆さん。来年大会はリベンジを果たすべく頑張っていきたい」と話した。
バスケットボールとバレーボールは石垣市で開催され、バスケットは2連覇を達成、バレーボールは3年ぶりに全県を制覇した。
バスケットボール協会の笠原会長は「前回優勝して研究されていたが、早い段階から取り組んできた成果が表れた。来年大会にも気を引き締めて臨みたい」と3連覇に向けて意欲を示した。
バレーボール協会の下地会長は「選手が昨年敗れた悔しさを保ち続けたことが勝因だと思う。『勝つしかない』という気持ちだった。これからは連覇という新しい目標に向かって精進したい」と話した。
報告を受けて下地市長は「バスケット、バレーボールともに他の市郡のターゲットにされる中での優勝は本当に素晴らしい。皆さんの努力を高く評価したい」と関係者の労をねぎらった。
.宮古毎日新聞
/宮古体協3年ぶり優勝のバレーも

体協の県民結果報告/誠
宮古島市体育協会(本村博昭会長)と宮古バスケットボール協会(笠原渥会長)、宮古バレーボール協会(下地賢治会長)は28日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、県民体育大会における総合成績と両競技の優勝報告を行った。
今年の県民体育大会は先島開催で、宮古島市は男女総合12位、女子総合は14位だった。報告した体育協会の本村会長は「8位入賞を目指したが届かなかった。一番悔しいのは選手の皆さん。来年大会はリベンジを果たすべく頑張っていきたい」と話した。
バスケットボールとバレーボールは石垣市で開催され、バスケットは2連覇を達成、バレーボールは3年ぶりに全県を制覇した。
バスケットボール協会の笠原会長は「前回優勝して研究されていたが、早い段階から取り組んできた成果が表れた。来年大会にも気を引き締めて臨みたい」と3連覇に向けて意欲を示した。
バレーボール協会の下地会長は「選手が昨年敗れた悔しさを保ち続けたことが勝因だと思う。『勝つしかない』という気持ちだった。これからは連覇という新しい目標に向かって精進したい」と話した。
報告を受けて下地市長は「バスケット、バレーボールともに他の市郡のターゲットにされる中での優勝は本当に素晴らしい。皆さんの努力を高く評価したい」と関係者の労をねぎらった。
.宮古毎日新聞
「連覇に向けて頑張る」(八重山・沖縄)
「連覇に向けて頑張る」女子バレー
15年ぶり優勝に決意

第64回県民体育大会の女子バレーで優勝した八重山チームのメンバーと八重山バレーボール協会の仲地武会長が28日、市役所を訪れ、15年ぶり2度目の快挙を報告した。
松島理奈主将は「結果にこだわらず、楽しくやった結果が優勝につながった。応援に支えられてうれしかった。次は連覇に向けて頑張る」と決意を語った。
山根治之監督は「八重山の皆さんの前で優勝できて喜んでいる。感動を与える試合ができたと実感している。これを次のバレーボーラーにつなげたい」と話した。
対応した漢那政弘副市長は「私も応援したが、感動した。いい試合を郡民に見せてくれた。連覇に向けて応援したい」と期待した。
八重山毎日新聞
15年ぶり優勝に決意

第64回県民体育大会の女子バレーで優勝した八重山チームのメンバーと八重山バレーボール協会の仲地武会長が28日、市役所を訪れ、15年ぶり2度目の快挙を報告した。
松島理奈主将は「結果にこだわらず、楽しくやった結果が優勝につながった。応援に支えられてうれしかった。次は連覇に向けて頑張る」と決意を語った。
山根治之監督は「八重山の皆さんの前で優勝できて喜んでいる。感動を与える試合ができたと実感している。これを次のバレーボーラーにつなげたい」と話した。
対応した漢那政弘副市長は「私も応援したが、感動した。いい試合を郡民に見せてくれた。連覇に向けて応援したい」と期待した。
八重山毎日新聞
アミ族のタバラン校訪問 (台湾・与那国)
アミ族のタバラン校訪問

