2010-07-05



生物多様性

ナイロビで開催された生物多様性条約の会合で、日本は『藻場など沿岸域の保全強化』を求める文言を、10月の名古屋市開催のCOP10で採択する決議に盛り込むよう提案した。

10月、議長国となる日本は『海の資源回復のため藻場を育む事などを各国に求める趣旨』と説明。

沖縄の自然を語る時、珊瑚礁やマングローブ群集などを避けては通れない。

珊瑚礁や藻場は、魚介類・甲殻類などの産卵、生息の場となっている。

そんな貴重な珊瑚礁や藻場を有する辺野古の海を埋め立て、米軍基地を建設しようとする政府は、自ら提案した『海の資源回復のため、藻場など沿岸域の保全強化』を謳うのは矛盾が生じる。

近年の異常気象で海水温も上がり、珊瑚礁群も白化現象で大量死し、それに追い討ちをかけるように米軍基地建設を進めれば、辺野古の珊瑚礁群はほぼ壊滅であろう。美しい景色との別れは実に残念で悲しい。珊瑚礁は自然の防波堤の役割をし、台風時の高波から海岸沿いの生物も守っている。

珊瑚礁一つが崩れるのと伴い、多様な生物も壊滅の一途をたどる事になる。