2012-10-19



川上の蔡温松、古我知焼水盤(名護・沖縄)

名護市文化財に指定 
川上の蔡温松、古我知焼水盤

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座間味法子教育長(右)から指定書を交付された
平光男川上区長(左から2人目)ら

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名護市文化財に指定された川上の蔡温松
=名護市川上(市教育委員会提供)

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名護市指定文化財の古我知焼水盤(市教育委員会提供)

 【名護】市
教育委員会(座間味法子教育長)は、市川上の「川上の蔡温松」と、名護博物館所蔵の「古我知焼水盤」を1日付で市文化財の天然記念物と有形文化財にそれぞれ指定した。17日、関係者に指定書を交付。市教委はホームページに掲載するなど、PR活動を進めるという。関係者は「さらに文化財を大切に守りたい」と意欲を示している。

 市教委は市内の全55字(あざ)で文化財指定を目指している。今回の川上で28字目。市内の文化財は市、県、国の指定で計80件になる。
 川上の蔡温松は推定樹齢140~150年、高さ約16メートル、幹回り約4・55メートル。琉球王府時代に三司官を務めた蔡温の山林政策の思想が受け継がれたリュウキュウマツで、その時代の歴史を学ぶ上で重要という。

 50年ほど前まで50~60本の松並木を形成していたが、土地改良などで減り続け、残った3本が「三本松」と称された。しかし、1本は倒木の危険があるため2003年に伐採され、もう1本は昨年5月の台風で倒木。最後の1本が文化財に指定された。

 地域の歴史に詳しい元学校長の新島一郎さん(68)は「羽地大川の改修で蔡温が訪れ、家屋や畑を守るための防風林として山林政策の必要性を説いた。
その思想を受け継いだ貴重な松で、意義深い」と目を細めた。平光男区長や泉辰則評議員は「市と協力して守り、大事に育てたい」と話した。

 古我知焼の文化財指定は8点目。市古我知の奥又原で焼かれ、170年前に閉窯したとされる。白土を利用し、釉薬(ゆうやく)(上薬)は灰釉、鉄釉が多く、布ぶき、ワラぶきといわれる独特の技法を使ったところに特徴があるという。

 座間味教育長は「子どもたちが文化財の歴史を学び、地域に誇りを持ってほしい」と教育活動につなげる意欲をみせた。

  沖縄タイムス
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category地域情報  time16:49

高校生が特産品 トウガラシを (OKINAWA)

南農、徳島の高校と特産品開発 トウガラシを活
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徳島県の美馬商業高校の生徒たちと特産品開発について
ネットで繋いだテレビ会議で話す南部農林高校の生徒たち
=豊見城市長堂、同校

 【豊見城】
市長堂の南部農林高校は、徳島県美馬市の同県立美馬商業高校と、両県の特産品のトウガラシを活用した特産品開発に向けて、協力・交流を図る。
その手始めに12日、両校を結んでテレビ会議が行われ、生徒たちが互いの活動状況を報告。まず、徳島県で11月に開催されるイベントに向け、協力していくことを確認した。

 きっかけは、5月に南風原町で行われた全国徳島県人会連合会総会に出席した飯泉嘉門知事が、両県の学校間交流の推進を要望したこと。
徳島県は、美馬市特産のトウガラシを原料とする辛味調味料「みまから」を使った特産品開発・販売をする美馬商業高を推薦。沖縄徳島県人会の藤原政勝会長が間を取り持ち、南部地域で同様に農産物を使い特産品開発に取り組む南部農林高との連携が実現した。

 会議はネット回線で結び、南部農林高は生物資源科と食品加工科の2、3年生11人が、美馬商は商業科の1年から3年生までの8人が参加。

 美馬商は、第6次産業として、学校に隣接した遊休地700平方メートルに原料の青トウガラシを植え付けた栽培から、「みまから」をネット販売するまでの取り組みを報告。

 南部農林は2006年から09年にかけて実施した島トウガラシの特産品化研究で、粉末を練り込んだ沖縄そば麺など、レシピ集を作成したことを紹介。現在、ふりかけや激辛ハムの製造に取り組んでいることなどを伝えた。

