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2012-11-16
沖縄の魅力教えて (琉大付小、沖縄)
沖縄の魅力教えて 琉大付小、観光客に調査

観光客に沖縄の魅力や琉球絣の認知などを尋ねる
琉大付小児童=13日、那覇空港
観光客が沖縄のことをどのように見ているか知ろうと、琉球大学付属小学校4年生38人は13日、那覇空港にいる観光客に声を掛け、「沖縄を訪ねるのは初めてか、リピーターか」「なぜ沖縄に来たくなるか」「どんな土産を買ったか」などをたずねるアンケートを実施した。
事前の授業で琉球絣(かすり)について学んでいた児童は「思ったより伝統工芸品の琉球絣を土産品に買っている人は少ない。もっと観光客に知ってもらえる工夫が必要だと感じる」などと調査を通し、沖縄の観光の課題を実感していた。
調査では、観光客が沖縄のどんなところに魅力を感じているかや、事前の授業で学んだ伝統工芸品、琉球絣の認知度や土産品として購入されているかなどを調べた。
同小児童は、那覇空港にいた観光客に声を掛けて調査の協力を求めた。初めは声を掛けるだけでも緊張した表情を見せていたが、回数を重ねるうちに和らいだ表情になり、協力してくれた観光客に「ありがとうございました」と元気いっぱいにお礼の言葉を述べていた。
ペアを組んで調査をしていた親川英里樺さん(9)と平良早環さん(9)は「最初は慣れなくて声を掛けづらかったが、みんなアンケートに答えてくれた。琉球絣を知っている人が少なかったので、もっと知ってもらえるよう工夫が必要だと思った」と感想を語った。
アンケートに答えた箱崎美佐江さん(48)=長野県=は「沖縄には年に2回程度訪れているが、ミンサーは知っていても、琉球絣は知らなかった。子どもたちが、自分の住むところが客観的にどう見られているか知ろうとするのはいいことだと思う」と語った。
同日の調査結果は23日に同校で開かれる
公開発表会で発表される。
琉球新報

観光客に沖縄の魅力や琉球絣の認知などを尋ねる
琉大付小児童=13日、那覇空港
観光客が沖縄のことをどのように見ているか知ろうと、琉球大学付属小学校4年生38人は13日、那覇空港にいる観光客に声を掛け、「沖縄を訪ねるのは初めてか、リピーターか」「なぜ沖縄に来たくなるか」「どんな土産を買ったか」などをたずねるアンケートを実施した。
事前の授業で琉球絣(かすり)について学んでいた児童は「思ったより伝統工芸品の琉球絣を土産品に買っている人は少ない。もっと観光客に知ってもらえる工夫が必要だと感じる」などと調査を通し、沖縄の観光の課題を実感していた。
調査では、観光客が沖縄のどんなところに魅力を感じているかや、事前の授業で学んだ伝統工芸品、琉球絣の認知度や土産品として購入されているかなどを調べた。
同小児童は、那覇空港にいた観光客に声を掛けて調査の協力を求めた。初めは声を掛けるだけでも緊張した表情を見せていたが、回数を重ねるうちに和らいだ表情になり、協力してくれた観光客に「ありがとうございました」と元気いっぱいにお礼の言葉を述べていた。
ペアを組んで調査をしていた親川英里樺さん(9)と平良早環さん(9)は「最初は慣れなくて声を掛けづらかったが、みんなアンケートに答えてくれた。琉球絣を知っている人が少なかったので、もっと知ってもらえるよう工夫が必要だと思った」と感想を語った。
アンケートに答えた箱崎美佐江さん(48)=長野県=は「沖縄には年に2回程度訪れているが、ミンサーは知っていても、琉球絣は知らなかった。子どもたちが、自分の住むところが客観的にどう見られているか知ろうとするのはいいことだと思う」と語った。
同日の調査結果は23日に同校で開かれる
公開発表会で発表される。
琉球新報
108歳をお祝い (OKINAWA)
108歳を108人でお祝い
宮城朝輝さん、自ら三線披露

「茶寿」を迎え、家族らとカチャーシーを踊る宮城朝輝さん
(左から2人目)=15日午後4時すぎ、那覇市首里汀良町のJAおきなわ首里城下町支店ホール
那覇市の男性最高齢で、県内でも男性長寿2位の宮城朝輝さん=同市首里=が15日に108歳の「茶寿」を迎え、同日午後、同市首里汀良町のJAおきなわ首里城下町支店ホールで誕生会が開かれた。
年齢にちなんで家族や友人ら108人が参加し、宮城さんの健康長寿を喜んだ。
宮城さんは日ごろ、那覇市首里赤平町の小規模多機能型居宅介護施設「うまんちゅ首里」を利用しており、宮城さんの「友人や家族100人を集めてお祝いしたい」との希望を実現しようと、同施設職員らが開催した。
この日、宮城さんは羽織はかま姿で登場すると、幕開けに歌三線で「かぎやで風」「恩納節」「御縁節」を披露。年を感じさせない快活さに会場からは大きな拍手が上がった。
宮城さんは「とても光栄で、本日はどうもありがとうございます」と感激した様子で誕生会を喜び、「次の宴会もよろしくお願いします」と笑顔で話した。
琉球新報
宮城朝輝さん、自ら三線披露