与那国町の小学6年生15人が28日午前、台湾花蓮県の小学校と交流するため、与那国を出発した。
児童たちは29日、台湾東部の花蓮県にある太巴■(タバラン)小学校を訪れ、先住民の伝統的な衣服を着る体験などを通じて交流を深めることにしている。
同町の小学生が訪台して現地の小学生と交流するのは2011年6月の久部良小6年生に続いて2回目。
同校は花蓮市から約50キロ南にある光復郷にあり、日本統治下の1904(明治37)年、太巴■公学校として開校。
アミ族の子どもが多く通い、今回の交流では、アミ族の伝統工芸に挑戦するプログラムやアミ族の伝統的な家屋の見学なども盛り込まれている。
キックベースボールのようなレクリエーションによる交流も行う。
与那国の小学6年生15人と付き添いの教職員ら合わせて22人は29日に那覇から訪台し、その日のうちに花蓮入り。30日に同校を訪問し、12月1日に台北市内を見学したあと、同月2日に与那国に戻る。
児童たちは事前学習で自己紹介用の簡単な中国語を学んでおり、与那国小の仲本泰洋君(12)は「台湾の小学生と仲良く交流したい。台湾の言葉で会話できれば」と話す。
同校の岩下菜月さん(11)は「キックベースが楽しみ。
夜市でおいしいものを食べてみたい」と話した。
与那国町と花蓮市は今年、姉妹都市締結から30周年。
今回の交流は、9月に花蓮市で開かれた30周年記念シンポで討論者を務めた花蓮高級女子中学(女子高校)の張宏達教諭の仲介によるもの。
八重山毎日新聞

与那国町の小学6年生15人が28日午前、台湾花蓮県の小学校と交流するため、与那国を出発した。
児童たちは29日、台湾東部の花蓮県にある太巴■(タバラン)小学校を訪れ、先住民の伝統的な衣服を着る体験などを通じて交流を深めることにしている。
同町の小学生が訪台して現地の小学生と交流するのは2011年6月の久部良小6年生に続いて2回目。
同校は花蓮市から約50キロ南にある光復郷にあり、日本統治下の1904(明治37)年、太巴■公学校として開校。
アミ族の子どもが多く通い、今回の交流では、アミ族の伝統工芸に挑戦するプログラムやアミ族の伝統的な家屋の見学なども盛り込まれている。
キックベースボールのようなレクリエーションによる交流も行う。
与那国の小学6年生15人と付き添いの教職員ら合わせて22人は29日に那覇から訪台し、その日のうちに花蓮入り。30日に同校を訪問し、12月1日に台北市内を見学したあと、同月2日に与那国に戻る。
児童たちは事前学習で自己紹介用の簡単な中国語を学んでおり、与那国小の仲本泰洋君(12)は「台湾の小学生と仲良く交流したい。台湾の言葉で会話できれば」と話す。
同校の岩下菜月さん(11)は「キックベースが楽しみ。
夜市でおいしいものを食べてみたい」と話した。
与那国町と花蓮市は今年、姉妹都市締結から30周年。
今回の交流は、9月に花蓮市で開かれた30周年記念シンポで討論者を務めた花蓮高級女子中学(女子高校)の張宏達教諭の仲介によるもの。
八重山毎日新聞
県系五輪選手と交流 (カリフォルニア・OKINAWA)
[米・カリフォルニア]県系五輪選手と交流