 その上で、美馬商は沖縄そば麺のレシピを活用し、島トウガラシの代わりに「みまから」を使った麺を製造してみたいと提案。南部農林も「いいアイデア」と同意した。

 会議を終え、南部農林食品加工科2年の新城樹さんと山城正和さんは「情報を交換し、沖縄発の商品開発ができたら」と期待。生物資源科3年の伊良皆翔晟さんは「交流も深めていきたい」と語った。

沖縄タイムス
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category地域情報  time16:28

特典カード 首里27店加盟 (OKINAWA)

ホテル日航那覇が特典カード 首里27店加盟
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ホテル日航那覇グランドキャッスルが展開している特典カード
「Shurica(シュリカ)」が使える加盟店のしるし。
シーサーをモチーフにした同ホテルのゆるキャラと
赤瓦の屋根がデザインされている

 ホテル日航那覇グランドキャッスル(那覇市首里、桑田朋之総支配人)が、周辺の沖縄そば屋や泡盛の酒造所、サンゴ染めの体験工房などで、宿泊者が優待を受けられる特典カード「Shurica(シュリカ)」を発行している。
首里の町並みを散策しながら、地域のお店を利用してもらおうと、ことし2月から始めた独自企画。
ホテルのホームページから予約した宿泊客限定で試行しているが、規模拡大を目指して、来年から全宿泊者に配布することを検討している。
(粟国雄一郞)

 グランドキャッスルは宿泊者にシュリカと加盟店の位置を示した地図を配布。加盟店は来店者に特典を提供する。現在、全27店。飲食店ではドリンクや小皿料理、大盛がサービスされたり、酒造所見学ではお土産に泡盛のミニボトルが贈られたりする。

 カードには、シーサーをモチーフにしたホテルのゆるキャラをあしらい、加盟店の場所が示された「シュリカマップ」は、手作り感を伝えようとホテルのスタッフが手書きした。2月から始めて約1500グループ、4千人に配布。「訪ねたお店の沖縄そばがおいしかった」などと利用者からは好評という。

 桑田総支配人は「首里にあるホテルで、収入の3分の2を地元のお客さまに支えていただいている。コンセプトは『みんなをつなぐ』。地域とともに発展していきたい。首里城を拠点とした文化の中心地から、沖縄の魅力を県内外に発信していきたい」と話す。

 加盟店の募集では、隠れ家的なお店を掘り起こそうと、ホテルのスタッフが実際に町を歩いて店を訪ねた。小さな店では「やったことがない」とためらいの声もあったが「首里に一つしかないホテルとして、協力し合いながら地域を盛り上げていきたい」という思いを伝え、理解を得ていったという。

 首里鳥堀町の咲元酒造は加盟店の一つ。佐久本啓さん(54)は「首里で唯一のホテルが中心となった取り組みで意義深い」と歓迎する。工場見学に来る県外客に、製造工程とともに泡盛の歴史や文化について話すと、多くは泡盛ファンになって帰って行くといい「シュリカで沖縄の文化と古都の趣を感じてくれれば」と期待を寄せている。

  沖縄タイムス
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category沖縄観光  time15:04

1万2千年前の人骨など出土(OKINAWA)

南城市で1万2千年前の人骨など出土

 県立博物館・美術館(那覇市)は19日、南城市のサキタリ洞遺跡で、人骨化石と石英製の石器、獣骨などが見つかり、同じ地層の木炭を放射性炭素年代測定法で分析した結果、約1万2千年前と判明したと発表した。
同館によると、旧石器時代の人骨と石器が同じ遺跡で出土したのは初めてで、国内最古の事例。

 同館は「旧石器時代の人類の文化を解明する手がかりとなる」としている。

 見つかったのは、子どもの犬歯1点と石器3点、遺跡の付近では採れない海産の貝2点、食べかすとみられるイノシシなどの骨。(共同通信)

  沖縄タイムス

欠航続き離島品不足 (OKINAWA)

欠航続き離島品不足 台風21号影響長期化
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台風の影響による船便の欠航で物資が届かず、
品薄状態になっている陳列棚
=18日、JAおきなわ粟国支店
(波平雄翔通信員撮影)