「茶寿」を迎え、家族らとカチャーシーを踊る宮城朝輝さん
(左から2人目)=15日午後4時すぎ、那覇市首里汀良町のJAおきなわ首里城下町支店ホール
那覇市の男性最高齢で、県内でも男性長寿2位の宮城朝輝さん=同市首里=が15日に108歳の「茶寿」を迎え、同日午後、同市首里汀良町のJAおきなわ首里城下町支店ホールで誕生会が開かれた。
年齢にちなんで家族や友人ら108人が参加し、宮城さんの健康長寿を喜んだ。
宮城さんは日ごろ、那覇市首里赤平町の小規模多機能型居宅介護施設「うまんちゅ首里」を利用しており、宮城さんの「友人や家族100人を集めてお祝いしたい」との希望を実現しようと、同施設職員らが開催した。
この日、宮城さんは羽織はかま姿で登場すると、幕開けに歌三線で「かぎやで風」「恩納節」「御縁節」を披露。年を感じさせない快活さに会場からは大きな拍手が上がった。
宮城さんは「とても光栄で、本日はどうもありがとうございます」と感激した様子で誕生会を喜び、「次の宴会もよろしくお願いします」と笑顔で話した。
琉球新報
八重干瀬・石垣島津波石群、(OKINAWA)
八重干瀬・石垣島津波石群、国天然記念物に

宮古島市の「八重干瀬」(宮古島市教育委員会提供)

「石垣島東海岸の津波石群」の安良大かね
(石垣市教育委員会提供)
文化審議会(宮田亮平会長)は16日、宮古島市の
「八重干瀬やびじ」を国の名勝及び天然記念物に、
石垣市の「石垣島東海岸の津波石群」を国の天然記念物
にどちらも新指定するよう、田中真紀子文科相に答申した。
官報報告を経て正式指定となる。
宮古島市の「八重干瀬」は、同市池間島の北方約5キロ~22キロに位置する国内最大のサンゴ礁群。毎年春から夏にかけての大潮の時期に、海面上に高さ約1メートルもの巨大な姿を現すことで知られる。
「石垣島東海岸の津波石群」は1771年の明和の大津波で移動したとされる4つの巨石。最も大きな「津波大石」は横幅約12メートル、推定従量約1千トンとされ、津波の威力を想像するに十分な迫力を有す。
沖縄タイムス

宮古島市の「八重干瀬」(宮古島市教育委員会提供)

「石垣島東海岸の津波石群」の安良大かね
(石垣市教育委員会提供)
文化審議会(宮田亮平会長)は16日、宮古島市の
「八重干瀬やびじ」を国の名勝及び天然記念物に、
石垣市の「石垣島東海岸の津波石群」を国の天然記念物
にどちらも新指定するよう、田中真紀子文科相に答申した。
官報報告を経て正式指定となる。
宮古島市の「八重干瀬」は、同市池間島の北方約5キロ~22キロに位置する国内最大のサンゴ礁群。毎年春から夏にかけての大潮の時期に、海面上に高さ約1メートルもの巨大な姿を現すことで知られる。
「石垣島東海岸の津波石群」は1771年の明和の大津波で移動したとされる4つの巨石。最も大きな「津波大石」は横幅約12メートル、推定従量約1千トンとされ、津波の威力を想像するに十分な迫力を有す。
沖縄タイムス
108歳の誕生日 (OKINAWA)
108歳の誕生日 108人で祝う

花束を受け取り、喜びの表情でお礼を述べる宮城さん
=15日、那覇市・首里JA城下町会館
那覇市内最高齢の宮城朝輝さんが15日で108歳となり、誕生会が自宅近くの首里JA城下町会館で開かれた。
親族や友人ら108人が長寿を祝った。宮城さんも壇上で
三線を演奏し、元気な姿を見せた。
首里出身の宮城さんは戦前、地元の泡盛酒造所で杜氏(とうじ)を務めた。営業で奄美大島まで出かけたほか、酒だるを積んだリヤカーを南城市まで引いて歩いたという。
沖縄戦で長男を失い、慰霊の日には毎年、糸満市摩文仁
の方角へ向かって、静かに手を合わせるという。
誕生会は宮城さんが利用する小規模多機能型居宅介護施設「うまんちゅ首里」が企画。「母親のカジマヤーを祝った時と同じ場所で開きたい」と、本人が会場を選んだ。
108歳は「茶寿」のため、参加者はお茶で乾杯。
地元老人会の後輩や自治会長らが、ウチナーグチを交えて
祝辞を述べた。「110歳の誕生日には、ぜひ那覇署の1日署長を」という声も上がった。近年の元気な姿を撮った写真が、スライドで数多く紹介された。
宮城さんはひ孫から花束を受け取ってケーキのろうそくの火を勢いよく吹き消し、「あと2年頑張ります」と笑顔でお礼を述べた。
沖縄タイムス