ロンドン五輪で銀メダルに輝いた米国女子バレーボール代表のタマリ・ミヤシロさん(前列左から4人目)を囲んでの交流会
=アメリカ・カリフォルニア州
【クリッシー・悦子通信員】
米カリフォルニア州の北米県人会は9月7日、ロンドン五輪で銀メダルに輝いた女子バレーボール米国代表選手で県系のタマリ・ミヤシロさんを招いて交流会を開いた。
ミヤシロさんはハワイ出身で沖縄系の4世。
米代表は決勝でブラジルに敗れたが銀メダルを獲得。
ミヤシロさんは開会式に臨んだ時の感激や選手村での経験などを話した。
60人ほどが参加した集会では、参加者がミヤシロさんの銀メダルを胸にかけたり、重さを確かめるなどして感激を共有した。
スポーツ一家に生まれたミヤシロさんは、中学、高校でバレーボール選手として活躍し、その後ワシントン大学に進学。
それまでのセッターから守備専門のリベロに転向し、実力を伸ばした。「いい選手になるためには厳しい練習に耐えること」と話し、参加した子供たちを激励した。
講演の中でミヤシロさんは、幼いころに琉球舞踊を習っていたことや祖母が作ってくれた沖縄料理などについても触れ、県系人としてのアイデンティティーの強さも語った。
沖縄タイムス

ロンドン五輪で銀メダルに輝いた米国女子バレーボール代表のタマリ・ミヤシロさん(前列左から4人目)を囲んでの交流会
=アメリカ・カリフォルニア州
【クリッシー・悦子通信員】
米カリフォルニア州の北米県人会は9月7日、ロンドン五輪で銀メダルに輝いた女子バレーボール米国代表選手で県系のタマリ・ミヤシロさんを招いて交流会を開いた。
ミヤシロさんはハワイ出身で沖縄系の4世。
米代表は決勝でブラジルに敗れたが銀メダルを獲得。
ミヤシロさんは開会式に臨んだ時の感激や選手村での経験などを話した。
60人ほどが参加した集会では、参加者がミヤシロさんの銀メダルを胸にかけたり、重さを確かめるなどして感激を共有した。
スポーツ一家に生まれたミヤシロさんは、中学、高校でバレーボール選手として活躍し、その後ワシントン大学に進学。
それまでのセッターから守備専門のリベロに転向し、実力を伸ばした。「いい選手になるためには厳しい練習に耐えること」と話し、参加した子供たちを激励した。
講演の中でミヤシロさんは、幼いころに琉球舞踊を習っていたことや祖母が作ってくれた沖縄料理などについても触れ、県系人としてのアイデンティティーの強さも語った。
沖縄タイムス
街に真冬服 (OKINAWA)
街に真冬服 国頭奥で14・3度

厚手の服やマフラーで寒さをしのぎ買い物をする人たち
=27日午後4時半、那覇市松尾の太平通り商店街
沖縄地方は27日、前線が通過し、北から寒気が入り込んだため各地で気温が下がった。国頭村奥の14・3度が最も低く、南城市玉城糸数14・7度や渡嘉敷15・0度など県内12カ所で今季最低を記録した。
那覇市松尾の太平通り商店街付近では、コートや厚手の上着を着込み、マフラーを首に巻き付けて寒さをしのぐ買い物客の姿が目立った。
沖縄気象台によると、28日は、風が東向きに変わり、27日ほど気温は下がらない。
沖縄タイムス