 沖縄の南の海上で停滞した後、沖縄地方を通過した台風21号の影響が長引き、南北大東島や粟国島など、物流を本島からの船便に頼る離島では物資が不足している。
船の欠航が続き、スーパーや商店で生鮮食品を中心に品薄状態になっているほか、学校給食のメニューを変更したり、食材不足のためイベントを延期するなど、しわ寄せが及んでいる。

 粟国村と本島を結ぶ船便は11日以降、欠航が続いている。
食料品はもちろん生活・医療用品も届かず、子どものいる家庭や老夫婦など、住民は不安な日々を過ごしている。台風発生時には、離島生活の経験を生かし、食品類を備えて生活をしのいでいるが、生鮮食品は「無」に等しい。

 粟国と本島を結ぶ船便は19日は波の状況を見ながら運航を判断するという。

 一方、那覇と南北大東を結ぶ貨客船は、通常は週1~2回運航している。
台風の接近で12日の那覇からの出港を17日に延期したが、さらに影響が続いたため21日にずれ込んだ。
その結果、2週間にわたって出港がない状況になる。

 北大東小中学校では、給食で使用予定だった野菜が届かず、メニューが変更された。
備蓄していた冷凍野菜で対応しているという。北大東村教育委員会は「2週間分をストックしていたが、ぎりぎりの状況。こんなに船が出ないのは久しぶりだ。今後はもっと蓄えておかないといけない」と話した。

 南大東村では20日に開催予定だった産業まつりを、出店で使う食材が不足しているなどの理由で27日に延期した。


琉球新報



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category地域情報  time12:23

台風一過に群飛トンボ (宮古島・沖縄)

台風一過に群飛、ウスバキトンボ
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 台風一過の空に群れで飛ぶウスバキトンボの姿が目立つようになった。
沖縄では 「カジフチートンボ」 と呼ばれ、 台風が接近すると多くなるようだ。
やや黄色がかった褐色の体に透き通った薄い羽根を持っている。

 熱帯から温帯と地球上の広大な地域に分布する。
沖縄ではほぼ年間通して出現するが、 春に南日本で成虫が発生すると季節風などに乗り、 世代交代を繰り返しながら北上を続け夏の終わりには北海道に到達する。
ヤゴの期間が短く、 小さな水溜まりでも成長し、 大きな羽根で風を捉えて滑空するため長時間・距離の飛行ができるなど、 大移動に適した進化をしているのかもしれない。

 ただ寒さに弱くヤゴは冷たい水の中では生きられず、 秋以降は北への旅の果てにその姿を見せなくなくなるという。


  宮古新報
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category地域情報  time12:17

 海づくり大会向けシンポ(OKINAWA)

資源管理へ意見交換 海づくり大会向けシンポ
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「里海」をテーマに水産資源管理やサンゴ礁保全の取り組みなどについて意見交換したシンポジウム
=18日、那覇市の水産会館

 県水産業改良普及センターなどは18日、「第32回全国豊かな海づくり大会」に向けたシンポジウム「日本の里海・沖縄の里海」を那覇市の水産会館で開いた。
関係者や漁業関係者ら約50人が参加し、サンゴ礁保全や水産資源管理の取り組みについて意見交換した。

 九州大学の柳哲雄教授は「里海」の定義について、人の手を加えることで、生物多様性と生産性が高くなった海とし、瀬戸内海の日生(ひなせ)で藻場の再生を図ったことで、良質のカキが育ちほかの水産資源も豊かになった例を紹介した。

 県の漁業関係者や研究者らは、オニヒトデの駆除や、月桃などを植えて赤土の流出を防ぐ活動、禁漁区を設けるなどした水産資源保全の取り組みを紹介した。

 八重山オニヒトデ対策協議会の與儀正会長は「ダイビング業者と漁業者で守りたいポイントが異なる。利害が一致した場所に加え、大量発生区域での駆除も早急に取り組まなければならない」と指摘した。

 県水産業改良センターの鹿熊信一郎主幹は「世界の海の保護区7割で環境保全と資源管理のルールづくりが効果的に働いていない」と指摘。
産卵期を禁漁とするなど、漁業者の自主的な保護区づくりの重要性を強調し、保全と利用のバランスが必要とした。