花束を受け取り、喜びの表情でお礼を述べる宮城さん
=15日、那覇市・首里JA城下町会館
那覇市内最高齢の宮城朝輝さんが15日で108歳となり、誕生会が自宅近くの首里JA城下町会館で開かれた。
親族や友人ら108人が長寿を祝った。宮城さんも壇上で
三線を演奏し、元気な姿を見せた。
首里出身の宮城さんは戦前、地元の泡盛酒造所で杜氏(とうじ)を務めた。営業で奄美大島まで出かけたほか、酒だるを積んだリヤカーを南城市まで引いて歩いたという。
沖縄戦で長男を失い、慰霊の日には毎年、糸満市摩文仁
の方角へ向かって、静かに手を合わせるという。
誕生会は宮城さんが利用する小規模多機能型居宅介護施設「うまんちゅ首里」が企画。「母親のカジマヤーを祝った時と同じ場所で開きたい」と、本人が会場を選んだ。
108歳は「茶寿」のため、参加者はお茶で乾杯。
地元老人会の後輩や自治会長らが、ウチナーグチを交えて
祝辞を述べた。「110歳の誕生日には、ぜひ那覇署の1日署長を」という声も上がった。近年の元気な姿を撮った写真が、スライドで数多く紹介された。
宮城さんはひ孫から花束を受け取ってケーキのろうそくの火を勢いよく吹き消し、「あと2年頑張ります」と笑顔でお礼を述べた。
沖縄タイムス
無農薬野菜の通年出荷へ (石垣島・沖縄)
無農薬野菜の通年出荷へ 石垣島工場で実証実験

点滴栽培を導入コスト削減、安定供給も
無農薬野菜の通年出荷を可能とする液肥を用いた「点滴栽培」実証実験が石垣島で行われている。
付加価値の高い農業を目指し、点滴栽培技術を本土から導入した沖縄農業技術企業化協同組合(平良善光組合長、宮城弘岩代表)の指導を受け、同組合に加盟する(株)仲間商店(仲間重昭代表取締役)が「石垣島野菜工場」(字石垣)で生産、8月から出荷も始めた。
同社は「365日出荷できるようにしたい」と話している。
組合は今年3月、野菜の県内自給率の向上と高付加価値農業の構築を目的に仲間商店など6農業法人で設立された。連合組織にすることで点滴栽培の技術を広く普及する狙いがある。最初の取り組みを石垣島でスタートさせた。
同栽培は、液肥をポンプアップして自然流下という方法をとるため、電気代がかからないという。石垣島工場では約830平方メートルのハウスでサニーレタスを生産。
種まきから収穫まで40日。8月2日に初収穫を行った。ファーマーズマーケットとCocoストアに出荷している。1株260グラムに成長した。現在、336株可能な栽培用の棚を12枚確保、18枚になれば通年出荷が可能になるという。
仲間社長は「組合があるので素人でもできる」と特徴を挙げ、「地元で生産するので流通コストを削減できる。安定的に供給し、365日、24時間の出荷可能な農業を目指す。確実に採算ベースにのせていきたい」と意気込む。
平良組合長は「従来型の農業では自給率の向上は難しく、組合には点滴栽培技術を普及させる役割がある」と強調、宮城代表は「露地栽培の10倍の生産性があり、儲かる農業にしていきたい」と話した。
問い合わせは
仲間商店(松竹辰雄総務部長080-1088-9666)。
八重山毎日新聞

点滴栽培を導入コスト削減、安定供給も
無農薬野菜の通年出荷を可能とする液肥を用いた「点滴栽培」実証実験が石垣島で行われている。
付加価値の高い農業を目指し、点滴栽培技術を本土から導入した沖縄農業技術企業化協同組合(平良善光組合長、宮城弘岩代表)の指導を受け、同組合に加盟する(株)仲間商店(仲間重昭代表取締役)が「石垣島野菜工場」(字石垣)で生産、8月から出荷も始めた。
同社は「365日出荷できるようにしたい」と話している。
組合は今年3月、野菜の県内自給率の向上と高付加価値農業の構築を目的に仲間商店など6農業法人で設立された。連合組織にすることで点滴栽培の技術を広く普及する狙いがある。最初の取り組みを石垣島でスタートさせた。
同栽培は、液肥をポンプアップして自然流下という方法をとるため、電気代がかからないという。石垣島工場では約830平方メートルのハウスでサニーレタスを生産。
種まきから収穫まで40日。8月2日に初収穫を行った。ファーマーズマーケットとCocoストアに出荷している。1株260グラムに成長した。現在、336株可能な栽培用の棚を12枚確保、18枚になれば通年出荷が可能になるという。
仲間社長は「組合があるので素人でもできる」と特徴を挙げ、「地元で生産するので流通コストを削減できる。安定的に供給し、365日、24時間の出荷可能な農業を目指す。確実に採算ベースにのせていきたい」と意気込む。
平良組合長は「従来型の農業では自給率の向上は難しく、組合には点滴栽培技術を普及させる役割がある」と強調、宮城代表は「露地栽培の10倍の生産性があり、儲かる農業にしていきたい」と話した。
問い合わせは
仲間商店(松竹辰雄総務部長080-1088-9666)。
八重山毎日新聞