厚手の服やマフラーで寒さをしのぎ買い物をする人たち
=27日午後4時半、那覇市松尾の太平通り商店街
沖縄地方は27日、前線が通過し、北から寒気が入り込んだため各地で気温が下がった。国頭村奥の14・3度が最も低く、南城市玉城糸数14・7度や渡嘉敷15・0度など県内12カ所で今季最低を記録した。
那覇市松尾の太平通り商店街付近では、コートや厚手の上着を着込み、マフラーを首に巻き付けて寒さをしのぐ買い物客の姿が目立った。
沖縄気象台によると、28日は、風が東向きに変わり、27日ほど気温は下がらない。
沖縄タイムス
ヤイトハタ種苗で効率アップ(八重山・沖縄)
ヤイトハタ種苗生産で効率アップ
6機関が研究成果を発表
八重山農林水産振興センター主催の地域農林水産業成果発表会が、27日午後2時から八重山合同庁舎で開かれ、組織内の各機関が耕種関係3題、畜産関係1題、水産関係2題の計6題を発表した。
このうち水産海洋研究センター石垣支所の岸本和雄研究員は「地下浸透海水利用技術開発」をテーマに沿岸域に広がっている帯水層に浸透する海水(地下浸透海水)のヤイトハタの種苗生産や陸上養殖への利用に向けた取り組みの成果を発表。
種苗生産への活用で、生存率が平均33.4%と、過去のろ過海水飼育平均9.1%の3倍以上の高い生産効率が得られたと発表した。
また、大型シャコガイ類の飼育への利用で、ヒレナシジャコ母貝を冬季低水温期に同海水で飼育した結果、「通常産卵期の4月上旬より1カ月早い3月上旬に産卵させることができた」と報告。同季節での幼貝飼育で「ろ過海水飼育と比べ生存率、成長率ともに高い結果が得られた」と説明した。
農林水産整備課技師の喜舎場みさき氏は「防風林整備で使用するポット苗」について発表。フクギ等のポット苗で根がポットの中でぐるぐるとトグロを巻く「根巻き」の実態を調査し「根巻き苗を植栽すると何年経過しても根巻きが解消されず、根系の浅い樹林を形成し、強風に耐えられる樹林となるか疑問が残る」と指摘。
根系の健全な防風林帯を形成するには「根巻きの発生していない1年未満の苗を植え付けることが望ましい」とし、小さな苗を定植するため「かん水等の保育が重要」と指摘した。
このほか、家畜保健衛生課技師の寺島杏奈氏が「一致団結!JA石垣牛ブランドさらなる確立へ~血液検査および飼養管理からの検証と指導~」、農林水産整備課主任技師の牧野清人氏が「養殖モズクの安定生産と品質改善に向けた取り組み」、農業改良普及課技師の富村盛也氏が「与那国町ボタンボウフウ(長命草)拠点産地の育成」、農業研究センター石垣支所研究員の村山盛敏氏が「島ラッキョウ収穫と優良系統の選抜」を発表した。
八重山毎日新聞
6機関が研究成果を発表

八重山農林水産振興センター主催の地域農林水産業成果発表会が、27日午後2時から八重山合同庁舎で開かれ、組織内の各機関が耕種関係3題、畜産関係1題、水産関係2題の計6題を発表した。
このうち水産海洋研究センター石垣支所の岸本和雄研究員は「地下浸透海水利用技術開発」をテーマに沿岸域に広がっている帯水層に浸透する海水(地下浸透海水)のヤイトハタの種苗生産や陸上養殖への利用に向けた取り組みの成果を発表。
種苗生産への活用で、生存率が平均33.4%と、過去のろ過海水飼育平均9.1%の3倍以上の高い生産効率が得られたと発表した。
また、大型シャコガイ類の飼育への利用で、ヒレナシジャコ母貝を冬季低水温期に同海水で飼育した結果、「通常産卵期の4月上旬より1カ月早い3月上旬に産卵させることができた」と報告。同季節での幼貝飼育で「ろ過海水飼育と比べ生存率、成長率ともに高い結果が得られた」と説明した。
農林水産整備課技師の喜舎場みさき氏は「防風林整備で使用するポット苗」について発表。フクギ等のポット苗で根がポットの中でぐるぐるとトグロを巻く「根巻き」の実態を調査し「根巻き苗を植栽すると何年経過しても根巻きが解消されず、根系の浅い樹林を形成し、強風に耐えられる樹林となるか疑問が残る」と指摘。
根系の健全な防風林帯を形成するには「根巻きの発生していない1年未満の苗を植え付けることが望ましい」とし、小さな苗を定植するため「かん水等の保育が重要」と指摘した。
このほか、家畜保健衛生課技師の寺島杏奈氏が「一致団結!JA石垣牛ブランドさらなる確立へ~血液検査および飼養管理からの検証と指導~」、農林水産整備課主任技師の牧野清人氏が「養殖モズクの安定生産と品質改善に向けた取り組み」、農業改良普及課技師の富村盛也氏が「与那国町ボタンボウフウ(長命草)拠点産地の育成」、農業研究センター石垣支所研究員の村山盛敏氏が「島ラッキョウ収穫と優良系統の選抜」を発表した。
八重山毎日新聞