  琉球新報

国頭ツバキで化粧品 ブランド化へ(OKINAWA)

国頭ツバキで化粧品 4種類を開発ブランド化へ
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国頭村産ヤブツバキを配合した化粧品の商品化をPRする
田島勝氏(写真右から2人目)ら関係者=18日、県庁

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国頭村産ヤブツバキを配合し開発された4種類の化粧品

 日本の有機食品の認証制度の有機JAS認定を受ける国頭村のツバキ園で栽培される同村産ヤブツバキを配合した化粧品「やんばる森のツバキ ベビー&ママ」が開発された。
ツバキの若い種子から抽出する「青種子水」を世界で初めて
化粧品原料として国際機関に登録。
地元関係者らは「商品展開を拡大させ、国頭ブランドの
確立を目指す」と地域活性化への波及効果を期待している。

 商品開発はあーびゃーんもーゆ琉球月桃(国頭村、田島勝代表)が手掛けた。
県産業振興公社の「OKINAWA型産業応援ファンド事業」の
中で「国頭村椿ブランドの開発」として2011年から取り組んだ。
国頭村奧にある有機JAS認定農園で田島代表自ら園主として栽培、同村比地の工場での製造、販売まで一貫した生産販売体制を取る。

 商品化のテーマは「自然と一緒に子育てを楽しもう」。
全身シャンプー、保湿ローション、スキンケアオイル、スペシャルバームの4種類で、敏感肌にも優しい商品に仕上がったという。初年度は各3千本ずつ、総額3千万円の売り上げが目標。
26日から県内外のわしたショップを中心に販売する。

 田島代表をはじめ、宮城久和国頭村長、崎浜秀安国頭村商工会長らが18日、県庁で発表した。
田島氏は「化粧品からスタートするが、種子油のエキスの活用だ
けにとどまらず、葉や実を丸ごと利用した食用品や工芸品の開発も目標にしたい」と意欲を示した。

 国頭村は森林公園内に約1万本のツバキを植栽し村おこしとしても取り組む。
宮城村長は「従来は観賞用としてアピールしていたが、商品化につながる事業は非常に魅力的。
遊休地の提供など村を挙げて支援したい」と経済効果を強調。
崎浜会長も「実の採取などはシルバー世代の活用も計画されている。商品化の拡大に今からわくわくしている」と話した。

 商品の問い合わせは、
 あーびゃーんもーゆ琉球月桃
 (電話)0980(41)3755。


  琉球新報
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category地域情報  time11:32

ピーチ、沖縄初就航 (OKINAWA)

ピーチ、沖縄初就航 LCCターミナル開業
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関西―那覇線に就航したピーチ・アビエーションの飛行機
に搭乗する乗客ら=18日、那覇空港

 関西空港を拠点とする全日空(ANA)系の格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府、井上慎一最高経営責任者=CEO)は18日、関西―那覇線を就航した。
那覇空港のANA貨物ターミナル内に整備されたLCC専用ターミナルも正式に開業した。
同ターミナルは約3千平方メートルの平屋建て。ピーチ社の参入で、那覇空港を発着するLCCは、ジェットスター・ジャパンとエアアジア・ジャパンの計3社となる。

 初就航のピーチ社の使用機材は180席のエアバスA320。同路線の片道運賃は4590円~1万4790円(税込み)。初日の搭乗率は関西発が89%、那覇発が72%だった。

 沖縄路線の旅客数は2013年度が30万人、搭乗率は75%を目指す。現在1日2往復で、13年1月21日~3月30日まで期間限定で1日3往復に増便。今後の需要に応じて増便も検討する。

 LCCターミナル内で会見した井上CEOは「関西在住の沖縄出身者や学生などがよく沖縄に帰って来られるよう安い運賃を提供していく。
ピーチは全て新しい機材を使用し、安全なフライトで頑張っていきたい」と述べた。
今後の展望について「海外リゾート地の代わりにより多くの人を沖縄へ送り込んでいきたい」と抱負を語った。13年度には、沖縄を第2拠点として関西路線以外の国内と国際路線の就航も検討しているとした。

 現在、同社は5機体制で運航しているが、来年8月までに10機体制とする予定。


  琉球新報
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category沖縄観光  time11:23